英メディアのtelegraphは25日、ドイツとの首脳会談を行ったマクロン大統領は「ウクライナ危機を解決するのは自分であるとアピールした」と報じている。
参考:Macron calls for ‘de-escalation’ of tensions in Ukraine as he prepares to speak with Putin
ドイツにとってマクロン大統領と組むことは助け舟に近く、ビジネスを優先するイタリアの動きは批判を交す隠れ蓑になるかもしれないが、、、
首脳会談を行ったフランスのマクロン大統領とドイツのショルツ首相は記者会見で「ロシアがウクライナに侵攻すれば深刻の結果を招く」と警告したが、米英が進める東欧諸国への兵力派遣には応じず「仏独は対話による衝突リスクのデスカレートを目指す」と語り、マクロン大統領はEU議長国として28日にプーチン大統領との会談を行う予定だ。
さらにロシア制裁の内容について協議が行われているにも関わらず伊企業はプーチン大統領と「両国間のビジネス活性化」について協議すると報じられており、英メディアのtelegraphは「何の調整もなく各自がバラバラに動くと制裁の効果が失われる」と警告したが、武器供与や東欧諸国への兵力派遣に積極的で制裁案を取りまとめてロシアに圧力を加えたい米国と英国、ロシア刺激に反対で対話による交渉を優先するフランスとドイツ、民間主導のビジネス活性化に動くイタリアに別れた格好で散々批判されてきたドイツにとっては好都合だろう。
欧米諸国から「エネルギー資源の大部分をロシアに依存しているドイツは制裁の抜け穴でNATOの弱点だ/米ワシントンポスト紙)」「ドイツは極めて微妙な立場だ/英国のジョンソン首相」「なぜドイツはあそこまでプーチンに従順なのか/ポーランド陸軍元司令官」「ドイツの対ロシア政策は現在の時代にマッチしていない/ラトビアのパブリクス国防相」「ドイツは口先だけの支援に留まっている/ウクライナ軍のパヴリョク中将」と散々批判されてきたドイツにとって「対話」を重視するマクロン大統領と組むことは助け舟に近く、ビジネスを優先するイタリアの動きはドイツへの批判を交す隠れ蓑になるかもしれない。
ただ混沌としたNATOやEUの状況はプーチン大統領の目論見通りなので、この状況が続けば続くほどロシア軍はウクライナ侵攻の成功を確信するはずだ。
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※アイキャッチ画像の出典:bundesregierung
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ドイツ·フランス··イタリアにとってウクライナ侵攻は他人事なんだろうね。
NATO東進の目的が自分達の盾作りに過ぎなかったと露見して、旧東側諸国の離反が起きなければ良いけど。
何れにせよNATOの形骸化は避けられないので、ポーランドやバルト3国を中心に新たな安全保障の枠組みを作った方がマシかも。
バックボーンが無いよ。
ポーランドの首都で条約調印して「ワルシャワ条約機構」なんてのは如何でしょう
後ろ楯がない枠組みは無意味だよ
アメリカは地政学的に盾となる緩衝地帯が少ない大平洋を重視しないと詰むから、アメリカの負担がますあなたの案にはのってこないよ
ポーランドバリアーがある今、天然ガス(ないと経済が死ぬ)とウクライナ、どちらが大事かと言われたら・・・
NATOの形骸化を避けるために米軍を東欧に派兵するのでは。なおウクライナくんの運命は
批判は構わないんだけど、批判だけのコメントは如何なものかね?
ポーランドは血を流しても自国防衛をする気だし、西ヨーロッパの頼りにならない国には金と兵器を出させる方が今よりマシじゃないの?
ロシアだってウクライナ相手だから強気だけど、多大な損害が想定される相手にも同じ事ができるかな?
