ワシントンポスト紙は「年内にウクライナ軍がメリトポリに到達するのは困難だ」と、CNNは「クリミアへのミサイル攻撃は貴重な資源の無駄遣いだ」と、ニューヨーク・タイムズ紙は「両軍の死傷者数の総数は50万人に近づいている」と報じている。
参考:U.S. intelligence says Ukraine will fail to meet offensive’s key goal
参考:Ukraine’s recent focus on Crimea draws skepticism from corners of the Biden administration
参考:Troop Deaths and Injuries in Ukraine War Near 500,000, U.S. Officials Say
米国の主要メディアは「反攻作戦の期待値=ハルキウ反撃の再現」を裏切った犯人を吊るし上げないと気がすまないのだろう
ワシントンポスト紙は17日「反攻作戦の主要目的はアゾフ海沿岸の陸橋を遮断してウクライナ南部と東部を真っ二つに引き裂くことだったが、ウクライナ軍は初戦で大きな損害を被ったため戦術を戦い慣れた小規模編成の攻撃に戻すことを選択、そのため年内のメリトポリ到達は難しくなった。欧米当局者は初戦で被った被害について『事前の演習で予想されていた』と明かし、ロシア軍が準備した防衛ラインを突破する代償としてウクライナ側がこの犠牲を受け入れるとだろうと考えていた」と報じている。
米政府高官は「国防総省がウクライナに大規模な戦力を突破口の1つに集中させるよう何度もアドバイスしたが、彼らは戦場で大きな犠牲を支払っているため別の選択した」と、ウクライナのクレバ外相は「反攻作戦の目標達成にどれだけ時間が懸かっても気にしない。我々に『もっと早く結果を出せ』と言いたいのであれば外人部隊に入隊すればいい。戦場を知らないまま批判するのは本当に簡単だ」と主張し、ウクライナ当局者は「(反攻作戦の進展は)どれだけ早く地雷原を突破できるかにかかっている」と述べたが、ウクライナが直面している問題はもっとも多面的だという声も多い。
CNNは「クリミア経由の兵站を混乱させる目的でウクライナは同地域へのミサイル攻撃を強化しているが、米軍当局者は『ロシア軍の兵站に小さな混乱をもたらしただけで決定的な効果は何もない』と、政府関係者も『(クリミアへの攻撃を)良く言えば目くらましで、悪く言えば貴重な資源の無駄遣い』と述べている」と報じており、最も多くの支援をウクライナに提供している米国の主要メディアは「反攻作戦の期待値=ハルキウ反撃の再現」を裏切った犯人を吊るし上げないと気がすまないのだろう。
因みにニューヨーク・タイムズ紙は18日「両軍の死傷者数の総数は50万人に近づいている。当局者の発表によればロシア軍の戦死者は約12万人で負傷者は17万人から18万人、ウクライナ軍の戦死者は約7万人で負傷者は10万人から12万人だ。ロシア軍の損失はウクライナ軍のものを上回っているものの、戦力差は3対1(統計的な数値の比較で前線の戦力を比較した数値ではない)で潜在的な兵士の補充=人口数でもロシアの方が有利だ」と報じている。
関連記事:ウクライナ軍、ストーム・シャドウでヘルソン州とクリミアを結ぶ道路橋を破壊
関連記事:ロシア軍占領下のヘルソン州とクリミアを結ぶ橋が損傷、物流ルートが混乱
関連記事:ウクライナメディア、クリミア大橋の道路橋損傷は戦場に影響を与えない
関連記事:水上無人艇の夜間攻撃で損傷したクリミア大橋、道路橋の一部橋桁が崩落
関連記事:17日にクリミア大橋で2回の爆発音、橋桁が落下した可能性が高い
関連記事:ウクライナが破壊を再三予告していたクリミア大橋で爆発が発生
関連記事:鉄道輸送に依存するロシア軍、クリミア大橋の損傷がもたらす影響
関連記事:欧州委員会のフォンデアライエン委員長、ウクライナ軍の戦死者数を漏らす?
関連記事:米軍のミリー統合参謀本部議長、ロシア軍の死傷者数は10万人を大幅に上回る
関連記事:ロシア軍の死傷者数は約18万人、ウクライナ軍の死傷者数も10万人以上
※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
戦死者だけでも両軍合わせて20万人となると相当なものですね。。
関東大震災+阪神淡路大震災+東日本大震災の死者より多いです。
人を殺すのは自然よりも戦争ですね。
病原菌はまた別ですが。。
しかも死ぬ中心は働き盛りの男達でっせ……
米国防総省から、反攻作戦の情報漏洩をしたロシアシンパの大馬鹿者がいなければ、もう少し早く反撃もおこなえて、そして有効になっていただろうか・・・・?
