露ワグナーは18日「バフムート市内のユビレイナ通り下区画を制圧した」と発表、もうウクライナ軍が保持するのはMiG-17モニュメント付近のみだけで「バフムートの完全占領」は時間の問題だ。
MiG-17モニュメント付近の抵抗が限界を迎えればウクライナ軍はバフムートを放棄するだろう
露ワグナーのプリゴジン氏は17日「ウクライナ軍の巣(アパート密集地)を一掃し、バフムートの完全占領まで住宅地とユビレイナ通りの下区画を残すのみだ」と述べ、ロシア軍は同区画に対する砲撃をノンストップで加えている様子が視覚的に確認されていたが、ウクライナのマリャル国防次官は18日「バフムート市内の攻撃を全ての撃退した」と発表。
しかしワグナーは「ユビレイナ通りの下区画を制圧した」と発表、もうウクライナ軍が保持するのはMiG-17モニュメント付近のみだけで「バフムートの完全占領」は時間の問題だ。
ユビレイナ通りの下区画から押し出されたウクライナ軍は「チャイコフスキー通り」を「MiG-17モニュメント周辺」に向かって後退している可能性が高く、ロシア軍は砲撃で抵抗拠点になりそうな建造物を潰しに掛かるのは目に見えている。
郊外ではウクライナ軍が反撃に転じて3方で前進しているが、市内ではロシア軍の攻撃に押し切られた格好で、MiG-17モニュメント付近の抵抗が限界を迎えればウクライナ軍はバフムートを放棄するだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:UMFT-UA Military Flight team
上手くいくかどうかはともかく、バフムートへのロシア軍補給線の鉄道網に向かってウクライナ軍攻勢しているので、バフムートへ援軍は送らないで撤退するでしょうね。上手く鉄道網寸断できればバフムートは補給線たたれて干上がりますからね。
これまでクレミンナ奪還がウクライナ軍失敗したように、ロシア軍もこの辺りには精鋭おいてるでしょうし、ワグナーも援軍にむかわせたプリコジンSNSにあげていたので、ウクライナ軍失敗する可能性もかなりあるが、保険としてのバフムートへの援軍と他の地域攻勢同時に行う余力はウクライナ軍にはなかったでしょうね。
日本語がおかしいですよ。どこの国の人か知りませんが勉強不足です。
日本語がおかしいと結論つけるなら、日本語として原因と理由をつけて説明するのが日本語です。
結論だけいうのは日本語文法的に使い方間違いです。
>使い方間違いです。
明らかに日本語がおかしいのに気がつけない貴方は
日本語学校をちゃんと卒業してから書き込みましょう
軍事記事コメント欄に関係ない人格攻撃する時点で、日本語わかって日本マナー守れよ。名無しのそちらだろ?
このままだと記事筆者に迷惑かかりコメント欄閉鎖されるだけだから、双方おさめてほしい。
記事コメントに関係ない主張はやめてほしい。
世界のミリタリーニュースサイトにおいて、日本語どうのこうのという藁人形論法はやめたら?
ここにきている人たちは日本語の綺麗な文章の感想読みにきているじゃなくて、ミリタリーニュースについての心のままの感想コメント書くだけです。
綺麗な文章感想読みたいなら、インターネットではなく、本の感想文集などきちんと校正されて、誤字脱字が少ない文集読みなさい。
非常に読みにくい文章である事は間違いなく、この調子で今後連投されるとリズムよくコメント欄を読むのに支障がでかねないので、書き方を改めるよう言ってあげるのは正しい事
ただし指摘するにも言い方というものがあるだろ!とは思う
双方が今の言い回しや書き方を改善する必要がある
軍事記事読みにきているので、コメント欄読みにきているわけじゃないから、読みたくないコメントは無視読まなければ良くない?
