現代ロテムはADEX 2023で30トン級装輪装甲車、海外輸出を狙ったK2アップグレードコンセプトを披露、カナダ、ポーランド、フィリピン、インドネシアなどの国防関係者はハンファ・オーシャンの3,000トン級中型潜水艦に関心を見せている。
参考:‘ADEX 2023’ K-방산 최초 공개 무기는
参考:현대로템, 미래 지상무기체계
参考:30t급 차륜형 장갑차 첫 공개… 첨단 무기체계 청사진 제시
参考:Hanwha Ocean
参考:‘장보고함’부터 ‘레드백’까지… “K-방산수출, 향후 성장 가능성 높아”
現代ロテム
現代ロテムはADEX 2023で30トン級装輪装甲車の実物、海外輸出を狙ったK2アップグレードコンセプト、次世代主力戦車のコンセプトモデルを公開、自社資金による独自開発の「30トン級装輪装甲車」は輸出市場をターゲットにした装甲兵員輸送車(APC)で、特に欧州では「外部攻撃からの生存性」を重視する傾向が強く、韓国陸軍向けに開発したK808(約20トン)の防御力を大幅に強化したのが「30トン級装輪装甲車」の正体だと思われる。
このAPCはポーランドのMSPOで縮小モデルが公開されたものの、実物が披露されるのは今回が初めてなので大きな注目を集めており、海外市場でパトリア、ボクサー、ピラーニャといった装輪式APCと競合する存在になる可能性が高く、現代ロテムは「APC市場を攻略するため30トン級装輪装甲車を中心に製品ポートフォリオを拡大・充実させ競争力を高める」と述べている。
海外輸出を狙ったK2アップグレードコンセプト=K2EXport(K2EX)はイスラエル製APSやRCWSの採用に加え、Iron Visionを採用してきたメルカバIV Barakと同じ様に「戦車内部から外の状況を360度見渡せる戦場状況認識システムの適用」を謳っており、重装甲化、APS採用、徘徊型弾薬の搭載の次に来そうな地上車輌のトレンド=360度の状況認識力に対応してきた格好だ。
Nowy model K2EX na eksport.
Trophy jest podobny do istniejącej wersji ulepszonej, ale więcej kamer i detektorów uzupełniono o martwe pola, a RCWS wyposażono w system zagłuszania dronów. Jest to zgodne z planem ulepszeń K2 (koreański IronVision, nowa amunicja i pancerz). pic.twitter.com/CTIjLpRW8z— Hyunmin (@HyunminPppp) October 16, 2023
さらにK2EXの実物にはカウンタードローンシステム(指向性のソフトキルタイプ)が搭載されており、オーストラリア陸軍向けのRedbackに採用した「Iron Visionが搭載されている」という指摘もあるが、K2EXに適用する戦場状況認識システムについて公式な言及はない。
ADEX 2023で披露した次世代主力戦車(通称:K3)は国内外の展示会で何度も披露されているため目新しさはないものの高い関心を集めている。
Компания Hyundai Rotem (входит в состав Hyundai Motor Company) представила на Сеульской международной выставке аэрокосмической и оборонной промышленности (ADEX) 2023 новый концептуальный макет южнокорейского “основного боевого танка следующего поколения”. pic.twitter.com/uVg3go8R4O
— Злой_Лесник (@__Nobody__X) October 17, 2023
