米国関連

ロシア軍の攻勢用戦力、兵力30万人以上、戦車・装甲車輌5,500輌以上、砲兵装備3,500門以上

ロシア軍は約1年に及ぶ戦いで1,688輌の戦車を失ったことが視覚的に確認されたが、新たな攻撃に備えて兵力30万人以上、戦車1,800輌、装甲車輌3,950輌、大砲2,700門、多連装ロケットシステム810門を集結させているらしい。

参考:Ukraine Braces for New Russian Offensive in the East

何もかもが時間がかかり、エイブラムスが送られてくる頃にはロシア軍の攻勢がどのような結果をもたらしているかを目撃した後だ

ウクライナ軍もNATO加盟国も「東部戦線で何かが起きている、多くのロシア人兵士が次々と前線に向かっている」と指摘、ロシア軍が占領する地域には既に30万人以上の兵力が終結している推定され、この大半は東部戦線=ルハンシク州とドネツク州に集中しており、レズニコフ国防相は「ウクライナ侵攻にとって象徴的な2月24日に向けてロシア軍の攻勢が加速していく」と予想している。

出典:Mil.ru/CC BY 4.0

ロシアの軍事力が専門の力ダラ・マシコット氏(ランド研究所)は「現在のロシアが採用している戦術は赤軍が好んだ兵士の波で、この強引な攻撃戦術は洗練されたものではないがウクライナ軍にダメージを与えており、もはやハルキウで反撃が成功した要因の多くが存在しない=占領地域におけるロシア軍の戦力密度が飛躍的に高まったため1日何kmも前進したりするのは不可能という意味」と述べており、この見方はウクライナ軍関係者の証言によっても裏付けられているのが興味深い。

ロシア軍は約1年に及ぶ戦いで1,688輌の戦車を失ったことが視覚的に確認(Oryx調べ)され「侵攻前に準備していた戦車(約3,200輌)の約半分を失った」と報じられているが、匿名を条件に米Foreign Policy誌の取材に応じたウクライナ軍関係者は「新たな攻撃に備えてロシア軍は戦車1,800輌、装甲車輌3,950輌、大砲2,700門、多連装ロケットシステム810門、戦闘機400機、ヘルコプター300機を準備している」と明かしており、これだけの戦力がウクライナ東部の限定された範囲に投入されれば酷い戦いになるだろう。

出典:Минобороны России

米国や欧州諸国が提供を約束した主力戦車や歩兵戦闘車の引き渡しは早くても3月末~4月(米エイブラムスは早くて年内)になる見込みで、150km先の目標を攻撃可能なGLSDB(地上発射型小口径爆弾)の提供は9ヶ月後になると予想されており、多くの軍事アナリストは「西側諸国が提供する新たな武器が到着する前に出来るだけ前進したいとロシア軍は考えている」と指摘。

ウクライナ最高議会のウスティノヴァ議員も「新たな攻撃に耐えられるか予想もつかないが極めて困難な状況に陥るのは確実だ。我々には十分な弾薬がなく戦車も到着まで時間がかかり、何もかもが時間がかかり、エイブラムスが送られてくる頃にはロシア軍の攻勢がどのような結果をもたらしているかを目撃した後だ(米FP誌の取材に答えた内容なので到着が年末か来年になるエイブラムスを批判)」と述べ、ウクライナや欧米諸国の雰囲気は昨年の侵攻前によく似ている。

出典:ウクライナ全体の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

ロシア軍の新たな攻勢がどのような結果を生むのか予想がつかないが、ウクライナ軍側も侵攻初期とは異なり防衛ラインを固めているので「1日で何kmも前線を突破される」ということは考えにくく、昨年の5月~7月にかけての戦い=じわじわと後退を強いられるような流れになるのではないかと管理人は予想しており、新たな武器が到着して反撃準備が整う夏頃までにスラビャンスク周辺を保持してドネツク州制圧を阻止できていれば再びウクライナ軍に流れが戻るかもしれない。

