潜水艦に求められる性能や機能は運用国の戦略や戦術に左右されるため「答え」は必ずしも1つではないが求められる多用途性は増える一方で、米国やフランスは潜水艦自体をUUV母艦に変更したいとまで考えている。
参考:The Navy wants to turn submarines into ‘UUV motherships’
成功するか失敗するかは別にしても、新技術を積極的に取り入れようとする海外勢の大胆さや柔軟性には目を見張るものがある
潜水艦に求められる性能や機能は運用国の戦略や戦術に左右されるため「答え」は必ずしも1つではないが、現時点で多くの国が支持しているのは伝統的な対潜水艦戦(ハンターキラー)に特化したタイプではなく、多用途性を備えているタイプの潜水艦だ。
具体的には長距離哨戒任務、対地攻撃任務、特殊部隊の運搬・回収任務、機雷の敷設任務など挙げられるが、最近では水中発射方型UAVやUUVとの連携能力が要求されているので潜水艦に求められる多用途性は増える一方で、米国やフランスは潜水艦自体をUUV母艦に変更したいとまで考えている。
潜水艦の魚雷発射管から運用可能なUUV(米海軍のRazorbackUUVや仏海軍のD-19など)は実用化済みだが、任務の終了したUUVを回収するにはダイバーによる面倒な作業が必要で、米海軍のモートン少将は「任務を終えたUUVは移動している潜水艦の魚雷発射管に自力で帰還する能力が必要で、この機能が実装されれば全てのSSNはUUVの母艦として機能する能力を持つ」と述べており、開発を進めているREMUS600ベースの新型UUV(RazorbackUUVの後継)は自律的な回収に対応した設計になるらしい。
NavalGroupも最近発表した「Vision of the Underwater World in the 2040s」の中で潜水艦のUUV母艦化を強調して注目を集めており、SF映画に出てくるレベルのコンセプトを公開しているが、多少アプローチに違いがあっても米国とフランスがやりたい事の方向は同じで、成功するか失敗するかは別にしても新技術を積極的に取り入れようとする海外勢の大胆さや柔軟性には目を見張るものがある。
欧米の国防当局者は安全保障政策のシンポジウムや防衛産業界の講演会で積極的に「軍がどのように考えているか」「何が問題になっているのか」「何をしようとしているのか」を語り、将来に関する認識(機密に触れない範囲)を共有しようと努めているが、この手の話の記事を読み続けていくと「戦車だからこうあるべきだ」「戦闘機だからこうあるべきだ」「潜水艦だからこうあるべきだ」という固定概念が吹っ飛んで「兵器は戦場で要求される火力(もしくは機能)を投射するプラットホームに過ぎない」と再確認させられてしまう。
管理人も「通常動力式の潜水艦にVLSを搭載して弾道ミサイルを運用するアイデア」には当初懐疑的だったが、実際に実用化されてしまうとVLSの活用方法(水中発射方型UAVやUUVの運用に転用できるなど)次第で多用途性が向上すると海外のディフェンスメディアは評価しており、ウクライナ侵攻でロシア軍が巡航ミサイルを発射するプラットホームとしてキロ級潜水艦を使用しているのを見ると考えさせられるものがある。
あのような運用方法(ウクライナ領から数百kmしか離れていない場所での発射)はウクライナ軍に対潜水艦戦能力がないため成立している話だが、海上の制空権が成立しないと何処でも起こりうる問題で、戦場の状況が変化すれば「役に立つ攻撃手段」も変化するため、火力を投射するアプローチは多重化しておくに越したことはない。
少々話が脱線してしまったが、ハンターキラーに特化してきた日本の潜水艦もトマホークや国産巡航ミサイル(12式地対艦誘導弾・能力向上型)の搭載=多用途性の獲得に向けて動き出しているので、潜水艦とUAV・UUVの運用についても踏み込んだ発表(恐らく海自内部では検討していると信じたい)があれば嬉しい限りだ。
因みに中国が水中発射型UAVをテストしている様子が初めて確認されて注目を集めている。
Two amphibious vehicles that can take off from underwater. pic.twitter.com/IgkbAuqDp2
