バルト三国は2024年1月「ロシアおよびベラルーシとの国境に防衛ラインを構築する構想」を承認、リトアニア国防省は14日「建設中の防衛ラインは三層構造で深さは50kmある」と明かし、日本的に言えば「東京駅から神奈川県藤沢あたりまで連続した防衛ラインを建設する」という意味だ。
バルト三国とポーランドが建設する防衛ラインの長さは1,600km以上、ポーランドは約700kmの防衛ラインを4年以内に完成させる予定
エストニア、ラトビア、リトアニアの国防相は2024年1月「ロシアおよびベラルーシとの国境に防衛ラインを構築する構想を承認した」「この計画のコンセプトは2022年のNATO首脳会談の決定に基づいている」と発表、エストニアのスプルーズ国防相は「この計画は将来を見据えたもので防衛ラインの完成は10年かかるかもしれない」「我々は国境地域に約600個のバンカーを建設する予定だ」と述べ、ラトビアでは2024年2月、リトアニアでは2024年夏、エストニアでは2025年6月に要塞建設を開始。
🇱🇹 Lithuania is shifting from individual counter-mobility measures to a unified 3-echelon defence line – giving greater depth, stronger control & full NATO/EU integration at our frontier. pic.twitter.com/qgd4VXYKCZ
— Lithuanian MOD 🇱🇹 (@Lithuanian_MoD) August 14, 2025
リトアニア国防省は建設を進めている防衛ラインについて14日「我々は個別の防衛ラインから統一された三層構造の防衛ラインへと移行している」と明かし、国境に接する一層目(5km)は対戦車壕、障害物、地雷原、塹壕を備えた要塞、塹壕を備えた予備陣地で構成され、二層目(15km)は深い堀、解体準備が整った橋、封鎖された橋頭堡、塹壕で強化された拠点、工兵機材の保管場所で構成され、3層目(30km)も二層目とほぼ同じだが「伐採可能な森林」が追加され、道路沿いに前進してくる敵を妨害できる構成になっている。
要するに「ベラルーシとカリーニングラードと接する国境地帯に深さ50kmの防衛ラインを建設する」と、日本的に言えば「東京駅から神奈川県藤沢あたりまで連続した防衛ラインを建設する」という意味になり、ポーランドが東部国境地域で建設を進めている防衛ライン(東の盾)の深さも最大50kmなので、NATOの東側国境に建設される防衛ラインは「深さ50km」で統一された格好だ。

出典:Narodowy Program Odstraszania i Obrony – Tarcza Wschód
因みにバルト三国とポーランドが建設する防衛ラインの長さは1,600km以上にもなり、ポーランドは約700kmの防衛ラインを4年以内(2028年まで)に建設する予定で、この建設費用の一部はEUの資金で賄われるらしい。
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※アイキャッチ画像の出典:Lithuanian MOD





















ロシアがスロヴィキンラインでウクライナの反撃を止めたみたいにこういうのはなんぼあっても良いですからね
戦争やってない今のうちに作っておくのは正しいでしょう
ロシアの縦深防御の場合、1番目は探知と時間稼ぎ。2番目が本番だけど。3番目が予備(本番の場合あり)
(実践では1番目すらも苦戦。2番目に到達できたのは一部だけ)
縦深防御=「突破されても持ちこたえる仕組み」。
マジノ線=「突破させない絶対壁」。
リトアニアの設計だと、1番目が本番に見える。2と3は予備。発想としては、マジノ線に近いのかな??
国境から20kmぐらいに首都があるんだっけ?
