ウクライナ国防省情報総局は1日「ドヌズラフ湖付近の黒海を哨戒中だったミサイル艇イヴァノヴェツを無人水上艇で破壊した」と発表、複数の無人水上艇によって攻撃されたイヴァノヴェツは船首を海面に突き出しながら沈没した。
参考:«Івановєц» на дні ― внаслідок спецоперації ГУР МО знищено ракетний катер ворога
ロシア軍が失った艦の価値は6,000万ドル~7,000万ドル
ウクライナ国防省情報総局は1日「特殊部隊グループ13の兵士が黒海艦隊のミサイル艇イヴァノヴェツを破壊した」と発表、公開された映像を見るとイヴァノヴェツは接近してくる無人水上艇に気づいて機銃掃射を行っているのの複数の無人水上艇が船体に着弾して大きな爆発が発生、最終的にイヴァノヴェツは航行できなくなって船首を海面に突き出しながら沈没している。
イヴァノヴェツは対艦ミサイルを搭載するタランタル型コルベット(排水量436トン)で、情報総局は「イヴァノヴェツはドヌズラフ湖付近の黒海を哨戒中だった」「予備情報によるとロシア軍による乗組員救助は成功しなかった」「ロシア軍が失った艦の価値は6,000万ドル~7,000万ドルだ」と説明している。
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※アイキャッチ画像の出典:Головне управління розвідки МО України
機銃ぜんぜん当たらないですね
イージス艦ならどうやって迎撃するんだろう
イージス艦と言ってもいろいろありますがアメリカのアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦なら装備されている艦砲にCIWSそれに25mm単装機関砲、事前に準備出来るならM2重機関銃と許可が出るならアサルトライフルで迎撃すると思いますよ?
書き忘れてたけど軽機関銃も使うでしょうね
それにヘリを飛ばせるならヘリからも攻撃するでしょう。
ある程度の大きさの艦艇なら、波の揺れを制御して砲を安定させる仕組みがあり、照準の方も命中するタイミングで発砲する制御をしているので、イージス艦の場合なら、主砲(127㎜とか)で撃沈させる感じになるかと思います。海上保安庁の船に搭載している機銃とかも同様の機構は搭載してるので、自衛隊の場合なら、射程に応じた適切な火砲で迎撃する、というお話になるでしょう。
おそらくロシア艦が撃っているのはAK-176だと思います。こちらは主砲に近く、本来ドローン迎撃に使うものではないと思われます。イージスは大体ファランクスCIWSを積んでいて、CIWSは対空機銃ですが、ブロック1Bで対水上射撃モードが実装されたので、これで対応すると思います。勿論MK45でも対応する可能性はあります。ただコール襲撃事件と同じように探知できるかどうかが大事なので、探知できたらどうにかなる気もします。今回ロシア艦はどうやって気付いたんでしょうかね。音でしょうか。
12411型だから、艦尾のAK-630Mの掃射の筈なんですよ。
火力は十分の筈だけど、なかなか当たりませんね。人力照準の12.7mmや25mmじゃまず当たらないだろうし、もし30mmでストッピングパワーが足りないなら20mmCIWSじゃ厳しいかも。
映像からは肝心のソレは前を向いているだけで働いているように見えません。
お前が仕事しなくてどうすんだ!という状況に思えますけどね。
総合的には「ロシア軍のコノザマ」ということなのでしょうか。
発見距離が近すぎた。或いは半水没なのでFCSのレーダーでは捕捉出来なかったって所では。
ロシア海軍、今次戦役マジで何一つ良い所ねえな
ロシアが本質的に陸軍国だからなのか、ドローンの普及により艦艇の主軸が移る時代が来るのか
後者だと日本にも影響大きそうなんで、紅海の米英軍と合わせて要注目ですね…
モスクワ沈没も誤射を恐れて対空火器レーダー切ってる所に攻撃食らった様に見える
セヴァストポリを守り通し切れたとしても、戦争が終わる頃には駐留艦隊がいなくなってそう
ここまでロシア海軍が情けないなら無人水上艇によるクリミア大橋破壊がかなり現実味を帯びてきますね
