米下院は運用コストが基準値をクリアしないかぎり国防総省が購入するF-35の数量を制限する内容を国防権限法案に盛り込んでいたが、空軍のブラウン参謀総長も「議会の法案は私達のやろうとしていたことと一致する」と語り運用コストによる購入制限を受け入れると表明した。
参考:Top US Air Force general supports proposed F-35 cost constraints
参考:House lawmakers want to force the Pentagon to lower F-35 sustainment costs in order to buy more aircraft
果たしてロッキード・マーティンはあと7年でF-35Aの年間運用コスト780万ドルを410万ドルまで削減することが出来るだろうか?
F-35の運用コストはつい最近まで1時間あたりの飛行コストを基準に語られていたが、米国の政府説明責任局(GAO/旧会計検査院)がF-35プログラムコストに関する最新の報告書を今月7日に発表した辺りから1年あたりの運用コストで議論されており、GAOの説明によれば1機のF-35Aを1年運用するためにかかったコストは780万ドル(2020年度実績)らしい。
空軍はF-35Aの年間運用コストを370万ドル削減(47%減)して410万ドルまで引き下げることをロッキード・マーティンに要求しており、これが実現されないまま運用のピークに達する2036年(推定1,192機のF-35Aが稼働)を迎えると運用コストが1年で約44億ドル/約4,860億円も超過することになるとGAOは指摘している。
A.2020年度運用コスト | B.適正コスト | A-B=差額 | 2036年の推定運用数 | 差額の総額 | |
F-35A/空軍 | 780万ドル | 410万ドル | 370万ドル | 1,192機 | 44億ドル |
F-35B/海兵隊 | 910万ドル | 680万ドル | 230万ドル | 353機 | 8.12億ドル |
F-35C/海兵隊 | 790万ドル | 680万ドル | 110万ドル | 67機 | 0.74億ドル |
F-35C/海軍 | 990万ドル | 750万ドル | 240万ドル | 273機 | 6.5億ドル |
年間超過額 | 約60億ドル |
この悪夢を避けるため下院軍事委員会は2022年度の国防権限法案に「運用コストが基準値をクリアしないかぎり国防総省が購入するF-35の数量を制限する」と盛り込み、もし基準値をクリア出来なければ国防総省がロッキード・マーティンと新たなロジスティクス(F-35の保守やサポートなど)契約を結ぶことも禁止すると明記して2028年(草案では2026年だったので若干緩和されている)までに基準値をクリアすることを求めているのだが、空軍のブラウン参謀総長も運用コストによる購入制限を受け入れると表明したためロッキード・マーティンに残された猶予は「7年」に決定された。
しかし下院軍事委員会は具体的な制限数に関して言及していないため、恐らく2028年という設定は「購入するF-35の数量を制限する時期」というよりも「F-35に見切りをつけ代替案に乗り換える時期」という意味合いが強いと思われる。
果たしてロッキード・マーティンはあと7年でF-35Aの年間運用コスト780万ドルを410万ドルまで削減することが出来るだろうか?
