ジェーンズは17日「日本は2024年度に10式戦車と19式装輪自走155mmりゅう弾砲を追加調達する予定だ」と報じており、取材に応じた防衛省の報道官は「今のところ10式や19式の近代化やアップグレードを行う計画はない」と付け加えている。
参考:Japan to procure additional Type 10 tanks, Type 19 howitzers
2024年度に調達する10式戦車は10輌+α、19式装輪自走155mmりゅう弾砲は16輌+αになる?
防衛省は令和6年度の概算要求で10式戦車の調達に168億円(10輌分)、19式装輪自走155mmりゅう弾砲の調達に151億円(16輌分)を要求しているが、ジェーンズの取材に応じた防衛省の報道官は「2024年度に10式戦車と19式装輪自走155mmりゅう弾砲を追加調達する予定で、陸上自衛隊で運用しているものと同仕様になる。今のところ10式戦車と19式装輪自走155mmりゅう弾砲の近代化やアップグレードを行う計画はない」と明かした。
この話を額面通りに受け取れば「2024年度に調達する10式戦車は10輌+α、19式装輪自走155mmりゅう弾砲は16輌+αになる」という意味で、日本政府は11月後半に2023年度補正予算案を提出することを検討しており、この辺りと何か関係があるのかもしれない。
因みに防衛省の報道官は「今のところ新しい戦車、榴弾砲、多連装ロケットシステムを製造・調達する計画はない」とも述べている。
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※アイキャッチ画像の出典:陸上自衛隊
APSくらいはつけてくれんかな……。
陸上自衛隊の戦車運用って基本待ち伏せ防御だと思うんですが、その為の姿勢制御用の油圧サスペンションだったりしますし。
そうなるとろくにバトルプルーフも済んでないAPSって今すぐ必要なんでしょうか?
レオパルドもエイブラムスも採用するし防御力って面じゃ必要じゃないの……
APSはどこからHEATが飛んでくるか分からない環境、特に市街戦向けの装備だと思う。
諸外国は地理的な理由や対テロ戦争とか平和維持活動とかで市街地に戦車を投入することも割りと想定する一方で、我が国は戦車の海外派遣は行わない。
国内の正規戦でも市街戦はやるけど、ベースの10自体、面積の狭い正面主装甲からして真正面方向以外のの防御をかなり妥協してる。
側面や斜めに強いAPSは陸自の戦車運用にあまり合致してないんじゃない。
市街戦に関しては陸自も本格的に訓練するようになりましたが、戦車の装備追加の話は不自然なほど聞きませんね…
待ち伏せ重視だから油圧サスって昔から確定事項みたいによく言われてるけど真逆では
足回り重視するのって不整地突破を考慮する攻撃側だけど
油圧サスペンションの強みは、走行中射撃の精度向上と、稜線射撃の適応地形が増える事。
つまり、稜線射撃で伏撃し、逃げながら射撃(以下繰り返し)する事に適している。
まあ追いかけながらでも可能だが。
不整地踏破に油圧サスが大いに有用であれば、採用例はもっと増えているかと。
APSと言っても色々ありますし、今後はミサイルだけでなくて、ドローンに対応したものが必須になると思います。
真上から自由落下で降ってくる弾頭を迎撃する必要があります。
砲塔から顔を出してる乗員が、APSに巻き込まれて死にそうで怖い。
今はウクライナ戦争の結果の分析をやってるのではないでしょうか?
