昨年9月に勃発したナゴルノ・カラバフ紛争に関する報告書の取りまとめを行っているドイツ連邦軍の現役士官が「ドローンで武装したアゼルバイジャン軍とドイツ軍が戦ってもほとんど勝ち目がない」と発言して多くの海外メディアがから注目を集めている。
参考:„Das ist alles keine Science-Fiction mehr“
参考:Krieg um Bergkarabach
参考:Bundeswehr inferior to drones
参考:Bundeswehr sieht sich gegen Drohnen unterlegen
参考:German army can’t cope with potential drone attack, expert says
もはやドローンの脅威はSF小説の中の話ではなく現実のものだと指摘する現役のドイツ軍士官
科学的なアプローチで戦略的課題の研究や提言を行うためドイツ連邦軍司令部と連邦軍大学が共同で設立したシンクタンク「ドイツ国防戦略研究所(GIDS)」で研究員を務めるマイケル・カール中佐はナゴルノ・カラバフ紛争に関する報告書の取りまとめを行っており非常に興味深い内容の証言を行っている。
補足:ドイツ連邦軍司令部と連邦軍大学は2018年、科学的なアプローチで戦略的課題の研究や提言を行うため共同で「ドイツ国防戦略研究所(GIDS)」と呼ばれるシンクタンクを設立した。
まず「現時点でのドイツ連邦軍がもつ装備や部隊の構造でナゴルノ・カラバフ紛争のような戦争シナリオで生き残ることができるのか?」という質問に対してカール中佐は「ナゴルノ・カラバフ紛争を分析した結果我々の軍は生き残れない。現在の旅団編成はドローンが多用される陸戦においてサイズが大きすぎ移動速度も遅すぎるので検出されやすく随伴タイプの近接防空システムや電子戦システムが欠けているので、交戦区域を移動する部隊をドローンの攻撃から保護することにほとんど期待できない」と説明した。

出典:Julian Herzog / CC BY 4.0 徘徊型UAV「ハロップ」
カール中佐は「仮にドイツ軍がアゼルバイジャン軍と戦ったとしてもほとんど勝ち目がなかった」と付け加えて「ドイツ陸軍には戦闘用ドローンやカミカゼドローンといった兵器システムから身を守るための装備や能力が欠けているのでアゼルバイジャン軍の攻撃によって壊滅していたはずだ」と主張、ロシアの無人航空機対策(C-UAS)と比較してドイツ軍のC-UAS対策に対する取り組みが遅れていることを強調している。
ロシアはナゴルノ・カラバフ紛争に派遣したオブザーバーからの報告によって自国のドローン開発やC-UASに大きなギャップがあることに気づいたとカール中佐は説明、今年9月にロシア軍が実施を予定している軍事演習「ZAPAD21」はドローンがもたらす脅威を検証する場で参加する部隊の約8割がドローンを使用した攻撃とドローンによる攻撃からの防御を実際に行うことを企画しており「我々も早急に無人航空機対策(C-UAS)に関する専門的知識を獲得する必要がある」と主張しているのが興味深い。

出典:アゼルバイジャン国防省が公開した動画のスクリーンショット
砲弾やミサイルによる攻撃とカミカゼドローンによる攻撃の違いについてカール中佐は「この種のドローンは座標を入力する必要がある攻撃手法とは異なり目標を自ら検出して破壊するまで追跡を止めない上、群れ制御技術を使用すれば集団で目標を襲うことも可能だ」と説明、国連の報告書で話題になったトルコ製ドローン「Kargu2」についても「攻撃に関する人間の決断を必要としない自律的なドローンがリビアで人間を襲ったと報告されており、このドローンは目標の人間に突っ込んで自爆するまで追撃を止めなかった」と説明して古典的なドローン戦術を例に挙げた。
カール中佐は森林戦で用いられる古典的なドローン戦術は赤外線センサーを搭載したドローンで敵の位置を検出することから始まり、この収集した情報に基づきマッチ箱ほどのカミカゼドローンを複数使用して敵を攻撃するのだがドローンは「誰が何を攻撃するのか」プログラミングされているので攻撃は非常に効率的で「群れ制御技術」を用いて同時に襲撃されればC-UAS対策が欠けている歩兵中隊には勝ち目がなく「死は完全に無言でやってくる」と主張、つまるところC-UASを中隊や小隊レベルまで行き渡らせなければ意味がないらしい。

出典:U.S. Army/ Staff Sgt. Timothy Gray 商用のドローンに対する対処法を開発中の米陸軍第5機甲旅団
結局、ドローンが多用される将来の陸戦でドイツ連邦軍が生き残るには部隊構造を見直してより速く、より柔軟に、より機敏に動ける小さな部隊編成に改める必要があり、ドローンに対応した近接防空システムや電子戦システムの整備は急務でドローンの検出に関しては地上や空からの監視に加えて宇宙からの監視も必要になると言っており、一人ひとりの兵士が戦術レベルや戦闘レベルで起こり得るドローンからの攻撃から身を守るため個人携帯のカウンタードローン装備でよく訓練しなければならないと結論づけた。
この個人レベルでのC-UASに関する必要性はロシア軍や米軍が行き着いた結論と同じでロシア陸軍は全兵士に小銃や手持ち式の妨害装置を用いたC-UAS訓練を義務付けており、米陸軍も兵士からコックまで兵種に関係なく全ての人員がカウンタードローンに関するスキルを身に付けさせるため2024年までに訓練アカデミー「Joint Counter UAS Center of Excellence」を開設して全兵士に訓練を受講させる計画だ。

出典:オランダ陸軍
つまりサイズや用途の異なる無人機(各種ドローンやUAVを含む)の脅威を魔法のように解決する簡単な手段は現時点では存在せず、各階層毎に幾つもの対抗手段を準備すると同時に伝統的な陸軍部隊の構造すら変化を要求されているという意味で、この辺りが「戦争の形をドローンが変えた」と言われる所以なのだろう。
管理人的に最も印象に残ったカール中佐の指摘は「もはやドローンの脅威はSF小説の中の話ではなく現実のものだ」という点で如何にドローンが現代の軍事組織に脅威なのかを示している。
注意:カール中佐が言及したドローンという言葉には固定翼のUAVも含まれるものと思われる。あと明確には言及していないが「ナゴルノ・カラバフ紛争のような戦争シナリオで『アルメニア陸軍』と『ドイツ陸軍』を置き換えた場合の話」ではないかと思われるのでカール中佐の指摘は「まともなC-UASがなければアルメニア陸軍だろうがドイツ陸軍だろが同じ結果」と言いたいのだろうと管理人は解釈している。
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※アイキャッチ画像の出典:Photo by Cpl. Jennessaa Davey
ドローン以前に、ドイツ軍はまともに機能するのか?
