海外メディアだけでなくウクライナメディアも「大統領府とウクライナ軍の間に何が起こっているのか」について次々と報じており、今度はウクライナ・プラウダ紙が「大統領と軍部首脳の問題はゼレンスキーがザルジニーの職務範囲に政治的要素を持ち込んだのが原因」と報じている。
参考:Война против политики. Что происходит между Зеленским и Залужным
圧力はどこからやって来るのか?
“ここ最近、世界の大手マディアが大統領と軍部首脳の衝突を詳細に報じているが、こうした報道を大統領府長官の顧問を務めるポドリャク氏は『ロシアのプロパガンダ』『ロシアのために働く手先』とレッテルを貼っている。戦争中に力をもつ人間同士の間で摩擦が起こるのは一般的に珍しくなく過去の戦争でもお馴染みの光景だ。さらに言えば野心をもつ人々の間で対立や論争が起きないほうが驚きだ。我々は直面する脅威を前にして大統領と軍部首脳の間で何が起きているのか正確に理解することが重要だ”

出典:PRESIDENT OF UKRAINE
“この衝突の発端は2022年3月に実施された社会調査(本格的な戦争がウクライナ人の政府に対する信頼にどのような影響を及ぼすかというテーマ)にあり、当時のゼレンスキー大統領への信頼度は93%で、最も困難な時期に大多数の市民が軍の最高司令官(ゼレンスキー)を信頼しているのだから素晴らしい結果のように思えるものの、同じように大多数の市民はウクライナ軍も信頼(98%)していた”
“大統領の側近は98%の信頼が最高司令官のゼレンスキーに向けられたものなのかどうかを心配していたが、軍への信頼はゼレンスキーではなくザルジニーに向けられたもので、この時期にザルジニーが個人的な慈善基金を設立したため、この基金がやがて政党に発展するのではないかと大統領府は疑い始めた。参謀本部の関係者も本紙に「当時のザルジニーはゼレンスキーや大統領府と正常な関係を保っていたが、4月22日を境に何かがおかしくなった。ザルジニーは基金のことで混乱して直ぐに諦めた」と証言”

出典:PRESIDENT OF UKRAINE
“ザルジニーの野望を最も警戒しているのは大統領府長官のイェルマクで、ある政府関係者は「侵攻初期に大統領とも滞在していたシェルター内でイェルマクは再三、ザルジニーには基金があるのか、メディア戦に精通しているのか、彼には熱心な支持者達がいるのかなどを気にしていて奇妙だと感じていたが、当時はそれほど重要なことだとは思わなかった」と述べている”
“政治的な対立に巻き込まれることを警戒したザルジニーは意図的にメディアへの露出(Telegramへの投稿とメディアに対する数回の取材に応じただけ)を控えたものの、公の場に姿を見せなくなって露出が減ったザルジニーの行動や発言は逆に大きな関心を呼び起こし、彼のことを神と同一するものまで現れ始めた。しかし当時はハルキウやヘルソンでの歴史的な勝利、反攻作戦の準備が進められていたため摩擦は危機的なものではなく、戦争の立役者だった2人の関係に視線が集まり始めたのは反攻作戦が行き詰まりを見せてからだ”
軍事と政治のゲーム、ゼレンスキーとザルジニーの緊張関係の本質
“2人の関係性を覆う政治的な話や感情論はさておき、両者の緊張関係の本質は戦争と政治の混同に起因している。侵攻初期のゼレンスキーは軍を信頼して作戦に口を挟まなかったが、徐々に形式的な最高司令官の地位を利用して軍事作戦の計画立案や指揮に介入し始め、ザルジニーの職務範囲=軍の指揮や司令部に政治的要素を持ち込んでしまった。これは当時の状況(政治的に支援を引き出すための結果を必要としていた状況)を加味すると必要なことだったのかもしれない”

出典:ArmyInform/CC BY 4.0
“しかしゼレンスキーは階級社会の軍事組織に政治家らしい柔軟さを持ち込み、ザルジニーを迂回する形で軍の各司令官(陸軍のシルスキー大将や空軍のオレシュチュク中将)とコミュニケーションを取り始めてしまった。各司令官との直接対話は大統領の仕事をスピードアップさせるの役立ったものの「頭越しの指示」はザルジニーの仕事を不安定にさせてしまった”
“ザルジニーの側近は本紙に「ゼレンスキー大統領に2種類のウクライナ軍があるようだ。1つはお気に入りのシルスキー大将などが指揮する良いウクライナ軍で、もう1つはザルジニー総司令官に従う悪いウクライナ軍だ。これはザルジニーのやる気を奪い総司令官としての指揮にも支障が生じる」と指摘”

出典:ПРЕЗИДЕНТ УКРАЇНИ
“ゼレンスキーが軍に持ち込んだ「もう一つの政治的要素」は軍事委員会の不正に対する決断(各州や各地地区に設定されていた軍事委員長の解任)で、政治的見地から「正義の執行を求める社会的要求」を迅速かつ決定的に実現したかに見えた。しかし軍事的見地からは複雑な結果(動員作業の複雑化)を招いてしまった。司令官人事も同様で特殊作戦軍司令官のホレンコ少将や医療軍司令官のオスタシチェンコ少将の解任、統合軍司令官のナエフ中将解任の可能性も同様の影響を及ぼすだろう”
“これらの人物は全てザルジニーに近い人間ばかりで、彼らの解任はザルジニーの指揮系統に不安定さをもたらすだけだ。ナエフ中将の解任は「南部防衛の失敗を問う刑事事件を通じてザルジニーに近づくための試み」と言われているものの、これも2人の関係性を覆う政治的な物語の1つに過ぎない”

出典:President Of Ukraine 女性として初めて少将に昇進したオスタシチェンコ少将
“大統領と軍部首脳の摩擦が最も高まったのは反攻作戦の開始後で、軍を非難する大統領府の主張にも一定の合理性がある。何故なら反攻作戦を立案したのも、必要な戦力規模をはじき出したのも軍であり、これに基づいて大統領府はパートナーに協力を要請して新たな部隊を編成したのだ。しかし実際の戦闘は想定よりも困難であることが判明、得られた結果はメリトポリに向かうはずだった計画と著しく異なっていた”
“勿論、克服困難な作戦実施の前提条件もあった。ロシア軍は恐ろしい規模の防衛ラインを構築するのに十分な時間があり、この様な状況下で作戦を実行するには兵力が不足していたが、最大の問題は反攻作戦に政治的要素が含まれていた点だ。大統領府の人々は血なまぐさいバフムート防衛を「価値ある戦い」と定義し、反攻作戦もメディアを通じて一般市民に「クリミア解放が可能だ」と錯覚させるほど期待感を高めた”
“このような政治的側面の喧伝がなければ反攻作戦の軍事的な問題は容易に対処(責任問題)が可能だった。現在状況で反攻作戦の軍事的な責任をザルジニーに問うなら、メディアを通じて期待感を煽った大統領府の人々も政治的な責任を負う必要がある。なぜならゼレンスキーがザルジニーの職務範囲に侵入したように、大統領府の人々もゼレンスキーの政治領域に侵入したからだ”
“ザルジニーは政治的な発言を一切行っておらず政党も公的な運動も財団も持っていない。しかし大統領府は定期的に社会的調査を命じておりザルジニーへの信頼は着実に増加している。今月2日に公開された社会的調査(大統領選挙が実施された場合誰に投票するかを問う内容)は「ゼレンスキーが47%の得票を得る」というものだったが、本紙は非公開の研究データを入手することができ、ゼレンスキーとザルジニーが第2ラウンドに進んでゼレンスキーが負ける可能性を伏せていることを発見した”
“ゼレンスキーにとってザルジニー以外に政治的脅威はなく、Sun紙とのインタビューの中で「戦争を指揮する将軍が軍人としてではなく政治家のように振る舞うのは大きな間違いで、ウクライナ軍上層部は政治に干渉すべきではない」と警告した相手はザルジニーで間違いない”
“この政治的状況を作り出したのはザルジニーなのだろうか?ザルジニーは何らかの政治的な行動を起こしたのだろうか?絶対にその様なことはしていない。彼はメディアの政治的アクターとして全く存在しない。彼の潜在的評価は寧ろ「ウクライナはロシアとは異なる」というテーゼの結果だ。大規模な戦争の中でも我々の社会はバランスを保とうと努力しており、ウクライナの民主主義はその回復力を新しい例を示そうとしている”
ザルジニー辞任の可能性は?
