米国関連

米空軍、F-35A調達をシンプルな第4.5世代以上の非ステルス戦闘機に変更したい

前回の記事で米空軍のトップがF-16ではなく「4.5世代戦闘機もしくは第5世代戦闘機マイナス」と呼ばれる新しい非ステルス戦闘機の開発に言及したと紹介したが、米空軍が何を求めているのか分かりにくい内容だったので改めてブラウン参謀総長が何を考えているのか分かりやすく解説したい。

参考:怪しくなってきたF-35プログラム、米空軍が新しい非ステルス戦闘機の開発に言及

第4.5世代以上の非ステルス戦闘機開発が浮上したのは最大の要因はF-35Aの運用コスト

米空軍はF-15C、F-16C/D、A-10といったレガシーな航空戦力の退役が控えているのだが、これを更新するためのF-35Aは依然として運用コストが高額でミッション達成率(Mission Capable)も低空飛行(目標は80%だが実際には50%~60%)を続けており、未だに国防総省が設定したフルレート生産を承認するためのテストをパスできておらず年間40~60機程度のペースで調達しているF-35Aだけでは物足りないと考えている。

補足:ミッション達成率(Mission Capable)とは対空任務や対地任務など複数の任務をこなす航空機が一つでも任務をこなせる状態のことで、複数の任務にすべて対応可能な状態=フルミッション達成率(Full Mission Capable)になるとF-35Aの準備率はさらに低下することになる。

だから言ってレガシーな航空戦力にさらなる資金を投資して延命を図るのは費用対効果が悪いため米空軍は最近、第5世代戦闘機F-35Aの調達数を1,763機から1,050機以下に削減して代わりにF-16Vを再調達することを検討し始めたが、流石にF-16の基本設計は流石に古すぎてオープンアーキテクチャにも対応しておらず新しい技術や機能の追加に手間がかかるため「シンプルな構造で取り扱いが容易な第4.5世代以上の非ステルス戦闘機」を新たに開発して導入しようと米空軍のブラウン参謀総長は言っているのだ。

出典:public domain F-35A

勿論、新規に開発すれば時間やコストが必要になるが米空軍は次世代戦闘機開発の取り組みの一環として「デジタル・センチュリーシリーズ」と呼ばれる斬新な開発アプローチ採用を主張しており、この手法(コンピュータを駆使したデジタルエンジニアリング、ソフトウェアのアジャイル開発、オープンアーキテクチャを採用)を用いて米空軍は次世代戦闘機のプロトタイプを1年で完成させているため、同様の手法を用いれば「シンプルな構造で取り扱いが容易な第4.5世代以上の非ステルス戦闘機」を低コストで短期間の内に実用化できると考えているのかもしれない。

因みにF-35Aの運用コストは1時間あたり約3万5000ドル(約380万円)でロッキード・マーティンは2025年までに2万5,000ドル(約270万円)まで運用コストを引き下げると言っているが、F-16の運用コストは1時間あたり約7,700ドル(約81万円)なので全てのF-16をF-35Aで更新すると米空軍は運用コストの負担に耐えられないだろうと指摘されており、これが同機の調達数1,763機から1,050機以下に削減すると言い出した最大の要因だ。

出典:U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Jessi Monte

要するにF-35Aは能力的にも調達コスト的にも徐々に米空軍の要求に近づいてきたが「運用コスト」だけは当初考えていたよりも高額でF-16を置き換えるのに相応しくないという意味で、流石に3万ドル台の運用コストをF-16並に下げるのは難しいと判断したのだろう。

果たして「シンプルな構造で取り扱いが容易な第4.5世代以上の非ステルス戦闘機」を本当に開発するのかは不明だが、実戦を考慮するなら「ライフルサイクルコストではなく費用対効果を重視せよ=F-35A導入を継続せよ」という元米空軍中将の主張もあるので蓋を開けてみるまでは何とも言えない。

参考:元米空軍中将はF-35Aを支持、ライフルサイクルコストではなく費用対効果を重視せよ

しかし米空軍内部でF-35Aを削減して代わりに第4.5世代戦闘機を調達しようという流れは「本物」なので、米国に次いで最も多くのF-35Aを導入する日本にとっては決して他人事でははない。

