防衛装備庁は海上自衛隊が計12隻調達を予定している哨戒艦(オフショア巡視船/OPV)について「ジャパン・マリンユナイテッド案を採用する」と発表した。
参考:哨戒艦に係る調達の相手方の決定について
参考:Japan Awards Contract to Shipbuilder JMU for 12 New Offshore Patrol Vessels
防衛装備庁は「所定の手続きを経て2023年度に建造契約をジャパン・マリンユナイテッドと締結する」と明かしている
2018年に閣議決定された防衛大綱(30大綱)で海上自衛隊は計12隻の哨戒艦(オフショア巡視船/OPV)導入が決定、ジャパン・マリンユナイテッドと三菱重工業が哨戒艦の主契約者の座を争っていたが、防衛装備庁は両社の提案を検討した結果「主契約者にジャパン・マリンユナイテッド、下請負者に三菱重工業を選定した」と発表した。
高橋浩祐氏がThe Diplomatに寄稿した記事によれば、海上自衛隊が調達する哨戒艦は自律航行システムや情報収集・監視・偵察(ISR)任務向けの高度な機器を搭載、多目的格納庫やミッションモジュール用のISOコンテナを備える予定で、艦艇の設計も低観測性、低燃費性、省力性、メンテナンス性に配慮されたものになり、最小運用定員は約30人(もがみ型護衛艦は90人)になるらしい。
ジャパン・マリンユナイテッドが提案した哨戒艦の概要 | |
基本排水量 | 約1,920トン |
全長 | 約95m |
最大幅 | 約12m |
最大速力 | 約20ノット以上 |
機関型式 | CODLAD |
武装 | 30mm機関砲1門 |
防衛装備庁は「所定の手続きを経て2023年度に建造契約をジャパン・マリンユナイテッドと締結する」と明かしている。
因みに巡洋艦や駆逐艦といった艦種に比べて「哨戒艦=オフショア巡視船/OPV」は地味に感じるかもしれないが、OPVの需要は特に欧州、中東・アフリカ、南米で急増しているため2026年までに「70億ドル以上の市場に成長する=2019年と比較して約2倍」と見込まれており、大まかに全長が50m未満、50~90m、90m以上の3つのカテゴリーに分けられるが、今後最も需要が高いのはサイズが90m以上の比較的大型なOPVらしい。
そのため海上自衛隊が調達する哨戒艦は今後成長が見込まれる90m以上のOPVに合致する設計と言えるが、OPV市場には米国のMaritimePartnerやSAFEBoats、英国のBAE、フランスのNaval、イタリアのFincantieri、スウェーデンのSaab、オランダのDamen、トルコのSTM、オーストラリアのAustal、韓国の現代重工業や大宇造船、インドのLarsen&Toubro、シンガポールのSTエンジニアリングといった企業がひしめき合っており、これまでOPVを購入していた国も技術移転や現地建造を求めるケースが増えている。
さらに求められる性能も年々高まりAESA方式のセンサー、76mm砲、対艦ミサイル、対空ミサイルなどを搭載したOPVも登場して売れ始めており、今後はUAV、USV、UUVの運用能力も求められることが予想されるため日本がOPVを世界市場に売り込むためには「海自向けとは異なる工夫=OPVに統合可能な武装や無人機をもつ海外企業とのパートナーシップ」が必要になるかもしれない。
関連記事:仏伊独占を打破、シンガポールがUAE海軍から艦艇設計や建造支援に関する契約を受注
関連記事:フィリピン国防省、韓国に海軍向け哨戒艦6隻を5.7億ドルで正式発注
※アイキャッチ画像の出典:ATLA
海保の巡視船をさらに多機能にした感じ。産経の記事ではいずれは無人化することも検討すると書いてあったけれど、今回の記事に載っている自律航行システムというのはどの程度のものなのか。
あと、気になるのはミッションモジュール用のコンテナ。カリブルのようなミサイルランチャーとか備えるのかな?
