ロシア軍はバフムート市内で前進を続けており、ウクライナ軍が支配する範囲はMiG-17モニュメント付近の一画のみで「数日以内」に市内から押し出される可能性が高いが、クピャンスク方面のロシア軍も再びオスキル川沿いを南下し始めた。
バフムート方面の戦いは間もなく分岐点に差し掛かるはずで、次の展開は?
ロシア軍はバフムート市内の99%を制圧、ウクライナ軍はMiG-17モニュメント付近の一画を保持しているだけで「数日以内」に市内から押し出される可能性が高く、このままロシア軍はイワニフスキーやコンスタンチノフカ方向に前進を継続するのか、バフムートの守りを固めるため南北のポジョン改善に向うのか、バフムート占領をもって当面の戦闘を停止するのか注目される部分だ。
ウクライナ軍も「バフムート周辺で反撃が続いている」と主張しているが、今のところ「新たな前進」は報告も確認されておらず、もしバフムートを失っても周辺での反撃を継続するなら「街の奪還を意図した動き」になり、周辺での反撃が収束するなら「街からの撤退援護を意図した動き」だったことになる。
どちらにしもバフムート方面の戦いは間もなく分岐点に差し掛かるはずで、果たして両軍の思惑はどこにあるのだろうか?
登場した視覚的証拠を追記
- Ⓐ=取材を受けるワグナーの兵士
- Ⓑ=教会周辺で取材を行うロシア側の動画
- Ⓒ=ウクライナ陣地を破壊するワグナー
- Ⓓ=ウクライナ軍兵士が移動する様子(17日撮影)
- Ⓔ=イワニフスキーの北にある高台からバフムート方向を映した動画
撮影場所が特定出来ていないが「MiG-17モニュメント付近の交戦状況」を映した動画が存在する。
因みにクピャンスク方面のロシア軍がマシュティフカに入ったことが確認されており、非常にゆっくりとしたペースでオスキル川沿いを南下している。
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※アイキャッチ画像の出典:Оркестр Вагнера | Wagner
外国人義勇兵の一部や特殊部隊の一部が残存して遅滞戦闘を行っている模様だが大勢は決した。クロモヴェとイワニフスキ方面に直接攻撃できる位置にロシア軍が進撃したため、クリシェイフカへの反撃も難しくなるだろう。大きな動きが無ければ一連の反撃は終わったと判定してよさそうだ。
バフムトの北部で作戦を行っていた第10山岳突撃旅団のミコラ・ゴロヴァチュク大佐が指揮所への空爆で戦死とロシア側のソースは報告しており、ウクライナ側OSINTも「戦死ではなく病死した」と彼の死を認めた。いずれにせよ精鋭部隊の旅団級指揮官をウクライナ軍は失った。
リンク
バフムート市内の攻防は終わったとして、ロシアは
どこへ向かうのでしょうか。プリゴジン(ワグナー)は
転戦、あるいはアフリカに帰る?
イワニフスキーとチャシブ・ヤールにそのまま西進する
可能性もありますが、バフムート側面の援護に向かう
のもありですね。ウクライナ軍の動向次第でしょうか。
両翼は用水路までやりなおし、市街正面は西側耕作地の中の境界林や森に掘られているであろう陣地へのゆっくりした攻撃行動ですかね。正直市街のロシア軍が更なる連戦に耐えられるのかどうかも、見てみなければ分かりませんし。
>ワグナー
今抜けられたらその戦線を別の部隊で埋めなきゃなりません。後ろから撃ってでも離脱を阻止するんじゃないですかね。
ここでどれだけ多くの希望ある命が永久に失われたのだろう せめて散っていった命を意味のあるものにして欲しい
И вновь продолжается бой
発言は別にひどくないが名前がひどいな
都市一つ落とすのにこれだけリソース使うんだな
こんなんじゃウクライナ制圧なんぞ妄想だわ
やっぱり発言は普通だけども名前がなんか腹たつな
悪い子はお仕置きだど〜
それはそれとして、
マリウポリ攻防戦→セベロドネツク・リシチャンシク攻防戦→バフムト攻防戦
と進むに従って、制圧までの時間とコストが太くて長くなっている気がするんですよね
きっと気のせいだな、そうに違いない(確信)
おまいう 冗談はさておきロシアはこの後のウクライナ軍反攻を凌ぎきったら大規模な攻撃は行わずだらだら戦闘を続けてこのまま境界線を策定されると思います 凌ぎきれたらとそれだけの資金、人民がいればの話ですが
あーあ
2500万人動員まで粘られて終わりそう
バフムト戦の意義は何だったんでしょうね。
ロシア軍の作戦は、3月上旬まではバフムトに対する両翼包囲でしたが、あと一歩で攻勢限界に達して目標未達に終わりました。
3月下旬からはロシア軍は市街地での力押しになりましたが、これは泥濘の影響もあるでしょうが、ロシア正規軍の損害や弾薬不足が深刻で、広範囲な攻勢を再開できる状況でなかったからでは?