本来なら、春には始まっていたはずなのに・・・・。
あんまり変わらなかったんじゃないですかね。
兵器支援以外にも訓練や計画策定にも時間をかける必要があった訳ですし、それに支援ありきで戦争している以上、ウクライナ側に支援国の失態を咎める権利があるとも思えませんし、それについて追及してくるようならそれこそアメリカ国民がそっぽを向く可能性もある。
言い方は悪いですけど、ウクライナがやるべきなのは支援国に高圧的にも思える態度をとる事じゃなくて、媚を売ってでも支援継続をお願いする事だと思いますけどね。
と、いうことは、kame氏はあの情報漏洩がなくとも、反攻作戦開始時期はさほど変わらなかったと、そうおっしゃるわけで・・?
各種報道を見る限りでも、あの情報漏洩でだいぶ作戦実施は遅くなったというふうに見てる人が大半というふうにもされていたと思いますが・・・。
それとも、あの情報漏洩当時には、すでにロシア軍の防御陣地はほぼほぼ完成していて、当初予定の計画通りに反攻を行えてもさほど結果は現状と変わることはなかった、ということでしょうか・・?
あんたがkame氏に噛み付いてもウクライナの劣勢は変わらん
>各種報道を見る限りでも、あの情報漏洩でだいぶ作戦実施は遅くなったというふうに見てる人が大半というふうにもされていたと思いますが・・・。
凄くふわふわとした物言いですが、何か議論をするなら調べるなりして自分なりに確信を持ってから言及した方がいいですよ。
ifを語るのは難しいですが、少なくともウクライナ公式では、春には反攻作戦を始める十分な弾薬、武器、訓練された旅団が不足していたとしています。
また、ロシア軍の強固な防御陣地がザポリージャ方面に構築されている事は、春には既に言われていた事です。
>>各種報道を見る限りでも、あの情報漏洩でだいぶ作戦実施は遅くなったというふうに見てる人が大半というふうにもされていたと思いますが・・・。
>凄くふわふわとした物言いですが、何か議論をするなら調べるなりして自分なりに確信を持ってから言及した方がいいですよ。
前線でロ軍の攻撃激化、機密文書流出でウクライナ反攻見直し報道
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKBN2W8013
ウクライナ、機密文書流出で反攻作戦を変更か 米報道
リンク
ウクライナ軍の反攻作戦に関する機密文書が流出か、準備完了は4月末?
リンク
>もし資料の情報が正しいなら反攻作戦は4月ではなく5月に開始するのだろう
(注・実際の反攻作戦開始は6月になってしまった。(結果として・・))
丁寧にありがとうございます。
ただ2つの報道リンクはどちらもCNNがこう言ってますって紹介なんですよね。
ウクライナ自身は否定してますし。
大半がそれに同意しているという事には疑問符があります。
また、4月末に準備完了とは欧米で訓練中の旅団の事ですが、帰国してなんやかんや準備してたら6月8日になるのは特に不思議ではないと思います。
装備供与の遅れ等を考えれば、2~3月に作った書類にしてはむしろ予定通りに行った方だと思いますけどね。
もし書類から予測した通りの、例えば5月中旬から反攻作戦が始まったとして、6月8日から始めた場合とそう大きな違いが出るとも考えづらいです。
「ウクライナがやるべきなのは支援国に高圧的にも思える態度をとる事じゃなくて、媚を売ってでも支援継続をお願いする事だ」
平時はともかく、自国がロシアに侵略された中で西側(米国とNATO)から膨大な支援を得る上では、低姿勢で情けに頼っても無理じゃないかな。
ゼレンスキーは情けで支援してもらうのではなく、経緯(2014年の対応、ブタペスト覚書があるにも関わらず)やウクライナが負ければ世界中に紛争が拡がる懸念を前に出して、西側に同士としての振る舞いを迫る選択をした。
日本が中国に攻められらときに、他国に情けで支援を求めても中国の強大さと中国市場を踏まえると各国はほどほどにしか支援しないのでは。それよりは共産主義の権威主義国家に立ち向かえって尻をひっぱたくってのは1つの方策。
ただこれは農耕民族日本的ではないってだけ。
そもそもNATOの支援が不足していて遅れ気味なのは、冷戦後、西側諸国が対テロ戦争に舵を切っていて国家間戦争を想定していなかった事、航空戦力前提の編成で陸上戦力の削減が進んでいたこと、在庫として保管していたはずの兵器すら整備が滞っていたこと、ロシアに対して楽観的な見方をしていたため支援の緊急性が伝わっていなかった事など、ウクライナの態度云々以前の問題の方が大きかったと思いますよ。
実際に、支援が決定した後も、各国ともまともに支援できるだけの兵器が揃っていなかったことが明らかになってますし、ゼレンスキー大統領個人の問題にするのは問題の矮小化でしかありません。
私はゼレンスキーもクレバもレズニコフも十分に各国への感謝を述べており、十分に媚を売っていると思います。
その上で欧州の知識層などの上層の琴線に触れるためにあえて「民主主義を守るために戦っているのだから支援をよこせ」と言っているように見えます。
結局、NATOや西側諸国にもウクライナを支援せずに「核による恫喝のもと武力侵攻が成功した」という実績を残させる選択肢は無いのです。
軍事支援を行えない日本人が言っても何の意味も持たないでしょうが、支援に批判的な西側諸国の国民(主に貧困層ですが)は自身が享受している言論や行動の自由の対価であることを肝に銘じるべきでしょう。
物価高や資源不足など経済的なダメージは私たちにも重くのしかかっていますが、台湾有事を考えた場合にウクライナがロシアに吸収されることは日本にとってデメリットしかありません。
電気代が払えず熱中症になりかけている子供連れの家庭に「あなたが享受している言論や行動の自由の対価がこれです我慢してください」と言えますか?
