中東アフリカ関連

イスラエル軍元准将、イランの攻撃阻止にかかった費用は1,600億円以上

イスラエルはイランが発射した無人機やミサイルを99%迎撃したが、国防軍のリーム・アミノアッチ元准将は「今回の迎撃コストは40億シェケル~50億シェケル(1,600億円~2,000億円)だ」と述べ、とても持続可能なものではないと示唆した。

参考:Global condemnation of Iranian attack; IDF hits Hezbollah weapons plant in north Lebanon
参考:The staggering cost of Israel’s defense against Iran’s missile attack: ‘4-5 billion shekels per night’
参考:Iranian Attack: 5 billion shekels in a single night

この規模の攻撃が続けばイスラエルの防空シールドは直ぐに干やがってしまうだろう

イスラエル国防軍のハガリ報道官は14日「イランは無人機160機(170機という報道もある)、巡航ミサイル30発、弾道ミサイル120発をイスラエルに向けて発射した」「イスラエルは米国、英国、フランス、ヨルダンと協力して飛翔体の99%を迎撃した」「敵の無人機と巡航ミサイルはイスラエル領空に到達する前に迎撃され、弾道ミサイルの大半もアローシステムで迎撃されたが、一部は弾頭ミサイルはイスラエルの防空シールドをすり抜けてネバティム空軍基地を直撃した」「但しネバティム空軍基地は機能を維持している」と発表。

イランからの直接攻撃とは別にイラクの民兵組織とイエメンのフーシ派も無人機を発射したが、ハガリ報道官は「これもイスラエル領空に侵入することはなかった」と述べ、結果だけ見るとイスラエルの防空シールドがイランの攻撃をほぼシャットダウンすることに成功したと言えるが、この迎撃にかかった費用は信じられないほど高額で持続可能なものではない。

国防軍のリーム・アミノアッチ元准将は「弾道ミサイルを迎撃したアローミサイルは350万ドル、巡航ミサイルを迎撃したデービッド・スリングは100万ドル、無人機を迎撃した戦闘機の運用にも多額の費用がかかっており、今回の迎撃にかかった費用は40億シェケル~50億シェケル(1,600億円~2,000億円)だ」「逆にイランが支払った攻撃費用は我々が支払った迎撃費用の1/10にも満たない」「イランは数年後に今回の規模の攻撃を何十回も行えるようになるかもしれない」「そうなった場合、我々はどれだけの防衛力が必要になるか理解しなければならない」と言及して注目を集めている。

出典:David’s Slingで使用されるStunner

1発の弾道ミサイルを迎撃するためアローミサイルを2発発射していれば240発=約1,378億円、1発の巡航ミサイルを迎撃するためスタナーミサイル(デービッド・スリングの迎撃弾)を2発発射していれば60発=約91億円の費用がかかり、ここにF-15I、F-16I、F-35Iの運用費用と消耗したミサイルの費用も加わるため、攻撃コストと迎撃コストは対称ではないという意味だ。

飛翔体の99%を迎撃したという部分だけ見れば「迎撃側の勝利」と言えるが、この規模の攻撃が続けばイスラエルの防空シールドは直ぐに干やがってしまうだろう。

関連記事:イランが200発以上の無人機とミサイルで報復、イスラエル側は重大な対応を計画中
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関連記事:ファランクスのバースト射撃にかかる費用は4,600ドル~6,900ドル
関連記事:安価な無人機やミサイルの迎撃コスト問題、米海軍も紅海でジレンマに直面

 

※アイキャッチ画像の出典:Israel Aerospace Industries

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コメント

    • ふむ
    • 2024年 4月 14日

    良いことではありませんか
    迎撃の持続不可能性は、領事館攻撃のような蛮行を繰り返さない動機足り得ます

    これでネタニヤフが懲りてくれれば良いのですが、はてさて

    80
      • たむごん
      • 2024年 4月 14日

      仰る通りです。

      イスラエルは、イラン大使館領事部ビル攻撃を、事前通告なしの奇襲攻撃しているんですよね。

      イスラエルは、被害者ぶっていますが何か勘違いしているように感じています、面倒くさい国だなあと。

      73
      • 朴秀
      • 2024年 4月 14日

      ネタニヤフが領事館攻撃なんてバカなことをしなければ
      1円も使わなくて良かった金なんですけどね
      あいつがイスラエル最大の脅威なんじゃないですかね