“新しい年を迎える前にウクライナは武器や弾薬の新たな供給を必要としており、これらについてパートナーと事前に合意し、自国での武器生産も事前に計画しておく必要があった。つまり軍のニーズを事前に把握しておかなければならず、参謀本部が戦略計画書を大統領府に提示するためには、軍が来年に必要なものをリストアップしなければならない。この手の情報はウクライナ・プラウダ紙に掲載すべき内容ではないものの、大統領府、国防省、予算権限をもつ最高議会、契約を締結する企業は必ず目にしなければならない”

出典:Генеральний штаб ЗСУ
“国民の奉仕者のアラハミア代表はモセイチュク氏(ウクライナ人ジャーナリスト)のインタビューの中で「我々は委員会から新しい戦争計画が提示されるのを待っていた。参謀本部は来年はこの様に戦う、そのために多くの人員と資金が必要だという具体的な計画を立てる必要がある」と憤慨し、国防委員会のベズフラ副委員長と共に「軍部首脳は辞任すべき」という意見で一致したが、国防委員会のラフマニン議員は最高議会に計画書の提出を拒否(国防委員会にその権限がないのが理由)した”
“しかし、本当の問題は計画がないことではなく、大統領府も西側のパートナーも1991年の国境に到達するための計画に満足していないことだ。参謀本部の試算によると大統領が設定した「全占領地の解放」を実行するには3,500億ドル~4,000億ドル相当の戦力と手段が必要で、米国防総省の高官はオフレコで「11月にオースティン国防長官がキーウを訪問した際、ウクライナ側から1,700万発の砲弾が必要だと聞かされて驚いた。それだけの砲弾を世界中から集められる訳がないからだ」と述べている”

出典:Photo By Chad J. McNeeley, DOD
“さらにオースティンは我々に「ザルジニーが自分が如何に干渉を受けているかについて不平を漏らしていた」と明かしてくれた。この会話の内容はゼレンスキーの耳に届いているはずで、国防総省の高官も「このようなコミュニケーションは信頼を促進するものではない」と付け加えた。何でも正直に話しすぎるザルジニーにゼレンスキーが良く思っていないのは確実で、これまで架空の話だった「ザルジニーの辞任」が現実のものになるかもしれない”
“そうなると総司令官の後任を考えなくてはならず、今のところ現実的なオプションはシルスキー大将だけだろう。彼はキーウ防衛、ハルキウ防衛、ハルキウでの反撃で見事な手腕と成果を示したが2つの問題がある。1つ目はシルスキーのメディア受けが良くない点で、彼はゼレンスキーの前線訪問を何度も受けてTelegramに投稿しているものの注目を集めることができない。2つ目は「損失を数えない指揮官」というイメージが定着している点だ”

出典:Zelenskiy Official
“但し、ザルジニーが辞任すればウクライナの政治にスーパースターが誕生するのは確実だ。ゼレンスキーの側近も「このことを大統領府の人々も完全に理解している」と述べており、少なくとも大統領府の大半はザルジニーの辞任に反対している”
“どちらにしてもザルジニーの後任を考えるのは彼を任命したゼレンスキーの役割だろう。そのような決断を下す前に大統領は「ザルジニーとの関係悪化の根源を取り除くことができるかどうか」をよく考える必要がある。これはザルジニーがEconomist紙とのインタビューの中で述べた課題(膠着した前線の打開に必要な軍事的要素のこと)のことで、この問題を短期的に解決する術がないので何れにせよ戦略的な停戦が必要になるだろう”

出典:PRESIDENT OF UKRAINE
“しかし「戦争の膠着状態」や「停戦」に関する話をゼレンスキーは聞きたがらない。彼は「一時的な停戦は戦争の凍結を招き、パートナーからの関心を失えば支援の削減に繋がる。そうなれば凍結状態から抜け出せなくなる」と鉄壁の理論を叫び続けている”
“果たしてザルジニーが辞任すれば、この戦略的論争から抜け出せるのだろうか? 答えはNOだ。ザルジニーの辞任が保証するのはウクライナの重要な戦略的優位性の喪失である。戦争の立役者だった2人の結束が失われれば社会全体の結束が失われかねない”
以上がウクライナ・プラウダ紙が報じた要約で、特に皆さんが注目している「ゼレンスキー大統領に2種類のウクライナ軍があるようだ。1つはお気に入りのシルスキー大将などが指揮する良いウクライナ軍で、もう1つはザルジニー総司令官に従う悪いウクライナ軍だ」という部分は、本当に指揮系統が2つに分かれているのではなく「大統領への強烈な皮肉」だろう。
因みに、これだけ長く難解な長文を最後まで読み切った人は本当に凄いと思う。
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関連記事:Economist紙、反攻作戦の失敗を認めないと同じ結果を繰り返すだけ
※アイキャッチ画像の出典:PRESIDENT OF UKRAINE
こちらのブログではここ最近このようなウクライナメディアの政権批判記事を盛んに取り上げていますが、
それは健全な民主主義のプロセスが維持されている証拠です。
民主主義国家であればどんな国でも政権批判はあります。その国が困難な状況に直面していれば、なおさらです。
このような政権批判記事はニュースとしてセンセーショナルで取り上げやすいため、こちらのブログでも殊更強調されるのだと思いますが、
本ブログの編集者、および読者の方は、むしろ政権批判のニュースを聞かない国がどのような国なのか、よく想像を巡らせた方が良いと思います。
政権批判が出る国は悪い国で、出ない国は良い国なのでしょうか?
