軍事的雑学

アジア主要国は積極的にUAVを導入、中国軍、豪軍、フィリピン軍の保有数は1,000機超え

アジア主要国の無人機(UAV)導入は1990年代末に始まり、特に中国軍、オーストラリア軍、フィリピン軍では千機以上のUAVが運用されるなど積極的な導入が現在も続いているのが特徴で、特に海上哨戒用としてMQ-9よりも調達コストが安価なイスラエル製のヘロンシリーズやヘルメスシリーズが人気が集中している。

まだ主要国の情報を全て網羅していないが、それでも非常に興味深いデータと言えるだろう。

オーストラリア軍

豪陸軍は戦闘部隊レベルの指揮官に戦場の状況認識を提供するため米国製のRQ-7B(18機)とRQ-12A(数年以内に新しい小型UAVで更新する予定で60~80機を調達する見込み)を運用中で、手のひらに収まるサイズでマイクロUAVと呼ばれているPD-100ブラックホーネットも保有しており、豪陸軍曰くマイクロUAVを小隊レベルで導入(2018年/PD-100最大のユーザー)したのは豪陸軍が世界で始めらしい。

出典:Corporal Daniel Wiepen / OGL v1.0 ブラックホーネット

上記は飽くまで代表的なUAVで公開されていないものまで含めると「豪陸軍は1,000機以上のUAVを運用している」と豪国防省が2021年10月に明かしており、恐らく偵察・監視任務の大部分はUAVに置き換わっているのだろう。

参考:Australian Army’s drone fleet passes DASA audit

豪海軍はアデレード級フリゲートの戦場の状況認識を拡張するため米国製のスキャンイーグルを運用しているが、射出用のカタパルトや回収用のネットといった機材が不要で米軍、フランス軍、イタリア軍など計16ヶ国(非軍事組織まで含めると22ヶ国採用)が採用しているオーストラリア製の回転翼式UAV「カムコプターS-100(滞空時間6時間/外部燃料タンクを追加すると10時間以上)」を2018年に導入しており、電子光学センサーで映した戦場状況をリアルタイムで艦艇に伝えることで状況認識の拡張を強化した。

出典:Stahlkocher / CC BY-SA 3.0 Camcopter S-100

ただ豪海軍は艦艇の状況認識をさらに拡張するため海上監視機能を備えた新たなUAVの調達を進めており、このプログラムの最終候補に英国のBAEシステムズ、米国のノースロップ・グラマン、レイセオン、テキストロン、ボーイングを選び2024年の運用開始を予定している。

参考:Shortlist announced for Sea 129 Phase 5

豪空軍はイスラエル製の偵察・監視UAV「ヘロン」を2010年に2機導入してアフガニスタンで運用していたが、同機の導入・運用目的はUAVがもたらす情報収集・監視・偵察(ISR)を調査しUAVのノウハウを蓄積するためで所定の目的を果たしたヘロンは2017年までに運用を終了、この経験を踏まえてMQ-4Cトリトン(6機発注済み)とMQ-9B(12機発注予定)の導入を進めており、ボーイングと共同で開発を進めているロイヤル・ウィングマンについてはプロトタイプの製造を追加して計6機取得する予定だ。

韓国軍

韓国陸軍の情報収集・監視・偵察(ISR)に用いられるUAVは1998年に運用を開始したイスラエル製のサーチャーII(滞空時間18時間)、2001年に運用を開始した国産のRQ-101/Night Intruder300(滞空時間6時間)、2015年頃に運用を開始したイスラエル製のヘロン(滞空時間52時間)、2015年に運用を開始した国産のRemoEyeシリーズ(RemoEye002の滞空時間1時間/RemoEye006の滞空時間2時間)などがあるが、米国製のMQ-1C相当の次期軍団級無人機の開発が進められており、恐らく超小型UAVやクアッドコプタータイプのドローンを相当量導入して活用しているものと思われる。

出典:DLR / CC BY 3.0 de ヘロン

韓国海軍は豪海軍と同じカムコプターS-100を導入して艦艇で運用していることが確認されている以外殆ど情報がなく、韓国空軍も米国製のRQ-4を運用している以外に情報がないが、多くのUAVを活用している陸軍と比較するとあまりに規模が小さい。

