欧州関連

ドイツ軍の現役少将、ロシアが制裁下で軍需生産を増加させたのは予想外

ドイツ軍のクリスチャン・フロイディング少将は「反攻作戦に対する期待は誇張されていた」「ロシアが制裁下で軍需生産を増加させたのは予想外」「ロシアが友好国から支援を受けられると気づけなかった、あるいは(その現実を)見たくなかったのかもしれない」と述べた。

参考:Wurden die militärischen Fähigkeiten Russlands unterschätzt?

ドローンによる戦場認識力の拡張と戦場のネットワークが普及した戦場で静止目標が生き残るのは困難

ピストリウス国防相は今年5月、国防省改革の一環として長期的な国防戦略や計画の立案・管理を行う部署を設立してクリスチャン・フロイディング少将を任命、同氏は昨年2月から国防省内のウクライナ支援に関する責任者も努めており、南ドイツ新聞(Süddeutsche Zeitung=SZ紙)に対して「2年近くに及ぶウクライナとロシアの戦争状況」や「得られた教訓」を率直に語っている。

出典:DoD photo by Chad J. McNeeley

SZ紙:米国のミリー統合参謀本部議長は1年前「反攻作戦が成功する可能性を楽観視すべきではない」と発言して厳しい批判に晒された。彼は多くの軍事関係者が恐れていたことを口にしたのだろうか?

フロイディング少将:我々のような軍人の大半は冷静な見解を持っており、これは現地の状況把握と得られた情報の分析に基づいているが、この情報の中には機密事項も含まれている。そのため(専門的な)軍事的な考察が(世間に)直ぐ浸透する訳ではない。振り返ってみると「ウクライナが可能な限りの軍事的成功を可能な限り迅速に達成する」という我々の期待は確かに誇張されていた。そのためウクライナとロシアの能力を客観的に比較しながら本戦争を観察するのが重要だと思う。

SZ紙:その冷静な見方に約2年に及ぶ戦いはどう映るのか?

フロイディング少将:ウクライナは勇気と決意を持って戦い続けている。反攻作戦が行き詰まったのは航空支援がなく防空システムを欠いていたからだ。結局は人口密集地や重要なインフラの保護に保有するリソースを回す必要があった(恐らく地上配備型の防空システムを前線上空の保護に回す余裕がなかったという意味)。さらにウクライナ軍は無数の地雷とバリケードで構成された「これまで見たこともないようなロシア軍陣地」を攻撃した。

出典:Telegram経由

SZ紙:なぜ?

フロイディング少将:ロシア軍が準備した地雷原の広さは数kmに及ぶものもある。私達が地雷原に遭遇すれば煙幕を使用したり、地雷原を迂回したり、攻撃自体を仕切り直したりするが、この戦術的なアプローチは10kmにも及ぶ地雷原に対しては効果がない。

SZ紙:どうすれば克服できるのか?

フロイディング少将:ウクライナ軍は提供された装備を使用して地雷の除去を試みたものの、ロシア軍の攻撃を受けて地雷除去用の戦車や装備を沢山失ってしまった。そのため歩兵による夜間の地雷除去を余儀なくされた。この作業には多くの時間と多くの犠牲が要求される。つまり「地雷原の背後に陣地を構える」というロシア軍の原則は陣地が強固で、広く、深く、十分に準備されていれば「機能する」ということで、それがロシア人のやり方なのだ。ウクライナ側も防御陣地の拡張に乗り出しているため数ヶ月後には同様のアプローチを採用してくるだろう。

出典:Командування Об’єднаних Сил ЗС України

SZ紙:前線の防御が固められることを懸念すべきなのだろうか?

フロイディング少将:今のところ懸念というレベルには達していない。

SZ紙:(前線の膠着は)戦争の凍結に対する圧力を高めるかもしれない。

フロイディング少将:継続的なウクライナ支援が重要なのは正にその点にある。

SZ紙:ドイツでは(戦争に対する)多くの楽観的な見方が広まり、ゼレンスキー大統領が世界中から称賛されていたが、今では新たな支援の獲得に不安を募らせている。

フロイディング少将:軍事的な観点から言えばウクライナ軍は成功を収めている。軍事大国のロシア相手に2年近くも戦いウクライナ領の80%を保持し続けている。さらに失った領土の50%を取り戻しており、黒海艦隊は黒海西部から押し出された。ウクライナは独自の兵器で戦線の後方を奥深く攻撃して成功を収めており、指揮統制の拠点や後方の物流拠点に相当のインパクトを残している。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

SZ紙:貴方は「ウクライナが戦争に勝利しなければならず、これは1991年当時の国境に戻ることを意味する」と述べていたが、この目標は現在でも達成可能なのか?

フロイディング少将:少なくとも政治的目標はウクライナの領土保全と主権の回復でなければならない。これが2024年の戦術的作戦で達成できるかどうかは現時点で結論を下せない。それでも領土の一体性を回復するという主張を変えてはならない。

SZ紙:当初は旧ソ連製の古めかしい戦車に関する報道が多く、ロシアは弾薬が不足し、プーチン政権は不安定だという指摘も多かった。ロシアの軍事的能力を過小評価していたのか?