公開しているネットニュースだから日本人以外もこの記事読んで感想書いても問題ない。
日本人以外もコメント欄書いても日本人限定にしていないから問題ない。
外国人もコメント欄書くこと考えればコメント文章の質期待するだけ無駄です。
どうでもよいことを指摘してコメント欄荒らすな。
ロシア軍の圧力が上がったというか、ウクライナ軍の抵抗が弱まった感じがしてます。なんとなく大きなところで作戦変更があったと思うのです。
アパート群中央への楔入時も、進出の尖端を火力で抑える動画は出ましたが回復攻撃の動きは鈍かったですし、ウクライナ軍は市内での損害を抑えつつ開放済の後方に下る後衛戦闘といった趣でしたね。それはそれで合理的な選択肢のひとつですし、現状それで成功している様に見えます。
ぱっと見的には高地を押さえて市内に拘束したロシア軍を叩きたかったところが間に合わなかったようにも見えます。
ただ国防次官の「ある計画的な行動に向けて動いている」という発言も気になってるんですよね。
ゼレンスキー大統領がG7に直接出席することになったので、もしかしたら会議と軍事的な行動(おそらく大規模反撃)を被せていくんじゃないかなと。
クリシェフカは三次元で見ると西側面から陥落させるのは不可能に近いです。
そうですか?
地形図を見ると西側一帯が高台でむしろ攻勢をかけやすく感じるんですが
どう言う想定で攻勢掛けやすいと考えているのか書いた方が良いのでは?
参考程度のザックリ計算だけど北側の高台から下の平地を戦車砲や機関砲で撃ち下ろすなら最大俯角で900m先のターゲットしか狙えない、撃ち方の工夫さえすれば色々出来そうだけど即応性は無いと思う。高台から下に降りる場合だと下る道は無いように思えるので坂を下りる事になると思うけど整備されていない70°前後の坂を下りる事になるんだけど。
想定としては射撃の自由がきく対戦車ミサイルや携帯ロケット・機関銃やライフルでの攻撃は有利になると思うけど、迫撃砲とか榴弾砲で攻撃されたら身を守る物が無い気がする。射撃だけを見ればロシア側にまともな反撃手段が無ければ射撃はし易いが高台から占領を目指すのは無理だと思う。
森が切れる南側は緩やかで展開しやすいから南を主攻として進めるしか無く高台からは射撃と脅威として存在する援護しか出来ないのでは?
クリシェフカ西側に注目させるのが目的ぽい感じがありますね
ロシア軍がマトモな防衛してるなら西側斜面から突破とかどんだけ戦力が必要になるかわからないし
まあ実際にはロシア軍に降伏しているウクライナ兵も多いのではないでしょうか?もちろんロシア軍の集中砲撃で爆死したウクライナ兵や、負傷して動けないウクライナ兵も多いでしょう。
こんな状況でユビレイナ通りのアパートの廃墟から、チャイコフスキー通りを通ってMiG-17の記念碑に向かったとしても、わざわざロシア軍の集中砲撃や、集中爆撃の的になりに行くようなもので、悲壮という以外ありません。とはいえクロモヴェの橋の方に逃げることももうできないでしょう。
畑の中を必死に走ってイワニフスキーへ逃げても、やっぱりロシア軍の砲撃や爆撃、戦車の追撃を受けるかもしれませんが、わざわざ集中砲撃、集中爆撃の的になるMiG-17の記念碑に行くよりはマシかもしれません。そもそもMiG-17の記念碑にたどり着いた時にはすでに先回りしたロシア軍に占領されてるかもしれないのです。ロシア軍の旗でも揚がってるかもしれません。
ここのところ、それなりに妥当な論考をしていたと思いましたが、また希望的観測を連呼してますね。
>実際にはロシア軍に降伏しているウクライナ兵も多い
>ロシア軍の集中砲撃で爆死したウクライナ兵や、負傷して動けないウクライナ兵も多い
>ロシア軍の集中砲撃や、集中爆撃の的になりに行くようなもので、悲壮という以外ありません
>畑の中を必死に走ってイワニフスキーへ逃げても、やっぱりロシア軍の砲撃や爆撃、戦車の追撃を受ける
>集中砲撃、集中爆撃の的になるMiG-17の記念碑に行くよりはマシ