 

※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo/Tech. Sgt. David Salanitri

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コメント

    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    デジタルセンチュリーは計画と言うより一つの手法となってる感じだな

    7
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    日本はシンゾーとトランプの約束だからF35の機数減らさずに、今後控えてる国産ステルスのF3を減産しそう

    1
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      シンゾーがトランプに買わされた兵器なんて存在しないってエロい人が言ってた
      マスコミ関係者からしたら、そういうストーリーを発見した方がウケが良いからそういうストーリーを作っちゃうけど

      F-35関係でいったら、退役する戦闘機との入れ替えなんだからトランプがバイデンでもヒラリーでも着地点は一緒

      33
        • 匿名
        • 2021年 2月 20日

        事実よりも判りやすさが優先された結果が俗説を生むものですしね。

        1
        • 匿名
        • 2021年 2月 21日

        オスプレイはいらないおじさん「陸自の予定にオスプレイは無かったはずでは?」

        1
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      F3はF2の後継機なので、減産は有り得ないよ(空自のF-35はF-4EJとF-15JのPre-MSIP仕様機の後継機の為)
      それに日本と米国の首脳は既に交代しているので、素知らぬ顔で空自向けF-35の減産をやりそうな気がする

      16
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    機種は何になるのかね
    一応計画だけなら過去にサイレントイーグルとかアドバンスホーネットとかあったが
    今から作ったって特に安くなるとは思えないけどなぁ・・・

    2
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      F-16ですら基礎設計が古いとされてるから既存機の改修モデルじゃないと思うぞ

      11
        • 匿名
        • 2021年 2月 19日

        だからといって、今更新規開発しても、コストが上がるだけ。
        結局、高価な電子装備がハードもソフトも金を食うので、どうにもならんとおもうが。

        6
          • 匿名
          • 2021年 2月 20日

          >F-16の基本設計は流石に古すぎてオープンアーキテクチャにも対応しておらず新しい技術や機能の追加に手間がかかる

          って話なんだから、新開発機の少なくともソフトはベースを使い回してコストダウン出来て電子装備もある程度絞って、必要に応じて外装するのでは。
          特に効果な装備はそもそも任務を限定して完全に省く可能性もあるし。

          >だからといって、今更新規開発しても、コストが上がるだけ。
          上の通り「システムは入れ替えなきゃいかん」って話なんだからエアフレームは既存機の派生で済ませる可能性はあるでしょうね。
          F-16をベースに拡張性を確保するために大型化して複合材で軽量化したりとか…あれ?

          2
            • 匿名
            • 2021年 2月 20日

            >F-16をベースに拡張性を確保するために大型化して複合材で軽量化したりとか

            F16XL「おっ、そうだな」

            9
              • 匿名
              • 2021年 2月 20日

              F-2「お互い、生まれたのが早すぎたね」

              7
              • 匿名
              • 2021年 2月 22日

              XL君の形状は案外好き。

              3
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    この辺って突き詰めると、中露(主に中)と戦うことを考えるのか
    これまで通り雑魚狩りを考えるのか次第なんじゃないの?

    前者だったら4.5世代機あたりはコスパ悪いだろうし、後者ならその逆だし

    10
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      後者ならA-10が最適。

      2
        • 匿名
        • 2021年 2月 21日

        A-10なんて雑魚狩りが終わった後じゃないと使えないという矛盾が…

        4
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      中露のステルス機の性能と数が思った以上に増えないから、F-35が1000機程度でも十分勝てると踏んでいるのでは?
      仮想敵に勝てるならば、昨今の政治情勢上予算削減対策は急務と

      3
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      戦闘機随伴型の無人戦闘機や空対空ミサイルの作動範囲を拡張させるLongShotの開発なんかを見てると、もはや米軍はステルスが必要な交戦空域に有人機を突っ込ませることを止める気なんじゃないのかな?

      だからステルス機が不要というわけじゃないけど1700機もF-35Aがいらなくなっただけでは?

