ウクライナ軍(第110機械化旅団)公開の映像は「ロシア軍がアウディーイウカ市内に到達した」と裏付けており、ロシア軍は制圧したツァルスカ・オホタからソボルナ通り沿いに1.5km以上も市内に食い込んでいる。
ロシア軍は構造物に取り付くと高い確立で居座るため、市内に侵入したロシア軍は定着する可能性が高い
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは「依然として南の状況は危機的だ」「ロシア軍はツァルスカ・オホタから市内に侵入して足場を固めようとしている」「ウクライナ軍による安定化対策が進行中だ」「これに失敗すればアウディーイウカ東部が危機的な状況に陥る」と指摘していたが、第110機械化旅団の映像によって「ロシア軍がアウディーイウカ市内に到達している」と初めて確認された。
新たに登場した視覚的証拠はロシア軍兵士が入った建物=ⒶⒷをウクライナ軍がFPVドローンで攻撃する様子、市内を進軍するロシア軍兵士=Ⓒをウクライナ軍が無人機で攻撃する様子で、ロシア軍は制圧したツァルスカ・オホタからソボルナ通り沿いに1.5km以上も前進している格好だ。
DEEP STATEが言及した安定化対策とは「ロシア軍の定着阻止=塹壕などの足場を作らせない」という意味なのだが、残念ながらアウディーイウカ方面でウクライナ軍が決定的にロシア軍を押し戻したことはなく、ロシア軍は構造物に取り付くと高い確立で居座るため、市内に侵入したロシア軍は定着する可能性が高い。

出典:БУАР110 ОМБр Ⓒ付近を進軍するロシア軍兵士
仮にⒶⒷⒸ辺りにロシア軍が定着した場合、オプトネの東に位置するウクライナ軍の防衛拠点は(背後を脅かされるため)撤退を強いられるだろう。
因みにクロフマリンを占領したロシア軍は集落の南地域も制圧し「ベレストベに接近している」という報告がある。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
市内に1.5㎞も入り込まれたとなると、押し戻すのは最早不可能でしょうね。
ここから先は基本的にはバフムートと似た流れになってしまうと想定されますが、バフムートに比べ市内面積が小さく、補給路(=退路)も1本しかないことを考えると、後退を早め早めに決断しないと「逃げ遅れ」の捕虜が出る危険が高まる。
正直、設備や装備は捨ててさっさと逃げたほうが良い気がする。
現場のロシア兵としても正直さっさと撤退して欲しい(変に死闘をやられると自分達も少なからず死傷する)でしょうから暗黙の了解でお互いに無血で退いて欲しいです。
昨日ドネツクの市場にロケット撃ち込んで民間人25人も殺されてるから怒り狂ったDPR兵が捕虜として人道的扱いしてくれるだろうか。
ドネツク空港戦の時もDPR兵に捕えられたウクライナ兵は砲撃に怒り狂った住民の前に連れて行かれて激しく暴行されてたな。
砲兵は後方を叩いて前線をアシストしたつもりかもしれんが前線の守備兵はいい迷惑だ。
いや、それが狙いなんですよ。
籠城戦で士気が下がってきたら、「降伏できない理由を作ってやる」のが常套手段です。
そうすれば、残った兵士は文字通り最後の1人まで戦ってくれるようになりますよ。
ウクライナ軍が最近行っている、
住宅街や民間施設へのクラスター弾の投下なんて戦略的になんの意味が有るんだと疑問に思ってましたが、納得いきました。
戦闘で勝てないから泥沼の紛争状態にしようとしてるんでしょうね。
これが西側(というか欧米)が持て囃して使い潰される自由の戦士達の末路か
しかもその使い潰し方が、大戦時のソ連のやり方に酷似しているのが笑えませんね。
ウクライナの戦争手法が、ソ連の「悪い部分」を踏襲してしまうのは分からなくもないですが、今のアメリカは老害大統領であることを含め、老人国家と揶揄されたブレジネフ時代のソ連を彷彿させる。
まあ第二の防衛線とやらが出来るまでは粘れ、と言うのは
似たような事をマリウポリの時もやってましたからありがちと言えばありがちです
前線の兵隊だったらたまらんなあ、と言う話ですが
ここで教わったことをもとに考えると、ウクライナ軍は撤退しないのではなく、予備戦力が拘束されたり予備の集結地を砲撃されたりで撤退できないのではないだろうか?
