ウクライナメディアのRBC Ukraineは「まもなくロシア軍の攻勢は下火になる」「ウクライナ軍は要塞で時間を稼いで2025年に備える」と報じ、これが上手くいくかどうかは「要塞を守る意欲的な人間を確保できるかどうかにかかっている」と指摘した。
参考:Syrskyi’s raids and new front: Battlefield shifts and Russia’s readiness for summer
ウクライナ社会は『自分が戦争に参加しなくても今いる兵士だけで何とかなるだろう』という幻想に抱いてしまった
ロシア軍は昨年10月頃にアウディーイウカ方面で大規模攻勢を開始、11月に入るとバフムート方面でもウクライナ軍は押し戻され始め、クピャンスク方面、リマン方面、ドネツク西郊外でもロシア軍の積極的な攻勢が始まり、目まぐるしく変化する前線状況に戦況マップの更新作業も崩壊しそうになったが、ロシア軍の攻勢が収束に向かっている兆候が出てきた。
アウディーイウカ方面のウクライナ軍はベルディチ、セメニフカ、オルリフカ、トネネキーで戦線の安定化に成功した可能性が高く、RBC Ukraineの取材に応じたウラジスラフ・セレズニョフ氏(ウクライナ軍元大佐)も「敵の攻勢は停止時期に差し掛かっている。まだ攻撃を試みているものの『前線が安定した』というニュースがあるため、我が軍はアウディーイウカ西郊外に準備された防衛ラインに足掛かりを得たのだろう。ここ数日は我が軍の砲兵が活発に活動しているというシグナルも確認されている」と指摘し、この防衛ラインをロシア軍が今直ぐ突破できる可能性は低いと見ている。
RBC Ukraineも「(前線の状況は)ロシア軍が攻勢戦力を3月前半に使い果たすだろうというブダノフ中将の発言とも一致する」と報じ、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは6日「ベルディチ方向でロシア軍は撤退を余儀なくされている」と言及していたが、午後に更新した戦況マップの中でベルディチ集落全体を覆っていた占領範囲を大幅に縮小し「ロシア軍は集落の一部しか支配していない」と評価を変更。
トネネキーについては「集落全体を覆う占領範囲」を維持して「ウクライナ軍の攻撃を撃退している」と主張しているものの、ロシア軍がトネネキー集落内=Ⓐにあるウクライナ軍陣地を攻撃する様子が登場、これによりRYBARの主張は否定され、集落の大部分がグレーゾーンである可能性が高まった。
RBC Ukraineはドネツク西郊外について「ロシア軍が初めてクラスノホリフカ市内に侵入したが第3強襲旅団によって排除された」「タブリア作戦軍のリホワ報道官は『アウディーイウカよりもノヴォミハイリフカに対する攻撃の方が多い。防衛は維持されており敵は成功を収めていない』と述べた」と報じているが、ノヴォミハイリフカではロシア軍が集落中心部に到達したことが視覚的に確認されているため、リホワ報道官の発言はポジショントークに過ぎないか、ノヴォミハイリフカ方向全体の防衛について述べているのかもしれない。
バフムート方面については「チャシブ・ヤールがホットスポットでロシア軍がじわじわと街に迫っている。主な攻撃軸はボダニフカとイワニフスキーで特に後者は集落の半分をロシア軍が支配している。バフムート方面の防衛を担当するホルティツィア作戦軍のイヴラッシュ報道官は『敵にとってチャシブ・ヤール侵入が攻勢を継続するための鍵となる。ここ足掛かりにコンスタンチノフカやクラマトルスクを制圧するのが敵の目標だ』と述べた」と報じ、この攻撃軸はロシア軍にとって優先度が高いと指摘。
リマン方面については「テルニー方向で激しい戦闘が続いているものの戦線全体としては敵の活動が大幅に減った」と、南部戦線については「南ドネツク、ロボーティネ、クリンキーで大きな変化はない」と述べ、これは「戦闘が続いているものの前線状況に特別言及するような変化は起きていない」という意味だ。
ウクライナ人軍事アナリストのオレクサンドル・コバレンコ氏は「ロシア軍にとって優先順位が高い攻撃軸はクピャンスク、チャシブ・ヤール、ノヴォミハイリフカ、ロボーティネだろう。敵がヴレーダーの問題を根本的に解決するにはO-0534沿いの支配を確立しなければならずノヴォミハイリフカの占領は必須だ。ロボーティネ方向の突出部も戦線に不均衡をもたらしており、これを解消して戦線を平らにするためにはロボーティネを奪還するしかない」と述べている。
