バフムートの戦いに関連する視覚的証拠が複数登場、これによりベルヒフカやクリシェイフカに迫るウクライナ軍の動きが裏付けられ、特筆すべきはクリシェイフカの北にある高台陣地までウクライナ軍が到達している点だ。
厳密に言うとロシア軍によるバフムートの完全支配は崩れ、再び市内での戦いが始まった
ロシア側情報源は「バフムートを挟撃するため敵はベルヒフカとクリシェイフカを狙っている」と報告していたが、ウクライナ軍の前進が確認できる視覚的証拠が登場、これまで状況が不明だったベルヒフカ方面では線路沿いと貯水湖沿いに前進している様子=ⒶⒷⒸⒹⒺが確認できる。
さらにクリシェイフカに迫るウクライナ軍の動きについても視覚的証拠=ⒾⒿⓀⓁⓂで裏付けられており、特筆すべきはクリシェイフカの北にある高台陣地=Ⓗにウクライナ軍の装甲車両が侵入している点で、ロシア軍は塹壕で構成された陣地の支配を失っている格好だ。
因みにウクライナ軍はバフムート市内の住宅地域=ⒻⒼにも侵入し始めているのが視覚的に確認でき、厳密に言うとロシア軍によるバフムートの完全支配は崩れ「再び市内での戦い」が始まったと言える。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
バハムトでロシア軍は大量の死傷者を出したと言われていますが職業軍人は何割くらいだったんだろう…
それは非常に難しい質問ですね。
まず、市街とすぐ近郊は、ワグネルが中心だったようです。さして、郊外のロシア正規軍は、多くの場合は砲撃やミサイルでウクライナ軍と戦っていました。
その正規軍に、昨年秋に召集された予備役がどのくらい含まれているかという問題なんでしょうね。
たぶん、何分の1以下ではないかと思われます。予備役は軍務の経験があり定期訓練も受けている人たちです。しかし、昨年秋に招集された人たちは建設や輸送関係が多かったと言われていますし、最前線の攻勢にはまだそれほど出ていないという情報もあります。
一方、ウクライナ軍の方は、一般人の動員兵をどんどん補充兵としてバフムトに送り込んでいました。だから、一般人の比率はウクライナ軍の方が格段に高いはずです。
バフムートにおけるロシアの死傷者数は不明ですが、アメリカはロシアの死傷者を10万人以上と報告しています。
イーゴリ・ギルキンはワグネルの囚人兵5万人のうち、2万6000人が恩赦を受けてロシアに戻り、残りの2万4000人は戦死・行方不明になっていると指摘しています。
囚人兵以外のワグネル戦闘員は1万人が戦死したとプリゴジンは述べていますので、ロシア正規軍の死傷者数は全体の4割前後かと。
NATO会議開始に最高の花を添えた形になりますね。
追加支援の規模も金額も盛り上がりそうです!
管理人さんの掲載MAPに市街地詳細図のMIG-17モニュメントが再度見れる日も近いかな
あーあ、あんだけプリゴジン氏が頑張った()のにこの体たらく
そら反乱も起こしますわな・・・
しかしウクライナに帰ってきても町は文字通り完全に瓦礫の山・・・
復興なんて気が遠くなるよ
サムネイル、良い写真だなぁ…。
管理人さんが作った地図はとても分かりやすいです。
ウクライナ軍は、南部の総反撃がそれほど目覚ましい進展がありません。そのため、戦果を求めて、再びバフムトにも力をいれ始めたのでしょうね。
ウクライナ軍は、バフムト南方のクリシチュウカの方で反撃が進んでいるようですね。守るのはロシアの第4ライフル旅団で、それほど強い部隊ではありません。
クリシチュウカを占領して、その後、東北に進撃すれば、バフムト南側の包囲に近づきます。
予測は難しいのですが、これまでもバフムト近郊では、ウクライナ軍の2、3個旅団による反撃は何回も繰返されてきました。
しかし、結局は成功しませんでした。その繰り返しで、ウクライナ軍は延べで30個旅団くらいを投入して損耗しています。
