APS需要の高まりを受けてラファエル、GD、KMWが設立したEuroTrophyは6日「ドイツとノルウェーが導入するレオパルト2A8の標準APSにトロフィーが採用された」と発表、欧州でのAPS普及が本格化するかもしれない。
参考:TROPHY APS SELECTED AS THE BASELINE APS OF THE NEW LEOPARD 2 A8 MBT CONFIGURATION WITH FIRST CONTRACTS AWARDED FOR GERMANY AND NORWAY
参考:Trophy protection system to be used on new Leopard 2 tanks in Norway, Germany: Rafael
レオパルト2A8にトロフィーが採用されたため、欧州ではAPSの普及が本格化するかもしれない
イスラエル国防軍はラファエルが開発したアクティブ防護システム「トロフィー」をメルカバMK.IVに採用、2011年3月にハマスがメルカバMK.IVに向けて発射した対戦車ミサイルを破壊することに成功し、その後もコンクールスやRPG-29の攻撃を複数回阻止、トロフィーの保護能力は「ほぼ無敵ともいえるプラットフォームの出現で戦い方を修正する必要が出てきた」とハマスが述べるほどで、米陸軍も2020年に配備が始まったM1A2C/SEPv3にトロフィーを採用。
ドイツも2021年2月にレオパルト2A7A1への試験採用(17輌分=高高度即応統合任務部隊向け)を、英国も同年5月に発表したチャレンジャー3規格への採用を決定、APS需要の高まりを受けてイスラエルのラファエル、米国のGD、ドイツのKMWは欧州にトロフィー供給のための拠点=EuroTrophyを設立(2022年3月)したが、ウクライナでの戦争で対戦車ミサイルやHEAT弾の脅威が改めて浮き彫りなり、EuroTrophyは6日「ドイツとノルウェーが導入するレオパルト2A8の標準APSにトロフィーが採用された」と発表した。
ノルウェーは2023年2月に54輌のレオパルト2A7NOの採用(A7NOはA8と同仕様らしい)を発表、ドイツも5月に最大128輌のレオパルト2A8調達についてKMWと合意、イタリアもレオパルト2A8を133輌調達する方向で話が進んでおり、リトアニアやスロバキアもレオパルト2A8の調達に踏み切る可能性があるため、欧州でのAPS普及が本格化するかもしれない。
因みにクレールのアップグレード(XLR規格)を進めているフランスはAPSを採用しておらず、K2の4次量産が確定した韓国の防衛事業庁は「APSの採用もあり得る」と述べている。
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※アイキャッチ画像の出典:Fric.matej/CC BY-SA 4.0 トロフィーを装備したレオパルト2A7A1のデモンストレーター
一昔前だと周辺の味方歩兵をなぎ倒す殺人防護兵器みたいな言われ方してたのに評価は変わるもんだ(そして10式はそれに頼る必要がないぐらい装甲が強いという神話もセットで)
ウクライナ戦争でのドローン探知のしずらさを考えると車両単位での近接防御システムが命綱になるのも仕方ない流れ
10式装甲神話みたいなのは今でもありますよねえ。トロフィーなら重量そんなに増やさなくても防御力上がるんだから採用すべきだと個人的には思いますが。
5chに定期的に出てくる日本SUGEEE言いたいだけの人でしょ
日本SUGEEE論者はミリオタではないし一般的でもない、単に他者、他国を下げて
悦に浸りたい低劣な人達でしかない
ちなみに戦車側面、上面、背面は旧モデルのRPG-7でもない限り余裕で貫通するので、市街戦が想定
される戦場でAPSや反応装甲が不要と言ってる人は総じてにわかだと思ってる。
NHG兄貴の真意は分かりませんけどォ
5ch界隈やここ以外のミリタリーブログには権威主義というか、自分たちの信じたいものを信じる人々が一定数いますねぇ!
「中国軍はハリボテ」なんてのがその際たるものですわゾ
JSF氏もこのウクライナへの戦車提供に絡んで言及する程度には有名なネタのはず
昔の2chとまとめがネットの中心だった時代と今では情報リテラシーに差があって当たり前だから、今探して見つからないならそれでいいと思う
昔、こんな話があったなぁと懐古しつつ書いただけだから
十年一昔とはいえ、10式登場初期の頃ももう昔扱いなのに意識がいきました。
もうそんな位置づけかと。
APFSDSに効果が無いのがネック
最近のイスラエルのように全く敵戦車と交戦しないならありだろう
メルカバ対策にアパートごと崩して巻き込もうとしたり、航空爆弾をIEDにしたりしていたが、さほどイスラエル軍と敵とのキルレシオに大差はつかなかったのと聞いたがどれもAPSでどうこう出来にそう見えんがやはりAPSは役に立つのだろうか
そりゃ、APFSDS弾は速度がマッハ5を超えるからな
速すぎて対応できないのよ
戦車なんだからAPFSDSは主装甲で耐えるだけでは?
