欧州関連

トルコ、フランス、イタリアが弾道ミサイルやステルス機に対応した防空システム開発で協力

イタリアで開催中のG20に出席しているトルコのエルドアン大統領は31日、トルコ、フランス、イタリアの3ヶ国が防空システム「SAMP/T」の共同生産や開発について「前向きな1歩を踏み出す」と明かし注目を集めている。

参考:Erdogan says Turkey, France and Italy will take steps on missile defence

前向きな1歩を踏み出すと言っているので、フランス、イタリア、トルコの3ヶ国で落とし所の目処がある程度ついているのだろう

トルコとフランスは同じNATO加盟国だがシリアやリビアでの利害が対立しており、昨年6月にはリビアへの違法な武器輸送に絡んでトルコ海軍がフランス海軍の艦艇にレーダーを照射する事件が発生、この問題は最終的にNATOを巻き込んだ大騒動に発展するも具体的な是正措置を講じなかったためトルコの実質無罪=フランスの主張を退けた形で決着、トルコとギリシャの間で対立の火種になっている東地中海問題でもフランスはギリシャを支援しており両国の関係は犬猿の仲と言っていい。

さらにフランスは欧州の中でもイスラム教徒を多く抱える国(推定約600万人)で、キリスト教を信仰する国民との価値観がズレ(国内のイスラム教徒の多くはイスラム教の信念は共和国の価値より重要だと考えている)が多くの衝突を生み出していることに苦慮、マクロン大統領は「国内のイスラム教徒を共和国の社会に統合しない限りイスラム分離主義者の問題は解決しない」と言いながらも国内のイスラム教礼拝所や宗教学校を閉鎖、過激思想を持った説教者の活動を禁止する権限を強化する法案を成立させた。

出典:Lorie Shaull / CC BY-SA 2.0

この状況を利用してエルドアン大統領が「イスラム教徒を攻撃する反民主主義的なツールだ」と批判したためフランス国内のイスラム教徒の中にはトルコを支持する者が多く、マクロン大統領としてはトルコやエルドアン大統領の存在が面白くない状況に陥っている。

そんなマクロン大統領にエルドアン大統領は昨年9月、フランスとイタリアが共同で開発した広域防空システム「SAMP/T」を売って欲しい=共同生産を直接電話で打診したもののマクロン大統領は「SAMP/T導入を検討する前にトルコがシリアで何をしようとしているのか目的を明らかにしろ」と返答して決裂したかに見えたが、この話し合いは継続され今年3月にトルコ、フランス、イタリアの3ヶ国でSAMP/Tベースの新しい防空システム(弾道ミサイル、ステルス機、UAV、巡航ミサイルの脅威に対抗できるものとMBDAは説明している)を共同で開発・生産することに関して基本的な合意。

イタリアで開催中のG20に出席しているトルコのエルドアン大統領は31日「トルコ、フランス、イタリアの3ヶ国がSAMP/Tの共同生産や開発について前向きな1歩を踏み出す」と明かし注目を集めている。

因みにトルコは防空システムの国産化を進めており既にHİSAR/ヒサールと呼ばれる国産防空システム群の大部分を実用化済みで、15kmまでの空域をカバーする近距離の防空システムHİSAR-A(一部は廃止されHİSAR-Bに統合予定)、25kmまでの空域をカバーする中距離のHİSAR-Bまでを実戦配備、100km+までの空域をカバーする長距離の防空システムHİSAR-Uの開発を進めている最中だ。

HİSAR-Uは弾道ミサイルの終末迎撃や航空機の迎撃を担当しているパトリオットシステムやS-400に相当する高度な防空システムで、実用化に成功すれば陸上運用だけでなく国産VLSを搭載するイスタンブール級フリゲート(3,000トン)や建造計画が進むTF2000級駆逐艦(7,000トン)に搭載して艦対空ミサイルとしても運用されると言われており、2025年頃の実用化に向けて開発が進んでいるらしい。