クリミア大橋を破壊出来ればかなりの戦意高揚と諸外国へのアピールに繋がり、ロシアによるウクライナ侵攻作戦への根本的ダメージを与える事にも繋がります。
クリミア大橋は二回攻撃されてそのたびに数か月で修復されているので、単発ではなく反復攻撃できる能力をウが保持する見込みがない現状それは無いと思います。
のんきに単独で狩場に迷い込んでくるカモとガチガチに防御を固められている最重要戦略目標(しかもデカいし頑丈)じゃ流石に難易度が違いすぎるじゃろ。
ぶっちゃけクリミア大橋の破壊が戦況に影響を与える時期は過ぎちゃった気がするんだよね。南部の反攻作戦は失敗したし、攻勢に出る戦力どころか守るのにも精一杯。 戦意向上も何も話題性すらウクライナはもう持ち合わせていない。上の方々も言うように、直ぐに修復されたり、防空網を抜けるとも思えないけどね。
ほんと黒海艦隊はただの的だな。
ロシアのボロ艦艇とはいえ現代でも単純なボートカミカゼでこれだけ戦果が挙げられるなら、震洋が本格的に投入されていたら神風特攻隊以上の戦果を挙げてたんだろうな。
震洋は無理だろね
当時の米駆逐艦は特攻対策でアホみたいに機関砲積んでいたので
1945年(昭和20年)初旬以降のルソン島の戦いでは、1月9日から10日にかけての夜、リンガエン湾で海上挺進第12戦隊(戦隊長高橋功大尉以下78名)の四式肉薄攻撃艇40隻から70隻が出撃し、歩兵揚陸艇改装の支援艇「LCI(M)-974」「LCI(G)-365」を撃沈、駆逐艦2隻・戦車揚陸艦3隻・輸送船1隻を損傷させる戦果を挙げた。 また、1月31日にナスグブ方面で海上挺進第15戦隊の第2中隊が、駆潜艇「PC-1129」を撃沈している。
とはいえ、米軍のリンガエン湾上陸を完全に阻止することはできず、ルソン島の内陸部で戦車第二師団が米軍を迎え撃つことになる・・・。
まさにボートカミカゼというようにこの手の兵器は日本海軍、あるいは日本陸軍も考えられる限りのものを研究し、試作し、また一部は実戦にも投入し、また一部は実際に戦果も挙げたわけですが、全般的な戦局を変えるまでにはついに至らなかったのです。
単装砲はそのままだろうけど、山のような機関砲搭載が復活か?!
ぶっちゃけた話、ロシア海軍の主力は北方艦隊や太平洋艦隊に移行していてバルト海艦隊や黒海艦隊は重要性が低下して侵攻開始以前から元々脇役に追いやられていた形ですからな
なので黒海艦隊も全然やる気が無く消極的な上に、今回のイヴァノヴェツもソ連時代のロートルですし(とはいえある程度痛い損害な上に黒海艦隊が良いとこ無しなのには変わりありませんが)
それにSNSでフィンランドとスウェーデンのNATO加盟でバルト海艦隊は無力化されたと騒がれていましたけど、ぶっちゃけ1949年の設立当時にデンマークとノルウェーが加盟している時点でバルト海からの外洋への進出はソ連(ロシア)としても諦めていて、特に冷戦崩壊以降はカリーニングラード防衛にシフトした体制に変化していたので、正直何を今更という感じですからね
対空自走砲のリバイバルもあったことを考えると、ドローンなどの低速でローコストな兵器に対応するために、今のCIWSに加えて簡易的なCIWSを幾つか装備するような改修とかは検討されてたりするのかも?対艦ミサイルの飽和攻撃はやる側もそれなりのリスクとコストを抱えて行うわけだけれど、ドローンでの飽和攻撃に今の艦隊防護システムでは赤字が大きすぎるのと、実際に同時に対応できる数が足りない可能性が出てくるわけだし…。
やったぜ!!やったぜ!!やったぜ!!やっぱり複数の攻撃ってのは、成功率が高い。
これはスカッとする吉報!!最初から最後まで気持ち良く読める記事。嬉し過ぎて笑いが止まらない。今夜は気持ちよく熟睡できそうだ。
クリミアの飛行場への攻撃が成功し、複数の戦闘機が破壊されたというニュースもある。ロシア軍の対空設備も着実に破壊しているし、F16の到着が楽しみ。
哨戒艦は戦車のシュルツェンのように対潜防止網で船体を囲えば良いんでないかな
自爆ボートくらいなら喫水付近だけでいいし潜航できるタイプなら魚雷と変わらんから攻撃コストも高い
あとは海保のRFSとGAU-19の組み合わせを海自の補助艦艇にも採用して欲しい
CIWSのタングステン弾は気軽に撃てんからお手軽にばら撒ける対ドローン兵装要るよね
水雷艇を駆逐するための、駆逐艦が出来たように。