ただ韓国のUAVやドローン開発は非常に活発で防衛事業庁が主導する計画の他に国内の大手企業やベンチャー企業も独自に計画を進めており、大韓航空はRQ-21やスキャンイーグルを開発したボーイング・インシツと共同で垂直離着陸/VTOLタイプのUAV開発、韓国航空宇宙産業はイスラエル航空宇宙産業と共同で徘徊型UAVシステムの開発を進めている最中だ。

出典:韓国航空宇宙産業

関連記事:イスラエルと韓国が徘徊型UAVシステムを共同開発、韓国軍に有人無人チーミングを提供
関連記事:韓国の大韓航空、ボーイングと共同で垂直離着陸タイプのUAVを共同開発することで合意

中華人民共和国

人民解放軍が保有するUAVの種類や数に関する情報は非常に限定的だが少なくとも米国製のMQ-1に相当する翼竜1×60機以上、米国製のMQ-9に相当する翼竜2×75機以上、偵察・監視に特化したジェットエンジンを搭載する翼竜10×12機、長距離飛行が可能な偵察・監視用途のBZK-005×84機以上、米国製のRQ-4に相当するBZK-007×8機以上、ウェポンベイを備えたステルス無人攻撃機と見られるGJ-11、回転翼式UAVのAV500W、米国製のX-47Bに類似したCH-7、イスラエル製のヘロンTPに類似したTB001などの存在(他にもBZK-006、BZK-008、BZK-009、ASN-209)が確認されている。

出典:马日天(@z5J6NWig6ByNnsC)

さらに中国国防省は南陽理工学院、浙江大学、北京聯合大学、河北工業大学などの研究機関と企業(彩虹シリーズを開発した中国航天空気動力技術研究院、翼竜シリーズを開発した中航工業成都飛機設計研究院など)による産学連携を構築して2020年までに複数の長耐久小型UAVを開発、1億3,000万元(約20億円)を投資して開発したUAVを年間1,000機生産できる企業を立ち上げる準備を進めていると報じられており、もはや何が何処でどれだけ生産されているのか考えるだけ無駄なのかもしれない。

因みに中国のUAVは上記に挙げた人民解放軍向けのものに加えて輸出専用モデルが存在しており、人民解放軍向けの翼竜2にウィングレットを採用した翼竜II、BZK-005を武装可能なUAVに発展させたBZK-005C/TYW-1、カナード翼を採用したバイラクタルTB2クラスのCH-3、米国製のMQ-1に相当するCH-4、米国製のMQ-9に相当するCH-5などが確認されているが、中東や東南アジアの国と共同で開発したカスタムモデルも幾つか存在する。

豪陸軍が小隊レベルで使用するRQ-7BやPD-100のような小型で携帯性に優れるタイプのUAVも人民解放軍は当然保有しているため、軍全体で保有するUAVの数は数千機~数万機レベル(豪陸軍だけで1,000機以上保有していることを加味した管理人の予想)に達しているかもしれない。

関連記事:中国は産学連携で軍事用UAVを開発、年間1,000機の生産体制を構築
関連記事:中国国営放送、ステルス無人機「GJ-11」と小型UAVによる運用コンセプトを披露
関連記事:中国、空対艦ミサイルも搭載可能な新型UAV「翼竜10」を公開
関連記事:桁違いの製造能力、中国が大型UAV「年間100機製造」に向けて1,500億円以上を投資

中華民国(台湾)

UAV採用に積極的なアジア諸国と比較的すると台湾のUAV採用は消極的な方に分類され、国産のカーディナルII(滞空時間1時間)×導入数不明、国産のアルバトロス(滞空時間12時間)×32機、カーディナルIIベースの徘徊型UAVと言われているファイヤー・カーディナルを運用しており、米国製のMQ-1に相当する国産のクラウドライダー(滞空時間24時間)が実用化に向けて飛行テストを繰り返している。