生存者バイアスという言葉を聞かれたことはないでしょうか?
「政権批判記事を見かけたから政治不和だ」というナイーブで単細胞な思考に陥るのではなく、
日本を含む民主主義国家がこのような健全な民主主義のプロセスを維持しつつ、強権で批判を抑え込んでしまう中国やロシアのような独裁国家と対峙するにはどうすべきかについて考える方が、より建設的だと私は考えます。
人攫い同然の徴兵がまかり通ってる国に「健全な民主主義のプロセスが維持されている」
と思えるなら中国やロシアのような社会体制でも楽しく生きていけると思いますよ。
仰っている皮肉の意味が分かりかねますが、徴兵制は民主主義と整合した概念です。
スイスや韓国など、民主主義国家で徴兵制を導入している国は枚挙にいとまがありません。
また徴兵制の成り立ちを考えればわかるかと思いますが、特権階級を許容せず国民全員に平等に義務を負わせるという意味で、むしろ民主主義的な制度と言って差し支えないかと思います。
以下の記事でよく解説されていますので、一読なさるとよいかと思います。
「徴兵制は人権思想・民主主義が生み出した」
リンク
仰っている皮肉の意味が分かりかねますが、徴兵制は民主主義と整合した概念です。
スイスや韓国など、民主主義国家で徴兵制を導入している国は枚挙にいとまがありません。
また徴兵制の成り立ちを考えればわかるかと思いますが、特権階級を許容せず国民全員に平等に義務を負わせるという意味で、
以下の記事でよく解説されていますので、一読なさるとよいかと思います。
「徴兵制は人権思想・民主主義が生み出した」
リンク
(検閲に引っかかるようなので「https://」を省いております。)
KM様へ
KM様が反論された方は「人浚い同然の徴兵」を批判しているのですよ。
道路や広場で拘束して即時に礼状を発行して、そのまま戦場に送るようなことに対してです。
徴兵制の有無についての議論ではありません。また、ここで徴兵制と民主主義が相反すると言っている人は他にもいないと思います。KM様は、ここを勘違いされて反論されていると思います。
仰っている皮肉の意味が分かりかねますが、徴兵制は民主主義と整合した概念です。
スイスや韓国など、民主主義国家で徴兵制を導入している国は枚挙にいとまがありません。
また徴兵制の成り立ちを考えればわかるかと思いますが、特権階級を許容せず国民全員に平等に義務を負わせるという意味で、むしろ民主主義的な制度と言って差し支えないでしょう。
以下のYahooニューズ記事でよく解説されていますので、一読なさるとよいかと思います。
「徴兵制は人権思想・民主主義が生み出した」田上嘉一
「特権階級を許容せず国民全員に平等に義務を負わせる」ですか。
ゼレンスキー政権の閣僚のご子息が徴兵されたなんて話、聞いたことありませんねえ。
私が聞いたことないだけですので、ソースが有れば教えてくださいね。
そりゃ息子10歳かそこらの筈ですから徴兵されんでしょう。
政権の閣僚だからゼレンスキーに限らんぞ。
私はウクライナの法事情に詳しくないですが、徴兵制のある民主主義国家において、兵役回避できる特権が制度上存在するというなどということは聞いたことがありません。
何かしらの特権があれば不平等であるとの批判を抑え込めず制度崩壊するので、むしろ各国とも例外を認めることに苦慮している印象です。
実際に韓国においては有名なサッカー選手や国際的なアーティストやアイドルであってもほぼ例外なく徴兵に就きますし、徴兵国家ではないですがイギリスではロイヤルファミリーが兵役に就きます。
もちろん、制度や法が存在していることと、それが適切に運用されていることは別問題として論じるべきですが、後者はいずれフィードバックがかかっていくと考えるのが妥当でしょう。
各国とも実際問題として兵役逃れなどの問題は存在するでしょうが、通常の法治国家・民主主義国家であれば司法機関からの訴追を受けるでしょうしメディアから批判もされるからです。
>通常の法治国家・民主主義国家であれば司法機関からの
>訴追を受けるでしょうしメディアから批判もされるからです。
なるほど。翻って現在のウクライナはどうですか?韓国などで
有名なスポーツ選手や芸能人が徴兵に行く際には話題になります。
ウクライナでも閣僚の息子が戦地に行ったとかなら(更には戦死
でもすれば)かなりの話題を呼ぶと思いますけど、そういった
話題が全然聞こえてこないんですよ。「絵に描いた餅」という
言葉がありますけど、形式的に民主主義の体裁を整えるだけなら
ロシアだって十分できているんです。政権を批判する野党や
独立派メディア、デモ活動だってあります。ウクライナはロシアと
違うと断言するのであれば、形式だけでなく実態が伴っている
という説得力が欲しいです。少なくとも私にはそれが見えません。
「ウクライナはロシアと違うと断言するのであれば、形式だけでなく実態が伴っているという説得力が欲しいです。少なくとも私にはそれが見えません。」
↓
あなたの観測の精度はさておき、民主主義の度合いを理解するための一般的な指標としては、以下が存在します。
The Economist Democracy Index (The Economist Group)
Global State of Democracy (The International Institute for Democracy and Electoral Assistance)
いずれもウクライナとロシアは別のカテゴリに位置付けられていますので、あなたがどう感じようとそれが客観的な評価となります。
「ウクライナはロシアと違うと断言するのであれば、形式だけでなく実態が伴っているという説得力が欲しいです。少なくとも私にはそれが見えません。」
↓
あなたの観測の精度はさておき、民主主義の度合いを理解するための一般的な指標としては、以下が存在します。
The Economist Democracy Index (The Economist Group)
Global State of Democracy (The International Institute for Democracy and Electoral Assistance)
いずれもウクライナとロシアは別のカテゴリに位置付けられていますので、あなたがどう感じようとそれが客観的な評価となります。
「ウクライナはロシアと違うと断言するのであれば、形式だけでなく実態が伴っているという説得力が欲しいです。少なくとも私にはそれが見えません。」
↓
あなたの観測の精度はさておき、民主主義の度合いを理解するための一般的な指標としては、以下が存在します。
The Economist Democracy Index (The Economist Group)
Global State of Democracy (The International Institute for Democracy and Electoral Assistance)