つまりトルコは防空システムの国産化のため米国が提案してきたパトリオット購入に共同生産や技術移転を要求、これを米国が拒否したため限定的な共同生産や技術移転に応じたロシアからS-400を導入したが、HİSAR-Uの開発に不足する技術の獲得か開発期間の短縮を狙ってSAMP/Tベースの防空システム共同開発を打診したのだろう。

出典:ASELSAN HİSAR/ヒサール

勿論、これには冷え込んだフランスとの関係修復という意味合いもあるのだろう。問題はマクロン大統領はこのまま3ヶ国の共同プログラムにGOサインを出すのかどうかだ。

恐らく日本の感覚で言えば「あり得ない」と考えるかもしれないが、トルコとフランスの関係は良くないものの外交や安全保障問題において直接的で決定的な対立点(ギリシャやリビアの問題はフランスにとって間接的な問題に過ぎない)があるわけではない。

特にSAMP/Tはフランス、イタリア、シンガポール、モロッコの4ヶ国以外に採用例(SAMP/Tが使用するAster30を含めれば英国、エジプト、サウジアラビア、カタールが採用)がなく、期待していたスイスへの売り込みは米国のパトリオット+F-35Aの組み合わせに負けてしまったためSAMP/Tの製造に関わる雇用や今後のアップグレードなどを考えればトルコを加えた開発体制は大きなメリット=SAMP/Tプログラムに流れ込むトルコの資金が研究・開発に再投資されることで開発国の負担が軽減されながらも競争力が高められるのだから無下に断ることはないだろう。

問題はSAMP/Tプログラムへの参加という名目でトルコにどこまで技術を移転するかだ。

出典:T.C. Cumhurbaşkanlığı G20で握手を交わすエルドアン大統領とマクロン大統領

SAMP/Tの全技術にトルコのアクセスを許可するというのはまずありえないが、逆にトルコが欲しい技術へのアクセスを拒めば話が成立しなくなるためフランス、イタリア、トルコの3ヶ国が容認できる落とし所が見つかどうかに掛かっている。

安易に技術を移転すればトルコが新たな競合相手に浮上するだけで「長い目で見ると損ではないか」という見方も一理あるが、技術を必要以上に隠してもいずれ技術は古くなり現在の武器市場は昔と違い競合相手が多いため完全に買い手の方が立場が強く、自分たちが技術移転を拒んでも他の競合相手が条件を飲めば関連技術はどんどん拡散してくため「如何に研究・開発の速度を高めて後発に追いつかれないか」が重要なのだ。

つまり新しい技術を開発しても隠すのではなく海外市場で換金→研究・開発費を回収→これを再投資するサイクルが早ければ早いほど市場での競争力や優位性が維持しやすく、このバランスが崩れれば競争力や優位性を維持するため別の財布から資金をもってくる必要があり、これすら叶わなければ研究・開発の基盤となる防衛産業界の雇用が縮小して抜け出せない負のサイクルに突入する。

要するに各国はそうならないため必死に海外市場で武器のセールスに務め、近いし国や企業と水平分業することでリスクの分散と販路の強化に務めるのだ。

出典:Public domain カタール空軍のラファール

因みにフランス防衛産業界にとってトルコ市場への参入は長年の目標であり、カタール空軍が保有するラファールをトルコに配備計画もフランスは表立って反対しておらず「トルコ市場参入の足がかりになる」と見ているため、やはり欧米人にとって外交や交渉事は「Aという問題で対立してもBという問題では握手できる」と考えているのだろう。

管理人も含めて日本人には理解しにくいが、SAMP/Tの共同プログラムついて3ヶ国が前向きな1歩を踏み出すと言っているのは「フランス、イタリア、トルコの間で落とし所の目処がある程度ついている」ということを示唆しているのではないかと管理人は予測しており、感情論だけで言えばトルコと対立するギリシャは絶対に面白くないはずだ。

