米国関連

米紙、フーシ派の問題解決には米国の力の限界を理解する謙虚さが必要

ニューヨーク・タイムズ紙は「フーシ派に対する攻撃は米国が最も恐れている状況のエスカレーションに繋がるかもしれない。問題の解決策を見つけるには政治的意志、国際協力、変化し続ける中東地域において米国の力の限界を理解する謙虚さが必要だ」と指摘した。

参考:The Necessary Risk of America’s Military Strikes in Yemen
参考:Houthis Threaten Reprisal Attacks On U.S. Bases In The Region
参考:US launches new strikes on Yemen’s Houthis as conflict escalates

究極的にはパレスチナ国家建設に向けた政治プロセスを開始する以外に中東地域の安定は実現しないだろう

ハマスによる10月7日の奇襲攻撃に対応したイスラエルの宣戦布告後、イエメンのフーシ派はガザ地区のパレスチナ人との連帯を示すため「イスラエルに関連した船舶」や「イスラエルに向かう船舶」への攻撃を宣言、10月27日以降に少なくと27隻の船舶が攻撃が妨害を受けたため、スエズ運河~紅海を経由して欧州とアジアを結んでいたコンテナ船の多くはコースを変更、この影響で上海から英国にに輸送するコンテナ運賃は2,400ドルから1万ドルに跳ね上がったとも報告されている。

出典:pixabay

地中海とインド洋を結ぶスエズ運河~紅海は国際的な主要航路であり、米国にとっても中東地域における核心的利益(紅海の通商と航行の自由)を脅かされたままにするには困難で、1日11日と12日にフーシ派のレーダーシステム、無人機、弾道ミサイル、巡航ミサイルの保管および発射施設を攻撃し、政治的にも軍事的にも「強硬な姿勢」と「強い意志」をフーシ派とイランに見せつけたと評価されているが、ニューヨーク・タイムズ紙は「この攻撃は米国が最も恐れている状況のエスカレーションに繋がるかもしれない」と指摘した。

ニューヨーク・タイムズ紙が指摘した不確実性は「中東の民兵組織を軍事力だけで抑止したり政治的に敗北させたことが殆ど無い」「イランがフーシ派を抑え込めるだけの影響力を持っているのか不明瞭」「仮にイランが支援を止めてもフーシ派が保有している武器使用を止めるのは難しい」「フーシ派はイエメンの国家財政と資源を掌握しているため論理的には独力で経済的に生き残ることが可能」の4点で、さらに今回の攻撃でどれだけのダメージを与えたのかも分かっていない。

出典:U.S. Central Command

フーシ派の報道官はアルジャジーラの取材に「今回の攻撃で人的にも物質的にも損害はない」と述べて「強力な報復」を宣言、バイデン大統領も「非道な攻撃を続けるなら追加の攻撃を命じる」と警告しており、フーシ派が作成した報復リストには中東に展開する米軍の拠点(サウジアラビア、ヨルダン、アラブ首長国連邦、カタール、バーレーン、イラク、クウェート、シリアなど)が含まれている可能性が高く、特に紅海の対岸に位置するジブチのキャンプ・レモニエはイエメンから160kmしか離れていないため報復リストの最上位にあるはずだ。

フーシ派政治局のモハメド・アルブカイティ氏も「確かに報復のための標的リストは存在するが、それは米国のエスカレーション、各国の立場、基地を提供している国が(フーシ派の攻撃に)使用を許可するか禁止するかにも左右され、今のところ明確な基準はない」と述べており、仮にフーシ派が報復に出れば米国には殆ど選択肢がないため「追加の軍事措置」を講じなければならず、米国が最も避けたい状況のエスカレーションが完成してしまう。

そのためニューヨーク・タイムズ紙は「軍事的アプローチだけでなく効果的な外交を追求しなければならない」と提案している。

フーシ派が攻撃した船舶の中には「イスラエルに関連した船舶」や「イスラエルに向かう船舶」ではないものもあり、ニューヨーク・タイムズ紙は「ガザでの停戦を実現すればフーシ派の攻撃を止めることは出来なくても、フーシ派の脅威に対処する大きな国際的枠組みを構築できるかもしれない。フーシ派が無謀であればあるほど脅威に対処する国際的なコンセンサスが広がり、厳しい経済制裁の適用やテロ組織としての再指定など外交的圧力は大きくなる」と指摘し、以下のように言葉で記事を締めくくっている。