因みにRBC Ukraineは「今後の展望」についても興味深い指摘を行っており、これを要約すると以下のようになる。
“今後のロシア軍が何処を攻めてくるかについては様々な報道や意見があるものの、短期的には「ドンバスの完全占領を狙ってくる」というのが有力で、少なくとも2024年夏にはドネツク制圧に集中してくるはずだ。さらにロシアは大統領選挙後に新たな動員を発表する可能性が高く、専門家は「もしロシアがヘルソン、ザポリージャ、ドネツク、ハルキウの占領を目論んでいる場合、最低でも占領軍の数を46万人から92万人以上に増やす必要がある」「これだけの動員を実行する資源があるのかどうかは予測不能だ」と述べている”
“2023年の反攻作戦は目標が達成できず、戦争の主導権がロシア軍に移ったためウクライナは24時間体制で要塞建設を進めている。防衛ラインの正確な位置や工事の進捗具合は機密事項なので不明だが、ゲーム・オブ・スローンズに出てくるような壁ではないことを理解すべきだろう”
“それでも今後のロシア軍は要塞に直面するため「前線が大きく突破される」という事態は考えにくく、我々も大規模攻勢に出られるような状況ではない。要塞で時間を稼ぎつつ戦力増強に務め「2025年に備える」というのが基本方針だが、これが上手くいくかは「要塞を守る意欲的な人間」を確保できるかどうかにかかっている”
“この点についてセレズニョフ氏も「現在の状況は誰も問題を適切に対処しなかった結果だ。そのためウクライナ社会は『自分が戦争に参加しなくても今いる兵士だけで何とかなるだろう』という幻想に抱いてしまったが、それが実現しない幻想だと気づいた途端、戦争参加への恐怖が蔓延して現在も払拭されていない。これを打開する組織的なアプローチも行われておらず、聞こえて来るのは脅し文句ばかりだ。これらの雑音はウクライナ人を奮い立たせる動機になっていない」と指摘した”
要するにゼレンスキー大統領を始めとする政府高官は反攻作戦前「2023年は勝利の年になる」「夏にはクリミアに入ってヤルタの海岸を散歩する」「年末までに1991年当時の国境に到達する」といったバラ色の結末を口にしたため、多くのウクライナ人は「自分が参加しなくても戦争は終わるだろう」と楽観視してしまい、セレズニョフ氏が言及した「聞こえて来る脅し文句」とは「人々の戦争参加をより遠ざけるような文言」のことで、先に国民意識を変えて恐怖を払拭しないと「意欲的な人間が集まらない」という意味だ。
武器・弾薬は海外からの援助を期待でき、要塞建設も資材調達も資金さえあれば何とかなるものの、武器を手にとって要塞で戦う兵士だけは「援助」や「資金」で何とかなる問題ではなく、より公平な動員を行うため法律の改正が進められているものの、セレズニョフ氏が指摘しているのは「愛国心」や「モチベーション」といった部分なので「人々を奮い立たせるような何か」が必要なのだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
昨年の末からあれだけ騒がれた動員は上手く行ってるんでしょうか?
年末に出された対象年齢を25歳以上にする法案も2月中も審議してたようですし
アウディーイウカ陥落と爆撃機撃墜のニュースで志願兵が増えたとかハッピーは話はさすがにないと思いますが。
砲弾不足、兵員不足、防御線築城のための資材・資金不足と言われてた割にはウクライナ軍が善戦してる印象ですね
その印象がある限り、多くのウクライナ人は追加動員に応じないでしょう。
日本でも、根本要因に目を向ければ少子高齢化などの諸問題に対応できておらず崩壊は近い(国家レベルなので、5年、10年単位)のに、直近の株価だけを見て、『ヤバいヤバいと言われていたが、日本経済は予想外に善戦しているじゃないか』と認識したがる人は多いです。
癌のような、社会の毒ですね。
ロシア側はこの数週間毎日防空システムや自走砲を撃破する視覚証拠を公開しており、ハイマースを撃破する鮮明な映像も初めて公開された。
ハイマース撃破の背景にあるのはロシアの弱点だったISRの劇的な向上だ。後方打撃の回数がこの調子で推移すれば、ただでさえ弾薬不足に苦しむウの火力不足は数週間から数ヶ月で致命的な水準となるだろう。
損失を嫌って防空や砲兵アセットを下げれば前線が崩壊する。
ウ軍はこれまで温存していたエイブラムス部隊を安定化のため投じているが、既にエイブラムスは31両中3両の撃破が視覚的に記録されるなど、替えが効かない損失を出している。