自律航行は30名以下で運用するための省力化の一貫でしょうね。
ブリッジをゼロにするのではなく、常駐人数削減が目的でしょう。
武装は30mmのみでCIWSも無いとなると本当に巡視船ですね。
純粋に海自全体の軍事力としては、OPVの武装レベルを下限値で設定し低コスト化したのは正しいでしょう。ほぼ意味ないので。
ただ、それを中露の人間って分かり易い力の信奉者が多いので、目の前のが非武装&低武装だと舐めて緊張感緩みそうなので、
緊張感のないやらかし行動が、自体をエスカレートさせないかという不安がある構成でもあるかと。
個人的には戦力的に無意味でも、現場の心理戦の面で、SSM載せるか76mm砲載せた方が安心でしたが。
>個人的には戦力的に無意味でも、現場の心理戦の面で、SSM載せるか76mm砲載せた方が安心でしたが。
個人レベルではともかく、国レベルでは相手国の船の武装が最低限であっても重武装であっても攻撃の有無が問題になりますので無理に虚勢を張る意味はないかと
むしろ運用人員数やコスパが悪化して低観測性、低燃費性、省力性、メンテナンス性といったコンセプトが崩壊し、要求されている運用面で小回りの利く船ではなくなってしまうのではないでしょうか
いえ、ですからこちら側の虚勢ではなく、相手側の心理面や思想面に対する考慮です。
軍事的にOPVの軽武装は正しいと書いてますよね。
繰り返しますが、力への信仰や面子への拘りという心理面の要素を配慮する必要性を書いています。
これは日本や欧米の市民感情では理解が難しい人もいますが、中露を理解する上で、全く軽視できない極めて重要事項です。
そして非武装&軽武装の艦艇を中露が軽く考えてしまうだろうということ・・・中露側の緊張感低下を懸念しています。
また追記としてですが、30mmから76mmへ変更してもそれ程コスト的な問題はないでしょう。
寧ろ補給面で20mm,76mm,127mmで統一されていたのに、30mmを新規採用したのに驚きました。
SSMについても多くがコストが弾薬費の方で計上されるので、本体コスト的には一部でしょうし。
大昔にベアやバジャーにF86でスクランブルかけると舐められて言うことを聞かないけど、自衛隊機がミサイル装備のF104やF4に代わると言うことを聞くようになった話があります。
F4で米軍が出てくるともっと素直だったそうです。
世の中にはコブシを見せないとわからない人達がいるのを理解しないと
日本人でもいるんだから
30mm機関砲は、掃海部隊が機雷処分用にずっと欲しがってたというけれど、新口径弾の導入による教育・後方負担コストを理由に蹴られてたって話です。
30mm機関砲の採用は、海自の装備調達にも良い影響を与えるでしょう。
20mm機関砲があるんで長らく必要性が言われながらも、弾が増えて教育・後方コストが増えることを嫌がって採用されてこなかったが、遂に念願叶ったという感じですね。
海保での長い実積と、陸自で大量に装備される見込みなのが大きいか?
そして、陸自でも今後30mm機関砲が大量に採用されるので、海自側でも30mm機関砲を採用するのは統合運用的にもアリですな。
一番大きいのは30mm機関砲弾を補給艦などに積む弾薬として置いておけること。
陸自のためだけの弾薬を補給艦に積んどくのはやりにくいですが、陸でも海でも使う弾を積んでおくのは合理的です。
76mm砲の採用については反対ですね。
76mm砲が優秀な砲であることは疑いないし、哨戒艦の規模には適切な艦砲でもあるけれど、
如何せんそろそろ後継を考えなければならないむらさめ型DDと、そろそろ引退のはやぶさ型PGの退役後には哨戒艦の実質専用装備になってしまうのが難点です。
哨戒艦のためだけに76mm砲の採用を継続するのは勿体ないですね。
76mm砲は良い砲ですが、20年後の装備行政考えると哨戒艦専用装備になるから、今整理しておいた方が良いです。
SSMの搭載に関しても、価格上昇という重大なデメリットを許容してまですることなのかと思います。
OPVが、戦闘艦として戦力として期待できるミッションって何?っていう疑問が生まれます。
金かけた割に役にたつのでしょうか?
