米軍と英軍はフーシ派のレーダーシステム、無人機、弾道ミサイル、巡航ミサイルの保管および発射施設などを空爆したものの、米ディフェンスメディアは「紅海を航行する船舶への脅威は収まる気配がない」「紅海に誰も戻ってこないだろう」と指摘した。
参考:Nearly 30 locations were hit in US-UK strikes on Houthis and a battle damage assessment is ongoing
参考:Red Sea Dangerous As Ever After Strikes, Shipping Industry Warns (Updated)
紅海を航行する船舶に対するフーシ派の脅威を空爆のみで根絶するのは困難
統合参謀総長のシムズ中将は「イエメンにある28ヶ所(1回目16ヶ所+2回目12ヶ所)のフーシ派拠点を攻撃した」「投入された弾薬は米軍と英軍の航空機や艦艇から発射された」「弾薬の使用量は150を僅かに超えた」と明かし、米海軍のF/A-18E/F、アーレイ・バーク級駆逐艦、オハイオ級原潜、英空軍のタイフーンが参加したらしい。
— U.S. Central Command (@CENTCOM) January 12, 2024
前立腺がんの緊急手術を受けたオースティン国防長官も「この日の攻撃でフーシ派のレーダーシステム、無人機、弾道ミサイル、巡航ミサイルの保管および発射施設などを標的にした」と明かしたが、米ディフェンスメディアは紅海を航行する船舶への脅威は収まる気配がなく、ある海運業界の関係者は「今回の攻撃が短期的に役立つとは思っていない」「フーシ派のドローンやミサイルはどこからでも簡単に発射できる」「この攻撃で航行の安全が確保されたとは思っていないため紅海に誰も戻ってこないだろう」と述べた。
ウクライナでも証明されたように移動可能な兵器システムを破壊するのは非常に困難で、イランは市場で手に入る民需向け部品を組み合わせた無人機やミサイルをフーシ派に直接供給するのではなく、製造知識をもつ人間を派遣して現地の人間が自ら製造できるよう支援しているため、仮に今回の攻撃で備蓄が破壊されても短期間で新しいものを補充してくる可能性が高く、これを空爆のみで根絶するのは困難だろう。
それを分かっているからこそ海運業界の関係者は「航行の安全が確保されたとは思っていない」「リスクが残る限り紅海に誰も戻ってこない」と主張しているのだ。
関連記事:シーア派反政府組織フーシ、弾道ミサイルと無人機でイスラエルを攻撃
関連記事:UAV技術の拡散阻止は不可能、日本企業が不正輸出した部品は中東で無人機に化け
関連記事:新たな戦争が中東で勃発、米英がイエメンのフーシ派への空爆を開始
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Central Command
英米の空爆および砲撃については、欧米も一枚岩ではないようですね。(いつものことではありますが)
内部からも異論も出るのも当然といったところでしょうか。
米英のフーシ派攻撃巡り西側に分断、仏伊など共同声明も署名せず
2024年1月13日午前 8:22
[ローマ/パリ/マドリード 12日 ロイター] – 米英軍が11日に実施したイエメンの親イラン武装組織フーシ派の関連施設への攻撃への参加を見送ったイタリア、スペイン、フランスの3カ国が、同攻撃を正当化する共同声明への署名も拒否していたことが分かった。海運の要衝で船舶に対する攻撃を続けるフーシ派への対応で、西側諸国の間に分断があることが改めて浮き彫りになった。
米当局者によると、米英軍の11日のフーシ派に対する攻撃に、オランダ、オーストラリア、カナダ、バーレーンが情報(インテリジェンス)とロジスティクス面で支援を提供した。これら6カ国にドイツ、デンマーク、ニュージーランド、韓国を加えた計10カ国が今回の攻撃を正当化する共同声明に署名。
仰る通り、欧米はいつも通り一枚岩ではないですよね。
日本政府も、林官房長官が攻撃支持を表明していますが、海運会社が攻撃されましたから仕方ないですね…。
フーシ派の暴挙は世界の物流を停滞させ、国民生活に打撃を与える類のものであり、今回の攻撃は仕方がないものでしょう。他のコメント欄で記載されている通り空襲だけでフーシ派を根絶させられるかは不透明であり、民間の信頼を取り戻すには地上部隊を送り込むしかないだろう(空襲のみで士気を挫くことができたのはユーゴスラビアぐらい)。