最大の支援国アメリカでは共和党がトランプ指名を確実にし、共和党議員がウ支援法案に賛成する可能性は薄れた。
仮に動員が進んだとしても2025年に反攻を行う部隊の装備はどの様に調達するのだろうか?EUの約束した支援は今の戦線を維持するのにも著しく不十分だ。
>最大の支援国アメリカでは共和党がトランプ指名を確実にし、共和党議員がウ支援法案に賛成する可能性は薄れた。
これはおかしい。トランプ前大統領の指名獲得は昨年からずっと確実視されていた。今更議会の状況に大きな変化を与えるものではない。また、下院でのウクライナ支援法案の審議はジョンソン議長が止めていて、可能性があるのは”discharge petition”による過半数の賛成によって、上院で可決された法案が通るというシナリオ。上院では共和党議員も含めて全体の7割が賛成して通過していて、下院でも”discharge petition”によって採決が実施されれば、次回選挙で引退する予定の共和党議員を含め、過半数の賛成が見込まれている。スーパーチューズデーの結果はこのシナリオに関係が無い。
ウ支援を”Dead on arrival”と宣言するジョンソン下院議長の強気の背景にあるのはトランプが指名を確実にする見込みがあることは間違いないですが、スーパーチューズデーの敗北を受けて大口献金を集めるヘイリー氏の撤退が完全に決まったことは影響を及ぼすでしょう。大統領選挙を踏まえ献金の流れに注目するべきです。
ララトランプのRNC委員長就任の観測(RNC資金の流用)+ヘイリー撤退→トランプ一強が強固に、共和党のMEGA化がさらに進む。よってウ支援は更に厳しいという議論の流れです。
更に言えば下院の218人の署名を集めてdischarge petitionは今になって通る見込みがあるんでしょうか。引退するミッチ・マコーネルもトランプを支持する声明を出しましたよ。
元々下院のMAGA系議員が賛成する可能性は低く、上院で共和党議員の約4割が賛成した法案に対して、下院で数名(民主党側からの造反人数によって変動)の共和党議員が”discharge petition”に賛成するかどうかが焦点です。
この数名の動向がどうなるかが問題なのであって、その数名の動向に、概ね以前から予測されていた通りであったスーパーチューズデーの結果がどのように影響を与えたかを論じなければ、トランプ前大統領が指名獲得を確実にしたことと、ウクライナ支援法案との関係を述べる上で不十分です。
よろしければそのカギになりそうな日和見的な下院共和党議員の個人名をお出しいただいてもよろしいでしょうか?出身州や過去の投票歴が分かれば分析が可能かと存じます。
また、discharge petitionが焦点かどうかはこれから分かるでしょうね。個人的にはこのタイミングで、民主党マンチン上院議員の時のようなシーソーゲームになるかは疑っています。
浅見ながらイスラエルを巡ったバイデン政権の出方と民主党議員の造反(数名でも致命的)の有無も影響していると思いますので。
”discharge petition”が成功しそうか否か、ではなく、そうした議会の動きにスーパーチューズデーの結果が影響を与えたか否か、がここでの論点です。
ですので、ある共和党議員が”discharge petition”に賛成しそうだったが、スーパーチューズデーの結果を受けてこれを取りやめた、といったような例を、むしろこちらがお出しいただきたいですね。
「日和見的な」というのが何を指しているのか不明ですが、現在”discharge petition”に賛成するほどウクライナ支援に積極的、あるいはトランプ系と距離を置いているのは、引退予定議員ではKen BuckやMike Gallagher、 Patrick McHenryなど。非引退予定議員なら、Brian FitzpatrickやTony Gonzalesあたりがあがってくるのでは。
しかし、「出身州や過去の投票歴が分かれば分析が可能」というのはおかしいですね。現在の焦点は”discharge petition”に共和党議員から数名が賛成するか否かであって、採決時の投票行動での造反ではありません。上院でも全体の7割が賛成していることから分かるように、採決が実施されれは法案の通過はほぼ確実と言われています。通常の法案採決時の行動予想とは全く異なる話ではないでしょうか。十数人いる引退予定議員が注目されている理由もここです。自党の下院議長に反抗するかどうかという話ですからね。