      70
      • jimama
      • 2024年 4月 14日

      懲りるようなまともな感性してたら
      万単位の民間人犠牲者出すような作戦にGO出さないし
      国連の施設薙ぎ払わないし
      職員も故意でやっちまわないし
      そのくせ国連の保理緊急会合を要請しないし(どの面下げて!?)
      土地権利書はこれだって旧約聖書持ち出すような
      イっちゃったひとを国際会議の場に出さないし
      そもそも外国公館爆撃しないんで無理です

      53
      • Artillery
      • 2024年 4月 15日

      今回の攻撃には弾道ミサイルを100発以上使用しています。
      イスラエルの迎撃に持続不可能性があるのと同様、イランもこのレベルの攻撃を持続的に行うのは難しいと思います。
      「イランが支払った攻撃費用は我々が支払った迎撃費用の1/10にも満たない」というのも非常に怪しく、リーム・アミノアッチ元准将は弾道ミサイルの価格を低く見積もり過ぎではないかと思いますね。

      13
        •  
        • 2024年 4月 15日

        防衛費を引き出すための方便にも思えますね

    • 58式素人
    • 2024年 4月 14日

    ”「今回の迎撃コストは40億シェケル~50億シェケル(1,600億円~2,000億円)だ」”
    日本においても、近い将来の事を考えると、迎撃コストを下げる工夫が必要でしょうね。
    当面、空を飛んでくるものだけでも、弾道弾/超音速巡航ミサイル/亜音速巡航ミサイル
    /ジェット推進ドローン/プロペラ推進ドローンとあるわけですから。
    飽和攻撃で来られても、それぞれの目標を瞬時に見分けて、
    それぞれの種類に適しかつ極力安価な対抗手段を配する必要がありますね。
    日本海/東シナ海を迎撃のための縦深として使わないといけないのでは。
    あと、イージスアショアを復活しては。東京湾の第1海保/第2海保跡地などに。
    フネの場合、必要な時に居たり居なかったりするような気がします。

    15
      • 半分の軍事費の国から
      • 2024年 4月 14日

      イージスアショアは、ミサイルブースター問題で、ミサイルランチャーから半径4km以内に人が居てはいけない設計なので、船の航路上にブースター落とす訳にはいかないと思いますよ。東京だと東京都の西部、西多摩郡に属する檜原村。島嶼部を除く東京都唯一の村で、総面積(105.41㎢)の約93%を山林が占め、村の大半が「秩父多摩甲斐国立公園」になっているので、比較的にイージスアショアも配備しやすいかもしれませんが、東京勤務を命じられた地方出身者にとっては心のオアシス扱いなので‥

      7
        • 58式素人
        • 2024年 4月 15日

        テキトーを言うと。
        山口県や秋田県の人なら、他人の迷惑なのでしょうが、
        首都圏の人はそうでもないのでは。
        何がどうあっても(笑)狙われる(笑)でしょうから。
        それでも、ブースターに回収用の落下傘はつけて欲しいですね。
        技術はあるのですから。大きい衛星打ち上げ用の物もありますし。
        ただ単に役人(?)がサボっているだけとも思えます。

        2
          • 名無し
          • 2024年 4月 15日

          何のために回収するんだろう

          4
      • 匿名
      • 2024年 4月 15日

      レールガンを迎撃に使うとか本気か?と思ったがコスト考えると技術的に可能ならば有効ではあるんだよな

      6
        • MarkⅡ
        • 2024年 4月 15日

        システムがどうなるかだよね、外部電源が必要な場合や防空レーダー込みだとそれなりに高い。
        あとレールガンの試作品は30秒に1発で弾頭重量400gだから大した運動エネルギーを持たせられない、弾頭ミサイルに対しては能力不足だし、ドローンに対してはカバー範囲に対しシステム的に大がかり過ぎると思う。

        3
        • のー
        • 2024年 4月 15日

        自衛隊が開発中のレールガンは、初速2km/sec程度で戦車砲と同じか若干速いぐらいです。
        既存の火砲に比べて圧倒的な弾速というには程遠く、大がかりな電源装置が必要だったり、色々と課題も抱えております。
        夢はありますが、まだ基礎研究の段階で実用化は厳しいと予想しています。気長に待ちましょう。