今後は本来の意味での「駆逐艦」が必要になるかもしれませんね。
素人の妄想ですけど。
「せや!沿海域戦闘艦なんて名前はどうやろ!」
君らは大人しく成仏してもろて
やっぱやめたって言って38隻も作る米海軍
この時期の黒海の水温は0℃に近いんで海に投げ出されたら20分程で死に至る。乗組員は全滅だろう。
本来エリートのはずの水兵がこんなアホらしい任務で散っていくのはロシア兵とはいえ気の毒だわ。
国家システム的に、上から下までアホらしい任務でばんばん散っていくのがロシア兵の華かと思ってました。
ロシア側ソースや衛星画像等客観的に確認されるまでコルベットの撃沈が事実かは不明だが、ノボチェルカスク揚陸艦以来のウ軍の戦果。黒海における露の海上優勢を揺るがすにはほど足りないが、ウの海上ドローン技術の進歩は目覚ましい。
クリンキー渡河作戦やザルジニーを巡るゴタゴタなどウのリーダーシップや決断の無能さが目立つ昨今の情勢でも、海上作戦を指揮する特殊部隊にはまだ優秀な人材が残っているとみられる。
一方イエメンにおいては、フーシ派の発射したミサイルがアメリカ海軍のアーレイ・バーク級駆逐艦グレーヴリーの1マイル以内まで接近し、ファランクスCIWSにより撃墜したとCNNなどが報じた。イージス艦の最後の砦であるCIWSが起動する事態は極めて危険。詳しい状況は不明だが、紅海を巡る情勢は悪化の一途をたどっているように見える。
開戦初期に海軍が消滅したウが披露するドローンとミサイルを駆使した海上ゲリラ戦は、当然ながらイランなども研究しているものであるため、海洋国家として世界的なシーレーンの安定が生命線の日本としてはこうしたノウハウが世界中の紛争地に拡散していく現状は全く好ましい状況ではないだろう。
この攻撃を護衛艦にやられたら対処できるんですかね?
護衛艦は砲とCIWSはありますが、その間を埋める火砲が無いです
CIWSで無人艦の迎撃をやったら、すぐ弾切れになってしまうのでは
出来るかは怪しいですね。空を飛んでくるミサイル・ドローンは少しでもバランスを崩せば落ちますが、無人水上艇・潜航艇は多少の被弾をしても構わずぶつかってきますから
運良くエンジン・プロペラなどの推進機構、積んでる爆薬、操作機構のどれかに当たればいいですが、それ以外の箇所はほぼ当たっても意味が無いでしょうし
中東で猛威を振るった自爆車輌の海版かつ潜水機構付きと考えると対処は難しいと思いますよ
確かに、海上、陸上のドローンは航空ドローンより遅い代わりにある程度確実な破壊をしないと止められないというのは良い観点ですね。あまり考えたことはなかった。ドローンにはエアバースト弾でドイツの対空砲が対応しそうな流れを作ってるけど、海上のドローンには今のCIWSのような比較的小口径のモノではなく、上の人の言うような副砲的なものが必要になるのかもしれません。大戦前の舷側の副砲が復活する…かどうかはしりませんが可能性はあるかも。
現時点では無理だと思いますね。
人力の12.7mmや25mm、12.7mmのRWS程度じゃ大した効果は見込めないですし、単発の攻撃ならともかく今回みたいに飽和攻撃されたらお手上げですよ。特に今回は小型のミサイル艇だったから、充実させようがない(とは言え76mm砲1門に、30mmCIWSが1セット有るから、その辺のフリゲートと大差ない)というのも有ると思いますが。
ちょっと前までのイタリア艦みたいに、きちんと管制された76mm砲を沢山積むしかないのではないか。ATGMを積めば良いだけかも知れませんが。
護衛艦なら逃げながら迎撃すればよいかと、無人水上ボードの最高速度維持時間は短いですし
無人水上ボード40ノット
護衛艦 30ノット
方位外に退避するだけで10ノットで動く鈍足標的に早変わり
ロシア艦隊の速度がそこまであるかが怪しいのと、黒海が無人水上ボードが活躍しやすい静水海という条件もあります
甲板上で動いてるロシア兵の姿が見える…エグイなぁ
7000万ドルとなると100億円くらいか?熟練の乗組員もセットで考えると恐ろしい費用対効果ですね
これまでの露軍を見てると艦砲・機関砲ではなく、コストはかかるけどSea-RAMのヘルファイア版みたいなの作って載せるのがいいんかねぇ
艦尾にある白っぽく見える丸い部分は何なんだろう?
