イスラエル国防省は14日「2022年の武器輸出額が125億5,600万ドルに達した」と発表、これは過去3年の輸出額と比較的しても50%増で、無人機関連の輸出額は全体の25%を占めている。
参考:Israel records $12.5 billion in defense exports, 25% to Arab neighbors
伝統的な装備品を抜いて無人機関連が輸出額のトップを占めているのが特徴的といえる
イスラエル国防省は14日「2022年の武器輸出額が125億5,600万ドルに達し、この記録はアブラハム合意国の後押しによるものだ」と発表、これを受けてガラント国防相は「新たな高みに到達した驚くべき武器輸出額はイスラエルの強さと優れた技術力を示している。国防当局と国防省の創造性と革新性により、我が国は敵国を凌駕するだけでなく質的な優位性も維持出来ている」と述べた。
נשבר שיא כל הזמנים ביצוא הביטחוני של מדינת ישראל: יותר מ- 12.5 מיליארד $ בשנת 2022 (כ-45 מיליארד ש”ח).
היקף היצוא הביטחוני הוכפל בפחות מעשור והשלים זינוק של כ-50% בשלוש שנים. כרבע מהחוזים שנחתמו בשנת 2022- למל”טים ורחפנים.
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— משרד הביטחון (@MoDIsrael) June 14, 2023
さらにエヤル・ザミル国防省長官も「世界の不安定さはイスラエルの防空システム、UAV、ミサイルの需要を高め、我々は継続的に能力の維持と強化に取り組んでいる」と述べおり、輸出額に占める防空システムの割合は19%、レーダーや電子戦装置は13%、無人機関連は25%で、アブラハム合意国=アラブ首長国連邦、バーレーン、モロッコ、スーダンへの輸出額の25%(31.3億ドル)を占めているらしい。
イスラエルは武器輸出に関する情報の詳細を公開していないが、輸出額の30%がアジア・太平洋地域、29%が欧州、11%が北米となっており、伝統的な装備品を抜いて無人機関連が輸出額のトップを占めているのが特徴的といえるだろう。
因みに日本のNTTセキュリティも「日本の防衛費増額はイスラエルのサイバー企業にとって大きなチャンスだ」と述べており、日本政府や民間企業のニーズにあった技術をもつイスラエル企業を積極的に買収しているらしい。
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※アイキャッチ画像の出典:Zachi Evenor / CC BY 2.0 Hermes450
国内向けに特化した兵器システムの輸出が好調というのも凄いですよね。
販売先の制約も以前よりは緩くなりイスラム教諸国への販路を伸ばしと、実戦で実証積みというのが強みなのでしょうね。
アメリカ製AFVの改造ビジネスは上手くいっていないですが…
国連緊急総会どころか安保理決議497号ですら違法で無効と決議されたゴラン高原併合やった侵略国家イスラエルに日本企業が関わってるんですねぇ
緊急総会のみでの非難決議なロシアより悪なハズなのに、何故制裁していないのか
イスラエルと日本は数年前から官民共に防衛産業で協力しています。日本の不得意分野がイスラエルの得意分野だからです。ドローン産業やサイバーテクノロジー、日本はこれらを始めたばかりですがどちらもイスラエルの十八番です。日本はこれらを取り入れる為にイスラエルと近い関係にあるのでしょう。勿論イスラエルの侵略行為は非難されて然るべきですが。
まぁ、これを書くと気にくわない人も多いと思うけど、国の立ち位置は「正しい・正しくない」ではなく、「自国に有利かどうか」になる。
西側陣営 アメリカ組傘下 アジアしぶ
まぁ、これを書くと気にくわない人も多いと思うけど、国は「正しい・正しくない」ではなく、「自国に有利かどうか」で動く場合が多い。
「西側陣営 アメリカ組傘下 アジア支部若頭 日本国組」としては、軍事関係では親分のアメリカが黒と言えば白でも黒と言わなくてはいけない。西側陣営の非道な行為を見て見ぬふりをして、時にはかばわなければならない。
嫌な言い方だが、アメリカのイラク戦争、イスラエルの周辺国への侵略と、ロシアのウクライナ侵攻は規模は違えど基本的には同じことをしているが、日本がロシアのみを強く非難しているのは、「その方が西側陣営(ひいては日本)に都合がいいから」にすぎないと思う。