まだ次世代主力戦車の要求要件は固まっていないためK3がどうなるかは不明だが、K2を導入したポーランドと共同開発するという噂もある。
ハンファグループ
ハンファ証券は投資家向けの防衛産業セミナーで「今後10年間の水上艦艇や潜水艦の市場規模は2,430億ドル=約36兆円に達し、特に潜水艦はカナダ(8隻~12隻/約440億ドル)、ポーランド(2隻~3隻/約37億ドル)、フィリピン(2隻/22億ドル)からの発注が予想され、ハンファ・オーシャンが提供するKSS-IIIベースの潜水艦は性能や納期の面で成功する可能性を秘めている。これに政府レベルでの後押しや金融支援が加われば成功の可能性は更に高まる」と言及。
ハンファ・オーシャンもADEX 2023でKSS-III Batch2ベースの3,000トン級中型潜水艦を展示し、ハンファ・オーシャンが開発した燃料電池方式のAIPとハンファ・エアロスペースが開発したリチウムイオン電池の組み合わせは「原潜を除いて世界最長の連続潜航時間を誇る」とアピール、カナダ、ポーランド、フィリピン、インドネシアなどの国防関係者がハンファ・オーシャンのブースを訪問して説明を受けたらしい。
さらにハンファはNATO規格を満たす155mm砲弾や装薬をADEX 2023で初披露したが、これ以上の情報はなく「ハンファが155mm砲弾の製造に乗り出す」という意味なのかどうかは不明。
追記:スペインの弾薬企業とハンファが共同で155mm砲弾の製造工場を建設するという報道がある。
関連記事:ソウルで開幕したADEX2023、複数の無人戦闘機や無人機が披露される
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関連記事:白熱してきたフィリピンの潜水艦導入、韓国がKSS-IIIベースの潜水艦を提案
関連記事:フィリピンの潜水艦導入、スペインのナバンティアもS-80Plusを提案
関連記事:インド海軍の潜水艦入札に新たな挑戦者、ドイツ、韓国、スペインが競合
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関連記事:通常動力型潜水艦に対する需要は30隻以上、仏独韓が積極的に売り込み
※アイキャッチ画像の出典:현대로템
360度視界システムは、平時には間違いなく戦車兵の大きな助けになる素晴らしい仕組みですが、戦時に被弾すれば容易に稼働しなくなることは目に見えているんですよね
仮に360度視界システムが停止しても、従来型の車長が周りを見渡すやり方に戻せば良いだけですが、楽なシステムに慣れてしまうからこそ、いざという時に混乱しないか心配な所があります。
人間って楽を覚えるとしんどい事覚えられないんですよね。。
まあ最初から挑戦せずに否定ばかりしていると世界に置いていかれることになるんですけどね
実際にやってみたらダメだったみたいな事もあるでしょうけど、挑戦する事で得られる知見や技術は将来役に立つ事も有るでしょうから挑戦することは立派だと思います。
分からんでもないですが、それ言ったらベトロニクスの進化なんて出来なくなっちゃいますからね。
多重化とかである程度の抗堪性を確保して、それでもダメなら逃れればヨシでしょう。
如何にもわーくにらしい極めて後ろ向きな発想ですね…
こういうの扱うのは職業軍人なんで覚えられないとかそんなのは許容されてなくてできないならできるまで訓練やるんですよ
戦場で運用するもので攻撃受けた時の対応の訓練しないとかありえないのでね
そもそもセンサーが容易に死ぬような攻撃受けてるならどんなやり方でやってても危険です
昨今の事情から考えるに、車長が周囲の様子を伺うためにハッチを開けて身を乗り出した所にドローンが飛んできて車内に爆弾を投げ込まれた方が危ないと考えるがどうだろうか。また、NBC環境下で周囲を容易に観察できる事で間接的に生存性を向上できるだろう
それとあのドケチな韓国軍がK1戦車の改修型にも採用しているのでそこまで高くない値段だろうし、技術的なフィードバックも高いと考えていいだろう
