ロシア軍が撤退したウクライナ北東部の防衛を担当する予備役中尉は「祖国を守りたり」という強い愛国心を持っているが、同僚の中には軍の腐敗に嫌気が差して「辞める寸前のものがいる」とTimes紙に語った。
参考:Corruption leaves Ukrainian reserves without weapons and supplies
今は不正な手段で利益を得ようと考えるウクライナ人が極少数であることを祈るしかない
ウクライナの国防部門における腐敗や不正は非常に有名で、国際関係の分析と評価を行うModern Diplomacyも「この国の政治家にとって軍需物資の横流しは簡単に稼げる収入源でしかなく、政権が交代しても脈々と受け継がれてきた悪習の一つだ。せっかく国防予算を増額(GDP比:2012年/1.6%→2020年/4.1%)してもウクライナ軍の強化に直結しておらず、欧米からの軍事援助も気がつけば第3国に転売されてまう有様だ」と指摘、NATOも再三「組織の腐敗問題を解消しない限りNATO加盟は実現しない」と警告していた。
ゼレンスキー大統領は国防部門の上層部に対する取り締まりを集中的に行い、レズニコフ国防相は資金の透明性を確保した国防調達の改革を実行しようとしたが今回の戦いには間に合わず、腐敗監視団体は「国防部門の末端では今でも不正が根強く残っており国防予算の約30%が失われ続けている」と指摘、Times紙の記事に登場するウクライナ軍の予備役中尉も「塹壕を補強する材料を約2万ドル分購入したのに材料は届かず資金も消えた。予備役で構成された部隊は不正を行う格好のターゲットで、予算がついても何に使ったのか分からないまま資金だけが消える」と述べているのが興味深い。
Times紙によれば彼が指揮する機関銃小隊に与えられた武器は19世紀末に開発されたマキシム機関銃(最も新しいものでも1942年製)で、予備役中尉は「与えられた武器の殆どは故障しているので自分達で修理しなければならないが、そもそも射撃を教える教官もおらず、通常の射撃訓練も行われず、食料も暗号化された通信機もない。我々に与えられるのは通信距離が1km強の簡単なウォークトーキーだけで、寝袋も防寒着も支給されないまま野営を強いられたため小隊の半数が病気になった。英国は我々のために教官や基本的装備を送って欲しい」と懇願している。
ウクライナ保安庁は先月「ハルキウで軍の保管庫から盗まれた戦車用エンジン60台や装甲車輌用スペアパーツなど約2億ドルの物資を回収した」と発表していたが、この件についてもTimes紙は「修理が必要なロシア軍に売りつけるためのもので関係者の黙認の下で行われた犯罪だ」と報じており、長期戦の様相を呈してきたロシアとの戦いで兵士の士気を維持するためには汚職を徹底的に取り締まる必要があると指摘した。
因みに予備役中尉は「このような腐敗は兵士のモチベーションに大きな影響を及ぼすだろうし、部下の中には故郷に帰るかパルチザンになるかを真剣に考えている者もいる。これは祖国を守るための戦争だが、一部の人々は不正な手段で利益を得るためのチャンスだと考えている」と述べており、西側諸国が提供した武器や物資の一部が闇に消えている可能性も十分ありえるだろう。
まぁロシア軍との戦いの中で全ての不正を取り締まるのは不可能だが、今は不正な手段で利益を得ようと考えるウクライナ人が極少数であることを祈るしかない。
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※アイキャッチ画像の出典:Оперативне командування “Північ”
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ロシアも同じ状況らしいのでソ連の伝統ということでしょうか…
この状態のウクライナ軍より、存在してる装備・物資が存在してないロシア軍の腐敗度が想像上限超えてるな
(ウクライナ軍の場合は腐敗と、ロシアの妨害裏切り工作が混じってそうで更に訳わからないし)
まさかと思いつつ書き込んでたけど、アップデートしたはずの兵器も見た目だけで中味空っぽがとか、実際に多そう
書類上だけ型番が変わってたりとか、新兵器なのに性能に必要な部品が無いとか
ロシア軍の現状から逆算すると、結構当たってるのかな
ウクライナのPM1910の使用については2014年にも確認されてて、軍備増強されてもずっと使ってるようで。
ソ連の崩壊時かなり大きな軍隊がいたから、お下がりなら設計100年以上の骨董品以外にPKMなりRPKなりあるだろうし、仕方なく間に合せに使ってるというより何か理由があるんではないかしらん。
まさか崩壊以前から現地ではずっと使ってるんだろうか……?