>MiG-17の記念碑にたどり着いた時にはすでに先回りしたロシア軍に占領されてる
>ロシア軍の旗でも揚がってる
こんな証拠どこにもないと思われます。
捕虜交換が1対1だと成立しないからウクライナはロシア寄り政治犯の解放などで対応しているようですね
勇戦を誇示していますがウクライナは捕虜を取る機会に恵まれていないようです
そりゃあ、今のロシア軍は旧日本陸軍の戦陣訓に有る「生きて虜囚の辱を受けず」の一節を実践していますからね……
それは根拠ないっすね
アゾフスタリの一件見ると生きて虜囚の~はむしろウクライナ側の方が実践していそうですが
それは、おっしやる通りです。
ウクライナ兵捕虜の数は、ロシア兵捕虜の数のたいていは何倍かのようです。だから、ロシア軍の部隊が壊滅したり、ロシア兵捕虜がたまったら、捕虜交換が行われます。
原則は1対1ですが、過去にはウクライナ兵4人とロシア兵1人の比率の交換もありました。逆の比率の交換はいままでありません。それか、1対1に負傷のウクライナ兵捕虜のオマケをつけるとか。
また、おっしやるように、ウクライナ側は政治犯などで水増することがあります。大物だと、ウクライナ兵捕虜の数が増えます。
捕虜の数は原則、戦況によります。しかし、最近、ウクライナ側は自国の捕虜にも厳しい面が若干あります。
木村 正人氏の記事じゃ捕虜としてロシアに収容されている約6000人のうち1000人以上がアゾフ連隊だという。
で今までに捕虜交換は2000人程行われてるからウクライナ軍ってメッチャ捕虜出してるよなって・・・
ご返信ありがとうございます。
その方の記事は知りませんでした。ありがとうございます
ところで、その記事のその数字は、かなり初期の頃のものではないでょうか?また、当時の東部自治区にあった捕虜収容所たかも含まれてないのでは?
リンク
記事からして取材は最近の取材だと思う。
15歳の少年が戦闘任務を経験してたり ん?となる話が結構書いてある。
なんかウクライナ兵の断末魔をワクワクして期待してるような気味の悪さを感じる。
ここのコメント欄は冷静な方が多いとは思いますが、
戦場に立たざるを得ない人々に対してあまりにも配慮の欠けたコメントには憤りを感じますよね。
もちろんロシア兵やワグネルに向けられたものも同様に。
プリゴジン氏の発表が正しいのかマリャル国防次官の発表が正しいのか。
現時点だとよく分からない状況ですな。
戦場お騒がせ系YouTuberだからね、仕方ないね
ブリコジンの発言は有利・不利のどちらのベクトルでも、基本的に信じちゃダメなたぐいだと思います。情報戦なのでしょうから
WW2のスターリングラードのように都市でしのぎを削ってる間に包囲するとはいかないみたいですね
バフムトの占領が完了したとしてワーグナーはどうするんだろう?
プリゴジンとしては後は露軍に任せて撤退したいだろうけど、露軍がそれを許すのかな
ワグネルが担当していた戦線を埋める手空きの部隊がロシア軍に存在するのか、バフムートの穴で使うことが良い事なのか、そこからして問題です。
プリゴジンの都合としては自分の手兵の休養と補充再編をしたいでしょうが。部隊の交代が認められれば、ロシア正規軍との実際の関係は常識的な軍事合理性の範囲内ですね。そのまま追撃せよなら…「傭兵は捨て駒」。これも世界戦史的には常識の範囲内ですか。
バフムト制圧のダメ押し増援部隊は空挺軍だったとも言いますし、カディロフのチェチェン人イスラム教徒部隊も投入されています。
ワグネル社は囚人部隊の編成もすでにできないと言われ、後は他にもアフガニスタン人とか、シリア人とか、朝鮮人の社員もいるといいますが、動員されたロシア人予備役兵士の部隊もすでに前線に展開しており、おそらく縮小の方向でしょう。
プーチンはともかく、ショイグ国防相やゲラシモフ司令官はうるさいプリゴジンがとにかく目障りで気に喰わないしょうし、解散とまではいかないかもしれませんが、縮小はしそうな気がします。
