DEEP STATEはドネツク州ポクロウシクについて17日「ポクロウシク市内のゼレニフカ地区でグレーゾーンが広がった」と、RYBARは18日「ロシア軍がポクロウシク市内のゼレニフカ地区とトロヤンダをほぼ占領した」と報告し、ポクロウシク南郊外の状況が緊迫してきた。
参考:Мапу оновлено
参考:Бои в агломерации наступление ВС РФ на Покровск
南方向からの1軸だけでポクロウシク攻略を本格化させた場合、トレツクの二の舞いになる可能性が高い
DEEP STATEはドネツク州ポクロウシクについて17日「ポクロウシク市内のゼレニフカ地区でグレーゾーンが広がった」と、RYBARは18日「ロシア軍がポクロウシク市内のゼレニフカ地区をほぼ占領した」「ロシア軍がポクロウシク近郊のトロヤンダをほぼ占領した」と報告、視覚的にもウクライナ軍がポクロウシク市内のピウデニー 地区でロシア軍を攻撃する様子Ⓐ、ロシア軍兵士がドゥルニャク地区でウクライナ軍兵士を待ち伏せ攻撃する様子Ⓑが登場。
RYBARはポクロウシクの状況について「ロシア軍は数ヶ月間に渡る戦いを経てトロヤンダを占領した」「これと並行してロシア軍はポクロウシク南市内=ゼレニフカ地区でも攻撃を仕掛けている」「この方向の攻撃はウクライナ軍が拠点としている高層地区=ラズールニー地区に向けられている」「ロシア軍がラズールニー地区を掌握すればE-50沿いに進軍を開始することが出来る」「現地からの情報によればウクライナ軍はポクロウシク市に対する強固な防衛ラインを依然として構築出来ていない」「そのためロシア軍兵士は前線の後方に浸透して敵の補給ルートを攻撃することが出来る」と述べている。
モニター越しに視覚的証拠の位置を線で結ぶタイプの戦況マップではなく、視覚的証拠と現地部隊からの情報で前線位置を評価するRYBARが「ロシア軍はポクロウシク市内に足場を築いた」と初めて報告し、ウクライナ軍がコンクリート製のアパートが立ち並ぶソニアチニー地区やラズールニー地区を失うとロシア軍が線路沿いやE-50沿いに進軍するのが容易になるため、ポクロウシク南郊外の状況は緊迫してきた。
但し、DEEP STATEとRYBARが「ポクロウシクの運命を左右する最重要拠点」と評価するロディンスケ方向については何週間も前線ラインが動いておらず、南方向からの1軸でポクロウシク攻略を本格化させた場合、トレツクの二の舞い=大きな損失と膨大な時間がかかる可能性が高い。
因みにロシア軍がロディンスケのアパート群を確保すると「ポクロウシク・ディミトロフ都市群の兵站を支える最後の拠点=フリシネに対するFPVドローンの攻撃が容易になり、ウクライナ軍にとって悪夢だったスジャの状況を再現することができるため、DEEP STATEやRYBARは「ポクロウシク・ディミトロフ都市群の運命を決定づけるのはロディンスケだ」と指摘している。
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※アイキャッチ画像の出典:93-тя ОМБр Холодний Яр























ラズールニー地区周辺のアパート群・市庁舎周辺など、かなり事前砲爆撃が必要に感じますが…
強攻するとしても、三面包囲・補給路への圧力が弱い中で強行すれば、かなり厳しそうですがどうなりますかね。
Ⓑにまでロシア兵が浸透しているというのは非常に興味深く、ポクロウシク市内は浸透されていると考えるべきかもしれませんね。
今月初めにDRGが浸透した時はウクライナ軍は即座に排除したと主張していましたが、結局の所排除できずに定着を許し、後続も続々と送り込まれていたという事なんだろうなと。
仰る点、気になりますよね。
戦線は広大で、ポクロウシク市内も広いですから、防衛側の兵力大丈夫なのかなというのは少し気になっています。
ポクロウシク市街地内のチョークポイントは一見して明らかにE-50、O-525、T-504という外部からの交通路が交差するB地点の周辺ですね。
