アウディーイウカについてロシア人ミルブロガーが運営するRYBARも、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも「ロシア軍がステポヴェ方向で成功を収めている」と報告、さらにDEEP STATEは「状況はウクライナ軍有利とは程遠くマンパワーの面で完全に敵が有利だ」と主張した。
参考:Что происходит в зоне СВО: хроника за 3 декабря
参考:Два майора
参考:Бої на північному фасі Авдіївського виступу
参考:на фронті станом на кінець доби 3 грудня 2023 року
アウディーイウカ南西方向の状況は良くわかっていないが、ステポヴェ周辺の状況は視覚的証拠によって裏付けられている
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは3日「ステポヴェ東郊外と集落の南側でロシア軍が支配地域を広げることに成功し、コークス工場付近でも戦闘が続いている」と報告し、アウディーイウカの南西でも「ヴォーダインやオプトネからの前進がトネネキーやシュベルネに肉薄している」と主張、ロシア人ミルブロガーのДва майораも「南の工場地帯を制圧したロシア軍がコテージ村への攻撃を開始した」と報告している。
ウクライナ人が運営するDEEP STATEも「アウディーイウカの北側が最も困難な地域で敵は装備を人員をクラスノホリフカに移動させ続けており、この集落自体が敵戦力の集結ポイントとなって西の攻勢地点に戦力を供給している。ロシア軍は全て線路とその側面を確保して懸念されているオケレタインへの攻撃を開始しようとしている。さらにロシア軍はベルディチに到達するためステポヴェを包囲しようとしており、既に集落の東郊外にロシア人が定着し、集落の南側でもロシア軍が森林ゾーンの沿って前進してステポヴェを守るウクライナ軍を圧迫している。この動きはコークス工場を攻めるロシア軍の援護という側面もある」と指摘。
さらに「アウディーイウカに対する攻撃でロシア軍は損失を被って疲弊しているものの、新たな予備戦力が投入されているため攻勢は全く衰えておらず、ウクライナ軍が有利な状況とは程遠い。残念ながらマンパワーの面で完全に敵が有利だ」とも指摘したが、トネネキーやシュベルネへの攻撃は成功しないと主張。
新たに登場した視覚的証拠も双方の主張の一部を裏付けているが、トネネキーやシュベルネへの攻撃を裏付ける視覚的証拠は見つかっておらず、アウディーイウカ南西方向の状況は良くわかっていない。
- Ⓐ=ウクライナ軍がFPVでステポヴェ集落のロシア軍兵士を攻撃
- Ⓑ=ウクライナ軍がFPVで線路沿いでロシア軍兵士を攻撃
- Ⓒ=ロシア軍兵士がウクライナ軍陣地を制圧する様子
- Ⓓ=ウクライナ軍兵士がロシア軍兵士を殺害した様子
- Ⓔ=ロシア軍がコークス工場内のウクライナ軍車輌を攻撃する様子
- Ⓕ=ロシア軍がFPVでウクライナ軍陣地を攻撃する様子
- Ⓖ=ウクライナ軍がFPVでロシア軍兵士を攻撃
- Ⓙ=ロシア軍がFPVでコテージ村のウクライナ軍陣地を攻撃する様子
どちらしてもDEEP STATEはアウディーイウカ北側におけるロシア軍の攻撃意図について「コークス工場への直接攻撃」「ステポヴェからベルディチ方向への前進」「クラスノホリフカの北と西の線路沿いを確保してオケレタインへの前進」を挙げており、その全てはアウディーイウカに通じる唯一の舗装道路(O-0542)の遮断に関係している。
特にオケレタインへの前進は周辺よりも標高が高い地域を抑える意図があり、他の攻勢方向を合わせるとアウディーイウカを守るウクライナ軍への圧力は相当なもので、もしロシア軍のアウディーイウカ包囲を根本的に阻止するならノボカリノベからクラスノホリフカ方向に反撃するか、ペルヴォマイスキーからヴォーダイン・オプトネ方向に反撃するかのどちらかだが、ロシア軍が多方面で攻勢に出ている=戦力が拘束されているためウクライナ軍にその余裕はないのだろう。
因みにウクライナ・プラウダ紙は4日「ゼレンスキー大統領はザルジニー総司令官を迂回して一部の司令官と連絡を取り合っており、ザルジニーは全軍を指揮することが出来なくなっている。ゼレンスキーは2種類のウクライナ軍を持っており、1つはお気に入りのシルスキー大将などが指揮する良いウクライナ軍で、もう1つはザルジニー総司令官に従う悪いウクライナ軍だ」と報じている。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
『1つはお気に入りのシルスキー大将などが指揮する良いウクライナ軍で、もう1つはザルジニー総司令官に従う悪いウクライナ軍』
赤軍と白軍ですか?
