バイデン大統領と会談したオランダのルッテ首相は「ウクライナにパトリオットシステムを提供するという米国とドイツのイニシアチブに参加する」と表明、これでウクライナに提供されるパトリオットシステムの数は3基になった。
参考:Nederland doet mee aan Oekraïense Patriot-missie Duitsland en VS
参考:Зеленский: премьер Италии “вскоре” посетит Украину
参考:По Киеву 14 января Россия ударила С-400 из Брянской области – Воздушные силы
ゼレンスキー大統領は「イタリアのメローニ首相がやって来る」と言及しているので「SAMP/T提供」の知らせも届くかもしれない。
ウクライナはロシア軍によるインフラ攻撃の脅威に直面しており、米国が先陣を切る形でパトリオットシステムの提供を昨年末に発表、これに続く形でドイツも年明け早々にパトリオットシステムの提供を発表したが、これに続く形でオランダのルッテ首相が「ウクライナにパトリオットシステムを提供するという米国とドイツのイニシアチブに参加する」と表明した。
さらにゼレンスキー大統領は「イタリアのメローニ首相がやって来る。詳しい日付は明かせないもののもうすぐだ」を発表、管理人は「ウクライナが再三要請していたSAMP/T提供(フランスがランチャーをイタリアがレーダーを提供)を伝達するためキーウを訪問するのではないか」と予想しており、これが実現すればミサイル防衛に対応した防空システムは計4基(パトリオット3基+SAMP/T1基)になるため、幾つかの都市やインフラ設備をロシア軍の攻撃から守ることが出来るかもしれない。
因みにウクライナ空軍は「今月14日の首都攻撃に使用されたミサイルはS-400の迎撃弾(10発以上/視覚的な証拠はないが48H6を使用したという報告もある)で、ロシア領ブリャンスク州から弾道コースで飛んできた」と明かしており、S-400の迎撃弾がウクライナの攻撃に使用されたのは「初めてだ」と付け加えている。
関連記事:ロシア軍がS-300でキーウを攻撃、ウクライナ軍には有効な対抗手段がない
関連記事:ウクライナが切望していた高度な防空システム、仏伊がSAMP/T提供を準備中
関連記事:米国、パトリオットやJDAMが含まれたウクライナ支援パッケージを発表
関連記事:ドイツ、マルダー歩兵戦闘車とパトリオットのウクライナ提供を発表
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Army photo by Sgt. Alexandra Shea
パトリオットは万が一の鹵獲が心配ですね。
後方の都市防空で使用されるとは思いますが。
パトリオット確かに鹵獲は怖いけど、配備される場所柄、こいつを爆破する余裕もないほど状況にまで追い詰められる=ウクライナが地図から消える時ではなかろうか。
ドイツ〜オランダと提供をして、欧州でパトリオットを持っているのは、
あとギリシアと思うのだけれど、ここからの提供は期待薄でしょうね。
提供されたのはPAC2と思いますが、発射機の数が足りないでしょうね。
やはり、ウクライナの持つS300の利用を考えないといけないのでは。
ギリシャが提供するなら、S300でしょう。
ウクライナってS300の弾薬国内生産してたっけ
防衛兵器より人命を救える攻撃兵器があるだろうに
していないようです。
ですから、西側がSAMを提供し続けることは必要ですね。
とんでもないニュース来ましたねコレ
【キーウ共同】複数のウクライナメディアは18日、首都キーウ郊外で内務省高官らが搭乗したヘリコプターが墜落しモナスティルスキー内相ら16人が死亡したと伝えた。20人以上が負傷した。当局が原因を調べている。
落ちた機体はウクライナ非常事態庁所属EC225スーパーピューマ
キーウ郊外の幼稚園に墜落し、園児3人が死亡。
現場の天気は霧、FLIRは調べたところついてないようでした。
霧であれば操縦ミスっぽいですけど
もし調査したらウクライナ軍内に工作員が居たとかになったら大変な事になりますね
モナスティルスキー内相は、報道において露出頻度がかなり高く、外交訪問から前線視察まで幅広く対外活動を担い、またSNSでも精力的に戦況に関する情報発信をしていた政権の中枢人物ですが、まさかこうした形で亡くなってしまうとは、かなり強烈ですね。
政権の実務面だけで無く、国民の精神面にも多大な影響が出そうで、まさに凄惨な事件と言わざるを得ません。
死者17人になってしまいましたか……
AAAさんと同じじゃないけど、もう一つとんでもないニュースが来たので貼ります
ドイツ、戦車供与渋る 「せめて他国の供与認めよ」の声も 新国防相は地方政界から起用
リンク
ショルツ独首相、ここへ来てウクライナへのレオパルド2戦車の供与に否定的な立場を示しただけで無く、ドイツ以外の国が保有するレオパルド2の供与も認めない可能性が浮上
これでドイツは事実上ロシア支援の立場を表明したも同然
しかも現在開催中のダボス会議にゼレンスキー大統領夫人とショルツ首相が出席するそうなので、このまま行けばショルツ首相は会議の席上で吊るし上げられるのは確定でしょう
開戦前に、ロシアとの間で行った(であろう)天然ガス
を巡る”密約” の内容を文書で公にしてほしいものです。
今は、憶測しかないと思いますので。
内容によっては”ドイツ国のトリセツ”になるかもですね。
現首相は、過去の政権(シュレーダー、メルケル両氏)
の後始末が大変と思いますが、ドイツの地理的な位置は
変わりようがないので後始末はするべきと思います。