初手で奪われ敵の前哨基地として利用されないことを祈るばかり
万一、行動を起こす場合は都市部でのグレーゾーン衝突やら複合的に行動するはずだし、一瞬の躊躇が命取り
リトアニアなんてどう足掻いてもベラルーシ経由での侵攻になるからキナ臭くなったら早々に首都放棄か重層での侵攻阻止でしょうよ。侵攻阻止にリソースを割くなら逃げる時間なんて無いとは思わないし、多層式防衛ラインなんて飛び越えてしまうロケットやシャヘドみたいな長距離兵器だと攻撃は出来ても占領は出来ない。
かと言って防衛ラインを乗り越える輸送ヘリや輸送機で首都に簡単に侵攻出来るのかは疑問符が付く。首都の人口100%避難出来るシェルターを使われると厄介ではあるが頑丈さはピンキリでウクライナに残されたガチ目のシェルターは少ない。
長大な多層式防衛ライン作るぐらいの覚悟があるなら首都を廃墟にするぐらいやるのでは?前哨戦基地として目障りならイスラエルが散々周辺国にやったJDAMみたいな高威力爆弾を使用してビルとかを破壊して使用に適さない廃墟でも作るんじゃないかな。
仰る通りで、首都は放棄するとしてもそこをアルデンヌの森にする訳にはいかんでしょうね。
そしてそれはポーランド含む他の3国や(温度差こそあれ)他のNATO諸国にとっても死活問題なので数日時間を稼げば援軍は来るでしょう。
「こんな要塞線、首都すら護れんだろ」的な意見はやや視野が狭い様に見えますよね。
防衛費5%にこういう要塞線の整備を含めて良いなら凄く良い手である
地方と土建屋に金が落ちるから経済が回る
EU資金を一部使う以上、立地国以外の企業も噛んできそうな。
身も蓋も無いほど有効な手段。
現代のマジノ線だとかXのロシア人は言ってたけど…
戦車が要塞に勝てる時代じゃないのであればあるだけ強い。
ただカバーする範囲が広すぎて造成に時間がかかるのはアレですね。
ウもそうだが戦線が広すぎて迂回突破されがちな地形なので
機動防御的な手段は欲しい所。
度々指摘されるドイツ軍7個機甲旅団編成がそれなのでは
NATOとして相対する故に機動戦力や航空は後方国に任せて前線国(特に国力の低いバルト三国)は時間稼ぎのための要塞線に注力という事かと
スロヴィキン線があれだけ効果を発揮したのにロシア人は何を見ていたんだろうか
前の戦争の準備をしてるって意味じゃないかと。マジノ線とかその典型ですから。
マジノ線も戦訓から言えば正しい訳ですよ。
そのスロヴィキン線も当初は西側に散々バカにされてましたけどね。
つまり西側を馬鹿にしてるロシア人は同じ穴の狢ってことじゃん?
>因みにバルト三国とポーランドが建設する防衛ラインの長さは1,600km以上にもなり、ポーランドは約700kmの防衛ラインを4年以内(2028年まで)に建設する予定で、この建設費用の一部はEUの資金で賄われるらしい。
これを聞くと第二次世界大戦でのマジノ線を思い出しました。
マジノ線構想の戦略上の問題点として、国境一帯を網羅した防御体制を展開するために常に大量の兵力を配備せねばならなかったことと、巨額の建設費および維持費が国庫を圧迫したとありましたが、規模的にマジノ線を越えるぐらいの防衛ラインになるようですし、EUが一部資金を負担するとしても果たしてバルト三国とポーランドにそれだけ余裕があるのかが疑問ですね。
その辺りは時代もありますので……当時とは早期警戒能力も交通インフラも、部隊の自動車化も違いますのである程度ほ問題解決しているという事ではないかと
加えるとマジノのような数千単位で人詰めるガチガチのコンクリート地下要塞ではなくてあくまでも地雷や有刺鉄線等の障害物中心のようにも見えますし、押し止めるというよりは遅滞させるのを目的にしてるでは
今は監視カメラやドローンがありますからね
ただ、それで油断してて奇襲されて突破されたら笑い話にもなりませんけど
何にせよ備えあれば憂いなしではあります(金掛かるけど)
マジノ線自体は有効に機能すると予想されたからアルデンヌの森を越えて来たわけですから、マジノ線に例えるなら今回のアルデンヌはどこかという事や、マジノ線との違いなどを指摘した方が良いかと思います
カルパティア山脈とか?
要塞を避け、山を越えるロシア戦車…
メフメト2世かな?
