Ukrainska Pravdaはクルスク侵攻に関する見通しについて14日「リリスク~コレネヴォ~スジャまで前進できればスームィ州の緩衝地帯として機能する」「この侵攻で発生した10万人以上の難民がプーチン政権に予期しない結果をもたらすかもしれない」と指摘した。
参考:Рейд Сырского. Как продвигается наступление Сил обороны в Курской области и чего ждать дальше
クルスク侵攻で発生した10万人以上のロシア人難民がプーチン政権に予期しない結果をもたらすかもしれない
第80独立空中強襲旅団を率いていたエミール・イシュクロウ大佐は7月末「任務を拒否した」と理由で解任され、具体的に大佐が何を拒否したのかは明かされなかったのものの、Ukrainska Pravdaは14日「8月6日にイシュクロウ大佐が『戦力に不釣り合いな任務』として拒否した理由が明らかになった」「第80空中強襲旅団はクルスクを襲撃した」と報じ、この方面の作戦意図やウクライナ軍がどこまで前進するのについての考察を披露した。

出典:Донбас Оперативний
“クルスク侵攻作戦が開始された当初「クルスク原子力発電所を占領して占領状態のザポリージャ地域と交換する」というアイデアがあった。このようなシナリオは政治的観点から見ると素晴らしいものに見えるが、少なくとも現段階において「クルスク原子力発電所の奪取」は任務として設定されていない。国境や兵站拠点から遠く離れた場所で戦えば敵の絶え間ない攻撃と包囲の危険に晒され、これを実行するには膨大な戦力が必要になるからだ”
“それでもクルスク方向に向けてウクライナ軍が前進しているという事実は「その方向にロシア軍戦力を拘束したいという意図」を示唆しており、ベルゴロド方面の兵站ルートと機能しているE105を遮断するのは戦略的に有益かもしれない。もしハルキウ北東方面に侵略しているロシア軍がE105経由の兵站ルートを失えば作戦に大きな支障をきたすだろう。この方面のロシア軍部隊は増援を待っており、E38とE105に沿って塹壕を掘り始めている”

出典:СИРСЬКИЙ
“シルスキー総司令官は「トレツク方面やポクロウシク方面の戦力がクルスクに移動すること」を期待していたが、Ukrainska Pravdaの取材に応じたポクロウシク方面のウクライナ軍関係者は「クルスク侵攻が始まって1週間が経過したものの特に変化は感じられない」と語った。クルスク方面の敵は反撃に十分な戦力を有していないが、ウクライナ軍も占領したクルスク地域で防衛線の構築を始めており、今後も占領地を手放すつもりがないのは明らかだ”
“ロシア軍は損失の多さで有名な第810海兵歩兵旅団、主にアブハジア人で構成されたピャトナシュカ大隊、カディロフのアクマット部隊、ザポリージャとヘルソンの戦いに関与していた幾つかの大隊をクルスク方面に移動させ、さらにカリーニングラードの守りを空っぽにした。ロシアはウクライナ東部での軍事的圧力を下げないよう努めているが、クルスクからウクライナ軍を追い払うに寄せ集めの戦力では不十分だろう。軍事アナリストは「クルスクで必要とされている戦力は3万人~4万人だ」と見積もっている”
“ウクライナ軍はクルスク方面で縦にも横にも進むことが出来るが、縦に深く前進すればするほど側面と兵站に対する脅威が増大するため、この地域での理想的なシナリオは国境から離れすぎない程度の距離で西と東に攻撃を拡大することだ。現在の側面に沿ってリリスク~コレネヴォ~スジャに前線を設定出来れば、スームィの国境に沿った前線の長さを約100kmほど短縮することができ、この地域は防衛ラインを構築するのに適した河川がある。理論的に同線はスームィ州に対する緩衝地帯として機能し、ここを暫くのあいだ保持することは可能だろう”