— 彩云香江 (@louischeung_hk) November 5, 2022
確認できる範囲で水中発射型UAVを潜水艦に導入済みなのは米国だけだがインドとイスラエルも開発中で、潜望鏡とソナーに限られた潜水艦の状況認識をUAVで拡張すべきだというコンセプトは急速に拡散する可能性が高く、潜水艦の多用途性獲得に動く日本も無関心ではいられないはずだ。
関連記事:イスラエル、潜航中の潜水艦から発射可能なUAV「Ninox103UW」を披露
関連記事:米海軍が導入中の潜水艦から発射可能なUAV、インドも自国軍向けに開発を発表
関連記事:潜水艦と無人機の連携、米海軍が原潜で使用する水中発射型UAVを120機導入
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Navy photo courtesy of General Dynamics Electric Boat
戦車や戦闘機や軍艦やらUAVが見た目の強烈さでキャラクター性を獲得しても、やることは石や槍を敵に投げることと何ら変わっていない、これからも変わらないということですね。
本質を見失わずに固定観念のみを棄てよと言う有り難い教訓をいただきました
これは何の仕事にも通じる
この記事の潜水艦に関してはちょっとちゃいますね
こういう事になります。
潜水艦が敵艦隊が出張ってくる場所でこちらに制空権が無い海域に待機します。台湾有事の場合は台湾周辺ですね。
で潜水艦から24時間飛び続けるUAVを1日1機使い捨てで飛ばすわけです。
するとその海域は24時間監視状態に置かれます。
もし敵艦隊を発見したら九州なり沖縄なりとにかく遠くの陸地から長距離対艦ミサイルを発射して撃沈するというわけです。
つまり潜水艦の無人機が長距離対艦ミサイルの欠点である終端誘導を補える事で、長距離対艦ミサイルが「本当に使える兵器」に化けさせる事が出来ます。海上版のハイマース戦法の完成ですね。
だから潜水艦、特に日本の自慢の隠密性はこれまでは待ち伏せヒットマンとして敵が現れたら魚雷を投げつける事をしてきましたが、魚雷の代わりに無人機を搭載し、石ころを投げつけて撃沈させる事自体は本土の陸上部隊に任せる事で制空権の無い海域で敵会場兵力をボコボコに出来るようになるわけです。
この戦法は日米の対潜能力で補足されやすい中国海軍には難しい戦法になります。無人機を放ちたい海域に到着する前に補足撃沈されますから。
自衛隊の制空権すら及ばない場所で潜水艦から発射できるようなUAVなんて、何十倍は現場にいるであろう中国軍機あるいは対空ミサイルやレーダーを搭載した大型のUAVに24時間なんて飛べずに撃墜されるだけでしょう。小型のUAVを発射するだけで潜水艦を危険に晒す可能性だってあります。
その一方今の中国が在日米軍や自衛隊と戦うなら撃墜気にせず多数の大型UAVを本土から飛ばしたり、貨物船はたまた漁船から小型UAVを飛行させるか、あるいは対潜能力に優れた日米相手に有人潜水艦を危険に晒さないように既に対潜行動までとれるようになった無人UUVにUAVも搭載して飛ばしてくると思いますよ。
UAVを有人潜水艦から飛ばす意味があるのは英米仏あるいは将来の中国の様に本土から戦場が遠い国や、多少の対艦能力はあっても対潜能力が極端に低い国相手でのみ有効な戦法ではないでしょうか。
多数の陸海空無人機で武装した目と鼻の先の中国相手にするならもはや自衛隊の潜水艦は無価値で、韓国海軍の様に大型のUUVや安いUSVを開発する方が先かなあと。それにしても自衛隊の兵器開発の遅さは日本の家電業界を見ているかのよう。
必ずしも原潜だからというわけではないだろうけれど、
速度と航続距離の優位を生かした、ピンポンダッシュ的なUUVの置き逃げ戦術みたいなのは魅力ですね。
特に対潜哨戒任務に就く大型艦の追尾難易度が跳ね上がりそうなので、そうなると対潜索敵も小型中型の無人艦が主力の時代が来るかもしれない気がしてきました。
急激に衰退し続ける我が国は、今後最新鋭潜水艦など造れなくなるだろう
水中戦力は完全にアメリカの原潜頼みになる
私バカだから分からないんですが、どう衰退してその衰退がどう影響すれば今後最新鋭潜水艦を造れなくなって、水中戦力は「完全に」アメリカ頼みになるっていう結論に至ったんですか?