ポーランドの事を責めてるわけではないよ
ただポーランドとバルト三国には力がない
個別で同盟とか結んじゃうとNATOが弱体化して最悪梯子を外されかねないから悪手だよって意味で書いた
どちらかというと、ロシアにとっても決定打になる交渉相手がいないということ。
ウクライナを軍事併合するなら未だしも、交渉に依る成果が欲しいなら、手詰まりかも。
はじめから交渉など狙ってないのかも知れない、こうして自国民には欧州を威圧する偉大なロシアの力を見せつけるのに成功したし、またロシアの脅威によりNATOやEU内部の分断を引き起こすのに成功したとも言える。
もう軍を引いても損はないと思うよ、ウクライナもいざというときに本気で助けてくれる国のないことを知ったから、自ずと親ロシア政権が生まれやすくなった、つまり緩衝国の道を選ぶだろう
すべてプーチンの思惑通り
オークスはやっぱり正しかったよね
フランスの言う存在感ってのは大国とトラブっている国にとっては何も役に立たない
小国はトラブった時にケツを持ってくれて、万が一の時は一緒に戦ってくれる大国を望んでいる
フランスの場合は中露のような強国と対峙した場合、対話を選び後ろ楯になってくれない
同じ譲歩するにしてもフランスが後ろについた時とアメリカが後ろについた場合とでは天地の差がある
フランスについていっても小国はいつも大きな譲歩させられるだけだからアメリカを選ぶのは当然なことなのに、フランスの存在感が~とかいっていつもアメリカの足を引っ張り、自分達の支えている安全保障に亀裂をいれ敵国に利する‥愚かとしか言いようがないよ
フランスの言う存在感なんてただの自己満に過ぎず無意味だと言うのをオーストラリアはよく見抜いていたなって思う🤔
NATOを支えているのは英米であり、日本が外交の軸にするべきなのはアメリカと言うのが今回の件で再確認できたよ😊
中国と深刻なトラブルに陥ったとき戦争するのか?外交的対話を通じて解決するのかわからないけど、武力を背景にした対話が出来ないフランスをバックにしてはならないって事を今回のニュースで軍事に興味がない人達が気づいてくれるといいけど😣
それにしてもバラバラの対応で中途半端な結果に終わり、それを見ていた中国が勢いづいて尖閣に更なるエスカレーションをもたらさなければいいけど‥😫😭
記事の前に馬のニュース見てたからオークスになってる(*/□\*)
オーカスに修正
やっぱトランプ氏の時みたく身内のアングロサクソン国家だけで固まった方がいいのでは…
大陸欧州は勝手に散らばってもらって結構のスタンスが取れたのにな
欧州お政治家にしてみれば、アフガンでの派兵諸国の声を無視しての撤退を進めて
最後はあのざまだから、バイデンと米国の軍事力を信頼できないんだと思う。
ヒトラーに譲歩を重ねて大事を招いたチェンバレン。イギリスは、さすがにわかっている様だが、ウクライナを獲れてもロシアの苦境が劇的に改善されるはずもなく、落ち目の為政者にとって外征の成功はさらなる誘惑を招く。
歴史に何も学んでいないのか、塗炭の苦しみをを味わうのは貧しい庶民だけだと割り切って、知っていて気づかぬフリをしているのか。
案外、最早第三次世界大戦は避けられないと達観している方に一票入れるよ。
最近になって、一気に軍事力強化に動き出しているからね……
NATOの最前線は、もはやドイツではない。
米国は、もし今の事態を静観しないならば、
ポーランドと核シェアリング協定を結ぶ意志を示すかもしれない。
ドイツとのそれは解除する意志を示すかもしれない。
ポーランドはF35Aを導入する意思表示をすれば良い。
そうすれば、一時は、ロシアを留められるかもしれない。
ウクライナは、ハリコフ機関車工場・アントノフ航空機製造・空母を建造出来るドックを
ポーランドか英国に移転する必要があるかもしれない。設備も技術者もその家族も。
ピョートル大帝やスターリンでも完全に出来なかったフランスまでのロシア勢力圏実現しちゃうんだろうかプーチン。
中国=ロシア
日本=イタリア
韓国=フランス
オーストラリア=ドイツ
アメリカ=イギリス
台湾=ウクライナ
これが太平洋版ですよ
韓国=フランスって皮肉?ギャグ?
あー
レッドチームがどうこうの人かな
それ以前の問題だろw
残念だが、これより上の要素は存在しないよ
実際ドイツムーブしそうなのはオージーじゃなくて韓国だと思うよ
オージーは防衛支援に割と積極性見せそう
フランス枠にはフィリピンを推す
欧州が纏まる事なんてもうないでしょうね。
各国の思惑が揃えばともかく、揃うわけもないし。
流石に軍事侵攻が起きればともかく、今の段階じゃあなぁ。
むしろ今度こそロシアが欧州を飲み込む時が来たのかも知れませんね。サイバー戦とかの搦め手もあるし
EUの中核である独仏伊の三カ国がロシアと対立したくないというのは、ある意味まとまってると言える。
英米と大陸側の対立って言う一昔前の状況に戻った感じでは無いのかな。
ドイツはウクライナ侵攻があった場合NS2停止を検討する云々でお茶を濁してるが、仮に検討したとしてじゃあ電力をどうするかと言う問題にぶち当たる
今更ガス発電やめて原子力発電に回帰します、とはならない。かといってフランスから電力を買う事もしたくない。イギリスから買うくらいなら最初からしてる。筋金入りのドイツが環境プロパガンダの非を認めるとは思えない。
もう行く所まで行くだろうね
いや、ドイツが本当に求めてるのは冬の暖房代でLNG火力用ではないのだ。忘れてるかもしれないがドイツの緯度は樺太と同じ位置にあって大西洋暖流の影響で多少温かくても一冬に1KLの灯油を消費する北海道民みたいな生活を4200万世帯がしてるのだ。そしてドイツ人も北海道民と同じくエアコン嫌い。
暖房の燃料として化石燃料は欠かせないためガスが50%、灯油類が25%で地域暖房が14%となっている。震災後に足元を見られて塗炭の苦しみを味わってた日本を横目にロシアのパイプラインで安くガスが手に入っていたから新築以外にエコキュートの導入はほとんどなかった。そんなところにガスの値段が原油の3倍になって来たわけだ。
ドイツ人も化石燃料を使わなきゃ生きていけない土地だということは分かっているので地域暖房として石炭火力だって使う。例えば2020年にダッテルンに100万KWの石炭火力を接地したし、そこまで環境イデオロギーに狂ってるわけではない。
歴史的にフランスとロシアは仲がいい。
ドイツはリベラル病。
イタリアの商売とは??
ロシアンマフィアはずっとイタリアンスーツを愛用してます、民間主導というのは、裏に両国のそういう関わりを示唆してることを忘れなく