以前の記事の投稿で、ゼレンスキー大統領をスターリンと揶揄しましたが、正しくはロシア帝国最後の皇帝、ニコライ2世 の間違いだったようですね。
ウクライナにとっては冗談にもならないですが、指揮系統が2つある状態で、数と砲弾で優るロシア軍と戦えと命じられる兵士達が余りにも哀れでしかない。
まあシルスキーも間違い無く優秀なので頼みにするのも判るが、こうなるとシルスキーとザルジニーの関係が気になるところよね
ザルジニーは抜擢人事で一方でシルスキーはウクライナ最後の上級大将だし
今のゼレンスキーにとってはロシアに勝つよりザルジニーを蹴落として大統領の椅子をキープすることが優先事項になってるんだろうな。
ロシアにとってはウクライナ軍の弱体化に貢献してくれる功労者だよ。
バフムト攻勢に失敗し軍内の評判が悪いシルスキーを持ち上げるとは…。ヒトラーの命令にいつも忠実だったフェルディナント・シェルナーみたいです(最もシェルナーは撤退戦においては優秀でしたが)。また個人的に注目しているのは、日本においても著名なウクライナ人ボランティアのボグダンさんもゼレンスキーとザルジニー総司令官の確執を取り上げたことです。ここまで各所で噴出しているとなるとゼレンスキーはもはや国家の敵のように見えます。
なんで矢鱈とヒトラーに喩えたがるのかは置いとくとして
しいて言うならシルスキーはルントシュテットでしょ
ザルジニーは能力は別としてポジション的にはロンメルかな?
皮肉ですよ皮肉。 あとルントシュテットはドイツ国防軍における長老的な役割を担い、ヒトラーに意見を言える反骨精神を持つ数少ない存在でしたからシルスキーとは違いますね。加えてルントシュテットは軍内からも親愛を寄せる人間が多くいましたし。
シルスキーはバフムートでの人的損失度外視の稚拙な防御戦術見てれば指揮能力にかなり難がある人物だってわかりそうなものですが…
シェルナーの防御戦術に見られるのは犠牲者を厭わない残忍な手腕です。ゲッベルスの言葉を借りれば「彼の麾下の兵は、前に進めば死ぬかもしれないが、後退すれば必ず死ぬということを心得ていた」と。別にシルスキーが固守したバフムトも瓦解した訳ではないですし。ちなみにシェルナーは勲章を巡るいざこざでロンメルとはめちゃくちゃ仲が悪いです。
シルスキー将軍はザルジニー大統領に忠実ですからねえ……。
個人的な印象としてはキーウ防衛やハルキウ反攻といった手柄を上げましたが重要な戦での失敗が多いシルスキー将軍は新田義貞。
政治に振り回されて優秀な能力を十全に振るえないザルジニー総司令は楠木正成のようだなと思ってます。
謀略と工作大好きブダノフ将軍など、ウクライナ軍の将軍たちは個性豊かで面白いですね。
✕ザルジニー大統領
○ゼレンスキー大統領
キーウが政情不安の折にとんでもない書き損じをしてしまった……。
お恥ずかしい。
ゼレンスキー大統領、本土決戦中に、指揮系統を分断し始めましたか…
ドニエプル川南部の渡河作戦、タイミングや意図が意味不明でしたが、ゼレンスキー大統領お気に入りに指示を出したと考えると辻褄合うような気もしますね…(個人的な意見です)
アウディーイウカの補給路、O-0542沿いの後方に、何らかの兵站拠点があるはずです。
ロシア軍が、滑空爆弾で前線後方を攻撃しているとすれば(野砲の届かない距離を含む)、後方の鉄道・道路結節点の拠点が狙われているでしょうね(個人的な推測です)。
後から考えると、先週のキエフへの大規模攻撃はフェイントだったんでしょうかね。
電気設備に大規模攻撃をかけるぞ!かけるぞ!とプレッシャーをかけて、対空ミサイルを発電所に配備させて。
実際は発電所ではなく、戦闘の最前線に集中爆撃、と。
物量のある側は戦略の自由度が幅広い。。。
仰る通り、有り得ると思います。
戦闘爆撃機にとって、対空ミサイルの野戦防空が最大の脅威でしょうからね。