そういう悲観妄想やめてもらえます?根拠もないそういう貶しは不快だし無意味なので。
あからさまな嫌がらせなんだから少なくとも貴方が不快を表明したら無意味ではなくなっちゃうのでは。
スルーが吉。
敵のプロパガンダに対して、無視という名のノーガード戦法は良くないと思います。
結局、それは黙認とみなされますので。
プロパガンダに対抗するつもりで書いてるならなおさら「不快」を表明するのは下作でしょう。
まんじゅう怖いメソッドなら別ですが。
下策…orz
日本の場合そうなると有人潜水艦はむしろ不要でUUVだけでOKでしょう。
どうして?
求められる機能や任務が拡張される一方で、無人化にはつながっていないじゃん。
ケロロな人からの受け売りですが、日本の潜水艦は、米国さんの下請けで某国近海に出向いてSIGINTもしているみたい。
その用途がUUVだと力不足な場合、米国も困るのでしょうね。
これは小型〜中型無人機の話題ですが、エスコン7では「俺達が最後の世代のファイターパイロットだ」という台詞があったんですけど、本当にそうなる時代が来てますね
エスコンと言えばこのコンセプトはまんまリムファクシですね
フィクションの世界に現実が追い付いてて面白い
今のところ自分は核兵器を積まないなら日本に原子力潜水艦とSLBMは要らない派だが、こうも技術の進化を見せつけられると将来的に意見を変えざるを得ない日が来るかもな。潜水艦から対地ミサイルやUAVだけでなく、SM-6みたいなミサイルを撃ってブースト段階で破壊する時代が来るなんてことも有るかもしれないし。
潜水艦なら敵勢力圏でも隠密行動が取れるのでミサイル迎撃をより前方で行える可能性はありますね。
ただ動力については蓄電技術が今後20年ほどで飛躍的に向上する可能性が高いので、原子力に及ばないまでも数か月の作戦行動にも対応できる通常動力型潜水艦の方が日本には合うと思ってます。
原子力は今から持つには金と政治リソースがかかりすぎる。。
ただ通常型と原潜では戦略的な機動力が違いすぎるからなぁ
少ない数で守ろうとすると原潜のそれは魅力的だし、予算があっても潜水艦への人が増えない問題もあるしなぁ
使い捨てドローンなら回収の必要がないから、潜水母艦も有用ですね。
>「任務を終えたUUVは移動している潜水艦の魚雷発射管に自力で帰還する能力が必要(略
無人機なら、ぶっちゃけ戻ってくる必要も無くない?
もったいないお化けに憑りつかれるかもだけど
運用者の技術が奪われる、運用者の作戦行動の一部、あるいは全てが白日の下に晒される、などといったリスクがありますからね
特に潜水艦はその性質上秘匿性の高い運用をすることが珍しくありませんので
一例として、米ソ冷戦時代にアメリカは深海ダイバー運用特化に改造した原子力潜水艦を用い、ソ連の海底ケーブルに盗聴器をしかけたことがあります(アイヴィー・ベル)
これは潜水艦のミスではなく情報局内の内通者によってソ連に知られ、アメリカの識別プレート付きの盗聴器が回収され、モスクワの博物館に展示されるという目を覆わんばかりの結果になりましたが、もしUUVが回収できなかった場合、たとえ自壊させるにしてもその一部か回収され、技術や作戦行動内容、場合によっては国際的問題の主導権を取られる恐れがあるかと
収集した(膨大な)データの回収に必要、なのかな?
