米国関連

バイデン大統領、少数のATACMS提供をゼレンスキー大統領に伝達か

米国が21日に発表した支援パッケージにATACMSは含まれていなかったものの、NBC、WSJ、ワシントン・ポスト紙は「バイデン大統領がゼレンスキー大統領に少数のATACMS提供を伝えた」と、BBCも「米国がウクライナにATACMSを提供する」と報じている。

参考:Biden tells Zelenskyy that U.S. will send Ukraine ATACMS long-range missiles
参考:Biden Told Zelensky U.S. Is Willing to Provide Long-Range ATACMS Missiles
参考:What are ATACMS, which the U.S. is nearing a decision to send to Ukraine
参考:Ukraine war: US to give Kyiv long-range ATACMS missiles – media reports

単一弾頭タイプのATACMS提供ならクリミア大橋の破壊に役立つ可能性がある

バイデン大統領は21日、ゼレンスキー大統領の訪米に合わせてHIMARSの追加弾薬、クラスター砲弾、対戦車ミサイルなどが含まれるウクライナ支援パッケージを発表したが、ウクライナが要求してきた長距離攻撃兵器=ATACMSは含まれていなかった。

出典:Photo by John Hamilton M270から発射されたATACMS

しかしNBC NEWSは22日「ATACMS提供協議に詳しい3人の政府高官と議会関係者は『バイデン大統領がゼレンスキー大統領に少数の長距離攻撃兵器提供を伝えた』と語った。さらに議会関係者は『まだウクライナに提供するミサイルの種類と数については議論が行われている』と付け加えた」と、WSJも「バイデン大統領は長距離攻撃兵器を提供する用意があるとゼレンスキー大統領に伝え、関係者によれば少数のATACMSが数週間以内に、さらに多くのATACMSが長期的に供給される可能性がある」と報じている。

ワシントン・ポスト紙も「複数の関係者によればバイデン政権は長距離攻撃兵器に関する発表を間近に控えており、米国はM74子弾を内包したバージョンのATACMSを提供する」と報じており、これらの報道を引用したBBCも「米国がウクライナにATACMSを提供する」と報じているが、まだ米国もウクライナも「米メディアの報道内容」を公式に確認していないと指摘した。

出典:Photo by Natasia Kenosky 製造中のATACMS(現在ATACMSは海外の顧客向けに年間500発程度生産されているが米軍は調達していない)

因みにABCは今月10日「当初評価よりも多くのATACMSを保有していることが判明し、今後の安全保障パッケージにATACMSを含める可能性が高い」と報道、ロイターも今月11日「バイデン政権はクラスター砲弾の効果を見て子弾を内包するATACMSとGMLRSの提供を検討している。検討中のATACMSは約300発の子弾を、GMLRSは約400発の子弾をばら撒くことが出来るものの最終決定には至っておらず、戦いのエスカレーションを招く判断されれば提供見送りの可能性もある」と報じていたことがある。

バイデン大統領がATACMS提供に消極的なのは「保有量が少なくウクライナに提供すれば自国の安全保障に影響が出る」という報告を受けているためで、米国はクラスター砲弾が効果的な働きを見せたため「除外していた『M74子弾を内包するM39やM39A1の提供』をテーブルの上に乗せた」という意味だ。

出典:Philipp Hayer/CC BY-SA 3.0

果たしてATACMSを提供するという報道は事実なのかどうか気になるが、米国がATACMSの提供に踏み切るとドイツがKEPD350の提供に踏み切る可能性が高い。

関連記事:米国がクラスター砲弾を含むウクライナ支援を発表、ATACMS提供は見送り
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関連記事:クラスター砲弾の到着で戦場の様子が変化、ロシア軍の火力支援量が低下
関連記事:ドイツ与党、KEPD350の提供はATACMSとセットでなければならない

 

※アイキャッチ画像の出典:U.S. Army photo

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コメント

    • 鼻毛
    • 2023年 9月 23日

    戦いのエスカレーション…
    これ以上どうエスカレーションするのか
    インフラ攻撃がやりすぎだった気がする
    あとはもう核攻撃くらいしかない

    25
    • XYZ
    • 2023年 9月 23日

    クラスター弾頭タイプであれば破壊力は落ちますから、クリミア大橋の破壊には使えませんので供与できると判断したのでしよう。

    本命はドイツのタウルスミサイルの供与です。
    戦車の前例から実際に現地に到着しなくてもアメリカが類似兵器の供与を発表すればドイツは供与するでしょう。
    これでクリミア大橋も狙えるようになり、ロシアは防空システムの橋周辺への集中配備を強いられます。
    橋の破壊がベストですが、これだけでも効果が期待できます。