敵戦車見逃してファーストアタック決められるのはAPSがどうのとかいう話じゃないでしょう
その理屈はどうなのかな?ERAのコンタークト5みたいな物は西側の試験でもAPFSDSへの対応効果は確認している。理想はただ装甲を付けるだけで自車に致命的なダメージを与える攻撃を防ぐと言う事を考えると壊れやすくお高いレーダー搭載までして対応出来る攻撃手段が偏るのは正規戦を主としない片手落ちって感じを受けるが。
結局の所、盾と矛の性能向上とか考えたらERA対策にタンデム弾頭採用とかあるように何かしらの対抗手段出てくるから最終的にどうなるのかなとは思う。装甲車なら機関砲でレーダー破壊後にミサイル発射とか対応のラグを利用した兵器とかは出てきそう。
防御がAPSに頼らなければならなくなるくらいならもう装甲と大口径火砲を降ろして軽量な車体に機関砲でも乗せた安価で運用しやすい重装甲車的なやつを数並べた方がいいんじゃないかと思わないでもない
ついでに浮いた費用で自走砲増やして
装甲が弱いと重機関銃の攻撃に対応出来なくなる
大口径火砲も火力支援で重要
自走砲だと動く目標に対してピンポイントで狙い撃つ事は出来ない
軽装甲だと、相手は重火器の必要がなくなる。そうしたら、APSが対象とする武器で攻撃してこない。
戦車が相手だから、相手は重火器が必要となり、その対応としてAPSが必要。
いや、逆!
重火器に「対抗」するために戦車が必要なんだぞ
APSも本来は軽装甲車に最低限の防御力を付与する事が本来の目的
それに
軽装甲が相手でも重火器は普通に使ってくる
武装漁船相手でもヘルファイア使う想定の自衛隊とか
APSが対象とする兵器はロケットやミサイルなど
対戦車兵器以下の兵器も対象にしている
何故なら
軽装甲車は弱い火力の火器にすら壊されてしまうから
APSは
そんな弱い軽装甲車を守るために作られた兵器
別に対戦車兵器だけがターゲットでは無い
なので
対戦車兵器が無くなっても APS は必要不可欠
旧陸軍の様な事を言い出しましたよ‥それすると正面からゴリ押しされて、あっさり敗北する事になりますけど、よろしいでしょうか?
リンク
戦車全盛期の第二次大戦の時の話はもう参考にならないと思うよ
けど、流石に戦車不要論は無いわ
旧軍の場合、その時々で対抗策は持ってたけど、必要な時に現場に用意出来なかったのと
航空機(後期はその中でも戦闘機)との優先順位な話しで、航空機の方に注力生産して戦車関連に予算や資源を余り投入して貰えない、要は貧乏くさい問題が横たわっているみたい。
>>軽量な車体に機関砲でも乗せた安価で運用しやすい重装甲車的なやつ
ロシアのBMPTみたいなのかそれともテクニカル?
寄せ集め装備の武装ゲリラ相手ならともかく、まともな装備の正規軍と戦闘した場合にはボコボコにされることが戦場で証明されてます。
ドローンがあれば戦車不要! とかと同じ論調のような…
APSは弾数制限もありますし、装甲と補完しあうものでとって変わる物ではかと思います。
重装甲化できないAPCにつけるて防御UPという話ならわかりますけれども。
現実的に徹甲弾の飛んでこない戦場で対徹甲弾用の戦車装甲は必要なのか?
機関砲を防げればいいのでは?