関連記事:奇妙にも一致した3ヶ国の利害、カタール空軍がトルコにラファールを配備したい理由
関連記事:トルコ、新型フリゲート艦に米国製Mk.41VLSではなく国産の垂直発射装置を採用
関連記事:エルドアン大統領の真意は?トルコがフランスに防空システム売却を要請
関連記事:衝突する共和国の価値とイスラム教の信念、フランス軍の現役将校や退役将軍が内戦の危機を警告

 

※アイキャッチ画像の出典:MBDA

インドが開発を進めるテジャスMK.2、グリペンやJF-17といった競合機よりも支持を集めるか前のページ

欧州、ウクライナは我々を守るための盾ではなく緩衝地帯としての役割を自認すべき次のページ

関連記事

  1. 欧州関連

    マクロン仏大統領、豪州のアタック級潜水艦に関する契約履行を仏政府が約束すると宣言

    オーストラリアのモリソン首相と首脳会談を行ったフランスのマクロン大統領…

  2. 欧州関連

    オランダ海軍、スペインや英国に続きハープーンの後継にNSMを選択

    ノルウェーのコングスベルグ社が供給する対艦ミサイル「Naval Str…

  3. 欧州関連

    英国がウクライナへのストーム・シャドウ提供を発表、クリミア大橋が攻撃可能に

    英国のウォレス国防相は「本日、ウクライナにストーム・シャドウを寄贈する…

  4. 欧州関連

    ポーランド首相、ロシアが終焉するか西側が黄昏を迎えるかは我々次第

    ポーランドのモラヴィエツキ首相は「ウクライナでの結果が一つの時代の終わ…

  5. 欧州関連

    ベラルーシの核兵器配備、ポーランドがNATOに核兵器の国内配備を要請

    ポーランドのモラヴィエツキ首相は30日「ロシアがベラルーシに戦術核兵器…

  6. 欧州関連

    ウクライナ軍、シルスキー陸軍司令官がバフムートを訪問したと発表

    露ワグナーのプリゴジン氏は「実質的に取り囲んだ」と主張してバフムートか…

コメント

    • 匿名
    • 2021年 11月 01日

    >つまり新しい技術を開発しても隠すのではなく海外市場で換金→研究・開発費を回収→これを再投資するサイクルが早ければ早いほど市場での競争力や優位性が維持しやすく、このバランスが崩れれば競争力や優位性を維持するため別の財布から資金をもってくる必要があり、これすら叶わなければ研究・開発の基盤となる防衛産業界の雇用が縮小して抜け出せない負のサイクルに突入する。

    さぁ、この負のサイクルに突入しているのはどの国でしょうか?
    何でも機密事項として、海外への移転を許可しないのは、自分で自分の首を絞めているようなもの。
    いい加減、政府が後押しすべき。
    反対派の声を誇張して、言い訳にするな。

    20
      • 匿名
      • 2021年 11月 01日

      あと、技術流出の懸念とかもね。

      3
      • 匿名
      • 2021年 11月 01日

      これが日本と韓国の差か…
      道理でね

      5
        • 匿名
        • 2021年 11月 01日

        韓国は主に枯れた技術使った低価格~中価格の兵器商売がメインで、隠すような先端技術使った兵器は売るどころかろくに開発してないからこれには当てはまってないよ

        韓国内では最先端である開発中の戦闘機も、仮に理想道理に作れたとしても4.5世代止まりだし

        11
          • 匿名
          • 2021年 11月 01日

          韓国は、いつかは最先端の兵器を作ることを目指して、今は使える技術で兵器を作っているわけで、身の丈に合った計画を進めていると言える。

          そもそも、彼らは商売として利益と実績を得るために、自分たちができることをやっているのであり、そこには最先端兵器を作れないからと周りから小馬鹿にされてもくじけない強さがある。