      8
        • 匿名
        • 2021年 2月 20日

        だとしたらもう戦闘機である必要性が無いのでは
        B-1みたいな爆撃機から長距離ミサイルを打ちまくればいい

        1
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    そない運用コストばっか気にしとったら、そのうち空軍はドローンだらけの「無人軍隊」になってまうで

      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      無人機のコスパは必ずしも良いわけじゃない定期

      無人機が向いてるのは、連続24時間滞空しての偵察(とか、ついでに暗殺)とかそういうやつ
      攻撃とか制空とかのマルチロール機が任されるような任務だとバックエンドのシステムが肥大化する分だけコスパは普通に悪い、今のところ

      15
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    散々言われてるけど、中露相手に今更第4.5世代戦闘機揃えてもしょうがないだろうに。中国という新勢力の台頭より予算という内側の問題を重視してるあたりがいかにも最近の米国って感じ

    14
      • 匿名
      • 2021年 2月 20日

      しょうがないって事は無いんじゃないか?
      ステルスが無くても、アビオニクスが最新の状態であれば、数がそろえば戦術上で十分有利になる。
      それだけ4.5世代機は航空機として完成された世代なんだろう。
      減少したとは言え、F-35も1000機あれば小競り合い程度で不足することもないし、現実的なところだと思うよ。

      2
        • 匿名
        • 2021年 2月 20日

        (ロシア・中国など防空網がしっかり構築されている)敵勢力下での作戦に投入できないから全部第五世代にすべしって人もいるんよ

        *投入できないのではなく、4.5世代を投入するための追加コストが必要だから第五世代のステルス機が一番効率いいという主張

        6
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    「戦闘機は戦闘するのが仕事なのに
    ステルス(防御)の為に武装を減らすなんて本末転倒である」
    って意見聞いた事あるけど
    アメリカ空軍内にもそんな話があるのかな

    5
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      誰が言ったのか知らんけど、そこだけ取り上げるならだいぶ的外れなこと言ってるとしか

      ミサイル→一発数千万から1億強
      戦闘機→一機数十億から百億オーバー
      パイロット→プライスレス、というのはさておき育成に数年

      どう考えても生存確率を上げることより強力なカードはないでしょ

      15
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      またベトナム戦争時代の様な爆撃機空軍に逆戻りしようとしているのかね?
      まあ戦闘機や戦車も、自分と同格の同類とのタイマンは極稀な機会しか無く、歩兵や陣地を相手に爆発物を投げつけるのが仕事の大半では有りますが

      1
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    アメリカの航空優勢をステルス以外で証明してしまったとかでしょうか?あるとすれば無人機のAI(第6世代戦闘機)が人間の肉体限界を突破して機動して有人機惨敗とかでしょうか?それともコロナ渦で位1時休戦で新たな軍縮条約締結なのでしょうか?アメリカは関係無く日本はイスラエルみたいに独自に兵器を開発したり、九州沿岸部に要塞線作る位の勢いで戦争抑止力を高めながら経済対策もしなくてはなりません、今後の動きに注意しないといけませんね、続報をお待ちしております。

    10
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    F-35の運用費用が高過ぎるし、だからと言ってF-16Vではアップデートの余裕が無いから代替機を開発しようと言う米空軍の思惑は分かったが、それだけではF-35代替機からステルス機能を捨てる理由にはならないね
    もしかすると、米空軍は「ステルス破り」の有効な手段を見付けたのかも知れない
    もしも、その「ステルス破り」の手段が有効かつ対抗策が見出せないのなら、ステルス戦闘機を作る意味が無くなるからね…続報次第では、戦闘機の設計思想が第4~4.5世代にまで逆戻りするかも知れないから楽しみにしている

      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      F-35Aを削減するとは言ってるけど全てを削減する訳じゃないから代替機からステルスを削除してもマシな方なのでは?