ロシア軍強過ぎわろた
ただこれ実際やったら80万人ほど戦う前に凍傷と病気で死んじゃった上残った20万人も普通に包囲されて全滅したのでので要塞を攻めた方がコスパ良いかもしれないですね
マジノ線は掟破りの中立国突破迂回ありきだし、今回はポーランド等ふくめて複数国家が横並びで防衛線を敷くわけで。ウクライナ戦争でロシアと欧州の国境に迂回突破できる場所がどれだけあるのか…。とはいえ、迂回されて仕舞えばほんとに無駄になること自体はその通りなので、ロシアに接する国家は一致団結して万里の長城を築くような気合いが必要でしょう。
日本はその点、地形が自然とその仕事をしてくれるのでまだ恵まれているといえる。
ちかいところだと北と韓国の防衛線はどうなってるのだろうか?
良いんですよ。
マジノ線は国境の内側を動員が完了するまで安全に守るという目的を全うしました。
また、ドイツC軍集団と小兵力で対峙できたのはマジノ線有ってこそ。
で、当時のフランス軍需産業界は生産力不足で予算を消化しきれない有様でしたので、要塞への投資は悪くなかったと思います。
スロヴィキン線があれだけ持ち上げられたのになんで今更マジノ線とか言い出すんだ?
時間を掛けて要塞線を作る意義を笑ってるのではないかと。
スロヴィキン線は開戦前ウクライナが実効支配していたザポリージャ、南ドネツクに約1年〜半年で作り上げた野戦陣地で、対して永久要塞として、ウクライナが8年掛けて構築したドネツクの要塞群は2〜3年掛けて全て突破された。
結局数年掛けて構築した陣地も毎日大砲喰らえば破れるし、大事なのは短期間で必要な陣地を構築し続ける能力ではないのか?わざわざ今から準備しないといけないなんて、NATOの工兵能力もタカが知れてる…ロシア人はそう考えてるのだと思います。
兵力も装甲車両等の重装備も航空戦力や海上戦力でもNATOの物量と比較してロシア側は圧倒的劣勢なのによくそんな態度が取れるな
ならこんな防衛線は無駄だと言えば良いじゃないか?
俺達にはアメリカ様が付いてるからロシアなんざ怖くねぇ。米様がロシアを火力で圧倒するから塹壕トーチカ構築なんて無駄骨無駄金だと言えば良いだろうに。
じゃあ、アメリカがあてにならないのならこの永久陣地構築は極めて合理的だと言えるのではないのでしょうか?
いずれにせよ、嘲笑するロシア人に合理性は認められません。
100年前の国境要塞ブームの再来か、胸が熱くなるね。
カリーニングラードがなければ・・・
な素人思考
難しいですよねバルト三国防衛
リトアニア首都ビリニュスは、ベラルーシ国境に近いですから、防衛線に組み込まれるのか興味深いなと。
歴史の教訓として、陸上国境は防衛が大変と言われてきましたが、現代も変わらないですね。
海洋国家であることに感謝しつつ、海洋国家には海洋国家なりに防衛の難しさがあるところも憂慮する今日このごろ。戦力が十分であれば仮想敵を海洋封鎖しやすい地形でもあるけども、均衡が崩れれば簡単には上がらせられる土地でもある。
ありがたいことに中国は陸の国境でも全方位に敵がいるので海にさけるリソースは必ずしも多くはないところ。そこがわかってるからこそ陸でも海でも重要な空軍に力を入れてるのだろうけど。
日本は、複数の国際海峡を抱えていますから、海洋封鎖を仰る通り仕掛けやすいですね。
海洋国家の難しさがある中で、造船業界が民間の懸命の努力で生き残ったのは、本当にラッキーだったと思います。
日本政府が無策でしたので、あのまま造船業界もしも壊滅していれば、軍艦の建艦・整備すらままならず防衛すら破綻していたかなと…
記事の内容と離れてしまいますが、造船業務側が苦しい時に支援等がなかった&好調な今でも整備に支援がないことでかなり恨み節は聞くことがあります。
日本も防衛費増額と関連経費に増額がし易い状況なのでドック整備含めて支援を拡充して欲しい所ではあります。
仰る通りです。
今治造船・川崎重工の社内ドッグを直接見に入ったり、造船取引先の社長さん・従業員さんと話すこと結構あったのですが…
日本政府に対して、『感謝の言葉なんか1度も聞いたことない』これが現実なんですよね。
用船会社さん(船主)にも、レバレッジドリース規制強化など、金融面の足を引っ張ってきまして、日本政府めちゃくちゃ評判悪いんですよね…
「中国は陸の国境でも全方位に敵がいる」というのは、具体的にどの国ですか?