しかし現在のアメリカは深刻な人員不足で(不法移民の徴兵案まであるぐらい)、陸戦用の兵器はウクライナに送り過ぎて枯渇している。こうなったらフーシ派に対抗する武装組織を作って代理戦争に持ち込めれば良いのですが。
アラビア半島のアルカイダの復活ですかな
そのフーシ派への警告である共同宣言の文書を見てみましたが、
我が国日本も参加してましたよ。
岸田総理や外務省はどういうつもりで参加したのでしょうか。戦争がエスカレートすれば、これを口実に米国の兵站輸送や資金援助をさせられるのは目に見えてますよね、そして「平和維持活動」の名の下に自衛隊が駆り出されると、、
ジブチの自衛隊も危うくなってきましたね
そのフーシ派への警告である共同宣言の文書を見てみましたが、
我が国日本も参加してましたよ。
岸田総理や外務省はどういうつもりで参加したのでしょうか。戦争がエスカレートすれば、これを口実に米国の兵站輸送や資金援助をさせられるのは目に見えてますよね、そして「平和維持活動」の名の下に自衛隊が駆り出されると、、
ジブチの自衛隊も危うくなってきましたね
共同宣言は戦争を正当化するというか、詳細には、フーシ派への警告ですね
原文を読んで見ましたけど
我が国日本も参加してましたよ
岸田総理と外務省はどういうつもりで参加したのでしょうか。戦争がエスカレートすれば、これを口実に米国の兵站輸送や資金援助をさせられるのは目に見えてます。そして「平和維持活動」の名の下に自衛隊が駆り出されると、、
ジブチの自衛隊が真っ先に参加させられるでしょうね
そもそも
フーシ派か元気なのは、去年の4月か3月ごろにサウジアラビアと停戦協定を結んで、軍事的余裕が生まれたからですよ。
だいたい今回の攻撃もアメリカが自ら動くのは、最近の傾向とは異なり不自然。
何があったのだろう
共同宣言は戦争を正当化するというか、フーシ派への警告でしたね。
原文を読んで見ましたけども
我が国も参加してました。
総理や外務省はどういうつもりで決定したのでしょうか。戦争かエスカレーとすれば、これを口実に米国の兵站輸送や資金援助をさせられるのは目に見えてます。最後には「平和維持活動」の名の下に自衛隊か駆り出されると、、
ジブチの自衛隊は真っ先に参加するでしょうね
つまりコストばかり掛かってリターン無しと…
なんか軍事オプションという選択肢があるばかりに高コストな事やって国力消耗、を繰り返してませんかねアメリカ
アメリカってベトナム戦争とか冷戦時代からそういう事を繰り返してますしね。
冷戦後はイラク戦争はその後の統治やらで消耗して、アフガニスタンでも消耗して遂には撤退して影響力減りましたしね。
正直そんな中長期的に考えずに短期的にやってるのでは?
地上軍進撃までしているロシアやイスラエルでも、ウクライナやハマスの遠距離攻撃能力を根絶することは出来ていないわけで
そりゃ空爆とミサイル攻撃だけで国家規模のゲリラ組織を撃破出来るわけないんですよね
当然米英もそんな事は承知済みなので、お前ら何でもかんでも無制限に攻撃するほどやり過ぎんなよというアピール的な意味合いが強いのでしょう
戦争って民族絶滅戦争レベルまで行かなければ、敵味方でもある種の暗黙の了解というか、ここは攻撃しないからお前もここは攻撃すんなよ的なのが生まれますよね
フーシ派が攻撃しないのって中国系の船舶だけで、そんな配慮が出来るような連中とは思えませんが
>そんな配慮が出来るような連中とは思えませんが
平和ボケして自衛隊の元高官が頓珍漢なことばかり言うような高所得の国々よりも、紛争の多い中東の地で紅海に面しているイエメンの人々のほうが、はるかに紛争や国際関係への嗅覚は鋭く、配慮も行き届くと考えます。
「平和だった国の人間」が陥りやすい悪癖の一つに、紛争地帯に生きている人々の能力が低いと、無条件に下に見てみくびることがあると思います。
湾岸戦争でのスカッド狩りでも成果は捗々しく無かった訳だし、実際難しい。
結局陸軍を送り込んで占領するしか手は無いんだけど、そこまでするハードルは高い。
サウジアラビア主体の連合軍が空爆したけど、フーシ派はやられるどころかドローンや弾道ミサイルで反撃して来たの考えると空爆だけではダメですよね。
結局何とかするなら陸軍を投入するしかないけど、今のアメリカにそれをやって人的資源の犠牲や金の消費を許容出来るかというち……無理でしょうね。
アメリカに無理ならイギリスは尚の事無理でしょうし、選挙の事を考えたら米英共に責任追及される気がしますし。
サウジアラビアの時みたいにフーシ派がドローンやミサイルで反撃してきた場合、米英がどうなるかは気になりますけど。