ロシア軍としては、ウクライナ軍に主導権を渡すわけには行かないので、ワグネル主体でバフムト市街戦に限定して攻勢を継続し、正規軍は再編を行っていた考えると、苦労を押し付けられたワグネルとロシア軍の対立も腑に落ちる気がします。
問題は、2ヶ月ぐらい休んでいたロシア軍の再編がどこまで進んでいるかですね。
表面上の表明では幹線道路が多く交通の要所であるバフムトを制圧する事でそこからドンバス全域へ進軍して全面制圧する為でしたが…
実際の所は陥落した拠点を取り戻せない代わりに補給ライン近くて手ごろなバフムトでロシア本土からの供給に頼ってうだうだやって時間潰してたという感じかな?プリゴジン氏はもうバフムトを落としたとしてもその後方を落とすのはかなりの期間を要するという事を語っていて、ウクライナ軍が体制を整えてしまった後では手遅れみたいな事を言っていました。
ロシア軍もあちこちで攻勢をかけたもののどこもいまいち進展が捗っておらず、プリゴジン達が政治宣伝でアピールしまくっていたので記念日が近付いて悪目立ちしたというか…正直なところ、バフムトを拠点にして更にガンガン押しまくれる様な戦力出せるなら、別にバフムト都市部自体には拘る必要性とか無いんですよね。だって、もう各幹線道路にはアクセス出来るんですからね?何の為にここで留まってるの?って話になってくる。後方を荒らせるならバフムト都市部の敵兵とか戦わなくても勝手に引き上げますからね。
ワグネルに引きずられて渋渋予備戦力と砲弾を投入して押し切った、
という最終結果はよくわかるんだけど、
ロシア軍的に最初は何を狙ってたんだろうね。
まさかバフムート占領それ自体が戦略目標だったとは思えないが。
正直、東方に向かう場合のバフムートの重要性は、経路上の通過点でしかない部分があります。「キーウまでこの道路を進撃するには、この道路上の村落Aを奪取しなければならない」の類と基本変わりません。北方に向かう攻撃を意図している場合だと、バフムート周辺~ソレダルの奪取はその準備行動としてそれなりの意味を持ちますが、連続的な攻勢のステップボードを得ようとしてみた所で、ロシア軍の現状の兵力と機動力、ウクライナ軍との戦力比では、局所的なじり押し以上の攻撃は実行できません。長引き過ぎて戦区の各所は陣地化されてますし。
結果として、ドネツク州全域の占領という、ロシアの軍事的な実力を度外視した政治的な目標のための一闘争になってしまいました、と言った所でしょうか。
大戦略としての持続的な消耗戦としても、最低限、大規模な追加動員が確約されている前提でないと話の筋が通りませんね。
包囲というと素人は360度ぐるりと囲うものを想像するけど軍事学上の包囲は敵の後方連絡線を脅かす機動であってその意味でバフムトはとっくに包囲が完成していましたよ
黄色作戦や砂漠の嵐作戦が敵を360度囲わなくても包囲と定義されているのもそれが理由です
それは包囲というのは敵の戦闘効率を下げることを目的とした機動であって、囲うのが目的ではないからです