そもそも論としてあの立地でかつロシアとガス利権で一蓮托生なのに機能する必要あるのか?
本気で戦わないで部隊をローテで派遣するだけなら大して装備いらないのではないか
じゃあ日本の自衛隊なんて逆立ちしても勝てないわな
無人機の普及率アンゴラやニジェールレベルだもん
こういうのは陸続きの国・戦場での話では
日本の場合こういうのより、大陸から飛んでくる巡航ミサイルや極超音速ミサイルへの対策をするのが先
後手後手にして自爆ドローンが目の前に突っ込んでくるときに後悔しないといいな
もう中国さんのたっぷり飛来して爆発する 自衛隊はご堪能するだろう。
日本語大丈夫…?
それを言い出せば戦車も野砲も要らないという話になる
現状それらも充実はしていないが、産業基盤や技術継承の維持に必要なレベルで保有はしている
UAVの立ち位置がそれらの正面装備に並んだという事でしょう
まぁ、あくまでも大陸から飛んでくる巡航ミサイルや極超音速ミサイルへの対策をするのが「先」って話という事らしいので
ドローン対策の必要性に関してはみんな共通でいずれは必要だという認識でいいでしょう
「随伴タイプの近接防空システムや電子戦システムが欠けている」からドイツ軍が勝てないという話に読めるのですが、無人機の普及率は何か関係あるのでしょうか?
C-UASの進展具合は置いといて
例えば水機団がUAVを本格運用していたら離島に上陸してきた敵勢力との戦闘を間違いなく今より有利に進められるんで普及率が無関係というわけではないかと
元の記事がドローン対策が不足してるから勝てないって話の趣旨なのにドローン普及率がアンゴラやニジェールレベルだから勝てないと主張するのか・・・
攻撃兵器しか眼中に無いんじゃないですかね?
全く関心が無いように見えますよね
FLIRのブラックホーネットとか買わないんですかね
小型ドローンは航続距離が短くて日本海を渡れないから日本攻撃は不可能、艦艇から発進するならその船を攻撃するだろう。
翼竜サイズなら日本に到達可能だが、防空レーダー網で発見可能でF-2で簡単に落とせるから問題はない。
レシプロエンジンには赤外線の近距離AAMは追尾しないがAESAシーカーのAAM4Bで墜とせる。
F-2が艦船攻撃や敵有人戦闘機の対処に手一杯の場合は?
ゲーム好きそうですね。
そうかもしれんが、一々戦闘機派遣してAAM4使うの? 対処能力を飽和させるって敵の術中にはまっとりゃしませんか
翼竜が本体価格1億でaam-4が6500万だから
ここで例に上がってる話で言えば当てはまらないんじゃないかな
なんで対処能力の飽和にの話に費用が出てくるんだ? 戦闘機1機プラスパイロットを基地からの往復時間分占有されるんだぞ。その間、敵の戦闘機は昼寝でもしてるのかね?(しかも彼我には物量差がある)。
対処能力に関しては洋上に展開しているイージス艦に任せればよくね?
いざ戦争が勃発すれば支援戦闘機には主任務があるだろうに、安っぽいドローン相手に遊んでるひまがあるのか?
楽観論の落とし穴はここなんですよ、敵の思うつぼ
レシプロエンジンであっても短距離空対空ミサイルは普通に追尾できると思いますよ。
安定の日本ガー日本モー早すぎる
航空優勢で安心したがるドローン否定連中には、それ相手次第だって説明しないとね
敵さんがロシアみたいな航空大国だったり、有力な対空ミサイルを整えてたらどうしようもなくなるぞ
現実の戦争は、相手の苦手とするやり方こそ優先して攻めてくるっていう常道から始めないとな
> 自律的なドローンがリビアで人間を襲ったと報告されており
これ国連の報告書だと
「メーカーが自律的に攻撃できるって言っているドローンが使用されてる」
というのが、100P以上ある報告書内で2行触れられてるだけなんだけどちょっとセンセーショナルに扱われすぎでは?
群れ制御技術とやらもkargu2のPV見る限り、陣形を変えられるだけみたいだし
もちろん対策が必要というのには一切異論はないけども
超小型航空機を探知迎撃できる歩兵携行武器や支援車両が必要になるってそらそうだし
既存の戦場に最適化された歩兵や車両でどうにかしろってのは無茶な話
ドローンを使用されなくても負けたんじゃないかな。
日本は島国だから航続距離の問題でドローンの脅威はないとか断言しちゃう人が時々ここにも出てくるよね
脅威が無いんじゃなくて単により優先しなきゃいけないものがあるだけでは
ライフルとナイフを持ってる敵に狙われてて
「ナイフに刺されたら危ないからナイフの対策をまずしないと」
とは誰も言わんでしょ
ライフル持ち歩いてる奴は野山でしか見ないけど、混雑した街中にもナイフを持ち歩いてるバカはいるから
あまりにも危機感の足りない例えとしか
ライフルとナイフ持った敵が近くいる、と言う前提での話なのに何を言ってんだ?
必ずしも相手がライフルから使うとは限らないでしょ、そういう前提を建ててると敗けるよ
だから状況設定が「〜敵に狙われて」なんだと思うよ。
「〜敵と対峙して」じゃなくてね。
つか少なくとも今回の件に関してはズレてるのが自分の方だと言う事はいいねの数見りゃ分かるよね?