冷戦時代は鉄のカーテンでしたが、現代は要塞線のカーテンになるとは。
結果的にロシアのスロヴィキン線のように役立てば称賛されますし、マジノ線のように最終的に酷評されるのかはこれからの歴史次第ですね。
個人的にマジノ線は愚かの代名詞みたいにされてるのは納得行っていないタイプです。
ドイツ軍は迂回を余儀なくされたし、予算も当時のフランス軍は予算に困ってなかった(予算割り当てても生産力不足で今の西側みたいな感じだった)。
当時のドイツの突破も中立国抜けるにしてもフランスが総動員してたらほぼ終わってたりで実施するに博打要素が多かったと思います。
現代の火力やC4ISRが整備された環境での要塞とか支払うコストが高過ぎるなと。
要塞なんていくらあっても良いと思いますが、エストニアやポーランドに侵攻する際にはNATO相手になるので普通に核兵器での戦闘になるのでは……と思ってしまいました。
ウクライナはNATO非加盟状態でしたので、まだ理屈は分かるのですが、ポーランド達を狙うとしてNATO全域を相手せずに侵攻する理屈作りの方が壁越えよりも難しいのではないかと……。エストニアのロシア系市民が弾圧され、国際的にも混沌と化してエストニア内での政権がクーデターでも起こされれば話は別ですが…。
どちらにせよあまり内容は変わらないのですが、リトアニアとエストニアの名前をごっちゃにしていました。
現在のEU諸国の防衛力再構築はアメリカ軍がほとんど介入しないという前提です。冷戦時代は戦術核の大量投入を前提にしたドクトリンでしたが戦術核戦力はアメリカ軍が大部分を担っていたので、トランプによってそれがごっそり抜け落ちるとなると当面は戦術核は見せ玉程度にした通常戦力による防衛となるので要塞線構築が必要となったのでしょう
まあロシア人と直接陸続きというストレスは今の日本人から想像できない程に強いんだろうね。
実際中国、日本、韓国からそれぞれ陸続きだったら日本人も韓国人もお花畑じゃなかったかもね。日韓の争いはもっと過激なものになっただろうし、その上で逆に対中防衛のために妥協してもっと実質的な強力な互助関係になったかもしれない。今の所必要としてる装備も主要な仮想敵も違う上にプロレス中なので、日韓がバルト三国のような協力は難しいかもしれない。
逆に言えば大日本帝国は朝鮮半島、満州、南樺太等に陸続きの国境があったわけなので、地理的条件からして軍事的緊張は侵略の意図の有無に関係なく大きかったでしょうね
戦争負けて陸続きの国境がなくなったことで安全保障上のストレスが軽減されたとも言えるのでは。台湾放棄も中国との争いの要因にならなくてすんだと思えばお花畑になれる地理的条件でよかったなと。
ミリオタというほどじゃないから考えたことなかったけど
塹壕って幅や高さじゃなく長手方向の長さのことを深さって表現するんだ?
一瞬マントルに到達してるじゃんと思ってしまった
当たり前のように理解して使ってたからこの疑問を忘れがちだけど実際よくある疑問よね。ブロック崩しみたいに戦場を上から俯瞰すればわかりやすいと個人的に思う。見方を変えればブロックという名の防衛線を掘り進むゲームであるので。
「縦深」ですね。
英語だと単に「deep/depth」になるのかな。
50kmも大深度地下なら、バンカーバスターはおろか、核すらも怖くありませんねw
でも遊星爆弾は勘弁な。
エストニア空海軍は無いようなもの
フィンランド海軍もはやぶさ型程度のミサイル艇
これフィン湾を飛ばれたらフィンランド空軍のF-18が敵対しないかぎりタリンを空爆し放題にならないかな
馬鹿正直に陸から来る前提は危ないと思うな
え??
あの… NATOを何だと思ってるんです??
それはエストニアのためにフィンランド空軍が壊滅することを受け入れろということですか?
防衛戦でNATOが機能したことはありますか?