ここまで具体的に逃げ道を塞がれると流石にロッキード・マーティンも死物狂いでコスト削減に取り組んでくる思うので、今度は期待してもいいのかもしれない。
関連記事:米軍、運用コスト削減に失敗するとF-35維持に年間1.7兆円もの負担が必要
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関連記事:F-16の後継機計画が米空軍の公式資料に登場、新しい戦闘機「MR-X」の登場は2035年頃
連絡事項:昨年末辺りからF-35に関するマイナス要素の記事が続くのは管理人がF-35嫌いだからではなく、開発国の米国でマイナス要素の話題(稼働率、運用コスト、エンジン問題、調達数の削減など)しか報じられていないからで意図的にマイナス要素のニュースばかりを選んで記事にしている訳ではないことを理解して頂けると幸いです。
個人的には日本語記事で報じられる機会が少ないF-35関連情報をいち早く届けるつもりで記事を作っているつもりですが、どうしても日本が導入中のF-35sageの記事は我慢ならない、マイナス要素のニュースなんて見たくないと言うなら当サイトのF-35関連記事をスルーすることをオススメします。
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Codie Trimble
尻に火が付いたロッキードマーティンが運用コスト削減に全力を挙げる、
のではなく、そのための資金をロビー活動に充てて調達数削減を回避しようとする可能性も。
> 連絡事項:昨年末辺りからF-35に関するマイナス要素の記事が続くのは管理人がF-35嫌いだからではなく、開発国の米国でマイナス要素の話題(稼働率、運用コスト、エンジン問題、調達数の削減など)しか報じられていないからで意図的にマイナス要素のニュースばかりを選んで記事にしている訳ではないことを理解して頂けると幸いです。
個人的には日本語記事で報じられる機会が少ないF-35関連情報をいち早く届けるつもりで記事を作っているつもりですが、どうしても日本が導入中のF-35sageの記事は我慢ならない、マイナス要素のニュースなんて見たくないと言うなら当サイトのF-35関連記事をスルーすることをオススメします。
こんなことを言わないといけない輩が居るのは悲しいなぁ…。管理人も大変ですね。
それはそうとロッキード・マーティンには流石に頑張って貰わんと戦略的にもかなり危ないと思うからしっかりやって欲しいね。
多分こういう輩のことをいってんじゃないの
>匿名
>2021年 9月 13日
>ここのF-35嫌い相変わらずよな
煽ることしかできないロシア兵器信者のせいじゃない?
自分にとって都合のいい情報しか見たくないやつらは大鑑巨砲主義!見たいな所に籠ってればいいんだよ
ミリタリー速報あたりがこのサイトのリンク付きで記事を引用してた事があったからあの辺から流れてきてるんだろうなあ
管理人様
「日本が導入中のF-35sageの記事は我慢ならない、マイナス要素のニュースなんて見たくない」というよりは、意図的なのか分かりませんが執拗なF-35sage(C-2もでしたが)コメントが荒れる要素かと。
コメントを書く際は、議論と自分の主張をぶちまけるのは全く別物と言うのを理解しなきゃですね(反省してます
良い点がニュースになる事は少なく、否定的な内容が増えるのは致し方ないですね。
今回みたいに明確に改善までの期限切られるのって珍しい?それとも知らないだけで結構よくある例だったり?
あと管理人さんにあんな連絡事項書かせるってそんなコメント多かったのか…こうやって情報まとめて載っけてくれるだけで十分ありがたいです。悪いニュースしかないのはいいニュースがないからしょうがないし。
とはいえどこかしらからそろそろいいニュースも出て欲しいところ…アップグレード開始でもミーティアとか何かしらの武器統合できたとか。ロッキード・マーティンはコスト軽減に全力であまり余裕ないのかもだが…。
>空軍のブラウン参謀総長も「議会の法案は私達のやろうとしていたことと一致する」と語り
「宿題はやったの?」
「今やろうとしていたところだし!」感。
アメリカの議員は軍経験者がいる+軍から議員への働きかけがある
この件は議会と軍はグルでしょうね(推測
ここでも書かれてたけど、空軍は削減されない場合は減らすか減らして違う戦闘機を…って考えてるので議会が同調してくれたのは願ったり叶ったりじゃないかね?
海軍みたいにF-18打ち切りたいのに議会が押し込んでくるみたいな事にならないし。
多分この連絡事項については自分のこと言われてるのかな?