ガスタービンの排気口が赤外線映像で光って見えてるんですね。
Wikipediaの艦尾の画像見ると防水ハッチみたいな形状してるけど排気口なんだ
これみると紅海に水中ドローン大量に送られたら米国ですらどうしようもなさそう
実際ペルシャ湾ではイランに攻撃されたら第五艦隊は全滅するって言われてますしね。
1月31日夜、米海軍駆逐艦USSグレイブリー(DDG 107)はフーシ派の対艦巡航ミサイルを1マイル(1.6キロ)の至近距離で撃墜した(CIWSを使用したと考えられる)。
米中央軍の声明は 、「1月30日午後11時30分頃(サヌア時間)、フーシ派武装勢力が紅海に向けて対艦巡航ミサイル1発を発射した」と述べた。ミサイルはUSSグレイブリー(DDG 107)によって撃墜された。負傷者や被害は報告されていない。」
ここで問題なのはフーシ派のミサイルがイージスミサイル防衛の探知・迎撃システムをすべて回避できたのか?という点。
可能性として、地対空ミサイル(SAM)が高価なので意図的に近距離で迎撃しているのではないか?
また、ヨルダン前哨基地でイラン系との戦争が目前に迫っており、米軍司令官らはその事態に備えてミサイルを温存したのか? 等色々と憶測が飛び交っている。
今は呑気にロシア海軍弱いと笑っていられるけど極東有事ともなると同じように海自と米海軍が削り殺されるんだろうな
安くて最大効率の成果が出せる訳ですし、中国は有事には当然使ってきますね。ミサイルと違って、明確に防御できる方策が現状では存在しないので、艦船だけでなく、台湾と日本の港に向かって無差別に特攻させてくれば、それで島国である両国の輸出入は完全にストップされられる。
現実的には渡洋性と遠隔操作の通信性能が要求されるので,荒れるので有名な日本近海で使うのはなかなか大変ですよ。
このタイプのドローンの射程距離は事実上無線通信の届く範囲に限定されるので、現状では中継ドローンを飛ばしても100キロ以下にならざるを得ず。
日本近海で100キロは目と鼻の先でして、その距離に工作船を進出できるくらいに日本側の航空網を制圧できてるならこんな兵器使わなくても正面から力押しで制海権を取れます。
むしろ防衛側かつ兵員の数に制限がかなりかかる自衛隊にこそ必要なのかもしれない。
>このタイプのドローンの射程距離は事実上無線通信の届く範囲に限定されるので、現状では中継ドローンを飛ばしても100キロ以下
どういう計算でしょう?
東京タワーの展望台(250m)からでも60kmとか見通せるんで、同行度の中継ドローンでも最大120km中継できる計算ですが。
撃墜リスク避けるために中継ドローンの運用高度200m以下とかに下げる?より高度上げてADIZの外で中継する方が日本的には手も足も出せなくなりそうです。
動画は成功例
他の条件が分からん
この場合、「ワイン樽に一滴の汚水」のような成功例だけでいいんですよ。
左右に機銃避けながら接近していくのゲームみたいだな
水面ギリギリだし操作技術が高い
ミサイル艇ってはやぶさみたいな機動するイメージだったけど、あんまり動いてるようには見えないのね。
それとも速度乗せる暇も無いくらい近づかれるまで気付かなかったのか?