フーシ派はトランプがテロ組織に指定したものの、国連やNGO、マスコミの発言を受けたバイデンがイエメンの人道危機を深刻化させかねないとしてテロ組織の指定を解除。で、昨年末からは再指定しようとしてる。
これは選挙でつつかれるな。指定してようがしてまいが、何も変わらなかったとは思うが。
米国からのテロ組織指定の過程は深く知りませんでした。情報共有ありがとうございます。
ですが確かに、朝令暮改になってしまうのでは、選挙でつつかれる要因にはなるでしょうね。
移動式発射台を追跡して破壊するのは過去の戦訓から非常に難しいことが明らか。イラン製自爆ドローンも簡単に隠蔽が可能であり空爆のみでフーシ派の攻撃能力を根絶するのは不可能。サウジは既に一度痛い目を見ている以上、フーシ派の能力を根絶するならば英米による全面地上侵攻以外のオプション以外ないと思われる。
しかしアフガニスタンシナリオを再度行うインセンティブはバイデン政権に確実に無い。中東に更に足を取られる展開は民主党内からも反発がある。
既に予備選が始まろうとしているため、空爆は選挙対策のPR作戦と思われる。本質的には海上護衛戦となるだろう。
イエメンでも反イスラエルは主流ですからフーシ派の活動は支持されますし、米英が爆撃でもするならその傾向はその後も続くでしょう。根絶やしにできないのに恨みばかりやっているから、中東に広がっていくだけでしょう
紅海周辺の国がほぼこの件ではスルーしてるのは、スエズ運河ルートの海運が素通りするだけで恩恵を得てないからなんでしょうね。経済的な打撃を受けるなら、近隣諸国が何らかのアクションをするでしょうから。
他の地域が静かなら、多分、国連決議通して、ロシアが拒否権出して、多国籍軍を組んでイエメン政府と協力してフーシ派を潰すって流れになったことでしょうね。余裕がないのでそうはなりませんが。
あと、スエズ運河ルートが激減して大打撃を受けてるエジプトが静かなのが気になりますね。
イエメン内戦でフーシ派に友好的な紅海周辺の国はエリトリアのみで、他はフーシ派と衝突関係にありますね。
大半の紅海周辺の国はフーシ派の弱体化を内心喜んでいると思います。
ソマリア沖には別の海賊たちもいますし、ジブチやエリトリアのような国々にとっては、時にフーシ派が邪魔になり、時に手を結んで他を潰させる、といったところでしょうか。
フーシ派が弱体化した後、また別の中小勢力に分散したのではそれはそれでやりにくい部分もあるでしょうから、喜びつつも持ちつ持たれつ、ですかね。
弱体化していないでしょう。
フーシ派は主要部分をほぼとってます。政府軍が占領しているのは東部の砂漠地帯のみ
どうしようもないから南部分離独立派を支援してそれがなんとかアデンを取り返したところで停戦。
人口の八割くらいはフーシ派のところにいますよ
難しい対応が迫られる、暫定政権と南部独立派と違って、フーシ派は堂々とイスラエル批判して攻撃してますから支持が広がりますし
フーシ派はイエメン内戦でエリトリア以外の周辺国と敵対している上に、紅海で船舶を無差別攻撃して海運業界に損害を与えていますので、イスラエル批判をしても支持は広がらないと思います。
米軍は今後もフーシ派への攻撃を続けますので、根絶できなくても弱体化はすると思います。
無差別ではなくて、イスラエルに物資を運ぶ船とイスラエル関連の船です
多くの国にとっては関係ありません
上記の支持というのは国内的な意味かと思います。結局のところ他国による占領がなければ、国内支持さえ維持できれば政府は倒されないので。
確かに内戦に疲れた国民が更なる欧米からの空爆に耐えるのかは難しいのではないか、という命題ですが、ただの空爆ではそういう政府への不満以上に苦しみを与え、そのような民の拠り所としてイスラームへの熱狂が過熱し、それがまた政府への支持につながる連鎖になりうるかと。
フーシ派が周辺国からあまり支持されていないというのはある意味当たり前なんですよ
何故ならそもそもイエメンをグチャグチャにしたのはアメリカをバックにしたサウジアラビアなんですから
外国勢力の介入もといほぼ侵略みたいな行為のアンチテーゼとしてフーシ派は勢力拡大したんだから、ダブスタ上等の正義なき国際政治はともかく、イエメン国内的に正統性があるのはフーシ派
サウジとイランが関係改善して中長期的にはフーシ派が弱体化する理由がない
バイデン政権は、フーシ派のテロ組織指定を解除したうえに、サウジアラビアの軍事作戦への協力に否定的でしたね(2021年2月)。
バイデン政権=サウジアラビアの関係が拗れていうるちに、サウジアラビア=イランが国交復活してイエメンに対しても和平方針になっていました。