自分の言い方にも問題があったであろうとは理解はしているつもりなので、そのことについては謝罪させていただきます。
ただ、F-35のコスト増を問題視していないのではなく、自衛隊機の置き換えについての記事だったので反論しました。
航空自衛隊は高価なF-4やF-15の置き換えとしてF-35の置き換えを実施しているのであって、
安価なF-5→F-16の流れの置き換えとしてF-35を導入しようとしている他国とは、許容できるコストに大きな開きがあることを留意する必要があると説いたつもりです。
特に日本がF-15の置き換えを決めた時には、F-35のコスト増加が、F-16比で増加していることがほぼ露呈していた時期です。
当然、日本政府、防衛省もその情報は既に導入したF-35の状況で知っている筈で、既存のF-15Jとのコスト比較をして追加の決定をしたものと認識しています。
↑この人は永遠に自分が趣旨にそぐわない事を言い続けてるのをおかしいと思わないんだろうな、3行後にいつもの調子だしw
当初の予定運用コストより大幅に高くなってるのが問題で、F15やらF16との比較以前の問題です
あまり言い争いをしたくはないんですが、
当初の運用コストより上がってきたことは、F-15の置き換えを決めた時には知っていたであろうという旨も説明させていただきました。
本記事にもある適正コストの算定も、F-16を比較して出されたものであろうことは簡単に想像できるので、その適正コストを前提にする米国と、
F-35よりも一時間当たりのコストで上回るF-15を置き換える日本は、当然、適正とされるコストも違ってくるということを説明していました。
少なくとも、現時点での米国公式による一時間あたりのコスト比較では、
F-15C>F-15E>F-35A>F-15EX(予定)>F-16Cとなっています。
これをF-15EXよりも低い、F-16Cに並に下げることが米国議会より求められた格好です
また始まったよ、、、
君の持論は一意見として尊重されるべきだが、多くの人の意見と異なっているという事実を受け入れるべきだよ。
どうしても自分の主張が正しいと他者に認めさせたいならF-35でF-15を置き換えるから日本は現在のF-35の運用コストを問題視していないという防衛省の資料なり防衛相の言質でも提示してくれ。
そうでなければ君の主張は状況を自身の主張に都合よく張り合わせたものでしかない。
航空自衛隊のF-15の運用コストは幾らなのか知ってるのか?
日本に現在のF-35の運用コストは問題のない適正コストなら、なぜ防衛装備庁は今回発表したコスト見積もりのなかで今後も運用維持コスト削減を進めていくとわざわざ言及してるのか?
開発国や開発出資国がF-35Aの一時間あたりのコストはF-16Cに並に下げることが適正だと言っているのに、なぜそれを否定して日本はF-15の置き換えようだから問題ないんだと強弁するのか意味がわからない。
先の記事にあった通り、今の航空自衛隊のF-35のコストは米軍とほぼ同等かやや上回る程度です。
米国におけるF-15Cと航空自衛隊におけるF-15Jの運用コストについてもほぼ同等と推察されます。
しかも、米国におけるF-15Cの運用についてはかなり制限がされている状態で、一部の遠征群を除いては対領空侵犯処置に相当する任務からも解かれている状態で、運用コストが低く抑えられてるにも関わらず、現在の運用コストに高止まりしていることも注目すべき点かと思われます。
これで、F-15Jの運用コストがF-15Cを下回るという状況は、まずありえないと断言しても良いと思われます。
米国におけるF-15Cと航空自衛隊におけるF-15Jの運用コストについてもほぼ同等と推察されますじゃ、ただの感想だろ?
航空自衛隊のF-15の運用コストが幾らなのか知ってるのか?と聞いてるんだ。
因みに米空軍の235機保有しているF-15Cの年間運用維持費用は13億8,650億ドルで単機あたりの運用維持費用は580万ドルだ。
この数字は2018年のものなので少し古いが米国政府監査院の報告書に記載されている数字だから。
リンク
580万ドルというと本日の換算レートで6億3,800万円ほどで、F-35Aの運用コストは780万ドルで本日の換算レートで8億5,800万円だ。
これで君の主張はどうやって成り立つの?
あの、逆にF-15Jの運用環境で、どうやればほぼ隠居状態に近い米国F-15Cのコストを下回れると思うのでしょうか
そう主張されるのであれば、その根拠をください
その根拠に出されているのは燃料消費も含めた年間値です
その上で、先に述べた通り、F-15Cは一部を除き、その殆どが対領空侵犯処置といった任務からも解かれています。
そのため年間コストが安く出ることになります。
CPFH基準に換算した場合ではF-15CのコストはF-35Aを上回ります。
運用コストって燃料代含まれて当然じゃないの?