プリゴジンおじさんは「どうせ終わったらアフリカで
傭兵ビジネスに戻るんだし、敵の撹乱にもなるから
あることないこと不満ぶちまけたろ🎵」みたいなノリ
かもしれませんね。
ショイグ・ゲラシモフからすると三文芝居の茶番劇でも
人間ですから「てめえ、それにしても言い過ぎだろ💢」
と怒り心頭だと思います。絶対公表しないでしょうけど。
プリゴジンさんに戦後があるのかねぇ
(戦場視察中に敵の銃撃で死亡、という台本がモスクワにあっても驚かないぞ)
ロシアとしては戦線を広げすぎると守備も兵站もきつくなるだけだからワグネルには大人しくしていて欲しいでしょ。
占領地を広げるよりウクライナの反転攻勢を迎え撃つほうに重点を置いてるのだから。
そもそも最初から包囲を企図した攻撃ではないと思いますよ
ウクライナ側としては包囲ではなくヴァシリフカとクリシェイフカの高台を奪還することでバフムト市街の状況を五分まで戻すことを企図して予備戦力を投入したんだと思います
ただこの分だとロシアの市街制圧の方が早そうです
ただしヴァシリフカ方面を押し上げて鉄道輸送路を脅かすことが出来ればロシアのバフムト制圧の戦略的意図である物流ハブ化を妨害することは出来るので、この方面で反撃は続くでしょうしまだウクライナの負けということではありません
市街が制圧されたとしても側面の高台陣地が手中にあればさらなる西への突破を防止できますからね
ウクライナ軍の反撃方向は非常に理にかなっていると思います
最初自分もそう思ってたが、クリシチウカの高台は市街とセットで保持していることに意味があるのであってワグネルが市街から西に進むのにもはや障害にならないという意見を見て今はそれを支持するかな。
市街西の高層住宅群を抜いたら後は何の障害のない平野が続く訳だから。
わざわざクリシチウカの高台で抵抗を受け西に向かう必要性が全くない。
市街西は南北から見下ろされる谷間ですよ
何の障害も受けない進撃路にはならないと思います
バフムト市街西は平野に見えますが実際は川に向かった谷になっとりますよ
障害にならない平野と言うのは事実ではいかと
撤収前に、鉄道を破壊しておきたいですね。
徹底的に、存在すら無かったようなレベルで。
ロシア側の今後の計算を成りたたなくさせるために必要と思います。
列車砲がそうであったように、鉄道路線の復旧は容易で長期的にはあまり意味はありません
ロシアの今後の計画を成り立たなくさせるためには今の位置を保って継続的に脅かす必要があります
そうですね。
せっかく、ロシア軍の戦力が集中している(というほどでもないかな)
のですから、拘束し続けることは必要と思います。
それはそれとして、鉄道の破壊は必要でしょう。こちらも継続的に。
ロシア側が復旧するというなら、 復旧の様子を見て、ピストルピートよろしく
重量級の砲弾をお見舞いするのは最低限必要でしょう。
なにしろ、復旧なら場所は判明しているのですから。
ウクライナ側にも当然、そうした配慮はあるものと期待しています。
今回の話題とは異なりますが、このタイミングで重要な話が出て来たのでここに書いて置きます
先頃英蘭の外相会談でF-16をウクライナへ供与(英国がパイロットの訓練を行ってオランダが恐らくはF-16AM/BM型を提供する)する事が合意されたのですが、それについて米国は同盟国に対し、ウクライナへのF-16戦闘機輸出を妨げない事を示唆する発言をしたとCNNが報じています
只、現時点で米国政府にはF-16をウクライナヘ供与したいと言う同盟国からの要求は入っていないとの事ですが、バフムート陥落が目前に迫ったタイミングでのこの報道はロシアに対して「これ以上進撃したら兵器供給をエスカレートさせるぞ」と言う米国からのプレッシャーかも知れません
> ワグナーは「ユビレイナ通りの下区画を制圧した」と発表、もうウクライナ軍が保持するのはMiG-17モニュメント付近のみだけで「バフムートの完全占領」は時間の問題だ。