恐らくは、APSの要求性能が見直されて、対戦車ロケット、ミサイルだけで無くて、ドローン、直下爆弾対応が要求されて、見直し最中なのでは?即席で、10式と16式にラインメタルのでも採用しておいて、対空機銃をオーストラリア製のドローン迎撃対応RWSにすると、新型扱い出来るだろうけれど。
参考
オーストラリアの「ドローンキラー」システムスリンガーがウクライナに向かっています
リンク
Rheinmetall Active Defence System (ADS)
リンク
イスラエルのAPSトロフィーのアメリカ向け解説動画が有りましたので、それも見てみて下さい、マルチプルEFP(自己鍛造弾)や自動装填装置など、今まで秘密にしていた所も映像解説されてます。
リンク
「近代化やアップグレードを行う計画はない…」いや..10式は1億歩譲って許すとして19式をアップグレードしないのは
どうなのかと思うけど…
ただ、令和6年から始まる既存装甲車の近代化事業が始まるわけだから、今までみたいな何もせずに退役みたいなこと
は流石にありえないんじゃないかな…と願いたい
調達数は増えても根本的問題は変わらずですか・・・
自衛隊の装備が、調達後特に改修されること無く、調達時の性能のまま放置されるのは、財務省の都合。
戦車や装甲車も資産で、簿価が存在し、使用年数により減価償却されていく。
これをライフサイクルの途中で改造し、延命すると償却期間終了後も調達時の簿価の10%で資産として残り続ける。
改修した場合、改修が射撃式装置のソフトウェアの改修とかで、1台あたりの改修費が僅かな場合は経費で済むけど、指揮装置自体を取り替えるとかなると、資産計上する事になる。
改修部分の償却期間を、本体の償却終了に合わせればいい様な気がするが、実は償却期間は定められているので、勝手に弄れない。(財務規律が崩れるので、当たり前と言えば当たり前)
つまり、もし改修部分の償却前に用途廃止すると、残った償却期間分を損失計上する事になる。(帳簿上マイナス)
飛行機は、さすがそうも言ってられないから、認められているけど、数が多い(多かった)陸の装備には適用されていない。
あと19式は、正式化後4年しか経過していないので、流石に大規模に手を入れるのは、陸自としても言い出しにくい。自分たちの間抜けを晒すようなものなので。まぁ、ウクライナ戦争の戦訓には世界中の陸軍が慌てているので、決して恥ではないと思うけどね。
制度を変えれば何とかなるのになんで防衛省は何もしないんですかね・・・
戦争始まってからじゃ遅いぞ
財務制度を変えられるのは財務省であり、防衛省は変えられないので従うしかありません。
日本は昔から数の確保が難しいから質で勝負してきた。
しかし現実にはある程度の質の差なら数が多い方が勝つ、戦争でも経済でもそれが現実。
日本人は何でも質ばかり追求する民族性だけど安価で大量生産しやすい兵器なり製品なりを開発する事も考えるべき。
そのための資源確保とか対策しないといけない問題はたくさんあるだろうけど。
近いうちに開戦の可能性があるから質より数を重視する方針なんだろう
増えてくれるのは嬉しいですね。戦争を想定すると、質もそうだけど、ある程度の数がいないとそもそも話になりませんから。特に陸上戦だと。
日本は決して余裕のある国ではないので仕方がないですね。アップグレード自体は必要だとはかなり思いますが、破片防御ができて自走できて155mmが飛ばせる、これだけでもかなり役立つことも今回の戦争ではよくわかっているので十分用に足るとは思いますけれども。調達速度重視なのでしょう。自走ロケットシステムの調達も気になるところ
APS!APS!APS!
19式は出来たばかりだからまぁしゃあないとしても、10式にAPS付ける研究ぐらいしてくださいよ~
何が問題なんだ、重量か?電源か?待ち伏せにAPSのレーダー垂れ流しが気に入らないのか?
紙装甲なのに敵と一番遭遇しそうな16式もAPS何とかしてあげて!