機関砲の類いでも、APFSDSとかAPDSを撃ってくるし、現状25~40mm級のが将来的には50mm級になるみたいだし、
戦車砲をターゲットにしなくても、RHA換算で120mm超は欲しいかな。
うろ覚えですが、30mm級でRHA換算70mm程度はあった筈なので。
ドローンの出現・携帯型対戦車ミサイルの被害、ウクライナ戦争で戦車の被弾率を見れば、設計思想や対策が変わってきそうですね。
光学機器、各種レーダーや無線、被弾時に無傷とはいかないでしょう(損傷すれば戦闘力が激減しそうです)
分厚い装甲で内部が守られるのであれば、各種の露出している機器は、取替・修理しやすい事も求められそうです。
ウクライナ戦争のデータが戦後でるのであれば、ドローンなどによる被ダメージで搭載機器の損傷・戦闘力の低下が、どの程度であったのか気になっています。
レーザー兵器でアクティブ防護システムの代替ってできないのかな
レーザーのRWSを搭載してドローンを撃墜しつつミサイルの迎撃もこなす…とか
今の技術ではまだ難しいだろうけど
技研レーザなどはわからないのですが、基本的に、発振器と呼ばれる光源を動かすのに結構な電力が必要です。
なので自力で移動しながら発電もして、となると恐竜的に車体が大型化しそうな気がします。
産業用途ではここ10年くらい大きなブレイクスルーは起きていないので、基地防空はともかく野戦防空はまだ難しいと思います。
専用車両ならワンちゃんありそうですが
ガスタービン+直付けジェネレータはそれなりに有望な気はします。
まあ少なくとも現時点ではレーザーの方がかなりのサイズになりますし仰る様に専用車両かゲパルトや87式のレーザー版や対空ミサイルシステムのレーダー車両の自衛用みたいな用途の方がAPS枠よりは可能性がありそうですが。
車載可能な、発電機がありません。瞬間的な大電力の充放電のシステムがありません。
化学レーザーならワンチャンありかも
レールガンかなんかと混ざってませんか?
川重のは100kW、RTXのは50kWとかなので艦艇とか専用車両とかでないと少し厳しいかもですが、それでもちょっとしたキャパシタ積めば撃つだけならできるでしょうし
三菱のに至っては10kWなので関しては既存車両への統合がそれほど困難とは思えません。
ハードルが高いのは連続照射能力や冷却系等の持久力の方でしょう。
これですね。
リンク
三菱重工、ドローンを撃墜する高出力レーザー装置の実物初公開
記事では装甲車にマウントした実機が展示されていたようですがあの車体内のどれだけが発電/蓄電に割かれているのか気になります。
仮に90%がそれに割かれてるとしても「恐竜的に大型化」とか「電源の車載化は不可能」は間違いであると断言できるかと。
同時にデモ機がユニットではなく車両な時点でAPSの様に後からポン付けできる物でもないのも確かですが。
RPGみたいな着弾までの猶予がごく僅かな兵器だと、レーザーで破壊する前にこちらに到達してしまいます
瞬間的に弾頭を破壊できるような高出力レーザーを発振しようとすると、たぶん戦車本体より発振機が大きくなるでしょう
そこは排他的なものではなく多層的なキルチェーンになるのでしょう。
ますます水上艦みたいになってきますな。
別に弾頭を完全破壊しなくても、安定翼1枚潰すとか風帽の一部削るだけでもバランス崩れてコース変わるなり被弾するにしても弾頭の向きが変わるかもしれない。横から当たった成形炸薬なんて装甲車両にとっては速い投石みたいなもんでしょう。
その下のプローブに穴を開けるなり傷でもつけられればこれまた成形炸薬がまともに機能しなくなる可能性は十分あります。
能動防御なんてのは生存率が2割上がるなら十分検討に値するでしょう。
トロフィーは基本は榴散弾と思うのですが。
どのくらいの重さのペレットを幾つぐらい同時に発射するのでしょうね。
仮に12.7mmNATO弾を比較に出すと、弾丸は約50gで初活力が約20,000jです。
ランセット3Mの衝突事の運動エネルギーが約53,500jと思うので、
正面から運動エネルギーで上回るためには、3発の命中が必要かと思います。
多分、これを上回る威力とは思うのですが。
いやいや、トロフィーの目的は飛翔体を動作できないレベルに破壊することで
衝突のエネルギーを相殺するために使うものじゃないでしょう。
HEATが動作しなきゃ上面装甲でも余裕でしょう。