特に比較的マシな補給路はO-525だけですから、ここを抑えられたらロディンスケでいくら粘っても……です。
どうしてこんなことになっているのかというと。
以前ディミトロフから東の前線でロシア軍を押し返したというレポートがありましたが、ウクライナはこの時の戦力移動によって隙を突かれることになった……というのがロシアメディアによる報道です。
トレツクで言うとロシアがH-20から北進という堅実な選択をした後の戦況に近く(より悪いと思う)、あまり粘れる構図には見えません。
情報ありがとうございます。
B地点の浸透、やはり気になりますよね。
ポクロウシク市内の兵力密度、補給状況もどうなのか気になりますね。
ドブロピリア周辺までドローンがきてるという報道があるということは、T-0515にも圧迫が加えられているでしょうし。
ロディンスケを巡るポクロウシク決戦ですが双方どの程度の戦力なのでしょうか、何にせよロディンスケとポクロウシク北東のロシア軍吐出部を殲滅しないことにはポクロウシクは長くは保たないでしょうからウクライナ軍は全力で反撃しているとは思われますがどうなるでしょうか。
ロシアとしてはウクライナ軍はポクロウシクに集中しているということで他戦線で攻勢が既に強まっているので、ウクライナ軍は時間をかけられそうも無い状況というのが厳しい所ですかね。
でもゼレンスキー閣下は反攻作戦が進行してるって言ってるから…(震え声)
ラズールニー地区に入りこまれて足場を築かれたら簡単には排除できなくなって、市街戦で数の暴力で少しずつ押し込まれるいつもの展開になるんでしょう
仮にコンクリート、モーター工場付近でロシア軍が優位に立っても、ウクライナ軍は一旦郊外に逃げてからドローンで支配を脅かして市街地に再浸透するトレツク方式を仕掛けてくるだけで、郊外を制圧しない限り市街地での掃討戦は出来ないと思う。
ロディンスケ攻略にしてもクラマトルスクのウクライナ軍主力が側面から圧掛けてるからかなり困難ではないか?コンスタンティノフカもそうだが、ウクライナ軍主力に近すぎて郊外からの迂回も苦しい。
現状コンスタンティノフカ、ポクロウスク2方面からクラマトルスクを伺うのは無理だとロシア軍も諦めてるような。北のリマンを包囲してスラビャンスクを伺うか、南ドネツクから西に進撃している部隊が北に方針転換するかして、クラマトルスク周辺の大包囲を狙ってるんじゃないかなと
久しぶりにDeepStateを見に行くに、規約への同意を求められ、
All rights to the Objects belong to the Copyright Owner. It is prohibited to create identical objects that fully correspond to the Objects of the copyright owner.
なる文字が。既出でしょうか?画像等の転載は問題ないというふうな記述もあり、Rybarとの差分で見ているこちらのサイトは該当しないとは思いますが。APIのサードパーティへの受け渡しを禁じるともあったので、海賊版が横行していたり不正アクセスがあったりするのですかね。話題逸れますがお詳しい方いらっしゃるでしょうか。
あくまで一般論になりますが…
スクレイピング(サイト丸コピーして埋め込み)みたいな形になると、相手方のサーバー(この場合だとDeepStateのサイト)に負担かかるんですよね。
そのサイトが巨大化しつつ収益化しちゃうと、相手方(DeepState)はサーバー負担増えたり・利用者の読み込み速度が落ちたり・不安定になるだけで、ただデメリットを被っちゃうだけだからかなと。
こんなコメントにどうもありがとうございます。最早ボランティアの範疇を超えた以上、外部アクセス数の増加それ自体は出資者からの歓迎要因としてDeepState運営者としてもウェルカムな気がするのですよね。転載もリンク貼るのも構わないというのはまさにそれで。もし仮に、利用者の増加が重荷になるくらいのサーバーしか使っていないなら、これまでの露側からの負荷に耐えられなかったような気もして。もう少し納得がいくまで、そういう目でも今回の紛争を見てみます。失礼しました。