冬に暖房代が払えない年金暮らしの方に「ウクライナのために我慢してください」と言えますか?
言わんとすることはわかりますが、その言い方はまずいと思います。
gepard氏の言うような極端な状況の人がいたとして、み氏のコメントは、そういった人を想定したコメントではないのでは?
ご自身が満足するために、他人を攻めたり諌めるのは生産的ではないし、もう少し有意義なことをしましょうよ。
貧困層は物価高や資源不足など経済的なダメージがダイレクトにダメージを負うため決して極端な稀な状況ではありません。
支援に批判的な西側国民を主に貧困層と定義しておいて、「自身が享受している言論や行動の自由の対価であることを肝に銘じるべき」とまで大上段に構える論を張るのがまずいと言っているわけです。
私の個人的な満足のためと解釈されるのは誤読です。
冷房代、暖房代はもちろん重要です。
人が人らしく生きるためには民主主義も重要です。
両方とも重要であり、どちらを取るか?という問題ではありません。
私が理解すべきと述べているのは、ウクライナへの支援を止めたとしても西側諸国の物価高などの経済問題が解決する訳ではありませんし、そもそも貧困対策に使えるような資金ではないということを理解すべきだということです。
アメリカの軍事支援は金額換算こそ大きな額に見えますが、米軍備蓄からの支援はそもそも貧困対策に使える現金に変えることは出来ませんし、米国企業への新規発注や投資は結局米国内へと資金が落ちていきます。
そもそも物価高なのはコロナ対策の金融緩和が原因であり貧困対策にこれ以上バラまく訳にもいきません。
また、もし冷房代や暖房代の支援が必要であれば外交軍事予算からではなく、社会福祉に関する予算枠から得られるよう訴えるべきでしょう。
私には「貧困者の冷房代や暖房代のためにウクライナ支援を止めろ」というのは「増税せずに議員報酬を削って賄えば良い」というポピュリズムに偏った藁人形論法と同じに見えます。
この手の議論を先導する人の本当の目的を知りたいものです。
私の指摘は、支援に批判的な層を貧困層と定義した上、「自身が享受している言論や行動の自由の対価であることを肝に銘じるべきでしょう。」などという大上段に構えた議論の手法に問題があるという指摘です。
「貧困者の冷房代や暖房代のためにウクライナ支援を止めろ」とは主張しておりません。
真剣に支援を望むなら、支持を得られやすい言葉の使い方があります。
改めて申し上げますが、言わんとすることはわかりますが、その言い方はまずいです。
ウクライナがロシアに吸収されようが西側諸国の民主主義は何ら損なわれる事がないのに「自身が享受している言論や行動の自由の対価であることを肝に銘じるべき」とは呆れる他ない詭弁ですね
それは私もかねがね思っていました。
ウクライナが破れたとしてもそれは国力の差によるのであって、民主政だったからだと考える人はいないでしょう。
またその敗北によって毀損されるのは、アメリカの威信であって、民主政への信頼ではないでしょう。
ウクライナ支援で使われるお金は支援国の税金が殆どですからね
ウクライナ戦争終結後ウクライナが支援にかかったお金全てを支払えるとはとても思えませんから、支援が有効に使われるか気になるのは仕方ないでしょう。
ウクライナへの軍事支援の大部分は無償支援ですし、返済義務のある有償支援についても、戦争が終われば返済が始まると思われます。
よく勘違いしている人がいるのですが、国家の「デフォルト」と言うものは元本すら返済不可能となる「履行不能」ではなく支払いを遅延する「履行遅延」の事です。要するに「支払期限には間に合わないけど、10年かけても20年かけても返済する」と言う意味で、これは歴史上多くの国で認められてきました。国家と言うものは寿命がないので、国債はどれだけ時間がかかっても必ず返済されるものとみなされています。例外があるとしたら、国家が消滅し、継承国家が現れなかった場合くらいですが、現状ウクライナがそうなる可能性は非常に低いですし、そうならないよう西側諸国はウクライナを支え続けるでしょう。
数字が本物としたら、何割かはストームZやワグネル、ルド人民共和国軍としてもこれ、初期投入したロシア正規軍消滅してない……?