いずれもウクライナとロシアは別のカテゴリに位置付けられていますので、あなたがどう感じようとそれが客観的な評価となります。
「ウクライナはロシアと違うと断言するのであれば、形式だけでなく実態が伴っているという説得力が欲しいです。少なくとも私にはそれが見えません。」
↓
あなたの観測の精度はさておき、民主主義の度合いを理解するための一般的な指標としては、以下が存在します。
The Economist Democracy Index (The Economist Group)
Global State of Democracy (The International Institute for Democracy and Electoral Assistance)
いずれもウクライナとロシアは別のカテゴリに位置付けられていますので、あなたがどう感じようとそれが客観的な評価となります。
「ウクライナはロシアと違うと断言するのであれば、形式だけでなく実態が伴っているという説得力が欲しいです。少なくとも私にはそれが見えません。」
↓
あなたの観測の精度はさておき、民主主義の度合いを理解するための一般的な指標としては、以下が存在します。
The Economist Democracy Index (The Economist Group)
Global State of Democracy (The International Institute for Democracy and Electoral Assistance)
いずれもウクライナとロシアは別のカテゴリに位置付けられていますので、あなたがどう感じようとそれが客観的な評価となります。
「ウクライナはロシアと違うと断言するのであれば、形式だけでなく実態が伴っているという説得力が欲しいです。少なくとも私にはそれが見えません。」
↓
あなたの観測の精度はさておき、民主主義の度合いを理解するための一般的な指標としては、以下が存在します。
The Economist Democracy Index (The Economist Group)
Global State of Democracy (The International Institute for Democracy and Electoral Assistance)
いずれもウクライナとロシアは別のカテゴリに位置付けられていますので、あなたがどう感じようとそれが客観的な評価となります。
まあ、オチケツ…。
反映されなくて再投稿するから、こうなるんですよ。
でもって待てないのは危ない兆候。
「韓国などで有名なスポーツ選手や芸能人が徴兵に行く際には話題になります。
ウクライナでも閣僚の息子が戦地に行ったとかなら(更には戦死でもすれば)かなりの話題を呼ぶと思いますけど」
↓
同一基準で比較するならウクライナのスポーツ選手や芸能人でしょう。そういう方々が徴兵されたり戦死されたりするニュースは悲しいことによく聞きます。
逆に聞きたいのですが、韓国の閣僚の息子が徴兵されたことが過去話題を呼びましたか?
その理由は単純にニュースバリューがないか、機密性が高く情報が伏せられているかのいずれかでしょう。少なくともニュースを聞かないからといって「特権階級だから徴兵逃れできている」という結論を導くのは無理があります。
>逆に聞きたいのですが、韓国の閣僚の息子が徴兵されたことが過去話題を呼びましたか?
平時の徴兵で話題を呼ぶわけ無いでしょ。芸能人はテレビなどの
活動が中止されるから話題になる訳で。これが戦時(例えば朝鮮
戦争再開した状態で)だったら大臣の息子が前線に行ったら話題に
なりますよ。例えばソ連でスターリンの息子は特別扱いされずに
に独ソ戦に出撃して捕虜になり、ナチスから持ち掛けられた捕虜
交換もスターリンが拒否したことでそのまま獄死しましたね。
話題になると言うのはあなたの想像の域を出ません。
そもそも、何らかのVIPが徴兵されてどんな任務に当たっているなどという情報を戦時に公開する行為自体にリスクがありますし、ニュースにならないことは不思議でも何でもありません。
繰り返しですが、ニュースを聞かないからといって「特権階級だから徴兵逃れできている」という結論は導かれません。
結局VIPの息子だと情報
統制で守られるんですね。
「結局VIPの息子だと情報。統制で守られるんですね。」
混乱を避けたいのは当たり前です。
守る意図はなく結果論では ?
そうじゃなくて。ホワイトチケット
の不正販売による動員逃れがすでに
横行している状態で、閣僚が「俺の
息子も平等に軍役についている。
ただしどこでどう働いているかは
機密だ」と言えるなら、事実上真相
解明できないじゃないかという意味
です。信用が既に無い状態です。
多くの国で、富裕層や高学歴エリートは
徴兵の順番は最後の方になりますし
言葉を選ばずに言えば
体で奉仕するしかない階層が
優先的に連れていかれます
国力を考えた時、富裕層やエリートは
温存しないと国が稼げないし
戦争も続けられません
経済的貢献で命の値段に差をつける訳ですが
これが民主的か否かは、議論の別れるところです
KMさんの紹介された話では「特権階級を許容せず
国民全員に平等に義務を負わせる」のが民主的な
徴兵制だそうですので「否」だと思いますよ。
>経済的貢献で命の値段に差をつける訳ですが
>これが民主的か否かは、議論の別れるところです
化けの皮が剥がれたね、経済的貢献度で生死に直結するような”義務”に差が出る制度は民主主義じゃない、KMもそうだがウクライナを擁護したい為に無理やり擁護しすぎだろ。
私はそのような考え方に賛同しておりませんので誤解なきよう。
繰り返しになりますが、私の徴兵義務に関する意見は紹介した記事の通りです。
ちょくちょくネットの掲示板でここの名前を見かけるようになったけど、案の定短絡的な人が湧くようになったなぁ
しっかりソースもある政権批判記事を取り上げたら、民主国家において政権批判が続出するのは健全な事だ、だから騒ぎ立てるなとよと貴方はおっしゃるけど
現地ジャーナリズムの変化を知るのは大切だし、ここの管理人さんは事実とそこから推測できる範囲だけを書いている、それに何の問題があるのか?現地メディアが過剰に騒いでるに違いないから過剰に反応するならあまりにも短絡的
どうだろうか、現地メディアが過剰に騒いでる、と言う決めつけに対し何か具体的な証拠があるんですよねぇ?お一つ提示願いたい
「現地メディアが過剰に騒いでる」
↓
そんなことは記載したつもりがありませんが、私のコメントのどこに書いてありますか?
人様の知性を笑うことのできる素晴らしい知能をお持ちのようですから、再読すればきっとお分かりになると思います。
私の主張は、メディアや野党的立場の人たちが批判をするのは当たり前であり、それが破滅的な政治不和や政治分裂には結び付かない、ということです。
日本のテレビや新聞でも与党批判は日々繰り広げられています。
なお、別の方を私と誤解されているようですが、少し冷静になることをおすすめします。
別にに「騒ぎ立てるなよ」とまでは言ってないのでは ?