ご回答ありがとうございます。これから分析に役立て参ります。
私が知る限りdischarge petitionの成功例は少なく、下院議長を迂回するのはこれまで出来なかった(やらなかった)のに採決が成立するのか、下院共和党の妨害に合わないのか、採決が実施されれば成立が確実と楽観視するのは根拠が少ないのではと現時点では考えています。
過去の投票歴や出身州などが分かれば、議員本人の支持母体や思想信条の参考になるかと存じています。
マコーネルのトランプ支持発言もあった様に私は影響力という意味でヘイリー撤退は大きいと認識していますが、これからの動きで答え合わせが済むでしょう。
しかしウクライナ男性は、戦争で自分たちだけ使い潰されて完全勝利出来ても元の国境に戻るだけで荒れ果てた国土、昔だったら従軍した報奨とかで特権付与とかされたんだろうけど、今は男女平等の観点で男性への特権付与は不可能。
戦争中とその後直後は称賛だけはされるだろうけど、少ししたら邪魔者扱いされるには目に見えてる。
こんな状況でよく戦えると思うと凄いね。
自分には絶対にできない。
ロシアの虐殺云々も国外に出れば関係ないし、出産能力あるから守る必要があるとされるもその能力を発揮しないのは戦争前の少子化から明らかだし。
日本とかでもそうだけど、国が男をタダのリソース供出元とみなし、リソースを負担して当たり前で感謝も尊敬もしない使い捨て要員とされてる状況で、愛国心を持てるのは尊敬に値する。
御二方の仰る点に、同意します。
男女平等の時代ですから、自分ならば対価がなければ適当に手を抜きますね。
傷痍軍人になったとして、貧乏な国が出来る事は大してないでしょうから。
ただし、戦争が敗色濃厚となれば「愛国心」の在処が問われていきます。
第一次世界大戦のロシアもドイツも、政権や王朝が自壊する形で終わりました。
男たちが持つ銃を、プーチンへ向けるのが愛国心の発露なのか、ゼレンスキーに向けてザルジニーなどを担ぐことを選ぶ者達も出てくるのか。この先次第でしょう。
敗戦国日本は戦後、五体不満足になった兵士の報われない人生を沢山知っているので、
同じ過ちは繰り返さないでしょう
私が子供の頃は繁華街のガード下や公園などで、傷痍軍人の物乞いがまだたくさんいましたね。でも今の人はそんな過去があったことすら覚えていないでしょう。戦争が悲惨なことも、イメージでしか知りません。まあ、過去の記憶があるかどうかはともかく、人が人である以上、殺し合いは必ず起こります。
我々は類人猿から分派した様々な旧人類を絶滅せしめたクロマニヨン人の末裔ですからねぇ。
人類に一番近いとされるチンパンジーですら郎党を組んで、略奪ですらない殺し目的の襲撃をするそうですし。
日本の戦争体験、戦争の教訓。なる言葉を聴くに、非常に違和感を感じます。
もう日本の敗戦は80年近く前で、実際に体験した既にひとはほんの一握りです。
一方で、世界中以後も戦争が起こっており、戦争体験者は大勢います。
ロシアもウクライナも、今回の全面侵攻前から前から戦争してます。
どこの国も深刻な葛藤を抱えて、それでも兵士は戦っているのです。
むしろ、ウクライナの戦争体験を日本が教訓とすべきでは?
そもそも、日本人が戦後長期に渡って戦わずに済んだのは、米国人が代わりに命がけで戦ってくくれてたからなんですけど。
全くもって同感です。
テレビや新聞の言う「戦争の記憶」とやらは結局1945年で止まってしまっているんです。
それから80年の間にあった戦争紛争の記憶はほとんどない。
30年前にあったルワンダ虐殺を説明できる一般市民がどれだけいるだろうか?
ベトナム戦争、イライラ戦争、中ソ国境紛争、中東戦争等アジアで起きた戦争を説明できる事ができるのか?
私はこの手の戦後レジームの脱却も必要だと思います。
>日本人が戦後長期に渡って戦わずに済んだのは、米国人が代わりに命がけで戦ってくくれてた
いや、それについては私はそうは思いません。もちろん、戦わずに済んだことは確かですが、アメリカ人は別に「戦ってくれた」わけではありません。戦った代わりに、色々なものを要求し、収奪するのがアメリカです。アメリカが日本を豊かにしたもの、当時の冷戦構造があったからですしね。
完全に同意だな
アメリカは戦後欧州にはマーシャルプランを提供したが、本邦に碌なものをよこしたか?
よもや工業国化を許してもらえたのだから感謝しろとでも?