        • 匿名
        • 2021年 2月 19日

        F-35Aの削減数だけど、もしかしたら代替機の開発から完成までの時間を計算した上で決めたのかもよ?
        つまり、代替機が完成するまでの間は、F-35Aを調達するしかないと言う訳
        もしそうだとしたら「全てを削減する訳じゃない」と言う論法が通用しなくなる可能性も有るよ

      • 匿名
      • 2021年 2月 20日

      「ステルス破り」が仮にあったとしても、ステルス機と非ステルス機とで探知距離に差があれば、依然としてステルス有利となります。
      Xバンドのレーダーを使用してたら上記は成り立つ筈なので。

      Xバンドのレーダー以外で実現し、ステルス機と非ステルス機とで同程度の効果が仮に得られたとしても、
      今度はXバンドのレーダーで非ステルスを探知するより「ステルス破り」が上回らないとこれまたトータルでは非ステルスの方が不利になります。

      「ステルス破り」がステルス機を陳腐化するにはハードルが高過ぎると思います。

      1
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    ロッキードは2025年までに2万5,000ドルまで運用コストを引き下げると言っているが、
    米国防省は「極めて難しい(実質無理)」と証言している。
    頑張って2万5,000ドルまで引き下げてもF-16の約3倍だけど。
    空自のF-3はどうなるんでしょうね、F-35と同じ過ちはしないで欲しいけど。

    1
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      そもそもF-16の置き換えで導入する米空軍とF-15の置き換えで導入する空自では
      運用コストの許容ラインが違いますからね。
      F-15の時点でF-16の2倍以上の運用コストですから

      11
        • 匿名
        • 2021年 2月 19日

        F-15の運用コストがF-16の2倍以上でも1万6,000ドル前後。
        F-35の運用コストは現在約3万5000ドルなので、
        F-35はF-15の約2倍も運用コストが掛かりますね。
        F-3の運用コストがF-35と同等になったら、稼働率が悲惨なことになりそうな。

          • 匿名
          • 2021年 2月 20日

          日本の場合、X-2で実装したように、電波吸収素材は、コーティングではなく構造材で兼用させる事が出来るので、
          ステルスコーティング由来の運用コスト増は最低限に抑える事が可能だと思います。
          機体が複雑になる分の運用コスト増ほ不可避でしょうが。

    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    開発費出して購入予約してくれ、でも開発はウチがやるから口出し無用のF35方式でやったら面白そう

    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    現状運用できる兵器がアムラームと誘導爆弾くらいで核の運用すらできないんじゃミッション達成率は上がりようがないよな

    2
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    デジタルセンチュリーでお安く新規設計の第四世代機が作れるなら尚更
    F-15EXやスパホブロックⅢを打ち切ってそっちにシフトすべきですね。
    A-10の後継機問題もこれで解決するかもしれません。

    8
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    F-35の運用コストの削減もかねてレーダーとエンジンとアビオニクスはある程度共有化しそう。

    1
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      3万ドル台の運用コスト削減の為に第4世代をわざわざ新しく作るとか損なのか得なのか分からん
      作る前から時代遅れなんだからF-15EXでいいじゃん

      3
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    開発中の技術や手法を前提にして戦力調達をしてはいけない(戒め

    17
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    燃費は抜群のはずだったと思うが
    ステルスコーティングの費用かえ?

    3
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      あの単発エンジンの性能(出力)を考慮すると燃費はF15と同等かF18水準だと思う。空虚重量が15トン以上?あって大きさの割に重いからビーストモード(兵装満載)飛行だと現行のF18と良い勝負。勿論、超音速飛行(巡行)や垂直離着陸は燃料消費が莫大なので考慮しない。
      個人的には大型旅客機のB787エンジン一基分相当の燃費だと考えてるが実際に比較した事は無いのであしからず。

      3
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      F-35は第5世代戦闘機なので機体のステルス性能を維持するのに手間がかかるのはもちろんだけど、ステルスを優先するため第4世代戦闘機だと機外に携行していた各種ポッドも機内に標準で内蔵されているのでメンテナンスコストが嵩むんだよ。