出典:The White House

“この問題は国際社会がフーシ派を放置し続けて拡大を許してきたことに原因があるが、まだ手に負えない段階まで来ていない。解決策を見つけるには政治的意志、国際協力、変化し続ける中東地域において米国の力の限界を理解する謙虚さが必要だ”

フーシ派の軍事的能力を「限定的な空爆」のみで何とかしようというのは不可能に近く、ガザでの停戦も(ハマスではなく)パレスチナ人に配慮したものでなければ意味がなく、究極的にはパレスチナ国家建設に向けた政治プロセスを開始する以外に中東地域の安定は実現しないだろう。

出典:Prime Minister of Israel イスラエル南部の首長達と会談するネタニヤフ首相

仮にガザでの停戦がイスラエルに配慮したものになるならフーシ派やイランに付け入る隙を与えるだけだ。

関連記事:空爆だけでフーシ派の脅威を根絶するのは困難、紅海に誰も戻ってこない
関連記事:イスラエルのやり方はテロリストを増やすだけ、ハマスと住民の分離に繋がっていない
関連記事:パレスチナ自治政府のシュタイエ首相、ガザを攻撃してもハマスは消滅しない
関連記事:ネタニヤフ首相、国際的な圧力には屈せず必要なら世界にも立ち向かう

 

※アイキャッチ画像の出典:Photo by Petty Officer 1st Class Ryan Seelbach

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コメント

    • ひろゆき
    • 2024年 1月 14日

    イスラエルに政治を干渉されキリスト教原理主義をコントロールされた結果がこれ
    味方にいるだけで米国の外交政策が動脈硬化起こすしてそのとばっちりが日本にくるの本当に笑えないわ
    米国に踏み絵を踏まされタンカーを攻撃される日本の気持ちをイスラエルを擁護する時なみに理解してくれよ米国さん

    68
      • たむごん
      • 2024年 1月 14日

      日本は、仰る通り、火の粉をかぶるような形になっていますね…。

      18
      • うくらいだ
      • 2024年 1月 14日

      本当その通りですね
      外交的アプローチしようにも根本のガザ問題でのイスラエル擁護の正統性はほぼ失われていますし、イスラエルも方針転換する感じにはみえませんから、エスカレーションは既定路線に入ったのかもしれないですね。

      16
    •    
    • 2024年 1月 14日

    イランの工科大学では各国から留学生を受け入れており
    民生用のパーツをかき集めて兵器を作る術を教えている
    もはやイランが支援しなくても作れてしまうだろうね

    28
      • マダコ
      • 2024年 1月 14日

      パレスチナ国家の建設、つまるところ、この問題を解決しなければ、この先の進展は望めないでしょう。そのくらい、この問題は深刻ですし、言うなれば、英国に続き、覇権を獲得した米国の責任でもあります。まずもって、パレスチナ、そしてクルド等の民族問題は、早期に解決するべき問題でした。解決が困難な事は理解しますが、今のままでは、自国の世論もまとめきれない状況に陥るでしょう。そのくらいは、多くの人の知るところになってしまったのではないでしょうか?

      13
        • マダコ
        • 2024年 1月 14日

        失礼、レスになってしまいました。
        申し訳ありません。

        2
    • 58式素人
    • 2024年 1月 14日

    陸上戦力を出したりしてはいけないでしょう。
    海峡の反対側のソマリアでの経験もあるでしょうし。
    ナセル時代のエジプトも、一度、陸軍を出して失敗しています。
    海空からの封鎖で良いのでは。できるだけ費用のかからない形で。

    4
    • 匿名さん
    • 2024年 1月 14日

    バイデン政権の外交は、とにかく後手後手の対応で、リーダーシップに必要な強い意志を感じない。
    その結果、言うことはコロコロ変わり矛盾してる上、やってることはちぐはぐ。

    ブリンケンとサリバンの不仲や、国防大臣の緊急入院を数日知らなかった、バイデンのペットの犬が原因で、大統領とシークレットサービスの信頼関係もガタガタ。

    要するに、司令塔であるはずのホワイトハウスが混乱しているから、世界中に悪影響が出ている。
    80歳の人間の執務能力は、我々が思っているより、はるかに低い可能性があるし、今後は大統領選に軸足が移っていく。

    アメリカだけでなく、日本、イギリス、ドイツ、フランスと、主要国のリーダーが総替わりする過渡期に入るから、どうなることやら。

    30
      •  
      • 2024年 1月 14日

      ペットの話は初めて聞きましたが、調べたら最初にホワイトハウスに越してきた時のシェパードと、ホワイトハウスに来てから飼い始めたシェパードの、別の2匹が連続噛みつき事件を起こしているんですね
      スタッフも大変だなあ

      20
      • たむごん
      • 2024年 1月 14日

      バイデン大統領は、外交が強いと言われていましたが、結果だけ見れば仰るように微妙に感じています。

      17
    • BAKA
    • 2024年 1月 14日

    当たり前の事を書いてるように思います
    当たり前の事を実行できない、現政府への批判ですかね?