ロシア軍の大本営発表もウクライナ軍1~2回全滅してますよ。
流石に初期25万予備役90万+追加で素人徴兵数不明の全滅とまでは過大報告してないと思いますが…
それ死傷者数110万超え報告してるって事になるので
すみません、NYTウクライナの大本営発表そのまま載せたなって思って皮肉のつもりで、滑りました。(見返すと自分でも分からない)
ロシア軍述べ50~70万の辺りのはず
30万だと組織として機能不全を起こします、じゃあ勝てないウクライナ軍とゼレンスキーは何やっているんですか?となります。
タチコマァ氏と同じ見解ですホントにすみませんm(__)m
「も」って言ったのですがね
ふむ氏へ確かに言い過ぎました
(確か)海軍、レオパルド2といった個別のものを殲滅したと言い張ってある事をオーバーに表現してしまいましたm(__)m
ロシアもウクライナも開戦後に追加で動員してますから、それで現状の戦力と辻褄が合うはずです。
宇露ともにもっと多くの兵士を動員したいと考えていると思いますが、
どちらも兵站上の理由で一度に戦場に送り込める人数には限りがあります。
ロシア軍の死傷率が高かったようなのが、
・侵攻開始から3ヶ月ほど
・キーウなどから交代して立て直しに地方の二線級部隊を大量に入れた後
・バハムートなどでの肉壁部隊を大量に投入
初期は補給もまともされておらす、戦場救急すらなく死亡率そのものが高くなってた可能性
食料・水・衣服・医薬品すら足りてなかった時期が長かったので、戦闘以外での戦病死が多かったのでしょう
肉壁はそのまま無限補充できた囚人兵の死傷率が恐ろしく高かったようですし
これ以外にも色々あるでしょうが、多いけど正規軍が残ってる理由ぽいものです
何処かで読んだ話ですが。
OSINTの一環で、ロシア国内のSNSを調査/分類している方々いるそうです。
そこでの話だそうですが、ロシア人同士で、戦死した人達のお悔やみを
言っているのだそうです。
出てきた個人名を数えると、死者で28万人を超えているとのことでした。
死傷者でなく、死者だそうです。真偽は素人では調べようもありませんが。
しかし、こういう話もあるのですから、NYTは数字の出所を明らかにして、
なおかつ数字の内容について裏を取るべき、と思います。
そう主張するなら素人だからと言い訳せず、貴方も28万人の数字が正しいと証明すべきでしょうね。
あやふやな根拠の数字を持ち出して「数字があわないからNYTは数字の出処を明かして裏をとれ」って我が儘すぎへん?
OSINTの側でSNSの個人名までリストアップして証拠を出しているのでしょう。
であれば、それを確認すればいいだけの話です。
自分が確認することを怠っているからと言って、それを「あやふやな根拠」と決めつけるのは怠慢がすぎるんじゃないですか?
SNSの投稿はデータの唯一性を担保できないので、個人名が唯一無二であるとは言えないのですよ
同姓同名であったり、ニックネーム表記、表記の揺れなども含めて二重カウントがいくらでも発生しうるのでデータの正確性・信頼性としては非常に疑わしいと考えざるを得ません
NYTもNYTで数字の出処・根拠を提示していないので「それぐらいの数字という説もある」ぐらいにしかなりません
それなりに正確な数字は戦後にならないと検証は不可能でしょう
NYTの記事の引用元は、米政府関係者とありました。
素人が以前見た記事は見つけられなかったです。
実際のところがわかるのは、何年か後でしょうか。
最終的な犠牲者は戦争が終わった後に、戸籍を照合するしかないでしょう。
勿論、自然死と区別する必要はありますし、海外に出国した人・ロシアに誘拐された子までも追跡する必要がありますから、何年かかるかわかりませんけどね。
28万人死んでるかどうかは知らないけど、少なくともロシア人の名前の構成と呼称の慣習からしてSNSで28万人分の人名なんて見分けがつくわけないんだがな
ロシア名はファーストネーム・父姓・ラストネームで構成されてるけど、ファーストネームと父姓はロシア正教会が定める数十種類しかなく、そして唯一種類の豊富なラストネームは役所以外で使われることは基本的にない
アレクセイ・アレクセーエフとかアレクセイって呼ぶからね(アレクセイの息子のアレクセイもしくは呼び捨て)
死亡者全員の名前がSNSに流れてるわけではないし、推定に使う数字をそこまで厳密に調べる必要はないでしょう。同じ方法で調べた前年以前の数字を使えば統計的に実際の死者数を割り出せる。
そう算出した結果が28万だったのでは?と想像します。ソースの無い話を議論してもしょうがないですが……
ロシアも、各種の偵察衛星を保有していますからね。
ウクライナ軍が部隊集中したとしても、結局バレると思いますが、戦力集中やはり原則ですからね。