        7
      • 名無し三等兵
      • 2024年 4月 15日

      アショアは中止になってかえって良かったと思います
      あれが計画された2017年頃の念頭は北朝鮮の弾道ミサイルです、玩具みたいな自爆ドローンが
      何百機も1000キロ以上も飛んで来てインフラ攻撃しかけてくる事態なんて想像もしていません
      今はそちらの方が数的な脅威になっています、アショアに配備するSM3にしろSM6にしろこれらの
      迎撃には費用対効果でも対処可能な数からしても全く不向きです。完成したらより現実的な脅威に
      対して全く使い物にならなかったとなるよりマシです。
      より安価で多目標に対処出来る手段で新たに本土防空を見直す事が必要ですね。

      17
    • 2024年 4月 14日

    資金さえあれば
    かなりの割合で防空が出来ると証明されたのは技術革新の凄さを感じる
    昔は夢物語だと思ってた

    それはそれとして
    大使館周辺の爆撃なんてしたらどうなるかって所にも知恵を使って欲しかったですね…

    58
      • YJ93
      • 2024年 4月 15日

      今回は、アローの能力(とくにアロー3の大気圏外迎撃)が遺憾なく発揮されたようで、BMDが本当に機能するのだということが証明されましたね。

      3
        • YJ93
        • 2024年 4月 16日

        さらに、紅海にいた米海軍のイージス艦がSM-3でイランのMRBMを迎撃していたそうで…
        これがSM-3の初の実戦ということになりましたかね。

    • Easy
    • 2024年 4月 14日

    やっぱり先々を考えたら,今のうちにテヘランを核で焼き払うしかないんですよ。
    文句言う奴がいればそいつも焼けば大人しくなりますよ。
    ユダヤ人は頭が良いから,先手必勝の原則をよく分かってるんですね。
    話は変わりますが、このご時世のこのタイミングでAmazon PrimeでやってるFallloutのドラマ見ると最高の気分になれますよ、オススメです!

    12
      • 名無し
      • 2024年 4月 14日

      皮肉なんでしょうけど、それやってしまったらロシア、中国、北朝鮮以下の地球の癌になってしまいますよ
      イスラエルをバックアップしている西側全体含めてね
      もっとも、個人的には仰るような核攻撃なんてしなくともイスラエルという国家が地球の癌と呼べる存在だという印象はガザ紛争と今回の件で強く感じてしまいましたが

      49
      • イーロンマスク
      • 2024年 4月 14日

      1話だけ見たけど原作にあったクレイジーさが弱い気がするw
      3とNVおすすめ

      3
      • たら
      • 2024年 4月 15日

      ネタニヤフ「やっぱり攻撃は最大の防御だな」

      1
    • たむごん
    • 2024年 4月 14日

    イスラエルのGDPは、約70兆円(約4816億ドル(2021年世銀))程度のため、1回1600億円以上の迎撃コストは看過できないものがあります。
    ガザ紛争の戦費が膨らんでいるだけでなく、イスラエル軍が迎撃するためのGPSジャマー・避難コストにより、経済損失も大きくなっています。

    アメリカでさえ、(高価なため)防空ミサイルの量産に苦しんでおり、イスラエルが簡単に国内生産で補充できるとは思えません。
    イスラエルは国土が狭く・縦深がないため、自爆ドローンによる攻撃コストの低下は、非常に厳しく感じますね。

    (イスラエル基礎データ 外務省)

    21
    • 傍観者
    • 2024年 4月 14日

    本気の攻撃ではなくメンツを立てるための攻撃行動だったという説が多い。露系の情報では今回のイランが攻撃に使ったミサイルは露が購入を断った旧型が多く使用されたようだとのこと。陳腐化した在庫で高額のミサイルを大量に消費させたのならイランの判定勝ちになりそうだ。古い兵器も使い方次第で大きな効果を発揮する。

    65
    • 2024年 4月 14日

    シリアのイラン大使館爆撃なんかしなければ、こんな事にならなかったろうに…。
    正直アメリカもだけどヨーロッパ各国はイスラエルの国際法違反に非難ぐらいで、ロシアにやったみたいに制裁をしないのが世界を余計に混乱させてると思うんですけどね。
    グローバルサウスから欧米はダブスタと言われる要因でもあるし。