ここの記事でも前に見ましたね。NATO加盟が難しい理由が汚職にあるという話ですが、ヤフコメ見ていてもこれを汚職を理由にウクライナへの支援は良くない、というコメントががあったりしますから、ロシアから見ても格好の情報戦ネタでしょうね。
というてもウクライナ軍が腐敗してようが軍事支援やめるわけにもいかんからのう
大統領が汚職推進派のロシアと違ってウクライナにはゼレンスキーが居るから
救国の英雄の豪腕で国外の敵に続いて国内の敵を成敗してくれるように期待するしかないわ
クリミア危機以降、ウクライナ軍は軍の要職から新露派を追放して祖国防衛に忠誠を誓う志願兵を要職に就けた様ですが腐敗や横流しの根絶は難しいのでしょうか?幸いなことに戦術など軍事指導はアメリカを中心としたNATO諸国から受けている訳ですし軍規の改革など組織改革も西側諸国を見習って実行して行くことがこれから先、必要になってくるでしょう(不名誉除隊や禁固刑などを罰則として設けているアメリカ軍の軍規の厳しさは有名)
ウクライナの腐敗に冠する面白い記事があったので貼っときます。ちょっと古いですが
リンク
ウクライナに深く関わった方の2015年の記事。参考になりました
> ウクライナが自力で国を再建し成長軌道に乗らない限り、同
じことを繰り返し、世界を巻き込むような不幸が繰り返
される。これは、複雑な歴史的トラウマを背負った地政
学上枢要な位置を占める国の宿命である。
>「国防部門の末端では今でも不正が根強く残っており国防予算の約30%が失われ続けている」
意外と腐ってるんだな。
ウクライナ軍って。
いや、政治家が腐っていることは知っていたが。
Z務省といい腐ってるやつはどこにでもいる。財務省がまた炎上したネタはやらないんですか?
細かい所(ジャベリンだけで良いのでは?とかF-3の開発はTB2クラスのUAVで良いのでは?とか)はともかく、それが必要というならちゃんと説明しろ、という真っ当なコメントだと思いましたが。
ここの記事でもF15 JSIの納期遅延・資金高騰の話題で、防衛省の説明が薄いことに対して苦言を呈していましたが、防衛省は防衛機密を盾に説明が不足気味ではないでしょうか。その結果がイージスアショアの頓挫だと思ってます。
おそらく新聞記者だけでなく国会議員も信用してないからでしょうけど、予算を要求するならその必要性の説明は必要ですし、財務省なら当然それを要求するでしょう。
全然細かい話ではありません
素人が予算削減の予断ありきで生半可な知恵を振りかざしており、健全な国防の足を引っ張る愚行です
いや、民主主義国家であるなら、監査する方は素人前提なんだから、それは言っちゃいけない
ロジカルな説明と数値で費用対効果を説明できないなら、軍事行動も的確にできないと思うが
財務省は専門家として予算が適切か正しいか判断するための知識と見識が職務として必要です。
毎度毎度、悪質な数字の使用や存在もしないトレンドを持ち出すような組織ですので、無知だからしょうがないと擁護する理由はどこにもありませんね。
財務省が正当な議論を行いそこで批判する分には何ら否定するものでは無いけど、国で一番の官僚がザル資料を作ってそれを土台に批判して来る訳でな
「お前達が時間と金を掛けて作ったゴミに俺達の血税を使うんじゃねぇ」ってなるのは当然じゃね?と
適切な指摘という意味では財務省より会計検査院の方が仕事しているんですよね。
言いたいことはわからないでもないけど、でもそういう物分かりの特定団体が監査をするからこそ汚職が生まれるのよ
会計検査院はそれこそ監査が仕事だから、価格の観点で妥当性で見るのは当然
財務省は枠のある予算の中から割り振りを考えるのだから、まったく関係のない、例えば、どこぞの橋の改修とか、福祉・教育予算と比較した上で優先度を問うわけだから、目線がミリオタとはずれますよ
それでも予算を通すだけの説得力は予算を出す側に説明責任があります
それが透明で公正明大な予算運営ってもの
まぁ「とくかく一番いいやつをくれ」とか、思い付きで見た目の勇ましさ優先の装備計画をぶち上げたりする政治屋には私もうんざりしてますけどね
> 物分かりの特定団体が監査をするから
どっちだよ。
まあ文脈的には「物分かりの良い」かな?