そもそもこーゆー「例え話」で相手の揚げ足とってもあんまり意味ないんで、まずは相手の意図を汲もうとした方がいいよ(今回は揚げ足すら取れてないけど)。
思考の根本から違ってるのがよく分かるね
共通のトピックで話し合っても全く話がかみ合わないのもむべなるかな…
ドローン絡みの話で「ドローン対策より優先すべきものがある」という主張の下で出てきた「たとえ話のライフルとナイフ」を「現実のライフルとナイフの対策の話」と混同した上に何がとは言わないけどそういう方向で話を進めちゃうのは控えめに言っても非常にまずいと思う
この場合、ライフルは極超音速で飛翔する対艦ミサイルや巡航ミサイル、ナイフはカミカゼドローン等の類の言い換えと解釈すべきだったんじゃないかな
横からで失礼だが指摘したい
少し嫌味な言い方になってしまうがその例えがいかにも日本人らしいと思うw
軍事において様々な要素で「大は小を兼ねる」と本気で思っているミリオタが多すぎる
ライフルに対処するにはこちらもライフルを所持する事が第一で、そうやってライフルを使えばナイフ持ちにも対処出来てしまう
極超音速ミサイル、巡航ミサイルとUAVは異なるベクトルの驚異だから、この例えはそもそも本質から外れてる
とりあえず、日本人の国民性も軍オタの習性も知らんが、例え話を理解できてないのはよく分かる
まあ馬鹿ほど的外れな例え話を使いたがるというからな
理解できない張本人ですね
ドローン=TB2としか認識してない人なら、その主張になるのも仕方ない
寡聞にして、マッチ箱サイズのドローンがどう兵士を攻撃するのか実例を知らないが、対人カミカゼだとしたら無関係な国は存在しないと分かるはず
自律的な群れ(スウォーム)攻撃の話の下りだから今のところまだ存在しないがいずれ出現すると思われる兵器のことではないかと
何が何でも日本ディスらないと気が済まない君みたいのもいるよね。
君は誉められないと伸びない子供ですか
大人ならば苦言こそ糧にするけどな
ある事ない事で叩かれてそれでもめげずに成長しないと認められないとかどこのブラック企業ですかね。
すでにあることを認めようとしないのがブラック企業なんだけど
都合の悪い問題を見ようとしないでしょ
他国に比べて遅れているって事実を認めず何が何でも日本を擁護する君みたいなのも定期的に沸くよね
この問題がややこしいのは遅れているという事実を指摘するだけのコメントのみならず必要以上に煽りを入れる人がいる事も一因だと思う(もちろん遅れている点を何が何でも認めないのもいけないと思うけども
つまるところ指摘する人も余計な煽りを減らして、逆に余計な煽りを入れられたと思った人も○○の点についてはその通りだと思うがその煽りはダメだと思うと指摘する事が大切なのではと
なんか話が整理されてなくて気持ち悪いん
ナゴルノ=カラバフで主に使われたのはハーピーとバイラクタルtb2で、karug2は主にシリアで使われたものだけどもまぜこぜになってるのは著者がわざとそうしてる?
ナゴルノ=カラバフという戦場での話ならドイツが負けるって納得し難いし、多種多様なドローンが飛び交う新しい(仮想の)戦場での話なら納得できるんだけど
ドイツが負けると言ってるのはドイツ国防戦略研究所
記事では最新のドローンの実戦例を紹介している
と考えれば違和感なくないか?
UAVの脅威が進化してるという趣旨なら特に違和感はないけどなぁ
趣旨に異論はないけど、話の持っていき方が不誠実に感じるなというだけです
徹底的に邪推するなら、CDU→緑の党という継投でますます軍縮が進みそうなドイツ国内事情のために
あえて衝撃的な話の仕方をしたのかなという考え方もできるけど
危機感を煽るためにわざとセンセーショナルに言ったように感じるって事かな
所謂アメリカが冷戦期にやってた予算獲得のための方便のような
>カール中佐は「この種のドローンは座標を入力する必要がある攻撃手法とは異なり目標を自ら検出して破壊するまで追跡を止めない上、群れ制御技術を使用すれば集団で目標を襲うことも可能だ」と説明、国連の報告書で話題になったトルコ製ドローン「Kargu2」についても「攻撃に関する人間の決断を必要としない自律的なドローンがリビアで人間を襲ったと報告されており、このドローンは目標の人間に突っ込んで自爆するまで追撃を止めなかった」と説明して古典的なドローン戦術を例に挙げた。
これを素直に読めばインタビューに答えたドイツの軍人がKarug2に言及したんでしょう
ま、最終的に多種多様なドローンが飛び交う未来の戦場に備えてって話になってるから納得できると思うけども
形は変わっても大艦巨砲主義の時代と考え方変わってないからな
要するに、現代版ゲパルトが必要ってことです?
懐かしい名前ですなあ、ドローンに対応するにはもっと小口径で取り回しのいいのが必要ですかね?
「今宵銀河を杯にして」に出てきた戦車に随伴する無人小型対空車両みたいなのが良いかも。
現状より小規模な編成の部隊で運用できる有効なC-UASシステムが必要てことでしょ。
今後のドローン技術の進展を予測すれば一時凌ぎじゃ済まないわけで、将来戦の指揮システムや個人装備から係わりそうで実現難度は高いと思います。
将来の戦場の話なら、迎撃様のレーザー兵器と高エネルギー電磁波兵器も期待できるんじゃない?
自衛隊もその辺は研究してるらしいし。
ゲパルトではデカすぎる感じがする
マッチ箱のサイズまで相手する事を考えたらゲパルトが有効なサイズはだいぶ大きいサイズ限定になる
イスラエルの対ドローン狙撃銃ホスィ
ライフリングの量産化が密集戦術から散兵戦術への移行を促したように、カミカゼドローンの群集団が師団旅団編成をもっと細かく分解しつつある?