    まあ、これでイスラエルの防空や兵器が損耗したら、アメリカはウクライナよりイスラエル優先して新たに生産したのや備蓄を回しそうな気がするところ。

    52
    • gepard
    • 2024年 4月 14日

    報復攻撃を受けて停滞していたイスラエル・ウクライナ支援の法案が米下院で進むという見方もあるが、個人的に『ウ・イのどちらが積極的に救う価値があるか』で党派間の大揉めになる可能性を予測している。
    バイデン政権としては中東での大炎上はどう転んでも選挙に悪影響を与える情勢であるため、イランもイスラエルも大人しくして欲しいというのが本音だろう。

    19
    • Jog
    • 2024年 4月 14日

    この発言の真意は、攻撃側対迎撃側ではコスト面で攻撃側が圧倒的に有利(露宇戦争と同様の戦訓)であり、その不均衡を是正する為にはイラン国内の発射基地へ直接攻撃を行う必要があるということではないかと私は見ています。アメリカ、イランは今回の件に対し抑制的ですが、イスラエル政府及び軍はエスカレーションの加速にかなり傾いているようで、そのような情勢下でイスラエル軍関係者からこの発言が出されたことは注視する必要があるでしょう

    29
      • kitty
      • 2024年 4月 15日

      弾道ミサイルの発射プラットフォームのほとんどがTELで、サイロを保有した基地は5mものペトンで固めた代物ですから基地攻撃って言うほど簡単ではありませんよ。

      1
    • 折口
    • 2024年 4月 14日

    追ってなかったうちに大変なことに…。キプロス島南部を領有している英国が迎撃に関与するのはまあ分かるとして、米国はいかなる法的根拠に基づいて防空戦闘に参戦していたんですかね。10.7以降に沖合に展開してる艦艇の個別的自衛権の発動なのかな?とはいえ、これでは欧米社会がイスラエルに機械的に連帯していると見られても仕方ないような…(今に始まったことではないですが)。

    パレスチナを巡る問題は双方が国際法や人道に照らして許されない事を散々やっているので見方によっていくらでも片方に寄った解釈が可能になってしまっています。ただ、その上で自分は二つの点でイスラエルの側により大きな責任を感じます。一つはIDFの過剰報復戦略(ハンニバル・ドクトリン)です。これは有名な話ですが、パレスチナ人やアラブ勢力がユダヤ人を一人誘拐すればイスラエル側は30人のパレスチナ人を誘拐し、一人殺されれば街を空爆して数え切れないほど殺すという戦略です。もう一つは統治の原則です。イスラエルはパレスチナやヨルダン川西岸地区の領有を主張して入植を実施していますが、であればこそ現地に住まう人々の生活や安定を保証する義務を追うはずです。パレスチナの国家主権を認めたうえで敵対するなら別ですが、現状のイスラエルの姿勢は支配できないが独立も認めない、定期的に国内での虐殺をやって非ユダヤの人口を減らすという最悪の状態です。これと同じことをアフリカや東南アジアや南米の小国がやっていたら欧米社会は許したでしょうか。日本としてはたとえ欧米社会で不興を買ったとしても、道理に通らない問題には正道に従って批判していってほしいものです。

    60
    •  
    • 2024年 4月 14日

    イランはウクライナでのロシア軍の戦術をよく研究しとるな。

    19
      • 一般通過OSINT
      • 2024年 4月 15日

      真逆です。
      イランが軍事目的における無人航空機の研究開発はイランイラク戦争から既に始まったし、シリア内戦やイエメン内戦で大量運用された実績があります。最近シャヘド358という相手の無人機、ヘリコプターなどの空中目標を狩る、無人機の特徴持つ対空巡行ミサイルまで実戦配備し、ヒスボラまで運用している記録があります。

      11
    • イーロンマスク
    • 2024年 4月 14日

    そもそも本当に99%迎撃できてんのか?
    2-3発しか届いてないことになるんだが

    26
      • 2024年 4月 14日

      リンク
      リンク
      ネバティム空軍基地だけで最低7発の命中が複数映像にて確認されています
      実際の迎撃率はもう少し低いでしょう
      アイアンドーム圏内と圏外では迎撃率違うでしょうから圏内の迎撃率だけを口にしている可能性もあります