Aの位置から線路を越えて0505を制圧したら、そこより南のウクライナ陣地は補給が絶たれるな
この状態でも撤退命令が出せないのがウクライナの現在地です。この戦況なら整理が必須でしょう。
ゼレンスキーは政治的アピールとプロパガンダのため、ザルジニーはポスト剥奪と粛清危惧のため決断できません。おそらく10000人くらいが捕虜になるか無駄死にします。これが知れたら動員による徴兵拒否などからウクライナには大ダメージでしょう。
いつになったら偏向報道のヤフーニュースあたりにどこの会社が書くかの方が興味があります。
いつもありがとうございます
市街戦となるとバフムートの時と同じになる予感がしますね
現状のウクライナに押し返せるプランがあるとは思えません
アウディーウカを放棄して損失を減らし、後方の陣地を固めることがウクライナにとっても最善なのでしょうが、それがいつ決断されるのかが注目ポイントですね
管理人様はウクライナ優勢を連呼して露骨なPV稼ぎをしてる大勢の発信ソースに比べて極めて中立に記事を出してるように見えます
とてもありがたいことです
これからも参考にさせて頂きます
バフムートは完全包囲できなかったので、市街地で力押ししてウクライナ軍をロシア軍が押し出しました。
包囲殲滅できなかったので、そのまま西方に進むこともできず、消耗は下にせよ遅滞効果はあったと思います。
最終的に全て失ったため、反攻時は防衛拠点にされてしまいましたが・・・。
今回は市街地戦は想定より早かったと思われるものの、包囲に向けての障害もコークス工場のみでこのままいくと包囲殲滅され、ウクライナ側の消耗がかなり大きくなりそうですね。
バフムトはチャシブヤールの高台の強力な砲兵陣地があったから包囲できなかった。
西に進むにつれてウクライナ側の砲撃強度が上がり軽歩兵であるワグネルでは限界になってしまった。
歩兵が塹壕を掘りながら少しづつ進むのは物理的限界がある。
ワグネル的には開けた土地で野戦するより普通の軍隊が嫌がる市街戦を選択したほうが彼らのメリットを生かせると考えた。
もしワグネルが機械化戦力だったなら大損害出しながらも機甲突破してチャシブ落として包囲完成させてたかもしれん。
ウクライナ軍は、兵力と弾薬で劣勢、ここからは、ロシア軍に囮としての懲罰部隊があるとするならば、スターリングラードの市街戦のような状況になるのでしょうね。力押しできるほうが分があるかと。
両方、元ソ連ですが、泥試合になってからのロシアは強いと思います。次の防衛陣地と要塞線がどうなっているのか分かりませんが、撤退してそれこそ次の陣地でしばらく休むぐらいはしたほうが良いでしょう。
ウクライナ軍アウディーイウカ守備隊の奮戦は、誰しもが認める事と思います。
管理人様の過去記事を見れば、ヒト・モノが不足する中で、開戦初頭からよくぞ守り抜いているなと…。
捨て石作戦の駒として、玉砕や捕虜になる結末にならない事を願っています。
引き際を見極めて欲しいですね。
(2023年12月22日 ウクライナ軍がアウディーイウカで苦戦する理由、陣地を守る兵士がいない 航空万能論)
都市が一つ攻め落とされそうになっている現状でも、日本のSNS上ではT90Mの撃破映像で、勝った勝ったの大戦果になってるのが哀愁を感じますね。
太平洋戦争でも、シーマン戦車1両を撃破したという報道も同じ様にされたんだろうなと考えると、劣勢な側ほどマクロな視点での戦況報道になるのは仕方ないんだろうなと思います。
シーマン「呼んだ?PS2からアウディーイウカまで来てやったぜ。」
せめてドリキャスからきて
一昨年のロシア軍は、
ワグネルと巧みな宣伝を使って
バフムトにウクライナ軍を釘付け。
その隙にスロビキン線を完成させました。
ウクライナ軍もそのマネして
110、47あたりの旅団を捨て石に
ゼレンスキー線を仕上げたいんじゃないですか。
もっとも、画像で見る限り
ロシア軍より相当しょぼい防御陣地なので
作っても徒労に終わりそうな予感がします。
一応、ウクライナ側防衛線の構築は急ピッチで進められていて,アウディーウカの後方にはロシアの防衛線を参考に作られた3重の防衛線が張られています。
心配な点は。
・スロヴィキンラインはロシア側の砲火力の優越とウクライナ側の航空攻撃力の欠落によって機能したわけなので。その両方の条件を持たないウクライナ側がやっても同じように機能するのだろうか?