関連記事:ロシア軍の狙いはリマン奪回? 10日以内にクレミンナ方面で本格攻勢が始まる可能性
関連記事:ロシア軍は2月15日までに新たな攻勢準備が整う、本物の機械化旅団を用意

 

※アイキャッチ画像の出典:Mil.ru/CC BY 4.0

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コメント

    • paxai
    • 2023年 2月 10日

    大兵力過ぎやしませんかね・・・本当にそれだけの兵器を用意出来てるなら白旗上げるしかないですやん。

    18
      • 名無し
      • 2023年 2月 10日

      えっと、それ、あなたがウクライナの人に伝えておいてください。

      30
      •  
      • 2023年 2月 10日

      去年の今頃に我々が言っていたコメントを見せられるとはね

      4
    • G
    • 2023年 2月 10日

    これほどの規模となると対NATOや対米に温存していた戦力もつぎ込んできたように思えますね
    もはやロシアは例え勝てたとしても得られるものより失ったもののほうが圧倒的に多いと思うのですが、それでもなおプーチンがトップの座から降ろされていないあたり、政府全体がコンコルド効果に陥っているのか思っていた以上にプーチン政権の基盤が堅かったのか

    62
    • 例のアレ
    • 2023年 2月 10日

    「我々には十分な弾薬がなく」が1番の気がかりですね。

    24日まであと14日しかないのでこの間にできるだけ多くの弾薬を送ってもらいたいものです。

    25
    • ホテルラウンジ
    • 2023年 2月 10日

    これ本格攻撃が始まったら一旦おもっくそ戦線下げてロシアの補給線を伸ばしてから叩いた方が良いかもしれませんね。
    こんだけの物量であれば西側に入り込んだらロシアはまた補給がすぐに苦しくなってくるでしょうし。

    28
      • 名無しさん
      • 2023年 2月 10日

      私もその作戦の方が有効だと思いますが、ウクライナ人の郷土意識の高さから、都市の放棄を命じるのはかなり難易度が高いと考えています。
      それに一旦放棄した都市は、ロシア軍が入ると徹底的に収奪されますし、取り戻すのにも相応に時間と手間がかかります。
      ウクライナとしては出血を覚悟してでも、遅滞作戦でしのぐしかないのかなと思います。

      26
      • ななし
      • 2023年 2月 10日

      ロシアが昨年2月と同じようにどこまでも進出してくるというならその手もなくはないでしょうが、実際にはロシアがどう動くかわかりません。
      前回の反省を生かしたのか今度は東部に戦力を集中しておりその点だけでも開戦当初より兵站は相当マシでしょう。
      そして本来の目標であるドンバス州とドネツ川以東を制圧したらいったんそこで戦線を停めて陣地構築に回る、という堅実な案を実行し政治的には独立を宣言させてウクライナへの懲罰は終了した、と停戦交渉を開始する(正直ロシアにそんな事ができるかは微妙ですが)可能性が数%でもある以上は、戦線を下げると言ってもスラビャンスクやクラマトルスク手前までが限界。つまりバフムート以西にもうあまり土地の余裕はありません。
      そう考えると撤退でロシアの補給線を伸ばすというのは、ロシアが無理にでも進撃を続けてくれるという希望的観測に依る必要があるので難しいのですよね。

      25
      • TKT
      • 2023年 2月 10日

      1943年8月には、ドイツ軍は動員したウクライナ人を使って、ドニエプル川西岸に
      「東方防壁」
      と呼ばれる陣地線を築き、一方でソ連軍の方は、
      「ドニエプル川への競争」
      と呼ばれる攻勢作戦を行い、このときは結局すぐに東方防壁は破られ、ソ連軍はドニエプル川の渡河に成功しました。

      今のロシア軍はとりあえずドニエプル川の渡河を目指しているようには見えませんが、地形的にはやはりドニエプル川が大きな境目となるでしょう。

      2
    • あばばばば
    • 2023年 2月 10日

    もしかしてなんだけど、もしかしてなんだけど、ロシアの東海岸がら空きなんじゃないの~
    (それでも日本単独だと厳しい数だろうけど)

