ゼレンスキー大統領は国連総会の演説で「欧州の一部がロシアの食料武器化を手助けしている」と発言、ポーランドのドゥダ大統領は「ウクライナを支援している人々に、この様な言葉を浴びせるのは本当に悲しい」と述べた。
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参考:В МИД Польши вызвали посла Украины из-за слов Зеленского в ООН
ゼレンスキー大統領のテーゼは虚偽であり、ウクライナを戦争初期から支援してきた国に対して不当で失礼な発言だ
ゼレンスキー大統領は国連総会の演説の中で「欧州の一部の人々が政治的な舞台で(我々との)連帯を演じ、穀物からスリラーを作っているのを見るのは憂慮すべきことだ。彼は自分達の役割を演じているように見えるかもしれないが、実際にはモスクワの役者のために舞台を用意する手助けをしているのだ」と発言、これは穀物輸出を巡る問題で「独自の輸入禁止措置」を導入したポーランド、ハンガリー、スロバキアを遠回しに批判する内容で、シンプルに言えば「ロシアが食料を武器化するのをポーランド、ハンガリー、スロバキアが助けている」という意味だ。
ポーランド政府の報道官は「ゼレンスキー大統領の言葉がポーランドを指していないことを望む」と述べていたが、ドゥダ大統領は「ウクライナを支援している人々に、この様な言葉を浴びせるのは本当に悲しい」と述べ、ウクライナにポーランドの穀物市場解放を要求する権利はないと主張した。
“私たちは安全保障上の計算からウクライナを生き残らせたかった。ポーランドを含むNATO加盟国の支援がなければウクライナは1年以上前に崩壊していただろう。我々はウクライナに300輌以上の戦車、1,000輌以上の装甲兵員輸送車、さらにクラブキャノン(ポーランド製の自走砲)も送った。我々の支援はロシアと戦うウクライナの大きな助けになったが、穀物問題に関しては我々の農民の利益が掛かっている”
“広大な土地を所有するウクライナの農民にとって『輸送費を負担してでも早く穀物を輸出することが利益につながる』と考えているのは理解できるが、我々にも我々の利益があり、ウクライナから何百万トンもの穀物がポーランド市場に流れ込むような状況を容認できない”
“我々はポーランド市場に入ってくるウクライナ産穀物をブロックしたが、我々が国境を封鎖したと非難するのは絶対に不当だ。なぜならポーランド経由のウクライナ産穀物輸送(ポーランド市場向けではない穀物輸出の国境通過をブロックしていないという意味)は現在も続いているからだ。この様な言葉(ゼレンスキー大統領の国連総会での発言)をウクライナを支援している人々に浴びせるのは本当に悲しい”
さらにポーランド外務省も「ゼレンスキー大統領のテーゼは虚偽であり、ウクライナを戦争初期から支援してきた国に対して不当で失礼な発言だ」とウクライナ大使を召喚して抗議、モラヴィエツキ首相も「我々の農民の利益を無視し、ウクライナのオルガルヒがポーランド市場に穀物をねじ込むとするようになったのは本当に残念だ。ドゥダ大統領が述べた言葉(あらゆるもにしがみつく溺れた人間のようにウクライナは振る舞っている)は的を得ている」と指摘し、ゼレンスキー大統領の発言はポーランド側の印象を悪化させただけのように見える。
因みにEU問題担当相を務めるシモン・シンコフスキ氏は19日「ウクライナのとった行動は我々にとって印象に残るものではないが、ポーランド世論には一定の印象を与えている。これは世論調査やウクライナ支援継続を支持する世論レベルを見ればわかる話で、ウクライナのとった行動はウクライナ自身に悪影響を及ぼしている」と述べていたが、ポーランドメディアのwPolyceに「ウクライナの態度」という記事カテゴリーが登場した。
さらにモラヴィエツキ首相は「ポーランドは今後もウクライナに軍事的な支援を行うのか?」という質問に「自身の軍事力を強化するためウクライナへの装備提供を現在は行っていない」と述べた。
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※アイキャッチ画像の出典:PRESIDENT OF UKRAINE