干渉ならボスニアやコソボに対する糞ダサい作戦が記憶にあります
機能した事例があったらやべぇよ
冷戦が熱戦になってたってことでしょ
今も昔もソ連/ロシアしかNATO侵攻出来る国は無いのに防衛戦やった事無いだろは無茶苦茶過ぎる
防衛戦したことがない、ってむしろNATOが機能してるんじゃ…
長大な国境要塞は有用ですが、建設と維持には莫大な費用が必要です。また平時でも一定規模の兵力は貼り付ける必要もあります。バルト三国は人口規模が少なく経済的に優れた国家群とは言えませんのでこの負担は長期的な視点で影響が大きいのではないかと考えます。あくまでEUやNATOの支援ありきのものであり、それら支援国家はすべて民主国家です。莫大な税負担に政治が変わる可能性も高い。その時になってこれが維持できるのかが問われることでしょう。
要塞線があろうがなかろうがロシア/ベラルーシ国境に兵力は貼り付けなきゃならないし、むしろあった方が少ない兵力で済むのでは。
ウクライナだって戦前何の準備もしてない訳でなく、ドネツク、ルハンシクの都市群を強力に要塞化した上で数年で突破されてしまったし、逆にスロヴィキン線は半年で作り上げて、ウクライナ軍最大規模の攻勢を撃退してしまいました。
ここから言えるのは、軍事的に求められるのは数年掛けて構築する要塞そのものでなく、より短期間に有事も平時も要塞を作り続けられる野戦築城の能力ではないかと言う事です。個人的にはバルト三国、ポーランドについても要塞構築だけでなく、専門的な工兵、陣を敷く将校、塹壕掘る一般歩兵の教育に力を入れる必要があるのではないか?
それは「攻められた」時の話であって、「攻めさせない」ために「見るからに面倒くさい要塞線」を構築しておくのは「野戦築城能力」よりも有効であろうとは思います。
その見るからに強そうな要塞についても、構築に何年も掛けてるようでは、
NATOの工兵能力もこの程度なら毎日X発の砲弾を撃ち込めば、Yヶ月で突破出来ると見くびられて開戦の呼び水になりかねないと危惧しています。
逆に言えばガワを作る能力が高いなら、より多くの弾と兵が必要だと分からせる事が出来るわけで、ガワ以上の抑止力として機能するのではないか?
その能力を高めるのに一番良いのは「実地訓練」じゃないですかね。
仰る通りです。
だからこの陣地構築に否定的な意見はありません。ただバルト三国が目指すべきはスロヴィキンラインであって、ドネツク都市群要塞の二の舞になってはならないのではないか考えているのです。
1600kmといえば日本列島に匹敵する長さですが。
その長さの要塞を半年で構築できる工兵とは、想像を絶する規模ですね。
NATO軍全部を工兵部隊にしても無理じゃないですか?
またよく分からない言葉尻をとらえた変な難癖を付けているが、
参考として半年で100km近いスロヴィキンラインを構築したロシア並の能力を会得出来たら御の字であって、その十倍以上の工兵能力なんて無謀。
事前に1600kmの防衛線を築いても毎日大砲食らえばいつかは放棄することになるから、結局は毎日新しい陣地を掘り続けるしかない。
それにロシアでも毎日1600kmに渡って弾幕張れないし、一番脆弱な箇所に集中砲火を浴びせてくるだろうから1600kmを毎日耕す意味なんてない。
これを言ったら怒られそうですけど、リトアニアとポーランドにとってはカリーニングラード州を非軍事化するほうが優先度が高いのではと思うんですよね。ロシアのカリーニングラードにおける主権を保証する代わりに戦力の駐留を禁止することができれば北部ヨーロッパは平和になってロシア国境へ防衛資産を集中できますし、それをロシアが認められないならウクライナへの侵攻だって土台通らない話ですから。今はカリーニングラード州の地上戦力はほぼ皆無になっていますが、ウクライナの戦争が一段落して次はバルト三国の段だよとなったら同州はロシアにとって最も利用価値の高い戦略資産ですよ。
カリーニングラードの価値は短距離弾道弾でベルリンやワルシャワを狙えるというのが主体でロシア軍が除かれるなら短距離弾道弾の脅威はなくなる。しかしロシアが中距離弾道弾ほ配備を促進している現在ではヨーロッパの危険性は些かも減じていない。
縦深は50kmにしよう。構造も3層にしよう。1層目は…と戦略的な規格化をするのも良いとは思いますが、もっと戦術的な規格化が必要なんじゃないのか?