    17
      • アーク
      • 2023年 2月 10日

      実際独ソ戦では、日ソ中立&米英と同盟を組む事で東海岸をガラ空きにして反攻作戦をやった
      当時は友好的で大量に資源を買う貿易相手だったドイツより、宿敵であった日本帝国、国共内戦、ラスボスアメリカ対策で軍の殆どが東にいた

      4
        • 戦略眼
        • 2023年 2月 10日

        中華に取っては、いよいよチャンス。
        北京条約で奪われた父祖の地を取り戻すのだ!
        ウラル山脈から東側は、頂きだ。

        • 中山
        • 2023年 2月 10日

        日本が動くとして実際問題誰がロシアに行くんですかね?

        戦意の高い国民を志願で募って(いないと思うけど)
        ロシア極東地域に送りつけるんですかね?

        1
        • xyz
        • 2023年 2月 10日

        がら空きではありません
        第二次世界大戦を通して極東の兵力が100万人を割ることはなかったと言われています
        独ソ戦勃発当初、日本陸軍(特に参謀本部が積極的)は長く仮想敵国であったソ連に攻め入る絶好の機会だと考え、御前会議で北進論を認めさせた上で、動員をかけて75万の兵力を演習名目で満州に集結させました
        スターリンがモスクワ防衛のために極東の兵力の大半を引き抜いたら対ソ戦に踏み切る予定でしたが、用心深いスターリンが一部の部隊しか動かさなかったので、あきらめざるをえまえせんでした

        1
      • abc
      • 2023年 2月 10日

      日本が国力に見合った軍事力を持って周囲に警戒感を持たせていれば、ロシアはこんな無茶をしなかったかも知れませんね。

      23
        • STIH
        • 2023年 2月 10日

        でもそうすると今度はアメリカの警戒レベルが上がるという。

        4
    • たけやぶやけた
    • 2023年 2月 10日

    さすが超大国ロシアだと唸らせるを得ない。

    これだけの大兵力を動かすだけの兵站はどうやって維持しているのだろうか?
    ここまでだと民間衛星でも用意に視認できると思うのだが、最近兵站関係の情報がさっぱり伝わってこなくなって気になる。

    26
      • トブルク
      • 2023年 2月 10日

      ロシア軍は決して器用な軍隊じゃないですが、大軍の運用に関しては一級品で兵站の運用にも長けています。
      戦力の発揮には、まず十分な兵站が必要だと当たり前に考える軍隊なので、動員した兵士の一部を後方支援体制に組み込むことや民間車両の徴用(人も含む)など、準備はしてるでしょうね。

      7
    •  
    • 2023年 2月 10日

    この兵力が「敵はモスクワにあり」とならないのが不思議だ。

    12
      • あるまじろ
      • 2023年 2月 10日

      軍事クーデターが起きないか、と期待した気持ちはわかるけど
      ソビエト末期のクーデターにしろ
      帝政ロシアのクーデターにしろ
      食料に事欠くレベルの長期間の社会的窮乏の結果に発生した。

      コーラがなくなって1年目、じゃあまだ無理だろう。

      28
    • ななし
    • 2023年 2月 10日

    大攻勢が始まる前に、ロシア軍の弾薬庫でタバコの火の不始末があることを祈る

    3
      • 2023年 2月 10日

      ロシアもバカじゃないからハイマースの射程外に弾薬庫や指揮所を配置してて、花火大会は無いんじゃ。

      16
        • 名無しさん
        • 2023年 2月 10日

        少なくとも以前のようにハイマース射程内に大量の弾薬を置くような真似はあまりやっていないでしょうね。
        それだけにGLSDBの一刻も早い提供が求められます。

        6
    • mo
    • 2023年 2月 10日

    1700両破壊したと思ったら1800両追加で来たってこと?