で、ちょっと金かけた程度では戦力として大して使えないなら、そこは正面戦力としては使わないとバッサリ割り切れば、高価な武器システムはカットできるし、乗員の仕事量が減るので省人化もできます。コストもグッと下がるわけで。
いわゆる「灰色の巡視船案」の根っこ。
哨戒艦を正面戦力として期待しないことからスタートするので戦闘能力は足すことよりも引くことを考えます。
「正面戦力として使えない哨戒艦」が前提なので、それに人員や予算が消費されることを【損失】と見なすので如何に能力控えめで抑えるか?の視点になります。
哨戒艦の重武装化を必要と考える視点は「ろくに戦力として使えない艦を作れば人員が無駄になる」と考えますが、哨戒艦の武装を最低限にするべきという視点では「どのみち戦力としては大して使えないから、損失を最低限にするために武装を控えめにしないと人員などが無駄に使われる」と考えます。
つまり、真逆です。
哨戒艦を正面戦力として期待しない、リソースを回したくない、からスタートすると、哨戒艦は可能な限り安く、少人数で、高練度人材を必須としないのがベストです。
それには仕事量が増える機材や武器の搭載は最小限を抑えて、乗員の仕事量が少ないから少人数となるのが正解です。
主砲は、兵站とCIWSとしての能力を考慮して57mmを選択するかと予想してましたが。予算でしょうかねぇ。
まぁここくらいに船型だと、火器管制システムに金かけるよりはセンサー系に全振りするのも妥当な判断だと思いますが、他国のOPVとは異なり、有事には真っ先に標的となる海域にいるはずの哨戒艦の乗員は気の毒。
30mm機関砲は、掃海部隊が機雷処分用にずっと欲しがってたというけれど、新口径弾の導入による教育・後方負担コストを理由に蹴られてたって話です。
30mm機関砲の採用は、海自の装備調達にも良い影響を与えるでしょう。
20mm機関砲があるんで長らく必要性が言われながらも、弾が増えて教育・後方コストが増えることを嫌がって採用されてこなかったが、遂に念願叶ったという感じですね。
海保での長い実積と、陸自で大量に装備される見込みなのが大きいか?
そして、陸自でも今後30mm機関砲が大量に採用されるので、海自側でも30mm機関砲を採用するのは統合運用的にもアリですな。
一番大きいのは30mm機関砲弾を補給艦などに積む弾薬として置いておけること。
陸自のためだけの弾薬を補給艦に積んどくのはやりにくいですが、陸でも海でも使う弾を積んでおくのは合理的です。
76mm砲の採用については反対ですね。
76mm砲が優秀な砲であることは疑いないし、哨戒艦の規模には適切な艦砲でもあるけれど、
如何せんそろそろ後継を考えなければならないむらさめ型DDと、そろそろ引退のはやぶさ型PGの退役後には哨戒艦の実質専用装備になってしまうのが難点です。
哨戒艦のためだけに76mm砲の採用を継続するのは勿体ないですね。
76mm砲は良い砲ですが、20年後の装備行政考えると哨戒艦専用装備になるから、今整理しておいた方が良いです。
SSMの搭載に関しても、価格上昇という重大なデメリットを許容してまですることなのかと思います。
OPVが、戦闘艦として戦力として期待できるミッションって何?っていう疑問が生まれます。
金かけた割に役にたつのでしょうか?