サウジアラビアは、米英の爆撃に対して『全ての当事者に自制を促す』という立場をとって距離を置いているように見えます。
エジプトが、紅海ルートの最大の受益者ですが(スエズ運河の通航収入)、地中海諸国(イタリア・トルコ・ギリシャなど)にとっては船舶の経由地が変わるくらいの打撃なのかが気になっています。
フーシ派を止めるためにミサイルを打ち込むなら
別の場所を狙えばいいのに
イスラム諸国の反米感情も激減する
いい場所がありますよ
具体的には?
ワシントンかな?🤔…
テヘランを吹き飛ばせば反米が(物理的に)減るという過激派の可能性も微レ存
多分違いますね。ワシントンで議事堂に突っ込んだのは共和党のトランプ支持者でした。
的外れなコメントばかりなので他人の私が書きますが、これはイスラエルのことでしょう
まさかこのブログ来てるのにそんな皮肉も察せない人が多いとは…
皆さん分かった上でボケ返しなどしてのかと思いますけど、あなたはそう考えなかったのですね。
こういう認識違いがおきるので、曖昧な表現には反発コメントが付くんじゃないですかね。
こんなことで言い返したくないんですが…全くネタにもなってない人いるけどあなたはそう考えなかったのですね。
明らかにガチで理解してない人がいる以上、野暮でも解説しとくべきなんですよ
ついてる返信に「それ」に言及してるボケがないんだから
結局のところ米英がウクライナとパレスチナのダブスタをやめない限り中東の安定はないからね
イランみたいなわかりやすい反米国家だけでなく、ほとんどの国がダブスタでイスラエルのケツモチしてるアメリカにうんざりしてるんだから
フーシ派に関して言うなら、外国勢力の介入がなければ余裕でイエメン全土を制圧して統一政府樹立できたぐらい力があるので、空爆どころか仮に本気で地上戦してもアフガニスタンの二の舞でしょう(アメリカの傀儡政権が米軍撤退後即崩壊したように)
今のイエメン政府(とされている傀儡政権)は面積的には優勢に見えても人口もいない不毛の地に一応の支配地を広げているだけで、実質的にはイエメン軍もフーシ派の手にある
日本で言えば東京含む関東一円を抑えているのがフーシ派で、なんなら一時大阪近辺も手にしてた
一応大阪近辺は奪われたが、そこもイエメン傀儡政権というより大阪独立派みたいなのが抑えてる
中東戦争のころは年間万単位で米軍がテロリストを爆殺したと主張してましたが、
テロリストの数は減っていくどころか増えていくみたいな感じでしたね
殺す人数より増える人数のほうがはやいわけで、まさに泥沼でした
イスラエルもイランの民兵を空爆してますが、脅威は収まるどころか増えてる印象しかしません
一度空爆して、相手に死傷者出してる以上、報復される可能性を考えると恐怖でさらに強硬的な行動を加速することになると思います
まあ泥沼になっていくわけですね
テヘランを吹き飛ばせば反米が(物理的に)減るという過激派の可能性も微レ存
すいません、返信コメントが間違って新規登録されてしまいました。
こちらは消していただければ幸いです
また燃料費が上がる訳か・・・
こういう事態に直面してもダメージを軽減できるように原子力なり再エネなりで一刻も早く化石燃料依存から脱却して自前のエネルギー体制に切り替えるべき。
アメリカがロシアからの石油輸入を再開したという話があるんですが本当でしょうかね。
ロシア制裁の言い出しっぺが自分だけロシアの石油を輸入するなんて許されるわけが無いと思うんですが、
こんな状況で中東からの石油が停止しても、我が国は民主主義の殉教者として死ぬことを甘んじて受け入れるんでしょうか。
米国は米帝、ジャイアン国家、例外主義というくらいで”俺は良いけど、お前はダメ”なんよ。冷戦時代からソ連製チタンを輸入して戦闘機を作ってるし、対ロ制裁自体は10年以上前からやってるし22年に強化したが、ロシア産肥料は安いので輸入を続けてるし、原発関係の素材(特殊鋼とか。日本はやめたっぽい)や部品もロシアの特産品なんで輸入してる。基本的に自分にダメージがあるものは属国には禁止するが自分は輸入してる。
石油についていえば、米国産は高い上に環境汚染がひどいのでできれば安い外国産が欲しい。ドルを出して買おうとするとOPEC側は”もう、オイルダラーの時代じゃないっす。金塊か人民元で。ルーブルでもいいすよ”と赤字で外貨のない米国に言うので、ロシアに回って(俺が差し押さえたから)”少しはドルがいるだろ。1バレル80ドルでどうだ”とか言って石油を買い付けたんじゃないの?