命令してないですよ。
政治的批判が単なるガス抜きでしかなく、改善や是正に繋がらないのであれば、民主主義もお題目でしかないと思いますが。
そもそも戦時体制にかこつけて選挙拒否を宣ったり、くだらない政争で軍の指揮権に介入するゼレンスキー政権に健全な民主主義があるとも思いません。
「政治的批判が単なるガス抜きでしかなく、改善や是正に繋がらないのであれば、民主主義もお題目でしかないと思いますが。」
↓
だとすれば程度の差こそあれ、日本もアメリカも民主主義はお題目ということになりますね。
「民主主義は最悪の政治形態といわれてきた。他に試みられたあらゆる形態を除けば」
という言葉をぜひ、嚙み締めていただきたいですね。
「戦時体制にかこつけて選挙拒否を宣ったり、くだらない政争で軍の指揮権に介入する」
↓
有事の際には選挙を延期することは、ウクライナの法体系に予め書かれていたことだと記憶しています。
また大統領制では軍の最高責任者は大統領なのですから、指揮権に介入する権利はあります。
介入した結果がこれですか。まあ国民が納得するなら
良いんじゃないですか?納得していない人が多いから
ホワイトチケットが飛ぶように売れたのではないかと
思えるのはきっと私が捻くれているんでしょうねえ。
個人的に考える民主主義の唯一の良い点は、無能な権力者を殺さずとも投票によって挿げ替える機会があるという点だけで、無能な権力者がその機会を拒否するという事は、他の政治体制と何ら変わらないと思いますがね。
また指揮権に介入した結果、反攻作戦は失敗し東部戦線は崩壊しつつあるのであれば、やはり選挙を実施して国民の意思を問うのが筋では?
軍の指揮権に「介入」という言い方はそもそもおかしい。大統領は法的に軍の指揮権を有している。政府の命令が聞けない軍人は不要どころか害悪です。
要はロシア信者のたまり場ではないかと?
そう思われてもしょうがない戦況になってきてますね
記事がどうしてもロシアよりだから
ウクライナ批判が民主主義Cだからできるということですね。
なにやら某所の掲示板でここのサイトが取り上げられてるせいか、おかしな人たちが入り始めてるね
ウクライナメディアの政権批判記事を取り上げたら、民主国家において政権批判が続出するのは健全な事だと、だから騒ぎ立てるなとよ
以前とは明らかに中身も違うしきちんとしたソースもある、それを分かりやすく解説しているのに理解もせず騒ぐなとか、どの程度の知性でよくウクライナの話に触れようと思うな
思考停止しているだけじゃないか
私は騒ぎ立てるなではなく、選択バイアスの誤りに陥りがちなことを指摘したまでです。
人の知性を笑うほどの素晴らしい知性をお持ちの方とお見受けしましたので、きっとご理解いただけるかと思います。
根拠の無い妄想に理解を示すのは難しいですな
早くウクライナメディアが過剰に報道している根拠を示してくださいな
好きなだけ言わせておけばよろしいのではないですか?
ここでどんなコメントを残そうが遠く数千km離れた戦場には何の影響もない事ですし。
このブログに来る方々が枝主のコメントを見てどう思っているのかは、枝主のコメントに付く♡の数が物語っています。
>建設的だと私は考えます
スレ主さんは、自分のお気持ちを言っているだけで、「~しろ」と命令口調で言っているのは、むしろ「MarkⅡ」さんに見える。
個人の意見を言うだけなら言っても良くないですかね ?
ロシア劣勢時にウクライナ信者が沸いたように、ウクライナ劣勢になってから、ロシア信者が目立ってきた。どちらの立場にせよ、”おかしな人”, ”巣にお帰り”などと暴言を吐くからすぐにわかる。
かみしめろだの長ったらしい長文の中にチラホラ命令口調入ってます
意見を言うにしてもKM氏は下記の様に説教臭い言い回しが多すぎます、流石に個人意見から逸脱してるでしょ
>本ブログの編集者、および読者の方は、むしろ政権批判のニュースを聞かない国がどのような国なのか、よく想像を巡らせた方が良いと思います。
そうですか。
ではまず「ウクライナ政府と軍部の対立」についてここで各々の意見を交えつつ議論し、その後別の場所で「独裁国家と対峙するにはどうすべきか」を各々の意見を交えつつ議論しましょう。
同時に二つの議題を処理するより、個別の議題を1つずつ処理したほうが建設的だと私は考えます。
独裁国家との付き合い方?そんなの長い物には
巻かれろで弱い国なら撃退し強い国なら朝貢
でしょう。日本はたまたま地理的にアメリカの
利益になるから軍を置いて貰えてるだけです。
もし彼らが何かの事情により基地を撤収したら
中露に媚びる以外に生きる道はありませんよ。
巣にお帰り
長ったらしく主張する割にまともな根拠一つ無い、だれが貴方の主張聞きたいの?
議論と言うなら、まずは「現地メディアが過剰に報道している」って言う貴方の主張を裏付けする根拠を提示しなさい
紛らわしくてごめんなさい
私枝主のKM氏ではないです、すみません
勘違いした、すまない。
さらに申し上げれば
この記事は「政府と軍の対立というナイーブで単細胞な思考に陥った記事」ではなく様々な現地メディアやジャーナリスト、関係者の記事や証言をかき集め、過去の政府と軍のやり取りをまとめ上げた上で作られた記事です。
決してその場その場の感情によって作られた記事ではありません。
>KM
正直、たかが一介の日本人ミリヲタがそこまでウクライナの代弁者たらんとする理由がさっぱりわからん
なにか利益でも絡んでいるなら兎も角、第三者から見て唖然とする位の連投してまで声高にウクライナとゼレンスキー政権を擁護する姿に恐怖すら覚えますわ
些か不謹慎ではあるけれど、戦争の当事者でもなく何の権限も持たない外野のミリヲタ風情なんか、せいぜい斜に構えた冷笑系ヲタクのスタンス位でいるのが正解だと想いますけどね…🙄
大人気でしたね、今後も楽しませてね
『ザルジニーが個人的な慈善基金を設立したため、この基金がやがて政党に発展するのではないかと大統領府は疑い始めた』
う~ん、どう解釈しても言い掛かりにしか感じられない。正直な話、軍人は軍人でしかなく、それ以上の存在ではない。具体的に政界に進出する意向を示した訳でもないのに、こういった疑念を抱くのは全体を指揮し続けているザルジニーさんへの冒涜でしょう。
今回のウクライナ戦争が開始した時、フィンランドの冬戦争が思い返され、同じような結末になるのではないか?と考える時もあったが、残念ながらウクライナに軍人の役割を全うさせ、最後の責任は自分でとるという政治家はいないようだ。