フロイディング少将:恐らく過小評価されていなかったと思うが、当初は現在ほどの回復力をロシアは発揮していなかった。ロシアが厳しい制裁下にも関わらず軍事生産を強化し、拡大し、生産量を増加させるとは思っても見なかった。我々はロシアが友好国から継続的な支援を受けられると気づかなかった、あるいは(その現実を)見たくなかったのかもしれない。北朝鮮、中国、グローバルサウスの国々がロシアに冷蔵庫や照明を供給すれば軍事目的に利用できる。

出典:Минобороны России

SZ紙:ドイツからカザフスタンなどへの冷蔵庫輸出は文字通り「爆発的」に増加し、これに使用されている制御チップなどがロシアの軍需産業を支えている。

フロイディング少将:ロシアが消費財を購入するのは基本的にドローンを含む軍事利用が目的だ。

SZ紙:現在のロシアは軍備に積極的な投資を行っており、多くの人々は「この戦争が終結する頃には弱体化した軍隊(ドイツ軍のこと)など相手にならない」というシナリオを懸念している。

フロイディング少将:ロシアの人的・物質的損失は甚大だ。西側諸国はロシア軍の死傷者数を約30万人と推定しているのをご存知だろう。戦車や装甲車輌の損失も4桁台後半になると推測されている。その一方でロシア軍は新たな人員確保に成功しており、これは独裁的なロシアのシステムや囚人の活用によって実現している。勿論、防衛産業への大規模投資や弾薬生産の飛躍的な増加にも独裁的なシステムが密接に関係している。

SZ紙:ここからドイツにとってどのような結論が導きだされるのか?

フロイディング少将:この戦争で人的にも物質的にもロシア軍は弱体化するだろうが、私達は「5年から8年程度でロシア軍が再建可能である」と想定する必要がある。抑止力として信頼に足る軍を準備するなら「5年から8年」という時間枠が我々の行動の指針となるだろう。

出典:Ministry of Defence of Ukraine

SZ紙:その頃になれば他の国がロシアの犠牲になっているかもしれない。

フロイディング少将:(ロシア軍の再建時期には)この戦争の進展が大いに影響を及ぼすだろう。だからこそウクライナに有利な影響を与える要素(武器や装備など)の支援に最大限努力しなければならない。

SZ紙:ウクライナでの戦争は第一次大戦のイメージと21世紀の要素が融合した前代未聞のものだ。塹壕に隠れる兵士の頭上には小型ドローンが神出鬼没に現れる。ここからドイツ軍は何を学んでいるのか?

フロイディング少将:この戦争の全体像は19世紀と21世紀の間で常に揺れ動いている。重要な教訓にはドローン戦争、自動化、脅威の検出から行動までにかかる時間の短縮、戦場のネットワーク化といった新しい要素があり、特に指揮統制能力の面では現在の司令部は規模が大きすぎる。我々の司令部はウクライナの戦場で数分しか生き残れないだろう。そのため指揮統制能力とロジスティクスの発展は不可欠な要素で、より敏捷に、より柔軟に、より弾力的にならなければならない。

出典:AIRBUS

SZ紙:ドイツ軍はドローンに関してあらゆる能力が欠けている。

フロイディング少将:我々はドローン分野の遅れを取り戻すため専門のタスクフォースを立ち上げた。これにより(複雑で面倒な手続きを省略して)様々なタイプのドローンや対ドローンシステムを迅速に配備でき、実験や訓練を開始できるようになるはずだ。これは機械化部隊だけの問題ではなく指揮施設や兵站拠点の保護など「全軍に共通する課題」で、ドローンの使用と防衛は軍に所属する全員の課題になるだろう。

SZ紙:ロシア軍は西側製兵器を妨害し、混乱させ、方向を誤らせることに成功していると報道されているが、ここからは何を学ぶのか?

フロイディング少将:ロシア軍が多くの電子戦能力を有していること、さらに適応能力に優れた組織であることを知っている。我々の希望的観測でロシア軍の能力を低く見積もり、現状を悪化させないよう注意しなければならない。

出典:U.S. Army photo by Cecilia Soriano

以上がフロイディング少将の言及した興味深い部分の要約で、米陸軍参謀総長のランディ・ジョージ大将も今年10月「移動可能で迅速に更新できるオープン・アーキテクチャの必要性が戦場で証明された。設営に2時間もかかる指揮所は時代遅れで、数分で移動でき移動中にも作戦指揮を継続できるシステムが必要だ」と述べたことがある。

ドローンによる戦場認識力の拡張と戦場のネットワーク化が結びついて戦闘のテンポが早くなり、もはや交戦地域の静止目標は生き残るのが難しいのだろう。

因みにフロイディング少将は「ドローンの使用と防衛は軍に所属する全員の課題になる」と指摘したが、ドイツ連邦軍総監のカルステン・ブロイアー大将も「ウクライナとロシアの戦いで優勢を左右する兵器はドイツが保有していないものばかりで、特にドローンの重要性は非常に高く、このレベルでの制空権が将来の戦場で重要になると学んだ」と述べている。

出典:U.S. Army photo by Elizabeth Fraser / Arlington National Cemetery / released

米軍のマッケンジー海兵隊大将は2021年2月「ドローンがもたらす脅威は効果的な対抗手段の欠如と相まって最も懸念される戦術になっている。米軍は大型無人機に対応するシステムを持っているものの、遥かに小さく静かに作動するドローンの検出には対応しておらず、これを効果的に無力化する方法も欠如している」「UAVやドローンの脅威は海外に展開している部隊や施設だけの問題では無くなっており、兵士からコックまで兵種に関係なく全ての人員がカウンタードローンに関するスキルを身につける必要がある」と言及。

米陸軍の全兵士にカウンタードローンに関するスキルを身に着けさせるための訓練アカデミー「Joint Counter UAS Center of Excellence」を2024年までに創設する予定だが、ここまで大量のドローンが運用される戦場を想定していたかどうかは不明だ。

関連記事:ドイツ軍トップ、いつかロシアとの戦争を余儀なくされる可能性に言及
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※アイキャッチ画像の出典:Bundeswehr クリスチャン・フロイディング少将

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コメント

    • ( ゚Д゚)
    • 2023年 12月 30日

    ウクライナ支援を止めてその分のお金で
    軍拡した方が国益になりそう(小並感)

    24
      • 名無し
      • 2023年 12月 30日

      なんなら、軍拡の原資はロシアから安価な天然ガスを輸入することによる資源価格の差額で(ここで窓から落ちる)

      26
        • にし
        • 2023年 12月 30日

        なんなら日本は数十年間衰退し続けている稀に見る超縮小国家だし、
        維持困難な先島や尖閣は避けられない事態に直面したら、その時は中国に差し出し、
        超大国中国と軍事力で無謀な対峙するのをやめて経済だけ重視した方が国益になりそう

        19
          • ( ゚Д゚)
          • 2023年 12月 30日

          中国に差し出すくらいならアメリカに
          差し出して、受け取って貰えないなら
          爆破すれば良いやん💣

          14
            • ネお
            • 2023年 12月 30日

            差し出すってのは恭順の証としていい心証を与えるだろうけど、
            爆破のメリットってあんのかな?