恐らくAPS自体の仕様の検討が終わってないんでない?ドローンの仕様決定で忙しくて、手が回ってないとか。ただAPSは対ドローンでも役に立つだろうから、何某か見当はしてるとは思いたいが。
APSはポン付け出来るから、慌てなくて良いよ。
重要な迎撃弾による周辺被害低減が抜けてるよ。
「対遊弋型UAV防護に関する技術的検討」の公募とかはしてるんで何も考えてない訳ではなさそう。
弾薬が心配
ウクライナ戦争見ててもドローンで索敵して見つけたら撃ってナンボの戦いになってますから
弾薬の生産体制増強と、偵察用の安物ドローンの大量生産体制と、交換用砲身の増産体制と、弾薬庫の強化にも金入れて欲しい
月産10万発とか作れるようになれたらなあ
16式、共通戦術装輪車に加えて10式追加調達。
三菱って生産設備に余裕あったんだなぁ。
これまで発注がなさすぎてわからなかったけど、月に何両まで作れるんだろう。
財務省「戦車の定数は300両な。あと予備弾弾薬も無駄無駄!」
防衛省「今回の整備計画からは300/300の記載を消しておいたのさ!」
あれって何かしらの裏付けがあって消したのかとりあえず全リセット的な意味で消しただけなのか気になりますね
情勢の変化から主要装備指定を解除したので装備定数を廃止した、てことでしょ。
そうすることで情勢変化に応じた装備体系を構築し易くなるメリットがあるかと。
は~い、お人形は片付けるよ
リンク
7.持続性・強靭性
>自衛隊の運用を円滑にするため、弾薬・燃料の確保、可動数の向上(部品不足の解消等)、
>施設の強靱化(既存施設の更新、火薬庫の整備等)、運用基盤の強化(製造態勢の強化等)等を
>図ることが重要。
戦車や自走砲の追加は、戦争抑止の保険のようなもので、素晴らしい決断と思います。
抑止力が低下すれば戦争のきっかけになり、戦争の被害規模によっては、数百兆円単位のコストを支払う事に繋がります。
弾薬の追加生産・追加備蓄も、是非行って欲しいですね。
今は、1.2週間分しか弾薬がないですから…。
逆張りするけど
よく言われる19式の第三艦橋みたいなテント座席と頑丈そうなフロント部分の座席の装甲レベルは、そんなに変わらないのではないか(無いに等しいというレベルで)
あとヘリに吊り下げて運用できる火砲という意味で、FH-70の別の後継は必要ではないか。
10式にAPSの搭載を熱望する声が多いが、APSが高価で重量がそこそこあり、ロシアやイスラエルで防御できたという成功例が聞こえてこない以上、まだ厳しいのではないだろうか
では、ロシアとイスラエルで実績がある戦車の屋根をつけましょう
あれなんかダサいんだもん…(コスパは良いのかもしれない)
防御云々なんて調べたら幾らでも出てくるでしょう。20t後半の装輪自走砲なんて最低で薄いと言われる軽装甲機動車レベルの防御力はありそうだし砲弾の破片防御やSTANAG 4569 レベル 2やより高度なNBC防御だってあるでしょう。19式のテント座席なんて何もないから拳銃弾すら防げないし、防御は無視したとしても横風や雨ですら防げないってのはね。
イスラエルのトロフィーが実績無しで世界各国の軍隊装備しているならそれこそお笑いでしょう。一応実戦では成果出ているからこその採用な訳で。
調べて出てくる話は某KYと名の付く記者の話だから眉に唾を塗っておくべきだけど、非装甲でNBC性能もないとのこと。
さすがにKYの話をそのまま鵜呑みにはできないと動画で19式の動いているシーンを見たが、ドアはペラペラでやっぱり装甲どころかNBCはついていないだろう(あっても軽装甲機動車レベル)。敵の至近弾を受けたというシチュでいえばキャビン側もテントも防御能力は大きく変わりないだろう。
APSはイスラエルが現在以前(2011年前後)で実戦に導入して実績があるというが、直近の戦闘で活躍が目立たない(もともと目立つものでもないが)。