こう言う流れの時は大抵近代陸軍の維持費用自体が高騰する流れだったりするけれども…島国より大陸国家の方が財政的ダメージはでかそう
究極的には攻撃側と防御側それぞれのコスト次第な気はする
個人の迎撃装備とか、小型ドローンの迎撃ができる車両を作ることは技術的には十分可能ってことになると思うけど
それをそれなりにお安く、充分な数を配備できるのかとか
逆にそういうシステムに迎撃をある程度されるとなった時に攻撃側はコスパ的に見合うと言えるのかどうか
日本より無人機が普及してるドイツが勝てないならば普及してない日本も勝てないじゃん!
と言いたいがナゴルノ紛争みたいな陸続きの国同士の戦闘が起きる訳では無いしそもそも島国の日本と陸続きのドイツじゃ安全保障環境が根本的に違い過ぎるからなんとも言えない。
そもそもアゼルとドイツがマジでぶつかる可能性って無いわな
でもな、最近は仮定と現実の境目が入れ替わるのが速いからね
こうもドローン進展が速いのは想定外
ナゴルノ・カラバフのようなシナリオではドイツ連邦軍は持ちこたえられないって話なのになんでアゼルバイジャン軍と戦って勝てないってタイトルになるの?馬鹿なの?
記事一行目より
>ドイツ連邦軍の現役士官が「ドローンで武装したアゼルバイジャン軍とドイツ軍が戦ってもほとんど勝ち目がない」と発言して多くの海外メディアがから注目を集めている。
本当お前さんのような馬鹿は言葉遊びが好きだねえ
ナゴルノ・カラバフのようなシナリオではドイツ連邦軍は持ちこたえられないって話なのになんでアゼルバイジャン軍と戦って勝てないってタイトルになるの?
ナゴルノ・カラバフシナリオの仮想敵国はアゼルバイジャン軍だろ?そのシナリオでドイツ軍は壊滅するって言ってだから何もおかしくないだろ。
何を否定したいのか良くわからないぞ
参考記事(リンク)ではドイツ軍がアゼルバイジャン軍と戦う想定になっとるで。
ドイツ語は全く分からんから知らんが、後者の記事に
>If the Bundeswehr had to fight against Azerbaijan in this specific conflict, it would hardly have had a chance,
とあるから、少なくとも「ナゴルノカラバフ紛争でドイツ軍とアゼルバイジャン軍がやりあったらほぼノーチャンだわ」という記事になってる。
この手のドローンは日本に敵が上陸する際に大きめのものでも人力で持ち込めるからね、他人事では無いでしょう
そう、日本がこの手のドローンで直面するであろう脅威の一つがそれ
更に言うと、事前に私服の作戦要員(軍人でも非軍人でも良い)を合法的手段で入国させ、別便で戦闘用のドローンを密輸するか日本国内にある市販のドローンを改造して戦闘用にしたドローンを装備させた上で、開戦前に日本国内の自衛隊や米軍基地・原発等の重要目標を襲撃するって手段もあり得るだろうから、近未来の戦争のやり方がドローンで完全に変わるのは間違いない
ある程度の知識が有れば、あとは秋葉原で部品を購入して改造すれば終わりです。
こんなコメントを書くとふざけてると思われますが、専門家なら市販品を兵器に改造するのは容易いことじゃないですかね…。
一つ上のコメを書いた者だけど、貴方の意見は正しいと思うよ
専門家で無くてもドローンに関する知識がある程度あれば、市販品を兵器用ドローンに改造する事は(性能云々は別にして)難しく無いと思うし、後は使い方次第だと思う
なので、僕らも戦争に対するイメージを根本から見直さないと不味いかも知れないね
そしてそれを組み立て、航続距離の短い小型UAVでも自衛隊基地を打撃できる「前線基地」は既に中国人がバンバン確保中なんだよね。
いや、あの手の「前線基地」は場所が知られ過ぎていて警察の公安辺りが監視している可能性があるからねえ…多分、あの手の「前線基地」は情報収集用だろう
ドローンの組み立てや輸送は極端な話「前線基地」どころか何処かの倉庫やトラックを借りれば出来るので、それこそ作戦開始直前に即興でドローンの出撃準備は出来る
むしろ、ドローンよりも作戦に従事するメンバーを日本国内に潜伏させる方が難しいかも
なので、ドローンを用いた作戦では「前線基地から出撃する」と言う概念その物を否定しないと後手を踏むよ?
脅威はコストコで買えるって米軍士官の記事も過去にあったな
日本がドローン対策遅れてる事に対して優先順位を挙げてる人が多くて納得はできるんだけど、現代においては極超音速ミサイルとか使う本格的な武力衝突よりもドローン等が用いられる非対称戦の方が起きやすいんじゃない?
日本が巻き込まれる、仕掛けられる戦争だと
中台戦争、朝鮮戦争、尖閣争奪戦、北海道争奪戦
あたりだけど、まあ二つは後方支援や掃海が中心で踏み込んだとしても海上護衛とかがメインだろうし
尖閣諸島の取り合いは逆に?ドローンを使うような交戦距離にならないような
ガッツリ使われるとしたら、ロシア軍による北海道上陸時くらいだと思うけど
ロシア極東海軍はぶっちゃけボロボロすぎてとても侵攻できる状態にあるとは・・・
尖閣諸島では出番はないだろうが南西諸島への上陸、占領を試みてきた場合は間違いなく使ってくるだろうなあ
現状では米軍と直接戦うことになるかもの北海道侵攻は蓋然性が無いに等しいですよ。
ロシアは日本から奪取した4島を手放さない意志とその表明の防衛展開があるだけ。
尖閣有事にタイミング合わせて本土の自衛隊基地を攻撃するとかじゃない?
