スーダン共和国の首都ハルツームで15日、正規軍と準軍事組織(RSF)が衝突、首都中心部、大統領官邸、空港などで銃撃戦が発生していると報じられており、RSFはメロウェ空港やハルツーム国際空港を制圧したと主張している。
参考:Fighting erupts in Sudan’s capital as army, paramilitary trade accusations
参考:Indians urged to stay indoors as Sudan army clashes with paramilitary troops
限定的な衝突で収束するのか、エスカレートして内戦に発展するのかは不明
スーダン共和国の準軍事組織(RSF)は今月12日に首都ハルツームやメロウェなどに部隊を展開、これに対して正規軍は「軍上層部の承認を得ない勝手な行動で法に反する行為だ」と非難、展開させた部隊を撤退するよう要求して緊張が高まっていたが、首都ハルツームの中心部や近郊の住宅地域バーリーなどで銃声が鳴り響き、大統領官邸や空港でも銃撃戦が発生しているらしい。
#Sudan 🇸🇩: residents of #Khartoum woke up this morning to the sound of gunfire and plumes of smoke rising into the air as clashes appear to have erupted in the capital city.
These armed confrontations follow weeks of rising tensions between the SAF and RSF military factions. pic.twitter.com/QXQXRsGnzi
— Thomas van Linge (@ThomasVLinge) April 15, 2023
بسم الله الرحمن الرحيم
قيادة قوات الدعم السريع #بيان الشعب السودانيتفاجأت قوات الدعم السريع صباح اليوم السبت 15 ابريل بقوة كبيرة من القوات المسلحة تدخل الى مقر تواجد القوات في أرض المعسكرات سوبا بالخرطوم وتضرب حصارًا على القوات المتواجدة هناك#SUDAN#RSF pic.twitter.com/7KGjk3eAAf
— Rapid Support Forces – قوات الدعم السريع (@RSFSudan) April 15, 2023
正規軍の報道官はAFPに対し「RSFが首都や軍の基地を攻撃した。現在も衝突が続いているものの軍は国を守る義務を果たしている」と述べているが、RSFも15日「軍が首都の南にある基地を攻撃してきた」と声明を発表、メロウェ空港やハルツーム国際空港を制圧したとも主張しているが今のところ正確な状況は不明だが、ハルツーム国際空港に向かう民間機は出発した空港に進路を変更しているため「安全ではない状況」が生じているのは確かだ。
因みに正規軍とRSFは2021年にクーデターを実行して民政復帰を覆したが、ここ数ヶ月間で両者の関係は悪化(対立の原因は不明)したとAP通信は報じている。
BREAKING: Planes on fire at Khartoum airport after coup attempt in Sudan pic.twitter.com/aWdyMv23xs
— BNO News (@BNONews) April 15, 2023
追記:ハルツーム国際空港は大規模な攻撃を受けている。
🔴 Sudan ordusuna ait savaş uçakları Hızlı Destek Kuvvetlerini vuruyor. pic.twitter.com/NwNWxtrp6X
— Conflict (@ConflictTR) April 15, 2023
追記:スーダン空軍機がRSF部隊を空から攻撃中
追記:スーダンの暫定政権=軍事評議会の議長は陸軍出身のブルハン氏が、副議長はRSF出身のダガロ氏が務め、どうやら「正規軍の陸軍にRSFを統合する方法」で両者の対立が表面化したらしく、古典的な主導権争いから発展した内戦といった感じだ。
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※アイキャッチ画像の出典:Twitter経由のスクリーンショット
あんたらついこの前南北に別れたばっかだろ
スーダンはワグネルが政府のけつ持ちしてたはずでは
プリゴジンが最近弱気なのはこれが理由か?
実働する空軍あるんだ
J-7を20機、Q-5を20機、MiG-29を10機、Su-25を14機保有していますね。
他にはMiG-23やJ-6等も少し保有しています。
中国から新しい練習・軽攻撃機買ってませんでしたっけね?
あと、スーダン空軍といえば、アントノフ輸送機を爆撃機として運用してて、カーゴベイから爆弾を落とす。
ダルフール地方の村を焼き討ちした戦争犯罪で有名になった。しかも白く塗装して国連機に偽装していたことでも。
RSFはアゾフ連隊みたいなもの?
ダルフール虐殺はこいつら主犯やで
やべえですね
Wikipedia 見たら国軍10万人なのに
この虐殺部隊も10万人、、、
国民がワグネル(プーチン)を熱狂的に受け入れてる親露派の国の末路
スーダンは2021年に軍部がクーデターを起こして民主化プロセスが壊滅してるが
それで国を乗っ取った軍部とRSFをサポートしてるのがワグネルみたいですね。
軍部・RSFが民主化勢力を制圧できるようにワグネルがサポートする代わりに、ワグネルはスーダンから貴金属を略奪してる関係みたいです。
今回は軍部とRSFが仲間割れしていますが、その割れた経緯が純粋に身内同士のけんかなのか、
ロシアが更にスーダンや、中東・アフリカ政治(RSFはスーダン人というよりアラブ民兵で中東と繋がりがある組織で、サウジとかと繋がっていってるみたいですね)をコントロールする為の筋書きの中で割れさせたのかですね。
どこまで迷惑な国なんだロシア…
スーダンは2019年にクーデターによりバシール大統領を失脚させ、暫定政府の首相として国際連合アフリカ経済委員会(UNECA)の事務局長であったアブダッラー・ハムドゥークを首相に任命し、彼は後に正式な国家元首となった。しかし2021年10月に軍部によるクーデターが発生するとハムドゥーク首相は軍部により拉致・監禁され、その後は軍と協定を結んで首相に復帰するも国民からの軍に対する批判は収まらず、その渦中にハムドゥークは首相を辞職した。
ハムドゥークはスーダンの財務・経済企画省の官僚を経てアフリカ開発銀行や国連機関での要職を務めるなど国際派の人物として西側諸国からも支持されていましたが、軍が「政治への非介入」という立場に立つと合意しながら軍がそれに背いたことが辞職の背景にあったとされています。文民であったハムドゥークが辞職したことで軍が全権掌握に乗りだすものの準軍事組織(RSF)との主権の扱いを巡って対立することになったことが今回の衝突の要因でしょう。
チェックポイントのエジプト兵を捕虜にした写真でてますねぇ
国際空港攻撃したし国際問題になっちゃいましたね
今回の空港とハルツームでの市街戦で思ってたより中国製兵器を見なくて意外だった
96式戦車やロケット砲システムなんか使ってるが、映像だとMi-24,MiG-29,T-55が映るに留まっていた
にしても、RSFに勝算はあるのか…?
Qアノン的にはどっちが光側なんだろうか
そりゃ禿げてる方でしょ