ウクライナ戦況

ロボーティネの戦い、ウクライナ人は敵のバンザイ攻撃は一方通行と主張

ロボーティネ方面ではDEEP STATEとRYBARの評価が大きな食い違いを見せており、RYBARは24日「ロシア軍がロボーティネ集落の中心部を抑えた」と報告したが、DEEP STATEは「敵の集落に対するバンザイ攻撃は一方通行(排除されるか捕虜になるかのどちから)だ」と主張した。

参考:Ореховский участок: битва за Работино обстановка по состоянию на 21:30 24 февраля 2024 года
参考:По ситуації в Роботиному — ворог іноді проривається в село, але це дорога в один кінець

まだロボーティネ方面について何か断言するのは時期尚早

ロシア軍はアウディーイウカ陥落直後にロボーティネ方面で攻勢を開始したが、DEEP STATEとRYBARの評価は大きく食い違っており、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「ロシア軍はロボーティネ方向の前線を水平にすることに成功した。集落内の戦闘は中心部にある学校付近で行われており、ここを制圧できればウクライナ軍は集落の北郊外に撤退せざるを得ないだろう。ベルベーヴ近郊でも幾つかの拠点からウクライナ軍を叩き出した。ロシア軍が補給ルートに接近しているため、何らかの対策がなければロボーティネ方向の突出部に駐留するウクライナ軍部隊は大釜に身を置くことになりかねない状況だ」と主張。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

さらに「ウクライナ軍は第128山岳強襲旅団から1個大隊を、第78空中強襲連隊から2個大隊を派遣した。約2ヶ月前に編成されたばかりの第141歩兵旅団の部隊もロボーティネ方向とベルベーヴ方向に到着する予定で、この方向の予備戦力として第116機械化旅団の戦車大隊が移動してきた。これほど多くの増援を投入してきたということはロボーティネ方向の前線を『何が何でも維持する』という現れだ。ウクライナ軍は士気の低下を恐れ、何百もの犠牲を支払っても昨年夏に獲得した陣地を維持したのだ」と付け加えていたが、RYBARは24日にも新たな進展を報告している。

RYBARは「ロボーティネ集落の中心部にある学校を占領した。第70自動車化狙撃連隊が集落の東付近=と中央付近=に部隊を送り込んだ。映像を見る限り反撃は殆どなかったため、敵はロシア軍の大胆な集落突入を予想していなかったのだろう。装甲車両が制圧射撃を行う間に部隊が拠点を確保し、集落の北にある敵陣地に接近することができた。敵は激しい射撃と砲撃を受けて集落内の墓地付近まで後退し、集落の東部分と中央部分を手放した。敵は何度から失った陣地の奪還を試みているものの失敗に終わっている」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

RYBARは他にも「H-8方向でのロシア軍前進」を唐突に主張、さらに「23日まで主張していたベルベーヴ北西の前進範囲」を説明なく下方修正しており、これだけの前進範囲を信じる観測者は非常に稀だ。

ウクライナ人が運営するDEEP STATEの評価は現在も「18日時点」と変わっておらず、24日には「敵の攻撃は一方通行だ。敵が集落内に侵入したことを示す映像が多く出回っているが、これは集落へのバンザイ攻撃によるもので、敵は集落内に足場を築くことを期待して兵士を送り込んでいるものの結果は誰の目に明らかだ。送り込まれた兵士は発見され次第排除されるか捕虜になるかだ」と報告し、ロシア軍が集落の中心部まで支配しているという主張を否定している。

出典:Русской весны

ここまでDEEP STATEとRYBARの評価が食い違いを見せるのは2023年のクピャンスク方面以来で、当時のロシア人は視覚的証拠がないまま「クピャンスク方面で広範囲の前進」「シンキフカ解放」を主張したが、最終的に主張した前進範囲の殆どが視覚的証拠によって否定され、シンキフカ解放を主張する映像も「セベロドネツクの南にあるヴォロノヴェで撮影されたもの」と判明して前線位置が大きくロールバックした。