過去に砲撃しただけで陥落との発言が繰り返されてきたワグネル発言を信用する理由があるのですかね。
> マリャル国防次官は18日「バフムート市内の攻撃を全ての撃退した」と発表。
これがあるのにワグネル発言だけ信じるのは不可解。
他に根拠があるのでしょうが、本文で提示されていないのでわからないです。
仮に今ユビレイナ通り制圧できてなくても、明日には制圧されても不思議でない状況ではありますが。
バフムトはもうすぐクライマックス状態が長すぎて、この都市周辺にに限定された地域紛争のように錯覚しそう
それだけ両軍共に戦力不足で規模の小さい戦争をしてるという事なのかもしれないですが
市街に残って最後まで戦っていた第93旅団の生き残りが脱出したという情報があります。そうなると主にバフムト市街に残っているのは、特殊作戦軍(特殊部隊)でしようか。
第93旅団は、個人的には立派な部隊だと思います。住民に対する残虐行為はなく、かつ強い部隊でしたから。ウクライナ軍は厳しいので、この93旅団に撤退命令がでていたかどうかが、気になります。とっくに限界を超えていたので、大丈夫だとは思いますが。
第93ホロドニー・ヤール独立機械化旅団は、もともと第二次世界大戦中にも多くの勲章を授けられた第93赤旗親衛狙撃師団・・・、ロシア軍のウクライナ侵攻後は、ロシア陸軍第1赤旗親衛戦車軍の第4赤旗親衛戦車師団を撃退し、イジュ―ムではロシア陸軍の第64赤旗親衛独立自動車化狙撃旅団を壊滅させたとも言われる、歴史、伝統、戦歴のどこから見ても文句のつけようのない、文字通りの精鋭旅団であり、まさにバフムト市街包囲戦におけるウクライナ軍側の主力、中心と言える旅団でしょう。
ソ連赤軍時代から続く赫々たる歴史、伝統、栄光、名誉、軍旗に恥じない戦歴を誇る名門の旅団、正規軍の現役の精鋭として、国家親衛隊の民族主義過激派のフーリガンを中心とするアゾフだとか、スボボダ、クラーケンというような訳のわからない私設民兵部隊と違って、軍紀厳正で士気旺盛、敵であるロシア軍からも賞賛されそうな模範的な部隊として、絶望的な状況の中で非常に粘り強く、補給や支援も少ない中で孤軍奮闘を続けたのは当然だったのかもしれません。
しかしもはやこの状況では、完全な廃墟、瓦礫と化した市街から脱出する以外ないのは当然として、問題は果たしてこの精鋭中の精鋭である旅団の何人の兵士、下士官、指揮官がロシア軍の凄まじい集中砲撃や、集中爆撃の中を生き残り、脱出できたかです。
最後の後衛として市街の隅に残っているのは、ウクライナ軍のスペツナズなのか、狂信的な国家防衛隊の過激派なのか、指揮官がいなくなって見捨てられた領土防衛隊なのか、あるいは退却できない負傷兵なのかよくわかりませんが、練度の低い兵士の部隊では、脱出自体が困難でしょう。たとえ精鋭の兵士、部隊であっても脱出は決して簡単ではありません。訓練不足の補充兵が増えていればなおさらです。
バフムト周辺のウクライナ軍攻勢でウラヌス作戦だ逆包囲だと一部で盛り上がるも劇的な突破やロシア軍の崩壊は無かったな
ウクライナ側の攻撃部隊が欧米の訓練を受けて優良装備を与えられた部隊だったとすれば
今後のウクライナ軍の反撃を占う試金石としては守備するロシア軍を破れず期待はずれな結果だろうか
レオパルドの反転は南部のロシア軍15万という情報もあるので、いっそバフムト市内に展開する手もあるかもしれません。
市内は泥濘でないとはいえ途中の道路が泥濘という問題もありますが。
ワグネル囚人は大部分が6ヶ月の契約期間過ぎてるでしょうね。
ロシア軍が何度もバフムート攻撃に失敗したからバフムートを諦めたとは言わないでしょう。従って、ウクライナ軍が郊外を落としたり、再攻撃のチャンスを狙うとしたらバフムートを諦めたとは言わないかと。アプローチを変えるとでも言った方が良いでしょうね。ロシア側も敵が一時的に撤退した都市部でボケッとしてる訳にはいかないので、そこに待機し続けるのか、他へ移動するのかを考えないといけない。