      例えばF-16な任務によって不要な目標指示ポッドや電子戦ポッドを取り外して飛行することが可能だから、これらの機器をメンテナンスする必要がなくなるけど、F-35は機体に内蔵されていて単純な訓練飛行にもくっついて飛んで行くから過酷な加速度や衝撃に晒されるので無意味にメンテナンスを受ける必要があるのよ。

      たぶんシンプルな構造で取り扱いが容易な第4.5世代以上の非ステルス戦闘機っていうのは、ステルス性能を維持する手間を省くという意味と何でもかんでも内蔵してしまったアビオニクスの一部を機外に携行する方式に戻して、シンプルにするという意味なんじゃないかな。

      13
        • 匿名
        • 2021年 2月 20日

        平時仕様と有事仕様を気軽に換装できるようなシステムだと維持費が安くなりそうな気がする

          • 匿名
          • 2021年 2月 20日

          物によってはモジュール化して選択的に搭載、とかは出来そうですね。EO-DASとかは無理でしょうけど。
          モジュール化による重量・コスト・トラブル増や
          信頼性の低下とトータルでどっちが大きいかですね。

          1
        • 匿名
        • 2021年 2月 20日

        じゃあその精密機材を機外に装着するようにして任務に応じて脱着する廉価版F-35を作ればいいんじゃね?

          • 匿名
          • 2021年 2月 20日

          F-16Vが一番マシな気がするが、マジ廉価版作るなら、F-35にステルスコーティングしない版というのも、アリっちゃあ、アリなのかもしれない。
          種機はステルスに依存して、耐G剛性低くフレーム作ってるから、たぶん空戦めっちゃ弱いけど。

            • 匿名
            • 2021年 2月 20日

            F-35Aの荷重制限は普通に9G、B/Cでも7G超だからF-14辺りよりは断然マシよ?
            まあそもそもF-35より前面に出さないだろう非ステルス機が格闘戦する機会はほとんどないと思うけど。

          • 匿名
          • 2021年 2月 20日

          >じゃあその精密機材を機外に装着するようにして任務に応じて脱着する廉価版F-35を作れ

          各種ポッドを機外に携行するということはステルスが台無しになるという意味で、ステルスが要らないならウェポンベイも要らない。

          それだけの変更を加えるなら一から作った方が早いし、非ステルスでいいならずんぐりして加速性が抑えられたF-35のデザインを踏襲する意味がない。

          3
            • 匿名
            • 2021年 2月 20日

            F-35のステルス塗装やめて一部電子装備とウェポンベイの廃止。
            …どう考えても一から新規開発するより安上がりに思えるけどなぁ。
            何よりF-35導入国の手前「F-35の方に量産効果がある」のが大きいだろう。

            「それで軽減できる運用コストでは不十分だ」という話なら分からんでもないけどね。

            2
              • 匿名
              • 2021年 2月 21日

              パーツの共用化で量産効果見込めるかもしれませんしね。

              1
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      民間機ならば運用経費≒燃費に近いでしょうが、高価な電子機器やらを満載してステルスコーティングまでした戦闘機においては燃費なんて誤差でしょう
      しかも大推力を実現する為のタービン入口温度上昇で、オーバーホールに予想以上に手間取ってコストが上昇しているらしいですし

      1
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    そもそもなんでこんなに維持費高いのかね
    ステルスコーティングも一因だろうけどそれだけじゃあるまい

    1
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      ステルス性能を保つための備品・消耗品費や、専用の整備施設の建設などにコストが掛かるし、
      レーダー・アビオニクス類の維持整備にもコストが掛かっている。
      整備面では兵站情報システム(ALIS)が活躍するはずだったが、
      システム維持費は高いのに全然活躍をしなかったため、別の新システム(ODIN)を導入中。

      9
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    韓国さんのFA50?でも買ったらいい(笑)冗談だけどな。
    それかF35のステルスコーティングが無いバージョンだと少しは安くなる?