            領土は損失するは、敵対心を一層あおるわで良いことないような・・・

            8
              • ( ゚Д゚)
              • 2023年 12月 30日

              中国に渡す(前線基地にされる)
              くらいなら消したほうがマシ。

              22
          • タチコマァ
          • 2023年 12月 30日

          一歩下がったら二歩進むような相手にそんな事しても無意味でしょうに
          数年置き延々とサラミ戦術されるだけ

          24
          •  さ
          • 2023年 12月 31日

          中国が、相手がそれをどう思うかという観点からの解釈がまるでない
          相手がどう思うかを考えずに動く外交行動ってただの失策でしょ

          6
          • とある帝國臣民
          • 2023年 12月 31日

          国益に成らないよ。
          一時的な其の場凌ぎの平和は得られるだろうけど
          戦前の独逸の様に次々に領土を要求して潰食されるだけ。尖閣の次は八重山、八重山の次は沖縄、沖縄の次は奄美、九州。
          結局最後は植民地化か全面戦争だ。
          其の先例の最たるものが第二次世界大戦と今のウクライナ戦争。
          其れなら最初から相討ち覚悟で痛い目に遭わせた方が結果的に全体の損失が少なく済む。

          7
    • たむごん
    • 2023年 12月 30日

    中国が世界の工場、ベラルーシも半導体生産していた事を考えれば、認識が甘かったように感じます。
    中国などから、汎用半導体は大量供給されており、小型で輸送が容易であり価格も安い訳です(冷蔵庫や照明として輸入する必要すらない)。

    最新鋭の戦闘機など、一部の高度な装備を除けば、最先端に近い半導体は使いません。
    F35でも、7ナノプロセスの半導体であり、(歩留まりは低い製法ですが)中国が既に製造しています。

    >我々はロシアが友好国から継続的な支援を受けられると気づかなかった、あるいは(その現実を)見たくなかったのかもしれない。北朝鮮、中国、グローバルサウスの国々がロシアに冷蔵庫や照明を供給すれば軍事目的に利用できる。

    36
      • history
      • 2023年 12月 30日

      日本を含めた西側がソ連への対抗勢力として育成すべく中国に資本と技術と市場を与えたのは大失敗だった訳です
      レーニンは「資本家達は自分達を吊るすロープでも売ってくれる」と述べたそうですが、こんな形で当たってしまった

      57
        • ヒュー
        • 2023年 12月 30日

        中国への対抗勢力として現在のインドに対する投資と期待が二の舞いになりそう。

        32
          • たむごん
          • 2023年 12月 30日

          仰る通りですね。
          レーニンの言葉、勉強になります。

          ヘンリー・キッシンジャーが、死にましたが、中国では一般市民からも哀悼の言葉が溢れていました。
          欧米では、あまり見られず、そういった事情もあるのでしょうね。

          中印は、19世紀始めまでは世界GDP5割以上の推計もあり、大国でしたからね。
          インドについても、匙加減が難しい所です…。

          14
            • history
            • 2023年 12月 30日

            キッシンジャーは死んだし、アメリカやEUの多くの国の対中姿勢は大きく変わってきています(ハンガリーのように中国の一帯一路プランを今でも支持し続ける国も中にはありますが)
            ただレーニンの揶揄した「資本家」的発想をする人が消えた訳ではなく、ここでも「人口減少が続く日本は中国との経済関係を深めるべき」なる意見をつい最近見たばかりです。

            16
              • たむごん
              • 2023年 12月 30日

              仰る通りです。
              政策・安全保障で、『資本家』をコントロールできますから、経済合理性をどのように作っていくのか見守りたいと思います。

              台湾は、対外直接投資の中国向け、大きく変化させる事に成功しているようです。
              2010年84%→2023年12%(1月~11月)

              (2023年12月28日 台湾の対中投資1割に激減 23年、米国向けが初の逆転 日経新聞)

              5
      • kitty
      • 2023年 12月 30日

      >F35でも、7ナノプロセスの半導体であり

      この辺興味あり、調べてみたことがあるんですがTR3のコンピュータがL3HarrisのChrysalisだという以上の情報までしかわかりませんでした。
      なにかおもしろい情報お有りでしょうか?

      最近暗いウクライナ戦争の話題ばっかりで航空機の話題がさっぱりですねえ。

      12
        • たむごん
        • 2023年 12月 30日

        やや古く、半導体の幅広い記事になるかもしれないですが、下記なかなか面白かったです。
        国防総省は半導体ファウンダリーに後回しにされている、中国が最大の調達先(半導体も)という指摘も興味深かったです。
        (2023年02月16日 危機的状況にある、米国軍向けの半導体供給体制 EE Times Japan)

        仰る通り、地上戦はなかなか重たいですよね…。

        8
      • NHG
      • 2023年 12月 31日

      先日も「ロシア兵器部品、米国製74%日本製も ウクライナ分析 2023年12月17日 22:36」という記事があったので西側の制裁でロシアの兵器産業が止まるという予測自体は間違ってなかったと思う
      ただ予測と違ったのは制裁の抜け穴がいっぱいあったのと、安価で(部品の調達難易度の低い)ドローンの重要度が飛躍的に増したことで、それらをも予測しろというのは理不尽な気がします