財務省に関しては不勉強なくせに変に専門的な視点で「戦闘機は小型化の傾向がある」みたいなおかしな事を言うから問題なんでしょ。
あんたはとりあえず人に噛み付くだけの書き込みしかしとらんすよね
過去記事振り返っても
空気悪くなるだけなんでそんなにレスバがしたいなら5chにでも引き込もってりゃいいんじゃない?
私は少なくともおかしな事言ってる財務省の不勉強が悪い、とコメントに関係する「意見」を言ってますが、貴方は記事にもコメントにも関係なく私個人に対して批判にすらならない内容で文字通り「噛み付いてる」だけですよね?
「貴方がイラつく」のを「空気が悪くなる」と言い換えていませんか?
というか名前必須のコメント欄で「匿名」なんて名前を使う人こそ5chへ帰った方が居心地がいいのでは?
財務省が変なこと言うなら、防衛省側が否定すればいい話。
日本は軍事だけで回ってるわけじゃない。
財務省の仕事を考えろ。
財務省のトンチンカンな資料を添削するのは防衛省の仕事ではありませんね。
「物分かりの特定団体が監査をするからこそ汚職が生まれる」を一纏めに読んでいただければOKです
言いたいことは、例え専門性が高く素人には理解しずらいものであっても、閉じた人の中だけで論議して決めてはいけない、ということです
こと予算に関わることなれば、それはやがて利権となり腐敗につながります
したがって、予算を提案するものも、それを監査するものも、定期的に入れ替える櫃がありますし、結果として、状況を理解してない人が監査をする、ということが常に起きるほうがよい、ということです
そりゃまぁ、説明する側からすれば面倒だし不愉快なこともあるでしょうが、それが腐敗を防ぐ数少ない方法です
> 「物分かりの特定団体が監査をするからこそ汚職が生まれる」を一纏めに読んでいただければOKです
承知しました。
文言通りの一文では全く意味が分かりません。
こうやって擁護してくれる人がいるから、財務省はあんな馬鹿みたいな資料作り続けるんだろうな
軍事オタクの間でよく聞くよね、財務省無能論
財務省は財務省の仕事をしてるだけだよ
狭い趣味や興味の範囲内でしか物事を判断できないのは嘆かわしい限り
あなた方が所属する組織では、多額の予算決裁を取るときに、主観的に必要性を認識していれさえすれば曖昧な説明でも問題ないのか
いや、実際に対応していたけど、為になす議論しかしない。
まあ、持っていく案件もろくでもないものなので、どっちもどっち。
これが最初の折衝ならそうとも言えるんですが、今回はとっくに説明済みの案件をウクライナ戦争を契機にひっくり返しにかかっているわけで……。
その理由として提示されたのが例の資料なので、反発が出るのも当然じゃないでしょうか。
防衛白書だの研究開発ビジョンだのほかの役既に出してるの公開資料読めば出てこないような低レベルの突っ込みするだけで給料貰えるとか
財務省キャリアって随分楽なお仕事なんですねぇと嫌味の一つも言いたくなるわ
防衛省側の情報発信の不味さというのは、防衛機密という性質もあるけど、我が国の専守防衛という性質も歴史的に強く係わっているのではないでしょうか。
周辺国政府・世論への心情的影響や、日本国国民世論を主戦論的に煽る結果になりかねない恐れを、強く忌避し続けてきた結果のような気がします。
難しい問題ですね。
汚職が多いのってだいたいその国の少なくない国民が、みんなもやっているからとかの理由で、バレなければ問題ないと容認してしまっているような所がありますから。
対策に銀の弾丸は無いでしょうが、この戦争には勝たなければならないので、この記事で取り上げて頂いたTimes紙のような外部からの指摘等で何とか改善の方向に向かってほしいですね。
笑顔でマキシム機関銃を撃ってる動画を拝見した事があったんだけど、そういう裏事情が……
物を渡して支援終了ではなく、人的な支援が必要だと思います。