・3重の防衛線が完成したと発表してるのがイギリスソースなので、そこはかとなく不安がある。またなんか肝心なとこが抜けてんじゃないか、と。
ブリカスは、現実と真逆のことを公式報道発表すると認識しておけば、間違いない、というのが、この戦争を通じて得た私の知見です。
本当にイギリスのやり方は酷くて。
個人的に一番酷いと思ったのが。
本来6週間かかるウクライナ兵の訓練を4週間に短縮して、「ウクライナ兵は優秀なので4週で十分!」と発表。大々的に最前線に出陣させる。
↓
そして反転攻勢大失敗
↓
「分析したところ、ウクライナ兵の練度が低くて戦場の変化に適応できなかったことが分かった」
あいつらには人の心が無いのかと・・・
今のアウディイウカにおける第110機械化旅団の戦闘を見ると、やはりFPVドローンによる攻撃だけではロシア軍部隊の前進を阻止するのは難しいということでしょうか?
FPVドローンは動画をSNSに投稿して宣伝に使うのには便利ですが、動画を投稿できるのはあくまでも攻撃が成功した場合だけであり、失敗した場合は何も投稿されず、投稿された動画だけでは戦況の判断はできません。
投稿されたFPVドローンの動画と、地図上の戦況の推移を重ねると、アウディイウカのロシア軍はFPVドローンの攻撃を受けつつも前進を続けて、戦況を有利に進めているということになります。
ウクライナ軍に砲弾や戦車や自走砲、戦闘機がないから戦況が不利になっている、とすれば、やはりFPVドローンだけではダメで、それらの兵器が必要ということになります。
いや、もう既にドローン戦術がウクライナの専売特許だった時期は終了したという単純な事実をなんで無視するのですか?
FPVドローンが全てに対して有効であるなら支援の大半はFPVドローンにすれば良いだけだし、近距離で目視出来る状態の敵が居るのにドローン使ってワザワザするか適材適所でしょう?
FPVドローンに大きな破壊力・長射程・広域制圧能力・打ちっぱなし能力が無く発射速度も遅いのですから、今更そんな当たり前の事を言う必要なんて無いでしょう。
結局、兵士、武器弾薬が足りないのが、足引っ張りまくりですね〜日本の自衛隊も師団の充足人数足りてないし、兵士が居なくて、上は居る見たいな頭でっかちな組織だし、自称保守の方々は勇ましいだけだし、もう人口減で日本、お終いが近いんですよ?本気で日本守りたいなら、5兆円をまず少子化対策に向けないと駄目なんじゃないのかな?と、どっかのお国に乗せられて、お痛しちゃうのもね〜避けないと。
ウクライナをモデルとするなら、自衛隊の充足数足りなくても問題ないでしょう
現在の陸士を戦時任官で士長〜曹にするか、もしくは三等陸士未満の実質兵卒用の階級を作って動員層を当て込めば良い
実戦能力は無視して少なくとも自衛隊内や政府の書類上は40〜60代から動員すれば日本でもそこそこの数にはなるかと
平時は頭でっかちの組織でいいんですよ
今回の戦争で再確認された戦時動員の有効性は士官の数がいてこそ成り立つものです
あと軍事と関係ない話ですが、いくら少子化対策に予算をつっこんでも何も変わりませんよ
核家族化が進行した現在では子供が2人もいれば両親は疲労困憊です
昔みたいに祖父祖母が子供の世話を手伝ってくれるような家族形態ではないんですから
三國志なら城門破られて市街地雪崩れ込まれたらおしまいなんですか、独ソ戦ならここからが長い
記事とはあんまり関係ないけど、ウクライナを見る限り戦時を含めて徴兵制は反対だなぁ
欧州のウクライナの話ですら、日本のメディアは大して検証せず戦況も損害もウクライナ政府の主張を
そのまんま垂れ流してる始末、あんま関係ない国でこれだと日本だったら終戦まで何も知らされず、
ヤバい戦場に送られた挙句、戦後は負けたのは徴兵された奴がビビッてやる気を出さなかったから、
とか訳の分からん責任転嫁される未来が見える。
最近、責任も負担も取るつもりのない癖に、勇ましい好戦的な主張をする中年、高齢者が多いけど、