だから、今回も同じような推移になるのではないか、と予想はしています。もちろん、両軍の状況が変化して今回は、成功するという可能性も否定できませんが。
この都市を巡る戦いスターリングラードの戦いより遥かに長い戦いになりそう
バフムート北部は持ちこたえてるのに南部は押されてるのはなぜだろう。
予備兵力は潤沢にあるはずなんだが。
指揮系統に問題があるのか。
前にもコメントしたけどバフムトを巡る戦いはポパスナ→ソレダル→バフムトと走っている鉄道ルートを確保してデポを前進させたいロシアvsそれを阻止したいウクライナっていう構図だから沿線であるバフムト北部の方が重要度が高い
だから補給路から近い北部のロシア軍はその恩恵を受け始めていて相当に兵站が改善されていて守りが硬いし、それと比較すると南部はそうでもない
この戦域全体として見ると時間をかけるほどに兵站で勝るロシア軍の方が有利になるからウクライナとしては今のうちに逆襲をかけざるをえない
いったい、この都市に何があるのだろう。
ロシア正規軍の面目丸つぶれだね。
ワグネルの完全排除なんてとても無理そう。
ワグネルのプリゴジン発言また正しかった。
『ウクライナ軍が一番強い。ワグネル除いてな。』て言ってた。
イゴール・ガーキン、プリゴジンの乱でプリゴジンにキレてたけど何でなんだ。
自分で予想出してたし、そのあと反乱が各地で起こってロシア分裂まで予想してたような?
そうならない為、いつもの総動員しろと。
知ってたのにキレるもん?
それとも本心では乱は起こらないと思ってた?
バフムートは結果的には重要だったんだな
結果的にプリゴジンの乱を引き起こしたし、このまま正規軍がワグネルが勝ち進むより速いスピードで敗退してしまったら、また何か不安定化を招く危険なスイッチを作動させそう
ワグネルなきロシア軍に巻き返す根性は無いと思います。このままではジリ貧なのでは。
プリゴジンはバフムートで手柄を立てたのに、かえって宮廷に危険視されて処されるとは古代や中世の将軍のよう。
正規軍は士気が低くて弱いし、私兵部隊は反乱起こすしで、軍事力はさておき、ロシアは政治的な弱さが目立ちますね。(もちろん油断は禁物です。過小評価したいわけではありません)これがほんとにNATOが攻め込んできた大祖国戦争だったら総動員して全軍ワグネル状態で猛攻撃モードになれるから強いんでしょうけどね
ただ今はレンドリースがありません
兵器は潰される一方で戦車数もついにウクライナが上回ったとか
そして少なくとも地方で動員できる兵力はあらかた動員した後でしょう
たとえ上手く士気を上げられたところで大祖国戦争並みに防衛力が上がるのは期待薄かと
スターリンはサンクトペテルブルクに逃げずにモスクワに踏み留まったからねえ、ナチス相手に。
反転以前にロシア軍の進軍を全戦線で止まられれば御の字と思ってたら、遅いながらも奪還していっていますね。
F16が来る前にキエフが落ちなければいい、ぐらいには思っていましたが。
遅い遅いと言う人多いけど、ハルキウ〜リマンの反攻の非現実的とすら言える異常な速度と比べれば遅いってだけで
バフムト方面にほぼ全集中してクリシェイフカ制圧に2ヶ月以上掛けた露軍の侵攻よりははるかに速いスピード感なんですが…
これだと思う。
全然遅く無くて普通なんだな。
軍オタとして非現実な思考してるのか、ウクライナ軍を腐したいだけなのか。
そういう事言ってる意見はあまり参考にならない。
マップに青い防御ラインが登場してて細かいなと思いました
ロシアが設置した塹壕ってそのままウクライナが使えたりするんですかね
突破された竜の歯の表記が青くなってたら実に爽快でしょうね
最近はバフムトだけでなく、アウディーウカ方面でも領土奪回が確認されてるし南部の陣地を突破出来なくてもドンバス方面でかなり進める可能性が出てきたな…。