    16
      • 匿名
      • 2023年 2月 10日

      ???:「戦車は畑で取れる!」

      5
      • 名無しさん
      • 2023年 2月 10日

      東部の中国や日本に備えていた分もすべてつぎ込んできたという事ではないですかね。
      以前に「3年間で800輛のT-62を改修する」計画がたてられていた位ですから
      1年で1800輛も追加生産する能力はないと思いますよ。

      26
        • のー
        • 2023年 2月 10日

        冷戦時代を生きた老体的には。
        ロシアは、ソ連の5万輛以上の戦車を持ってた時代のイメージのままでした。
        だから、ウクライナ侵攻時の戦車が3200輛と聞いて、逆にロシアの衰退を感じました。
        3万輛も生産されたT-72の、ほとんどは世界中に売られていったんですかね。

        19
        • (=^・^=)
        • 2023年 2月 10日

        3年で800両は平時での生産計画だから戦時増産だとその倍は生産できるでしょ。
        予算も付くし輸出分の生産ラインも使うわけだし。
        もうロシア製兵器を買ってくれる国もないしね。
        戦後はロシアの兵器産業はジリ貧になる。

        7
      • 2023年 2月 10日

      西側の計算だけど開戦直前の全保有戦車数の半数をこれまでの戦闘で失って残り1800両だそうで
      しかもそれがすべて動くとは考えづらくてリストアしなければいけないはず。
      と言うことはこの1年で新造できたものしか残ってない ?

      チンギスハーンの末裔が強国だったら、後ろから襲うだろうという妄想が働く。
      中共は弱いものイジメは得意だけど、そこそこ以上の強いものイジメはしないんだな。
      ベトナムを弱国だと間違えて完敗してたけど。

      2
    • 2023年 2月 10日

    ウクライナ負けてるよね。今はウクライナという死体に西側からの武器供与という血液を送り込んで心臓マッサージしてるレベル
    この先どうなるか(どうするか)は西側の匙加減、本気度合い次第ですが、政治的決着で停戦かなあ・・・

    20
      • 名無しさん
      • 2023年 2月 10日

      ウクライナはこの半年でごく一部の地域で10km程度後退しただけで、敗北とは程遠いですよ。
      戦力を並べるだけで決着がつくのなら、そもそもこの戦争はこんなに長引いていませんし。

      この戦争の厄介な所は、双方ともに決定的な要因が無くて、どちらも敗北を認めるまでは長くかかるという事です。

      51
        • 2023年 2月 10日

        支援国も内心、泥沼の戦いとなってロシアが完全に死に体になって欲しいのかも。
        去年の時点で支援を決めてハルキウ進攻を続けていたら、今のようにロシアも息を吹き返せなかっただろうに
        それをしないのは、簡単にウクライナに勝たせると傷の浅いロシアの復活が見えるからと思ってしまう。

        5
        • 匿名
        • 2023年 2月 10日

        西側はすでに覚悟を固めて増産体制を築いてる最中なのに終わるわけがない
        ウクライナが戦い続けるなら行きつくとこまで行ってしまうと思う
        負ける可能性があるとすればウクライナがあきらめたときしか無い
        ウクライナが最近汚職の対応に追われてるのが不気味
        大規模攻勢と同時進行でウクライナの戦意を内部から崩すためにロシアや親ロシア派が汚職情報を暴露してるんじゃないかと疑いたくなる

        10
    • ぱんぱーす
    • 2023年 2月 10日

    正直、30万の追加動員と聞いた時に全員に十分な装備を行き渡らせる事は出来ないんじゃないかと思っていましたが、想像を超えてきましたね。
    ロ軍兵士が大戦時の装備を支給されたというニュースのインパクトが強くて心の何処かで少し侮っていたのかもしれません。
    この4ヶ月間で訓練も十分に受けているのでしょう。
    これが軍事力2位の底力かあ……。