    1
      • A
      • 2021年 2月 20日

      ちうごくやおろしやの戦闘機を買ってきたら安上がりかもね。
      性能は知らんけど。

      1
    • ソソソナス
    • 2021年 2月 19日

    維持管理費は安いけど撃墜され易い戦闘機を持ってても意味が無い。それならプラモデルでも飾っておけば良い。

    1
      • 匿名
      • 2021年 2月 19日

      どんなに高性能でも維持管理費が高すぎで数が揃えられないならこれも意味がない。

      5
      • 匿名
      • 2021年 2月 20日

      ロシアはS-400とS-500はステルス機補足して撃墜可能と主張しているのと、アメリカはドローンの集中運用を目指している為、これで敵防空網を突破するからステルスそんなに必要無い、と考えている可能性が高いような・・
      リンク
      そして、イスラエルはこんな感じにドローン運用する様です。
      リンク
      それで、安価なドローン母機みたいなのが欲しいと言っているものの、実際にはステルスの方が探知距離が短くて生存性が高く、それでいて安価に出来る証明をしてくれと暗に求めていると思われます。
      ついでに中国のドローンです。
      リンク
      中国海軍です、30年前とは全然違うデス、アメリカの新しい仮想敵国です。
      リンク

    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    F-3の為の情報が溜まっていきますな。現状悪い情報ばかりだけど…これを糧に良いものを作って欲しいと思う今日のこの頃。

    2
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    確かメンテナンス時の部品交換がパーツ単体じゃなくてユニットごとになるので
    本来は安い消耗部品の交換でも高額なユニットまるごと購入して交換しなけりゃならないんだっけか?

    1
    • 匿名
    • 2021年 2月 19日

    第4.5世代機ならシンプルでコストかからないなんて幻想は捨てろ
    ステルス抜きでアビオニクスだけF-35並みにするならそもそもF-35の塗料無し版で運用すればいいだけだし
    アビオニクスですらシンプルにするならそれは中国に餌でしかねぇ

    13
      • 匿名
      • 2021年 2月 20日

      第4.5世代機であるF-15EXは、第5世代機であるF-35と比較すると、
      運用コストは50%以上安く、機体寿命は約2倍長い。
      ただし、第4.5世代機が中国・ロシアに通用するのは2020年代まで。
      結論から言えば、軍事費を大幅に増額しないとF-35は米軍でも手に余る。

      【ソース】
      Dunford: New F-15 Buy for Air Force Fills F-35 Capacity and Capability Shortfall
      リンク

        • 匿名
        • 2021年 2月 20日

        F-15EXの運用コストは2万7,000ドルでF-35Aの半分というのは間違い。

        あと2万7,000ドルというのは議会説得のための数字でF-35Aと条件を揃えてEPAWSSやAN/AAQ-33のメンテンナスコストを含めると運用コストはF-35Aと変わらないくらいに高価という指摘もある。

        リンク

          • 匿名
          • 2021年 2月 20日

          米空軍協会の機関誌(エアフォースマガジン)は、「F-15EXの生涯の運用コストは、F-35より50%以上安価になる」という書きっぷりですので、飛行1時間当たりの運用コストでは比較していないですね。
          単純に考えれば飛べば飛ぶほど、F-35のほうがF-15EXより運用コストが積み重なっていきますので。

          3
          • 匿名
          • 2021年 2月 20日

          「付けたら変わらない」のであって、当然ながら
          要らん任務なら付けなきゃ調達コストも運用コストも削れる訳です。
          「何でもできる」F-35が高くつくから代わりを作ろうって話なんだから
          用途はかなり限定してくるんじゃない?

          2
      • 匿名
      • 2021年 2月 20日

      いや実際にF-16Vのコストが驚くほど低いわけじゃん
      デジタルエンジニアリング技術でそれより安いのを造れるかも?っていうのは当然出てくる発想だとは思うぞ
      対中国で何が正解なのかはさておき