出典:JW19335762743 / CC BY-SA 4.0 クラウドライダー

ただ米国からMQ-9Bを4機導入する予定なので、開発中のクラウドライダーが実用化されれば台湾軍の状況認識は現状よりも大幅に拡張される見込みだ。

関連記事:止まらない台湾の米国製兵器調達、MQ-9リーパーやハープーン調達を計画中

フィリピン軍

フィリピン陸軍はジャングルや市街地での戦闘を支援するためイスラエル製の小型のトール×1,000機、スカイラーク×数十機、スカイラークIII×数十機、ヘルメス450×4機、国産のラプター、ナイトファルコンを運用、フィリピン海軍は米国製のスキャンイーグルII×8機、フィリピン空軍は海上哨戒用にイスラエル製のヘルメス450×4機、ヘルメス900×9機、米国製のスキャンイーグルII×10機を運用しており、オーストラリア軍並なUAV導入数=つまり偵察・監視任務の大部分がUAVに置き換わっている可能性が高い。

出典:Martin Thoeni、www.powerplanes.ch / CC BY-SA 4.0

北朝鮮軍

北朝鮮軍は中国から調達したASN-104(滞空時間2時間)を戦場の偵察・監視や電子妨害などの任務に使用しており、ASN-104を国産化したPanghyon-IとASN-105を国産化したPanghyon-IIを開発、さらにPanghyon-Iの機能を強化してズーム機能を備えたカメラ搭載のPanghyon-I/Tを2000年までに取得、中国が開発したSky-09も調達しているが現地でコピーされたものに切り替わっている可能性が高いが北朝鮮軍の情報は非常に限られているため謎が多い。

マレーシア軍

マレーシア軍は南シナ海やマラッカ海峡などの海上監視のため米国製のスキャンイーグルII×12機、国産のアルドラMk1(滞空時間4.5時間)×15機、スペイン製のフルマー(滞空時間8時間)×6機を運用中で、現在はアルドラMk1を更新するため新たなUAV調達を進めている。

マレーシア軍のUAVで構成された情報収集・監視・偵察(ISR)戦力は長時間の滞空に対応したヘルメスやMQ-9クラスのUAVが欠けているのが欠点で、UAV採用に積極的なアジア諸国の中では比較的非力な戦力だ。

補足:今後インド、パキスタン、インドネシア、タイ、シンガポール、スリランカ、ベトナムの情報を追加予定(日本の情報は皆さんが検索して入手できる情報なので除外)

 

※アイキャッチ画像の出典:GA-ASI MQ-9

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コメント

    • 無明
    • 2022年 1月 08日

    日本は?

    12
      • クローム
      • 2022年 1月 08日

      リンク
      海自のキャリアベース(空母艦載型?)のUAV、無人水中船、無人水上艦に言及してるのが興味深い。
      一口にUAVといってもバラバラだから想像しにくいけど、陸•空自はどうなんだろ?

        • くらうん
        • 2022年 1月 11日

        敢えて突っ込むとUAV(Unmanned Aerial Vehicle)は航空機よ

        1
      • 鍋奉行
      • 2022年 1月 08日

      日本の情報は皆さんが検索して入手できる情報なので除外って書いてるけど?

      25
    • 伝説のハムスター☆☆☆
    • 2022年 1月 08日

    あえて日本を乗せてない所に管理人の意図を感じる‥
    諸外国の開発スピードや導入、運用への理解度と比べると日本は圧倒的に足りてないように感じるのは自分だけですかね)震え

    言い訳やRQ-4のコストがヤバいとか悲しいニュースじゃなくて無人機分野でいいニュースが聞きたいなぁ

    21
      • 匿名
      • 2022年 1月 08日

      聞きたいなぁじゃねぇよ。自分で調べろよ。防衛省が注目する民間のuavだの簡単に出てくる。

      5
        • 幽霊
        • 2022年 1月 08日

        自衛隊が欲しがっても民間の企業が売ってくれるかは別ですけどね。
        下手に自衛隊に売ると関連技術も含めて輸出出来なくなるかもしれませんから。

        13
        • 伝説のハムスター☆☆☆
        • 2022年 1月 09日

        いやいや、自衛隊の無人機関連のニュースは当然チェックしてるよ
        民間技術を検討中等、他国と比べてスピードが遅いって感じるやつはもう良いニュースには当てはまらないと俺は思ってるんだ
        だから良いニュースを聞きたいなぁって書き込んだよね
        まぁお互いの良いニュースの価値観が違うからしょうがないんだけどね