もう何を言ってるのか訳がわからん
米国のF-15Cは、一部の遠征任務を除いてほぼ任務に就いていない状況です。
なので極端なことを言ってしまうと、配備中のF-15Cは殆ど飛んでません。
飛ばなければ燃料は1ガロンも消費しませんし、任務につける人員も必要ないので、年間コストは低く出るというわけです。
実飛行あたりのコストであるCPFHは、F-15CはF-35Aよりずっと高いです。
日本でいうと、晩年のF-4EJ改を想像してくれればわかりやすいと思います。
F-4EJ改は対領空侵犯措置任務には就いてましたが、F-15Cはこの任務にすら就いてない(NATO派遣機等除く)ので、もっと飛んでないというわけです
>今後も運用維持コスト削減を進めていくとわざわざ言及してるのか?
これについても半分正解で半分間違いであると認識しています。
装備庁の評価では、F-35は当初基準を下回ってはいますが、これはF-35だけの話ではありません。
陸海空、国産、外国製、問わず「全ての主要装備調達品目」が基準を下回っていると判定されています。
はっきりいってしまうと、運用維持コスト削減を進めていくとわざわざ言及している品目は、調達している装備全てに言及している状況です
数字を読み込むと装備庁の算定したライフサイクルコストでは、F-35Aは当初基準の95%をとなっています。
つまり当初想定よりも安くなっているということは、日本側が想定していた数値は、やはり高く設定されていたことが伺えます。
確かに、F-35のコストは米国が思い描いていたよりも高く、米国では問題となり、F-16を置き換えるには高コスト過ぎるという問題はありますが、
航空自衛隊が見込んでいたコストの範疇には収まっているという状況でもあるわけです。
誰が誰だか分からないが、話の流れで論点はある程度ブレるものだから切り取り合戦はよろしくない
日本でそんなシビアなコスト計算なんてやっていないと思いました
防衛省や自衛隊や族議員は考慮しておらず、財務省が制限つける構図だと思いました
要するに
コメ主
•高価なF-15Jを置き換えるからF-35は今の高価なままでも大丈夫、値下げは必要ない
コメ主以外
•これほどのコスト増は自衛隊でも予期しておらず、F-15Jと比べて釣り合うとは限らない
•F-16C並みの維持費を達成していない時点で順調とは言えない
であってる?
活発な議論は素晴らしいけど、自分の主張をぶつけ合うのはよくない。
煽るような書き方止めなよ
過去の記事「航空自衛隊が運用するF-35Aの運用・維持費用は米軍と同レベル、F-35Bに関しては米軍超え」
リンク
も合わせて読んだ感じ、空自はもともとF-22を所望していたぐらいだからF-35が高コストなこと自体は許容範囲かつ織り込み済みだろ(日本が導入を決めた時点ではもっと高コストだった)、そしてF-35で置き換えられるのは(高コスト機な)F-15だからF-35が(F-15と同じぐらい)高コストになったことの影響は最小
反コメ主は…なんだろ、高い高い言ってるだけで相手の言ってることを理解する気がない感じか
>高い高い言ってるだけで相手の言ってることを理解する気がない感じか
まぁそれに関してはコメ主の話の持って行き方がまずかったとしか;
最初にもうちょいしっかりとそう思った理由とか書いてたらここまで噛み付かれなかったと思う
まぁ、あえて言えばどっちもどっちと言えなくもないけど、会話の中で相手の言ってることが分かったなら言い方を替えたりレスポンス返したりしたらいいのに自身の主張(F-35は高い)に固執して歩み寄らない反コメ主のほうが私は苦手(相手したくない)
書き込んだ者ですが本当に申し訳ない。
コメ主を煽る意図は微塵もないです。
説明と高圧的な否定が繰り返されるのが嫌だったので。
コメ主の言う通りなら自衛隊は全く問題ないと思ってる。
微妙に違うと思う
コメ主
「日本と米国で想定していた運用コストも更新元の事情も全然違うので米国で問題化したケースと同じ認識を本邦にそのまま当てはめるのはおかしいだろ」⇒日米の運用事情の違いの問題の話
コメ主以外
「F-35は予定していた運用コストを大幅超過してるのは問題だろ」⇒F-35プログラムで現状起きてる問題の話
つまるところ話が全くかみ合ってないだけに思う(上二つの問題は全然違う性質の話なので)
まぁ前記事から見てはいたけどコメ主の最初のコメントの提示の仕方がちょっと噛み付き気味だったのかな?それはよろしくなかったよねと思う(だから今回謝罪したのだろうけども)
そう!