海中なので電波利用は不向きだろうし、
音波利用は探知回避で避けたいだろうし。
潜水艦から何かを発射/発進させることは、居場所を暴露することと思います。
米海軍はならば自艦への脅威を計測することができますが、
それは、全世界的な索敵/観測/連絡/通信網があってこそのこと。
フランス/イスラエル/インドにその能力があるとは思えません。
まして、相手国の沿岸に近づくのは、相手が米国/ロシア/英国/日本ならば
自殺行為と思えます。相手にASW能力が無い場合のみ可能と思います。
あと、前にも書きましたが、UUVは潜水艦からのみ運用されるとも思えません。
潜水艦で運ぶのは原潜でも時間がかかりすぎます。
超低空を飛ぶ、重量物対応の運搬ドローンの方が良いのでは。
我々のようなミリオタが「無人機はジャミングで役に立たないから日本には必要ない」って言ってたのと同じだね。
私も素人だから貴方の疑問に技術的な解答をあげれないけど、防衛産業の人達は我々より賢いってことも留意しておかないと無人機の時の二の舞になるよ。
ドローン(クアッドコプタータイプ等)否定してたミリオタでも、無人機自体は否定してないでしょ。そもそも無人機であれば、とっくに自衛隊は導入してるし。
個人的に思うのは、無人機にしろドローンにしろ、徘徊型弾薬から大型機まで階級があるのに一括りにして語る人多すぎ。これはドローンを持ち上げている人に、多く感じるわ。
素人があれこれ言うより、本職の方が考えてるっていうのは全くの同意だけどね
その昔、『謎の円盤UFO』という海外SFドラマにスカイダイバーという潜水艦の前端部分が海中から発進する戦闘機になる厨二心をくすぐるギミックがあったんやけど、潜水艦に帰投するシーンはなかったと思うんやね。 まあ、有人航空機なんで記事とは関係ないんやけど。
一番問題になるのは、帰投時に敵のUUVもご一緒してしまう可能性が高いのと、本艦が移動している場合にどうやってランデブーするかでんな。 記事の自ら魚雷発射管に戻るというのは、バックで車庫入れのような機能かな? 頭から突っ込んで艦内で180°回転はサイズ制限が厳しすぎるやろうし。
韓国のVLS搭載通常型潜水艦は、本邦のミリオタ諸氏からは実用性がないと言われていたような気がするんやけど、海自が後追いの試験艦を導入するという報道であっさり手のひら返しをして、そんな事は無かったことになってもうたのはなんなんやろうか?
「魚雷発射管に帰投する」というのはさすがに意味的な表現だと思うのだけど(どうだろう。
映像を見ると色々あるようですが、後部ハッチからバックで放出しての自動帰投なら出来そうな?
魚雷発射管の本質は潜水艦内部と海中との耐圧殻を貫通するアクセスポイントです
もしここ以外を用いて回収するのなら魚雷発射管と同等以上の大きさと耐圧性を兼ねたアクセスポイントを組み込む必要性があるため、潜水艦に設計段階からスペース、耐圧性、建造・メンテコストなどに大幅な制限がつくこととなってしまいます
そのことを考慮しますとデメリットを増やさないために既存のアクセスポイント(魚雷発射管)を有効活用しようとする方針はおかしくはないかと
実際に成功するかどうかは難しいところとは思いますが
現在の魚雷発射管は、中から外に出すことはできても、外から中に入れるようにはできていないのではないだろうか。
大きさが魚雷発射管より小さいUUVでしたら外扉開放状態の魚雷発射管に外部から侵入させ、その状態で外扉を閉鎖し、中の海水を抜き、魚雷発射管装填扉(内扉)を開けて内部のものを艦内に引き込むというプロセスは構造的・理論的には可能ですよ
波や艦の動きでUUVが潜水艦に衝突する恐れがあるため、そのリスクを実用レベルまで下げるのは大変だと思いますが
>もしここ以外を用いて回収するのなら魚雷発射管と同等以上の大きさと耐圧性を兼ねたアクセスポイントを組み込む必要性があるため
VLSは駄目ですか?