もっと言えば、対空機関砲を前線の兵站拠点から引き剝がせば、滑空誘導爆弾の
仰る通り、有り得ると思います。
戦闘爆撃機にとって、対空ミサイルの野戦防空が最大の脅威になっていますから、安全圏のキエフ近辺に下げさせれば安全に爆弾投下する事ができます。
もっと言えば、対空機関砲を前線の兵站拠点から引き剝がせば、滑空誘導爆弾を高コストで迎撃する事もできなくなりますからね…。
戦略の自由度、本当に仰る通りですね。
ウクライナ軍の前線部隊は、敢闘してきましたが…国家間戦争ですから、人的資源などジリ貧になっている感じがキツイですね。
ウクライナ政治は、国内は内紛・外交は隣国に喧嘩を売る…この局面で何をやっているのかと憤りを感じる時があります。
渡河作戦は停戦する気が無いというパフォーマンスなのかなあ
大河挟んで膠着状態になればそこをそのまま停戦ラインにしやすいけど、
撤退が必要な停戦はそのままの停戦より交渉やら遥かに面倒になりそうだし
仰る通りです。
川幅が、1kmあるような大河ですからね(最大16kmという指摘もあります…)。
休戦・停戦ラインの交渉が、より複雑化・長期化して面倒くさくなりますね。
川・特に大河を挟んで膠着状態になれば、川幅の真ん中というような形が一般的かと思います。
ザルジーニとの対立が報道されて以来、ゼレンスキーはSS(もしくは革命防衛隊)が欲しくし欲しくて仕方が無いんだろうなあ、と思っていましたが、もう既に持ってたんですね(笑)
予算配分とか補給や西側兵器の供給の差とか、その辺りいろいろと気になる所です。
まあいずれにしてもロクでも無い自滅への道、なのは間違い無いですが。
ウクライナがとっとと白旗上げれば、表面上はともかく大半の国際社会は喜ぶんだがなあと、開戦当初から言い続けている自分から見ても、事実だとすれば「大丈夫か、こんな時にそんな事やってて」と思わず心配してしまう程の酷い内情だ事で。
親衛隊ならSSが当てはまるでしょう。
>ウクライナがとっとと白旗上げれば、表面上はともかく大半の国際社会は喜ぶんだがなあと、開戦当初から言い続けている自分から見ても、事実だとすれば「大丈夫か、こんな時にそんな事やってて」と思わず心配してしまう程の酷い内情だ事で。
随分妄想が発展してる様で、早口で仰られてますね。
貴方は侵攻時にすぐに白旗をあげてそうですが。
akさんは「とっとと白旗上げれば(上げるべき)」と主張しているのだから「貴方は侵攻時にすぐに白旗をあげてそうですが」は何の煽りにもならないのでは?
単なる個人の意見なので、それがお嫌いでしたら無視してください。
別に社会的影響力が有る訳でもありません。
ただ現時点でも、ウクライナは即座に降伏した方が「国民の命含めて、まだ手元に残るものが多い」と思っていますし、このまま続けていても東部四州どころかドニエプル川東岸とオデッサまで失って、国土が荒れ果てた内陸の貧相な農業国家に落ちぶれるしかない。と予想しています。
同時に支援疲れして自国の予算が不足し国民に影響を与えているのが現実な西側の支援国は元より、
それで本来輸出されるべき資源や食料の供給や流通が阻害されて被害を受けている諸々の第三国は、即時戦争が終われば大喜びだろう。という考えも間違っていないと思いますよ。
ウクライナの方が兵力は多いはずなんだが
全域で押されているのな
現状維持はヘルソンくらいか
あと標高マップ、見やすくて助かります
侵略側のメリットとして敗けても利益が減るだけ
自国領土は減少しないから損益を無視した兵力を投入可能
一方、ウクライナ側はウクライナ軍壊滅と同時に自国が消える恐れから積極的で犠牲覚悟の攻勢は不可能という構造がある
ナポレオンもナチスドイツもそんな利益は無かったですね。
ゼレンスキーが言うようなクリミヤ奪還までする勢いが仮にウクライナにあったら、ロシア領に侵食する可能性も考えられるのかな ?
