DEEP STATEとRYBARはアウディーイウカ方面について「ロシア軍がオケレタイン方向の線路沿いに前進した」と報告、ロシア軍はたった数日で2.5km以上もオケレタイン方向に前進し、ウクライナ軍はセミニフカとベルディチを失いかけている。
参考:Мапу оновлено!
参考:Авдеевское направление: наступление к северо-западу от Авдеевки обстановка по состоянию на 15.00 15 апреля 2024 года
アウディーイウカ方面のロシア軍はオケレタイン方向への突破を試みている
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは15日「ロシア軍がオケレタイン方向の線路沿いに前進した」「ロシア軍がセミニフカ集落内を前進して集落の半分以上を支配している」と報告し、ベルディチも更新した戦況マップの中でロシア軍支配地域として扱われている。
ウクライナ人が運営するDEEP STATEも16日に更新した戦況マップの中で「ロシア軍がオケレタイン方向の線路沿いに前進した」「ロシア軍の支配地域がベルディチとノボバフムティフカを結ぶ道路を越えた」と報告したが、セミニフカ集落のロシア軍支配地域とベルディチの喪失は認めていない。
DEEP STATEが報告したオケレタイン方向の状況は「ロシア軍が線路沿いのダーチャを完全に支配している」「グレーゾーンがノボバフムティフ郊外まで迫っている」というもので、ウクライナ軍としてはオケレタイン一帯の高台を失うと相当厳しいことになる。
さらにウクライナ軍がセミニフカ集落内のロシア軍陣地=Ⓐを攻撃する様子も登場し、ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏も「セミニフカ集落内にロシア軍の足場がある」と認めているため、近いうちにウクライナ軍はセミニフカを失う可能性が高い。
因みにDEEP STATEは「ロシア軍がクラスノホリフ方向の線路沿いで前進した」と報告したが、ロシア軍が市内に足場を築いているというロシア人の主張は否定。
但し、ウクライナ軍がⒶでロシア軍陣地を砲撃している様子が登場したため、少なくともロシア軍はクラスノホリフに複数方向から侵入している。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
遂にゼレンスキーライン前方での防御を諦めてラインまで後退するのでしょうか。
重火器・弾薬が不足している中での防衛は、非常に厳しいですね。
ウクライナ軍が、1番固めた防衛線がどこにあるのか不明ですが、空爆に耐えうる陣地線(分厚いコンクリート・地下壕)を建設できているのか気になっています。
ロシア軍は、CASを行っていますから、戦争3年目に求めらえる陣地強度も変わっているのではないでしょうか。
戦線整理して防空が出来る範囲まで引くべきではないかと思うのですが、領土がっつり失いそうですしできませんか
axe先生が後1年で戦車枯渇(nヶ月ぶりn回目)って書いてたし大丈夫やろ
戦果マシマシのデビット先生にかかれば戦況なんて簡単にひっくり返すぞ。
乗り物ニュースも最近ウクライナ戦果発表を垂れ流してイケイケ状態ですね
(1日でロシア軍の戦闘団壊滅か 逃げる戦車にも容赦なし 驚愕の様子をウクライナが公開)乗り物ニュース
多分こことaxe先生を見てたら今にも完全勝利しそうに見えるはず。
気がつけばまたも両翼包囲
真の狙いは防衛線の突破ではなく、ゼレンスキー線自体の蹂躙かな?
両翼包囲して敵戦力を削る→ウクライナが増援を送り込むならそのまま削る→放棄して後退したら占領する
黄金パターンが出来つつあるなこのパターン前も何回か見たし
オケレタインは砲兵陣地のある高台でしたね
ここをロシアが占拠してしまえばウクライナは相当苦しくなりますが、ロシア側もかなり突出する形になるのですんなり占領とはいかないでしょう
しばらくはノヴォバフムトムカを舞台にした前哨戦ですかね?