また防衛装備庁がAPSを開発しているらしいが、物になるかは怪しいだろう。2年前の話だしまだ終わってないかもしれないが、作るだけ作りましたで量産に行きつかない場所でもあるし
基本仕様でも耐爆塗料塗ってて、必要な時にはさらに付加装甲を駆動系と乗員区画に追加できることが仕様書で明らかになってます。榴弾砲なんて自走砲ですら射撃時にはドア開いて装填手外出て弾薬地面に並べて…ってやってるから自走砲単体でNBC防護力を求めてもそれが活かせる場面がほとんどないかと…
戦車と自走砲が同時の話となると、これ年度の調達数を増やすというか、
300両となってる定数を350とか400に回復させるという話なんじゃないかな。
14年…、制式化から14年経つのに何にもいじらないいじれないってのがもう…悲しくなるね(電子機器で14年ったらもうね
14年前と言うと民生品ではPS3やiPhone 3GSの時代ですもんね
制式化当時の電子機器の同じ物ってむしろ今は調達が難しくなってそうですが、どうしてるのか気になります
軍用の電子部品はスマホやパソコンに使う同じ部品と比べると、例えば動作温度が民生用は0~60℃とすると軍用は-40~70℃みたいに全くの別物なので生産ラインも勿論別になります。
そのため比較的長い供給が期待できる反面、数が出ないので桁違いに高かったり、受注生産で長納期だったりします。
ただ、最近のサプライチェーン問題は未だ残っていて、この辺の特殊品は納期が受注後半年から下手すると1年だったりするのでこの辺がネックになるかもしれません。
アナウンスしてないだけで細々とアップデートはしてる模様。
以前UAVの連接試験の話なんかも出てたし。
APSもいいですがドローン大国の中国と事を構えることを想定する以上は
対ドローン兵器(ソフトキルハードキル両方)を積んだ車両を早急に部隊に配備するべきではないでしょうか
APS熱望するコメント多いけどホントに必要かな?
対中国を想定するとAPSは電波垂れ流して常に探知され続けるデメリットの方が大きいように感じる
敵が電波探知なんて出来ないような非対称戦なら有効かもしれないけど日本が想定してるのはそういう戦場じゃないでしょ?
少子化で人が真っ先に足りなくなる日本において、頭数の必要な陸上戦力(特に歩兵)が不足することは間違いないけど、数が正義な陸上戦力に比べればカネとモノでなんとかなりやすい海空スタンドオフ戦力に注力してると思う
上記2つの理由、戦術面でも戦略面でもAPS導入ってかなり費用対効果が悪いというか…予算が無限ならそりゃ導入してもいいかもしれないけど現実として予算が有限な以上優先度限りなく低いと思うんだよね
今の陸自だと、魔法のスコープSMASHを歩兵に装備させて、対ドローン戦闘に備える、くらいで抑えるのが予算的な妥協点かなって気がします。海、空はとにかく金がかかり、劣ってると一方的に叩かれてしまいますから。
イスラエルのように戦車で市街地戦闘やるのがデフォな国ならAPSは優先順位がめっちゃ上がりますけど、日本の場合、日本在住の中国人による破壊活動があるとしても、必要なのはAPSより、歩兵の持つ小銃に魔法のスコープSMASHを取り付けて、必中の対空射撃能力を持たせることと思うんですよね。対ドローン戦ならそれでまぁ戦えるレベルになるので。
SMASHも有効だと思いますが、対象の発見は肉眼で行わなければならないのがネックですね。
四六時中サイトを覗いて歩かせるわけにもいかないですし、そもそもIFVに搭乗している間は構えられない。
随伴の分隊の一名を常に戦車に張り付けるAPS要員にするわけにもいかないし。
むしろSMASHを発展させて、車載にしたうえで発見から迎撃まで行える簡易APSくらいがちょうどいいんじゃないでしょうか。トロフィー等と比べると迎撃対象は限定されるが、逆探知は極限され、価格もかなり抑えられるはずです。
予算が有限なればこそ、一両あたりの生存性を高めるべきではありませんか?