でもロシア軍としてはあれだけ戦果をアピールしてしまったバフムトだけは絶対手放したくないだろうから、ここに必ず戦力を回すことになるし今のところバフムト方面はウクライナに完全有利な感じになってきた。
あとは肝心な南部をなんとか突破出来れば全ての戦線で主導権を握れるんだが…。
ブルムバーグによると 戦車の保有数はウクライナの方が多くなったらしい。
もちろん前線で使える戦車ってことだろうけどね。
ウ軍は見事に誘引されてますねえ
バフムトを弧の中心部とした包囲網じゃないですか
去年も似た陣形を見たような
いや・・・、その弧とやらの両翼の重要拠点をウクライナ軍が制圧間近って戦況なんですが・・・
どこを見て言ってらっしゃる
7/3の「ウクライナ軍はバフムートで旧陣地奪還、ザポリージャでロボタイン攻略を開始」の記事の地図だと全く逆の状況なのがよく分かるんですけどね。
これについては管理人さんのマップの切り取り方にも原因がある気はします。
まあ悪いのは切り抜かれた部分だけ見てその外の事を忘れてる奴なんですが。
ロシア側が18万も軍を集めて、ウクライナのクビヤンスクとリマンを再占領しにかかってくるのが解っている。ならば出来るだけバフムトの戦闘を激化させてロシア側を誘い込むのは有効だと思う。
バフムト近辺の戦闘が決戦に近くなるなら、ロシア側の防備が南側程に強く無いウクライナからすれば良いと思う。
ロシアも補給の難しさから南部より、東部で反撃したいだろう。
他所の記事で読んだのですが。
ロシアが補充で送り込んでいるT54/55/62戦車は、
防御的に使われるときには、乗員が1〜2人の場合があるのだとか。
1〜2人用の動くトーチカということなのでしょうか。
西側で見てみると、スウェーデンのStrv.103戦車は一人でOKだったそうですが。
防御戦に限れば、こうした使い方も”アリ”なのかなと妙に納得します。
将来、無人戦車のその前に、一人用の戦車を経る必要がありそうな気がします。
自動装填装置が無いので1名は厳しいのでは?
2名でも砲手と装填手で固定砲台として使うのかな。
自動排莢装置も旧式で発射速度は低いらしいし、搭乗員は貧乏くじですね。
歩兵の援護が不十分だとウクライナ歩兵の携帯兵器の餌食になるだけの様な気がします。
>ロシアが補充で送り込んでいるT54/55/62戦車は、
>防御的に使われるときには、乗員が1〜2人の場合があるのだとか。
それ、動くどころか只のトーチカとして使っているのかも知れませんよ
そもそも、旧ソ連時代からソ連/ロシア軍は戦車の車体を地面に埋める様な形でトーチカとして使う例が多いですから
あと、現在は乗員3名が主流だけど、4名が3名になっただけでも停車時の警備や整備等の負担が増して大変らしいですよ。
1乗り戦車なんて運用で苦労しか無いと思います。
戦車を埋めて使うのは、硫黄島で栗林中将もやってる非常に有効な戦法ですね。
そもそも戦車に一人しか乗ってなくても、これは固定陣地での歩兵共同作戦です。必要なら歩兵の誰かが戦車の仕事を手伝うだけですよ。
ちなみに私ならこの条件では戦車を埋めて土嚢積んで偽装し,砲兵観測用拠点の代わりに使いますね。重装甲の防御に加えて測距儀が付いてますから。貧弱な115ミリの直射なんかより,後方にいる152ミリやTOSに火力投射させる方が合理的で,かつ自分の姿も晒さずに済みます。
おそらくWW2でも行われた、車体を地面に埋めて砲塔だけ露出したトーチカ、固定砲台用でしょうね
これなら2名でなんとかなるはず、ただこのご時世に砲塔トーチカがどれだけ効果をあげられるのか分かりませんが…
WW2のころなら効果的に破壊するのが難しかったものの、今だと場所が判明してしまったら先手でどうとでもなりそうなので
ランボー3「怒りのアフガン」では一人で戦車乗りこなしてたじゃん。
そりゃ元祖「ワンマンアーミー」ですから…