爆発させて粉々にすれば、あとの破片は装甲でストップできるのでは・・・
停める必要が無いのは、既に上の方々が指摘されてる通りですが、
ついでに、停める場合についても計算するなら運動量ベースで、運動エネルギーを用いるのは不適切かと。
トロフィーが増えるのは想定される戦場で対テロリストがある
トロフィーは自衛用しかも対テロリスト向け
正規軍が使用するジャベリンとかは対処難しい
日本だと採用しにくいよね
日本もAPSの研究してたよね
OSINT集計によって開戦から8月時点までのロシア軍の戦車喪失数が2000両を超えていた事が確認されたそうです。18ヶ月で2000両ですから、ロシア軍は一ヶ月で100両台のペースで戦車を喪失している計算になります。この戦争では当初を除けば大規模な戦車戦などはあまり発生しておらず、そもそもウクライナ側は戦車の運用数が少ないので、多くは歩兵の対戦車火器や地雷、阻止壕やUAV、砲撃・空爆で破壊されたことになります。
非対称な手段によるMBTへの攻撃は従来はある程度甘受されてきましたが、これを防ぐ手段が技術的に確率されたこと、逆に防がないことでどれだけの犠牲が生じるのかが可視化された事は戦車の技術にとって一つの節目なんでしょうね。MBTを「高いレベルで防護され一定の生存性を付与された機動する火砲」と定義するなら、やはり防護力への投資は継続的になされるべきでしょう。
戦車対戦車、戦車砲弾に対する防護に最適化と妥協で既存MBTは形作られているがそれの終焉でしょう。戦車相手に戦車が直接照準で戦う場面においてもドローン可視化の時代です。履帯の走行に伴う爆煙と砲の発射炎で動向は瞬時にバレます。敵に徹甲弾を当てると同時に何らかの対戦車弾薬が飛来します。
機動力で地形を利用して回避する部分もあるでしょうが何らかのアクティブ防護無しでは残存不可能でしょう。空からの目が相手では巨大な図体が致命的です。野戦砲兵の火力にしろ恐ろしく精密化が進みます。停車してるとHEで直撃もある。これまで通りの砲塔上面装甲厚も改善の必要がある。突き詰めると決戦装備でMBT依存が不可能であると気付かされる。
相手の攻撃に晒される敵正面を防御しつつ突き破る「機動力と防御力を付与された火砲」とすると、兵科としてその役割が失われることは無いでしょう。攻勢に出るためには戦車が必要だ、とウクライナ軍も戦車を切望していたのですから。
敵の目(ドローン)を潰すのはドローン操縦兵達の役目なので、戦車に必要なのは、被発見率を下げる熱光学迷彩(ネットとか)を追加するとか、今回の記事のようにそれでも撃ち込まれてくる対戦車兵器(自爆ドローンやRPGロケット)を迎撃するAPSのようなアクティブ防御兵装なのでしょうね。もう撃たれまくることは前提のイスラエル軍仕様が必須と。
APSを装備した戦車と歩兵の連携作戦はそれこそイスラエル軍の十八番ですから、各国のイスラエル詣でが盛んになりそうですね。諸兵科連合の運用の根本からの見直し、と。これは大変だ。
日本だとまず敵と一番に当たりそうな、16式にAPS付ける研究やってほしいな
国産でもトロフィーでもアイアンフィストいいから、何か付けて
装甲車両の近代化に関する研究に24億円要求(研究試作・令和6~9)してましたが、あれの適用先は「装軌車両・装輪車両、中型及び大型の様々な装甲車両の改善・更新に活用」となっていたので16式含めた広範囲の車両の改修が実現する可能性はありますね
APSについては比較的早くやれるので別枠で研究・実装して欲しいというのは同感です
対峙したハマスが高く評価しているのが印象的
超高速で走査できるフェーズドアレイレーダーと電子制御の発展が無ければ、ここまで進歩しなかっただろう
APFSDSに対しては複合装甲とERA
HEAT弾やRPG、対戦車ミサイルに対してはAPS
随伴歩兵の位置どりを考えないと巻き添えになりそう
イスラエルに学ぶ諸兵科連合入門、とか発売されそうですね。
APFSDSとERAには何の関係もないのでは?
第二世代ERAだと実弾試験で120mm砲弾(DM-53)を粉砕して無力化してるのでかなり関係あるよ。
90式の主砲に使われているJM33の1個上の砲弾でこれだから、先進国の新造、改良した戦車でも
無い限りは戦車砲すら防げることになる。
>90式の主砲に使われているJM33の1個上の砲弾でこれだから、先進国の新造、改良した戦車でも
逆に、DM53世代の固有の問題では?