現時点でDEEP STATEとRYBARの主張を裏付ける強力な視覚的証拠がないので、ロボーティネ方面について何か断言するのは時期尚早だろう。

追記:ロボーティネ集落に侵入したロシア軍車輌や兵士が無惨なことになっている映像(視聴にはTelegramのアカウントが必要)が登場。但し、この映像が集落全体で行われている戦闘の傾向を示唆しているのかは不明。

関連記事:ロボーティネの戦い、ウクライナ側とロシア側で状況の評価が大きく異なる
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍が前進を続けてラストシュネを制圧前のページ

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コメント

    • 無明
    • 2024年 2月 25日

    占領についてはRYBARが早合点しているのかもしれないけれど、ロシア軍に集落への侵入を許すくらいにウクライナ軍の防御が低下しているのに一方通行なんてことがあるんだろうか

    40
      •  
      • 2024年 2月 25日

      今出てる視覚的情報で判断するとウクライナ軍が既に実効支配してない無人地帯にロシア軍が侵入してきてドローンで叩かれて全滅した感じかな。
      廃墟しかなく身を隠す物がないのでウクライナもロシアの砲撃に耐えられず撤退したが、侵入してきたロシア軍も同じく身を隠せないので叩かれる。

      16
        • ほい
        • 2024年 2月 25日

        何の根拠もなく全滅ってウクライナ軍のプロパガンダに匹敵する思考ですね?
        時系列で見てウクライナ軍は継戦のリソースを大幅に消耗していてFPVドローンですらどれだけ機能しているか怪しい。
        だからこそロシア軍がろに攻めて来たと推測できる。

        3
          •  
          • 2024年 2月 25日

          BMPから下車した歩兵の折り重なる死体は公開されてるし,その後BMPも露軍陣地に帰還する前に破壊されてるし全滅でしょ。ロシア側も犠牲は付き物だと認めてるし。

          2
    • 朴秀
    • 2024年 2月 25日

    進撃が早すぎるのはともかく
    結果的にはロシアが占領しそうな気がしますけどね

    31
      • ななしびと
      • 2024年 2月 25日

      現状として好転する要素が何もないですからねぇ……もしロシア側の映像が本物であれば、撃退されているとしても集落への侵入はされているわけですし。
      もうロボティネ郊外では防御出来ていないというわけで、弾薬と兵員不足にあえぐウクライナ側が防衛を続けられるとは思えませんね。

      22
    • 歴史と貧困
    • 2024年 2月 25日

    集落内にまで既に攻め込まれていることのほうが深刻な気がします。ロボティネは頑健な要塞でもないし、コンクリート製の建物群が続くわけでもない。

    兵力不足と砲弾不足は全戦線での問題であり、地の利もない集落内でぶつかれば、結局物量で劣る側が力尽きてしまう。

    個人的には、DEEP STATEがゼレンスキーめいた主張をすることが最近では珍しいので、その理由のほうが気になる。アウディーイウカに援軍を引き抜かれた上での撤退なら、さほど不名誉なことでもない気がするけれど。(そもそも、三方向から包囲されてるロボティネで粘るよりも、戦線整理したほうが合理的)

    34
      • 774
      • 2024年 2月 25日

      ロボティネ後方の防衛陣が完成していないから無理にでも防衛してる可能性も?
      ロボティネが陥落したらオレボボまでほとんど障害になる町や集落もないし

      5
    • 分析
    • 2024年 2月 25日

    RYBARにせよDEEP STATEにせよ、全知全能だったり何らかの思想を持たない完全中立であったりする訳ではないので、当然100%の信頼は置かないほうが良いですね。
    特にRYBARはロシア軍退役軍人を基幹とした、現役ロシア軍からの情報提供等を元に運営しているようなので、例えば普段は正確な情報を提供して信頼を得て、ここぞと言うところで欺瞞情報を流して混乱させるみたいな戦略が使えます。ウクライナ軍の現地部隊ですらRYBARの情報を活用してるみたいですから。
    敵を騙すには99%の真実に1%の嘘で十分なのです。