“さらにクルスク侵攻の軍事的動機以外の部分には以下のようなものがある。第一にクルスク侵攻は「新しい地政学的現実を認識してロシア軍が占領した地域を放棄しろ」と迫るプーチンへの回答で、この理論に従えば核保有国もウクライナ軍に占領された領土と都市を放棄しなければならない。第二に他人の土地で戦争を始めて占領地を自国領に組み込むことは正義の問題で、国境の不可侵性を尊重しない国は逆に国境を侵されることを覚悟しなければならない。何百万人もの人々か家を奪った侵略国は自国で発生した避難民の怒りを受け止めなければならない”

出典:Президента России
“第三にクルスク侵攻はクレムリンに政治的な不安定さをもたらす点で、プーチン政権は国民に快適な生活を約束する見返りに「政治と戦争の独占」を手に入れ、この約束が守られる限り両者の関係は平和的に存続可能だ。深刻な経済危機(ブダノフ中将はドローン攻撃の影響でロシア国内の燃料価格と食料価格が高騰し『2025年には問題の影響を無視出来なくなる』と発言)に加え、クルスク侵攻で発生した10万人以上のロシア人難民がプーチン政権に予期しない結果をもたらすかもしれない”
“ゼレンスキー大統領が皮肉を込めて語ったようにプーチン大統領の支配はクルスク沈没の悲劇で始まり、クルスク侵攻の悲劇で終わる可能性もある”

出典:Google Maps
因みにクルスク州の作戦本部は14日「コレネヴォから住民の強制避難について決定を下した」と発表していたが、クルスク州知事は14日夜「グルシコヴォ地区から住民の強制避難を決定した」と発表、地区の中心地で=グルシコヴォの人口は約5,000人だが、強制避難の対象となった地区全体の人口は2万人以上と報じられている。
12日時点で「クルスク州の戦闘地域から12万人の住民が避難した」「さらに6万人が避難を開始する」と報じられていたため、今回の決定で住民避難は20万人に達した可能性があり、ロシア軍の一方的な侵攻でウクライナ人が強いられた苦痛はロシア国内へ持ち込まれ「一方的だった部分」が是正された格好だ。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
プーチンの支持を普通の国と比べるのは浅はかですね。
マイナスの状態で物資もお金もなく停電も相次いでいたロシアを復活させ、さらにゴタゴタで国民の財産とも言える資源や法人を私財としていた財閥を実質的に国家の管理下に置くことで不公平感も解消。
それが続いている限り、プーチンは安泰です。
ウクライナが本気でプーチンおろしをロシア人にやって欲しいなら、資源採掘をできないようにし、食べ物も並ばないと手に入らない、電気は毎日のように停電する、そこまで持っていかないとダメです。
今は「戦争でプーチンが大変だ。自分たちも不本意だが、”仕方がない”」でおしまいですよ。
戦争開始後からずっとプーチンが殺されるだの反乱が起きるだの、今の若い世代は旅行にも制限かかるなんて耐えられないだのいってましたが、実際何も起きてないのがその証左。
どちらかというと避難民への各種援助の負担が問題になるのでは
ウクライナのケースと同じで、だれがどうやって生活の基盤を手放して避難した人の生活を支援するのか
ウクライナのように避難民を肩代わりで養ってくれる周辺の国はなく、大半の避難民を自国でとなるとその負担は地味だけど重いはず
もっとも、そのへんはプーチン大統領の対応策に大きく左右されるから、結果的にどうなるかはなんとも言えないけど
そもそも、ウクライナ難民の最大の受け入れ先はロシアやで。
定着してるならそれは親戚がいるだとか生活のツテがあったってことじゃないかな
ウクライナ国民の半数はロシア語話せるんだし
私の生え際も前進する見通しです
>>クルスク侵攻で発生した10万人以上のロシア人難民がプーチン政権に予期しない結果をもたらすかもしれない
ロシアのネガティブキャンペーンはウクライナや米英の願望でしかなく、それらの予測が今まで叶った事があろうか?(予想外でハリコフ突破等はあったが)
クルスクからウクライナ軍が駆逐されたらウクライナ軍は絶望的になる。
プーチン降ろしが可能であっても更に強硬派の大統領が事態を悪化させるだけ。
ヘルソンも取られたよね?