ウクライナの気持ちも分かるのですが、資金調達・兵器調達は外国頼みです。
NATOは、ロシア弱体化と結束強化の目的を果たしているので、NATOが離れないように上手くやって欲しいなあと思ってます。
両軍の犠牲者数、多大な犠牲が出ていますね。
ウクライナの国家再建に不安を覚えます(日本の方が人口減少数多いので、日本も他人事ではないですが…)
こういったらアレだけど思ったより少ないな
ロシアもだけど、ウクライナも基本不利な状態で戦い続けていてこの戦死者は少し信じられない
過去2回の大戦のような数千の歩兵が一斉突撃みたいな戦場ではないので、案外1日あたりの死者数は限られるのではないでしょうか。
後世で「〇〇の戦い」と名付けられるような数日で数千から万人が戦死する大会戦は起きていません。
また、戦場の特性上死者率が跳ね上がる海戦もほぼありません。
塹壕にミサイルが1発当たっても死者は数人でしょうが、駆逐艦が沈めば数百人が戦死です。
壊滅にならなければ防御側の損害の方が少ないのは常識外れではないと思う。
ウクライナが明らかに不利な状況だったのはセベロドネツク戦リヒチャンスク戦辺りくらいだと思います。
逆に最近の攻撃側がウクライナなのに1対1の損耗比だとの最近の発表が不思議で、本当なら何が原因か知りたい。
去年のヘルソン戦が1対1から1対3との発表でした。
川を入れて包囲した有利な状況でそれだった。
バフムトだと1対7.5としていたから今、1対1は理屈には合わない気がする。
>逆に最近の攻撃側がウクライナなのに1対1の損耗比だとの最近の発表が不思議で、本当なら何が原因か知りたい。
レオパルド2やブラッドレーの生存率の高さが生きてるんじゃないですかね。
ただし、生身の工兵は身を守るものがないので被害が大きいのは理解できます。
後、最近の戦況は別にウクライナが一方的に攻撃側と言うわけではなく、多くの地点でロシア軍も攻勢に出ています。(これだけの防御陣地を構築したのに、なぜそこから飛び出して攻勢に出るのか、そちらの方が理解できない)
なので戦場全体では1:1だとしてもさほど不思議ではないと思います。
異端意見てすが、動員数と現有兵力を色々と試算すると、損失はウクライナ軍の方が何倍か多いと思われます。
この問題の1番の問題点はウクライナが極めて高価な欧米式の機甲戦力を受け取ったのにも関わらず機甲戦力による突破を初戦以外ほぼ実施しなかった点であると思う
アメリカやドイツはその為に決して費用対効果の良くない戦車や歩兵戦闘車を数多く提供する事を決めたが当初の予定通り使われた形跡があまり無い。
現在ウクライナが実施している少数による浸透戦術でこれからも闘っていくならばNATO式の重装備を提供した国からすればそれらは無駄金だと思われても仕方なくないだろうか
ほぼ外野である日本人が言うのは少しおかしいが損失を恐れて少数の浸透戦術で戦うなら最初から高価なレオパルトやエイブラムスなどを要求するなと言いたいのではないかと私は思います。
それをやると、緒戦のようにレオパルドやブラッドレーの無残な姿を晒し続けることになりますが、それはそれでNATO側は嫌がるのではないですか?
そして、心配せずともウロジャイネのように敵の地雷原を突破した場所では、レオパルドやブラッドレーも期待通りの働きを示しております。
支援した国としては、レオパルド2がロシア軍を蹴散らす姿を見たかったのかもしれませんが、西側諸国の期待した絵が撮れなかったからと言って、それをウクライナのせいにするのはお門違いだと思いますよ。
おそらくだけど、このまま損耗を続けてレオパルド2や装甲車の補修や穴埋めは間に合うのだろうかっていう危惧が大きくなったんだと思う
もし西側が当初ぶち上げた400強の戦車提供が行われる見通しさえあれば続行しただろうけど、実際は80両程度と何をするにも中途半端かつ、損耗し続けたレオパルト2部隊が一旦離脱後に東側戦車で同じことができるのか?となるとできないからの戦術変更に思える
レオパルドやブラッドレーを投入しても無理となったから作戦を切り替えたのだと理解しています。
要求した段階ではもっと素朴な西側兵器への憧れのようなものがあったのかもしれません。
今となっては東側兵器をアフリカやアジアや中東から買いあさってとにかく量を供与すべきでしたよね、という議論になるのはまあ当然でしょう。
我々に
『もっと早く結果を出せ』
と言いたいのであれば外人部隊に入隊すればいい。戦場を知らないまま批判するのは本当に簡単だ、と言っても、実際に外人部隊に入隊した人の話では、給料不払い、休暇なし、認識票なし、批判すれば個人情報晒される、軍事委員は汚職不正あるなしにかかわらず全員解任、というような話が伝わる中で、外人部隊に入隊する人などいるでしょうか?