    41
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2024年 2月 25日

      個人的なイメージ
      RYBAR:割とあってる。ただ、ロシア軍優勢の時にやたらと調子こいた事を言って訂正しがち
      DEEP STATE:堅実なレポートがメイン。でもポンコツロシア軍を撃退というネタを使いたがって現実と違う事をいいがち

      49
        • 2024年 2月 25日

        その二人が軍事ブロガーとして信頼性が高い上で親ロシア、親ウクライナに寄ってるから
        中間点探すにはちょうど良いと
        ジョーマンほか同レベルで信頼置けて発言も中間くらいのも複数いるけどそれらは補強として

        20
    • gepard
    • 2024年 2月 25日

    集落にBMPが突入し、機械化歩兵が突入する映像が公開されているため、少なくても集落内部の抵抗は無力化されているのだろう。
    クピヤンスクのシンキフカでは露軍の機械化攻勢を撃退する映像がすぐに公開された。戦況を優位に進めている方が視覚的証拠も次々と公開できるため、ロボティネの防衛成功を主張するならばウ軍は視覚的証拠も公開せねばならない。それまでは少なくても集落の一部は映像からロシア支配下とジャッジするのが妥当だろう。

    視覚的にわかっているだけで、アウディーウカ方面にエイブラムス部隊、マリンカ方面にレオパルド2、ロボティネにも戦線維持のため大規模な予備隊を派遣しているとなると他の方面が動き始めた場合対応が難しくなるだろう。

    18
    • 無名
    • 2024年 2月 25日

    ロボティネは突出部だから、援軍や補給部隊は絶えず監視されて砲撃に晒されるでしょう。
    ロボティネに固執してると精鋭部隊が戦場に到達する前に消耗しそう。

    9
    • ポンポコ
    • 2024年 2月 25日

    ロシア軍はロボティネを早急に占領する必要はあるのだろうか?砲爆撃で、ウクライナ軍が弱ったら進むという程度でいいはず。

    ウクライナ軍が、新設の旅団を含め、かき集めた多くの増援を送ったというのが、本当なら一旦失ったところも取り返すつもりで、それをふまえてのウクライナ軍の強い報道なのか。

    もし、ロシア軍がロボティネを無理攻めしているなら、ロシア軍の采配の方に疑問がある。合理性がかけるからだ。指揮官の点数稼ぎではないか。

    ウクライナ軍が、ロボティネに固執か、以前の幾つかの場合のように失った場所に直ぐに反撃してロシア軍の先走り報道をなしにしようとしているなら、ウクライナ軍の采配に疑問がある。現時点では、以前のような大兵力はないからだ。

    16
      • paxai
      • 2024年 2月 25日

      ロシア軍幹部の点数稼ぎに走りがちなのはなあ。今は旗立て病が広まってそう。

      7
    • Easy
    • 2024年 2月 25日

    ロバティネは他の戦線に比べると,防御側がそれなりに準備していて、かつ、攻撃側のロシア軍が特に工夫のない力押しをしている感がありますね。特に、アウディーウカで勝因となった滑空爆弾との連携が見られず。
    やはり航空拒否が効いて滑空爆弾を使いにくくなってるのが伺えます。

    13
      • 歴史と貧困
      • 2024年 2月 25日

      防衛も準備していなかったわけでなく、攻撃側とて空軍と連携しているわけでもないのに押されているのは、やはり兵員不足ですかね。アウディーイウカに引き抜かれた分の補充が間に合っていないのか。