去年はロシアの攻撃を跳ね返し続けたバフムトが陥落したのは結局右翼ではクリシェイフカ、左翼ではソレダルを失陥したことでウクライナの後方連絡線が脅かされてこの戦域のウクライナ軍の戦闘効率が下がったためです、その今年初頭のロシアの攻撃が大勢を決しました
だからその時点でアメリカなどは都市を放棄し撤退を進言し続けたわけです
しかしウクライナは撤退せず、既に包囲されて戦闘効率の下がったバフムトに増援を送り続けました
ただ包囲されているところに増援を送ってもそれは都市の陥落を遅延することは出来ても戦域の劣勢を覆すことは出来ず、戦闘効率が下がった状態での継戦は多くの被害に支えられたものでした
ロシア視点で見れば、既にクリシェイフカ・ヴァシリフカの両翼の高台陣地を奪取できた以上バフムトの後方連絡線は致命的に脅かすことに成功しているわけで、もちろん完全遮断出来ればなおよしと考えてはいたでしょうが、それ以上の両翼の押し上げは包囲の必要条件ではありません
3月下旬からの戦闘が両翼ではなく正面の市街に移行したのも両翼の押し上げに失敗して仕方なくというよりは安全策を採用したというのが正しいでしょう
ここが今後を占う上でバフムト戦の面白いところであり、この戦線のロシア側指揮官は完全勝利を目指して両翼の先鋒が逆包囲される危険を侵してでも攻撃を続ける投機的な作戦より、確実に被害は出るものの確実な結果が得られるある意味消極的な作戦を採用し、上位の指揮系統もそれを許容したわけです
それはつまりロシア参謀本部はこの戦争の形成が既に博打的な成功によってしか勝利を得られないものになっているとは判断しておらず、安全策による地道な戦闘の積み重ねで勝利を得られると判断しているわけです
この判断の成否は後代の歴史書に評価を任せるとして、今を生きる我々としては少なくとも彼らがそう考えていると知れたのは大きいでしょう
なるほど。包囲という観点から見ると、たとえ抜け穴があってもロシアに対する経済制裁は十分効果的ですね。
だからこそ、包囲下にあるロシアは「長期戦でも必ず勝てる! バフムトはその証明だ!」と国民を鼓舞する必要があるので、バフムト攻略を手抜きできない。なるほど、なるほど。わかった気がします。
>軍事学上の包囲は~~
セベロドネツク-リシチャンスク戦でもそういった話が出ましたね。
あの戦闘では、結果としてロシア軍にも攻略後に大休止の必要があるほどの損耗が生じ戦線は膠着し、ウクライナ軍部隊は順次交代・補充されて意外なほどに大過無く、戦局は夏のウクライナ軍の二大反攻(バラクレヤとヘルソン)へ~ウクライナ軍の他方面への戦力蓄積に影響なし~と移っていくわけです。
つまり、問題は「有利な態勢で戦っていたのだ」などではなく、結果として生じた今の両軍の戦力比と戦勢です。
ウクライナ軍に少なからず損害が生じているにせよ、対面のロシア軍が、より有利な戦力比と地歩、次への展望を得ているのでなければ普通に徒労ですから。
更地の廃墟、戦線の安定のためには更に東方に押し込まねばならず、南北両翼に多数の予備隊を吸引された戦況、これ、引き合いますかね?