自浄効果だけでなく、人が入って指導と監視する必要があるでしょうね。
やはりかつての南ベトナム政府軍を彷彿させる話が出てきましたか・・・
膠着状態が続くとロシアのプロパガンダに利用されて援助国に効いてくるのですよね・・・
まぁ南ベトナムにしろ、アフガンにしろ伝統芸だから驚きもしないし、回り回って最終的には西欧各国へのテロにも使用されるわな。
ウクライナの特徴として、「地方の権限が強すぎる」というものがあります。
地方のオルガルヒが、中央政府に変わって、行政サービスや社会福祉を実施するほどの力を蓄えていて、
独自に活動を行って中央政府の力が及びにくいといわれていました。
今回の戦争では、地方の有力者が地元に踏み留まって、
各地でロシア軍の侵攻を食い止めるなど、ポジティブな面もありますが、
不正や汚職の温床にもなりがちだと言われます。
(無論、中央集権的な体制でも汚職は起きますが)
戦争が終わったら、復興は中央政府を通じて行われるべきだと思いますし、
その過程で不正や汚職を少しでも排除してほしいですね。
(アフガニスタンは汚職を追放できず失敗しました)
アフガンは、部族長の力が強かったのですよね。利権を守る部族兵に頼るしかなかった。ウクライナも色々な部族の集まりなのかもしれません。戦後の復興も一筋縄には行かない気がします。
その結果、部族長は自分の事しか考えず最後はタリバンに寝返る部族が出る有様だったし、欧米軍も民間人への誤爆多発で民心を失った挙句、民衆から「イスラムの戒律を守るタリバンの方がマシ!」と思われたのが、アフガンの敗因でした。
この事が中露の権威主義型陣営に対して「民主主義の限界と凋落」を深く認識させ、特にプーチンの野心を燃え上がらせる原因になったのは否めないと思います。
それに対してウクライナですが、どうもこの国は旧ソ連の影響で汚職に関する意識が弱過ぎると思いますが、一方で2014年のクリミア侵攻後ロシア派の国民は減っている様なので、ウクライナ政府が汚職取り締まりを公平にやればアフガンよりは希望が有るかなと考えています。
拠点防衛がメインならマキシム機関銃のほうが62式機関銃よりもましとは思う
補給を考えると、旧式でもマキシムを非正面には渡さざるを得ないのかな。
問題は食料やユーティリティが不足していることで
おそらく兵士の急増に支給が間に合っていない状態と
ロシアによる無差別攻撃による避難民急増が組み合わさって発生しているのでは。
とりあえず日本としては避難民向けの人道支援を強化するしかないかと
紛争当事国に対する武器支援は必ずと言っていいほどこの手の問題がつきまとうな
仮にロシアがウクライナから退出したとしても、国内はもちろん、少なくとも地域レベルで大きな不安定要素となるだろう
じゃー自衛隊は?…
使用済み薬莢の一つまで管理してる自衛隊では徴募をちょろまかして現場の人間が横流しするのは難しいと思う。
だけど制服組や自衛隊とつながりの深い政治家が意図的に不正を行って脱法的に隠蔽すればできないこともないだろうね
いや、自衛隊でも過去に有ったんですよ…1991年に静岡県御殿場市でとある会社が東富士演習場から持ち出した不発弾(155ミリと203ミリ砲弾と銃弾)の火薬を抜いてインテリア用のミリタリーグッズに加工していたら不発弾が爆発した事故が有って、その後の捜査で不発弾の持ち出しに自衛官が関与していた事が発覚しています。
それと自衛官が関与したケースでは無いのですが、2003年には同じ東富士演習場の近所に住むマニアが演習場内から勝手に持ち出した不発弾をネットオークションで売って、宅配便で買った人に送ったところ、その荷物が輸送中に爆発して宅配便のアルバイトが負傷したケースもあります。
ですので、自衛隊でも横流しが起きない保証は全くありません。
汚職というのはどの組織でも起こりうるものですからね。