その仮にの話だが、傀儡として自由ロシア軍やロシア義勇軍を使ってロシアが侵食される展開はあったかもしれない。
あと利用価値がなくなるほど、あまりにロシア軍が弱体化すると中国が昔の失地回復を目指して侵攻しても違和感を感じない。
そういう意味ではロシアが十分強いということかな。
>ウクライナの方が兵力は多いはず
見る度思うんですが、本土にいる数を考慮しないのは悪意が過ぎると思います。
後方で支援している部隊や医療班も含まれるだろう。
比較対象領域が異なっている無意味さかげんが・・・
流石というか・・・
地獄から来た豚の異名は伊達では無い、と言わざるを得ない
そりゃ西側諸国も手を引くわけですね。
支援が先細りになった途端に政争で機能不全になる様子を見ると、定義通り自国の力のみで改善する事が出来ないのだと察してしまいますね。
政治的な身の振り方を改めなければ、軍事支援はおろか戦後の復興支援にも影響が出てきそうですが、それが出来ていればこのような状況にも陥っていないでしょう。
個人的な意見としては、愚かな行為によって全てが台無しにされて、市民にツケを払わされるのは、本当に痛ましいです。
兵士はいったいどこに消えてしまったんだ
ロシア軍のドローンで皆殺しにされているみたいですね、恐ろしい物量なのかもしれない・・
リンク
もうむりぽ…
失敗したら即解任して批判したやつをクビにしているロシア軍のほうが統制取れてるのがよくわからない。
反転攻勢前まではウクライナの継戦派も亀裂は入っているが一枚岩だと思っていたけど全然そんなことなかったわ。
単純にロシア軍の人材の層が厚く、換えが効くということなのでしょう。失敗した人材を入れ替えても、現状を引き継ぎつつ改善できる人材に明け渡せるのは優秀な組織です。軍として長く不利な状況と言われ批判も多く浴びてきた中で揺るがないのは不気味なほどですが、戦時の軍組織としては強みですね。
また、入れ替えられた人材といえど、スロヴィキンなどは今評価するとしっかり仕事を終えて引き継ぎに任せた円満な退きでした。
ロシア軍についての補足ですが、ロシア軍の徴兵含む訓練は、教官による所も多いらしいですが人として扱われないと言われるほど苦しく不条理です。その回避策として賄賂が蔓延するのですが。ちなみに、軍に限らずロシアの組織は西側にとっては不条理な合理に満ちてます。
近年は国民からの苦情も多く改善傾向にあったようですが、職業軍人にある者たちは特に上からの不条理慣れをしているのでしょう。
>現状を引き継ぎつつ改善できる人材に明け渡せるのは優秀な組織です。
そのご意見を頂いて納得しました。確かに会社でも上層部の入れ替わりに対するフットワークが軽いと事態の好転する機会は巡ってき易いですね。
新しい気付きでした、ありがとうございます。
お気に入りのシルスキーは東部担当だし
南部は例のクビが噂されてるタルナフスキー准将の担当でしょ
邪推するなら何らかの成果を挙げて
タルナフスキーの意図なんじゃねーの?
人間ですから、緊急時であっても何らかの軋轢や確執が出てしまうのは仕方ないにしても、そのうえで協力していく姿勢というのは必要なはずです。
地元紙にまで不和が報じられてしまっている現状、前線銃後、国内外を問わず士気に良い影響があるはずもない。
(これがせめてロシア国内や米国の一部メディアだけが報じているというのならまだ一考の余地はあったのですが)
西側の多大な支援があるとはいえ相手は大国です。ゼレンスキーにしろザルジニー、シルスキーにしろ各々の領分で最大限働いたからこそ初年の抵抗や反撃があったはず。
今国際的に関心が下がりつつあり、各戦線も厳しい状況で、自らネガティブな方向へもっていってしまうのは、ウクライナ支持ではありますが失望を禁じ得ません。
>各々の領分で最大限働いたからこそ初年の抵抗や反撃があった
この件ですが。つらつら思うに、あれって単に「ロシア軍が壮大な大失敗をしでかした」だけで。ウクライナの努力の関与する部分は実は少なかったんじゃないかと・・・
破綻した計画で冬の大地に突っ込んで行って自滅して引き上げていっただけのロシア軍の一人芝居を、ウクライナ側からは撃退に成功したように見えているだけで。全ては壮大な錯覚だったのかもしれませんよ。逆境ナインみたいな感じで。
その失敗を受けてロシア軍は教訓を得て強化されたように感じる
まあ明らかに戦力過小でしたからね
電撃侵攻から政権転覆で早期終戦を狙うというのはイラク戦争のアメリカ軍がモデルケースですが、あれも当初は戦力過小で失敗が目に見えていて泥沼の戦争に巻き込まれることになる、と反対意見が多くありました
現実的には革命防衛隊の戦闘放棄と逃走(そして後にISとして蜂起するわけですが)があったことでイラク側はろくな抵抗も出来ずに制圧されてアメリカ軍の最強神話を作ったわけですが
今回のウクライナ侵攻はその当時のアメリカ軍よりさらに少ない戦力で開始され、なおかつウクライナ軍は義勇兵を入れてむしろ増強されてますからね
おっしゃる通りロシア軍の作戦立案レベルの大失敗です
そしてその状況からここまで立て直したロシア軍はさすがという他ありません
地元紙というか、ウクライナ・プラウダは民主主義を標榜する「インターネット・ニュース」で紙媒体紙では無いようです。