    28
    • 名無しさん
    • 2023年 2月 10日

    武器支援が間に合わない以上、頼みの綱は3月になって気温が上昇し泥濘期に入ると言う、天候次第の神頼みしかないように思えます。この1か月はウクライナにとって正念場と言えます。
    どれだけ被害を抑えて後退できるかがカギですが、ゼレンスキー大統領が軍部の判断を尊重して柔軟に撤退してくれるか、難しい所だと思います。

    5
      • トーリスガーリン
      • 2023年 2月 10日

      西側の軍事支援が間に合わず、動員兵の訓練が満足いくレベル(4か月以上)に達し、泥濘になる前のこのタイミング
      前線ではワグネル兵を突撃させて消耗戦と戦力拘置を行いつつ淡々と準備を進めていたんだとしたら恐ろしいですね
      それとも単に侵攻1周年を前に派手に戦果を立てたかったからこの時期になっただけなのか…どちらにせよ、ウクライナにとって大きな苦難が訪れようとしているのは間違いない

      7
    • 58式素人
    • 2023年 2月 10日

    “新たな攻撃に備えてロシア軍は戦車1,800輌、装甲車輌3,950輌、大砲2,700門、
    多連装ロケットシステム810門、戦闘機400機、ヘルコプター300機を準備している”
    数字は大きいので、さすがはロシアと思うのですが、その内容を知りたいものです。
    戦車の場合、何がどれだけなのでしょうか。
    T62/72/80/90の混成とは思うのですが、その割合はどうなのでしょう。

    9
    • 1.44スキー
    • 2023年 2月 10日

    また正念場だ。
    この攻勢を上手く捌けることが出来ればな。

    露も前と同じ失敗は出来うる限りしないと思うので厳しいドンパチになるだろうな…。
    まだロシアドローンの宇への民間インフラ攻撃も併せて行いそう。

    3
    • 匿名
    • 2023年 2月 10日

    戦闘機は短期間に量産無理だから、ロシアに残っている航空戦力の半数集めた気がする。航空戦力は戦前に戦闘機千百前後言われてウクライナ侵攻で2割は失っていますからね。
    中国と不可侵秘密条約結んで中国の国境沿いの戦力全て持ってきてそう。航空戦力はそうしないとロシアの首都防衛戦力が空になる。戦闘機は隠すのは無理だから戦闘機の戦前の数に誤差はそんなにないでしょうからね。

    1
    • makumaku
    • 2023年 2月 10日

    昨日(2/9)、ゼレンスキー大統領はEU議会で歓迎され、演説した。
    リンク
    随分余裕があるように見える。来るべきロシア軍の攻勢にはすでに対処済みか?

    パリで、EU首脳やマクロン大統領、ショルツ首相らと会い、友好と結束を強調したが、
    ウクライナが欲しいのは軍事援助と経済援助。欲しいものはすでに手に入れたか?

    P.S. ウクライナ軍による長距離攻撃は、欧州米軍から提供されるISRのおかげである
    とのWP記事(2/9)。リンク

    • AAA
    • 2023年 2月 10日

    ロシアが戦車の半数を失ったって言うのは
    開戦後に新規製造された分や保管されていたものを再稼働させたり
    損害が軽微なものを修理して再投入した分含んでないから
    あまり意味がある数字ではないな

    7
    • 折口
    • 2023年 2月 10日

    「攻勢ではありません、大攻勢です!」という声が聞こえてきそうな程の戦力をロシアは捻出していますね…。

    街で人を拉致ったり一銭五厘の郵便を送りつけて人を集めたとして、装甲戦力と火砲が伴っていなければロシア軍の本領は発揮し得ないでしょうにと思っていましたが、きっちり人数分の戦車や榴弾砲を揃えていると見られるのは恐ろしいものがあります。30年前までは常備兵力300万を擁していた国ですから、30万だ40万だというのは数のうちにも入らないんですかね。

    3
    • アクアス
    • 2023年 2月 10日

    30万人が食う食糧を輸送することを考えただけでも卒倒しそうだが、そこに燃料・弾薬も加わるとなると、ウクライナ軍がつけ込める隙は大きい気がする。

    7
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