外国人義勇兵が部隊本部から認識票がもらえない状態で、そもそもどうやってウクライナ軍の戦死者の人数を数えられるのが本当に謎です。当局者の発表の人数の根拠は一体何でしょうか?不正や汚職をして解任された軍事委員の報告でしょうか?
不正や汚職をして解任された軍事委員の報告を基に支援してるんだから、そりゃあ中抜きし放題だったわな。
そして今から本来あるべき支援物資⇒前線への兵站システムを構築するには2,3年はかかる。
両方共に悲惨な数の死傷者が予想されておりますがこのままのペースで削り合いが続くとどうしても人口総数の少ないウクライナが不利な事は自分の様な素人でも推測出来ます
反抗作戦の進展が芳しく無い現状ですが希望的観測として支援される兵器のペースが変わらなかったとしてもこのままでは真面に戦える兵士の方が足りなくなりそうで心配です…
ロシア軍は負傷者の応急手当てや移送以降の技術や施設が進歩しておらず、負傷者への医療自体も重視されず、
用兵思想的にもウ軍の発射地点観測の為の自殺的特攻など多く、
「兵士は使い捨て」の伝統が続いている様で、
戦傷者のうちの戦死者の割合が、米軍などより数倍高いという事です
ウクライナ軍にどれだけ米軍並みの、戦場での応急手当て等が伝わってるかは知れませんが、
負傷者のうち死亡に至った数の割合は、この30万対19万という数字より、
ロシア軍の方にもっと不利に出ていると考えられます
ロシア軍の死傷者30万ってソースがウクライナ政府の発表じゃん、いわば大本営発表、何時の数字化も不明だし反攻作戦で大損害を出してる所を見ると下手したら五分五分なんじゃないかな
ウクライナ政府の発表というのは不正確です。
ニューヨークタイムスの記事は米国政府当局者の引用として30万と言っています。
それに対してウクライナ軍の発表は8/18日時点で25万6千人とあります。
あまり議論したくないですが、その差分の4万4千人はどこから来たのですかねぇ。
小さな数字では無いですね。
という話題がよそでは出てました。
陰謀論者ならすぐにアメリカが盛っているとかプロパガンダだとか言い出しそうだし。
ロシアよりの人は、いい加減な情報だから信じられんとか言い出しそうで個人的にはこの話題で議論したくない。
信じる信じないは自由だし止めはしないです。
以上プチ訂正です。
ミサイルを使うかどうかはさておきクリミアへの定期的な攻撃は必要ですね。
ロシアから「報復」と称したミサイル攻撃を定期的に引き出さないと、貯め込まれて冬に酷い事になる。
結局、ウクライナの主攻ラインってどこだったの?
全体地図で見ると、どのラインも拡大鏡がないとよくわからないレベルなんだけど。
縮尺が大きいからでしょ(適当)
ザポリージャ方面のロボティネ前面ですがレオ2とブラッドレーを投入して頓挫しました。
現在予備隊を投入して第二次攻撃中です。
マリウポリ方面が主攻でしたか。
アゾフスタリ製鉄所を再奪還して、華々しく勝利を飾りたかったのかな。
アメリカ国防総省が望むやり方は、制空権を手に入れない限り絶対に無理だ。空からの支援を受けられない以上は時間を犠牲にするしかないので、ウクライナ軍はベストなやり方を選んでいると思う。
制空権の重要さは将校なら士官学校で真っ先に学ばなければならないことだし、軍事は政治の一部なので政治家も制空権の重要さは知っているはず。なぜ制空権無しでの迅速な軍事鼓動が可能だと思えるのだ?
そして、あらゆる陸戦兵器は制空権の傘の下での運用を想定して開発されている。だから、どんなに優れた兵器でも、想定外の運用を行なえば能力を発揮できない。
優秀な人材が集まっているはずのアメリカ軍が、なぜ制空権の重要さを無視するのか?この辺が、どうにも分からない。
アメリカ軍は専門化が徹底しているから、細分化と階層化が進み、自分の専門外のことには無知なのだろうか?