これがいいたかった。失敗しましたが…
コメ主を煽る目的は全くなくて、むしろF-35の導入を続けるべきだと思う。
個人的にはF-35は旧世代機より高価だけど優れた能力の持ち主だと考えてる。
本当にごめんなさい。
そもそも論として、管理人が持ち出してきたソースに、防衛省の想定していた運用コストよりF-35Aは安く済んだって書いてるのに、反コメ主の人らは何が気にいらんのじゃって思う
コメ主の言う通り、防衛省はF-35のコストをちゃんと高く見積もってた証拠そのものじゃん
sage要素を全否定の根拠にする構図になり易いから対立しか生まんのよ。
電子戦能力も含めたステルス戦闘機としてのみ評価するならF-35は現在入手可能な最上のものかと。それは米空軍の演習で第4世代戦闘機相手なら無双に近いと証明されている。
ただし様々な問題点を内包しつつ量産化に踏み切らざるを得なかった事情で、規定方針のアップデートを含めたコスト増が許容範囲を超えそうなのが確定的になっている。
言ってみれば切り口、立ち位置、個人的嗜好によっても評価が180度変わる。
対極の立場で主張しあって譲らなければ不毛なだけだわ。
sage要素故の全否定もage要素故の全肯定も現実の改善に貢献しない。今回の妥協点が空軍と米下院の一致した結論なんでしょう。
アメリカ軍や議会でさえ「こんなに高いんじゃ予定数を維持できない」と悲鳴を上げる運用コストに空自が耐えられるほど,空自の予算(というか日本の国防予算)は潤沢なのかな?
その程度のことさえ推測し理解できない人間は少し黙っていたほうが良い.君自身の身のためだけでなく他の利用者にとっても無意味で迷惑なコメが消えて助かるからね.
そりゃ導入数が違うんだから、アメリカが無理だから予算の少ない日本じゃもっと無理、という理屈は単純に成り立たないでしょ。それにアメリカだって導入数を減らして絶対額を減らすという選択肢があるんだから。
まあアメリカの導入数削減によって機体単価や、メンテナンス部材の価格上昇も起こって、日本のメンテナンス費用の増加もありえるが。
導入数と言うか、更新元との運用コスト差の方が問題かなと
アメリカがそれで予定数維持するのに苦しんでる運用コストは、日本からすればそもそもそのコストを想定してF-15Jやらの置き換えで入れてるからアメリカみたいに運用コストの差で苦しむ事は当面はないし
かといって運用コストそのものの大きさで苦しむか?と言われるとそれならそもそも同じくらい高コストの維持費が掛かってるであろうF-15J合計200機の運用コストを捻出出来てる現状と乖離してるじゃんってなるし
アメリカが調達数削った結果メンテナス費用が高騰してって言う話とか、後述の次期戦闘機とF-2の運用コストの差額で問題になる可能性の話なら十分考えられるので将来的には運用コストは減ってる方が勿論いいよねって話ではあるけども
運用コストが下がった方がいいのは事実なんだけどね、その分浮いた費用で別の事に予算が回せるから
でもまぁ、F-35Aの運用コスト=F-15Jの運用コストあたりだとしてそれが維持できなくなる状況ってそれもう財政的に日本が詰んでる状況だと思うけども;
個人的にはF-35のコストがこのまま大差ない状態で推移するとF-2の更新の際に困る事になるだろうなぁとは思う(次期戦闘機がF-2と同レベルの運用コストと同レベルに収まるとは思えないので)
なのでLM様には今後何としてもF-35の運用コストを下げて頂きたい所
F-35って特に最近はやらかし案件ばかりなのにsageるなって方が無茶だわ
最初から問題だらけだよ
宣伝文句は立派だが、結局まだ実現されとらんし
いつになったら謳い文句通りに完成すんのよ?