      元ロシア側の地雷原や塹壕跡を上手く使えれば遅滞戦闘は十分可能だと思いますが、問題はゼレンスキー政権が“まだ粘れる”のに撤退を許してくれるか。

      7
        • Easy
        • 2024年 2月 25日

        「記念すべき反攻作戦の成果」という以外に戦略的にはとりたてて意味のない場所ですが、結果として両軍の現場の指揮官にとっては「上層部に戦果としてアピールしやすい場所」になってしまい。
        なんか両軍とも合理性より見た目重視というか、よく分からない意地の張り合いになってる感がありますね。
        戦線としては不要不急であり、トータルの収支ではロシア側が損だと思いますが。
        他の戦線で成果が出ているので、引くに引けないという感がありますね。ここの担当の少将が自ら前線視察に来ているという話がありますが、また広場に隊員を整列させて長々と演説してHIMARSに吹っ飛ばされそうな予感があります。

        12
          • MASA
          • 2024年 2月 25日

          スラブ仕草だね
          意地の張り合いはドネツク空港攻防戦の頃から繰り返されてきたこと
          まあロシア側はまだミスをリカバリーする体力があるけどウクライナ側は意地の張り合いしてる余裕はないと思うのだが

          12
            • 2024年 2月 25日

            ロシア軍は兵力に余裕があるから重要度の低いクリンキーやロボティネでも攻勢をかける事で兵員不足のウクライナの戦力を分散させる利点がある。
            実際ウクライナの予備兵力が来るので引き付け役としても上々だと思う。

            12
    • 赤狐
    • 2024年 2月 25日

    ロボティネの状態は一進一退でしょうがややロシア軍有利で展開している可能性が高いと思われます。
    というのはウクライナのニュースサイトではロボティネについての話題は文字通り全然ありません。アウディーイウカについては進撃されていても報道がありますが、ロボティネについては無い。
    ウクライナの報道の特徴としては政府に近いもの、独立系どちらでもあっても「ロシアが酷いという報道やロシアが大損害を受けたという報道やウクライナ優勢を伝えるものやその戦果については未確定の状態でも発信する」というのが共通した特徴ですがロボティネについてはだんまりです。
    これはウクライナに有利な形で推移していたら報道が無い事はまず考えられないので、決定的ではまだ無いもののロシア軍有利なのではないかと思います。
    隠しようが無いほど事態が急変してるほどでも無く、さりとて報道してもいいほど状況がよい訳でもないので伝えない、という所だと思います。
    ロシアの側はRGRUのサイトを見ても「戦闘は激しく主導権はロシア側でウクライナ無人機は砲撃も使っている。ロシアは砲撃と航空部隊によって支援されて戦っている」と報告というか提示してるだけです。
    いずれにしても数日中にはどういう状況かわかるでしょう。ロボティネはそんなに大きくありませんから決着が付くのはどちらが優勢であっても早いはずですから。

    22
    • 匿名
    • 2024年 2月 25日

    ロボティネは、集落より、後ろの安全地帯に、ウクライナ軍も陣地きづいているから、ロシアのロボティネ奪還には、犠牲ありきの突撃戦法で攻勢して空白地帯を今ロシア軍が奪っている所でしょうね。

    3
    • つぐみ
    • 2024年 2月 25日

    万歳アタックかゾンビアタックか知らんけど、そうやってロシア軍の攻勢を嘲った結果がバフムトとアウディーイウカの陥落に繋がったんじゃないの?

    ロシア側が戦果を盛ることはあっても、ウクライナの劣勢には変わりないじゃないか

    32
      • 2024年 2月 25日

      キャッチー?な謎のフレーズは劣勢プラグだとおもっている。

      22
    • たむごん
    • 2024年 2月 25日

    ロボティネの画像・動画を拝見しましたが、集落という感じですね。

    ウクライナ軍が、ロシア軍から奪取したスロヴィキンラインの一部(前哨陣地?)、塹壕の残りなどがどの程度強化されているのかが気になっています。

    5
      • Easy
      • 2024年 2月 25日

      さらには大量に撒いた地雷が丸々残ってますから,ロシア軍としてもなかなか手出しが難しいところでしょう。得意の迂回と包囲を使ってこないのは,自分たちがどれだけ大量かつ濃密に地雷を撒いたか、むしろウクライナ軍より知っているからだろうな、と。