以前から政府の腐敗を追求し、初代社長は政権批判して暗殺されたという割と硬派系?のスタイル、ゼレンスキーの腐敗や癒着を見つけたらもちろん即座に報道する、とも言ってますね。
少なくとも政権べったりの御用新聞では無いみたいです。
素人考えですが。
ザルジニー大将:ウクライナ軍総司令官、
シルスキー上級大将:ウクライナ陸軍司令官で正しかったでしょうか。
ザルジニー大将は、陸軍部隊の指揮の他にすることがあるのでは。
その意味で、陸軍をシルスキー上級大将に一本化するのは、おかしくはないのでは。
逆に、空軍と海軍を何とかして欲しいものです。
彼だけでは何ともならないでしょうが。
ウクライナの世論調査で44%が「ロシアに妥協するべき」と答えているというニュースが出てますね。
アメリカがいよいよ本格的にこの戦争を畳みにかかっている空気を感じますね。
驚いたのはロイターが今さら2014年以降のドンバス紛争に言及し出したことです。
去年いきなりロシアが侵攻して戦争が始まったと思っているウクライナ応援団の方たちには寝耳に水ではないでしょうか。
Might is right;力こそ正義
ゼレンスキーのことをヒトラーやスターリンに例えるコメや
ウクライナにさっさと投稿しろ、それが世界のためだとか言ってるコメがいくつもあって
それが色々なコメの中で最も支持されてるとか、このサイトやばくない?
一時軍オタが集まってるサイトだったのが、完全にあれな人が集まる場所になってるじゃん…。
ここからウクライナが持ち直して有利な終戦に持っていける手立てを論理立てて説明すれば良いだけです。この状況をどうやって打開するのか是非聞いてみたい。
大前提として、善悪と勝敗(優劣)は無関係なんですよ。
「諦めずに戦い続ければ最後は正義が勝つ」などという
三文芝居が見たければ漫画でも読んでいれば良いのでは?
正義が勝つとは限らないのは大前提。
しかし、周りに嫌われまくる行為をするのは自殺行為。
それに正義は立場や文化によって人によってことなる。
それを考慮して、まだロシアが絶対に勝つと言い切れる段階ではないと思います。
どの線をロシア勝利、ウクライナ勝利、引き分けと定義するのかもフワッとしていて人によりそう。
西側はロシアの脅威がへり地位が下がれば勝ちだし、ウクライナは旧領復活すれば勝ち、ロシアは2022年2月よりゲインがあれば勝ちなんですかね。
中国様に頭が上がらなくなり、北朝鮮にタメ口きかれ、西側には経済小国として見下されても、ロシアは勝利したと納得するのですかね ?
コメ無視すればいいんんでは?サイト情報ではなく掲示板の住民をみにきてるのか。居心地悪いならyahooニュースかそういった界隈に居たほうが精神的にいいだろう。余談だがヒトラー云々って、親宇派にもプーチンおよびロシアに対し似た主張する人がいらっしゃるしね。それともこれは間違いってないと思うのかな。
大◯巨砲主義とかミリ◯とかまとめサイトよりはマシよ。
そうは言っても、戦局不利になって政軍関係が極端に悪化、本来の指揮系統を飛び越えて色々介入し始めるってのはまさにその二人を彷彿とさせるエピソードですので仕方ないのでは。
それに、ウクライナ降伏云々をどう思うかも個人の主観による物ですよ。私は損得勘定抜きの主戦論一辺倒の方がプロパガンダにやられたおかしい状況だと思いますし。
こちらのサイトをよく見て回るようになったのは、ウクライナ侵攻後なので、それ以前がどんなサイトだったのかは良く分かりません(某経済系サイトからのリンクです)。ただ、今回のような政府と軍部との不和を生み出しているのはゼレンスキー大統領自身ですからね。それにここにコメントを投稿している人達だけでなく、ウクライナメディアやキエフ市長などが明らかにゼレンスキー大統領を『権力者』=『独裁者』として表現しているのも事実ですし、支持する云々というよりは事実として捉えるのは仕方がないでしょう。
ウクライナに降伏云々は、アメリカ筆頭にウクライナ自身が決定すべき事なのは変わりませんが、単純にロシア軍はゆっくりとではあるが進軍して、徐々に占領地域を拡大しているのに対して、ウクライナ軍は完全に失速してしまっている上に、支援がどうなるのかも分からない状況で、お粗末な政治闘争を繰り広げている様を知れば、降伏した方が良いのでは?と考えてしまうのも仕方がないでしょう。
私個人はゼレンスキー大統領を政治家としては評価していませんし、それを選んだウクライナ国民を同情しつつ、間違った選択をしたと考えていますが、そういった諸々を抜きにして、ウクライナには勝利してほしいと思ってますよ。
こういう話が複雑なのは、西側の”イケイケ反攻作戦の展望”には手厳しい批判をしておきながら、少し情勢が変わりロシア優勢となれば同じぐらいイケイケで根拠が薄い展望を語ってることに自覚がないこと
人物評などもそうでプーチンを悪く言うことには目くじらを立てておきなら、ゼレンスキーには遠慮なくレッテルをはったりね
このあたり自覚せず「地獄から来た豚」などの言葉を乱用すると、侵略戦争をやってる側につくわけだから明らかに分が悪い話なんですよ
ちな自分的には『権力者』=『独裁者』は成立しても『権力者』=『ヒトラー』は成立しないと思います。虐殺計画とか民族浄化作戦でも立案してたら別ですが。
大前提としてロシアとウクライナがサシで戦ってたら普通にロシアが圧勝したでしょ?