内部統制と外部からの監査をいくらしてもその隙をつく人間は出てくる。
問題はその網目をどこまで小さく出来ているかです。
傍目では自衛隊は比較的小さいように感じます(問題の無い組織というわけじゃない)。
嫌な…事件だったね…
まぁ不発弾売るぐらい厳しいとも言えるし、普通の会社や公務員よりは絶対数は少ないとは思うわ
写真や情報などの足がつきにくい漏洩とかは知らんけど
パルチザンの組織化は有効な手だけど
下手に勢力が増すと制御不能に陥って戦後混乱の元になるし難しいな
ロシアとウクライナは悪い意味で似ている面もあるんだろうね。
だからといってウクライナ支援をやめるという選択肢はあり得ない。
しかしながら、ウクライナが勝ったらかったで、必ずしも欧米にとって理想通りの存在にはならない可能性も、覚悟はしておくべきだろうね。
まぁ中身はソ連ですからね、と全部ソ連のせいにしたくなりそうな気もしますが、基本的にこの手の流用は世界中どこにもあるという身方の方が厳密なのかなという印象です。ウクライナ向け支援物資や難民向け配給の仕分けをやっているポーランド側の事務所(NGOや民間ボランティアが主体)でも物資をトラック単位で盗んで転売している人がいるそうです(ポーランド人然り、海外から来てるスタッフ然り)。西側や日本も無縁じゃないですよねこういう話。
まぁ祖国滅亡の危機に際して兵器を敵軍に転売して金を作って外国にトンズラというのはさすがに殺されても文句言えない行いだとは思いますが…
あ~やっぱりと言うか、ウクライナだけじゃ無くポーランドでもヤバイ事してでも儲けたい奴は居るんですねえ。
まあ、確かに日本でも東日本大震災時に被災地の気仙沼市・大島と言う島で義援金や救援物資の横領や横流し疑惑があったし(しかも原因不明だが、充分な管理が出来ていなかった事は当時の災害対策本部も認めている)、現在コロナ禍によるロックダウンが続いている中国・上海でも支援物資を溜め込んでいた(しかも生鮮食料品で腐らせてしまっていた)複数の役人が摘発されており、横流しが疑われているそうですから本当に人類皆兄弟ですね(苦笑)。
> せっかく国防予算を増額(GDP比:20
> 12年/1.6%→2020年/4.1%)しても
> ウクライナ軍の強化に直結してお
> らず、欧米からの軍事援助も気が
> つけば第3国に転売されてまう有様だ
ホントかよ、ウクライナの小悪党の私腹を肥やす為の支援ならお断りだ!
この「Modern Diplomacy」ていう組織はどういうところだろうか?
ロシアよりな所かな?
リンク
北朝鮮が今世紀になって飛躍的に弾道ミサイル技術を発展させたのはウクライナのミサイル技術者が協力したからだが、仮に国家としてのウクライナではなくソ連崩壊で失業したウクライナ人のミサイル技術者が個人的にウクライナのミサイル技術を北朝鮮に流出させたとしても問題で、欧米諸国がウクライナ軍に先端技術や兵器を供与する場合は技術流出に用心せねばならない。
ウクライナ侵攻で職や資産を失っている人は多いですから、
そこにがばがばの監査体制が組み合わさると横流しが頻発するのは仕方ないです。
横流しで闇物資を捌いたりマネーロンダリングするためには、
違法組織の存在があるわけで、ここを壊滅させないとどうしようもないのですが、
腐敗が伝統だと、地元有力者とつながっていると思われるので、
今回得た支持率を背景にゼレンスキー大統領がどこまで政治的冒険をできるかですね。
事実はともかく結果はロシアへの協力者って事で、徹底的に叩き潰せる環境は整ってるかと
まずはロシア軍を壊滅させないとですが
最新の記事を見て、この記事を思い出しました。
この当時から裏切者の排除に力を入れ続けた結果が、今日の勝利に繋がったと言えますね。
ウクライナ軍、本物の反撃計画を秘匿するため裏切り者を根絶やしにした
(2022.9.11)