    16
      • 歴史と貧困
      • 2024年 1月 14日

      いや、当たり前であるはずのことを当たり前にこなすって、とても大事なことだと思いますよ。
      発電所の定期点検でも、最初の5年はともかく、10年目以降になるとどんどん設備は劣化するのに点検は杜撰になったりしますから。(今まで動いていたのだから、まあ大丈夫だろう。という、とても恐ろしい精神)

      政権や国体も同じことが言えますが、「初心忘るべからず」は本当に基礎であり、貫徹するのが難しい。

      23
        • Whiskey Dick
        • 2024年 1月 14日

        火力発電所は法定点検が2年若しくは4年毎にあり、補機類も数多くあるので点検はかなり厳しい印象です。火力発電所の運転開始2~3年は初期トラブルが多く手間が掛かり、10年以降は補機類が老朽化するため機器更新が必要になる、初期トラブルが解決され運用が安定したらルーチン作業になりやすいんでしょうか。
        因みに水力発電所や変電所は完成検査以外に法定点検の規定が無いので、メンテナンスはかなりいい加減です。水力発電機の分解点検なんて10年に一度ぐらいだし。太陽光発電所や変電所は可動部が無いため外観や測定値に異常が無ければ基本放置です。

        20
          • いんど
          • 2024年 1月 15日

          >発電所の定期点検でも、最初の5年はともかく、10年目以降になるとどんどん設備は劣化するのに点検は杜撰になったりしますから。(今まで動いていたのだから、まあ大丈夫だろう。という、とても恐ろしい精神)

          歴史と貧困さんはお詳しいように見えて、法規や実態はご存知ではなく、ご自身のイメージで書いてらっしゃるんだと思います。

          5
      • 1.44スキー
      • 2024年 1月 14日

      当たり前をこなして維持するって結構難しいよね。

      14
    • たむごん
    • 2024年 1月 14日

    中東は、本当に難しい地域ですね。

    アメリカ海軍(他国軍)にとって、スエズ運河~紅海~アデン湾のルートが使えなくなるため、(海運だけでなく)移動が非常に遅くなる事になります。

    6
      • 匿名
      • 2024年 1月 15日

      「難しい地域」じゃなくて、欲に目が眩んだ連中が好き勝手やった挙げ句「難しくしちゃった地域」なんだよなぁ…🙄

      正直、西側社会が中東を厄介者扱いできる資格は無い筈だが

      13
        • たむごん
        • 2024年 1月 16日

        これは仰る通りです。
        日本は、中東で独特の立ち位置ですから、英米独仏などと別で考えていました。

        中東の各種問題は、今まで通り、欧米とは上手く距離をとりたいですね。

        2
    • つぐみ
    • 2024年 1月 14日

    ウクライナの戦争で収拾がつかなくなり、さらに中東でも戦線を拡大して中国にとってより理想的な台湾侵攻の国際情勢が形成されつつあるね

    こんだけ世界中にアメリカの軍事的リソースをばら撒いてたら、全部の戦線で中途半端な結果しか残せないように思える

    18
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2024年 1月 14日

    突き詰めるとイスラエルの存在と火種を作ったイギリス、ゴリ押ししたアメリカが悪い
    責任を持って問題を根本的に解決するか、どこまでもイスラエルと共に戦火を拡大してくかでしかないでしょう

    とはいっても人権・人道に配慮しなければならないご時世にどこまで強気に物事を進められるのかは疑問ですけど

    17
      •   
      • 2024年 1月 14日

      イギリスは火種を作ったのかというと疑問ですね

      シオニズム運動なんてイギリス統治以前からあった
      イギリス当局はアラブ側に配慮し、ユダヤ人の入植制限政策をとってきた→おかげで戦間期には彷徨えるユダヤ人移民船なんて問題もあった