それに
プーチンがいなくなったら
次は無い
ロシアそのものが分裂するよ
ヘルソンは市街戦で粘る事も出来たが戦略的撤退をしてスロビキンラインを構築してNATO最強戦車連合に大打撃を与える事に成功した。
プーチンの次を育てているのは日本のニューでも報道しているよ。
元大統領のメドベージェフとかプーチン氏より核攻撃連発しているとか知らないのはちょっとお花畑過ぎないか?
メドベージェフって後継者なの?
だからメドベージェフとプーチン氏が育てる人材とは別なんだよ。
補給も無ければ新規兵力もない生え際は前進するどころかいずれ殲滅されるので置いておくとして
ウクライナ軍の動向と広報が、どうにも現状後追いみたいになっててますます困惑しています
あくまでUkrainska Pravdaの見解なのでしょうけれど、どうにもロシアのマチズモ思想を無視した楽観的予想に思えます
「舐められてはいけない。強さは価値で弱者を守るのだ」というロシア的風潮がウクライナ首脳部には理解できていないのかもしれません
進撃の毛根が不毛の大地を埋め尽くす。
生え際の猛進は誰にも止められない。
縦ではなく横への前進が理想的だそうです
もみあげがフサフサになってしまいます
10万本以上の難民が発生するそうですよ
横に進むべきだではなく縦方面の突破がスームィで粘られて奇襲の衝力を失った結果攻勢を続ける方針を維持する判断のせいでウクライナ軍が横方面に野放図に伸びてしまっているのでは…?
スムィではなくスジャですが、その通りですね
ウクライナ軍は明らかにギリ・コレネヴォを早期に陥落させ双肩を安定化しクルスク方向への進軍路を確保するように動いていましたが、スジャで想定外に時間を取られたせいで既に作戦は致命的に破綻しています
まだ始まったばかりだから
成功か失敗かの判断は早計だよ
もう攻勢作戦としてはギリ攻略に失敗した段階で破綻しています
あとはいかに傷を少なく終われるかの次元の戦いです
既に一週間以上経過してるのに始まったばかりとは言えませんよ
>自国で発生した避難民の怒りを受け止めなければならない
怒りはウクライナに向かないと思えるのがポジティブだな
私も同意見です。
ハリコフ奇襲は政治的にウクライナ国民には効果があり、ロシア国民には逆効果です。
つまり、ロシアでの効果は、志願兵が増えるとか強硬派が強くなるとかの方向でしょうね。
弱者なら降参の選択肢もあるが強者が西欧列強の肩入れで自国を侵略された訳だから国民が結束して追い出すしか選択肢がないでしょ?(ウクライナは元ソ連の構成国になるだけだからハードルは低い)
プーチン政権によりダメージを与えるためには、ロシアの軍民関係に大きな亀裂を生む必要があります。
その為の作戦としてすでに実行中かもしれませんが、ウクライナ特殊部隊がロシア兵の格好をしてこのゴタゴタを利用して後方に浸透、現地住民を殺害、略奪し罪をロシア軍に全てなすりつけてしまえばロシア軍民関係に決定的なダメージを与えられます。
またどうせ最終的に手放す土地なので、水源に毒を入れる、農地を汚染するなど徹底的に焦土にしてロシア奪還しても二度と使えない土地にしてやる事も重要です。
それは素晴らしい!
なりふり構わないウクライナらしい(自国のダムを2回も破壊)作戦だ!
これで各国の支援も打ち止めだろう。
そんな事したら国が無くなるゾ・・・
分割どころか、キエフに戦術核でも落とされるかもしれない。
占領された事の不満がプーチン大統領に向かうのか、ウクライナに向かうのかは分からないでしょうね。戦争を他人事だと捉えていたロシア人達の間で考え方の変化が生じる可能性はありますけど、それがゼレンスキー大統領が語っているような方向性に向かうかを判断できない以上、何とも言えないでしょう。
ロシアの政治家連中の中では、『比較的』プーチン大統領が穏健派であるという事が正しいのを前提にするなら、仮にプーチン政権が倒れても、その後に待つのは文字通りの総力戦でしょうね。
ここはクリンキで鍛えた海兵が、がら空きのカリーニングラードにボートで上陸するしかないな。
NASAのFIRMSで確認。
バフムトからSiverskの間で複数の反応。何かあったのかな?