      13
    • DEEPBLUE
    • 2024年 4月 14日

    旧式ミサイルやドローンで防御側を損耗させるなら戦争経済的には圧倒的に攻撃側有利ですね。それこそ相手側の迎撃弾を涸渇させてから本命の虎の子を撃ち込む事も可能

    17
    • バンダイは早くジムⅢのMG作ってくれ
    • 2024年 4月 14日

    大規模な戦闘になったら
    イスラエル製のAPSや、アイアンドームが巡航ミサイル・弾道ミサイルの迎撃にどれほど有用なのか
    イスラエルとイランのドローンの戦いが見れる
    新しいドローンの運用法が出来上がりそうでワクワク

    どっちにしろイランが日本の味方になることはないし
    シーレーン防衛のためにも、イスラエルには頑張ってスエズ運河あたりを平定してほしい

    日本としてはイスラエルを大々的に支持できないとしても、敵対というか反感を買うようなことは絶対にしないでほしい
    イスラエルを批判することに意味はないし、国際社会がどうとか言っても(有事の時に)彼らが日本の味方になってくれる訳でもないし、助けてくれるわけでもない 同盟国は大事にしときたいところ
    人道的とかは、国家・国民を守って、主権を維持してから行っとけって話
    そこの優先度は忘れないでほしい

    8
      • 匿名戦士
      • 2024年 4月 15日

      国際世論よりも自国利益優先は分かるんですが、現状ではそもそもイスラエルを支持することのメリットなくないですか?
      確かに軍事技術先進国ですが、日本とは直接の同盟国ではないですし、、、
      それよりも中東諸国の産油国を敵に回す方が、よほど国益損なう気がします。

      19
    • 反革命分子
    • 2024年 4月 15日

    被害者意識の強いイスラエルがどう反応するかはまだ分からないという点はありますが、落とし所として非常にうまいなと感じました。

    報復を宣言してから実行、被害を与えない、しかしできるが故に迎撃せねばならず、コストが莫大。世間ではあまり迎撃コストの話は触れられませんから、節度を持ったプロレスですよという印象を強く与えることができ、実際には持続不可能なコストを強いる脅しも兼ねる。

    17
    • jiro.siwaku
    • 2024年 4月 15日

    イラン軍はイスラエルに情報を提供する「大規模な情報センター」と、ダマスカスの領事館襲撃に関与したF-35戦闘機を保有するネバティム空軍基地を標的にした

    攻撃は予想以上に成功した。標的にされたイスラエルの二つの施設は破壊された。

    2
    • 2024年 4月 15日

    日本は大丈夫なんだろうか
    サンフラワー(中華シャヘド)に中SAMや近SAMなんか撃ってたら
    一瞬で弾切れ起きるんじゃないか

    9
      • トーリスガーリン
      • 2024年 4月 15日

      用途廃止したVADSってもう全部解体済みなんかね

      5
      • たむごん
      • 2024年 4月 15日

      日本は厳しいでしょう。

      日本は、大型発電所や変電所、空港港湾・鉄道・駅、ドッグやレーダー基地など、重要ロジスティクス拠点でも防空設備はないですからね。

      初動に最大火力の飽和攻撃を仕掛けれたら、敵は待ってくれないですから、機能不全になる事を想定すべきと考えています。

      5
    • 名無し
    • 2024年 4月 15日

    アメリカとイランで話付いてたんじゃないですかね?

    イランは何度も攻撃を予告し、発射したら宣言してます。まるで迎撃してくれと言わんばかりに

    大量に着弾しないように、けど何発かは命中する感じで、矛を納めるには最適な被害

    11
      • 名無し
      • 2024年 4月 15日

      弾道ミサイル迎撃を担当するアローシステムの即応弾がギリギリ対応できるかどうかのラインを見切っていたっぽいですね

      4
    • ガーネット・シルク
    • 2024年 4月 15日

    なんかイスラエルは試合に勝って勝負に負けたみたいな感じがする。
    イスラエルは「ほぼ全弾撃ち落としたぜwwwwww」ってイきってるのかもしれないけど、
    イランは「お前らが撃ち落とせるくらいに加減して撃ってやってるんだから、そりゃそうだろ…」みたいに思ってるのかな。