「西側の”イケイケ反攻作戦の展望”」というのは本来の展開をひっくり返す話だから
「本当に可能なのか」という疑問符は当然付くわけですよ。逆に現在聞こえてくる
戦況は本来起こる展開と合致する訳で、皆が「まぁそうなるわな」と思うわけです。
大前提としてロシアとウクライナがサシで戦ってたら普通にロシアが圧勝したなんて前提ナンセンスじゃないか。
大昔と違って純粋に1国対1国の戦いは珍しい。
朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガン戦争など、超大国が思うように完勝できない例も多い。
ナンセンスも何も、現に
ウクライナは武器だけ借りて
ロシアとタイマンしてるんです。
残念ながら実力差を覆せるほどの
量は貰えなかったようですけど。
もしゼレンスキーが、ウクライナがロシアとサシで戦っていると言ったら笑う。
あれだけ金も兵器ももらっていてウクライナ1国で戦っているなんて言うのは、やっぱりナンセンスギャグ。
だから、他所から武器借りて人員は自前でやってるから
「タイマン」とか「サシ」って表現使ってるの。そして
力関係を覆せる程は貰えなかったとも書いてるでしょ?
結局あなたは何が言いたいの?
ゼレンスキー氏がたとえられる行動を見せてしまっているからしょうがないですね
ウクライナはさっさと降伏しろは、ウクライナ国民の為じゃないかな?
ロシア兵を撃退して倒してるのが本当なら良いですが
実際はウクライナで無理やり徴兵された若い人が先に亡くなってる
これでウクライナに戦争継続させるのは酷だろ、それを無責任に頑張れ!言ってるサイトのが異常と思うんですが?
山田様ロボチネ半包囲見て反転攻勢を止めろと言ったら親ロ派!トクマクに突撃!!第一次防衛線を抜ければ〜って言ったタイプでしょう?(違ってたらすみません)
…感情的なことを書きなぐりそうです、まぁとりあえずそういう鬱憤の反動が来ていると思って下さい。
その鬱憤の理由と対象はなんなのかによるのでは
自分の<結果的に正しかった>推測を認めなかった個人への鬱憤を「ゼレンスキーは豚、ヒトラーだ」という形で発散させているなら、それは八つ当たりというんですよ
何しに来たんだ?