何で感謝という話になるのか分かりませんが。
現状は米軍が戦って日本の平和を守ってきたのですよ。
少なくとも朝鮮戦争は、本来は日本が戦うべきだった戦争でしょう。
しかし当時のアメリカは憲法9条を押し付けた立場上、憲法改正しろとは、強く言えなかった。日本国憲法施行が1947年、朝鮮戦争勃発が1950年なので。僅か3年しかたってないからです。
その後にの解釈改憲で、事実上の再軍備はしましたけど。
自衛隊は偉大なるジバング♰神の国♰の選ばれし軍隊でありローテーションも必要なければ消耗もしない無敵の軍隊ナリ
一般国民は自衛隊の後方支援でもしてりゃ十分に中国との世界戦争を最後の最後まで戦い抜けるし、後方支援は敵の砲弾に365日されされる自衛隊への最上の貢献だ。
この程度の意識しか我々はもってないんだからそもそも同じ過ち云々以前に、戦わない方がいいよ
ソ連、中華とつるんで後から裏切れた米国の身から出た鯖だろ
>少なくとも朝鮮戦争は、本来は日本が戦うべきだった戦争
いやいや、終戦から5年ですよ?当時の人間に聞いてみたらどうですか?あの当時戦えましたかって。
申し訳ありませんが、なんだか認識が根本から違うような気がしますね。
戦争という生死を賭けた非常事態に人間を送り込むには相応の理由が必要であり、以下の理由が考えられる。
1.権力や世間の目によって強制される。
独裁国家や義務感の強い社会がこれに該当する。エリトリアのように兵役を果たさなければ投獄される国もあれば、韓国のように「国民の義務」であり、兵役逃れをするとバッシングを受けたり就職に不利になることもある。
2.生きる糧を得るため(金銭や敵対勢力が保有する何らかの資源)
経済的な理由で兵隊にならざるを得ないケースで、アメリカの貧困層や極東地域のロシア人がこれに該当する。アフリカのような極貧地域では他部族が保有する財産や農地を奪わないと生きていけない現実がある。
3.強烈な憎しみ、イデオロギーの類
中東やアフリカにおける民族対立のケースで、この場合は民間人の大量虐殺が伴う。2014年以降のウクライナ東部内戦もこれに含まれる。排外的ナショナリズムの強い社会(戦前の日本やドイツ)で敵対勢力の人間の殺害に躊躇しないこともある。イスラム圏において現世より来世の方が重要であり、彼らの信じる教義のために容易く命を捨てる。
日本の場合は第二次大戦のトラウマがある一方、排外的ナショナリズムの傾向があり、義務を果たさない者へのバッシングが強烈であるため、何らかの拍子で戦争を美化する風潮が生まれる危険性は捨てきれない。
日本の場合、ナショナリズムの傾向が強いのは相変わらずですね。でも、それがあるから日本人という存在が担保されている面もあるのではないでしょうか。しかし、草食系などがもてはやされる現代で、実際に戦闘に参加できる人間はどのくらいいるのでしょうか。
「戦争やるぞ!」
「そうだ!そうだ!」
「じゃあ徴兵するぞ~やる気のあるやつはどいつだ!?」
「どうぞ、どうぞ」
ダチョウ倶楽部のような光景が今から目に浮かびます。
ウクライナの場合は好戦的な極右たちが自主的に戦争に参加していったけど、勇ましいことばかり言ってる日本の右の奴らは絶対に戦場に行かないだろうな。
彼らは熱烈ウクライナ応援派でNATO参戦しろとか平気で言うくせに義勇兵として参戦する気はゼロ。
日本有事に備えるためにも実戦経験積む良い機会なのに
日本が他国に比べて特別ナショナリズムや排他的傾向が強いというのは、それこそ日本人に対する偏見の類だと思いますよ。
ヨーロッパ圏でも2000年初頭から極右政党が台頭してきていると世界に報じられて、今でもイタリアでもオランダでもポーランドでもドイツでもそういう報道は後を絶ちませんし。
実際どの程度で極右扱いになるのかまでは知りませんが、保守政党とか右翼と言わないあたり伊達じゃないんでしょう。
それはそれとして、これだけ報道機関や情報伝達が発達しながらプロパガンダで戦況が意味がわからないくらいの状態になったり、戦争当事国でもないのに熱狂する様を見ると
未来の日本も戦争になったらこういうことをしなくちゃならないんだなぁと考えさせられますね。
>日本が他国に比べて特別ナショナリズムや排他的傾向が強い
私のレスはそんな感じに書きましたが、元レスにはそのような記載はないかと思います。
ただ、日本の排他的な傾向は明治維新以降、明治政府によって育てられたものなので「そうではない」というには根拠が薄いかもしれません。それに、今まで地続きじゃなかっただけで日本人ものんびりしていられましたが、もし、朝鮮や台湾有事で海の向こうから大量に人(避難民)が渡ってきたりしたらそんなこと言ってられないんじゃないんでしょうか。
そういえば、話は変わりますが、アメリカで移民に苦しむ南部州が、移民を無料バスに載せて東部の民主党優勢の州に送り付けたそうですね。その結果、多くの州で移民排斥の方向に住民の意識が変わってきているとか。興味深いですね。
もしかしたらレスの内容を読み間違えていたかもしれません。見当はずれでしたらスルーでお願いします。申し訳ありません。
下記の内容で返信しようと思いながら、結論が出せずに少し咎めるものがあってやめただけなのでお気になさらず。
要するに人の本能として、知的レベルを思いっきり下げた言い方をすると
「自分のシマで余所者に好き勝手されるのが気に入らない」ということなんですよね。