流石にクルスク制圧や原発制圧は難しそうなのでこの記事でも触れてるラインの前線を構築が現実的だと思いますね。
問題は東部があのような形なのに敵陣ど真ん中のクルスク方面にきちんとした防衛線を引けるかどうかですが…
すでに占領したスジャや肉薄しているコレネヴォはともかく、リリスクを占領するのはウクライナ軍の能力では厳しいでしょうね。万一占領できたとして、緩衝地帯にするには保持し続けなくではなりません。川も短いですし、すでに大損害を出しているウクライナ軍には極めて困難でしょう。
また、混乱によってプーチン大統領の支配を終わらせるという展望が語られていますが、私にはロシア人がそれほどやわで打たれ弱い国民とは思えません。大祖国戦争でロシア人が示した勇気と献身を忘れたのでしょうか?
ロシアはこの戦争で65万人が国外に逃亡。いまだその多くが帰国していない。対してウクライナは2万人が兵役逃れで国外逃亡。これでロシア人の勇気と献身っていえますかね?
単純に事実でないことをまき散らすのは辞めましょう。
ウクライナ難民の数くらい”600万人以上”と国連の数字が一瞬で出てくるので。
ウクライナの国外非難者は648万人ですよ
その2万人は国境警備の目を逃れて命がけで不法脱出した成年男性の人数です
動員対象者の話でしょう。噛み合っていないのでは。
兵役対象者の出国が禁止されてるからこそ密出国するわけで。
ロシアの65万人は動員対象者に限らない話なので、ポンツーンさんの発言が最初から噛み合ってないのです
ロシアの方は男性の国外移動も禁止していないのです。ウクライナの方は禁止しています。
ウクライナ人の国外移動は、西側へ行った人たちも、ロシア側へ行った人たちも100万人単位です。
ロシアは2023年春に兵役に関する法律改正を行い「召喚状の発行登録が行われた時点で当該者が出国禁止になる措置」を導入済です。これは2022年の部分的動員によるロシア人男性の国外逃亡を受けたものと言われており、召喚状に応じて出頭しない場合は様々な制限(不動産取引、自動車の運転、ローンの申請などなど)を受けます。
これは今のところ義務的徴兵者に対する措置ですが、ロシアの独立系メディアは「再び強制動員を行う際、招集する予備役にも同法は適用される」と報じています。
確かにそんな話もありますね。
ただ今回の戦争は旧ソ連構成国のヤクザ同士の抗争にしか見えないので強い方が勝つとしか見えていません。(ウクライナも中国に空母や艦載機供与とか日本にとって有り得たない事をやっているので)
でっウクライナも動員についてもロシア以上に民主主義とは思えない事をやっているのでロシアもやっているんだよとゆう主張は響かないかと。(知っているし)
「ロシアの方は男性の国外移動も禁止していない」
というフェイクを混ぜる理由にはなりませんがな
1. 国外からの攻撃からの困窮と怒りは旗下結集効果を生む。難民の怒りは報復感情としてウクライナ国家の破壊を望む方向性へ向かう。プーチン政権の強固さをかえって支えるリスク。
2. 戦力の欠如。クルスクへの戦力集中が過剰になり続ければドンバス戦線の崩壊が加速するのは自明、今年秋にはドンバス地域からドニエプル川地域への撤退を余儀なくされる可能性がある。クルスク戦線側面を守る兵力が足りなければロシアの反撃に耐えられない。(だからこそ今すぐ帰るべきなのだが)
3. 国際法違反。占領が自衛権の範囲内にあるかどうかは議論の余地がある。過去の判例はかなり厳密。既に現地民への虐待を示唆する動画がインターネット上に出回っている。急ごしらえでかき集められた部隊が国際人道法を教育された可能性は低く、国内の窮状からウ軍が適切な人道支援を行える可能性はゼロ。停戦交渉を仲介するであろう中立国の理解を得る可能性があるのか。
4. 外交的センスの無さ。ウクライナは過去の事例から特に東欧の支援国とも何度も衝突を繰り返しておりその不信感のレベルは相当高まっている。過去の事例から明らかになっている外交的な能力の低さは、戦果を交渉に変える能力が低いことを表しており致命的。