で、ちょっと金かけた程度では戦力として大して使えないなら、そこは正面戦力としては使わないとバッサリ割り切れば、高価な武器システムはカットできるし、乗員の仕事量が減るので省人化もできます。コストもグッと下がるわけで。
いわゆる「灰色の巡視船案」の根っこ。
哨戒艦を正面戦力として期待しないことからスタートするので戦闘能力は足すことよりも引くことを考えます。
「正面戦力として使えない哨戒艦」が前提なので、それに人員や予算が消費されることを【損失】と見なすので如何に能力控えめで抑えるか?の視点になります。
哨戒艦の重武装化を必要と考える視点は「ろくに戦力として使えない艦を作れば人員が無駄になる」と考えますが、哨戒艦の武装を最低限にするべきという視点では「どのみち戦力としては大して使えないから、損失を最低限にするために武装を控えめにしないと人員などが無駄に使われる」と考えます。
つまり、真逆です。
哨戒艦を正面戦力として期待しない、リソースを回したくない、からスタートすると、哨戒艦は可能な限り安く、少人数で、高練度人材を必須としないのがベストです。
それには仕事量が増える機材や武器の搭載は最小限を抑えて、乗員の仕事量が少ないから少人数となるのが正解です。
DEクラスの後継はFFM(もがみ型)だと思っていたが、もはやFFMがDDクラスの代替か
現在のDEクラスより、OPVの活動域は沿岸に近く、サイズは20mも小さいから用途は別と言われようが、過去のDDクラスの立場がFFM、今のDEクラスの立場がOPVになるのは避けられないだろう
とにかくもうDD級は無理と見るべきだろう(財政的問題だけでなく、人員の問題を含め)
またネタにマジレスが飛んできそうだから、書いておくと00年以降、中露の艦艇活動が活発化し始めた事で、DE級が行っていた沿岸哨戒任務の数が多くなり、掃海艇と訓練艦も沿岸哨戒に駆り出すようになった為、哨戒艇を導入する事が31中期防より決まっていたそうだ。
すこし話が飛ぶんですが、DE
の後継がFFMなら何故もがみ型のVLSのセル数が16と少ないんでしょう?艦隊防空を可能にするならばDEと同じ32セル、最低でも24セル必要だと思うのですが。なにかご存知な方いらっしゃいますか?
あとDD=FFMはさすがにないかと。FFMにBMD装備されてないですから。
イージスシステムを搭載するDDGはともかく、現行DDクラス(むらさめ・たかつき・あきづき・あさひ)にBDMはないが
あとFFMはVLSに対空ミサイルは入っておらず、対潜魚雷のみが入っているといわれているらしい
最初の二隻は搭載するミサイルの検討に時間がかかるから減らし、後の12隻も予算段階で増やす事はなく後日搭載となったらしい
そもそも艦隊の防空はあきつき型とイージス艦が役割を担うのでは?(イージス艦のそもそもの役割はBDMではなく艦隊防空だし、あきづきはBDMに集中するイージスを防衛するために作られたわけだし)
将来的にはDDやFFMでも艦隊防空が可能となりますね。
日本版CECとなるFCネットワークと、日本版SM-6となる新艦対空誘導弾(A-SAM)、艦隊防空能力も併せ持つ新戦術情報処理装置(ATECS/Advanced Technology Combat System)などにより、DDやFFMにも艦隊防空能力が付与されます。
また、イージス艦も進化しています。
イージスBMD 4.0以前では、対空戦(Anti-aircraft warfare, AAW)機能とミサイル防衛(BMD)機能とで異なるプログラムを切り替えて使用していましたが、BMD 5.0では同時に使用できるようになり、IAMD(integrated air and missile defense)が実現されることとなりました。
改良型のBMD 5.0CUでは、SM-6の運用にも対応し、終末段階での弾道ミサイル迎撃も可能となっています。
もがみ型は外から見る限りVLSは32セルまでは増やせそうですな。将来の拡張用ではないでしょうか?