実際にはブルガリアとルーマニアも二国間でのルール作り(とEUからの補助金)が可能なら許可出来る、というレトリックで”未だルールは出来ていないので”品目を選んで輸入や通過の禁止を行っていますが、ウクライナ側が攻撃対象を当初の五カ国から三カ国に絞ったあたりは黒海輸送が再開しなかった場合に吉と出るか凶と出るかわかりませんね。JCCに過度の期待は出来ませんし。
元々こうなることが見えていたのに国内農業界を欺いてまで(EUの対ウ各種輸入防衛措置撤廃とウ国産農産物輸入拡大)を押し切ったPiSが、東欧の政府レベルでウ国産農産物をブロックした一番最初の国になるあたりは流石と言えます。農相を交代させて以降は今まで無視していた密輸入・偽装輸入を取り上げ始め、今は難民支援や軍事支援の負担まで俎上に載せ始めました。
個人的にはウ国産農産物についてEUが(今まで以上の)莫大な支援をする義理もメリットも無いと思いますが、他国を批判したりウ国が望む限り領土放棄での停戦は有り得ないとまで言い切って支援に前のめりだったPiSが、そもそも自国民を欺いた末の穀物問題で張り切っているのを見ると、国益を考慮した冷静な外交というよりは別の何かにしか見えないのが悲しいところです。
>元々こうなることが見えていたのに国内農業界を欺いてまで(EUの対ウ各種輸入防衛措置撤廃とウ国産農産物輸入拡大)を押し切ったPiS
なるほどそういう側面もあるのか
個人的にはウクライナの強硬姿勢が図々しくすら感じられたが、ウクライナからすると梯子を外されたように見えるのかも
PiSは元々ポピュリズム的傾向が強い党だったし、選挙への意識も強いだろうね
あとウクライナ側では記事中にオリガルヒの単語が出たが、やっぱり半グレ経済閥は未だに影響力強くて無視できないんだろうな
とはいえ言い方やり方は他にあるだろとは思うが
記事内ではポーランド側が”輸入を止めているだけで国境封鎖の非難は不当だ”などと言っていますが、これも今現在の話でしかありません。
国境でのウ国産農産物のブロックや、通過は許可するが他国の港利用は許可しないなどの強い対応を最も頻繁かつ長期間行ってきたのはポーランドです。去年ハンガリーへの非難を繰り返していた国とは思えません。
オリガルヒに関してはどうでしょうね。単に歴史的経緯で小規模農家が多いポーランドの現状が珍しいのであって基本的には大規模化が主流ですし、ウクライナの側は他に輸出先もありません。
22年のウクライナの輸出はその半分以上を農産物と食品が占め、EUはその3分の2程を引き受けていると推測されています(違法込みで追い切れない分を含めば更に)。政治的にも経済的にも駄目ですと言われてはいそうですか、とはいかないでしょう。
ウクライナ支援におけるポーランドの貢献は国益を考慮しても(軍事的なものだけでなく直接の難民支援や、物資,難民が通過することによるインフラ及び社会的コストも含め)莫大なものであることは確かです。
しかし農産物問題はDCFTA締結以前から続く、国の経済や社会構造を傾かせかねない問題でした。それを黒海輸送の恒久的な正常化がいつになるか不透明な情勢で、一時の熱狂を用いて国民を欺き、持続可能な制度作りを放棄したPiSが今更騒ぐのは好ましく思えません。
PiSにとっては織り込み済みの選挙戦略だったのでは。最初からルール作りをするより有効に票を集められそうだ
あくまで世論調査ですが、支持率は下がり続けています。数字通りの結果であれば与党連合の過半数割れが避けられず、連立相手が増えることになるでしょう。
議会選挙と国民投票を被せることで与党票を増やそうなどと色々頑張っていますが、さてどうなることやら。
そうだとするとよく考えずに勢いで押し切ったツケが回って来たんでウクライナ叩いて自国内での批判逸らしてるようにも・・・
対空ミサイル誤射の時もそうでしたが、ときどきゼレンスキー大統領はうかつな発言をするなぁと。
ただ頭を下げればいいと思うのですが、やっぱりそれはできないお国柄なんでしょうか。
今回はミサイルの時以上にウクライナの国益が懸かってますからね
ゼレンスキーがウクライナの農民からの支持を失うのもまた致命的なのでしょう