ウクライナ軍の進出方向、制圧面積について、時系列の分かりやすい動画があるためご興味があれば。
クルスク方面、最近動きが速かったですから、頭の整理に使いやすいと思います。
ウクライナ、政治レベル・外交レベルでクルスク占領を重視ですから、やはりウクライナ軍は絶対に撤退できないですね。
ロシア国内への影響、ウクライナ軍の陣地構築など、ここからの動きに注目したいと思います。
(2024/08/14 Ukraine Invasion of Russia: Kursk Attack – Every Hour [August 6-13] Youtube)
ここの親露派には不評だが、どのような国であっても自国の領土を占領されたら国民の不満は高まるだろうね。
問題はこのロシアのクルスク州の一部占領をウクライナが維持できるかだろうな。
自国領土を占領されたら大抵の国ではまず攻撃者に対する怒りが先に湧きますよ
これが長期間維持できればロシア政府への不満に変換される可能性もありますが、そこまで持つかどうか
それは侵略された場合でしょ。
ロシア国民もバカじゃないんだから、戦争仕掛けた結果、一部領土を占領されたくらいわかるだろうよ
君は人間のバカさをバカにしすぎだと思う。
現実は、ウクライナの方が酷いですからねぇ…
某台パン系実況者みたいな、口だけ達者な人種ですし。
大統領府顧問のユーリー・ポドリャクもクルスク攻勢の目的として同様の説明をしていましたが、聞けば聞くほど「だったら何故そんな有効な作戦を以前までの十分に戦力があった時期にやらずに、戦力が枯渇して久しい現在になって決行したのか?」という話になるんですよね。
どれだけ強がっても苦し紛れの最後っ屁なのは明白ですし、攻勢開始直後から情報空間をフェイクも辞さずに景気の良いニュースで溢れさせて、無心でウクライナを応援する人々の歓声が埋め尽くし、実際のウクライナ軍の苦境がかき消される光景も昨年の反転攻勢の二の舞にしか見えないですね。
ドイツの親ウジャーナリストのジュリアン・レプケもクルスクのウクライナ軍の苦境を伝えると激しい誹謗中傷を受けることに辟易としているようでした。
まぁ今回に限っては大手メディアでも流石に昨年よりはウクライナ側に批判的な記事や分析が多いですけどね。
まさに仰る通りです。
ウクライナ軍は南部攻勢でガチガチに防衛を固めた場所を攻めなくても、北東部(クルスク)の防衛薄い場所を攻めればよかったとなってしまいます。
戦争あるあるですが、お互いの国が失敗する(ロシアは戦争の早期勝利)というよくある話なのでしょうね。
クルスク、ベルゴロド州の増え続ける強制避難(書込み時20万人越)
避難民をザポリージャ占領地に送り込んでるという報道も有りますが、もし本当でも驚きません
兵站どうするんでしよう?モスクワ以西の鉄道網、無茶苦茶になってる
ベルゴロドは道路で維持するんだろうか?
どうなるにしても、これでロシアは混乱するのには違いないですね。
クルスク州の地元住民の抵抗のなさや、国境警備していた徴集兵たちの降伏のあっさりぷりを見てると、最初っから愛国心に燃え立ってるロシア右翼勢力を除けば、この侵入がロシア国民の愛国心に火をつけたり徴集兵の戦意をかき立てたりするとはとても思えませんね
(丸腰のウクライナ市民が火炎瓶を作ってロシアの侵略に抵抗していた開戦時とは明らかに違う)
すでにウクライナはスジャに人道支援物資を投入して現地住民の感情を慰撫しているようだし、ロシアが侵略したウクライナ南部や東部の地域と大きく違ってスジャの町は全然破壊されていないです
telegramを隅々まで閲覧してみた方が良いよ。
ウクライナ側が略奪を働く様子や街を破壊している様子が普通に出てくるよ。
今だに、ウクライナは賢く絶対的な善であり、ロシアは愚かで悪であるというバイアスがかかった人、いっぱいいるんだね。
民間人救助する救急車に砲弾ぶち込むような輩に立ち向かうのはTank Manぐらいの度胸が無いと無理だからね。