        11
    • かい
    • 2022年 1月 08日

    自衛隊に増やすとしたら、海洋監視型の大型機なんだろうから、そんなに数は必要なさそうだな。
    海外で積極的に運用する可能性も低いし、それよりアンチドローンの研究を進めて欲しいな。

    3
      • 無無
      • 2022年 1月 08日

      いやいやいやいや、自衛隊でも海外派兵あるじゃないですか、例え平和監視団としてでも、これからはUAVくらい運用できてないと他国に劣りすぎ

      20
      • タカハヤ
      • 2022年 1月 08日

      多分、この方のような考えの人が自衛隊上層部にいる限りは後追いしかできないと思う。
      そもそもこの方は記事自体を読んでないだろ笑 
      水陸機動団や特戦みたいな部隊には記事で紹介されているブラックホーネットのような小型のドローンは必要不可欠だろうし、海自だって艦載型UAVの調査を川崎重工業にさせてるからそれなりの数を保有する方向でしょ。

      25
        • ビーチ
        • 2022年 1月 08日

        それなんだよね。
        おっさん達は、今さら新しいことを勉強したり、新しい戦術を開発したりするのを面倒くさがる。
        市街地戦の訓練をやらないのが良い例。
        幹部になったら、そこがゴールになって閉まってる、若手が意見出しても、「やらなくて良い」と怒られ、やる気の有る隊員達は腐るか辞めていく。
        そんな感じらしい。

        11
          • RCEP
          • 2022年 1月 09日

          文句言う君達はせいぜいTwitterでポチポチやん

          確かに昔は幹部になったら守りに入るおじさん達が多かったけど
          今は変化してきてるぞ
          野戦メインだった陸自もMOUTやCQBの訓練もやる所は確実に増えてきたし(田村装備開発さんのYouTube見れば詳しくわかります)

          自分は怪我で退官した身だけど、そうやってかつての仲間をけなされるの胸糞悪いわ

          7
            • 極寒
            • 2022年 1月 09日

            じゃ何で自衛隊は20年以上前から各国で進む無人機関連の導入が遅れるの?

            決定権のない現場レベルの自衛官を批判するつもりはないが、今は随分変わって来てるとか言っても結局は結果で示せてないと意味がないでしょ?

            内情をしならないくせに仲間を批判されるのは胸糞悪いと言っても、自衛隊は公務員だから納税者は批判する権利はある。

            11
              • 匿名
              • 2022年 1月 09日

              ここで吠えてようが国の国防政策に反映されることは100%ない
              そんなに日本の防衛に憂いておられるなら代議士に陳情でも自分で立候補なりすればよろしい

              4
                • おいおい
                • 2022年 1月 09日

                うわー、それ言い出したら終わりでしょ。
                議論することが無意味って言うなら、黙っていて欲しいな。

                10
                  • 匿名
                  • 2022年 1月 10日

                  「ネットで熟議が起きるなんて幻想です。違う意見の人とネット上で出会っても罵倒しあうだけです。対面だったら殴り合いになるのを避けようと、妥協したり相手を説得する理屈を考えたりしますが、ネット上だと殴られませんから」
                  十年前以上の外山恒一の弁だったと思うが正にその通りの展開しか見たことがないしこの点については正に慧眼というしかないね

                  3
                    • おいおい
                    • 2022年 1月 10日

                    はいはい、もういいよ。
                    あなたも罵倒したいだけなら、二度とコメントしないでね。
                    他人の言葉を借りてるだけなのに、よくそんな偉そうにできるね。

                    6
            • ビーチ
            • 2022年 1月 09日

            Twitterでポチポチしてるだけの人間で、現場知らない人間かなんて、何で分かる?
            これ以上言うと問題になるから言えないけど、駄目な所はとことん駄目って言っとくわ。