私もよく連想するので、蔵書のフィンランド軍入門を読み返していたのですが、当時のスターリンは、たったの2.4万人の戦死者で、「あー負け負け!」と冬戦争を諦めていたのですわ。
後の大祖国戦争とモチベが違うとしてもメンタリティが、違いすぎる。
ちょっと軍が気の毒な状況ですね。
ゼレンスキーが余計な発言をしているというのは、威圧的な外交も含め、外部から見ても思う所が大きいです。このような情報が増えてきたのは、反転攻勢の失敗が確定したところが大きいでしょうし、ゼレンスキー降ろしが始まっているのでしょう。
管理人様へ
政治的なニュアンスとかを含む解説が容易ではない長文を日本語訳して頂けたこと
誠にありがとうございます。
ゼレンスキー大統領は、自分が思っていたよりも、権力欲の強い人物なのかもしれないですね。
ゼレンスキー大統領自身が、大統領に長期間居座りたいのか、側近が大統領の禅譲を狙っているのかは分からないですが…。
権力者は、いつの時代も疑心暗鬼になるものなのですね(戦争前の支持率20%台ですよ…)。
ウクライナ軍の南部攻勢は、政治的にグローバルなプロパガンダが、もの凄い規模で行われていましたからね(日本を含めて)。
南部攻勢の期待値を高めすぎれば、引くに引けなくなるわけですから、政治の側にも責任があると言えます。
前線の兵士、スポンサー国の納税者が、報われる事を願っています(上層部が内紛していては報われないですね…)。
ゼレンスキーは汚職撲滅をせずに支持率が低下していた。その支持率を上げたい(大統領の座にしがみつきたい)から、ロシアからの脅しを無視して挑発し続けた結果、戦争を招いているので元々がそうなんでしょう。
プロパガンダについての私見ですが、日本に関して言えば国民感情(北方領土とか)が反露だからロシアを貶す、笑いものにする記事がアクセス稼げて肯定的なコメントをもらえるからやっていると思っています。資本主義的というか承認欲求が高いというか…
何にしてもジャーナリズムの欠片もないと考えています。
仰る通りで、大陸国の外交は、隣国との戦争抑止が第一の目的ですから、ゼレンスキー大統領はそれに失敗したのが事実です。
戦争直前に、アメリカが戦争の危険性を周知している時に、ゼレンスキー大統領は風評被害を止めろと記者会見をしていましたね。
Youtubeで広告BANされた時に、ロシアdisを続けているのかというと、仰る通り怪しいものでしょう。
日本人は本当に乗せられやすいですし、ウクライナ側からも北方領土に言及して呼応する動きがありましたね(1兆円の対価なのか不明ですが)。
第二次世界大戦・日ロ戦争も、日本人が自分達から乗って熱狂していたのだろう、という感覚で見つめています。
例えばですが、下記の動画まだ4ヶ月前であり、見出しだけ見ても『うーん』という感じですかね…(お2人に個人的な感情もないですが)。
(2023年7月29日Youtube 渡部元陸将がウクライナ軍、南部戦線快進撃を徹底解説!!ロシア軍のおかした手痛い失策。ウクライナ軍の次の一手はクリミア包囲?|上念司チャンネル ニュースの虎側)
私ならむしろ代わって欲しいです大統領。
>これだけ長く難解な長文を最後まで読み切った人は本当に凄いと思う。
これだけ長く難解な長文を最後まで翻訳し、読みやすい記事を作った管理人は本当に凄いと思う。
ザルジニーとゼレンスキーの確執は親露派テレグラムでは遥か以前からプロパガンダされていた。
私の記憶が正しければマリウポリ陥落後のセヴェロドネツク戦あたりまで遡る。
親露派の流す情報は全てデマ・プロパガンダと断じて情報を追っていなかった多くの人々はこれらの情報を見逃した。
そのような人々は必要以上に戦況を悲観してヒステリーに陥っているか、あるいは先鋭化して陰謀論に希望を託すか、過去の自分の発言に知らんぷりを決め込んで無責任にもウ国民の犠牲やウクライナの戦争などなかったかのように振る舞っている。
このような人々は失敗から学ばず”次の戦争”でも同じように振る舞うだろう。
個人的な感想としては、今のウクライナを巡る政治劇を見ると、裏切りと内紛に血塗られたウクライナの歴史の悪趣味なリフレインを見ているようだ。
仰る通りですね。
ウクライナが早期停戦で、得られたもの・失ったもの。
ウクライナが戦争継続で、得られたもの・失ったもの。
これを、整理すべき時期が来ており、スポンサー国の投資余力・政治的余力は継戦に使われ続けていてます。
ウクライナは、人的被害・物的被害が戦争が長引くほど拡大しますが、復興資金への投資がより少なくなりそうですね…(継戦に使っているため)。
掲示板とかでここの名前をちょくちょく見かけるようになったけど、案の定、短絡的な人が湧くようになったなぁ・・・
今回の記事って、海外メディアだけじゃなくウクライナ大手メディアのウクライナ・プラウダ紙とかが、こんな感じに取り上げるようになりましたぜってだけの話なのに、いきなり民主国家において政権批判が続出するのは健全な事だ、だから騒ぎ立てるなとか言っちゃう人が居る、騒ぐ騒がないの基準が自分の感情でしかないと言う点にまったく気がついてない迷惑な人たちだな
嫌なモンを理解しないのは個人の自由だが、それで人に説教しようという根性、本当に腐ってると思う。
KM氏は「騒ぎ立てるな」なんて命令口調で言ってない。
むしろMarkⅡ氏の方が「腐ってる」「どの程度の知性でよくウクライナの話に触れようと思うな」とか人格攻撃をして意見を言うなと強制してませんかね ?
”かみしめろ”だの”ナイーブで単細胞な思考に陥るのではなく”だの”本ブログの編集者、および読者の方は~”だの遠まわしで批判してるでしょ
要約すると批判するな騒ぎ立てるなであってますよね?それとも一々全部長文書かないといけないのか?
>ハリコフもロシア軍が自発的に戦線縮小して防衛に入っただけでロシア軍を撃ち破ったわけではなかった
ちょっと信じられん。
いくらアウディーウカの犠牲を顧みない人名軽視のロシア軍でも、分かっていてリマンの大量虐殺を看過するとは思えない。
リマンでそんな損害与えられてないからクレミンナ正面の陣地で攻撃失敗したんだよ
大量虐殺したことになってるとかそういう戦果誤認を繰り返した結果が反抗の見通しの甘い作戦になったんだろうね
映像という視覚的証拠がでまわっていたからねえ。
今はロシア優勢だから欲張って駄々っ子みたいに、願望にすがらなくてもよいんでは ?
久々にOSINTでは〜みたいなやつ聞きましたね、もはや信頼性なんて崩れ去って久しいのに
それで何人分の遺体の視覚的証拠があるんでしょう?