正直な所それがどうしたとか。被弾して駄目になるなら装備品全てに当て嵌まるし、それが問題になるならドローン情報でバックアップするなりすればいい。何か勘違いしているようだが360度システムはサポート機能であって、それが無いから混乱するとか戦闘する組織として終わっている。
ウクライナとかでもそうだったが砲撃するのに支援ツール便りで何もない時には普通の砲撃出来なかったみたいな話しもあって、そんな事で無力化されたに近い状態になるのは戦う組織としてどうなのかはある。
楽を覚えるとしんどい事を覚えられないのはただの怠慢でしかないと思うし、普通ならしんどい事をした上で楽を覚えるのが普通じゃないかな。光学照準があるから無しの訓練をしないとかGPSがあるから天測とか紙地図を使う必要は無いって話にはならない。
??「たかがメインカメラをやられただけだ!」
K808は韓国向けらしく浮航要求もあり防護限度はそこそこで仕方ないもない。なのでそれオミットしてボクサー的かなと思いきや105mm砲塔を乗っけてのあの車格なので浮航のできるGVW30t級に見えるな。
ヒュンダイロテムの装輪装甲でK21に対するレッドバック的なもんの登場は予期されたが西側市場でなく東側やアジア中南米を狙うと浮航は出来ないとダメという市場調査の結果だろね。
というかACV基準のシーステートを狙ったか?ってくらいの車格だけど場所取る民生エンジンでお安く納めて尚且つ車内も広げると巨大化もする。あとはVハルだったりしそうだな。で、行き着くのはAPCというよりかもはや建機という。
イスラエルのエイタン装輪装甲車(30〜35t)のような用途を見込んで作られているのかもしれませんね。
その国の運用指針にもよりますが、装甲を外して軽くして、C-390などの中型輸送機に詰めるかも採用の分かれ目になりそうですね。
潜水艦もそうですが、日本の世論は技術流出を過剰にを恐れているように感じます。
他国の技術水準が向上、輸出も行われているため、技術的な優位性はどんどんなくなっています(潜水艦は数も重要です)。
防衛産業も企業ですから、販売量・利益が増えれば、量産効果でコストが下がり、開発予算も増やす事ができます(販売先の兵器更新需要も見込めるため)。
日本製兵器の優位性はなくなってきていますが、生産数が少な過ぎるため兵器や補修部品が作れず、共食い整備だらけになるという未来にはなって欲しくないですね…。
技術流出を恐れるべき派です。他国に売る事でコストダウンを図って云々はセオリーとしては一つの考え方として正しいのですが、防衛というのはアウトプットは国土を守り抜くことです。ですので手口や技術の流出を防ぐのは国土を守る行為になりますので経済原理より優先されます。国土が守れなければ幾ら潜水艦を安く作れても意味がありませんからね。
自衛隊が予算が足りず、コストも高いので保守部品が揃わないという問題は確かにあり仰る通りです。しかしその問題点の真因は政府が国の経済成長をさせなかった事にあるわけで、防衛予算が足りないのは高性能兵器の単価が高い事が真因ではありません。理由は先ほど述べた通り、その高性能兵器が日本の国土に対する領土的な野心で外国が手を出す事を防いできたからです。
韓国等の技術が追い付いてきてるのは本当かどうかは分かりませんが、仮に本当であったとしても、それを許したのは開発費不足だった事が原因で、それは突き詰めると日本政府の国家運営が失敗して経済成長しなかったからこそにあります。
経済政策の失敗を国土防衛の根幹の高度な防衛兵器の技術の外販で解決するというのはまさに負のスパイラルであり、
そうりゅう型の外販話がエジプトと確か始まってたかと思いますが、エジプトはピラミッドがありますので国としては大好きですが、西側陣営とは言い切れない国が最新の潜水艦を持つことで地中海の制海権をめぐってNATO諸国はどう思うか、NATO諸国の追加負担はどのくらいになるのか、考えましたら全部売る事で負の効果しかありません。
ピラミッドは好きですけどね。
もっと話を単純しますと、米軍はB2やF22を売りませんでしたよね?日本に売れば外販効果で安くなるのに売りませんでした。その理由と日本の防衛の根幹である潜水艦を売ってはいけない理由と同じです。