ここも反転攻勢始まるまではウクライナ賛美が多かったぞ
今の雰囲気が気に入らないなら
現状を分析したうえでアンタが説得力のあるコメントをすればいい
ロシアが有利なのとロシアが戦争で勝てそうかは違う論点。当然ウクライナが持ち治せるかも違う。
ゼレンスキーと軍の関係が悪い事と、彼がヒトラーのような人かはまたこれも別の論点。なんなら、ここはチェリーピッキング
少し、冷静な議論をしませんか?恐らくですが、お互いに何かのプロパガンダはお嫌いでしょう。
特に何かをナチスに例える仕草はtwitterを見ればあらゆる政治団体について回るプロパガンダじゃありませんか。
西側のプロパガンダは嫌と言いながら東側のプロパガンダに乗っかるようではプロパガンダに乗っかってる点ではどちらも同じレベルに落ちています。プロパガンダは不利な内容を誤魔化すものだけじゃない。成功を執拗に喧伝し続ける行為もまた同じです。
ウクライナの反攻作戦の流れにうんざりしてるのかもしれませんが、大して突破も包囲殲滅も出来ていないロシア軍を畏怖するのと何が違うのでしょうか。
とりあえず、一回みんな落ち着きませんか。
>大して突破も包囲殲滅も出来ていないロシア軍を畏怖するのと何が違うのでしょうか。
落ち着いて考えるに、無理な突破も図らない、包囲殲滅もしてこないロシア軍だから私は恐ろしいです。戦後統治を破綻させず、じっくりと進んでくるからこそ、奪回できる目がない。
戦争となれば、例え優勢であっても長期戦は嫌がる。長期戦でジリジリと削れば国力差で勝てると分かっていても、華麗な突破や包囲殲滅を試したがる。特に素人ほどその傾向が強く自国の民衆の支持がなければ戦争継続が難しい体制だとなおさらに。
アメリカなども、僅か3週間でイラクの首都バグダッドを落とし、敵軍を無力化するという華麗な電撃作戦を成功させましたが、“その後”が悲惨だった。軍事的成功の速さと、戦後統治の下拵えが釣り合っていなかった。『統治は下手なアメリカの、軍だけが強すぎた弊害』
私は、ウラジミール・プーチンという人物の率いるロシアが、怖いです。彼が生きているうちは、決して戦うべきではないと思う。
前線の兵力でウクライナ軍が有利になった事なんてあったっけ?
緒戦から現在まで量的には常に劣勢でしょ?
西側の援助で対砲兵戦で有利になって今年の夏ごろは砲兵火力で逆転していたけど
北朝鮮産の大量の軍事物資でロシア軍が息を吹き返し、逆にウクライナ軍は夏季攻勢で韓国からの玉突き式砲弾支援分を使い果たして攻勢は頓挫。当てにしていたEUの増産はやっぱり全然足りずアメリカも予算切れとなって物資不足となって
パワーバランスは再びロシア軍優位になっているのが現状でしょ
ロシア軍が兵力的に優位でなければストームZ戦術なんて出来るわけが無いと考えるのが常識的な対応だと思いますよ
いつも思うけどロシアがお行儀がいい表向きの動員だけを行っているとしても意味がないと思う。
ここでは記事になることは皆無だけど去年のハルキウ反攻作戦を最後に止めたクピャンスクの攻防の2週間くらい前から、だましてや暴力で徴兵事務所で人狩りをおこなっているし、最近だと移民を強制的に兵役につかせたりする動画が拡散している。
ここでウクライナの兵の人狩り映像も、そのカウンタープロパガンダだと最初は思っていました。
映像が似通っているので。
それに基本的にロシアが約束を守るはずないと思うんです。
モスクワやサンクトペテルブルク付近の純粋なロシア民族ならお行儀がよい対応をしているでしょうが。
両軍共に実際の数はわからないと濁したとしても22年夏には”兵士は十分にいる”とウクライナ政府が公言して追加動員の停止をアピールしていた(ことに加えてキルレートでも圧勝していたとする)時点で兵士の不足は理由に出来ませんからねえ。
アウジーウカ南部がそうであるように、ロシア軍は突破口を開いてもそこをすぐに拡張する前に左右に進む、というようなことをする。なんでだろう?
確か以前別の方がコメントで、西側ドクトリンと東側ドクトリンの伝統的違いだと教えてくださいました。
航空優勢と優れた兵科の連携を元に、「突破口を開いてそこをすぐに拡張する⇒敵の指揮系統を寸断」のが西側ドクトリン
大火力と面での兵力押しを基本として、「突破口を開いたら塞ごうとする敵増援を削っていく⇒時間はかかるが継戦能力そのものを奪う」のが東側ドクトリン
みたいな感じだったかと。どちらも一長一短ありというか、【自分達に合った戦い方を模索した結果】なのだそうです。
ありがとうございます。
すると、ヘルソン渡河作戦にたいしてなにかロシアはもたもたしているように見えるのは上記の裏返しで、突破口を塞ぐよりも後方との連絡を確実にすることに力をおいているからなのでしょうか?