    30
      • zerotester
      • 2023年 9月 23日

      私もKEPD350のほうが本命だと思いました。ウクライナはクリミア大橋の破壊に執念を燃やしているし、実際ロシアにとってウイークポイントなので狙うはずです。

      むしろクラスター弾タイプのATACMSの使い道はなんでしょうか。深いところにある陣地の破壊? 面制圧に使うにはもったいない気もしますが、司令部など高価値目標ならいいのかもしれません。

      いっそ飽和攻撃のためにクリミア大橋に使うかもしれません。ウクライナのやり方だと無人機など使えるものは駆り出して同時攻撃するでしょうから。

      9
        • ななし
        • 2023年 9月 23日

        クラスタータイプのATACMSは戦闘ヘリの野戦飛行場を狙うなんて言われてますね

        36
          • zerotester
          • 2023年 9月 23日

          それは確かに高価値目標ですね。ウクライナ領内ならどこでも攻撃できるようになったので、ロシア側としては対空兵器を配備するべき場所が増えて厄介でしょう。

          25
    • mun
    • 2023年 9月 23日

    支援内容にATACMSが含まれない事を知り
    思ったことは「またか」でした
    ネット上を見てますと、同じ様に感じた方も多いようです

    この期に及んでまた出し渋りかという意味です、もう驚きませんが
    アメリカの武器供与は巨額になっていますが
    それはウクライナが勝ちすぎないよう調節をしているため
    ずるずると戦争が長引いてしまっているせいで
    支援額が巨額に膨らんでいる側面があると思います

    もう意図的にウクライナを勝たせないようにしているのを
    隠しもしないんだな、とも思いましたが
    さすがのアメリカも、周囲の冷たい視線に気付いたんでしょうかね

    11
      • 名前
      • 2023年 9月 23日

      アメリカが意図的に勝たせないようにしているんだっていうのも陰謀論の類いとしか思えないですね
      どこの国にも都合はあるでしょうに

      67
      • たか
      • 2023年 9月 23日

      意図的に勝たせないようにしていると言うのは陰謀論的解釈でしょう。当然、核エスカレーションは避けなければならないので、ウクライナが一気に勝つことでロシアにレッドラインを意識させてしまうのは、アメリカも避けている、というのが実際でしょう。じわじわとロシアが疲弊しながら負けてて、今更核を使っても仕方ないという状況に持ってければ良いということ。

      21
      • あばばばば
      • 2023年 9月 23日

      アメリカはわざと勝ちすぎないように調整しているのではなく、自縄自爆をする悪癖が昔からあって、行動を起こして状況を悪化をさせる事がやたらと多いだけだぞ。
      国共内戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争から中東での戦い、2000年代以降の兵器開発まで、何かしら自分でリミットかけて自爆している国だから今の状況はアメリカの天然が原因である。
      唯一うまくいったのは、全力を尽くした太平洋戦争くらいだし

      5
      • mun
      • 2023年 9月 23日

      陰謀論と言われてもかまいませんけども

      安全保障条約を結ぶ同盟国のいち国民としては
      いざ有事にアメリカがちゃんと一緒に戦ってくれるのか
      信用できるのかという事は考える必要がありますので
      疑いの目を持って見ることもしますよ

      ウクライナはアメリカと軍事同盟を結んでいるわけではないとはいえ
      ロシアの侵攻に関してはアメリカも一定の責任がある立場ですし
      これは西側と東側のせめぎ合いの戦争としての側面もあり
      そういう意味ではアメリカは当事者と言っても過言ではありません
      アメリカがどのような態度を取るのかは当然注目しています

      もしもアメリカがウクライナを見捨てるのであれば
      アメリカと同盟を結ぶ国々にとっても見過ごせない事です
      アメリカ信用はかつてないほど失墜する事になるでしょう
      我々日本人にとっても死活問題に直結する事です