管理人さんの更新が忙しくなりそうな状況ですね。
作戦として想定された陣地へ後退しながら突出してきたロシア兵に攻撃を続けられてるならマシな状況なんですが、今までそう言いながら意地でも陣地は広げさせない感じで戦っていた印象なので、ちょっと違う気がします。
アウディーイウカ方面の前線は崩壊というのが早いんでしょうけど
前述の作戦がハマった様に見えたものが、急に破綻を見せ始めたのは興味を引きます。
私の想像では、200人の部隊丸ごとの降伏があったという噂から、前線で壁になって磨り潰される兵士と後方で大戦果を掲げるドローン部隊の間で、どうしようもない温度差が生まれてるのかなという考えてます。
確かにドローン部隊はプロパガンダ用の動画を撮影してSNSにアップロードするだけでいいですが、
前線の兵士には砲弾や滑空爆弾という「現実」が降り注いでいますからね。
もはや動員解除も有りませんので生き残るにはロシア軍に降伏するしかない状況です。ロシア軍がウクライナ軍に対してビラ散布や電話での降伏勧告を行っていますが効果は絶大でしょう。
そのドローン兵は楽みたいな偏見はどこから来るんですか?
未だに米軍の衛星回線経由のドローンパイロットみたいなイメージなの?
スナイパーや偵察兵みたいに高度な前線兵科になったのこの戦争だと思うのだけど。
自分がどちらに配備されたいかで、偏見に見えないと思いますが
誤解でしたらすみません。
4月4日くらいにあったロシア国内にあった軍事空港数か所を大量のドローンで攻撃したという話で、距離は関係なく運用できるようになったものと認識したのと
アウディーイウカでもドローン兵士は真っ先に撤退を許されたという話から、優遇はされてるように考えて考えていました。
仰る通りで、名無しの悪夢さんの考え方に同意します。
ドローン部隊だけでは、安全地帯からの楽な仕事のため、プロパガンダほどには役立ちません。
前線歩兵などが、戦線を支えて砲爆撃を受け止めてくれなければ、戦線を押し込まれる事になります。
血と汗を流す仕事(前線歩兵)が評価されない感じに見えますから、ドローン部隊を褒め称えすぎる現状は(プロパガンダなのでしょうが)違和感を感じています。
弾薬の最後の1発まで使い果たし。後方には何度補給要請を送っても弾丸が届かず。
それにもかかわらず後方への退却は認められず、「撤退は絶対に許可されない。最後の一兵まで現有陣地を守り抜け」と指令が降りてくる場合。
ここに至っては万策尽きてますから、部下の命を守るために部隊としての投降も止むを得ないかなと・・・
指揮官は戦後に国に帰ったら処刑されますからそのままロシアに住むしかないと思いますが、人間としては立派な判断だと思いますね。
ロシアに住まわせて貰えるでしょうか?
自分がロシアなら捕虜交換でウクライナに送還すると思います
帰国後に苛烈な処分を受ければ既に前線にいる将兵の厭戦気運を高めることができます
もしお咎めなしなら降伏した方が望みがあるとの認識が前線指揮官に広まります
どちらに転んでも損はない流れを作ることができるではないかと
ロシアに捕虜として取られたウクライナ兵は、交換でウクライナに戻るかそのまま勾留されたままかを選べるそうですよ。
交換で戻ると高確率で再度前線に送られて大砲の餌にされるので、帰りたがらないウクライナ兵がかなりいるとか。
なんと!選択肢を与えて貰えるとは意外と人道的な対応をしてくれるのですね
知らずに見当違いなことを言って失礼しました
そのうち歩兵と装甲車両が突撃する前に周辺空域のドローン排除が必須になり、超低空のドローン空中戦が行われたり、歩兵と装甲車両にドローン妨害機器を装備するのが一般化するかもしれない。つまり陸上部隊も戦闘機みたいな電子機器の塊になる。
仮にロシア軍がゼレンスキーラインを突破ではなく迂回とかしたらやっぱり終戦早まるかな。
この戦いはもうケリは付いてるんで後は終わり方だけだと思ってて
個人的には電撃的な進行でとっとと終戦までもってった方がウクライナの被害も少ないだろうと思ってるが
速攻で犠牲者を増やしてまでロシアにはやるメリットないもんなぁ
ジワジワと戦力差を生かして進めた方が被害も少ないだろうし
ゼレンスキーの選挙の任期切れを待ってる可能性もあるけれど
ロシア軍の主目標は領土でも都市でも兵器でもなく、ウクライナ軍人の生命だと思います。それがウクライナの継戦能力におけるチョークポイントですから。
なので、都市に脅威を与えつつしかしむやみな前進を控え、執拗にウクライナ防衛線を攻撃し続けるのではないでしょうか。
なので本気の迂回はしないと考えます。