この手の問題は平時でも時々ある事じゃないですかね
英仏もドイツ軍が電撃戦を実行してる最中も非常に不仲だった
軍事的友好国同士が不仲というのはよくあった
ロシアの作戦勝ちだな。
国際法違反の卑劣卑怯極まる蛮行の結果ではあるけど・・。
両国とも自国産業や労働者を守る義務があるので理解は出来なくもない
しかし外交は冷静であるべきです
ウクライナが煽るような言動をすれば選挙の近いポーランド政府が行動をエスカレートさせる可能性があり良い手とは思えないですね
そういう意味では、他国からいかなる挑発・圧力を受けようとも
「遺憾である」の一言で済ませてしまう我が国は、実に冷静な外交を行う国であると言える。
遺憾、懸念、憂慮等と日本語の外交の非難表現だとなぜか馬鹿にしがちですが
あれは国際儀礼(プロトコル)での非難の段階を明確に表現する国家間の共通認識に則った発言だと言うことを大半の人が知らずに言ってます。
妄想を言いますが。
条件付きで関税でも良いのでは。
穀物をEC扱いで一律関税を掛けて、その税金をウクライナ支援の基金に付加したら良いのでは。
そうすれば、EC各国は自国農民に言い訳が出来、ウクライナへの武器支援の原資が出来、
ウクライナは一定の自助努力を示すことができるような。お金も回るような。
この場合、税率は、EC内での穀物価格の平均をわずかに下回る形に政策的に設定する形で。
そして、ロシアの穀物は黒海で通過を阻止する。
EU内の穀物価格平均を下回るのであれば東欧諸国の穀物相場と農家(特に市場競争力に劣る小規模農家が多いポーランド農業界)の窮状は一切解決しないのでは。黒海輸送分の農産物が本格的に雪崩れ込んできた場合のインフラの圧迫についても同様です。更に言えば、既に輸送コストの高騰で苦しむウクライナ農業界にとって戦前にすら無かった関税誕生は単なる自国政府の敗北です。
私もこの問題は関税の設定と、黒海ルートの再開しか解決策はないと思います。
ただ、気になるのはポーランドが「ポーランド国内を経由するのは認めているが、国内で販売しようとしている人がいる」と主張している事です。
ニュースによるとポーランド国内のブローカーが、ポーランド国産品とウクライナ産を混ぜて販売しており、その事がポーランド農業界にダメージを与えていると言う話です。このような行為が横行しているとすると、関税を設定しても適切に徴収することは出来ず、ポーランド農家の不満は募るばかりでしょう。正直、これはウクライナではなくポーランドが取り締まるべき行為だと思いますが、ポーランドから見ればウクライナが居なければ生じなかった問題なので、ウクライナに色々言いたい事情も分かります。
根本的な解決策としては、やはりオデッサ~ルーマニア領海までの航行の安全を確保することが必要で、クリミア半島への攻撃がどこまで成果を上げるかにかかっているのではないですかね。
民間ではともかく政府レベルでは長い間無視されていましたが、単純な密輸入に始まり、無表記での穀物のブレンドや用途を偽った輸入といった違法行為は多々行われているとされています。
ですがこれに関してはポーランドは勿論、EUは輸入に関する各種障壁や手続きを緩めて譲歩している側なので、有事の緊急対応に甘えて取り締まりや追跡を怠ったウクライナ側の問題でしょう。
穀物問題の交渉においても、ウクライナ側が自国産農産物の管理,追跡を提案しています。
ウクライナがポーランド国内まで追跡して、自国農産物を管理しろと言うのですか?
内政干渉にも近く、そんな提案をポーランドが受け入れますかね?
詳細に発表されている訳ではありませんが、ウクライナ内での取り締まり強化や、国境を越えた後どうなったかを最低限把握出来る体制を整えておかないと、ポーランド当局の要求にろくに応じられないといった話ですね。
平時でもやるべきことですので、内政干渉にはあたらないのではないでしょうか。
ウクライナ側が国内業者の管理は努力するので輸入許可をと頼んでいるのであって、ポーランド領内で権限を寄越せとか、戦略資源のように発信機をつけろなどといった類にはなり辛いと思いますよ。
ウクライナにしかメリットが無い案ですね。
ポーランド他の問題解決には全く効果が無い。
ロシアの穀物輸出阻止とか宣戦布告をするのですか?