戦況の経過としては、正面攻撃に大量の人的物的資源を投入し続けたロシア軍は、「態勢の有利」をかなぐり捨てて徒に自軍の損害を求める矛盾した行動をした事になります。兵力に逼迫感のある現状では「安全策」とは言えません。私は、ロシア軍の行動は軍事的合理性のみで忖度・解釈されるようなものではなく、別のファクターからの要求に基づいて決行されたものだと考えています。
何しろ数ヶ月ぶっ通しでそうしたのですから。
>ロシア参謀本部はこの戦争の形成が既に博打的な成功によってしか勝利を得られないものになっているとは判断しておらず、安全策による地道な戦闘の積み重ねで勝利を得られると判断しているわけです
ロシア参謀本部が、勝利の確信をもって長期消耗戦に乗り出しているという見立てには非常に疑問があります。
戦争が継続している事と、当事者のロシア軍部が勝利を確信している事とはイコールではありません。軍部の勝算のみで戦争を始めたり打ち切ったりは出来ないのですから。
特に今のロシアでは、この点は大統領周辺の政策決定の問題で、軍事的合理性はそこでは必ずしも重視されていません。
ロシア軍は、自軍の限定的でしかない実力については必ずしも無知ではありません。その前提から勝利を導き出そうとした回答が、開戦劈頭の首都急襲とBTGの急進による早期制圧だったわけですから。ただし、その後はとなると「国力の限界と、政治的に否決されている事で、尋常に勝利するために必要な戦力を与えられていない」としか。
戦域レベルの有利の話を戦略レベルの優勢にイコールで結びつける言説は稚拙ですよ
私は結果論で上位の指揮系統の裁可の話をしているのであって戦域レベルの話を戦略レベルの話に拡大するような暴論や妄想の政治論を語りたいわけではありません
「こうやってるから、ロシアには見通しがある筈だ」という論法は論理的に逆さまで、十分な蓋然性がありません。前提となる「ロシアが常に誤謬の無い合理的な行動を取る」は、疑わしい根拠の無い仮定ですし。また、現実の戦略的行動の決定に関わる要素を多数無視しているからです。
>結果論で上位の指揮系統の裁可の話
正直意味不明です。現実のこの戦争とロシア軍の実態とは関わりを持たない、架空のモデル論なのでしょうか?
この戦争やロシア軍の実態ですか、そんなものを知れたら楽ですね
まさに神のごとき視点です
私はあなたのような神ではなく一般人ですから相応の視点しか持ちませんし、わかるのはどの正面に戦力が指向されたかというくらいであって、その決定を下した何者かの思考を考察するくらいしかできません
だから決定が合理的か否かなんて知りませんし、論じるつもりもありません、いわんやその決定の結果の成否なんて今判断できる材料があるはずがない
野戦の場合、完全な包囲でなくても補給に支障が出ると火力や機動力が低下し、また士気の低下や戦術上のポジション悪化ため一気に不利になります。イジュームのロシア軍が逃げ出したのは、まさにウクライナ軍により包囲されるかもしれない恐怖の効果ですね。
しかし市街戦は近接戦闘で防御側が大幅に有利なため、攻撃側に火力と兵力の優位があっても防御側は頑強に抵抗できます。
そもそもバフムトに展開するウクライナ軍は近接戦闘用の歩兵が中心で、補給効率の影響を受けやすい砲兵や装甲車両は市街地にいても仕事ができないので退避しますから、補給の負担は小さかったと思います。
戦闘結果を見ると、ウクライナ軍は3月下旬から約2ヶ月の間、前線を維持して戦い抜いたわけで、ロシア軍の包囲の効果はかなり限定的だったと思われます。
私は、消耗したロシア軍はイワニフスキー方面からのウクライナ軍の圧力を排除する力がなく、補給や増援を断てない状態で、止む無く正面攻撃に切り替えたと考えます。
つまり、ロシア軍は正面攻撃で戦争に勝てると思ってるわけではなく、単に選択の余地がなかったと。