60歳ぐらいまでは戦地に送れるようにして、戦線ごとの損害開示はいかなる事情があれどしなければ
ならない、ぐらいの法整備をしてくれないと危なっかしくて賛成できんわ
これは仰る通りですね。
ウクライナは、日本から遠く・歴史経済の浅い関係の国ですが、検証分析されない論調は危険性を感じました。
尖閣有事・台湾有事は、大本営発表に染まる事を覚悟すべきなのでしょう。
今は少子化で、若い方は貴重ですからね。
道路工事・交通整理、コンビニ・飲食などのチェーン店で、年配の方を見掛ける時代ですから、活躍の機会を広げる事は大事と思います。
ウクライナでも歩兵として50代後半が活躍してるのでなんとかなると思った次第です。
個人的には女性も積極的に投入すべきと考えてます。
人的に資源、という考え方もありますが、負担が若い男性に集中すると老人や女性が
他人事になり真剣に考えない、と言うのが個人的に懸念でして、真剣に考えさせる
意味でも徴兵をやるなら、老人、女性も対象にすべしと思ってます。
ウクライナの事例を見ても、都市・地方、富裕層・貧困層、男女・年齢など、平等に徴兵する事が大事だなあと。
イスラエルは、仰る通り、男女平等の徴兵が主流になっていますからね(期間は1年短い記憶があります)。
女性も、生涯独身が多いわけですから、男女平等の時代に過剰に優遇すべきではないですね。
仮にどこかの国との局地戦ではなく本格戦争になった場合、諸々の整備をすっ飛ばして突然徴兵制が始まりそうだと思っています。
特に西にいる巨大某国と本格戦争になった場合自衛隊だけでは人手が足りないのは目に見えています。
現代の軍隊では高性能設備を多用するため徴兵は役に立たないというのは一般論でしたが、高性能な設備を用いずとも何らかの役に立つ事は可能なので…
それこそドローン操縦要員だったら、2日も訓練すれば飛ばせると思います。戦時なので航空法等を勉強する必要も無いでしょうし。
肉の壁にされちゃう鴨。と葱。
弱肉強食だからね。
もちろんあなたも私も、弱肉のほうですよ。
自分は逃げるわ
最悪は刑務所で・・・・
弱者が強者に食い物にされない為に法律があるんですけどね、
最近は戦争になって国を守る為なら喜んで応じる、と
何も考えてないのか自分に酔ってるのか分からない輩が
増えてきているのが気になります。
現代戦においても、徴兵が
犠牲を厭わなければ時間稼ぎには使えると
ウクライナが証明しちゃいましたからね
勇ましい軍オタに限って
徴兵はダメな理由を力説してましたが
彼らも戦場で活躍できそうですね
私は海外に住んでるので
罵られようが、有事の間は帰国しませんけど
そこでゼレンスキー流パスポートの失効ですよ。
>>60歳ぐらいまでは戦地に送れるようにして
徴兵するなら年齢上限無しで兵役経験の無い人を年齢が上の方から戦地送りするのでないと到底納得出来ないね
持病があろうが寝たきりだろうが一切の区別なく戦場に送れと思う
ウクライナ戦争で日本の青年男性が得た教訓は戦争が始まりそうになったら真っ先に海外に逃亡しろだと思います。
そして戦争が終わるまで不法滞在をしてでも絶対に帰国してはいけない。
某ウクライナ人インフルエンサーNのような立ち回りが最善なのでしょうね悲しいですが。
市街戦の話が出るといつも思うのだけれど。
口径150mmくらいの簡易な歩兵砲はないのかしら。
敵兵の居る建物を破壊するにはそれくらいのものが必要と思うのだけれど。
ドローンによる航空偵察が日常化するとなかなか難しいのかな。
歩兵の携行できる80〜90mmクラスの火器では全く不足でしょう。
独ソ戦の時はJSU-152や33B突撃歩兵砲がしていたと思うけれど。
ウクライナのどこかにJSU-152は飾って(笑)いないものでしょうか。
歩兵が運用する火砲としてはコンクリート陣地攻撃用にMT-12対戦車砲を流用したりしますね
MTLBやトラックに乗せて自走化してたりとかも。