          自動車や造船のように、いつかは世界シェアの一角を占めることを目指すという目標があることは、うらやましい限りだ。

          9
            • 匿名
            • 2021年 11月 01日

            それ結局のところ、今の韓国はこれに当てはまっていないということに対する何の反論にもなっていないのでは

            10
      • 匿名
      • 2021年 11月 01日

      >要するに各国はそうならないため必死に海外市場で武器のセールスに務め、近いし国や企業と水平分業することでリスクの分散と販路の強化に務めるのだ。

      軍事的に近しい国がアメリカぐらいしかなかったし、フランスみたいに死の商人bばりに節操なく武器を売る意義も度胸もなかったからしゃーない
      ただ10年前とは違い近年は国際協力の間口が広がりつつあるのでこれからに期待

      21
      • 匿名
      • 2021年 11月 01日

      つまり核兵器の技術をばら撒くべきだということかな?テロリストは喜びそうだが。
      ところで中国がロシアの技術をスッてるらしいけどロシアはどう思ってるんだろうな。

        • 匿名
        • 2021年 11月 01日

        そういう極論で話の趣旨を折るのは如何かと、核兵器が海外市場でされてるされてないかぐらい説明しなくてもわかるでしょ

        17
          • 匿名
          • 2021年 11月 01日

          なるほど?
          それではどこで線引きするべきだと思いますか?

          2
            • 匿名
            • 2021年 11月 02日

            核兵器以外でいいだろ。
            少しは考えて

            7
    • 匿名
    • 2021年 11月 01日

    ”新しい技術を開発しても隠すのではなく海外市場で換金→研究・開発費を回収→これを再投資するサイクルが早ければ早いほど市場での競争力や優位性が維持しやすく”
    ヨーロッパの武器商人が悪名高い理由がこれですよね。兵器産業が経済的に自活=黒字化することが何を意味するのかよく考えないまま、他の民営化したセクターと同じ感覚で積極営業させている。
    加えてマクロン大統領の任期はあと1年あるが、豪州=太平洋への足がかりを失うという外交上の失敗は結構引きずりそうだし、外交安全保障面で手土産がほしいと思ってるのは間違いないだろう(正直豪州とのデカップリングは仏が太平洋で何をしたいのかハッキリしないことが根本の原因のような気もするけど)。そこへいきて東地中海・北アフリカという過去仏の影響力の強かった地域をまとめてるトルコとの大口取引や協力関係を成立させられれば、将来はともかく自分の名誉は守れるだろう。
    経済・内政問題でやらかして外交安全保障はノータッチだった末期オバマ政権も、仇敵キューバとイランに破格の条件で和平合意を持ちかけて自分の手柄を確保した。半分はトランプがひっくり返したけど、少なくともオバマのイメージは保たれている。

    5
      • 匿名
      • 2021年 11月 01日

      ヨーロッパの武器商人が悪名高い理由じゃなくて、これが世界の主流なんだろ。

      外交と安全保障は表裏一体と理解できるのに何で防衛産業が絡む輸出の話になると、とんちんかんなことを言い出すのか理解に苦しむよ。

      17
        • 匿名
        • 2021年 11月 01日

        で、それで土壇場でハシゴを外すと。それが外交のスタンダードだって言うのは簡単だが、そうやって不義理をしまくってきたから、各国あの手この手で兵器の国産化をしてるわけで。
        自分たちの技術がこれまでも、そしてこれからも圧倒的に優れているという自信があるからできるんだろうけど、その前提が崩れ、その刃が自分たちに向かって来る可能性も織り込み済みなんですかね?
        織り込んでなかったからこそ、現在の西欧の苦境があるのだと思うんですが。韓国のK9やK2の躍進はその象徴だと思いますが。

        7
          • 匿名
          • 2021年 11月 01日

          技術開発するには資金が必要で無限の資金が有れば一切技術を公開せず独占し続けることが可能かもしれないけどね。

          まぁ欧米がどんどん技術を移転して研究開発のスピード上げて、移転を受けた国が新規プレーヤーとして武器市場に登場して、、、

          自己資金で細々と研究開発を回してる日本からすれば口惜しいだろうけど、これが現実なんだから仕方ないでしょ

          3
            • 匿名
            • 2021年 11月 01日

            それで世界は物騒になってくわけか。いやな時代だな。まあ軍事技術をほぼ二か国+αでコントロールできていた冷戦時代が異常なのかもしれんが。
            日本は輸出を期待するよりも共同開発重視の方が良いような気がするんだ。どうしても特殊条件が多いから安くても買う国は少ないだろうから、ほかの国の開発に乗っかて成果をカスタマイズすることで先端兵器のコストを圧縮するという感じで。