            8
    • トーリスガーリン
    • 2022年 1月 08日

    ざっと調べてみたけど自衛隊はこんな感じ?
    標的機は除いて総数200機程度、武装タイプ保有無し。配備済みのものは全て陸自。
    調べる前からわかってはいたけどやっぱお寒い限りですねこれは、陸自はもっと積極的にUAV導入して情報化進めていいと思うんだがな…。
    なんか間違ってる点あったら訂正してほしい、自分も正確な情報を知りたい。

    【偵察・観測】
    RQ-4:3機(発注済み未配備)
    FFOS/FFRS:20機
    スキャンイーグル2(中距離用):8機(内1機喪失?)
    JUXS-S1(近距離用):30機(内1機喪失?)
    スカイレンジャー(狭域用):?機

    【災害救助】
    InstantEYE Mk3 GEN5(軍用規格):20式(導入中?)
    ANAFI(民生品):336式(導入中?)

    9
      • 匿名
      • 2022年 1月 08日

      2018年くらいに聞いたアベンジャー?だったかの導入って続報ありましたっけ?中止とか継続とか

      2
        • 干物
        • 2022年 1月 08日

        報道したのが朝鮮日報のみでその後続報もない所見るに誤報だったのでは?

        3
    • ビーチ
    • 2022年 1月 08日

     こりゃ日本の現状泣けてくる…尖閣守れないぞ。
    日本の場合は空自、海自、陸自が敵の艦艇を見つけ対艦ミサイルの誘導が出来て、打ち落とされても痛手になら無いドローン必要。
     また、基地や重要施設の監視用のUAV、地上警備UGV。
     陸自の対艦ミサイル部隊や兵站部隊を援護するUAVが早急に必要。

    13
    • DEEPBLUE
    • 2022年 1月 08日

    日本は「仕事を奪われそうな乗組員が反対するのでUAV導入に消極的な国」って思われるだろうな外国から見たら。

    2
      • 名無し
      • 2022年 1月 09日

      元から人は足りてないぞ

      3
    • 8od
    • 2022年 1月 08日

    現状ですとタイにも遅れているらしいですね、自衛隊のドローン戦力は。

    「中国どころかタイにも遅れる自衛隊のドローン軍備、日本の“軍事後進国”化を憂う」
    リンク

    6
      • おわふ
      • 2022年 1月 09日

      レールガン等をやめてドローンに予算を割り振るのは賛成。
      ミリオタ受けは非常に悪そうだけど。

      1
        • DEEPBLUE
        • 2022年 1月 09日

        レールガン自体がコストとリソース的に今の日本に急務かと言われたら、否ですよね。MDに使うかららしいですが、他に使うべき所あるとしか・・・。

        1
    • Yanti
    • 2022年 1月 08日

    > オーストラリア製の回転翼式UAV「カムコプターS-100」

    オーストラリア製でなく、オーストリア製です。
    機体側面に書かれている「OE-VXW」の内のOEは、民間航空でオーストリア籍を表します。
    また垂直安定板にはオーストリア国旗も描かれています。
    英語wikiにも以下の記述があります。
    > Produced by the Austrian company Schiebel,

    7
    • ネコ歩き
    • 2022年 1月 09日

    日本の場合、自衛隊の積極的UAV運用においてまずは適切な法整備が必要です。
    自衛隊のUAV運用は基本的に航空法・国交省の管轄外ですが、訓令により、基地内及び演習エリア外では自由な運用を事実上規制しており、爆発性又は易然性物等危害や損害を与える物件の輸送や投下を禁じています。
    要するに武装UAVの運用についてまだ議論が纏まっていない。武装UAV運用について研究を開始していますので、近い将来には自衛隊も武装UAVを保有・運用可能とする法整備が行われるだろうとは思いますが。

    4
      • ネコ歩き
      • 2022年 1月 09日

      訂正;
      (誤)基地内及び演習エリア外では→(正)基地敷地外及び演習エリア外(海上含む)では

      1
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