小隊、中隊、大隊規模でどんな陣地を作れば良いのか?偽装はどうするか?諸々を穴掘る歩兵と指揮する将校に叩き込むべきではないか?
ウクライナでは歩兵が後方で塹壕を掘るのを拒否するだの、将校達が何の計画性もなく穴掘らせてるだの悲惨な報告が上がっていたが、アレは本当にウクライナ特有の問題なのか?NATO式教練自体が野戦築城を軽視してないか?
2時間同じ場所に居るなら個人壕は出来ていなければ成りませんし、2週間同じ場所に居るなら半恒久陣地になっていなければ成らないと考えます。
>将校達が何の計画性もなく穴掘らせてる
根拠など必要有りません。今日流す汗が明日流す血を減らすと教えるべきです。
日本の場合は、要塞以前の問題として、まず有事法制の整備が先決ですよ。
想定される戦闘地域から、住民を強制的に避難させることすらできない。
大砲やミサイルも、地主の許可無く敷地に設置できない。目を疑うような現実が目白押しです。
現状、市街地でのいかなる発砲行為も銃刀法違反で検挙されます。自衛隊指揮官は、全員仲良く前科者です。(ヒグマを狩ったハンターが、送検されて銃の所持許可を取り消されたのは記憶に新しい。)
そんな調子だから、シェルターの整備とかも一向に進まず、空襲警報訓練ひとつ行えない。一発撃ち込まれて死人が出るまで変わらないんだろうという絶望感しか無い。(下手したらその責任すら9条を信じないせいだと言われかねない。)
ポピュリズムに屈して、この国を滅ぼしたく無いから辞めない、とかほざいている発達障害擬のおっさんが、本当にどう思うんなら一等パヨ受けの悪い有事法制を推進してみろと言いたい。
こういう無駄な建造物を役に立つような方法で作る道はないのかな。壁としても機能するけど平時はマンションとして住めるとか。堀としても機能するけど公営プールとしても活躍するとか。
野戦訓練施設として利用すりゃ良いかと。
毎年陣地戦の訓練してりゃ部隊の能力底上げにもなるし、技術の進歩と共に構築した陣地が陳腐化していくのにも早く気付きうるだろう。
ぶっちゃけ費用(維持費含む)対効果を何も考えていないアホな方針だと思います
1600㎞はだいたい日本の北海道~本州~九州の日本海側の海岸線の長さと同じぐらいの長さですね
その海岸線に沿って50㎞の防衛ラインを構築すると日本の政治家が発言したら「非現実的だ」とか「予算があるわけない」と妄言扱いされるのは想像に難くないですがリトアニアはそれが許されるぐらいの危機感があるということなんでしょうね
ただいくら危機感があるとはいえ恐らくイギリスやフランス、ドイツでも同じことを言ったら妄言扱い(費用対効果が悪すぎる)されると思うのでやはりリトアニアはアホなんじゃないかと思います
スロヴィキン線はあれだけ持ち上げられたのに?
防衛線の有用性の話ではなく費用対効果の話です
多分認識が大きく違っていると思うのですが自分はロシアは防衛線の有無に関わらずNATOが機能しているかぎりバルト3国に侵攻する事はないと思っています
今年になってドイツ軍がリトアニアの東部に常駐するようにもなりました(費用はドイツ持ち)
防衛線が必要なのは分かります
フェンス、龍の歯を設置し、地雷条約から脱退し地雷を敷き詰めるというのも理解します
ただそれは1600㎞長さ、50㎞の幅まで必要ないという話です
ロシアがバルト3国に侵攻するとしたら5年10年内ではなく警戒心が薄れ防衛費の負担を世論が嫌がりウクライナ侵攻時に購入された兵器類の耐用年数が切れる20年~30年後だと思っています
その20~30年もこの防衛線を維持するのは費用対効果が悪いという話です
ロシアのジレンマは、「自力で最終解決に辿り着くことはできない」ことです。
ロシアが矛を収められる条件は、「ロシア領内の資源を等価の正当取引でなしに簒奪しようと画策する輩がいなくなること」になるでしょうから。
国防がアメリカの威任せではなく自己責任と互いに義務を果たすことによる相互協力となればこそ、ロシアを小突いて泣かせようとかアホなことを考える国は無くなっていくものと、せめてそう考えたいものです。
プーチンや正教のノヴォ某思想に囚われているうちは無理でしょうが、本来ロシアにとって、ウクライナが「本当に自己責任に基づいて運営できる国になれるならば」それでよいはずなのです。
それができる国家であれば、あの位置においてロシアとの断絶しっ放しは選択しえないですので。
マジノ線みたいな要塞を作るじゃなくて、防衛線として使用できるように整備する、くらいならできるんじゃない?