新技術開発は予定通り進みません。この新技術を開発するにはこれだけの予算とこれだけの期間があれば開発出来ますと、予定を組んでその通り狙い通り達成できる事はまずありませんし、何なら開発出来なかったというリスクもあります。
その一方で、技術のキャッチアップは吸収するだけですからほぼ予定通り凄いスピードで達成されていきます。
ですので技術で先行している(故に新技術の獲得スピードは不安定)側は相手の技術獲得スピードをコントロールするために技術を出さないというのは非常に必要な戦略であって、「ケチ」「気前が悪い」「技術を売って得た金で新しい技術を開発すればええやん」と解釈するのは誤りと思います。
纏めますと、コストが高くて補修部品が高くて稼働率が低い→仰る通り。ただそれの原因は経済政策の失敗という失政による国衰であってそれを埋め合わせる為に失政する日本政府を立て直すのではなく、防衛の根幹の虎の子の技術をバラ売りする事は、敵側に技術流出し、国土防衛が崩れると本末転倒になるので更なる悪手というのが私の意見です。
ですので、別に技術的に日本に有利性が無い事がほぼ自明の装備品や、有利性があったとしても日本の防衛戦略の根幹に関わらない装備品であり仮に技術が流出しても防衛戦略が根本的に崩れない、例えば輸送車両やら、小火器類や、ドローン等であれば別に構わないと思います。
日本の防衛に関する技術ってだいぶ陳腐化してると思うけどね。
少なくとも総合力で韓国に抜かされてるのは周知の事実だと思うよ。
過去に高性能兵器を安く作れた理由なのですが…。
日本が世界の工場として生産基盤があったうえに(製造コストが安かった)、企業がボランティアのような価格で(採算度外視で)生産に協力していた事が大きな理由なんですよね。
中国の軍需産業が、今まで以上に脅威として考えられているのは、世界の工場として民間の製造基盤があることです(ドローンは特に分かりやすいですね)。
アメリカの防衛企業も、中国からの部品に依存しており、サプライチェーンは米国内で完結していません。
個人的な意見なのですが。
自分も防衛予算増額に賛成で、国内に仕事の発注する割合を増やせるのであれば、生産や研究開発が促進される(公共事業のような役割)というのも理解できます。
ただ残念なことに、日本の防衛予算は増額されますが、予算の枠取りが先行しており、予算の使い道に戦略性を何も感じないんですよね…
日本が過去に高性能兵器を安く作れたって、何時頃のどの兵器だろう?
米軍の下請けを除き、戦後一貫して高コストだったと思うが。
高コストでも自給が必要なモノは自国生産せざるを得ないが、例えば小火器などはノックダウンで構わないのでは。ア·タ·レなんか必要無いだろうし。
あきづき型辺りは、欧州の同等くらいの船に比べると大分安かったはず
ただやはり為替などの要因も働くし、一概にどうこうは言えないかも
経済への考えは些か計画経済的な印象はありますが、軍事の上澄みを輸出しない方針自体は間違ってないと思います。
ただし、アメリカならF-15やF-16、ロシアならT-90なんかでもありましたが、輸出国の要望に合わせた結果本国仕様より高い仕様になる事もままあり、FBも起きます。
渡す技術も国に合わせてクリアランスを作ったり、ドイツや中国、ロシアみたく輸出仕様を作るでも良いでしょう。
負の側面も大切ですが、能力の底上げのために輸出する考えもあると思います。
K2EX、K3(仮称)の話題がありましたが、戦車って将来どうなるんでしょうね。
・AbramsX のような従来戦車の延長線上にあるより高度で高性能な戦車か。
・M10 Booker のような重量を軽減するために限定的な防御力しか持たないMPFに代替されるか。
・あるいは、戦車と同等の火力を持ちながら人間が搭乗しない重量級UGVに代替されるか。
個人的には、戦車の本質が火力であるのなら、不整地の踏破性に優れた従来戦車より小型化された重量級UGVが最も適当なように思います。戦車の本質が防御力であるのなら、前線で人間を防護できる最も強固な箱としての、従来戦車の延長にある高性能な戦車が最も適当なように思います。あるいはそれぞれの機能が分担されて、火力を担当する重量級UGVと、防護力を担当する砲を持たない有人車両に分岐するのかもしれません。