なお、黄色作戦や砂漠の嵐作戦は、作戦自体が2ヶ月未満で終わってます。もしフランスがパリで徹底抗戦したなら、ドイツは装甲部隊でパリを完全包囲したあとで攻めたでしょうね。包囲の定義と言われても、市街戦や攻城戦のように不利な状況でも防御側が粘れる場合は、敵の後詰めや補給をきちんと断つのが基本ですよ。
包囲されたマリウポリで、ウクライナ軍の組織的な抵抗が崩れたのを忘れてはいけません。
都市攻防戦では、包囲が完成していて、航空優勢が確立していても、都市住民の意思が固ければ三ヶ月ほどは粘れるので、マリウポリは包囲状態で限界まで粘ったとは思います。
イラク戦争でフセイン大統領の地元都市は、三ヶ月アメリカ軍の航空優勢で完全包囲とられて空爆されながらアメリカ軍兵士数百人犠牲者だすほど苛烈な防戦したので、三ヶ月ほどは都市住民の支持で、都市のもので防戦できますからね。
バフムト戦の意義は、ウクライナ軍が、郊外を含めて30個旅団くらいをつぎ込んで、そのかなりが損害を受けたり壊滅したことですね。
ウクライナ軍は兵士の供給は潤沢だから、補充再編されるはずですが、第93旅団のような歴戦の兵士が消耗してしまった。
ワグネルは、市街戦をやったので、ワグネルにもウクライナ側の何分の1かの損失はでているはずです。損失分のすぐの供給は無理ではないか。
また、ロシア側はもともと兵士不足ですから、一気に進撃することはできないでしょう。
今回のバフムト郊外の南北合わせて10個旅団くらいと、市街にも部隊を送った反撃は、まだ分かりませんが、どうも不発のようです。
たぶん、ゼレンスキーの外遊の日程に合わせた反撃計画であったと思います。
ロシア版台湾沖航空戦ですか。本邦もエセックス級正規空母をそれまでの戦果も含めて30隻ほど撃沈していましたからねえ。でも沈めても沈めても無尽蔵に空母が湧き出したらしい。
ご返信ありがとうございます。具体的に旅団を個々に検討しているようなレベルでは、外国でも日本でも私と同じような結論が多いと思います。
例えば、ウクライナ軍がハブムト方面に投入した旅団レベルの部隊は30個なのか50個なのか、などの違いはありますが。
決して、おつしゃるような空想や宣伝や妄想ではありません。
ちなみに匿名11号さんは、バフムト方面へのウクライナ軍の投入旅団は、のべ何個ぐらいと、推計していますか?
ウクライナ軍が無尽蔵というのは、ある意味で当たっていて、今のところ、ウクライナは、兵士の供給は十分だからです。
ウクライナの国内経済が破綻して働き口が減っているのと、男性の国外移動禁止で従来は東欧諸国に出稼ぎに出ていた労働者の受け口が軍隊になっています。さらに、かなり強引な動員をやっているからです。
ロシアの粘り勝ちしそう。
試合で勝って、勝負に負けるやつ。
今年の初めごろ言われてたように、反撃も、厳重な防衛線が何重にも張られてて、ささやかな領土奪還で終わる可能性が高い(今はもっと重厚な防衛線なってるだろうし)
日本語がおかしいですよ。日本語勉強不足ですから日本語学校にいってから書きこみましょう。
このような人身攻撃はネットではよく見られますがはっきりいって邪魔で醜いです 明らかにおかしな文体ならまだしも少しウクライナが劣勢なコメントをしただけで過剰に反応するのは荒らしと同じです ここは比較的安定しているので粗暴な言動は控えて欲しいです
イスラエルも40年前に力による現状変更して、国連緊急総会で違法で無効と決議食らったけど未だにゴラン高原保持してますからね
更にはアメリカからゴラン高原での主権の承認まで取り付けた
国際政治で一番強いのは「現状」と言う訳なんでしょうかね
今のバフムートの戦況を視覚的に確認できる物が殆ど無いので、人によってバフムートの戦況図が異なりますね。
ISWは5月19日の時点で、ウクライナ軍がユビレイナ通りの下区画を保持していることを示唆する写真を紹介しています。
War Mapperもウクライナ軍がユビレイナ通りの下区画を保持している戦況図です。
バフムートは来月頭までに陥落すると思いますが、ロシア軍はバフムート攻略に約1年掛かったのに、イワニフスキーやコンスタンチノフカ方向に前進を継続できるのか…。