いざ有事の際に各基地に数百やそれ以上のUAVでハラスメントされたらそれだけで相当に邪魔臭いと思うけど。
極東ロシア軍
「日本本土の自衛隊&米軍基地なんか攻撃する余裕はない。それより燃料と修理を頼む」
むしろ自衛隊が北方領土に侵攻してくるから軍部隊増やすわって言ってるぐらいだし。
歩兵レベルで素の展開もままならないとか おっかねー時代ですな
やがて犯罪にも使用される と
こんな時代に子供とか産めるかよ
国内でテロが起きる心配をするより交通事故に遭う心配した方がマシなレベルだぞ
可能性が無いとは言わないけど、そういうのは杞憂って言うんだと思う
首相官邸の屋上にドローンが落っこちていたのに、それにすぐ気付かなかったのが我が国なんだぞ?
テロどころか犯罪レベルなら、我々の想像も付かない使われ方をするも知れない
かつて、地下鉄でサリンをばら撒かれると言う前代未聞の事件が我が国で起こった事を忘れるべきじゃない
だから起こらないとは言わないけど、それよりも身近に遥かに高リスク事象ゴロゴロしてるのに心配してどうすんのって
君が言う「高リスク事象」とは交通事故や家屋・工場等の火災等の事故・災害を指すと思うが、テロと犯罪は実行者の故意によって引き起こされる点で、事故・災害とは根本的に異なる事を忘れていると思うぞ?
故意によって引き起こされる死傷事件より、無能によって引き起こされる死傷事件のほうが桁違いに多い。
さらに故意に起こされる死傷事件の8割は知人によるもので、赤の他人を死傷させるのは2割程度。
無能によって起きる1万の事件を心配する前や知人の故意による500の事件を心配する前に、赤の他人の故意による100の事件を心配するのは優先順位がばがばですねってことだろう多分。
探知できるはずもない会ったこともない赤の他人の悪意より、探知しやすい知人の悪意に気をつけたらどうやってことだろ多分。知らんけど。
そもそも無能と故意の事件で対応が異なるのは警察とか裁判所の対応であって、巻き込まれた一般人にとっては無能の所為でも故意の所為でも対応は大差ないやろ。
放火に巻き込まれたら逃げるけど、無能による火災に巻き込まれても逃げないとかあるのか?
故意に押し倒されたら治療費を請求するけど、無能な酔っ払いに押し倒されたら治療費を請求しないのか?
俺と君とでは話が根本的に噛み合わない事が分かったので、もう俺は何も言わないよ
第一、「故意による死傷事件」と「無能によっておこる死傷事件」って分け方が根本的におかしいし、故意によらない事故を起こした人を「無能」と言うのは当事者に対して大変失礼だと思う
より正しくは、「故意による死傷事件」と「未必の故意・あるいは故意によらない死傷事故」に分けるべきだと思う
後、こっちはテロの脅威について言っているのに、そっちは一般的な犯罪や事故に関して「こっちの方がもっと凄いんだぞ」と言っているだけで、俺の話と全くかみ合わないのでお手上げ
と言う訳で、残念だけどこれ以上話しても平行線で終わると思う
御免ね
俺が想定しているのはテロというより個人レベルの恨み辛み かな
すんません心配性なもんで
犯罪で使われたら、か・・・
考えたくもないけどそうなったら嫌だねぇ
いや、個人レベルの恨み辛みでの犯行が実は一番恐い
下手をすれば無差別殺戮になりかねないから、そう言うのにドローンが使われる可能性は充分あると思う
だから、君の心配は心配性でも何でも無いよ
「ドイツ陸軍」と「ドイツ連邦軍」、主語を意図的に混同・混ぜてないか?ここの文章。
サウジアラビアはフーシ派(イラン)のドローンや巡航ミサイルによる
石油施設への攻撃をF-15の投入で抑え込むことに成功してる。
対してアルメニアは空軍を出し渋っていた。
「ナゴルノ・カラバフ紛争のような戦争シナリオで『アルメニア陸軍』と『ドイツ陸軍』を置き換えた場合の話」って書いてあるから使い分けてるだろ。
あとドローンやUAVには用途に応じてサイズが色々あって、手で持ち運べるサイズのドローンを戦闘機で防ぐのは無理だよ。
サウジの件だけで無人機の脅威を全て無かったことにできるほど簡単じゃない。
手で持ち運べるサイズのドローンで幾らの爆発物を運搬できるのか。
イスラエル製の「IAIハロップ」とトルコ製の「バイラクタルTB2」を想定している話ではないの?
>あとドローンやUAVには用途に応じてサイズが色々あって、手で持ち運べるサイズのドローンを戦闘機で防ぐのは無理だよ。
戦闘機で手で持ち運べるサイズのドローンを撃墜することは本当に不可能なんでしょうか?
最新のミサイルは高性能だから、手で持ち運べるサイズのドローンでもロックオンできるんじゃないかと思ってしまいます。
米国の同盟国がパトリオットミサイルを使って、市販の小型ドローンを撃墜した事例もありますし。(リンク)
100ドル以下で調達できる市販のドローンを1発300万ドルもするPAC-3MSEで迎撃した時点で負けでしょ、、、
あと記事に出てくる森林戦の小型ドローンなんて人間の目線の高さで飛んでくるのに、どうやってパトリオットで迎撃するの?
数百ドルのロケット弾を数万ドルのミサイルで迎撃したイスラエルは先月だけで1000回以上敗北したってことですか。
私がしているのは費用対効果の話ではなく、戦闘機で手で持ち運べるサイズのドローンを撃墜することは可能か?という話です。
パトリオットミサイルで市販の小型ドローンを撃墜したという事例を挙げたのは、ミサイルは小型ドローンであってもロックオンすることが不可能ではないということの証明になるのではないかと思ったからです。
>あと記事に出てくる森林戦の小型ドローンなんて人間の目線の高さで飛んでくるのに、どうやってパトリオットで迎撃するの?
森林戦の小型ドローンは人間の目線の高さで飛んでくると仰られていますが、その情報のソースはありますか?
森林の中でそんな低空飛行をしたら、引っ掛かるように思うんですが…
あとパトリオットには低高度目標撃墜能力の付与がされているので、平地なら撃墜できるのではないかと思うんですが、どうなんでしょう?