どうなるにせよ、確度の高い予想するのは困難なように思います。開発をしなければならない人は大変そうです。
<韓国が求める次世代戦車というのなら>
韓国の地政学的な位置からすると、K2EXに対ドローン用の迎撃機銃を乗せたような車両がお似合いでしょう。
ただし、AbramsXと同様、軽量化は必須です。今のK2ですら55トンもあるのに、あれやこれや載せたらすぐ+5トン、10トンと増えちゃいますから。
北朝鮮対応なら120㎜滑腔砲で火力十分、今の装甲で防御も十分なので、チープキル対応を追加して、軽量化をするくらいが良いと思います。首都の位置からして強固な盾であり、敵を撃破しまくる鋭い矛であることも求められますから。
<汎用的な意味での次世代戦車というのなら>
中国が倒れて、帝国主義で周辺全てに喧嘩を売るような国が取り敢えず無くなったら、という前提として書きます。
その場合、今、ドイツで試作されているような更なる強化を狙った130㎜砲という泥沼激重ルートに入るのではなく、昔の海軍の休日のように、今あるくらいの車輛にしておかないか、という協調路線に入る気がします。ガチでぶつかるようなワルシャワ条約機構軍とか、中国共産党軍みたいな相手がいなければ、その流れも普通にあり得るかな、と。
その場合だと、戦車の軽量化とAPS及びドローン用対空機銃追加ってくらいでお茶を濁すでしょう。当面はドローンによるチープキル対策で各国、青色吐息じゃないかなぁって。ロシア戦車もここまでボロボロだと、もういくらお安くても買い手も激減していくのは避けられない。となると、ガチでぶつかる相手がいないって本質的な話が出てきそう。
M10は軽歩向けで機甲BCTの装備では無い。MBTが更新で特殊装甲皆無の軽戦車化するわけがない。もし仮にIFVベースでの新MBTでもIFV自体が50t以上だろう。それに自砲抗堪の戦車砲砲塔を乗っけたら今のMBTよりも多分重い。
ちなみに同じアスコッド車体を使うエイジャックスはIFV型で40tある。M10は戦車砲を搭載しても同じ重さなので恐らく自身の105mm徹甲弾に耐える正面装甲は砲塔にも無い。MBTとは戦うなとマニュアルにも書いてあるだろうレベル。
そんなもん将来のハイエンド戦場ではAPS盛々で逃げ惑うしか出来んくなるのは目に見えてる。しかし相手が非対称なら話は違うわな。M10の本質は相手が基本ザコで出くわす戦車はモンキーT72が上限レベルの前提という部分。だからMPFではM8が復活したわけでもある。アレはモンキーT72までは戦える仕様で作られた空挺戦車だからな。
M10 Booker を米軍が軽戦車として扱いたくないのは知っていて、一方で従来のAbramsが戦場で価値を失いつつあることも知っています。
cf.航空万能論の記事)リンク
cf.航空万能論の記事2)リンク
そのうえで将来戦車の在り方が、これまでの延長線上にはないかもしれないという主旨のコメントです。
そもそもの話、戦車を無力化するのに戦車を使うことが適当でなくなりつつあるので、戦車に対戦車戦の能力を求める程度は低下していくように思います。それでも従来型の戦車が戦場の王者として君臨し続けるのか、別の形をとるようになるのか。私には判断できませんが従来型の戦車の延長がこれからも主役であり続けると決め打ちするには時期尚早であるように思います。
>>・M10 Booker のような重量を軽減するために限定的な防御力しか持たないMPFに代替されるか。
米陸機甲のBCTのM1をM10で代替というのは絶対に無いよ。だってそれつまりM8の空挺戦車でそれをやるのと同義だからね。HBCTを空中機動化する意味が無い。なんせストライカーでさえ部隊質量過多で頓挫してる。MPFはエムレイザー機動の軽歩兵中隊に小隊で配属される程度=C17で2ソーティと空輸が容易だからニーズがある。
