欧州関連

ルーマニア最高国防会議、ウクライナへのパトリオットシステム提供を決定

ルーマニアのヨハニス大統領は5月「ウクライナへのパトリオット提供について話し合う用意がある」と述べていたが、大統領が主催するルーマニア最高国防会議は20日「パトリオットシステム(1セット)をウクライナに提供することを決めた」と発表した。

参考:Ședința Consiliului Suprem de Apărare a Țării

正直、誰が何を提供するのかあやふやになってきたがウクライナの防空能力は大きく改善する見込みだ

ルーマニアのヨハニス大統領は5月「パトリオット提供について話し合う用意があるとバイデン大統領に伝えた。我々は保有するパトリオットシステムを提供できるかどうか、その見返りに何を得ることが出来るのかを国内で話し合う必要がある。何故なら防空システムなしで放置されるのを容認できないからだ」と述べていたが、ルーマニアは正式にウクライナへのパトリオットシステム提供を決めた。

ヨハニス大統領が主催する最高国防会議は20日「ウクライナ情勢はロシアによる民間人や民間インフラへの絶え間ない攻撃によって著しく悪化している。これがルーマニアの安全保障や地域情勢に及ぼす影響を考慮し、パトリオットシステム(1セット)をウクライナに提供することを決めた」と発表、ドイツのパトリオットシステムとイタリアのSAMP/Tを加えると「弾道ミサイル迎撃に対応した防空システム」の3セット提供が確定。

まだ確定したとは言えないオランダ分、ドイツ分(単独3セット目)、米国分を加えると6セット、Financial Timesも20日「米国政府はウクライナが十分な防衛力を持つまでパトリオットシステムと迎撃ミサイルの納品を停止する」「この決定は木曜日に正式発表されるだろう」と報じているため、ウクライナの防空能力は大きく改善する見込みだ。

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※アイキャッチ画像の出典:MApN/CC BY-SA 3.0

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コメント

    • HEAT信奉者
    • 2024年 6月 20日

    パトリオットの穴埋めは何になるんでしょうかね
    アスター30系なのか採用検討中と言われる天弓2なのか
    まさか何もないなんてことは無いでしょうし

    6
    • ななしびと
    • 2024年 6月 20日

    パトリオット追加するのはいいけど肝心の弾はあるのかな

    2
      • F-117A
      • 2024年 6月 20日

      PAC-3MSEの生産量は年550発。
      PAC-2GEM-Tの生産量は年240発。
      ロシアのイスカンデル生産数は年275発もなさそうだから、弾道ミサイルの迎撃には足りそう。

      9
        • 落ち着け
        • 2024年 6月 23日

        イランからファテフ110とゾルファガールが。。。
        結局どうなったんかね?

      • a
      • 2024年 6月 20日

      弾不足は確かに不安ですね。あと、迎撃ミサイルより攻撃ミサイルの方がコストが安いですからそこも懸念です。
      しかし、どのように戦争が終わるにせよこれ以上ギアが上がるのも怖いですね。心配のし過ぎかもしれませんが…。

      4
    • たむごん
    • 2024年 6月 20日

    ルーマニア、かなり踏み込みましたね。

    パトリオットシステムが揃い始めれば、消耗戦に対応するために、弾薬をどうするのか次のステップに移りそうですね。

    5
    • 2024年 6月 21日

    やっぱ東欧は危機感が半端ないんだな

    4
    • ポンポコ
    • 2024年 6月 21日

    ルーマニアは何を見返りに得たのだろうか。バイデンは何を約束したのだろうか。バイデン後に長期に米国を縛らなければいいが。

    2
      • 2024年 6月 22日

      米国が発表した他国向けのをウクライナに送るって奴の中にあるルーマニア向けのを、ルーマニアからの支援て言ってるだけだったりして

      1
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