陸軍と連邦軍の下りはしらんけど、元記事ではちゃんとドイツ連邦軍が負けるってなってるから
「ドイツ陸軍(単体の場合)は負ける」
みたいな話で無いのは確か
ただ、元記事がちょっと違和感覚えさせる書き方なのはそうなんだよね
ナゴルノ=カラバフでの戦闘で負けると言ってる割に例えに出てくるのはあそこの紛争で使われてない対人神風ドローンだったり、そもそもまだ存在しないだろうマッチ箱サイズのスウォーム攻撃ドローンだったり
元記事の記者がよっぽど理解力不足だったか、中佐が危機感を煽るためにわざとそう言う話にしたか知らんけど
英語が全くダメなので海外で無人機の脅威がどう報道されてるか知らないけど、日本の報道だけ見てる分には別の世界か当分先の話に感じちゃうよね。
本当のところ無人機の脅威ってどんなもんなん?
ここが意図的に無人機の脅威を煽ってるだけ?それとも日本が無人機の脅威に認識してないだけ?
本当に脅威なら日本の報道機関も専門家ももっと騒ぐはずだと個人的には思うんだけど、、、
無人機というくくりが大雑把なんで一概にいうのは難しいけど
随伴無人機(ロイヤルウィングマン等)はステルス戦闘機同士の戦闘が発生したときにその勝敗を決定づけるほど強力
徘徊型ドローン(対レーダー、対艦)は普通に厄介だが、対抗策は別に新しい何かが必要なわけではない。有人機で同じことをやっていたので
軽COIN機としての攻撃ドローンは、軽COIN機ですねはい
Karugのような小型の攻撃ドローンは、有効な対抗策が今のところ無いので厄介かもしれないが、対抗手段もすぐに登場しそう
記事中にあるような、群れで連携攻撃する未来のドローンは戦場を一変させるかもしれない
異論は認める
ついでに私も横から質問させていただきたいんですが、ドローンと無人機とUAVってどんな違いあって言葉の使い分けするものなんでしょうか?
あとAIと自律飛行がどこまでのレベルで区分けとか関係無くUAVならUAVで全部ひとくくりのジャンルになってるんでしょうか。
日本語の「無人機」はUAV,UUV,USV,UGV等全てを指す用語ですね。所謂人が乗らない移動する機械装置ですかね。
「ドローン」は無人航空機を指す用語として実はUAVより古く、「ターゲット・ドローン」(無人標的機)として使われてきました。
その後無人航空機全般を指す用語として「UAV」が使われ始めますが、ホビー用途で「ドローン」が使われこちらが一般に定着しました。仏Parrot社が2010年に商品化した「Parrot AR Drone」が最初という説があるそうです。
現状「ドローン」と「UAV」に用語上の明確な区分は無いようです。人によって組織によって呼び方が違うぐらいの認識でとりあえず良いのかと。
定義としては全部一緒ですよ。
人が乗ってない(操縦士のいない)自律型航空機がUAVであり、その通称がドローンです。
定義分けをしたいなら、上の方に随伴型や徘徊型など分けてくれてる人がいるので参照すればよろしいかと。
>人が乗ってない(操縦士のいない)自律型航空機がUAVであり
自律(自動操縦)型でない遠隔操縦だけの無人航空機もUAVですよ。
>Karugのような小型の攻撃ドローンは、有効な対抗策が今のところ無いので厄介かもしれない
小型ドローンは、対空ミサイルや戦闘機などで撃墜することは可能ですか?
にわか知識で申し訳ないが、撃墜そのものは出来ると思う。
EAとかのソフトキル(今のUAVにどこまで通用するかはわからん)かミサイル・機関砲によるハードキル。
ただ、戦闘機やPAC3、S400みたいな高価な兵器で破壊するのはコスパが死ぬほど悪い。
しかもRCS値が小さいからレーダーでは補足しにくい。
だから米軍ではどんな兵種に関わらず、カウンタードローンを習得するようになっている。
間違いとかあったら補足お願いします。
意図的に煽ってるとかではなくて海外の軍事メディアは連日無人機、無人機、無人機っていう状況ですな
ここのサイトはそれを拾っているだけで別にマイナーなとこからわざわざ選抜しているってわけでは決してないと思われ
あちこちの国のメディア見てる管理人からしたら海外メディアだと連日盛り上がっているのに日本では別の世界のように話題にも上がらんからあえて多めにピックアップしてくれてるんでしょう
脅威かどうかって話なら今回の記事もそうだが米露中、欧州の取り組みの本気度とか各国の現役軍人、退役士官が口を揃えて驚異だと言ってるのを見ているのにそれは嘘だと言うならもう話す事はない
海外メディアはそれはそれでちょっとヒステリックになってる感がないでもない
自称自律型攻撃ドローン(実際には恐らくオブジェクト識別可能な打ちっぱなしドローン)が使われたって報告を
「殺人ロボットが兵士を殺す時代が来たぞ!!」
みたいに騒ぎ立てるのは流石にやりすぎと言うか
もちろん議論や対処が必要なことには違いないと思うけど、もっと落ち着いて冷静に話さないといけないことなんじゃって思う
そんなに時間あるの?