しかし将来型IFVとその派生でM10に見た目は同じでも60tのヤツ(メルカバかな?)がメインバトルの車両になりえる可能性はある。しかしそれはMPFの要求仕様とは全く別の存在で登場経緯も別。
米陸機甲のBCTのM1をM10で代替というのは絶対に無いけれども(断言)、既存のM1を全く別のコンセプトで置き換える際のベース車体がM10というのはありえるのでは。
例: beyond-line-of-sightな弾薬を主兵装として複数のH-UGVを管制しつつ戦う、beyond-line-of-sightな兵装とAPS、砲塔の無人化、ハイブリッド動力での静音化、機動力で生存性を確保する等
「それは最早M10ではないのでは?」と突っ込まれたらそれまでだけれども、Abrams Xも2023 Maneuver Warfighter Conferenceで公開されたM1E3のコンセプトモデルも、車体の筐体以外M1と共通点がなく、M1を名乗る意味がほぼないのは同じだし。
105mmで対戦車に使えず戦車徹甲弾に耐えられないものを改造するよりそれを既に実装してるM1の改造がよっぽどマシでしょ。まず確実性が違うし既存インフラに互換の物になる。その上での戦闘様式の進化でしょう。
M10ベースなら確かにHV化もラバーバンド化も余裕です。最大で40tですからね。GDLSもアスコッドのHV化は自社開発してる。BAEがM2ベースでやってるに同じですね。でもこれを120mmにして正面を特殊装甲にして40tで収まるわけがない。
要はM10はMPFだから成立してるのであって、そうではなくなると途端に沼に陥るって事です。M10の無人機管制型というのはアリですがそれも緊急展開の軽歩向けでありHBCT向けにはならない。そもそもHBCT向けなら運用に互換性のあるXM30でやれよっていう。
>105mm~
MPFのデモンストレーターはXM360を積んでいたし、120mmを載せることに特に問題ないと思われ。
>まず確実性が違うし既存インフラに互換の物になる。
本当に既存のインフラ互換になれば良いけれども、砲塔の筐体と中身が別物で、車内の乗員や燃料タンクの配置、パワーパック、Abrams Xのようにサスペンション、履帯、転輪すら換装する可能性があると、最早互換性もなにもあったものではないかと。
車高を抑えるために極端に薄く、そもそも製造から数十年経過している車体を使い回すことが本当に効率的か怪しいと思われるので、本来は車体も新設計にしたいだろうし。
>でもこれを120mmにして正面を特殊装甲にして40tで収まるわけがない。
すぐにソースが出てこないけれども、50t程度までは重量増加のポテンシャルがあるという話だったはず。
韓国凄いねの宣伝サイト?
いい加減にしなー
軍事に興味ない者なら、韓国嫌い一辺倒でもまあ良いでしょうが、このサイトに来るほど軍事に興味あるなら、韓国が西側サイドにいる事がどれだけ大事か理解できませんかね。。
ユーラシア大陸東端が全て東側国家ではなく、朝鮮半島南部に防波堤があることがどれだけ日本の利点になることか。
仮に韓国が東側国家に完全に落ちた場合、地上戦の可能性が減る北朝鮮や中国は陸軍を削減し、その予算を空軍や海軍、核戦力により回す事が出来ます。
更に言えば韓国があるから今は北海道や南西諸島が最前線ですが、韓国がなくなれば日本海側は全て最前線ですよ。
ただでさえ少子化で人手不足の自衛隊が、鳥取や新潟やや秋田山形なんかを防衛する余力がありますかね。。
韓国がアメリカと軍事同盟を結んでいる以上、西側にいる事を議論する余地はないのでは?
その事とこのサイトで韓国関係の情報が多く掲載されることに何の関係もないでしょう。
それとも、韓国をよいしょするために我々は一方的に韓国の良いところを見るのを我慢しろというのですか。
仮に管理人さんがそのような事を意図しているのであれば、このサイトに明記してほしいですね。
そうでなければあなたの邪推というものでしょう。
韓国をヨイショしてるんじゃなくて、韓国の防衛産業が活発だから自然と話題に出てくるって話なんだけど。
ここ勘違いしないで、、、
あと、ここは個人ブログね?
上の分析さんはそんなこと書いてますか?