      15
        • たむごん
        • 2024年 2月 25日

        仰る通りですね。

        濃密な地雷原に、ファーストペンギンとして行くのは、躊躇してしまいます…

        3
    • abc
    • 2024年 2月 25日

    ノヴォダリニウカとマラトクマチカまで後退しないと
    素人でも分かるくらい粘る意味がない

    • nanashi
    • 2024年 2月 25日

    「人海戦術」「バンザイ突撃」
    ウクライナ軍がいつも使う言葉ですが、火力で何倍も差を付けられているのはウクライナ軍であり事実は全くの逆ですよね。
    もう直ぐ、ロシア軍に「多大」な損害を与え我々は任務を達成した、ロシア軍は「無価値」な土地を得たに過ぎず我々は「勝利」した。
    と発表するでしょう、これもいつものコトですね。

    32
      • 2024年 2月 25日

      アウディーイウカで大敗北を勝利に置き換える技を身に着けて何時でも撤退する言い訳が出来るのに3方包囲された不利な場所に戦力の逐次投入の愚を繰り返すのは何なんだろうと思う。

      22
      •  
      • 2024年 2月 26日

      ロシア軍の恐ろしいところはたとえ火力で勝っていても人海戦術、バンザイ突撃ドンとこいというところ。ウクライナが新たな戦術で局所的にロシア軍を敗走させたとしても、新たな対応策を探る手がかりと時間を得るために人的資源をすり減らせる。ウクライナはいつもぶっつけ本番。その中でよくやってはいるが手札として選択肢が多いのは常にロシア軍で、その中でも単純ゆえに抗いがたいカードを持っているのがタチの悪いところ。兵器に関してもたまに馬鹿にしている人間がいるが、結局のところ旧式だろうが弾が飛んでくる以上、標的にされた目の前の歩兵個人には関係のない話だ。

    • コンビニ
    • 2024年 2月 25日

    そもそも日本人への侮辱でもありますね

    19
      • コンビニ
      • 2024年 2月 25日

      後ロシア軍と同じ扱い

      5
        • 名無しの悪夢
        • 2024年 2月 25日

        東欧ではこういうのが文化なのでしょう。
        官民問わず敵味方関係なく嘲笑するような自虐のような表現を混ぜることが多い気がしてます。
        概ね英国のような切れ味の鋭さやスタイリッシュさが足りない印象です。

        2
      •  
      • 2024年 2月 26日

      昔の日本人も、今のロシア人も、バンザイ突撃をやらされてる側には敬意と同情こそすれ、それを行わないといけない状況にした、そして実行させた上層部に対しては侮辱されて然るべきだし、外国とはいえ結局繰り返し同じことが起きる以上バカにしすぎるくらいがちょうどいい。万歳突撃に名誉なんてない。あるのは敵への恐怖の植え付けとプロパガンダのネタ。あとは味方への心理的な同調圧力だけ。家族のため国のためと命令に従って死んだ現場の兵士個人にのみ敬意は払われる。

      2
        •  
        • 2024年 2月 26日

        よくよく考えてみればカミカゼドローンなんて今こそ言われているが、この戦争であのドローンそれぞれに人間乗せてたと考えると狂気としか言いようがない。乗った人間、乗せられた人間にはそれぞれの思惑や覚悟があったろうが、国家レベルであれを戦術に組み込むこと自体は本当に愚かだ。愛情や復讐の心を利用するのは悍まし。そういう意味では遥かに人道的な戦争という一面も微かにあるのかもしれない。いっそいくところまで行ってFPSゲームで負けた方が要求を飲むくらいのところまでぶっ飛んだ人類の進歩があれば見た目だけは平和になるのか…

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