これは人間以前にライオンや犬の哺乳類から鳥から魚までテリトリーの概念を持ってるので、生物の本能と捉えたほうが正確です。
そういった本能に根差した意識に、個人が崇高な意思を持って蓋をしようとしたところでストレスが生まれてしまうのは避けられないですね。
それでもそういう本能を取り払い共存を目指したいなら、一方的にへし折るのではなく折り合いを付ける方法を考えて行かないと、平和を訴える方が思ってるような理想的な平和は訪れない気がします。
レスありがとうございます。仰る通り折り合いをつける方法、難しいですよね。
争いの元凶となる人間の悪い要素は、人間らしさと表裏をなしているものだけに。。。ある意味、人間らしさを捨てないことには、平和はないのかもしれませんね。
とりま、私は戦争とは人間らしさの極端な現われと理解しているので、その意味では本件と含めて、あらゆる紛争を興味深く見ています。
塹壕陣地や要塞があっても安心はできないのでは。
ロシアの浸透戦術に対することになるのでは。
多数の歩兵を投入してくると思います。可能性は十分以上にあると思います。
動員はどうするのかと思いますが、ロシアはまだ本格的な動員をしていないでしょう。
多数の歩兵に対するには、とにかく火力では。
時間当たりに撃つ砲弾/銃弾の数と設置する地雷の数でしょうか。
撃つ物も、対人用/対構造物用の物の割合を増やさないといけないのでは。
歩兵も問題でしょうが、最近注目されているのは、露軍によるオンタイムの火力投射とその質・量じゃないでしょうか。もちろん急造の陣地では対応でないでしょう。自分がウ軍兵士なら、、、ちゃんとしたトーチカがあっても不安ですね。あ、そういえばトーチカってロシア語でしたっけ??もしそうなら、露軍の陣地構築の歴史を感じますね。。。
ロシアは要塞の歴史でもあると誰かが言っていました
要塞を作って、それが落とされてもっと強力な要塞を作る…そしてまた落とされて…といったように
ロシアの政治史はともかくロシア軍の変遷は詳しくないので嘘かもしれません
非常に強力な永久要塞である旅順要塞を構築した(正確には大幅に強化した)のはロシア帝国なのであながち間違いでもないかもしれません
つまり無理ってことじゃないですかやだー
あきらめんなよ…あきらめんなよお前!どうしてそこでやめるんだそこで!
もう少し頑張ってみろよ!ダメダメダメダメあきらめたら!
周りのこと思えよ、応援してる人たちのこと思ってみろって!
あともうちょっとのところなんだから!
とイギリスが申しております
(アメリカはヌーランドの辞任報道があるので状況不明)
結局、ザルジニー前司令の50万の追加動員が必要という提言は正しかったという事ですね。
確かザルジニーの追加動員案は、大幅増税が必要という理由で却下されました。
もし動員年齢の引き下げを行ったとしてもウクライナの財政がそれを支えきれるのかという問題が出てきそうです。
国が滅びるかもしれないのに、増税や支持率を気にするのがそもそも間違ってるんですよ。国民には国家の危急存亡の秋みたいに言う割には、戦後の事を考える。方や、一部の層からは徴兵はしないで軍役の苦労を偏って負担させる。ロシアの囚人兵や囮として使うのを非難するのと同時に、こんな動員の仕方を非難するべきです。
戦争の趨勢がどうなるかは分かりませんが、今のまま不平等な動員方法を続けるなら戦後には恨みつらみによる報復がウクライナ国内で発生しても同情できません。
ロシア人も大勢死んで大変なのによく続くよな
言うほど死んでないんじゃねーの
西側が一般的に言うほどには死んでないんじゃろ
ウクライナは部隊の増援でアウディーイウカとロボーティネでの戦線の安定化出来たみたいですね。
ただ、予備兵力が十分にあればいいですが、兵員不足が言われる中でそこまでする必要があったのかとは思います。
動員についての法案の進展も聞きませんし、囚人の動員で5万人を確保出来るというような話もありましたが、
それも結局議論されることはありませんでしたし。
何か腹案があるようであればいいのですが、批判を避けるために先延ばしにしているという事であると、
反攻作戦どころじゃなくなってしまうんじゃないでしょうか。
>ウクライナは部隊の増援でアウディーイウカとロボーティネでの戦線の安定化出来た
>予備兵力が十分にあればいいですが、兵員不足が言われる中でそこまでする必要があったのか
仰る通りで、スロヴィキンラインの本格構築前にハリコフ方面、へルソンのドニエプル以西から撤退を判断したロシア軍と大きな違いが出ています。
物資と人員に勝るロシアですら、「戦線の後退整理」をせずに「防衛ラインの構築」を進めることはしませんでした。特にドニエプル川を防衛ラインに活用できたことは最大の利点を生んでいます。ウクライナ側も同様のことを進めるならば、ハリコフ戦線はオスキル川まで下げて防衛ラインを整理せねば話になりません。
既にアウディーイウカが陥落し、主要な要塞線を失っている状態で、国力に劣る側が「戦線の後退整理」をせずに「防衛ラインの構築」を進めることは不可能です。
結局、ゼレンスキー政権の最大の悪癖である【達成不可能な目標を掲げる】が修正出来ておらず、このままではアメリカ軍に対する旧日本軍と同じ末路を辿るだけかと。(一部の戦果だけを誇り続けることも含め)
>囚人の動員で5万人を確保出来る
ウクライナとロシアのシリアルキラー同士の夢のバトルが実現するかも。
そして戦争終了後はハリウッドで映画化決定(ホラー枠)。
>そして戦争終了後はハリウッドで映画化決定(ホラー枠)