相手が待ってくれれば良いけどね…
だからそういうのがヒステリックな反応なんだって
何が脅威で、一体何に対応しなければいけないのかを整理せずに「大変だ!」って騒ぎ立てるのはいかがなものかって話よ
karug2なら時速72km程度しか出ないから、AAGWみたいな対空自走砲で充分防護可能だし(事実比較的小型のドローンに対する迎撃能力も売りにしてる
計画されてる歩兵用の照準器+訓練で対応できるなら、対応のためのロードマップが明確な時点で話はもう終わる
そうではなくて、真に自律的に行動する兵器の倫理的問題とか、倫理はさておき自律的かつ連携して攻撃してくるような未来のドローンの脅威に対して考えないといけないということ
いや、あなたの思考回路は完全に思考停止してるそれですよw
あなたの考えを言い換えると
「マジノ線があるし、アルデンヌの森があるからあそこからは侵入してくるなんか
現実的ではないし、仮に突破されても戦車ならウチも持ってる。それもドイツより強い奴をドイツより多く持ってる。パニックになってる奴はアホ」
あなたの思考停止の本質は、新たな兵器が出てきたが、それの効果的な使い方の正解がまだ分からない、又は出尽くしているとは思えないのに、全部対処できると解釈できてしまえる浅さ。
倫理とか言い出して笑うw そんなものを考えるほど余裕なんかどこの国にも無い。
思考回路が停止していない国ではねw
いやぁ、事実としてマスコミが騒ぎ立てる割に軍事関係者も落ち着いたもんだからねぇ
結局元記事の中佐も負けると言ってるのは将来のドローン戦場の話みたいだし
今ある脅威についてはそんなに心配してないね
まあ、元ソースを見て違和感覚えず記事を鵜呑みにしてるような思考停止具合じゃ仕方ないけどね
散々過去記事でも出てるだろw
見てみぬ振りしてるだけじゃねえか。
反証したいなら実戦を経験してる外国の軍機関の「UAVは大した脅威にはなり得ない」という論説を貼ってから言ってくれ。
その真逆の論説は腐るほど軍関係者から漏れ出てるってのにヒステリックなのはどっちだよw
>ヒステリックなのはどっちだよw
横失だが不感症や近視眼や化石思考ではあってもヒステリックではないよ。
戦車不要論やミサイル万能論に対して異議を唱えた人も同じことを言われたんだろうなって思うよ
まず将来のUAV飛び交う戦場に対して心配してる軍事関係者はいても
今ある戦場に対してどうこう言ってるのはマスコミくらいだと思うよ
そこを分けずにいきなりUAVは〜とか言っちゃってる時点で話の整理が全然できてないヒステリックな反応だということ
思うよじゃなくてさあ…
実戦漬けの米軍士官も現状対処が困難でカウンターUAVシステム構築が急務だと委員会で証言してるんだが
ソースも無しに「思う」なんて無価値な個人の感想語られても説得力の欠片もねーんだわ
繰り返しになるが反証したいなら軍関係者が「UAVは大した脅威になり得ない」と証言している1次ソースを貼ってくれ
話はそれからだ
安価な無人機が正規戦で有効な攻撃手段になるという確たる実例は昨年のことですからね。
日本の防衛研究所含め各国研究機関も詳細に情報収集分析評価作業中でしょ。その中でドイツ士官から分析情報の一部がメディアに流れたてことなんだろうと。
防衛装備庁でドローン迎撃に使える兵器の研究成果の発表や試験中の様子が広報用の動画でも挙がってるので、本邦の専門家は脅威を認識してるとは思うよ
ロイヤルウィングマン方式の無人戦闘機の導入時期については先日正式に発表もしてるからこれの必要性も認識してるのは間違いない
報道機関の発表で全然出てこないのはどっちかというと本邦の報道機関特有の問題かと
諸外国では安全保障問題に敏感で国民の関心も高くメディアも可能な限り情報を収集し論評を加えるのが普通なのでその状況でも多くの報道があったのでしょ。
日本にいて得られる情報は海外メディアが報じる内容を越えることはできないし直接影響の無い遠隔地紛争には国民の関心も呆れるほど低い。
日本メディアだけの問題じゃないですよ。
まぁそれはその通りなんだけどね>国民の関心が低いから
ただそれ言い出したらキリがないし、多分だけど日本の報道機関は国民が安全保障に関心があっても報道しないと思うわ
俗にいう報道しない自由を行使して
本邦は言わずもがな
悲しいね
ともかく日本が対策の遅れている国なのは間違い無いわな
遅れてるのは全くもって事実ですね。
カウンタードローン/UAV装備の本命として防衛省が研究開発を推進してるのは高出力マイクロ波/レーザー兵器です。
どちらも実用化の目処は約10年後てところですがね。
それまで待ってられない事案という認識はあって令和元年に「カウンターUAV技術に関する調査研究」を発注してます。こちらは納入先が航空自衛隊航空開発実験集団司令部なんで航空装備としての研究かもしれません。
いずれにせよ研究開発か調査研究の段階ですね。必要に迫られれば米軍あたりから導入することになるんでしょ。
日本の組織的に、対策遅れるのは必然でしょう。
防衛省や自衛隊の偉いさんは、日本の役人なんだから、よくわからないものに手を出して責任取りたくない。
だから、世界的にドローン対策の方向性が決まってから、後追いすることしかできないと思う。
後追いするのも、国産にこだわってさらに遅れる。
失敗に厳しすぎるのがね
失敗したから問答無用で次回から関連予算大幅カットってあり得るのが笑えない
現時点で対UAV方策の決定打が見つかってない以上は最後発でハズれない選択をするのが最適だろ。
普通科中隊、あるいは小隊内配備で対UAVとなると火力編成で最小限の普通科の現状が崩壊することになる。
対戦車番長を卒業すべく対UAVの何かかしらのショルダーを一式10kg以内でまとめろみたいな要求出されても答えが分からんし。
ドローン対策が遅れるのは仕方ないにしても、ドローン導入すら遅れているからなぁ。
その結果、アルメニアは屈辱的な敗戦を味わってるわけだから、危機感がないと思ってしまう。
やだなぁ、日本は対艦自爆ドローンをそれなりに開発・保有してるじゃないですか
アメリカ軍も太平洋方面だと対艦自爆ドローンや極超音速自爆ドローンを配備しまくる方針ですしね
まあ、一般にはミサイルって言われる武器ですけど明確な線引きもないですし良いですよね
明らかなのは、アメリカも日本もまず対抗すべきは海上の敵と対岸の敵だと考えていて、そこへの備えは怠ってないってことです
ミサイルは本格的な正規軍同士の戦争時には役立つけど、
中国が尖閣諸島に対して行っている平時での実効支配を強める局面では役に立たないと思うけど。
日本側から先制でミサイル攻撃する事態が想定できますか?