個人的にはアメリカが世界最強の軍隊だからだと思う。
アメリカにとってあらゆる戦争はスーパーイージーモードだったから脳みそ使う機会がなかった。正攻法ごり押しで勝てるもん。
そして最強の軍隊である米軍に戦術指南や忠告をする者もいない。それこそなろう系アニメのように「この判断も米軍様の深い考えがあっての事だろう」って感じになる。
科学技術の発達が長期間に渡って停滞しているので、アメリカ軍の世界最強の座も揺らぎつつあるはず。それに対して中国は、アメリカから学んで追い上げている。
新しい技術を開発しなければならない国よりも、模倣すれば良い国の方が、開発競争では有利なはず。だから時間は中国に味方する。
それに人権を無視できる中国なら多少の誤爆があっても気にしないし、専制国家なので必要な技術の開発には国力を集中できる。無人機の開発において、中国の方がアメリカよりも有利な面がある。
ウクライナ侵攻は、ドローンを開発する上での貴重なデータを得るチャンスだと思うんだけどな。次世代ドローンの制御AIの開発や機体の設計で、ウクライナと協力すれば良いのに。こういう方向なら、日本も協力できるのでは?
次世代ドローンを開発すれば、長距離ミサイルと組み合わせれば航空機の代わりが務まる。そして貴重な実験データも手に入るので、アメリカにとっては得るものが大きいはず。
> 科学技術の発達が長期間に渡って停滞している
Chat GPTなどAI周りの技術は米国が作り上げていると言っても過言でないし、自動運転技術、スターリンクや民間の安価なロケット開発などイノベーションを起こしているし、iphonなど昔のSFのような仕組みを作り出したり、CPUやGPUの世界ではアメリカ・イギリス・イスラエルあたりが世界を牽引している。
流石にアメリカは凄いなと思う。
中共は知的財産を窃盗しているようなもので自らイノベーションできる体質ではないように見える。
日本の新幹線の例を見ればそういう風にしか見えない。
日本だけでなくドイツ・アメリカあたりは同様なことをされてトランプがお怒りモードになったと思う。
そういう国はデカップリングなどをされると急速に衰えると個人的には思う。
(普通の国でも十分に困る)
ただソ連でもあったけどスパイ活動で原爆をコピーしたり、日本から工作機械を密かに取り寄せて兵器の品質を上げてみたりがあるので、甘く見るのは危険なのも分かっています。
> 科学技術の発達が長期間に渡って停滞している
Chat GPTなどAI周りの技術は米国が作り上げていると言っても過言でないし、google翻訳、アルファ碁、自動運転技術、スターリンクや民間の安価なロケット開発などイノベーションを起こしているし、iphonなど昔のSFのような仕組みを作り出したり、CPUやGPUの世界ではアメリカ・イギリス・イスラエルあたりが世界を牽引している。
流石にアメリカは凄いなと思う。
中共は知的財産を窃盗しているようなもので自らイノベーションできる体質ではないように見える。
日本の新幹線の例を見ればそういう風にしか見えない。
日本だけでなくドイツ・アメリカあたりは同様なことをされてトランプがお怒りモードになってたと思う。
そういう国はデカップリングなどをされると急速に衰えると個人的には思う。
(普通の国でも十分に困る)
ただソ連でもあったけどスパイ活動で原爆をコピーしたり、日本から工作機械を密かに取り寄せて兵器の品質を上げてみたりがあるので、甘く見るのは危険なのも分かっています。
ロシアの方が人口が多いから有利とたびたび言ってるけど、何の大義も利益もないどころか国をボロボロにするだけの戦争に耐えれるラインはウクライナとロシアで全然違うと思うけどね
それにロシアは広大な自国の国境も守らないといけないし、プリゴジンの乱の時の様に国内の不安定にも対処しないといけない
明らかに単純計算で比較できないと思うわ
現代ロシア人のトラウマといわれるアフガンとチェチェンの合計をはるかに上回るロシア軍の厖大な死傷者が、今は辺境自治州の住民やストームZの囚人に偏ってるからロシア国内では動揺の気配があまり見えないだけで、今後発生する追加動員や死傷者がモスクワやサンクトの核心住民まで及んでくると、プーチン政権を揺るがす可能性も出て来ると思う。
まあアメリカ国民の多くの税金がウクライナに使われていると思うと、ウクライナ軍の作戦の成否やミス等にシビアな見方になるのは仕方ないのかもしれない
アメリカ人が投下資金に対するコスパを求めるのはもう社会的な文化なので。
どんなに立派な名目でも、アメリカ人はその費用が何に投下されてどの程度の効果があったのか、他により良い手段がなかったのかの指標を作り出して検証します。
そのへんは「これは民主主義の聖戦なのだから犠牲がいくら出ようとかまわない」とすぐに思考停止する日本人との大きな差でもありますね。
>アメリカ人が投下資金に対するコスパを求める
最初から資源も経済的なメリットも全く期待できなかったアフガニスタンに20年間で100兆円の予算をつぎ込んだのは何だったのでしょうか?