      2
    • 分析
    • 2023年 12月 30日

    ロシアが資源国、軍事工業国であり、制裁が限定的になる恐れがある事は、西側の制裁が開始された当初から一部で言われてましたよね。
    そこら辺は承知の上で、西側の士気向上のために武器が枯渇する等のプロパガンダをしていたと思っていましたが。
    まさかプロパガンダをしてるつもりはなく、本気で制裁だけでロシアの継戦能力を断つことが出来ると思っていたという事ですか。
    純粋ではあるのですけれども、自陣営側の分析能力としてはちょっと心配になりますね…

    53
      • たむごん
      • 2023年 12月 30日

      仰る通りです。

      ロシアの国力は、ウクライナ指導部が知らない訳がないんですよね(旧ソ連のため日本よりも詳しいでしょう)。
      ウクライナ兵は不憫だと同情的に感じますが、ゼレンスキー大統領が愚かな博打を打った(欧米に駒に使われた)と感じる理由の1つです。

      台湾情勢が緊迫した時も、似たような事を言いそうな気がします…。

      31
        • 分析
        • 2023年 12月 30日

        流石に中国に対して、西側が制裁したから戦闘機が作れないだのミサイルが枯渇して撃てないだの言うことは…
        有りそうでちょっと嫌ですね…
        しかもそう主張する人々は大抵本州とかにいて、幾らでも撃たれるミサイルに犠牲になるのは自衛隊や沖縄県民でしょうね

        29
          • たむごん
          • 2023年 12月 30日

          仰る通り、勇ましい方もいらっしゃいますからね…。

          日本が紛争になるとして、防空ミサイルでは、飽和攻撃をカバーしきれいないですし。
          物流の末端、高速道路・製油所・空港港湾など、アキレス腱だらけですからね…。

          沖縄は、台風6号のケースが参考になると思うのですが、1週間封鎖(麻痺)でもかなり厳しいと感じています。
          隣国外交ですが、勇ましいだけでは、なかなか難しいものですね。

          14
        • TKT
        • 2023年 12月 30日

        そりゃあもちろんウクライナは、旧・ソビエト連邦の共和国であり、ロシア語を話せるロシア人、あるいはロシア語しか話せないウクライナ人も多く、ウクライナ軍の古参の将官、士官などはみんなロシア語を勉強して、ソ連軍の学校、あるいは赤軍大学校・アカデミーを卒業しているわけであり、ロシア軍にはかつての同期生、上官、部下なども大勢いるわけです。これは一般の国家公務員でも同じです。

        しかしそういったロシアの政治や経済、軍事に精通したウクライナ人は、バンデラを信奉する民族主義者、国粋主義者、極右、過激派、アメリカに留学した経験のある親米派にはひとくくりに
        「親ロシア派」
        と呼ばれることが多く、ロシアが軍事大国であるとか、経済大国であるといえば、誇張だとか、宣伝謀略だ、と言われたのです。

        これはアゾフ連隊を過激派として紹介していた日本の公安調査庁のホームぺージや、鈴木宗男氏もそうです。

        日本などもサハリンでロシアとの共同開発を行い、自動車の輸出、カニや天然ガスの輸入などを続け、またサンクトペテルブルクには日産やトヨタの自動車工場もあり、ロシアの政治や経済、軍事に詳しい日本人は決して少なくなかったのです。森喜朗氏がロシアの不敗を主張し続けていたのもそのためでしょう。ロシア軍は陸上自衛隊の高機動車まで使っているのです。

        日本のJAXAなどにしても、ロシアとの協力を続け、日本人宇宙飛行士はみんなロシアのロケットで国際宇宙ステーションに行ってきたわけです。陸上自衛隊なども海外派遣のときはロシア空軍の輸送機を借りていました。

        逆に言えば、日本がロシアとの貿易や共同開発を止めないのは、日本独自の判断によるもので賢明だったかもしれません。

        25
          • kitty
          • 2023年 12月 30日

          ロシア軍が自衛隊の高機動車を使用しているのは確かにスゴイのですがスゴさのベクトルが違いますがな

          10
          • たむごん
          • 2023年 12月 30日

          まさに仰る通りですね。
          自動車は現地生産比率の取り決めが緩く、天然ガス取引も過去の格安固定価格であり、非常に美味しい条件だったんですよね…。

          中東情勢が、ヨーロッパ貿易・シーレーンの重要性で議論される事があるのですが。
          ロシアは、日本=ロシア=ヨーロッパの空路がありますし、北極海航路などの今後もあります。

          日本は、ウクライナに2兆円の与信を喜捨していますが、(戦争3年目が近いため)ウクライナから何の見返りを得られるのか考える時期に来ています。
          ロシアと違って、ウクライナとは何か大きな取引関係はなかったですし、今後も厳しいですからね…(海外への内需投資は、人口2000万人程度の途上国には優先順位が低いです)。

          ヨーロッパでさえ、ロシア産LNG輸入は2023年11月に過去最高まで増やしている訳ですから、日本が取引停止するメリットはなかったですね。
          プーチン大統領が年末に、日本との取引継続に言及しており、ロシア権益を保持したのは仰る通り賢明判断だったと考えます(中東の不安定さを見れば尚更かと)。