都市一個落とすのに数万の被害が出るなら、1級国民のモスクワ市民は傍観者でいることは不可能だな
ロシア軍からするととりあえずイワニフスキーはジャマで目障りなので、さっさと落としたいところでしょうが、西側戦車を使ったウクライナ軍の反撃が本当にどこかであるかもしれませんし、イワニフスキー制圧はとりあえず後回しになるかもしれません。
ウソか本当かはわかりませんが、すでにどこかでロシア軍戦車と、ウクライナ軍のレオパルト2A戦車が遭遇して、交戦したという話もあり、タイミング的にはウソとも限りません。
プリゴジンが文句を言うように、弾薬の配分先を決めるのはショイグ国防相や、ゲラシモフ司令官であり、この先、優先的に弾薬が送られるのは、レオパルト2A戦車やチャレンジャー2戦車が集団で出現する地区ということになるでしょう。
もちろんウクライナ軍も、ショイグやゲラシモフの判断を誤らせる、惑わすために、あっちこっちにレオパルト2A戦車を出現させる、というような偽騙を行う可能性もありますが、あまりそれをやりすぎると貴重な主力戦車の分散になり、かえって逆効果になります。
ロシア軍によるレオパルト2A戦車の捕獲を避けるために、危ないときはすぐ逃げる、というような消極的、慎重な使い方になる可能性もあります。
今日は戦況図や戦況報告あげている人の意見がバラバラですね。
情報が錯綜して投稿主が「こまりました」と言っているところもあります。
ウクライナサイド情報主体と思われるdogランチさんはウクライナ軍撤退とか言っているし、ウクライナ情報から情報を取っているというtrueディフェンス研究所さんはウクライナ軍がかなり食い止めていてロシア軍が少ししか前進できてなく、逆に市街地南側の第二小学校でウクライナ軍が前進としている。
ロシア側のミリブロガーも言っていることがバラバラで、ワケガワカらん状態なんですかね。
バフムート方面の戦況に関する情報が錯綜しているとの事ですが、そう言う時は別の角度から情報を見るのが良いかも知れません。
つい先程(5/20・21時)、ゼレンスキー大統領がG7サミット出席の為に広島空港に到着した時の光景を報じたテレ朝のサタデーステーションによると、ゼレンスキー大統領の表情は終始険しく笑顔は無かったとの事ですから、バフムート方面の戦況は芳しく無いと見た方が良いのではと思います。
火力で撃ち負けているのでジリ貧なのは当然の話である。守備隊の士気に脱帽
本当に勝ちたいなら広島サミットで銃砲弾の補給先を公開し戦略の練り直しをして頂きたい
誘導弾の生産が落ちていない事を重く受け止めよ
ワグネルがバフムート市の完全制圧を宣言しましたね。
ただし、どこまで信用できるのやら…。
G7への当てつけのために先走って宣言している可能性もありますし。
先ほどプリゴジンが完全制圧宣言をしましたしほぼ陥落と言っていいでしょうね
ロシア軍の損害は想像もつきませんが一方ウクライナ軍もバフムートで反転攻勢用の戦力を溶かしたのが痛すぎます
これは今戦争でのウクライナの最大の戦略ミスと言っていいでしょう
ゼレンスキーはなぜアメリカの忠告に素直に従って早期にバフムートを放棄しなかったのか…理解に苦しみますね
管理人さんも指摘していましたが、ウクライナ軍はバフムート防衛に反転攻勢用の戦力を投入していません。
反転攻勢用の戦力は12個機械化旅団(うち9個旅団はNATOで訓練)以上です。
一応、レオ2など西側帰りの戦力は投入してないみたいですよ
ブラッドレーは確認できたっぽいけど歩兵が主力という見立てがほとんど
余りにもロシアの損害が多すぎて、現実を直視出来なくなってしまったのでしょうか?
結局ロシアはウクライナ軍を包囲する事も殲滅する事も出来ず、ウクライナ軍の遅滞戦術に嵌まり込み兵士と物資を消耗しただけでした。
そして手に入れたのは自分たちが徹底して破壊した小さな町ひとつなのです。