襲撃を喰らってる方はその襲撃の全容が分からないので、必ずしもその場で判断して最適な回避行動を取れるとは限りません。
なので戦闘要領というものを定めて,こういう時にはこうすると決めておいて訓練して機械的に反応するようにするんですが。
水上自爆ドローンのスウォーム攻撃は既存の戦闘要領の想定にありませんから,なかなか対応は難しかったと思いますね。
そして我々諸外国は、こういう戦訓をもとに自国の戦闘要領を改善して訓練に取り入れていくわけです。
実際にロシアもウクライナの試行錯誤に対してきちんと対応してくる柔軟性はあるのがウクライナにとっては辛いところ。対策を講じるまでの対応として兵員の損耗を相対的に許容できるのが一番厄介。
「はやぶさ」が我が国の特殊事情でチグハグな高速戦闘艇として作られただけで、配備時点で高速戦闘艇としての小型ミサイル艇は、生存性のない終わった艦種とされていましたよ。他のミサイル艦はほぼ全部大型化。
それでも北を相手にするという想定なら、悪くはなかったんだけど、日本海の荒波には勝てなかった…。
今回は水上ドローンが最大の戦果をあげましたね。
ただ、この手の水上ドローンは現状航洋性が低いので内海でしか有効ではなく、速度も遅いので対艦ミサイルよりは対処しやすいと思います。
また、価格が安いのはいいのですが遠隔操縦なので多数を管制するのも難しそうですので、決して侮れるものではないものの、港湾襲撃や沿岸など限定されたシチュエーションに新たに加わった脅威と考えられます。
コールがイエメンで(有人)自爆ボートに大穴をあけられた事件の延長線上にあると思われます。
むしろ日本が沿岸防衛に使うと一番効果が発揮出来そうなドローンですね。震洋が80年の時を超えてついに実用化される日が!と考えると大変胸熱でございます。
地雷や機雷は条約の制限や戦後の処理の問題もあるとはいえ、このドローンであればある程度の問題をクリアできるので、橋頭堡までもしくは確保後の敵への対応にとても重宝しそう
UUV/ULV母艦の潜水艦ができたらやっかいそう。
魚雷管から進発できるサイズのULVでも船底爆発されたら馬鹿にならない被害を受けます。
あ、それはただの魚雷じゃんw。
複数の無人艇が命中したみたいですね。
最初に船尾に当てられて脚を止められたのかな。
タランタル級は決して遅い船ではないし。
脚を止められて、後はタコ殴りだったと想像します。
映像は赤外線と思うけれど、タランタル級の排気は船尾からしていたのですね。
ウクライナは次には衛星経由の遠隔操縦だけではなく、
こうした排気の熱を目指すホーミング装置を作ったりして。
うまくいけば、今回のタコ殴りを再現できるかもですね。
それにしても、フネは脚を止められるとアウトですね。
昔、”ビスマルク”も脚を止められて”KGV”と”ロドネー”にタコ殴りにされていたし。
あと、タランタル級の艦載砲は何故沈黙していたのだろう。
最初の攻撃の衝撃で電源をやられたのかな。
少し考えたのだけれども。
ウクライナ側は、こうした自爆艇を、キャプター機雷の様に運用してみては、
と想像したりします。海洋監視ができているという前提で。
目標のいそうな海域に複数の自爆艇を配置し、
エンジンはアイドリング状態で待機して、目標が近づいたら発進し、
先に書いた赤外線ホーミングで目標の排気口付近に命中する形で。
排気口は船種により異なるでしょうが。
小型高速艇や、うまくすれば、浮上時の潜水艦を狙えるでしょうか。
ファランクスCIWSやM2では不十分だと考えているから、イージスシステム搭載艦には30mm RWS搭載するんだと思います。
ただ日本周辺海域の海象はかなり厳しいので、外海で小型の水上ドローンを使った襲撃は難しいかもしれないです。(荒れると、小型艇はスピードが出しにくい)
むしろ浅海域での作戦従事が想定されるもがみ型の方が襲撃されるリスクが高い一方、M2の RWSしか搭載していないので危険かもです。搭載位置的に、より大口径の RWSは難しそうですし。(せいぜい20mmまで?)
コンステレーション級のボフォース57mm(Mk.110)ぐらいが、発射速度(220発/分)も早く、調整破片弾(3P弾)の性能と威力が大きいので、対空戦、対水上ドローン戦には最適かもしれません。
おそらくすでにある程度はしているとおもうけど、破壊されたりバレては元も子もないので小規模かつ目立たないのではなかろうか
ファランクスCIWSはBlock1Bで一応の対舟艇射撃能力も獲得しているのですが、舟艇に対しては20mm APDS弾では威力が不足するという懸念は確かにあります。
ただ、機関砲の口径を大きくするよりは、SeaRAMの迎撃弾(RAM)に対舟艇対処能力を付加する方が破壊力から見ても現実的ではないかと思います。