          18
    • 黒丸
    • 2023年 12月 30日

    ロシアが冷蔵庫から取り出しているのは比例制御用のユニット一式かな?
    取り出した後の冷蔵庫はどうしてるのだろうか、温度スイッチを組み込んでいるのかも。

    日本も市場用の民生品を用いてミサイルやドローンの急速生産が可能か
    戦時標準船じゃないけど、検討ぐらいはしておいてほしい

    5
      • 匿名
      • 2023年 12月 30日

      そんな面倒な事せずいきなり原野へポイ!だと思いますけどね
      軍需グレードの半導体を苦労して入手するよりも冷蔵庫単体のほうが遥かに安価でしょうし

      この調子では、ドローン需要で国内外のデジカメが軒並み転売ヤーの手でロシアへ流れ、市場が枯渇する状況すらもアリかと思います

      3
      • やれやれ
      • 2023年 12月 31日

      出ました冷蔵庫説

      基盤に実装された鼻息で飛ぶようなチップを
      わざわざハンダ溶かして取り出しとか
      やる訳ないでしょ

      文系層はプロパガンダで操るのが
      特に簡単なんだろうな

      8
        • Authentic
        • 2023年 12月 31日

        言い方はあれだがそうだろうね
        冷蔵庫に使われるようなローエンドの半導体ならミドルエンドまでは自給できるようになってる中国からいくらでも調達できるはずだし
        そもそもロシアにもミクロン(企業名)とかそこそこの水準の半導体を作れる企業はあるから
        まあ、ミクロンの工場で使ってるような装置や材料の自給能力はないだろうがそれもミドルエンド品までなら中国から調達できるし

        4
        • nimo
        • 2024年 1月 01日

        記事の中で冷蔵庫に言及してるのであれ?と思ったんだがどういうことなんだろう

        1
    • kame
    • 2023年 12月 30日

     ウクライナにとっては今後の半世紀に渡って、国家へのダメージを受ける戦争となりつつあるが、他国、特に欧米にとってはロシアの実力(生産力や戦場における適応力など)の再確認とドローンを用いた新たな戦争様式を研究するための『教育現場』となっているのが現実だろう。
     砲弾の生産面も含めて、ロシアという大国にどういった姿勢で向き合うべきかを見直す機会にもなっただろうし、今後はアメリカや一部のロシアと面する国(ポーランドやバルト三国など)に頼るだけでなく、欧米全体で軍事面のアップデートをする必要があるし、アメリカもそれを要求する良い機会の筈だ。
     思い返せば、トランプ前大統領も思惑は様々だったにせよ、NATOでのアメリカへの負担の大きさに文句を言っていた。再度の大統領への返り咲きがなれば、ここぞとばかりに欧州への注文をつけるのは必定だろう。
     

    20
      • kitty
      • 2023年 12月 30日

      残酷ですがウクライナは国家レベルの縦深をもって、弛みきった西側諸国が対称戦争レディに立ち戻れるようになるまで遅滞戦闘をやってもらわなくては困ります。
      だからこそのウクライナ支援なんですけど、軍事に興味のない人たちには無駄金と言われてしまいます。

      13
    •     
    • 2023年 12月 30日

    まあ旧日本軍も終戦時には開戦時より多い軍用機を保有してたくらいだから
    より経済封鎖も弱いし、なりふり構わず軍事にぶっ込めば可能だろう

    長期的にロシアの未来は真っ暗だろうがね

    12
      • 歴史と貧困
      • 2023年 12月 30日

      >長期的にロシアの未来は真っ暗だろうがね
      長期的に日本の未来は明るいのですか? 2024年に産まれる赤子は、一人あたり何人の老人を支えさせられることになるのですか?

      9
        • 齧った程度
        • 2023年 12月 31日

        労働人口の割合が低いと経済成長が低いとお考えのようだったので、横からで申し訳ないですが私の意見を。

         まず、制裁や戦時中でも無いのに30年成長せず今後も継続が見込まれる国家の未来が明るいとは考えにくいでしょう。ただ、労働人口と成長の関係は一概に相関するとは言えないのです。英国ではインドの安価な綿製品をインドの多量の労働人口に対し機械化(資本)によって生産性を向上させ、駆逐しました。人類はそれを産業革命と呼んでいます。日本も同じように生産性の向上によって成長を成し遂げることができると思われます。特に労働人口が少なくなることから、より生産性向上への圧力が高まります。
         しかしながら移民を入れたり副業化が横行すると労働人口供給によって成長は阻害されます。さらに緊縮財政などにより投資を疎かにすると、尚阻害されるでしょう。丁度いまの日本が上記政策を進めており、成長していないのが証明になるのでは無いでしょうか。

        4
          • Ex
          • 2024年 1月 01日

          > 日本も同じように生産性の向上によって成長を成し遂げることができると思われます。

          理屈はそうですが、現実的には難しい。
          日本の1人当たり労働生産性はOECD加盟国の中でも継続的に低く最高でも19位です(当時はOECD加盟国が22カ国の時代)

          > さらに緊縮財政などにより投資を疎かにすると、尚阻害されるでしょう。丁度いまの日本が上記政策を進めており

          2つの点で違っているように思います。
          1.緊縮財政策は取られていません。コロナ前の時点で既に日本は20年に渡り年平均GDP5%相当の財政赤字を積み重ねて来ました。
          2.政府の財政出動は短期の景気の落ち込みへの対応には使えても長期的な経済成長の主体にはなり得ません。もしそうなら計画経済体制のソ連の崩壊はなかったでしょう。経済成長のエンジンになるのはやはり民間です。企業経営者の目から見れば2100年には人口が半減する日本より人口増加が見込める海外に投資しようと考えるのではないでしょうか

          2
    • 琥珀
    • 2023年 12月 30日

    ドイツは軍縮し過ぎて人も装備も足りなくて、弾薬は二日か三日分しか備蓄無いとかだったような?
    今回のロシア侵攻で防衛費増やして軍への募集も増やしたそうだけど、民間より遥かに条件悪いからドイツ人は見向きもしないとか聞いたし。