      14
      • 2023年 9月 24日

      アメリカも砲弾製作工場が、第二次世界大戦のものだったりと、アメリカ自身が使わない兵器の生産体制は怠ってましたからね。
      また、アメリカは朝鮮戦争時代の大量の武器保管しており、今回ウクライナ義勇軍に提供して倉庫があくまで、旧式武器で倉庫占有されていましたからね。

      • 匿名
      • 2023年 9月 26日

      陰謀論としてくくってしまうとうさん臭くなるけど、
      すでに戦争が長引くことで得られたものをいくつか見ている気がする
      ロシアの影響力低下と、ロシアに安全保障を依存してる場合の先行き不透明さ、
      NATOの加盟国も増えて各国の国防費も増額と兵器の更新、
      戦争のスピードを望む結果を得られるようにコントロールしてても何も不思議じゃない
      アルメニアみたいにロシアから切り離せる国はまだあるかもしれないし、結果的に戦争が短期で終わってれば得られなかったものもあるよなっていう
      安保理だって今回の件で改革しようという話になってるし

      1
    • パイテン
    • 2023年 9月 23日

    バイデンはこの任期中にしっかりウクライナを勝たせる方が良い。
    このままだと来年の大統領選で負けるし、トランプはウクライナ支援を止めかねない。
    米国が支援を止めてウクライナが負けたらもう多くは(本音では)米国から離反すると思う。

    33
      • たむごん
      • 2023年 9月 23日

      バイデンは、中途半端ですよね。
      ウクライナ戦争前に、米軍を派遣しないと失言してしまいましたし。

      トランプが共和党支持率1位であり、共和党支持率3位のラマスワミはトランプをより過激にした候補者で支持率が伸びています(両者の関係は良好です)
      アメリカの政治動向次第なので、来年のウクライナ情勢は読めないですね。

      18
      • ななしの主計兵
      • 2023年 9月 23日

      お言葉を返すようですが、共和党が政権を取って責任ある立場になったら
      ウクライナ支援は継続するような気がします
       (アメリカ国民向けの説明)
       民主党はアフガニスタンで負けた、共和党はウクライナで勝った
       Make America Great Again !

      10
    • 航空太郎
    • 2023年 9月 23日

    KEPD350タウルス巡航ミサイル(ドイツ、スウェーデン共同開発)はステルス性能あり、射程500km、弾頭重量481kgと、イギリスのストームシャドウと同じか、一回り大きい感じなので似た使い方ができますけど、発射プラットフォームはトーネードIDS、F/A-18、F-15K、試験済がサーブ39、タイフーンとのことなので、また発射母機の魔改造が必要になりますね。
    今、ストームシャドウの発射母機をやってる機体とは別の機体を魔改造することになるでしょうけど、機体が融通できるのか気になるところです。F-16でも撃てませんからね。

    13
    • emp
    • 2023年 9月 23日

    アメリカにとっては変えの効かない装備だからな
    INFによってATACMSはICBMを除く最大射程の兵器
    中射程の兵器はまだ開発も配備も出来てない
    ICBMは誤認リスクがあるし、高価すぎるから、たとえ通常弾頭でも使えない
    在庫を確保しときたいのは分かる

    20
    • 58式素人
    • 2023年 9月 23日

    HIMARSの時のように、少し渡して効果(戦果)を観測するのでしょうか。
    互いに航空優勢が拒否された戦場での使い勝手を観測するつもりでしょうか。
    クラスタータイプは、きっと飛行場の制圧に有効でしょうね。
    橋に対してはどうでしょう。BAT弾頭はあまり向いていないような。
    橋を壊す本命は、誘導爆弾か大型巡航ミサイルで、横から橋脚の破壊と思います。

    7
    • ウルフリック
    • 2023年 9月 23日

    クラスター弾道付きATACMSの用途は航空基地の破壊でしょうな
    現状のロシア軍の火力投射はCASを中心とした航空支援が主体になっていて、ウクライナ軍にとって大きな脅威になっています
    供給されるのがブロック1かブロック1Aなのかは定かではないですが、射程は短めだが弾子の多いブロック1で射程100マイルですから、ロシア軍の攻撃ヘリ部隊を戦場から駆逐するには十分でしょう