それも、一時代前のイメージになりつつあります。
ハリウッドもディズニーも、アメリカの映画業界は低迷する一方です。
ボリウッドで映画化に一票
セレズニョフ氏の指摘の、「愛国心」や「モチベーション」ですが、
ウクライナの弱点を言うなら二面性が割りとあるのではないかと思います。
建前としては、ロシアの侵略から守るという単純な宣伝は、かなり統一されているように思います。また、マイダン革命以降は、かなり民族主義的な教育がされています。
また、ゼレンスキー政権は、ジャーナリストやブロガーなどを逮捕しています。テレビは、全チャンネルが、大本営発表とゼレンスキー賛美の同一番組を24時間を流し続けています。
ウクライナは、戦前の日本のように、わりとプロパガンダを信じやすく、軍隊にも親和性のある国民性のようです。
しかし、同時にもう一面では、別の面もあるように思います。
例えば、ウクライナでは、男性は路上で誘拐されて戦場に送られるということも多々あります。しかし、金持ちや権力者は、徴兵から逃れています。
逃亡でなくて、海外で豊かに暮らしている権力者の家族らもいます。賄賂もまん延しています。そな中で、ゼレンスキーや側近たちだけが賄賂に関係しないということはあり得ないでしょう。
というわけで、これらは表向きのメディアには絶対に出ませんが、例えば一般庶民は周囲の男性の消息や行方不明などと同じく、現実を肌で感じているはずです。
こういう二面性があります。そこで新たに動員強化の法律を作っても、どれだけ実効性が続くか、という問題があると思うのです。
戦って奪い返す力はもうありません。防衛線を作ってジリジリ押されて支援を必死に求めて最終的には負けます。
こういう事じゃな?
恐らく、そういうことでしょうね。
最終的に負けるくらいなら、今停戦講和を結んだ方がまだ条件はよくなる。
さらに言えば、2022年3月のイスタンブール合意で講和していれば、セベロドネツク、リシチャンスク、ソレダル、バフムート、マリンカ、アウディーイウカを失うこともなかった。
ほんとうにそう思います。が、プーチンが呑んでくれればですね。今の状況と今後の予想を見ても、プーチンが停戦のテーブルにつくかどうか。また、ついたとしても、どんな条件を出してくることやら。
言い方は悪いですが、相手の足元を見る能力は今のところ一流ですからね。
有利な側は以前より要求を更に苛烈になるのが常なので、ロシアが併合宣した地域の正式な割譲に、ハリコフとオデッサ辺りも割譲要求するのでは?
かつての冬戦争なんかはフィンランドが劣勢になってからの交渉なので、開戦前より要求が更に増えてましたし。
まあ、それでも国が無くなるよりかはマシでしょうけど。
義務と権利が見合うのかどうかでしょうね。
ウクライナは、徴兵・兵役の義務を謳っていますが、給与や恩給の権利は貧乏国家の為あやしいですよね…。
男女平等・機会均等かを見れば、女性優遇・貧乏人(学生免除)が徴兵される仕組みが続いています。
コメ欄で仰っている方もいますが、出生率を考えれば、女性優遇もやめる時代にきていますね。
イスラエルは、女性を平時から徴兵していて有名であり、ウクライナは非常時のため女性の徴兵を尚更すすめるべきかもしれません(女性の徴兵に余力があるため)。
人権万歳男女平等万歳な西側的価値観とは全く相容れない”前時代的”な議論なのでそんな話が許される訳が無い
まさしく、総力戦ですからね。
結局、国がダメなら見捨てられて、人口流出していきます。
>人権万歳男女平等万歳な西側的価値観とは全く相容れない”前時代的”な議論なのでそんな話が許される訳が無い
時代は常に進み続けますから、後25年もすれば「人権万歳男女平等万歳な西側的価値観」もまた、“前時代的”なものとして顧みられなくなるでしょう。
そして、それはあるときふっと消えるものではなく、25年かけて徐々に別の主義に押されて低迷していくものです。
今20歳で生きている女性たちは、40代になってから梯子を外される形ですから、人生の選択が難しい時代に来ているでしょう。
女性の動員、結構難しいというのをどこかで見たことがあります。トイレ、生理、お風呂(清潔にできないと病気になるおそれ)、ハラスメントなどなど、コストがかさむのだとか。でも、大戦中のソ連軍のような運用方法だったら可能かもしれませんが、西欧のイデオロギーに応援されているウ軍には最初から無理な話だと思います。とはいえ、後方勤務の女性割合を増やすなどの方法はあるのかも。にしても、上記のコストの問題があるのは避けられないので、ウ軍には難しいかもですね。
仰る通りです。
要塞建設、重機オペレーター、補給担当、ドローン操縦、軍需工場勤務など。
負担の軽いものも、いくらでもあると思うんですよね。
ウクライナ人が、総力戦を支持し続けるのであれば、一致団結した姿を見せて欲しいものです。
>一致団結した姿を見せて欲しいものです
本当にそうですね。
しかし、実際のところウクライナの人はどんな意見を持っているんですかね。
外野(主にEU)がウ軍は露軍に絶対抵抗!負けるな!がんばって戦え!みたいになっていますが、当事者(一般のウクライナ人)はどう考えているのでしょうかね。。。
傭兵何かが給料支払われてないとかで問題になってた話ありまさしたっけ。
兵士の給料や年金を外国の支援に頼って支払うって状況ですしね。
ただウクライナは既に前線に女性兵士とかいるんじゃなかったでしたっけ?