      2
        • 匿名
        • 2021年 2月 20日

        F-16は実際のところ米軍にとっては選択肢がそれしかないからそれ使ってるって部分もかなりあるぞ
        事実今回の米軍のお偉いさんの発言でもF-16V以上であることが要求されてる
        そうなると新規で第4.5世代機を開発するとなると確実にコスト悪化するし、F-16のように数千機単位の大量生産も望めそうにないなら量産効果もなくなる
        結果として開発費が上乗せされて最終的にそれステルス抜いたビーストモードのF-35Aでよくね?ってなりかねないんだよ
        それに戦闘機で最もコストがかかるのはやはりアビオニクス関連だが、デジタルエンジニアリングはエンジンやエアフレームでの設計の手間を省いてくれるものだけど、レーダーやセンサーのソフトも絡むアビオニクス部分は手間が省けないんだよ
        そんなわけでアビオニクス代含むとコストは果たしてF-35よりも大幅に安くなれるのかって問題になる

        4
        • 匿名
        • 2021年 2月 20日

        恐らくはこれの話のアメリカ版なのではないかと思います。
        >30年越しの再戦、F-22とF-23が日本の次期戦闘機「F-3」ベース機を巡って対決?
        リンク
        F-22とFー35の合いの子をデジタルエンジニアリングで再設計して新型にしてしまう、するとローコストで高性能な戦闘機が作れる、とかLMがアメリカ政府に売り込んでいる可能性、F-15EX以外と高いですしデジタルセンチュリー第1弾としてはお手頃な価格かも?です。

      • 匿名
      • 2021年 2月 20日

      安くて紛争地域で使えるのが良いなら、それこそA-10やCOIN機でいいんじゃねと。

      1
        • 匿名
        • 2021年 2月 20日

        今はテロリストですら対空ミサイル持ってる時代でA-10ですら専ら射程外からミサイル投げる程度のことしかやってないぞ

    • 匿名
    • 2021年 2月 20日

    F-3については、自国開発レベルを極力上げて、米国機との差別化を検討したほうがよい。
    米兵器産業の混乱は、日本の国防にも悪影響となっていく。

    3
    • 匿名
    • 2021年 2月 20日

    F-16XLをベースにして、エンジンは最新の・・・くらいがいいんじゃない?

    • 匿名
    • 2021年 2月 20日

    ボーイング「うちの…うちのをカッテ…」

    • 匿名
    • 2021年 2月 20日

    スーパーホーネットじゃ駄目なのか?
    もしくはF16のエンジンでF35を飛ばせるようにするか。
    この場合スーパークルーズは無理そう。

    • 匿名
    • 2021年 2月 20日

    F35の廉価版をボで作りゃいいだろって話やな
    米政府としてもいつまでもFMSで魔改造ファルコン売るわけにもいかんしかといってF35とは行かない場合も多々ある
    ボはこのままだと潰れそうだしこの件はロと協業でええんとちゃうか

    • 匿名
    • 2021年 2月 20日

    単純に新政権の前政権時代の仕事をひっくり返して仕事をするアピールでなければ
    ボーイングのロビー活動及び天下りの手土産ではないのか?
    そも仮に現時点での最高性能を目指さないにしても、戦闘機を1から作るのには膨大なコストとリスクが必要だ。
    最高性能がどうしても必要であれば、そのリスクとコストを負担するのは理解できる

    仮にステルス機を使うまでもないような任務だとして、それは既存機で充分である。
    人名や稼働率が問題なら、無人機という選択肢もある。

    米空軍は戦後すぐに、あるいは一時的にベトナム戦争などで揺り戻しても
    圧倒的空軍力で航空優勢が取れてるのを前提とした爆撃重視の配分になりやすい

    2
    • 匿名
    • 2021年 2月 20日

    ポジティブに考えるなら第5世代はもう世界で主流になってきてるからF-35増産するんじゃなくデジセンでお茶を濁しつつボーイング助けつつ第6世代機の研究費に当てたいって事か?

    • 匿名
    • 2021年 2月 21日

    F-35の運用費用の内訳が分からないと何とも言えんなあ。
    ステルスコーディングの比率が大きいならそのままステルス非塗装版作ればいいし、誰か書いているように電子ポッドが大きいなら外付けするためにF-15/16になるだろう。
    が、F-16とF-15の費用の差を見るにエンジンの数の影響もあるだろう。
    個人的にはF-22のステルス非塗装近代化版が胸熱だ。

    • 匿名
    • 2021年 2月 22日

    結局のところ、ALISとかのグダグダ解消してもF-35自体のコスト高は否めないんだろうな。実際に簡単にコスト低下出来るならLMも米軍も数にそれをするだけの話。それが出来ないのはコスト低下させるためにコーティング無しでの運用が現実的では無く、エンジンも大がかりな改造が必要で機体形状も大幅に変更が必要で、無理してF-35をいじるなら新型機設計した方がマシって感じじゃ無いの?