ちょっと捕捉します
いわゆる突破に成功した場合、攻撃側は非常に有利になります
これは防御側の横の連携が分断され、側面を晒す面積が増え、連絡線や高地などの重心が丸裸にされてしまい、そのマネージのために予備を投入せざるをえなくなるからです
逆に言えば防御側はそうして対応してくるということで、攻撃側は突破が成功した後にいかに戦果拡大を目指すかが重要になりますし、戦果拡大に失敗すればそのまま逆に回復した敵に包囲された状態で進軍が停止してしまいます
故に攻撃において最も重要な戦果拡大において東西の戦闘教義で重視する目標に違いが現れます
ドイツの電撃戦に端を発する西側の戦闘教義では、最重要目標は重心です
敵の予備が到着し体勢を整え反撃に出てくるまでの時間的な差を使い、迅速に進軍して敵軍の統制を破壊してしまい、さらなる戦果拡大につなげます
統制を失った敵は対応が後手後手になり、適切な運用を出来なくなった部隊は烏合の衆に成り下がります
こういうやり方ですから、火力投射にも機動力のある航空機が重視されるわけです
対して旧態依然とした第一次世界大戦の大量破壊戦術から発展した東側の戦闘教義では、最重要目標は敵の戦力です
具体的に言えば側面を晒す敵の防衛線、そして準備の整う前の敵の予備です
例えば高名なバグラチオン作戦の中でロコソフスキーがスウツクという小都市に対する攻撃を重視し立案段階でかなり揉めたエピソードがありますが、このスウツクというところはまさにドイツ軍の撤退してきた部隊と予備が集結して反撃の準備をしていた場所でした
結果的にドイツ軍の予備はスウツクで拘束され、ドイツ軍前線部隊は援軍を得られないまま突破口に晒した脆弱な側面を攻められ続け、敵を実情よりはるかに大軍と誤認したまま各個撃破されていくことになります
こういう攻撃を頭からつま先まで全てのレベルで行うのが全縦深同時突破と仰々しい言葉で表現される所以で、そのために野戦砲から始まりカチューシャやらTOS-2やらといった誇大妄想のような火力投射に偏重した兵器が重視されるわけです
今回のアウディーイウカでもロシア軍の行動は伝統的なロシア軍のやり方で説明がつきますね
オケレタインやノボカリノベは明らかにウクライナ軍の反撃拠点として機能するはずの場所ですし、予備の拘束と同時に他方面では側面の撃破に進むのも教本通りといったところでしょう
まあこの東側流のやり方は奏効しているかもしれませんし、そんな無駄なことをせずに西側流にオルリフカに突進していた方がよかったかもしれませんし、おっしゃる通り一長一短でどちらがより良いかは軍事アカデミーが研究する領分のことになってしまいますね
ステポベを目前にして線路沿いを北上したのは予備を牽制するためだったんですね。拠点を攻撃する前に、その拠点を応援しづらくする処置をまずしておくと。
なんだかロシアの方が戦略をもって合理的に戦を進めている気がしてきました。
>なんだかロシアの方が戦略をもって合理的に戦を進めている気がしてきました。
そうとは言い切れません
東側教義を実行するには優勢だろうと劣勢だろうととにかく攻撃し続けて敵を拘束することが重要で、劣勢の正面では当然の帰結として損害が嵩みます
これが効率的と言えるかどうかは実際のところわからないというのが正直な答えですし、批判的な見方をすれば戦力の無駄遣いと言えるでしょう
また、この教義を実行するためにはとにかく大量の火砲、大量の戦車、大量の兵士を揃えることが大前提で、兵器は一騎当千であることよりも生産性が重要視されます
このせいで湾岸戦争のような生産性という性能が発揮できない戦争では苦杯を嘗めましたし、大規模の常備軍を抱えることはソ連の国力を圧迫し続けました
ただそれを置いてもなお、やはり総力戦という戦争の形態であればこの東側の教義が最も優れているのではないかと個人的には思ってはいます
最近ずっと思っているのですが。
60式自走無反動砲の車台はこういう場所に向いているのでは。
ただし、エンジンはハイブリッド形式にした方が良いと思いますが。
小さいので、対赤外線を兼ねたカモフラージュをすれば、UAVからも目立たないと想像します。
載せるものはそれこそ何でも。
無反動砲でも、迫撃砲でも、RWS砲塔でも、補給品でも、人員でも、ATGMでも,MANPDSでも。
無人化もしやすいのでは、と妄想しています。
ロシア軍が進軍続けたとしても今のペースの進軍速度ではF16が来るまでに、ウクライナ首都まで押し切るのは無理でしょうね。
親ロシアドネツク共和国としては、ドンバス紛争で一時制圧したスラビャンスクまでは行くたいとこかもしれないですが、無理でしょう。無論F16だけでは応戦しきれるかどうか、わからないので、ゼレンスキーが「ヒトラー最後の10日間」になるのか北条時宗になるかわからないですね。
人事抗争はどこの組織でもある通常運転。ゼレンスキーは国のトップとして,政治家としてどう泳ぎ切るか。能力が試されますね。