必要ならVLSも増強すると思います。
隙間あるように見えるけど、砲塔が旋回するスペースで
物理的に16セルから増やせないと装備庁の方が言ってたとか
それにFFMは非正規軍相手ならともかく、正規軍相手に正面切って戦わないのだから
増やすならDD、DDGのVLS増やす方が良いかと
日本の相手はロシアであり中国なわけで、FFMに積んだところで後方で遊ばせることになる
小さいから、安く上げるため、速く造るため
海外派遣できるDEだと思えば搭載数同じ
因みにDDは2海戦分、DEは1海戦分としてあの搭載数だとか
FFMは基本的に敵の航空戦力が来ないような海域で単艦で哨戒任務に就く艦だよ
そしてDEと違うのは艦隊に参加する場合も想定されてるって部分
その場合イージスやあきづき型の艦隊防空の下でアーセナルシップ的にSSMの発射プラットフォームになる…予定
wikiによると阿武隈型の兵装は
62口径76mm単装速射砲×1基
高性能20mm機関砲(CIWS)×1基
ハープーンSSM 4連装発射筒×2基
アスロックSUM 8連装発射機×1基
324mm3連装短魚雷発射管×2基
だそうで。むしろ増えてますね
DEは艦隊防空しませんし、セル数(VSではないけど)も8です。
なにか誤解されてませんか?
勘違いしてました。FFMを22隻も建造するということはDEだけでなく旧式のDDも代替できる数なので、やはり艦隊防空と32セルが必要かと。あと同じもがみ型だからと言って全く同じ兵装にする必要性はないかと。どの護衛艦隊に配属されるかで役割が変わりますしね。
DDが艦隊防空を行っていれば対艦攻撃をする戦力が足りないからってんで元のDEを艦隊運動について行かせて対艦攻撃をやってもらおうって構想がFFMなんであって
あれもこれも機能を持たせてやるならDDと変わらなくなって計画倒れ
そもそもの今回の哨戒艦の導入経緯が「動ける艦が足りなくて雑用に大型艦が駆り出されている」という現状を打破するものであって、既存のDEをOPVに置き換えてもこの問題は解決しません。よって置き換えではなく純粋な増強では?
FFMは掃海艦艇と共に新編制される護衛艦隊直轄2個群配属予定の新設護衛艦種です。
地方隊が担当していた海上警備と共に適宜の海外派遣も任務とするのは周知かと。4個護衛隊群に配属されるDDの後継艦種ではありません。
31大綱で護衛艦は、DDH*4、イージス艦*8、DD*20、FFM*22の計54隻とすることが示されています。哨戒艦12隻はこれとは別枠で、「我国周辺海域における平素からの警戒監視強化」を目的として運用されます。
FFMはDEと掃海艇の一部を更新するのと+艦艇増やす為だと思うけど。
DDとは別っしょ。
ミッションモジュール… 「積み替えれば何でもできる」という話は財政的には魅惑の言葉なんでしょうが…
海外の趨勢だと、大型OPVというカテゴリ自体がもうコルベットと変わりませんね。
沿岸戦闘艇だの潜水艦だのの例からして、今となってはむしろ不吉なイメージ
多目的甲板、多目的クレーン、多目的格納庫と一体何に使うのか?
その前に用途を限定する物なのか?
いずもが多目的で武装よりスペースを確保して成功したから政治家を喜ばせるためにいいんじゃないかな
まあ拡張性あるのはいいことだ
大艦巨砲主義で積めるだけ積むっていうのはあんま喜ばしいことではないしね
昔開発してた40mm機関砲って結局ボツになったのかね
>最大速力 約20ノット以上
って、25ノット未満だとすれば、北朝鮮の工作船を臨検しようとしても逃げられまくりですね。
何のための艦船なのか考えて調達してるのですかね?
工作船の臨検は海上保安庁の管轄です。そのためにSBUや、高速大型艇が整備された訳ですし。海上警備行動が発令されたら海上自衛隊ですが。
哨戒任務そのものが海保の仕事じゃないかな。
海保の方が未だ人を集め易そうだから、海保にさせれば、いいのでは?