    エンジン出力低下させ高温高圧状態を軽減する事でエンジン寿命を延ばす事は本末転倒で、高性能だから落としても問題無い機体でもないので選択肢として無い。むしろ出力を下げる事で鈍重な機体となりアフターバーナーを多用させてコスト的には全く低減しない可能性すらある。

    装備のオミットに関しても元々の能力低下が出てくるので流石に無い。例え部隊内であるなし混在配備しても装備ありの機体が使えなくなれば無いも同じで戦力低下する。全体的に元々付いている装備あってのF-35の戦闘力。個々に同じ性能を持っていてこその運用のしやすさがあるので、アップグレードでは無くダウングレードによる差が出るならやるべきじゃ無い。

    RAMコーティン無しに関してもいざという時にコーティングすればいいって話は、数時間で満足のいくコーティングができるエビテンス出してからすべきだと思う。いざコーティングが必要になってから悠長に時間かけてコーティングなんてする間があるのかは疑問。ちなみに塗装工程128時間カットで1機あたり1.6万ドル削減とかの話があるのでまっとうなRAMコーティングには日単位かかるんじゃ無いかと思う。

    2
      • 匿名
      • 2021年 2月 25日

      根本的に勘違いしてないか?
      元々の話に出ている4.5+世代機だか5-世代機だかはF-35との混合運用なんか考えてないし、
      「有事の際に5世代機にアップグレード」なんて出来る訳もない。
      それの代わりとしてここで提案されてるF-35ダウングレード機も同じだよ。
      ただ量産効果は一部共有できる、というだけ。

      1
    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    結局この話はデマだったぽいね
    リンク
    もうちょっと安いのが欲しいなぁ程度の構想とも呼べない願望レベルの話をマスコミが大袈裟に膨らませて調達数削減って話をでっち上げたってオチらしい
    渦中の参謀長自身が調達数削減を否定しF-35は素晴らしい性能を誇る今後の米空軍の中核を担う重要な機体であると宣伝してる

      • 匿名
      • 2021年 2月 28日

      JSF氏がツイートしたaviationweekの記事を読んだけど、参謀長が否定したのはForbesが「米空軍がF35は失敗だったと認めた」と書いたことについてで「F35は米空軍の礎だ」と表現して失敗ではない言ってるけど、F35削減を否定はしてないよ。

      削減というよりF35だけでは間に合わないのでF35補完するための戦闘機を増産するかもしれないと言ってる。

      重要なポイントだけ抜き出すと参謀長は平均29年と高齢化した現在の戦闘機戦力はどうするのか10年先、15年先を見据えて考える必要があって、現在のペースでF35を調達すると計画された1,763機を揃えきるには2040年半ばまでかかるため十分ではないと言ってる。

      もし計画されたF35の調達にこだわるなら議会が調達資金を増やす必要があると言っていて、F35を含む戦闘機の生産量を引き上げる必要があると言っているが自分には決定権がないらしい。

      生産量を引き上げるのか引き上げないのかを決定するのはF35を補完するための調査を行う戦術航空研究所で、どうしてもF35にこだわるなら議会がF35の調達ペースを引き上げるための資金を増やさないと無理っていってる。

      あと第6世代戦闘機を開発して調達するために現在のF-35調達資金を奪うつもりはないと言ってるので、多分この分だけを読んでF35削減はないと勘違いしたんじゃない?

      そもそもaviationweekの記事のタイトルが「空軍は第6世代戦闘機を購入するためにF35を犠牲にしない」だから、平均29年と高齢化した現在の戦闘機戦力をどうする過程でのF35削減は選択肢の一つとして残ってるという意味。

      1

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