            9
    • 匿名
    • 2021年 11月 01日

    まさに欧州は複雑怪奇なりですな
    にしてもトルコはしたたか
    いずれ過去の栄光を取り戻す日が来るかも知れません

    日本としては比較的良好で利害関係のない国なのでそれはそれで良いのかも

    17
    • 匿名
    • 2021年 11月 01日

    ヨーロッパも権謀術策が渦巻く魔界と化してきたな、Euも終わりに近い。

    9
    • 匿名
    • 2021年 11月 01日

    ギリシャの一人負け的な方向に行ってますね・・・。

    2
      • 匿名
      • 2021年 11月 01日

      今度はトルコが勝つかもしれない方向か

      3
      • 匿名
      • 2021年 11月 01日

      EUのいろんな歪みが集中しててかわいそうね
      かと言って脱退して単独でやっていける訳もなく……苦しいな

      13
      • 匿名
      • 2021年 11月 01日

      イギリスさんが付いてるから・・(これ半分ぐらいはイギリスへの当てつけの面もありそう)

      1
      • 匿名
      • 2021年 11月 01日

      フランスこの間はギリシャと安全保障で協力するって言ってたよね。エーゲ海問題はノータッチという報道は正しかった?
      イギリスはトルコと一緒にTFX作ってるし。やっぱギリシャは好まれてるわけじゃ無い、ということなのかなあ。

      1
        • 匿名
        • 2021年 11月 01日

        ギリシャもギリシャで、全会一致が原則のEU内でハンガリーと並んで対中への制裁や制限を弱めたり反対するのに動いてますからねぇ

        2
    • 匿名
    • 2021年 11月 01日

    S-400のウリは、対航空機ってことで良いのかな?
    ミサイル防衛は限定的?

      • 匿名
      • 2021年 11月 01日

      19年にプーチンが極超音速兵器への対処能力ないと発言してるので限定的でしょうね。

      4
        • 匿名
        • 2021年 11月 01日

        極超音速兵器に対処できる防空システムはまだ存在しないから、それを持ってミサイル迎撃が不得手と捉えるのは無理があるのでは

        7
    • 匿名
    • 2021年 11月 01日

    日本も中SAM改の後継とかの輸出頑張らねーかなー経産省と防衛省と産業が頑張ってさ〜

    3
    • 匿名
    • 2021年 11月 01日

    それにしてもトルコが想定する弾道ミサイルをブッパしそうな国ってどこですかね。ぱっと浮かぶのはイスラエル、イラン、ロシアですが。
    イランの弾道ミサイルをNATOとして撃ち落とす?

    1
    • 匿名
    • 2021年 11月 02日

    全方位に武器も喧嘩も売りまくって結果として損してるような気がするがね
    リラは連日最安値で中銀が金売りはらったんだろ?

    2
  1. この記事へのトラックバックはありません。

ポチって応援してくれると頑張れます!

にほんブログ村 その他趣味ブログ ミリタリーへ

最近の記事

関連コンテンツ

  1. 日本関連

    防衛装備庁、日英が共同で進めていた新型空対空ミサイルの研究終了を発表
  2. 軍事的雑学

    4/28更新|西側諸国がウクライナに提供を約束した重装備のリスト
  3. 中東アフリカ関連

    アラブ首長国連邦のEDGE、IDEX2023で無人戦闘機「Jeniah」を披露
  4. 米国関連

    F-35の設計は根本的に冷却要件を見誤り、エンジン寿命に問題を抱えている
  5. 中国関連

    中国は3つの新型エンジン開発を完了、サプライチェーン問題を解決すれば量産開始
PAGE TOP