さすがにそれは運用に著しく支障を来しそう
南西諸島に張り付けておく艦艇ですよ。
なんか船体に比して上構物が大きくて韓国の大邱級フリゲートを小型化して
ブラッシュアップした感じ(あくまでイメージ図に過ぎないけど)
30mm機関砲1門って陸海空、そして海保でも採用実績のない口径をわざわざ
選んだんだろう(船体規模に対してやや物足りない気が)
どうせ弾薬種類を増やすならLCSでも採用されているボフォース57mm砲を
載せて欲しかったが
巡視船での採用実績があるのと、掃海艦の20mm機関砲が機雷処理には威力不足らしいのでゆくゆくは掃海艦の30mmへの置き換えも視野に入れてるのかと思います。
30mm機関砲なら、一応陸自のアパッチがM230をぶら下げているから(震え声, 共有できるとしても微々たるものだけど)
どうせならレオナルド社(旧オートメラーラ)の76mm砲を搭載すればよかったのに(もしくは40mm)
私も76ミリを乗せるのかと思いましたが、新規で76ミリ用のFCSを調達しないといけないので海保も使っていて調達コストも低い30ミリになったのではないかと思います。
もとのコメントを書いた後に気が付いたが、このOPVは元の船体設計が海保のひだ型巡視船ではないだろうか?
元のひだ型巡視船に搭載されている20mm機関砲があるお立ち台には30mm機関砲が限界だとして、ひだ型に搭載される40mm機関砲がある場所には、おそらくミッションパックを搭載したいのではないか
つまり、元から75mm砲を搭載する余地なんて最初からしょからなかった……。
自分はくにがみ型巡視船がベースではないかと思います。
ひだ型巡視船は、高速船型、ウォータージェット推進、舷側排気であるのに対し、哨戒艦は滞洋性重視、スクリュープロペラ推進、煙突排気等相違点あり、ひだ型は導入後10年以上経過に対しくにがみ型は導入中。くにがみ型ベースと言われるフィリピン向け巡視船にはヘリコプター格納庫設置されているので、哨戒艦はこちらも参考になっているのかも?
多分それらの艦砲を使うと艦に要する人員が増えるからじゃないかと。
30mm機関砲は、掃海部隊が機雷処分用にずっと欲しがってたというけれど、新口径弾の導入による教育・後方負担コストを理由に蹴られてたって話です。
30mm機関砲の採用は、海自の装備調達にも良い影響を与えるでしょう。
20mm機関砲があるんで長らく必要性が言われながらも、弾が増えて教育・後方コストが増えることを嫌がって採用されてこなかったが、遂に念願叶ったという感じですね。
海保での長い実積と、陸自で大量に装備される見込みなのが大きいか?
そして、陸自でも今後30mm機関砲が大量に採用されるので、海自側でも30mm機関砲を採用するのは統合運用的にもアリですな。
一番大きいのは30mm機関砲弾を補給艦などに積む弾薬として置いておけること。
陸自のためだけの弾薬を補給艦に積んでおくのはやりにくいですが、陸でも海でも使う弾を積んでおくのは合理的です。
76mm砲の採用については反対ですね。
76mm砲が優秀な砲であることは疑いないし、哨戒艦の規模には適切な艦砲でもあるけれど、
如何せんそろそろ後継を考えなければならないむらさめ型DDと、そろそろ引退のはやぶさ型PGの退役後には哨戒艦の実質専用装備になってしまうのが難点です。
哨戒艦のためだけに76mm砲の採用を継続するのは勿体ないですね。
76mm砲は良い砲ですが、20年後の装備行政考えると哨戒艦専用装備になるから、今整理しておいた方が良いです。
廃艦から剥ぎ取って載せる。
海上保安庁のはてるま型巡視船やいわみ型巡視船に搭載されているmk44ブッシュマスターII(30mmチェーンガン)のことではないのですか?