    まあ、ドイツに限らずNATO加盟国はアメリカ頼りで軍縮した末路な気もする。

    21
      •    
      • 2023年 12月 30日

      軍需生産についてチャーチル
      「最初の年はちょぼちょぼ、二年目は必要なだけ、三年目は洪水」

      増産体制に移行するには年単位で時間がかかる
      流石にww1ww2の総力戦体制ではないからそれほどではないけど、供給体制は増強されてきているよ

      15
      • 2023年 12月 30日

      ドイツ単独ではウクライナと戦ってもボロ負けだろうな

      22
    • 名無し
    • 2023年 12月 30日

    Kamil Galeevが2003年~2023年にかけて先進国、特にドイツからのCNC装置を活用してプーチン大統領はロシアを再武装させた上に、未だに十分に供給されていると指摘するツイートをしていましたが、これを踏まえるとあんたらが中心となってロシアの軍需産業を支えているくせにどの口でほざいているのかということになりますね(実にドイツらしいと言えばそこまでですが…)

    あと個人的にロシアの底力を西側が甘く見ていたのはソ連崩壊や資源頼りの国家云々だけではなく、未だにロシアを欧州にカテゴライズすべきではない辺境の蛮族集団であると高を括って見下していたのも大きいのではないかなと

    というより、あれだけ強力な制裁だの脱ロシアだの威勢よく叫んでいる一方で、EUもイギリスもロシア産のエネルギー資源を海上せどりで輸入を続けていることをすっぱ抜かれたり、F-16をウクライナに供与するオランダもしれっと9月からロシア産LNGの輸入を再開している点でも所詮は壮大な茶番に過ぎないという事が良く分かりますし

    45
      •    
      • 2023年 12月 30日

      >未だにロシアを欧州にカテゴライズすべきではない辺境の蛮族集団であると高を括って見下していたのも大きいのではないかなと

      それはあなたの個人的偏見では?
      当初のドイツは軍の大臣がロシア何勝つだろう的な発言をしてスキャンダルになってるよ
      ドイツ政府にしてもロシアへの宥和的な姿勢をとっていた事をお忘れか?
      自分がそうだから他人も差別的で当たり前とか、他人は差別する愚者とか、あなたが他人を見下しているように聞こえる

      3
        •  
        • 2023年 12月 30日

        ロシアはすぐに崩壊するとか武器弾薬もロクに作れないとかキャッキャキャッキャしてたのは西側の当局やメディア、識者だし、ドイツもそれと同様に苦戦している初期のロシア軍を引きずってずっと馬鹿にしまくってたぞ
        てかロシア人はアジア人の血が混じっている蛮族のオークで自分たちこそ純粋な欧州人、白人であるとレイシズム丸出しのプロバガンダをウクライナ人がかましてたし

        それに勝手にコメ主は差別してる、見下してるとか自分本位の偏見決めつけるブーメランかましてんのを気付かんのを見ると、ツイッターでよく見る差別してると騒ぐやつが一番差別心を持っている典型だね

        26
          •    
          • 2023年 12月 30日

          >ロシアはすぐに崩壊するとか武器弾薬もロクに作れないとかキャッキャキャッキャしてたのは西側の当局やメディア、識者だし

          識者はそんな事言っておりませんね
          むしろ過大評価していたと思いますが

          0
            • 名無し
            • 2023年 12月 31日

            英国防省って識者の集団では無かったのですね…

            22
      • 2023年 12月 30日

      ロシアもノルドストリームは壊れてそこは止まってるけど、ウクライナとトルコ経由でのはまだ供給してますしね。
      まあ、契約が来年で切れるからそこからは来ないから、それ以降の事も考えて別の経路からもやってるのでは?

      まあ、弾薬や砲弾製造の原材料も、ロシアからの輸入が多かった辺りも笑うとこでしょうけど。

      8
      • タチコマァ
      • 2023年 12月 30日

      寧ろ西側の想定以上に蛮族だったから戦えてるのでは……
      ストームZ、死傷者30万(BBCで確認出来た確実な死者のみで4万)、確認済み装備損失13000点、どれも戦前の西側の常識ならば政権崩壊しても当然な事案です
      イラク戦争の米兵は10年以上で5000人の死者が多すぎる犠牲として扱われていたわけで……

      7
        • 歴史と貧困
        • 2023年 12月 31日

        >寧ろ西側の想定以上に蛮族だったから戦えてるのでは……
        どちらにせよ、西側の政府や軍首脳部が想定を外した無能であったことに変わりはないかと。特に、2年も経過しなければ自分達の想定が甘かったことすら認められず、支援を続けるべきか方向転換すべきかの国論すらまとめられていないところが。

        >戦前の西側の常識ならば政権崩壊しても当然な事案です
        戦争とは相手ありきなのに、自分達の常識だけで相手を想定して失敗する輩はただの無能です。「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」を何も実践出来ていない。そして、西側の常識を守らない異文化圏に天罰を下してくれる神様などどこにもいない。

        16
          • 匿名さん
          • 2023年 12月 31日

          >西側の政府や軍首脳部が想定を外した無能であったことに変わりはないかと。

          民主主義国家なのだから、主権者たる国民が、国家や政治家の責任にするのは、ブーメランにしかならないのでは?

          我々こそ、東側の人間を見下して、優秀で文明的な西側が支援するから勝てると過信して、戦況が絶望的になって初めて気付いた無能でしょ。
          言いたくないけどさ。

          4
        •  さ
        • 2023年 12月 31日

        蛮族云々もあるかもしれないけどロシア側が、「大戦並みの損害を覚悟してる」本気度こそが、かもしれないですね

        5
    • 匿名
    • 2023年 12月 30日

    このまま西側社会が没落し、ロシア・中国とムスリム諸国が中心となる世界が一刻も早く到来しますように

    17
      • Whiskey Dick
      • 2023年 12月 30日

      資源の調達先や市場としてロシア・中国・アラブ諸国と仲良くすべきだが、彼らは権威主義若しくは宗教原理主義なので支配下には入りたくない。世界は不思議なもので、自由民主主義の我ら西側陣営が彼ら権威主義陣営を非難する一方で、彼らの地下資源や軽工業品に深く依存している。人口動態でも西側陣営は確実な減少が予想されるが、アラブ諸国は更なる人口増加が見込まれており、移民先のアメリカ・ヨーロッパ諸国をイスラム化する可能性もある。全世界が交易で繋がったため先進国が宗教原理主義の閉鎖的な移民を受け入れる一方、権威主義国家でも情報の流入を制御できず20世紀半ばに見られた極度な人権蹂躙は難しくなっている。異なる陣営に対する態度として文谷氏のように「警戒しつつ仲良くする」とすべきだろうか。