対RHAでのカタログ値を求めてL/Dを大きくし過ぎた上に、高剛性の素材でのモノブロック構成なので、靭性が低下して折れやすくなっていたかと。
DM33とかの世代だとL/Dが小さめなのでDM53より折れにくくなってた筈だし、
10式APFSDSとかの新世代は、弾芯の密度低下(※注)を容認して鞘構造を採り靭性向上を図っている様です。
※注:
APFSDSの侵徹力近似式では弾芯密度の項があり、近似式上では浸徹力に平方根で効いています。
より正確には、(弾芯密度÷装甲密度)の平方根、ですけど。
上で述べた『APFSDSの侵徹力近似式』の詳細は、下記レポート(pdfファイル)を参照願います。
式(4)とかが該当します。
リンク
>式(4)とかが該当します。
APFSDSの侵徹力近似式は、
L/Dが10を超えた辺りだと式(1)ですが、
L/Dが20を超えると式(4)に簡略化でき、
更に速度が著しく高くかつ角度0度になると、式(5)にまで簡略化出来ます。
そして最後の式(5)は、実はHEATの侵徹理論式でもあります。
HEATとAPFSDSとで似たような阻害方法が効くのは、侵徹力が似たような式に集約可能だから、そう見なせるかも。
L/Dに関しては対策後のDU弾やDM63で逆に長くなってるぐらいなので単にL/Dの問題ではないですよ、側面からのメタルジェットに対し対策してるかどうかって話なので
ちなみに対策後のAPFSDSでもメタルジェットで弾体前部と後部の着弾箇所がずれる事に変わりはないので、貫徹力は大幅に下がります。
え~と、L/Dよりも折れ難さを主題に語ってたつもりです。
伝わらなかったのなら、ごめんなさい。
APFSDSを模した試験でトータルのロット長を同じにして、単体のケースと二分割にしたケースの比較、といった代物もあって(うろ覚えですが一戸氏辺りだったかな?紹介してたのは)
後者が著しく浸徹長の劣化を示してたのが印象に残っていたので、
10式とか靭性向上ポイのが登場した際、当然そうなるよねと思った次第です。
トロフィーのレーダーアンテナの
大きさはどのくらいでしょう。
WIKIの写真では結構な大きさと思えますが。
ここを狙われるとアウトなのでしょうね。
多分、対物銃で狙撃できると思うのですが。
ここにも対抗措置が必要なのでしょうね。
ソニーグループの半導体子会社であるソニーセミコンダクタソリューションズは、超小型かつ高出力の新しいレーザーを試作した。
「ピコ秒レーザー」と呼ばれるもので、体積はわずか1立方ミリメートル(mm3)ながら、パルス出力はキロワット(kW)級と高い。
金属加工や医療・ヘルスケア、長距離LiDAR(レーザーレーダー)などへの応用を想定する。
kW級の高出力レーザーとしては「固体レーザー」があるが、サイズが大きい。半導体製の小型レーザーも存在するが、出力は高くても数百Wがせいぜいだ。
SSSの試作品は、パルス幅450ピコ秒(ps)で、最大出力57kWのレーザー光を発振できる。
体積は1mm3で、固体レーザーの「約1000分の1」(SSS)と非常に小さい。発振波長は1030ナノメートル(nm)である。
レーザーというだけで迎撃に使うようなものとはベクトルが異なる。
パルスレーザーのピーク出力と連続出力を混同してないか?
それとも約1000分の1の大きさとあるからシステムが劇的に小さくなると思ったのか?
ネットの記事を転載する前にもう少し内容を自身で消化しては?
ERAからAPSに移行する感じなのかな
ちなみにERA(爆発反応装甲)に関して知識が結構古い(2000年より前?)の人がチラホラ居るので補足すると
・最近のERAは歩兵を巻き込みにくい
敵弾に対しメタルジェットを上下から当てるタイプ
(アメリカ製M19、M32等)が主流で横に迎撃弾
が飛んでいくようなのは殆どない
・対APFSDS
APFSDSへの対応も進んでおり、ロシア製コンタークト5なんかだと
実弾試験でラインメタル製120mm砲弾(DM-53) の弾体を粉砕して
無力化に成功している。
・誘爆
世界初のイスラエル製ブレイザー(1982年)ですら20mm砲弾、
手榴弾、小銃弾程度では誘爆しないように設計されている。
ここ20年ぐらいは対戦車兵器の攻撃力が大幅に上がっているので、市街戦、
または治安維持等で不意な攻撃が予想されるミッションなら必須レベルの装備となっているよ
ソニーグループの半導体子会社であるソニーセミコンダクタソリューションズは、超小型かつ高出力の新しいレーザーを試作した。
「ピコ秒レーザー」と呼ばれるもので、体積はわずか1立方ミリメートル(mm3)ながら、パルス出力はキロワット(kW)級と高い。
金属加工や医療・ヘルスケア、長距離LiDAR(レーザーレーダー)などへの応用を想定する。
kW級の高出力レーザーとしては「固体レーザー」があるが、サイズが大きい。半導体製の小型レーザーも存在するが、出力は高くても数百Wがせいぜいだ。
SSSの試作品は、パルス幅450ピコ秒(ps)で、最大出力57kWのレーザー光を発振できる。
体積は1mm3で、固体レーザーの「約1000分の1」(SSS)と非常に小さい。発振波長は1030ナノメートル(nm)である。
ドローンによるトップアタック対処も遠からず装備化されていくだろうし、今回の流れはごく自然なものだと思うよな。