だから高速増殖炉と核武装の実現は至上命題とすべきなのだ
>高速増殖炉と核武装の実現は至上命題とすべき
ウクライナの現状や、ハマスの奇襲飽和攻撃で食い破られたアイアンドームを見るに、防空網と対空爆システムの構築が先に必要となると思います。
核燃料の火を入れる前に、核燃料貯蔵庫をキンジャールなどで狙われては、増殖炉が稼働する前に、核武装が整う前に先制空爆で叩かれて終わりかと。
「NATOに入る」と言い出したウクライナがやられたように、防空網が整わぬまま「核武装する」と日本が言い出せば、北京から超音速ミサイルの試し打ち飽和攻撃が降り注ぐ危険性が高いです。
なので、【至上命題であると中国に知られてはならない】ため、至上命題に掲げるべきではないと思います。
>「核武装する」と日本が言い出せば、北京から超音速ミサイルの試し打ち飽和攻撃が降り注ぐ危険性が高いです。
へー中共が勝手にNPT脱退の正当化をしてくれるわけだ
そいつはありがてえ
高速増殖炉のようなデリケート極まりない科学者の自己満足なんか作らなくても、「ふげん」のような重水炉で核兵器用プルトニウムは製造できます(インドはカナダ製重水炉でプルトニウムを製造した)。
因みに原子力発電所は有事の際に狙われやすいので石炭火力発電所の方がマシです。石炭なら中東以外でも大量に産出でき、埋蔵量は1000年以上あります。
>一刻も早く化石燃料依存から脱却して自前のエネルギー体制に切り替えるべき。
戦車も航空機も駆逐艦も、大半が化石燃料で動いています。
原子力潜水艦や原子力空母を除けば、戦争の兵器群のほぼ全ては火薬や化石燃料などと電子部品用の電力を必要とします。
「こういう事態」が軍事的な脅威である以上、脱却は不可能だと思います。今よりも平和な時代ですらも遅々として進まなかった切り替えが、化石燃料依存の兵器が跋扈する戦時で進む道理はなく、むしろ逆の方向に進むかと。
自転車は電動になれても、戦車や重機は電動になれません。地雷撤去にも塹壕掘削にも油圧駆動は必須です。
理屈的には電源が潤沢に用意できればCO2をDACしてP2Cで化石燃料を量産できる
JapanIndepthの文谷氏記事だが、針葉樹から重質の炭化水素燃料を合成することで戦闘機や巡航ミサイルの航続距離を延ばせるらしい。現在より石油価格が高騰すれば林業廃材由来の重質油を航空燃料として利用するかもしれない(重質油はディーゼルエンジン及びガスタービンの燃料には向くがガソリンエンジンでは使えない)。
>理屈的には電源が潤沢に用意できればCO2をDACしてP2Cで化石燃料を量産できる
高温ガス炉のような超高温原子炉の熱を利用して水素を大量に生産し、水素をCO2や石炭と化合させて人造石油を製造できます。他にも500℃以上の深層温泉を掘り出せれば工業用熱源として利用できます。
サウジを中心としたスンニ派多国籍軍で軍事介入を妄想
前回の小競り合いでサウジの石油採掘場までフーシェ派のミサイル攻撃が可能とわかり慌てて撤退した前科がありますので行わないでしょうが