      8
      • タチコマァ
      • 2023年 12月 30日

      西側諸国が歴史の表舞台から消えたら、普通にそいつら互いに虐殺上等の潰しあい始めるのでは
      共通の価値観も道徳も人権意識も皆無で、西側への憎しみ嫉妬だけで団結してるような面子ですし

      5
        • 歴史と貧困
        • 2023年 12月 31日

        あなたの世界史認識では、2つの世界大戦は「西側への憎しみ嫉妬だけで団結してるような面子」が起こしたことになっているのですか? 共通の価値観も道徳も人権意識も有していたはずの西側諸国の一角が作ったものがアウシュヴィッツなのだとしたら、欧州人とは世界で最も殺し合いと虐殺が好きな民族なのですね。

        西側諸国が歴史の表舞台を担っている時に、ナポレオン戦争も、第一次世界大戦も、第二次世界大戦も起きました。いずれも、震源地も主戦場も欧州であり、歴史上最大の犠牲者を出した2つの世界大戦はいずれも欧州人による殺し合い、【虐殺上等の潰しあい】でした。(無論、特に第二次はアジアを始め全世界を巻き込んだのは言うまでもありませんが、発端はドイツ、今のEUの中核たる国家でした)

        欧州の歴史が、植民地支配を世界中で行った者達の価値観が、平和主義者の理想社会に見えるとすれば、その人物は余程深刻な【西側は素晴らしい理想の国】という思想教育を受けたのでしょう。

        16
    • かしあげ
    • 2023年 12月 30日

    ロシア連邦の遺族年金に関する予算は2022年度予算から2024年度予算で約22.5億ルーブル増加していて、これは10万人の戦死者の遺族に対する額に匹敵するので戦死”傷”者30万人というのは希望的観測の類ではない数字と個人的には感じますね。
    装甲車両の被害に関してはわかりませんが…

    16
      • 匿名11号
      • 2023年 12月 30日

      まあ、いくらロシアでは人命が最も安い戦争資源だからといって、遺族年金予算の計上が35億円増(22.5億ルーブル)だけってことはないでしょうからねえ。

      3
        • 匿名11号
        • 2023年 12月 31日

        と、思ってたら本当に年3.5万円(2.1万ルーブル)ぐらいの支払いだったんですね。日本人的感覚で考えちゃいけませんでした。

        1
      • かしあげ
      • 2023年 12月 30日

      毎月支払われる遺族年金から一次手当を支払うなんていう斬新な支払い方法を私は聞いたことがないのですが…

        • かしあげ
        • 2023年 12月 30日

        参考にした記事のリンクを一応貼っておきますね
        あくまでこの記事は年金の支払いを行っている社会基金の予算のみに焦点を当てているので一時補償の予算については別個に調査を行わなければならないのでなんとも言えません…
        リンク

    • 理想はこの翼では届かない
    • 2023年 12月 30日

    対外的なコメントに終始せざるを得ないとはいえ、インタビューの内容だけを見るとドイツの分析力はあまりにも楽観的過ぎたのではと疑念を抱かざるを得ないです
    どうしてウクライナの反攻作戦について「ウクライナが可能な限りの軍事的成功を可能な限り迅速に達成する」というふうに期待が誇張されたのかの原因分析について触れられておらず、本当に状況を客観的に見れているのか不安になります
    どうなってんだドイツ?

    27
    • 名無し
    • 2023年 12月 30日

    能力が同じ人間同士が戦えば両者共酷いことになりますよね。
    必要な武器も両者共わかっているだろうしロシア側も対応してくると思います。
    戦争はするもんじゃなく抑止するものだと改めて考えさせられます。

    17
    • ななしびと
    • 2023年 12月 30日

    ロシアの底力を違わず評価していたのは全裸中年こと小泉悠くらいだったっすかね
    国外の評論家は全然知らんので国内でよく見る人と言えばくらいだけど

    10
      • NHG
      • 2023年 12月 31日

      展望を語る日本の識者の中ではという話ですね
      やり玉に上がっている防衛省の人も、範囲の狭い「ウクライナの戦術」や「ロシア軍の被害」という話題内においては間違っているわけではなく、ロシア軍の被害をものともしない姿勢や供給能力といった守備範囲外から背中を撃たれた感があります
      自分的にはISWも英国の国防省の見立てもそう外しているわけではなく、それ以外との抱き合わせでレッテルを張られているように思える

      1
      • J
      • 2023年 12月 31日

      小泉某の分析も、
      セットで出てた高橋ナントカと大差なくて
      昨年9月の時点でもう限界だと
      楽観コメントしてましたよ

      TV局に言わされてるのかもしれないけど

      8
    • ポレ
    • 2023年 12月 30日

    ロシアに兵糧攻めなんか効かないのは
    中学社会科レベルの知恵があれば
    容易に想像できたんですけどね

    最近夜のニュースに出てこなくなった
    自衛隊のお偉方にも言えますが
    軍って脳筋バカしか出世しない世界なのか

    30
      • たむごん
      • 2023年 12月 30日

      自衛隊の将官も、ゴマスリで出世した人間がいたという事なのでしょうね。

      Youtubeの勇ましい動画を見ながら、ノモンハンの辻・インパールの牟田口なども、あんな感じだったのかなあと眺めていました。

      14
    • sada
    • 2023年 12月 30日

    アンチロシアの日本人としては、それほど悲観的な状況ではない、と思いましたね
    まず、少将のおっしゃる通り二年経っても反露のウクライナは、ロシアに損害を与えつつ健在ですし、押され気味であるとは言え、適切に支援すれば崩壊しそうにありません
    よしんば今日明日に停戦がなろうとも、ロシアが他所で悪さを出来るようになるには数年かかるし、停戦である以上はわき腹にはナイフを突きつけたウクライナが健在
    腐敗腐敗とおっしゃるが、中東やら中南米の政権に比べて酷いようには思えない
    何より、古くは南ベトナムや、直近だとガニ政権のように西側の兵隊が必要と言うわけでもない
    もちろん現に血を流しているウクライナ人の皆様に酷な事を言っている自覚はあります