VLSは魚雷発射管より想定使用深度が浅いので、その分耐圧性が低いのではないでしょうか
>潜水艦に帰投するシーンはなかったと思うんやね。
海面に着水して浮遊しているスカイダイバーの後ろから、浮上した本体がドッキングする場面が放映されたことがあります。
潜水艦への帰還型のUUVって、潜水艦の被探知の機会が放出と帰還で二倍
・・・どころか数倍になってしまいそうな気がする。人間の経験と勘でUUV放出の
タイミングや場所は敵を避けるように選べるけど、帰還するUUVはそこまで
賢くないだろうし。
帰っていくUUVを追尾して、母艦を見つけ出すUAVとか現れそう。
↑最後UAVじゃなくてUUV
専制主義国なら国民の生活水準を削っていくらでも軍事力に投資できるが、民主国家である本邦にはできない。潜水艦からUUVを射出できるようにするのは純軍事的には正しいかもしれないが、すべてにコスト(=国民の負担)が上乗せされるのだから、伝統的な対潜水艦戦能力の維持向上のために多用途性をほどほどにする選択をしても全然おかしくはない。日本がUAVやUUVなど無人戦力に保守的だからと言って、まるで旧態依然とした頭の固い連中であるかのような見方が多いが、賛同しかねる。
偵察用ドローンに関しては、限られた予算ながら頑張ってると思いますよ。
問題は攻撃型や自爆ドローンで、ここには相当なアレルギーがあると思います。
対人地雷やクラスター爆弾を見ても分かります。
自律型ドローンよる攻撃は誰も良心も痛めることのない、良い作戦である。機械による無作為による攻撃。
冗談はさておき、私にはミサイルを発射する事とドローンを飛ばす事に倫理的な差あるかが分からない。対人地雷やクラスター爆弾は戦後も残って民間人を傷つけるからまだ分かるが、ドローンはそんな事にはならい。
逆に私が日本の足を引っ張りたかったら有用なドローンは徹底的に感情論で世論に訴えかける方法で妨害するとは思う。
母艦化した潜水艦は、今以上に安全な後方で活動。
危険な活動は、ドローンが行うように考えているんでしょうね。
回収型のドローンだけでなく、随伴する大型無人潜水艦も出てくるだろうなあ。
最初は徘徊型自爆ドローンが水中でも活躍しそう。
現代社会において資本主義先進国の継戦力は
お金や資源よりも反戦世論だからなあ
兵士だろうが人が死ねば反戦世論は高まるから
無人機のほうが継戦力は高まるわけで
ベトナム戦争の反省から、以後のアメリカは徹底してますよね。湾岸戦争もイラク戦争も兵器の残骸の映像は幾らでも出てくるのに側で転がってるはずの遺体は大手通信社は絶対映さない。
伊400:「やれやれ、やっと俺の凄さに気づいたか」
割とマジで参考になるかもしれない、大戦時の格納庫搭載潜水艦。
>韓国のVLS搭載通常型潜水艦は、本邦のミリオタ諸氏からは実用性がないと言われていたような気がするんやけど、海自が後追いの試験艦を導入するという報道であっさり手のひら返しをして、そんな事は無かったことになってもうたのはなんなんやろうか?
手のひらを返すも何も両者の論点は全く違っていますよ
あくまで通常弾頭の短距離弾道ミサイルを潜水艦に搭載させるコンセプトに疑問を持つ人は多かっただけで、VLS搭載潜水艦に疑問を持つ人はほとんどいません
なにせ戦略ミサイル原子力潜水艦や巡航ミサイル潜水艦という完成されたコンセプトの潜水艦がその存在を確立していますので