それより、尖閣諸島の上空に武装したドローンを滞空させておくほうが、よっぽど抑止力になると思います。
あんな飛び地に24時間張り付くことが出来るような高性能機を出すなんてそれこそお金の無駄では
逆に現地に自衛隊が常駐して格安ドローンを飛ばすなら開戦一発目でミサイル喰らって自衛官は犬死することになりますね
要は何の意味もないかと
離島から飛ばすんじゃなくて、尖閣諸島近くに洋上プラットフォームを作れないかなぁと思ってるんですが。素人考えですが
ならドローン先進国の中国と日本が戦争したら勝敗は明らか
よくこんな戦力差であーだこーだ言えるもんだな
ドローン抜きでも既に正面からやったら部が悪いから何も問題ないな
逆に言えば、すでに劣勢の日本こそドローンに力を入れていいのに。
防衛省のやり方はちぐはぐなんだよね、自分より巨体な相手に正面から組み合って勝てるはずない
海を挟んでいるから、比較的大型の対艦・対地ミサイルや潜水艦の方が有効ってことじゃないかな。
といっても仮想的に通用するドローンって何?って言われるとあんまりいいのがなさそうなんだよねぇ
独仏は対米自立、NATOを解消してEU統合軍を模索してる中での、EUの軍事機構改革をどう進めるかってのが議論のベースにあって、この話もその文脈で読んだほうがいいのかな、とも思う。「既にドイツ連邦軍の体系ではアゼルバイジャンにすら対抗できないんで、小手先の連邦軍改編なんかじゃなくて、一刻も早く宇宙軍含めてEU統合軍創設の大転換をやんなきゃいけない段階です。先送りする猶予は残ってないです」って訴えて統合軍実現を加速したい、そういう大きい流れの話なのでは。チマチマした目先の戦術レベルの話したってあんまり意味ない。
ドイツ以上に遅れてて張り付け型大規模軍の陸自とかヤバいだろ
モタモタしてる時間は無いぞ
ドイツに海兵隊相当の一個方面軍とかないし
海岸堡巡って戦う想定とかしたことさえなさそうなドイツさん
もう25年以上前かな、ビル・クリストルとかウォルフォウィッツとかのネオコンが「ハイテク戦対応に米軍のトランスフォーメーションが必要」って脅威を煽ってさ、それに乗っかったラムズフェルドがハイテク分野に予算偏重して、結局イラク侵攻で基本の歩兵装備を軽視して大損害出して中東を泥沼化させて、ハンヴィーに追加装甲付けろだの、防弾ベストを増やせだの、軍と国民に突き上げられて辞任に追い込まれたのを思い出した。「海外のミリタリー系の論調」ってのはね、軍産タカ派の息がかかってるポジショントークばっかりだよ。メディアを支配してる黒幕だから。利幅が大きいものを喧伝するの。いつもそう。デタラメの脅威の誇張、濡れ衣、何でも当たり前にやる。昔からの手口。「ネオコン チームB」とかググればわかる。そういう欺瞞工作が昔も今もずっと続いてるってのは、頭の片隅に置いといて損はない。「戦場の霧」を読み切った奴なんて今まで歴史に現れたことない。「未来の戦場」の様子なんて誰にも分かる訳ない。
ポジショントークに乗っけられて鵜呑みにしてるやつの多さ的にそのやり方は今でも有効だな
ドローンという括り自体が雑すぎて同列で語ること自体がナンセンスなんだけど、意図的かどうかはともかく混同して語ることで
低価格、高性能、対処困難などなどの特徴をうまいこと混合した架空のスーパー兵器が市民の脳裏に刻みつけられつつある
管理人さんがドローンに対する魔法のような対処は無いと言ってることの裏返しで、魔法のようなドローンもないし
それぞれに対して対処方法が開発されるだけなのに
当時最先端だった空飛ぶストライカー旅団戦闘団の意味ってつまり何なんって今、言ってもなあ。
あれらの失策はイラクの戦後統治モデルが日本とかそういうレベルの浅はかさだった点であって、軍の装備編成の問題では一切ないわ。
そもそもイラクの戦後統治の熾烈さを想像できたら戦争なんてしてないw
ラムジーの言う当初案の地上戦力でも別に戦争自体では勝てだろうに。
こういう記事タイトルにするから未だにドイツ連邦軍の稼働戦闘機は3機とか言っちゃう奴が絶えないんだよな
それはタイトルが悪いんじゃなくて記事の内容を読まずにタイトルだけで内容を判断する人間の方が悪い。
ここはセンセーショナルな煽りタイトルがお好きなんでしょうなぁ…
一杯釣れますしね。冷静な意見は釣られたヒステリックな人達に攻撃されてコメントも一杯つきますしおすし。笑いが止まらないでしょうな
ドイツとかのEU各国は主権を欧州議会に移譲しているから富国強兵を実行加速させる事自体が難しいし限界があるからなー
ほんとにどうするつもりなんだろうか…
ドローンによる飽和攻撃されたら米軍ロシア軍でも負ける。
ドローン技術が進んだ未来の戦場で旧来の装備、戦術のままのドイツ陸軍じゃ勝てない的な文脈なのに
アゼルバイジャン軍と戦ってもドイツ軍は負けるとか危機感を煽りたいんやろうな
案の定自衛隊が~とか想定環境も別物なのに単純比較している人が湧いているし、まあ非対称戦のときも同じだったから風物詩ではあるけど
ここまで
本邦のドローン対策としてマイクロ波式とレーザー式の二種類の防御兵器の開発が進んでいる事を誰も書いてないのが大草原
(防衛省『我が国の防衛と予算』のPDFとか読んだこともない?存在そのものも知らない?)
そもそも米国やイスラエルが対ドローン対策兵器はほぼほぼ実用化寸前
日本ダメ!遅れてる!ドローンで自衛隊壊滅!とかそんな単純な話じゃーないんですわ