この間、アメリカ大統領は共和党から民主党へ移行しており、アメリカ国民がもっとシビアに予算の用途に目を光らせていたら、もっと早く撤退していた筈です。
私はむしろ、アメリカ人は海外で起きている事に対して関心が乏しく、国民が気付かないうちに膨大な予算を海外に垂れ流すことを、これまでもよく繰り返してきたと思います。
だからと言って無制限にウクライナ支援が続くとは思いませんが、そもそも大統領選挙においてウクライナ支援の是非は論点としての優先順位は低いと言われており、少なくとも大統領選挙が行われる来年秋までは、今のような調子でダラダラと支援が続くとみております。
アメリカ人は指標を作り出して評価を始めますが、それを一般国民が理解するかどうかは別問題ですし、選挙でどこに投票するかも別問題です。
ちなみに海外問題がどの程度投票行動に反映されるかの統計的指標も産み出されており、選挙が近づくと大統領はその指標を海外問題への対処に使用し始めますね。
アフガンは選挙の価値が低かったので、コスパ評価が最悪でも放置されていたのでしょう。
このへんも、「正義の戦争に不利になるような指標は、調査も発表もしてはならない」と考える日本人の感覚との差ですね。
広大な戦線で1年半も戦闘して両軍合わせて死傷者50万人って意外と少ない気がする
うーん
いつもの事ですが初期に常備軍25万予備役90万、総動員体制で度々追加徴兵しているウクライナが死傷者19万と言うのは解せませんね…
それだと追加徴兵ゼロでも95万は運用している計算になるんですよね
これ追加徴兵要る?って云う
現実の度重なる徴兵と整合しないのでプロパガンダかなぁ…
ロシア側の死傷者数を見るにソースはウクライナ国防省とかでしょうね
この数字を見せられたら、じゃあ支援控えめで良いとなるのは当たり前です。
支援が足りないなどと泣き言言わずさっさと進めとしかならないです。
「 兵力については調査機関の分析として、ウクライナ軍は民兵組織も合わせて約50万人、ロシア軍は民間軍事会社ワグネルの部隊も含め133万人だとした。」この記事の別部分にはこんな記述があるんよ。
でもこれは
「2022.07.9祖国を守るウクライナ軍、兵士の総動員数が約100万人に到達する。ウクライナのレズニコフ国防相は8日、祖国を守るため現在約100万人のウクライナ人が動員されていると明かした。」
という情報と大きく矛盾する。
いや50万+19万=69万やん。今年初めから動員した兵士&差分31万は何処にあるんだよ。と言いたくなる。
数字逆じゃない?って感じですね…
ロシアの初期20万追加35万?に対して総数133万だと、ワグネルのような傭兵組織とド人共ル人共のような親露派からで80万って事になりますからね
ワグネル正規傭兵は確か5万とかどっかで見たので、囚人兵と親露派で75万
これじゃウクライナ軍50万より親露派軍の方が多くないか?と
ウクライナは、総動員をずっと続けていて、100万以上を動員したと言われていますが、私は200万近く動員しているのではないかと思います。
1945年戦争末期の大日本帝国による徴兵可能男性約1300万人の根こそぎ動員率が44.2%で約575万人だったから、ウクライナの徴兵可能な男性人口1225万人を「根こそぎ動員」(44.2%)すれば約541.5万人。
まだまだ余力はありそう。
ありがとうございます。
おっしやる通り、私も数字の上では、まだまだ動員できると思います。
ただ、私の上の返信は、もともとの兵力と動員数と現有兵力で、ワシントンポストの数字はおかしいのではないかということの議論です。
それとは別に、ウクライナ軍の動員の継続がいつまでかについては、上記のように、ご意見に賛成です。
おっしゃるように、敗戦時の日本でも産業の壊滅により兵器がなくなり押されてきたのであって、動員対象の男はまだたくさんいました。戦後も女性で結婚ができなかったり未亡人も多くいましたが、成年男性が消えたということはありません。ウクライナの場合は兵器弾薬も戦費も外から来るので、ずっと戦えるはずです。
ただ、今の時点でも、ゼレンスキーは動員担当の軍事委員を解任して、前線送りにするなどの民衆の不満のガス抜きが必要になっています。この辺機微がが気にかかります。
また、細かいことを言えば、元の総人口や年齢構成は、ドネツクやルハンシクの旧自治区やロシア占領地の人々をのぞいたものか。ロシア側に避難した人をのぞいたものか。また、西側に避難した人々もいます。それとウクライナのいわゆるホワイトチケット(動員免除)の割合がどのくらいかの試算も必要だと思います。