ポーランド、ウクライナ両方とも自国民優先の建前発言してるから正常ではあるんだよな
(自国民の不満のガス抜きするのは、議会制民主主義国家なら必須ではある)
ここに国家理性が働いてるなら一定ライン以上の破綻につながらないだろう
両国とも本音は、ウクライナ産穀物はポーランド以外の欧州各国が責任を持って引き受けてって茶番では
去年からECに持ち込まれ続けている各品目への補助金要求の現状を鑑みると限界はありそうですけどね。
黒海輸送が恒久的に正常化されるのがいつになるかわからない以上、補助金にしろインフラ整備にしろ予算は期間不問の青天井になりかねませんし。
せっかくクリミア半島西の海域について、ロシアの警戒・防空網の脆弱化に成功して、オデッサから輸出も今後は好転していくだろうという矢先に、こういう失言をしてしまうのは、かなりタイミングが悪いですね。ポーランドはウクライナへの軍事支援を停止すると発表してしまったので、両者の決裂は一時的なものにせよ、行くところまで行ってしまった感がありますね。
この秋から冬にかけて、防衛線を食い破ったまま越冬するという極めて難しいかじ取りを必要とされる中の支援途絶は、かなりの悪影響が生じそうで苦しい状況に陥ってきたと感じています。短期間で対立が解消してくれればよいのですが……。
何でウクライナとポーランドの関係が良くないみたいな記事を連発で書くの?
ウクライナを応援する気があるならウクライナを陥れる印象操作をやめなさい。
このサイトの管理人さんは心情的にはウクライナ側なのは記事を追っていれば分ることです。それと同時に、海外の情報含めて多角的にまとめているだけで、印象操作をしている訳じゃないことも一目瞭然です。
自分が気に入らないからといって、他人のサイトを荒らすような事はするべきじゃない。
わざと盲信的にウクライナを応援してるように見せて両陣営対立を煽るただの荒らしのように見えるから触れない方がいいかも…
単なるミラーリングじゃないですかね
この人ウクライナにポジティブなニュースの時に見た事ないですし
普段は別の名前で書き込んでそう(小並感)
その人ですけど、荒らしなのは間違いないとして発言も愉快犯でしょうね。
さすが、名前「ウクライナ必勝」さんの、ポジショントーク。
マスコミでもこの件はよく報道されている。
前のバフムトではロシア軍連戦連勝、大躍進としてた時には、ここのコメ欄でロシアフレンズみたいなのがキャッキャしてたし、一方マスコミはロシア軍大ダメージだったから、そう見えたかもしれないけれど。
管理人さんは、かなりフェアですよ。
ウクライナ戦争継続のために、ポーランドは最重要隣国なわけですから、外交状況は極めて重要度が高いわけです。
管理人さんは事実を伝えているだけだよ。
事実を見なければ正しい判断もできない。
事実を見たくないなら君がこのサイトを見なきゃいいだけ。
印象操作とかいう妄想やめな。それとも釣りか?
EUやアメリカの仲介があまり見えないのは正直邪推してしまうな
米国にはそもそも関係もなければ関わりたくもない話でしょうが、EUの西欧諸国はウ国産品の関税(正確には関税割当)をはじめとする各種防衛措置の撤廃は特段に気にする程の話ですからね。これが広範かつ永続的となると今なお例外となっている畜産,酪農などでの西欧との摩擦は増えるでしょうが、今は穀物がメインですし。
東欧諸国が懸念や反対を表明する中、ポーランドが賛成した結果なので西欧EU諸国としても今更な話でしょう。
EUからは「9/15まではポーランドの輸入規制を認めるが、それ以降は解除するように」と言う提案がなされていたはず。
インフレに苦しむ消費者を多く抱える国にとっては、安い小麦が流通することは好ましいはずですが、各国とも農業団体と言うものは強い政治力があるので、大っぴらにポーランドのやり方に反対することも出来ない、どっちつかずの態度を取る国が多い印象ですね。
ポーランド首相、大統領、政府の発言の全てを速報に近い形で報じ続けてるロシア国営メディア
そしてTwitterで大喜びしてる人ら
ロシアにとって自分たちの仲間になったかのような反応してる
PiSは反EUで戦争前は強権的とも言われてて、他国の反EU政党がクリミア侵攻を容認して党首がプーチン信者であっても応援し続けてたわけじゃないですか
さらにはポーランド現政権は野党が親露だってレッテル貼るどころか、ロシアの影響を受けた政治家らの公職追放を可能にする法律を可決させてしまってポーランド国内で大規模な反対デモが起こった