おそらく、それでしょう。
弾はA10と同じヤツなのでアパッチの弾より大きいです。
自分の勘違いですまんです
AH-64の30mmと海保もブッシュマスターII 30mm機関砲を
採用しているのを失念してました
30mm機関砲は、掃海部隊が機雷処分用にずっと欲しがってたというけれど、新口径弾の導入による教育・後方負担コストを理由に蹴られてたって話です。
念願の30mm機関砲の導入が、ついに叶ったという感じですね。
30mm機関砲は海保で運用実績が豊富だし、威力・射程ともに手頃。
20mmを代替するかは怪しいですが……長期的にはどうなるかな。
CIWSが主としてSeaRAMになるなら、対水上射撃を優先して20mmから30mmへの置きかえもあるかもしれません。
が、ファランクスが現役バリバリだから遠い先の話ですが。
そして、30mm機関砲の採用は、海自の装備調達に一番影響を与えそうですね。
20mm機関砲があるんで長らく必要性が言われながらも、弾が増えて教育・後方コストが増えることを嫌がって採用されてこなかったが、遂に、という感じです。
海保での長い実積と、陸自で大量に装備される見込みなのが大きいか?
早いとこ揃えて~
訓練支援艦まで監視任務に駆り出されてる現状を何とかせねば
艦尾揚収装置ってのが気になる、USVでも発進できるのかな?
その為のFFMだと思ってた…
哨戒艦蹴って、FFMあと8隻増やす方が色々使い道有りそうだけどどうなんですかね~
30mm砲弾はどこのメーカーによるものだろう。
先日のゲパルト対空戦車のこともあるから、
もしエリコン社のものならば、変更した方が良いのでは。
ダイキンか日本工機あたりが作るんじゃないですかね。小銃弾や砲弾は基本国産なので。
海保と同じブッシュマスターになるかと
こう言う小型艦大好き!!
…ん?
基準2000t!?
小型艦じゃなくて草
でもこう言う控えめの武装と多目的能力を持った艦艇大好き!!
日本海の波長だと荒天性能を考慮すると90m以上の船体長が
必要ってのが、いしかり型DEでの反省点だったと思います。
ゆうばり→あぶくま型と船体長を伸ばしたのはそのせいです。
これをベースに輸出を狙うにしても、まずは海自の運用環境に
マッチしたものでなくてはなりませんので、DEクラスになって
しまうのは致し方無しでしょう
まあ割と無難な形に収まったのでは、30mmじゃ威力不足って意見もあるけどこいつが手に負えない相手が出てきた時の為にFFMが居る訳だし。少なくともこれで掃海艇やら補給艦が哨戒任務するという色々と泣ける状態は改善されるんだから
戦時になれば敵の的だな、まともに反撃もできまい
南無
戦時はDD、DDE、FFM等が担当です。こちらは海保と連携しての哨戒活動がメイン。
上に書かれてるように支援艦やその戦闘担当の艦艇がそちらに使われて、戦時に備えた平時の活動に支障が出ない様、新たに作られる艦艇です。
かなり割り切った装備ですが、目的がはっきりしているのでそれに見合う性能で良かったと思いますね。
下手に武装を多くしても高コストなうえ有事に使うには中途半端で、却って使いにくいでしょうね。
単純に比較するものでもないけど、F-35より安くて笑うわ
やっぱ戦闘機は金食い虫なんやなって
大陸国のポーランドやエジプトの戦車の台数を見ると、海軍がどれだけ金を喰うかわかりますね。
日本は領海は広い国土はやたらと細長いし、島はいっぱいあるわで、金がいくらあっても足りない。
SM3ブロック2Aは1発30億だか40億よ
機体・船体・ミサイル筐体の方がオマケで、レーダーやセンサー・電子機器・ソフトウェアが本体の時代
そこをケチればなんぼでも安くなるのだろうさ
艦齢が伸びたお陰で漸く補助艦艇に光が当たりつつあるね。補助船と施設はオンボロのまま(気合と根性で運用してるんだろう)
施設維持管理員の装備も更新した方がいいよ?サプ付き拳銃弾で制圧されちゃう。
予算増額でここがどうなるか個人的に注目。”おか”は重要と発言していましたからね
武装はともかく、思ったよりレーダーなどが少なくて、巡視船よりですね。
対潜方面もドローンまかせな感じ?