人口としてはポーランドとバルト3国で、ウクライナと同じ位だし。
ウクライナ軍の反攻作戦が地雷原と防御陣地によって阻止されたように、この手の多層式防衛ラインは一定以上の効果あると思います。
費用面の問題はあるでしょうが、ロシアがドローンを何千機飛ばそうが巡航ミサイルを何千発撃とうが最終的に陸軍が乗り込まなければ戦争は終わらないわけで
その点で多層式防衛ラインが抑止効果を発揮してくれるなら、戦争するより安上がりって感じでしょうか。
スロヴィキンラインがやたら持て囃されているが、あれは前半戦でウクライナがカビの生えた機甲突撃に拘り続けた(後半戦から現実的な歩兵浸透に切り替えたけど)のと、根本的に砲弾も歩兵も不足していたのがウクライナ軍の攻勢失敗の原因だろう。
今のロシア軍みたいに圧倒的な火力支援を受けた歩兵の浸透にスロヴィキンライン的な要塞線が耐えられる保障はあるのか?現にアウディウカの要塞は火力と浸透に耐えかねて陥落しただろうに。
陣地戦研究の為や開戦してから1600kmも陣地構築出来ないから、事前にテンプレ陣地構築すると言うは賛成ではあるけど、結局最後に求められるのは継続的かつ状況に対応した野戦築城能力とロシアに圧倒されない火力ではないかと言うのが自分の意見です。
NATO用に計画だけ5%を何とか打ち立てたんじゃないですかね。
実際には遅延と言っておけばトランプ政権終了までは少なくとも時間稼げますし、建設費は実物のある兵器と違って費用盛られますし…
このまま作る事はないとは思いますが、50㎞の警戒網、遅滞戦術ラインとして考えて割り切った作りにすれば、1600㎞×50㎞の超巨大な自然保護区になってくれそうですね。人が基本立ち入ることがないなら、幅も50㎞なら十分過ぎる広さになりますし。
チェルノブイリ原発の放射能汚染地域の広さですら、野生動物のサンクチュアリと化しているくらいですから、人が基本立ち入らないというのは有用に働くでしょう。
まぁ、それにしても地面の代金がただみたいに安いのでしょうね。日本だと考えられない規模の話です。
滑空爆弾では落下速度的に無理ですし、バンカーバスターをステルス機で真上から落とせるのはアメリカだけですが、バンカーバスターにロケットモーターを付けて地上から放り込む位は誰でも思い付くんじやないでしょうか?
昔ながらの遣り方が廃れたのはソレなりの理由が有るわけで、城が有ったら攻城砲をつくるでしょう、普通に。
バルト3国のロシア(旧ソ連)フォビアは理解できますが、
本気でロシアが突如侵攻してくると考えているのか?
ソ連が崩壊した本当の理由はイデオロギーではなく、
政治的・経済的・軍事的に勢力圏がキャパオーバーだった
からです。ロシアの国力を考えれば今の広大過ぎる国土を
維持するのも精一杯、ヨーロッパ全土はおろか東欧も無理、
バルト三国ですら統治する余力もないですよ
だからこそドンバス2州ですら介入を拒絶し続けたのです
戦略シミュレーションゲームは侵攻して占領すれば、
塗り絵で終わり。ですが、現実には継続的な「占領統治」
という膨大な永続的コストがかかるわけで
異なる国家体制・イデオロギー・文化・言語・人種を統治し
同化させるのがどれだけ大変か。我が国は中々想像もできない
方が多いのでしょう。それで崩壊した教訓をプーチンは理解
いるでしょう。またアメリカの領土的占領がなぜ続かないか、
という理由でもあります