志願とかならまだ分かりますけど、確か妊婦が徴兵されてロシア軍の捕虜になった映像とかネットに流れてましたし。
まあ、ウクライナの年代別の人口的に、一世紀頃には国家維持出来なさそうなんですよね。
独ソ戦でも泥濘期を挟んで押したり退いたりを繰り返していた。
最終的には消耗戦に持ち込んだソ連の戦略が功を奏しドイツを撃破した。
ウクライナも同じ運命を辿るだろうな
そうなった時は、『直接派兵の伴わない欧米の軍事支援』は、ウクライナの二の舞への地獄行切符と見なされるようになるでしょう。
太平洋の米領サモアでバイデンが予備選挙で無名候補に負けたことなど、既にソロモン諸島周辺の国家でも変化の予兆が見られています。
中国が本当に頼りになるかは別儀として、アメリカだけを頼みに出来る時代ではなくなったと。変化が、確実に起きています。トランプが本当に勝つのかも気になるところではありますが。
正直ウクライナ早く負けてほしい
これ以上血税で援助などできない
応援してる人が勝手に寄付でも義勇兵でもやればいい
ロシアとは中立すべきだ、どう考えても中国ロシアの大国を敵に回して勝てるはずない
ウクライナ応援しても何の利益もない
日本の安全保障考えると、二国も敵に回すのは自殺行為ではありますしね。
ロシアと敵対するなら中国と中立にしないとならないし、中国と敵対するならロシアと中立が望ましいですし。
ロシアと中国と敵対どころか、その二国が組む自体は悪夢でしかないでしょうね。
正直ウクライナへの支援は反対ですよね
ロシアとは文化的に近いし、初期のころなら別に占領されたからと言って何か変わることはなかったと思いますね。親露政権ができるか傀儡政権になるかはわかりませんが、国民レベルではあまり変わらないような気がします。
地理的にも繋がりが薄く、その関係性が長続きしなさそうなウクライナより、常に国境接してるロシアとの関係を日本政府はどういうビジョンで考えているのかわからないですね。アメリカに言われて二つ返事で同意した想像しか出来ませんね。
そういう意味でいうなら、我々は将来のウクライナの先輩になりますね
ウクライナ戦争は日本にとって、マイナスだというのは、おっしゃる通りです。経済面でも安全保障面でもそうです。
とりわけ、安全保障面では最悪です。
日本にとって危険なのは、中国共産党です。そして、今のウクライナもロシアもソ連共産党ではないのです。
だから、この戦争は、もともとセルビア・コソボ紛争みたいなものです。拡大させる必要はなかったのです。
しかし、今は、ロシアを中国側に追いやっています。ウクライナ支援は、ロシアを敵に回し、かつ中国にとってのプラスです。
日本の安全保障にとっては、大きなマイナスです。
ロシア軍が西に吸引されてる点はプラスだと思うよ
あれがなきゃ北方領土付近の兵力はもっと増強されてたハズ
北方領土の兵力が多少増加したところで日本に影響はありませんよ
日本がロシア実効支配地域に武力侵攻する可能性はゼロ
ロシアが北方領から北海道に渡洋侵攻できるような戦力・海上輸送力を手当てできる可能性も無いに等しいのですから
しきりにロシアの日本に対する脅威を説く人がいますが、本当にそうですか?冷戦時ならまだしも、米軍の駐留する日本に直接侵攻するのは可能だと思いますか?(他にも条件は色々ありますがそれぞれ勘案しても、全く現実的ではありませんよね?)
確かに難癖つけられたらかなり面倒くさい相手ではありますが、エネルギーに関して言えば、日本の安全保障上、ある程度の重要度はあると思うのですが。考えなければならない諸々の条件をふっとばしていきなり「ロシア最悪!滅ぼすべし!」的な思考はむしろ日本にとって忌避すべきだと思いますけどね。