    9
      • 歴史と貧困
      • 2023年 12月 31日

      >もちろん現に血を流しているウクライナ人の皆様に酷な事を言っている自覚はあります
      ウクライナがG7などの肉壁にされたことに遺恨を持ち、西側と敵対する形になった場合は、如何しますか?

      あのアフガニスタンも、1978年-1989年のソ連のアフガン侵攻時には米国を中心としたNATO陣営から、【今のウクライナ】と同じように、悪の枢軸国家であるソ連と戦う勇敢なイスラム戦士として称賛され、支援されていました。その時は、パキスタンが今のポーランドの役割を担いました。しかし、その後アフガンは見捨てられ、2001年に起きたことは誰もが知ってのとおりです。

      私は、アメリカがアフガンでの政略の失敗をまたしてもウクライナで繰り返すのではないかと危惧します。(ベトナムの失敗などにも見えるように、アメリカの外交はお世辞にも上手いとは言い難い)

      13
    • ぱんぱーす
    • 2023年 12月 30日

    >ロシアが厳しい制裁下にも関わらず軍事生産を強化し、拡大し、生産量を増加させるとは思っても見なかった。

    最初にウクライナが不利なのではないかと思ったのは、経済制裁が思うように効果を上げず、そのうち新たな制裁について西側諸国が会合する事すらやめてしまった一年目を目の当たりにした時です。
    ウクライナは生産拠点を直接攻撃出来ない縛りをかけられていますから、そこを担当するのが西側による経済制裁だったはずです。
    案の定、時間が経つほどにロシアは生産力を上げていき、物量の差が開きつつあります。
    専門家たちの言う「ロシアの○○はもうすぐ枯渇する」はまるでアテになりませんでしたね。
    この戦争の展開について西側はちょっと楽観的過ぎたのではないかなと思います。

    17
    • tk
    • 2023年 12月 30日

    あまり危機感を感じない
    読み違いはあれど西側にとっては小手先の支援でロシアを押し込めているのも事実で記事にあるように領土の一体性を主張し続けるために徹底抗戦させる方針は変わらないだろう

    1
      • 歴史と貧困
      • 2023年 12月 31日

      >あまり危機感を感じない
      だから米国の国会議員は、のんびりと年末休暇をエンジョイし、「ウクライナ支援法案など先送りにしてもいいや」と思っているのでしょうね。

      6
    • nmb
    • 2023年 12月 30日

    「ウクライナ軍が勝てないのはロシア本土に攻撃が出来ないから」という言説を頻繁に見かけますが、経済制裁こそが唯一かつ必殺のロシア本土攻撃だったわけですね。
    タイムの暴露記事でウクライナ軍高官も「数ヶ月で勝てると思っていた」と言っていましたね。
    その制裁で短期間の内にロシアの継戦能力を奪えなかった時点でウクライナの負けは確定していたのでしょう。
    だからこそ去年11月の時点で一足先に勝ち目がないことを悟ったマーク・ミリーが停戦を提案しました。
    反転攻勢も制裁によってロシア軍を弱体化させる当初の計画が失敗したことによって急遽立てられたプランBだったのでしょうが、案の定の大失敗で最早打開策は無く、西側とウクライナ、ウクライナ内でも軍部と政府がお互いを非難し合う始末。
    後はアメリカがどうこの戦争を終わらせるかが焦点ですね。

    13
      • たむごん
      • 2023年 12月 31日

      情報ありがとうございます、勉強になります。

      ウクライナ人にとって、現状は、あまりにも過酷ですからね…。

      >タイムの暴露記事でウクライナ軍高官も「数ヶ月で勝てると思っていた」と言っていましたね。

      2
    • kitty
    • 2023年 12月 30日

    そこは

    ロシアの人的・物質的損失は甚大だとロシアが考えるだろう。

    というのが幻想だったわけですよ。

    9
    • らっく
    • 2023年 12月 31日

    ここでも九月の初めの週には「もはやロシアに勝ち筋はない」と言い切っている人もいたのになぁ。
    あまりの変わりようですよね。

    2
      • 2023年 12月 31日

      長期的にはロシアに勝ち筋はないと思うよ。今からまた半世紀冷戦なんて勝つ以前に中国の属国になると宣言するようなもの。ウクライナは滅亡するかもしれないが、別にウクライナやウクライナ人に価値があるわけではないので。中

      0
      • Kitty
      • 2023年 12月 31日

      2日前でもこんなこと言ってる人がまだいますよ

      Ukraine war: Three ways the conflict could go in 2024 BBC

      ベン・ホッジス 元アメリカ欧州軍司令官
      >それでも、状態が悪いのはロシア兵の方だ。戦争とは意志を試す。そして、兵站を試す。
      >ロシアの兵站体制は脆弱(ぜいじゃく)で、ウクライナから絶え間ない圧力をかけられている。

      1
    • 似非市民
    • 2024年 1月 01日

    破壊しか能のない軍人さんに製造のことを聞けば頓珍漢な回答しか返ってこないってことですね。

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