タイフーン「それな」
だから、それは管理人さんの主義主張じゃないからね?
ソース元がそう言ってるからね?
我慢ならなかったらスルーしてね?
ってことじゃん。
コメ主が言ってるのも同じようなことですよ。
いくらsageてもこれより良いのはなし。
7年あったら「MR-X」のテスト機とか飛んじゃってそう
いざ作ってみたらF-35より高いってんで話題になるまで見える
F-35の代替案なんてF-35以下の性能だろうし、安価な5世代機なんて設計段階では安くても開発中に物価上昇で価格が高騰するのは目に見えている。維持費だって目指す性能がF-35と似ていれば大差はないだろう。
結局は4.5世代+程度でお茶を濁すんだろうが、それで中国を相手にできるか?って話だが、そこを放棄するなら可能な話だろうね。
F-35の高コストなところ。
・ワークシェアで全体的に値下げ出来ない
・サプライチェーンの把握が出来ない
・個別な改造に対応出来ない
・エンジンの耐久性がなくて、供給おぼつかない
↑これさえ解消出来れば安くなるんじゃ?
各国で共同開発費を負担して、それをアメリカで製造して・・・我ながらアメリカしか得しない策、何処が金出すんだろう?
まだまだ大型アップグレードが何個か控えてるし問題点を解決してもコスト下がる気がしないな
> これさえ解消出来れば安くなる
はF-35じゃなくて代替5世代機の話だろ?
F-35については少なくとも前3つの解消はほぼ不可能なんだから。
「F-35の高コストなところ。」には
・大出力ターボファンエンジンが消費する膨大(双発機水準)な燃料。
・低高度・亜音速環境下でも劣化するステルス(保護)塗装の塗り直し。
も含まれる。
事実を指摘するとsageになるの草よな
しょうがないからage要素を書いてあげる
F-35って学生時代の俺らと同じように気配を消せるんだぜ
ーー何気無い一言が俺の心を突き刺した
f-35の性能について少しは触れろし。
最近のLM、偶然ネガティブなニュースばかり続いているからそう感じるのかもしれないけど、経営破綻直前のGMのことを考えちゃうな。大きい会社ってアメリカも日本も中国も関係なくみんなそうだけど、経営に関与してる部署の人はマネジメントや市場分析の専門家だから業務内容の事あまり理解してなくて(普段はそのほうが上手く回る)、会社が傾いて政府と実務内容の細かい部分を詰めながら具体的な成果を約束しなきゃいけないシチュエーションへの対処で詰むんだよな。GMは超極端な例だけど、アメリカ製造業の頂点に君臨してる企業なので何とか乗り切ってほしいところ。
まあボーイングもsage連発ですし兵器開発に関してage要素ニュース連発ってトルコ周辺ぐらいよな、
西側は予算の枯渇が元凶ですかね.F-35の案件も景気がよければスルーだったかも.
>西側は予算の枯渇が元凶ですかね.
というよりも,西側は一時期,軍需産業に甘い顔を見せて大盤振る舞いしてロクにコスト管理をしない高コスト体質の放漫経営にしてしまったことが元凶だろうね.特にアメリカはその傾向が顕著だが西欧諸国に関しても多かれ少なかれその傾向があると思う.
sage記事が書けるのは民主主義が正常に働いている証拠と言えます
トルコだって一皮むけばどうなっていることやら
F‐22の補完のF‐35でハイロー運用のはずだったけど、今となっては第五世代の運用の難しさを考えればF‐35をハイにしてステルス機体で電子戦機器だけは最先端の者を積んだ簡易でメンテナンスが楽な機体をローとして導入した方がいいかも。
いちばん高いのがそこなんじゃが>電子機器機材
電子戦以外のアビオニクスは簡易でいい
ネットワークで補完
なにより簡易でメンテ楽にして稼働率を上げる
軽自動車の方が整備簡単理論で草
戦闘機の基礎から勉強してから書き込もうね