今の船の乗組員も、弾も足り何のに新しい箱物作るのやめてくれ…
イージスシステム搭載艦といい、哨戒艦といい、海自の現場の事をもっと考えてくれ
海上自衛隊ではP-1、P-3Cの両哨戒機が上空から、はやぶさ型ミサイル艇と乙型護衛艦(DE)に分類されるあぶくま型が海上から、日本近海を航行する外国海軍艦艇の監視を担当しています。
しかし近年では、中国、ロシア両海軍の活動が活発化したことにより、はやぶさ型ミサイル艇やあぶくま型護衛艦だけでは監視の手が足りず、機雷の処理にあたる「掃海艇」や、護衛艦などの訓練を主任務とする「訓練支援艦」なども投入されています。
また、はやぶさ型は将来の廃止が決定しており、あぶくま型はもがみ型護衛艦(30FFM)で更新されますが、30FFMはソマリア・アデン湾での海賊対処などの海外派遣も予定されており、あぶくま型の任務をそのまま引き継ぐわけではありません。
このため新たに建造される「哨戒艦」は、現在はやぶさ型ミサイル艇とあぶくま型護衛艦が行っている、日本近海を航行する外国海軍艦艇の監視を主任務とする艦になり、必須です。
政治家の考えなんかしるか。
現場はこれ以上船を増やされても困る。
仮に作るとしても、完全無人にしてくれ。
整備や管理も誰がやると思ってんの。
現場がきついからって防衛上の課題を棚上げにするなんて本末転倒でしょ。
この船を作らなくとも仮想敵国は圧力を弱めたりしてくれませんよ。
人を増やす努力しろというならわかるけども。
なら、貴方も自衛隊来てよ。
現場から人居なくなって、運用する人が居ないのに課題のへったくれもあるか。
人も増える事は無い、超暗黒ブラック労働で虐めや、パワハラ、業務改善はされず、現場の意見はまるで無視、昔の悪い伝統ばかり引きずってる海自に増員など夢のまた夢。
数による海上航空優勢はもう取れません。
ならお前がやれ、お前がどうにかしろって言い返しはほんと小学生みたいだからみっともないよ。
ブラックだというならそれを改善する、人が増えないなら来るように努力するというのが正道でしょ。
ブラックで人こないから船増やすな、課題(=敵)なんて知らないなんて、何言ってんの?そんなロクでもない思考なら、自衛隊じゃなくてもどこの組織にいても文句ばっか垂れてるだろう。
ちなみに俺は今年から予備自衛官補だよ。
愚痴を言うのは大いに結構だし、同情もするけど自分の組織の専門分野の話を政治家の考えなんかしるかで一蹴するのは止めた方がいいと思うよ
誰も同情してくれないよっていうのもあるけど、経験上それを言って傷付いて苦しくなるのは自分自身なので(じゃあ何で毎日この仕事続けてるの?って自分自身で問答する羽目になるから単純に苦痛が増えるし、マジで辞められないなら行きつく先はメンタルぶっ壊れる未来なので
どうせ言うなら言って楽になる類の愚痴にした方がいいと思う
海自の艦艇もステルスの時代になってきましたなぁ
装備の増強大いに結構。
しかし人員不足は例によって先送りなのは如何なものかな。
省人化しているとはいえ装備からして純増なのに地上要員含めたらかなりの人数になる、次はどこから引っ張ってくるの?
舞鶴みたく、人手を次々と佐世保と横須賀に引き抜かれ、残った者は掛け持ちや名義乗艦が当たり前になり任期中退官率が激増の負のスパイラルで実質業務破綻な状況をなんで放置するんだ?
装備導入ありき、人員不足は先送りはいい加減どうにかせんと。
といっても内局からの上申も毎年無視だし曹士待遇改善案さえ組もうとしない幕僚監部だから期待は出来んか…
現在建造中ですか。ひだ級巡視船と大体サイズ、武装等同等との事ですが…
何にせよ、どんな艦になるか楽しみにする事としましょう。
今の今に至るも、まだ新情報が何もありませんね。
果たして建造進んでんでしょうか!??