ロシア軍がMT-12を列車で大量輸送してるのが公開された時は、古臭い対戦車砲なんか引っ張り出してきたと小馬鹿にされてましたけどウクライナ軍も現役で使ってたりします。
なるほどです。
本来なら攻撃ヘリ等で行う作業と思いますが、
航空接近拒否の状態では代替が必要ですね。
MT-12は口径100mmでしたね。
100mm榴弾の炸薬量は150mm榴弾の1/3くらいでしょうから、
少し小さいと思いますが、最低それくらいは必要とも想像します。
複数の弾を打ち込む必要があるとは思いますが。
素人は、米軍のM-81ガンランチャーが良い、などと思っています。
グラードの担当になるんじゃないかな?今戦争では損害も多いけど両軍で弾不足になるまで酷使されてるよね。ピックアップトラックとかお手製改造されたタイプの映像もよくみるし。
歩兵がグラドを使えるとは思っていませんでした。
でも、複数の122mmロケット弾を水平撃ちで
使用したら、威力はあるでしょうね。
ピックアップトラックに載せるお手軽改装は
良い手段に思えます。
RPG-7のような無反動砲が
その用途に使われている
それ以上の火砲は
歩兵が携帯できる重量ではない
RPG-7は、多分、威力不足と思います。
米軍なども、それ(火力支援)の為にSMAW
を作っていますね。威力不足のようですが。
M10ブッカーなどを作ったりしていますね。
そして、携行では無理なので、随行でしょう。
日本に置き換えれば、多分、60式自走無反動砲
のようなものと思います。歩兵の友ですね。
兵器自体はどうにでもなるでしょうけど、砲兵の訓練を受けた人員が5-6名必要になるので運用上はまったく割に合わないでしょうね。
それだけの砲兵が居れば、ふつうの155/152mm砲を撃たせた方が良いです。
その結果、米軍みたいなお大尽はMRLSでGPS弾や空爆を支援要請したりするわけですが。
ジャベリンの濫用もよく問題になっていました。
戦時中には難しいかもですが。訓練次第(?)では。
単純(?)な訓練を受ければ、単純な動きをするでしょう。
よく言われる、ロシア兵の歩兵突撃はその悪い例と思えます。
仮に市街戦に習熟させるなら、編成に予め歩兵用重火器を組み込んで、
その前提で訓練もおこなっておく方が良いと思えます。
特殊部隊の方々などは、複数の兵器/戦術に習熟されているようですから。
市街戦をするのに建物の破壊しか選択肢が無いという時点でおかしいのでは?簡易な歩兵砲と言いつつ鈍重な専用プラットフォームを必要としている時点で矛盾しています。
仮に都市部の建物を制圧するなら歩兵によるクリアリング・40mmサーモバリックや各種弾やRPGによる制圧とかより安く簡単に即応出来る方法を考える方が先でしょう。建物をある程度クリアするなら30mm機関砲のつるべ撃ちでも良い、時間はかかりますが普通の建物にそこまでの防御力は無い。がれきの山にしていいなら遠距離から榴弾砲を撃ち込んだ方が早いですし、命中率が問題ならある程度の仕上げでクラスノポールを使ってもいい。車両が攻撃されるリスクは榴弾砲の方がまだ低いでしょう歩兵携行兵器での攻撃はほぼされないのですから。
どうでしょう。建物の状態にもよるでしょうが。
市街地で、それなりの構造の建物を使った拠点の制圧は困難でしょう。
拠点建物の各室を一室づつ制圧していくとなると更に困難でしょう。
味方人員の損害も多く見込まれるものと思います。
であれば、建物ごと破壊、は選択にあると思います。
そのために、歩兵用重火器を使用しても、より安価でもあると思います。
スターリングラードの時、独軍は33B突撃歩兵砲をわざわざ開発しています。
通常の37〜75mm砲(歩兵砲/戦車砲)では不足だったのでしょう。
33B突撃歩兵砲は150mmです。砲弾の炸薬量が問題であったと想像されます。
野戦重砲も良いのでしょうが、市街戦での拠点潰しは直射でしょう。
そうなると取回しが問題になりますから、短射程の自走砲でしょうか。
上で言われた方も居ますが、122mmグラードの直射も有効と思います。