APS付けるならロシア等が開発中の対ランセット級をつけたいですね、上からの攻撃がだめだからメルカバも屋根を付けたはず。
未だ10式48トンフル装備出てきませんねT-72にコンタクト付けたら1トンに達するそうですからその約4倍、機動戦闘車の車体には爆発反応装甲付けても砲塔には「必要ない」ようですし余程複合装甲には自信がある、これ以上の考察は自分にはできません軍オタに厳しい国です。
とりあえず格好いい屋根開発するべきだと思うんだよね。。。
超ハイテン金網とかこっそり研究してないのだろうか
普通の金網に見せかけて、あれなんか事前想定通りの衝撃で破れないぞ!?
“来年度に10式戦車と19式装輪自走155mmりゅう弾砲を追加調達”
悪いとは言いませんが。
並行して、MLRSとFH70の用途廃止を停止して、M31精密誘導ロケット
(射程80km)と、エクスカリバー砲弾(39口径長の砲身で射程57km)
の調達もして欲しいと思います。時間がないと思えば、そうするべきでは。
APSは決定版(?)はまだないようですね。
イスラエルはトロフィーの他に戦車にケージをつけたようだし。
10式の天井装甲の姿を見てみたいですね。
話は変わって、ロイターでは、ゼレンスキー大統領の発言として、
ATACMS(クラスター弾頭)を初使用したと言っていますが、本当かな。
陸自の定数を増やしでもしないと無理ですね
第15旅団の師団化、長距離誘導弾部隊・無人機部隊の新編、サイバー部隊の強化諸々
コア部隊を廃止して常備を他に振り分けしてやりくりする方針、ただでさえ人が足りていません
90式戦車を廃棄したりしないだろうな。
首都防衛の戦車も無いのに廃棄とか、あり得ない!
そもそも東京防衛に戦車が必要な状況になったらどうにもならん状況じゃない?って言う突っ込みは別として
その任には機甲教導連隊が当たるんじゃないかな
首都でも少数のゲリラ部隊が侵入する可能性はありますよ。
奇襲は手薄な場所を選ぶでしょうから、どこにでも戦車を迅速に展開できる体制はあるべきかと思います。
そうなれば、敵は対戦車兵器を用意せねばならなくなり、侵攻の難易度が上がるのです。
軽装甲の相手なら、普通のRPG程度で十分です。
そっちの本意から外れた方にレスが付くとは正直思っていませんでしたが・・・
前述の通り、機甲教導連隊が存在するので問題ありませんね
防衛装備庁がレールガンの洋上試射の動画公開ですか
時代は進んでるんやな
リンク
流石に改修した方がいいんじゃねーかな
改修の鬼LeopardIIくんなんて10式ロールアウト時から何回改修したよ?
もう別モンみたいになってるよ
ここ10年で変化した環境関係(ドローン、デジタル・アクティブ防御)の先進装備で型落ちになり過ぎてるんだわ
装甲戦闘車両の近代化については2024~2027年度に研究される予定です
そこに10式戦車が含まれるかどうかは定かではないですけどね
戦車と自走砲の追加とか国土防衛でなくて陸自の組織防衛でしょ。
日本で機甲戦は起こりにくいって防衛省自体が認めてるのになんで機構戦力なんぞに投資するのか、疑問でしょうがありません。
もっと投資する部分が間違いなくあるはずですがね。
M1エイブラムスの件もあるし、伝統的な形の戦車がどうなるのか分からない以上はアップグレードではなく基本設計を見直した車両を開発してほしいな。
10式戦車へと搭載という意味ならトロフィーを装着すると5000ポンド(2.2t)重量が増加するそうなので、そこまで重量増ならパッシブ増加装甲でよくね?感はある。
元々の装甲が薄い機動戦闘車とかなら有りじゃないっすかね?(2.2t増がどの程度影響あるのかわからないけど)
戦車と自走砲を本予算ではなく補正で買い足すのは後々悔恨を残しそうだなぁ。実情はともかく、補正予算は「よくよく考えたら要求時の数じゃ足りませんでしたテヘペロ」みたいな感覚で使う枠じゃないし、補正予算で要求するなら、本予算時に要求出来なかった理由が気になる。
とはいえ、去年から陸自はこれまで絞ってきた10式の取得ペースを上げ始めていて、今年は今後陸自全体で装甲化を一気に押し進める方針を押し出してきていた中での話だから、そういう流れの中の1つとしては理解出来るけどね。
19式はともかく、10式の方は既に他受注で結構稼働率が高そうな三菱のキャパ的にどこまで増産対応出来るんだろう?