言われなくても韓国の防衛産業が活発なのは知っています。
書いてない事で反論しないでください。
申し訳ありませんが、たけやぶさんから頂いたコメントの意図がよく分からないです。。
当方としては、「韓国凄いねの宣伝サイト?」というコメントが嫌韓感情から出る発言と判断したので、「嫌韓感情で日本の軍事オタクやってるのどうなの?実利で考えたら韓国は味方であるべきじゃないですか。」というコメントをしたまでで、それ以上もそれ以下も意図はありません。
このサイトが韓国ネタが多いかどうかの判断も出来ませんし、管理人さんがどのような投稿をされるのも自由だと思います。
韓国情報を取り扱う理由として、韓国の地政学重要性、とりわけ日本に対する国益を重視する姿勢を取り上げたことが良くないと判断したのです。
当該サイトが一定の政治意図を以て韓国情報を取り上げているというのは前から疑念を抱かれているところであり、貴殿の考察がその意図に基づくものと思われたため、管理人さんがそのような意図ではないと考察する趣旨で反論したものです。
はっきり言って一番上のコメントは論外ですが、実利という考え方もまた政治的意図であり無用なバイアスであるという狭い考え方に基づくコメントでした。
ツリーが重なってしまい恐縮ではありますが、コメント欄を汚してしまい申し訳ありません。この投稿も含めて対応をお任せします。
正直、あなたは大艦巨砲主義辺りでお仲間たちと戯れてるのが良いと思うよ
私のような軍事については無学の素人ですら韓国の軍事情報がどれだけ日本に影響を与えるものなのか理解できているのに……
しばらく離れてたら誹謗中傷や文脈の取違いまで発生してきて、うかつに謝るものではないと反省しきりです。
上は論外として下に反論します。
繰り返しですが、私は韓国の軍事情報が増加している事、それが日本に影響を与えている事は全く否定していません。
軍事情報を掲載する理由が日本の国防にとって都合がいいからというのは邪ではないか、ミリタリーブログの趣旨に反するとしてそのような分析したコメントに反論したのです。
あなたのコメントは私が韓国の影響を過少視していると誤解していますよ。そんなことはどこにも書いていません。いわばレッテル貼りです。
異論反論は受け付けますが、発言の趣旨や文脈を理解した上でコメントしていただけますようお願いします。
「韓国の地政学重要性、とりわけ日本に対する国益を重視する姿勢を取り上げたことが良くないと判断した」り、「軍事情報を掲載する理由が日本の国防にとって都合がいいからというのは邪ではないか、ミリタリーブログの趣旨に反する」と勝手に自分の基準を押し付けてるあんたが一番レッテル貼ってるんだよ
上で書かれてるがここは個人ブログなんだからあんたの要求を受け入れて更新しなきゃいけない義理はないから、気に入らないならそれこそ大鑑巨砲主義とか他の気に入った思想のところに行けっての
読み違いで突っかかってくる方多いですよね。
まあ今回に関しては個人的には貴方の「それとも、韓国をよいしょするために我々は一方的に韓国の良いところを見るのを我慢しろというのですか。」の一文がトリッキー過ぎて誤解を招いてる部分があるのではないか、とも思いますが。
要するに
1.韓国の宣伝か
↓
2.韓国の重要性
↓
3.韓国が重要だからといって管理人が韓国をヨイショしてるのか?いやそうではない(反語)
↓
4.韓国を取り上げるのはヨイショだなんて言うのは嫌韓、韓国を味方にするのは国益
↓
5.日本にとって利益か否かで書く内容を変えるのは客観的ではないから良くないし、管理人はそんなことしていない。
普通に韓国の話題が多いから扱ってるんじゃないの?
↓
6.お前の考えなど知らん、失せろ
そうやって整理していただくと6こそがぶっちぎり不要なのですが。
発信者やコンテンツへの評価や意見はコンテンツ運営する上で有益な情報です。
もちろん個人ブログなのですから発信者がそれを拾うかどうかは(何なら不要・不快と判断した評価者を排除するのも)発信者の自由です。
ですが発信者以外が不要だのあまつさえコンテンツへの参加を拒絶するのはよく言って余計なお世話、言ってしまえば運営妨害です。
もし「自分は管理人さんに肯定的だから批判的な奴を叩いても許される」とか思ってるなら、それは要するに「愛国無罪」と同じ構図で法治国家では忌むべき行為であると自覚すべきです。
ウクライナ侵攻での155㎜砲弾供給問題からみても現在でも軍需部門が戦時体制で生産を行ってる韓国の存在が西側陣営にとってどれぐらい影響を持つのかちょっと考えればわかるものなのに何言って?