    案外、これが目的だったんじゃねぇの?下手に大ダメージ与え過ぎたら、報復合戦になるから。
    わざと、ほぼ全弾撃ち落とせるくらいの数の飽和攻撃で、プレッシャーと経済的損失を与えるみたいな。
    なんかイランはロシアがキエフに攻撃してることと同じような事をしてるんだろうか…。無駄弾を消費させる戦術というか…。

    基地には微ダメージかもしれないけど、1,600億円~2,000億円の損失を出させたんなら結構なダメージではないか?
    イランの将官7人の命の対価としてみれば相当な額だと思うけど。

    アイアンドームも迎撃率が高いって自慢してるけど、でもその運用・迎撃費用って血の涙を流しながら運用してるんだろうな。秒が莫大な税金が消えていくという…。 迎撃弾だってじゃんじゃん大量生産できるものでもないだろうし。

    32
    • AAA
    • 2024年 4月 15日

    世界トップクラスの防空網を持つイスラエルの防御を突破して弾道ミサイルが着弾したというだけでも十分成功といえるだろう
    イスラエルはアメリカにミッドコース迎撃を分担してもらったがそれでも何発も着弾した

    16
      • 一般通過OSINT
      • 2024年 4月 15日

      > 世界トップクラスの防空網

      航空戦力に過信し長年弱物いじめるようなぬるい作戦しかしない、対空機関砲ですら配備しない結果、シャヘド136程度の低速飛行する無人機も高価な対空ミサイルで迎撃しなければならないジリ貧状況に陥てしまう防空網、世界トップクラスとは?

      5
        • kitty
        • 2024年 4月 15日

        対空機関砲なんて温存していた西側先進国なんてなかったでしょ。
        アフリカなんかでも専ら対空砲火より陸上目標にヒャッハーするのに有効活用されていましたし。

        2
    • ホテルラウンジ
    • 2024年 4月 15日

    こういうニュースで日本の明るい希望が見えるのはレールガンの実用化が進んでる事ですよね
    アメリカは諦めましたが日本が開発続行してるのは本当に先見の明がある素晴らしい判断をしていると思います

    3
      • MarkⅡ
      • 2024年 4月 15日

      日本が開発中のレールガンって小口径で直射だと精々射程12kmとかじゃね、
      何が言いたいのかと言うと広域を防空するには大量に配備が必要で、
      そんな数の配備はとても無理、そもそも30秒に1発では・・・

      11
        • A
        • 2024年 4月 15日

        そこのところは技術革新に期待しましょうか。

        1
    • paxai
    • 2024年 4月 15日

    イスラエル空軍が公開した戦闘機の戦闘映像を見てるとシャヘドに対して対空ミサイルで撃墜してるのね。
    サイドワインダーが40万ドルぐらいだから命中率は良いにしてもコスパは惨敗になっちゃうね。

    17
    • 暇な人
    • 2024年 4月 15日

    ロシアウクライナとそれを支持する勢力のプロパガンダ合戦見てたから、こういう発表はあまり信じないようになったんだよね
    Twitterとかに上がっている動画見る限りけっこう着弾してるから高めにみても八割九割くらいだと思うけどね。
    特に本命の弾道ミサイルなどは通しているように見える。
    ドローンなどを全部落として弾切れて弾道ミサイルは結構通したのかね?

    3
      •     
      • 2024年 4月 15日

      何がどれくらい飛んでくるのか事前に予想できていたのだし、ドローン相手にアローを撃ち尽くすことはないでしょう

    • タマ
    • 2024年 4月 15日

    見え見えの初陣でこれだからな
    ガチならヒズボラ、ハマスもはいりこむだろうしスリーパーのテロだってあるそんな中で2陣、3陣ときたらイスラエルみたいな狭くにじゃ空港はまず使えなくなるよ

    3
    • az
    • 2024年 4月 15日

    イランの反撃のあとにG7だの安保理だのでイラン非難しようとする西側は本当にダブスタがひどい
    イスラエルが先に攻撃したときに同じ対応とらないのは、いったい悪の枢軸はどちらだという話
    欧米だけ見てて日本は大丈夫か?
    いざ自国の危機となったとき、途上国に味方がほとんどいないという事態になって初めて気がつくとかは勘弁してほしい
    ユダヤ人に選挙を半ば支配されたアメリカと違って、日本がイスラエルの肩持っても何も良いことがない

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