    12
      • 7743
      • 2023年 9月 24日

      地雷原への対応もある程度こなせるようになった今、攻撃ヘリさえいなくなれば、戦車もかなり動かしやすくなると思われます。泥濘期が来る前に西側諸国が期待したような戦車の活躍が見られるといいですね。

      1
    • なか
    • 2023年 9月 23日

    ATACMSの用途としてクリミア大橋の破壊をあげる向きもありますが、ストームシャドウやUSVで破壊しきれないものを、数発のATACMSを使ったところで破壊するのは無理じゃないでしょうか。

    橋板は破壊しても修復されてしまいますし、橋脚は大量にありますから、一部壊しても修復可能でしょう。地道に巡航ミサイルとUSVで橋桁と橋脚を1つずつ壊していくしかないのではないでしょうか。

    10
      • たむごん
      • 2023年 9月 23日

      仰る通りと思います。

      橋の構造上、そもそも爆発エネルギーが、四方に逃げやすいですからね。

      3
    • lang
    • 2023年 9月 23日

    時事通信によりますと歳出削減を求める共和党強硬派と影響力行使したいトランプが予算成立を妨害してるらしく

    来年のウクライナ支援を含む国防予算の採決は失敗、ゼレンスキーは議会演説を希望するも共和党が拒否

    本当に大丈夫なんですかね?

    15
      • 名無しさん
      • 2023年 9月 24日

      アメリカの予算成立をかけた攻防は、ある意味、選挙前の恒例行事のようなものです。
      期限までに成立しなくて、一部の事業に予算がつかなくなることもあります。
      そのたびに「アメリカの公共サービスが停止する」「米国債が暴落する」などと騒がれますが、結局は妥協して成立します。

      2
    • ななし
    • 2023年 9月 23日

    ストームシャドウでセヴァストポリのドックと黒海艦隊司令部は吹き飛ばしたので、クラスター弾頭のATACMSが手に入るとしてターゲットにする価値がある標的は空軍基地かクリミア大橋ですかね。
    トラック爆弾でやったように燃料タンクの貨物列車が通るタイミングで着弾するように調整すれば、列車橋を再度炎上させることも可能でしょうし。
    まだいくつかあるS-400が設置された対空ミサイル・コンプレックスを狙うというのもありそうですが。

    4
    • Minerva
    • 2023年 9月 23日

    GMLRSのM30をなぜ供与しないのか理解に苦しむ
    これがなぜATACMSと同一視されて同じ検討のテーブルに乗っているのか
    射程が同じ通常弾頭やクラスター砲弾が供与されているんだからハードルは低いはず

    5
    • ido
    • 2023年 9月 23日

    ATACMSもいいですが春に話題になってたGLSDBはどうなったんでしょうか。9ヶ月くらいで提供が可能と言っていた記憶があります。生産ライン等現在の状況が気になりますね。

    4
      • くらうん
      • 2023年 9月 23日

      GLSDBは10月頃の出荷予定です。

      5
    • ひまわり
    • 2023年 9月 23日

    地対空ミサイルを地対地ミサイルに改造できるウクライナなら、供与されたATACMSを誘導装置も含めて単弾頭型に改造することは可能なのでは。
    ブラックシャドウと同じ使い方をウクライナが約束するのであれば、アメリカとしても改造を黙認ないし技術的支援をしうると思うんだが。

    0
      • バーナーキング
      • 2023年 9月 24日

      S200の対地転用の話ならプログラム変更かせいぜいシーカーの変更でしょう。
      本来の意図と違う対空弾頭を200kgの弾頭重量に物を言わせて効率度外視して対地に使ってるだけで弾頭を改造した訳じゃないので「だから(全く構造の異なる)単弾頭型にも改造できるやろ」は無理難題かと。

      3
    • ひまわり
    • 2023年 9月 24日

    単弾頭のATACMSはハープーン用の弾頭を使用してて、そしてウクライナはハープーンの供与を受けてる。
    つまり、弾頭自体はあるといえるはず。
    ぶっちゃけフェアリングに収まればネプチューン用でもトーチカ用でもなんでも良いと思うけど、ATACMSの改造に関しては、障壁はソフトウェアなどの制御上の部分だと思う。
    コードなどに関して開発国の支援が受けられない限り容易ではないかもしれないけど。

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