壊れた戦車の写真なんかいくらあろうと大量虐殺の証拠にはなりませんよ
そんなことを言いだしたら、何も分からないでしょう。
証拠なんて存在しえない。
映像から切れている場所が無傷で瓦礫がゼロだと思う方が偏った見方だと思うけどね。
政府発表にしろニュースにしろ紙に書いたインクの跡みたいなもので改竄を疑ったらきりがない。
統計でも全量検査なんてほとんど行われない。
国勢調査でもウソや間違った記述にはざるでしょ。
ロシアが勝っているとする、コメの主張もすべて、そこまで言うなら証拠無しでしょう。
いつどこで、信頼性なんて崩れ去って久しいのですか ?
私は知りません。
だれがその証拠を提示して証明したのですか ?
なんか異様に他人の意見に突っかかるコメントが多くなってきました?
煽られたと思ってすぐ煽り返す習性があるようで長文だし、異論に対しては爪痕残すという癖があるのかね?
見たくないものは見なきゃ良いのにね。
うーん、異論を認めたくない、多様性を許容しない、自分の非は部分的でも認めたくない民主主義なのですかね。
まあ、アメリカの選挙でバイデンとトランプが同じことやってますから、“21世紀の民主主義”のありのままの姿なのかも。
民主主義の弱点は肝心の民が、知能・教育水準が低いことや少数派の意見を取り入れたせいで多数派へ混乱を招くことで結果的に衆愚政治になってしまうことだと思います。
コントロールできる人間が選挙でトップに立てれば良いんでしょうが、それを選ぶ民が…ってことになり鶏が先か卵が先がの話になってくるので独裁も民主も国家状況によって一長一短ですね。
実施そのものが困難だという点は脇に置くとして、大統領選挙だけであれば仮にザルジニー総司令官が出馬する流れになったとしても、総司令官と軍部が再三要求している動員規模や対象拡大要求を争点とすれば(政権的にも痛いとはいえ)上が変わるだけでどうにかなるという願望混じりの救世主論に押し切られることはないと思うのですが、そうもいかないのでしょうね。
少なくとも(大統領選挙を実施してしまうと中止する名目が失われる)議会選挙で大敗するであろう現与党や関係者の面々は、選挙の可能性に対して大統領以上に神経質になっているでしょうし。
昨年読んだ記事なのでうろ覚えですが、ザルジーニ司令官には米国在住の親戚がいて、
そこからかなりの金額の遺産が舞い込み、それをすべて基金に寄付するつもりだ、
というのがありました。記事になったのは1回だけで、その後は全く音沙汰なしだったのですが、
こんな背景があったとは。
そう言えば昨日読んだXのスレッドで、ウクライナ人女性が
ポーランド国境の検問封鎖について、罵りに近い厳しいコメントを発しており、
他のユーザーから、もしかしてロシアの回し者?と勘ぐられていました。
彼女の経歴とこれまでのコメントを読んだ限りでは、ウクライナ在住のウクライナ人です。
しばらく前にニューヨークの国連総会のスピーチで、ゼレンスキー大統領がポーランドは
ロシアの手助けをしているとほのめかす発言をしていたのを思い出しました。
手助けしてうまく行かなければ恨まれるって。。。日本の近くにもありますね。こういう国。
>参謀本部の試算によると大統領が設定した「全占領地の解放」を実行するには3,500億ドル~4,000億ドル相当の戦力と手段が必要
ウクライナの戦費が支援含めておおよそ3000億ドル相当って話だけどそれだけ入れてもこんな状況なのにその見通しは甘すぎるのでは…
というかロシアの戦費なんて1200億ドルとかですからソ連/ロシアの軍事は本当に効率的で優秀ですね
(ここんとこウクライナ政権に対する批判記事も良く目にしますが・・・)
そもそも、こんな愚劣な侵略戦争が1年以上もダラダラと続いている事
それを続けさせてしまっている事は国際社会側の問題でもある。
これだけ続いていれば、侵略されているウクライナ側とていつまでも一枚岩で
いられない事ぐらいは当り前だ。
それを今さらウクライナ政権内の軋轢をほじくりだしてグダグダ言うんじゃ無い
だったら武器だけ供給して高みの見物を決め込んでないで、さっさと介入して戦争を
止めさせろ、それをしないなら内部の醜聞ほじくり出して批判だけするんじゃない。
毎日毎日、血を流し続けている人間が誰なのかよく考えて欲しい。
(別にここの管理人さんに言ってる訳じゃないです)
さすがにウクライナメディア自身が嘆いてる記事に言ってもな…なところはありますな。
民主主義を標榜する国に住み納めた税金が投じられている我々民衆にはウクライナの内情を知る権利がある
そしてその税金が蓄財や権力闘争に使われているとなると全く看過出来ない
血を流してるのはウクライナ人の選んだ政権の外交の失敗が原因で、その尻拭いを手伝っていることを感謝こそされど、我々が彼らに感謝する義理などない
最後に、さっさと介入しろなどと軽々しく言うのなら、実際そうなった時にまずアナタから志願兵として最前線に飛び込んでいってくれるんですよね?