韓国関係の記事面白いし歓迎なんだが、コメントが「〜に比べて日本は〜」みたいなお気持ち表明で溢れるのが嫌い🤮ミリオタとして色々羨ましいのは理解出来るが、日本と韓国の置かれた安全保障環境が完全に一致してる訳では無い以上双方が重視するものが異なるのは当たり前でしょ?どちらが上とか下とかないでしょ、スポーツの試合じゃあるまいし。
> お気持ち表明で溢れるのが嫌い🤮
何というコンパクトでシュアなブーメラン。
私の感覚だと個人の好悪感情を吐露する事自体より
そこにそーゆー顔文字つける方が感じ悪いですね。
🤮
韓国には、是々非々、隣国のため警戒もすべきという立場です。
政権交代で、米中・東西の綱引きがある国ですからね。
それはそれとして。
韓国製兵器の輸出力は、充分に評価して、研究対象にされるべきと考えています。
現代の兵器は、コスト競争力も求められており、いらない部分を削る事も重要になります。
日本は、家電メーカーが失敗しましたが…高機能・高コスト=あまり使わない機能を追加、高くて数が揃わない兵器は弱いんですよね。
数が揃わない兵器は、ロジスティクスの負担が非常に大きく、戦争では役に立たたない(戦力としてあまり計算できない)わけです。
日本関連の記事もよく取り上げてると思いますよ。ただ残念な事に記事の元となる防衛産業関連の動きが少ないのは管理人氏の責任ではありますまい。
一時期韓国アレルギー患者が大騒ぎしてたけどまだいたんだ
模型のレベル高いな。実物がこの通りになるとは限らないけども
流石に10トンも違うものは別設計だと思います。
隣国の装備状況や世界の防衛装備品の流行りを理解することは身近な安全に関係する大変有意義なことだと思いますし、興味深くもあります。何か問題を感じられるのでしょうか?
上記の私の投稿は 「 」さんの「韓国凄いねの宣伝サイト?」に対するものでした 失敗してしまい申し訳ありません 必要なら削除してください
気になるのは、K2のアップグレードにせよ、K3にせよ、誰が開発するのだろう?
確かK2の開発陣はもう何年(10年、もっと?)も前に解散したはずだし
一度解散したチームを再招集とかなかなか難しい(当然別の仕事してるだろうし、下手すると別の業種に就職してたりとか)しなぁ
引継ぎなしで再スタート系とか?
解散したのは国防科学研究所(ADD)のチームで現代ロテムの戦車開発チームは存続していますよ。
動画の3:22あたりに映ってるK2戦車の模型は現時点でのK2PLの開発案ですね。
APSや対ドローンジャマーを搭載するため砲塔後部が大型化しています。
戦車内部から360°視認出来るのは徘徊型弾薬・対ドローンハード&ソフトキルシステムと並んで世代違いレベルの進化と言える
戦闘航空機の歴史で言うと中央配置の機銃搭載、無線機搭載、ジェット化、レーダー及び誘導弾搭載、誘導弾のARH化、強く意識した形状電波ステルス化
これらに並ぶ新要素
全員が車長と同じ状況認識能力を持つわけですが、砲手は照準に専念でドライバーは前だけ見てろで装填手は他の死角だけ見れるビジョンブロックという既存のチームワーク命!車長の指示が絶対!から各個で判断可能になるの、革新的ですわな。
同時に車長は盛んに周囲視察する必要もない。アルマータ的なコクピットに変更ならセンサー・フュージョンは必須でしょう。しかしロシア人のアレはそれが不十分でした。要は交戦サイクルの高速化に車内音声伝達では追いつかないって事です。いくら早口で略語連呼しても一見には劣ると。
てかもうそうなると車長はむしろ自車の周囲よりもC4IとかUAVからの情報を見る方がメインになるんですかね。
北朝鮮の脅威の存在は、韓国にとって大きかったのでしょう。
ロシアの影響で欧州と米国の軍事産業が立ち直りつつあるようですから、
きっと、ここ数年がチャンスなのでしょうね。