      WW2もイギリス当局はユダヤアラブの共存を指向し、入植制限政策を保持
      これに対してテロ行為を行ったのがシオニスト過激派です
      イギリスはパレスチナ問題を国連に付託、アメリカとソ連がいい加減に線引きをし、これにユダヤアラブ双方が反発し戦争になりました
      ↑イギリスはこれでは戦争になると意義を唱えていた

      一概にイギリスのせいとは言えないと思いますが
      てか共存を拒否した過激シオニストグループが一番ではないかとね

      31
    • ふむ
    • 2024年 1月 14日

    最終段落まるっと同意

    口先だけイスラエルを止めるポーズしても、弾薬等の支援はガンガンしてるんじゃイスラエルの暴走は止まらず中東は不安定化する一方でしょうね
    イスラエルが入植断念するまで支援止めるとか、イスラエル側にブレーキ踏ませてパレスチナ人安心させるのが中東の平和実現への道と思います
    暴力でパレスチナや周辺勢力追い詰めても窮鼠になるだけかと

    24
    • a
    • 2024年 1月 14日

    米紙にしてはなかなかの論評だが、
    >この問題は国際社会がフーシ派を放置し続けて拡大を許してきたことに原因があるが〜
    の箇所についてはアメリカメディアの限界というか驕りだなと思う
    サウジアラビアの露骨な内政干渉でろくに支持されていない暫定政府が生き残っているわけで、本来外国勢力の干渉がなければフーシがイエメンを制圧してる
    そもそもフーシ派が悪という前提が明らかに間違っている
    真っ当な選挙で選出された文民政権が支持なきフーシ派が武力で制圧したとかならフーシ許すまじでいいんだが、イエメン国内的に正統性があるのはフーシ派なんですわ
    フーシ派が内戦で戦ったハーディー大統領はアラブの春で倒れたサレハ独裁政権下で副大統領だった男ですよ?
    ハーディーに22年に権力を譲ったが、それは居住していたサウジアラビアの圧力によってですよ?
    サウジアラビアによって指名された男(そいつもサレハ政権下で大臣やってた)がイエメン政府のトップってそっちの方がおかしいでしょ
    フランス革命、南北戦争、明治維新
    西側諸国も暴力的な過渡期を経て今があるのだから、内戦をただ止めることは本当にやめた方がいい

    40
    • 皇宮
    • 2024年 1月 14日

    大抵空爆だけじゃ解決出来ないし歩兵を投入すると泥沼になるんだよな。どうすればいいのか。

    6
      • ふむ
      • 2024年 1月 14日

      イスラエルに安保理決議497号2334号に基づき占領地入植地から撤退させて、ガザ周辺ヨルダン川西岸周辺にPKO入れて物理的に距離置かせるとかですかね
      イスラエルはアメリカの支援無ければ立ち行かない立地なので、アメリカ自身にやる気さえあれば楽勝でしょう

      東エルサレムは西エルサレムとゼロ距離なんで処遇難しいですが、残りほとんどは70年も隔離続ければ沈静化するはず…

      16
    • 暇な人
    • 2024年 1月 14日

    米軍が頑張って陸上戦するしかないでしょう、
    イエメン相手にかわりに陸軍出してくれる国なんて中東にはありません、
    UAEとかソコトラ島占領してる国ありますけど、イエメン本土と戦争する度胸なんてありませんよ
    サウジらが爆撃してても政権側に勝利しているのがフーシ派なんですから

    3
      • ふむ
      • 2024年 1月 15日

      それこそ記事タイトルの通り、「米国の力の限界」に直面してアフガニスタンコース辿りませんかね…?

      何処かの侵攻に対して兵を投入して侵攻軍を殲滅する攻撃能力はあっても、
      相手のホームに兵投入して戦力殲滅、かつ復活せぬよう民意を鞍替えさせるまで占領続けながら慰撫する警察力と財力は今のアメリカには捻出できないかと
      (その力が無いとは言いませんが、新自由主義捨てて戦時体制整えて重税化累進化くらいはしないと捻出できないと考えます)

      13
    • 下僕
    • 2024年 1月 15日

    100兆円も予算使って整備した軍事力で山賊まがいのフーシ派ごときのミサイル発射にすら報復できないとは!

    2
    • 名無し
    • 2024年 1月 15日

    サウジがフーシ派を空爆していた時に非人道的だとかいって非難してたのはどこの国でしたっけ…?(すっとぼけ)

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