納期が10式は2年で16式は1年なのは変わらんでしょうし微妙に数増えてもここは変わらんでしょう。10式の生産期間を予定より縮小しようというのは三菱強襲両用車の実現がだいぶ早まって開発開始になったからですかね。10式後継や90式の退役状況は恐らく無関係です。
なんなら新型両用車が10式後継みたいにラインを専有する。それまでには16式ファミリーは生産完結してるでしょうが、10式の改装はどの段階からされるかでしょう。90式は戦争にならんと何もされんでしょうが10式はその直接的後継も10式です。改装して耐用年数をリセットする前提の車両です。
また99式も改装待ちです。生産時期で異なる73式後継とFV系の車体更新を一纏めにするのはやはり無茶だった。この辺の結論もそろそろ出されるでしょう。全部19式にはやはりならない。
仰る通りで、やや予算のテクニカルな話になります。
税金徴収の余剰(インフレ税による上振れ)・コロナ対策予算の未使用など、国家予算の繰り越しが約18兆円(2023年度)になっており政治問題しています。
2020年度にから急拡大しており、約30兆円から減少傾向であるものの、2019年度以前と比較すれば未だに倍以上の金額です。
変な話ですが、官僚の予算消化することが政治目的化した側面がでた、と推察しています。
皆様ご存じと思いますが、公務員は予算消化しなければ、無能のレッテルを貼られます(過剰予算を批判されたり、翌年度の予算が削られる)。
戦車ならともかく榴弾砲にNBC対策って必要なのだろうか、とは思います。
BC兵器がごく一部の場所で使われたとして、そこに直接乗り込むのは戦車や歩兵戦闘車であり、榴弾砲は数10km後方に配置される関係上あまり意味があるように思えません。
核兵器が使われた場合は核報復合戦になるので普通の地上戦の推移を気にする段階はなさそうですし。
戦車戦力の増強というよりは戦車減数と乗員の配置転換の兼ね合いのような気がします。現状、陸自の戦車保有数は450両近いので戦車定数300に対しては完全な超過です(もっとも最近の防衛文書だと戦車定数という数字が出てこなくなってますが)。それでいて90式の用途廃止がまだ始まっていないので、10式を作れば作るほど保有数は純増します。しかし一度90式の退役、特に古いロットから順に廃止が始まるとそのペースは相当に早い(生産年順だとすると最初の2年で50両消える)です。今の陸自だと戦車を減らす一方で16式の乗員が増えているので、74と同じに90の元乗員も即機にまわして16式に載せるのかなと思っていましたが、普通科で抱えきれない数の退役が見込まれてるor戦車一気に減らしすぎたくないという考えがあるのかもと思いました。
19式追加調達に関しては、置き換え対象のFHと劇的に仕様が違う兵器ゆえに早く部隊に行き渡らせて方面隊単位で混在していない状況を早急に作りたいという考え=調達ペース加速なのかもしれませんね。似たようなケースだと20式小銃が先代89式より2倍近いペースで調達されていて、これは部隊内での混在を嫌ったためという話を聞いたことがあります。20式は89式と同じ弾も使えるというだけで弾道特性も違いますし、20式に最適化された日本版ブラウンチップ的な弾もぼちぼち出てきますからね。
いつまでに何両配備すんの?
それも示さないまま、また新しく買いますなんて言われてもな~
戦車や砲兵減らして、防空、地対艦、それを守る歩兵に力入れるべきだと思う。
そもそも人居なくて家に帰れず鬱になる人多いのに、有事がどうのこうの良くコメ欄で言えるな~皆。