武器も出さない派兵なんてまずあり得ない我が国のネット民は口だけはすんげえ勇ましい…
すみません、コメントが反映されなかったため同様の内容を複数回投稿してしまいました。
管理人様へ、内容の重複するコメントは削除して頂いて構いません。お騒がせしました。
今のウクライナ軍が、ゼレンスキー大統領やシルスキー大将に従うウクライナ軍部隊と、ザルジニ司令官に従うウクライナ軍部隊に指揮系統、指揮統帥権が分裂し始めているとして、最大の問題はすでにどっちでも弾薬がなくなりつつあることです。
ゼレンスキー大統領に逆らうザルジニ司令官派の部隊は、弾薬や燃料の補給を止められるかもしれませんが、ゼレンスキー大統領に忠誠を誓うシルスキー大将派の部隊にしても、いつまで弾薬の補給が続くかわかりません。そうなればあえてシルスキー大将の側につく意味も乏しくなるわけです。
ザルジニ司令官側につくウクライナ軍部隊がどんどん増えていけば、いずれゼレンスキー大統領や、シルスキー大将が命令系統を無視して命令を出しても、それに従う部隊はどんどんいなくなり、ウクライナ軍部隊はそれぞれ独自にロシア軍との停戦交渉を始めるかもしれません。
そもそもが、「ロシア軍が変な戦法で攻め込んで、勝手に自滅して、勝手に帰って行っただけ」だったんですよ。
ところが、大統領とザルジニーとシルスキーの3人が何の実力も無いのに「救国の英雄」になってしまった。そして諸外国からの兆円単位の資金を借しつけられ。一旦家に帰って反省して出直してきたロシアとガチで戦うことになってしまった、と。
で。
大統領>外交関係でやらかしまくりで敵作りまくり、最重要の後背地ポーランドに縁を切られる
ザルジニー>絵に描いたような戦力の分散と逐次投入で反攻作戦大失敗
シルスキー>ゾンビ突撃でバフムトに死体の山を築く
とまあ、三者三様に大失敗を繰り広げるという「状況は笑えるけと人が死に過ぎて笑えないコント」が現在進行形なんですね。
これは21世紀最大規模の喜劇ですよ。ホントに俯瞰してみると乾いた笑いしか出てこないですね。誰1人、ちゃんと仕事していないんですから。
ちなみにプーチンさんは最初の大失敗で引き金を引いた人
ザルジニーが大統領になったところでウクライナの内政や外交の多くの問題が短期的に解決するとは思えないがね。
数年後にはザルジニー叩きになってるだろう。それは過去歴代の大統領全員そうだったし。
ただザルジニーが大統領になるメリットとしては軍の作戦が合理化されることが期待できる。
ずっと軍の塀の中で育ってきた彼にはオリガルヒや政治家との癒着など政治的しがらみが薄いからだ。
東部を切り捨てて南部に戦力集中をするという思い切った判断をするかもしれない。
政治より軍事的合理性を追求してヘルソン右岸を捨てたスロビキンのように。
ヘルソンとハルキウを
重装備ごと全部捨てたのは今から考えるとすげえわ
そしてプーチンもよく許可したな
面子よりも兵力を優先した
ザルジニーがやっても好転しないのは同感
しかも仕事は休戦交渉になりそうだし
荒れてるね
ここの住人はストレス溜めすぎだな
長文だらけで不快にさせたのなら申し訳ないな(私はそこまで長文じゃないけど)
冒頭の人は結局
・ウクライナ民主国家で、マスコミが政治問題を取り上げても過剰に反応しないでほしい
って話を長ったらしく話過ぎなんですよ、オマケに”民主主義のプロセス”だの”生存者バイアス”
だの言葉遊びで自己を正当化しつつ、”~よく想像を巡らせた方が良いと思います。”、
”~という言葉をぜひ、嚙み締めていただきたいですね。”だの上から目線で説教がましく言う
まともにコミュニケーションする気があるとは思えない。
なにを言っても通じない相手と感じられたなら無返信でいいと思いますよ。某掲示板と違って反論しないと負けみたいなものではないですし、理解し合えない相手なら付き合うだけ時間の無駄な気がします。
歴史を見れば権力者に睨まれたら、ザルジニーの取れる手段として、権力者を倒すか引退するぐらいしか道はなさそうですね
ゼレンスキーがザルジニーを追い詰めれば追い詰めるほど、逆にザルジニーが本当にゼレンスキーを刺す可能性も・・
でも正直、政治的な介入があったとはいえ軍部も有能だとは思えないのでザルジニーに期待するのも微妙なところですね
副官が手榴弾着服しようとして爆死するレベルですし
副官というのがチャスチャコフ少佐を指すのであれば、手榴弾は同僚からの誕生日の贈り物だと内務省が公式発表していました。
ロシアからの鹵獲品とかを記念品に贈ったんかな、手榴弾を記念品として送る文化は殆ど無い筈なので怪しいとは思います。
物の出処はわかりませんが西側の最新式だったとのこと。
時期が時期なので色々と言われていますが、前提を覆す新しい情報が出ない内は捜査機関の公式発表を最も説得力の高いものとするべきかと。
なんか民主主義がどうのこうのというよりウクライナ強いては欧州地域の問題を民主主義の聖戦と拡大解釈したことに問題あるよねどう考えても
内部抗争、いよいよウクライナも大日本帝国味して来たな
国体護持で最後は軍も政府も団結した大日本帝国に失礼
ウクライナが劣勢になるにつれ
コメント欄も感情的で
荒れてくるのは興味深い
時間がかかっても最終的にはロシアが勝つのは開戦以来ずっと予想してたけど、ウクライナと西側が短期間でここまでボロボロになるのはさすがに予想外だったわ。
なんやかんやで民主主義陣営、専制主義陣営に関係なくもう欧米より東アジア勢が優秀なんやなって
朝鮮半島は戦場にポンと大量の弾薬供給するし、中国はロシア程勇み足で台湾侵攻には踏み切らずどっちが勝ってもそれなりに得があるポジションに収まってる
日本も軍事支援こそしてないが口先だけの欧米よりよほど誠実に資金面で融通きかせてる
アメリカ、イギリス、EUもちろんロシアも口では偉そうなことを言うが全然実力が伴っていない(あるいは分断が酷すぎてだせない)やん
特にヨーロッパなんていまだに見習おうなんて言ってるやつがいるのが信じられんくらいの体たらくだ
下らない
EUやNATOと聞こえはいいですがコアは米英独仏であり
バイデン、マクロン、ショルツ、スナクのような連中に加入国は振り回されるということです
EU、NATOといわれたらパッケージされてなんだか素晴らしいものに感じてしまいます
①欧米は無能でやばい
②中ロはとても危険
③EUやNATOに加入(or連携)するべきである
ダブルバインドってやつですかね?矛盾したメッセージを同時に受け取ると混乱して合理的な思考ができなくなると
最初から劣った独裁国家であるロシアは、優れた民主国家であるウクライナに勝てるはずがないと感情論しかありませんでした。
ついに、弾薬の兵器の人員数の差という精神では覆しようのない「現実」が直ぐ目の前に迫ってきて、パニック状態に陥っているんだと思います。
ゼレンスキーの後にザルジニーが大統領に就いた場合でも,当初は「ようやく軍事の分かる大統領が誕生した」と大喜びして,1年後には「軍部に介入するダメ大統領」という烙印を押す。衆愚は同じことを繰り返すだけでしょう。
私もミリタリ素人ですが、純軍事的な話をしているブログやまとめが有名になるとやはりミリタリ素人が流れ込んできて政治主張を始めてグチャグチャになるという光景は悲しいものですね…
ここの記事はソースがあって逐一確認できるのが良いところだと思います(コメ欄の方もソース付きの事が多い)
不満がある方はソースを遡ってご自身で調べて判断すれば良いのではないでしょうか
思い通りに行かないと仲間割れなのでしょうか。
戦争が始まった時の体制が悪かったとは思いません。
結局のところ、武器と弾の数が問題では?。
ロシアに規模で劣るソ連の劣化コピーからのスタートだから西側支援で大幅なハンデを付けてもらわないと厳しいですね。
ポーランドみたく早々にEUに結びついてGDPを上げていたら軍拡も捗ったかもしれない。
西側になびいた東欧諸国のGDPの伸びのグラフは急激に右肩上がりで、ウクライナより貧しい国にも余裕で抜かれさった。
アフリカの最貧国よりちょっと上くらいの国家財政では強兵はできないです。
明治政府は、そこのところよくやったもんですね。