ウクライナが頭下げるべきで対応が非常に不味かったのがあるけど、これまでの経緯から第三次世界大戦まで発展したときに今の軍備増強してるポーランドが自国だけでなくヨーロッパのために血を流すとは全く思えないんですよね、NATOの一員とはいえね
レックス・タスク法は欧米が非難していますが、まあ止められないでしょうね。
最高裁判所への人事介入や大企業,医療への監視導入の時と同じで。
ここらでそろそろ法の支配と国際協調をちゃんと重視する市民プラットフォーム政権に戻って頂きたいものですね
北朝鮮のロシアへの軍事支援が本格化したら韓国の今の政権ならウクライナへ本格的な軍事支援を始めると思ってるけど
その時にウクライナとポーランドの対立が続いてたら韓国とポーランドも何かしらで揉めると予想
ポーランドは、韓国製武器を1兆円以上買った、お得意様なわけです。
韓国=ポーランドが安全保障上緊密になったので、韓国からウクライナへの軍事支援が滞るリスクは生じるかもしれません。
ポーランド首相自ら、ポーランドの外交的シグナルを明言する事は、(隣国ですが)戦時外交では強烈ですね。
穀物問題は、黒海ルートの穀物ルート(穀物回廊)設置を検討するしかないのではないでしょうか。
>さらにモラヴィエツキ首相は「ポーランドは今後もウクライナに軍事的な支援を行うのか?」という質問に「自身の軍事力を強化するためウクライナへの装備提供を現在は行っていない」と述べた。
滞貨に焦る気持ちも分かるのですが、米軍などの軍需物資が止まってしまえば、致命的になります。
ウクライナ国民も、戦争初期よりも戦線が膠着してきたため、内政に目が向いているということでしょうか。
前線の血が流れている事を考えれば、大局(戦争勝利)を見据えて穏便にすませて欲しいですね、軍需物資が減る事は考えたくもないでしょうし。
>さらにモラヴィエツキ首相は「ポーランドは今後もウクライナに軍事的な支援を行うのか?」という質問に「自身の軍事力を強化するためウクライナへの装備提供を現在は行っていない」と述べた。
言葉通りに捉えるのなら、ポーランドは「現在は装備提供を行っていない」と言っていますが、「今後もウクライナに軍事的な支援を行うのか?」と言う問いには正確には答えていません。
政治家の常として「直接言及を避けた」事柄については、まだ何も決まっていないと言う意味になります。
あくまで10月の総選挙を見据えた国内向けの発言で、今すぐにウクライナ支援から手を引くと言うわけではないと捉えます。
10月を過ぎる頃になると小麦の収穫もひと段落するので、滞留や価格の問題も今よりは好転してるのではないでしょうか。
ただ、選挙を乗り切るためには、ゼレンスキー大統領にはなるべく穏便な発言をしてもらいたいですし、それが叶わないなら強気の発言で対抗するしかないというポーランド側の事情も分かります。
EUが主張するように双方が「妥協して建設的な解決策を取る」ことになるよう願っております。
価格に関しては穀物協定による黒海輸送が機能していた去年冬の時点で、東欧の農家にとっての売値が戦前の2割から3割は下がっていたそうです。今年の世界的な穀物価格は去年より更に安定しており、やはり東欧の農業界から良い話は聞こえてきません。
黒海輸送が無い状況で流入する農産物は(各国の対策を抜きにすれば)増加する一方でしょうから、あくまで収穫期を過ぎたというだけでは好転することはないかと。インフラ事情も変わりませんし。
結局はウクライナ産小麦の問題ではなく、小規模農家が多く価格競争力がない事、無計画な増産で価格低迷を招いた事、貧弱なインフラとポーランド農業政策の失政では?
国内でウクライナ産小麦を販売しているブローカーも、ポーランドが取り締まるべき対象だし、体よくウクライナをスケープゴートにしてる感もありますね。
軍事にしろ経済にしろ匿名のネットじゃ何とでも勇ましい事が言えるんだよねえ
どんなご立派な職に就いてんのか、そもそもまともに働いてんのかすら分からないのが御高説垂れれるのがネットやからな
根底にあるのがウクライナ産穀物ではなくポーランド政府の問題だというのはそうですが、失敗とするのであれば農業政策ではなく今戦争においてPiSが安易にウ国産品への制限撤廃に賛同したという部分でしょうね。
小規模農家が多いのは歴史的経緯ですが、個人的な理想はともかく国の産業構造は簡単に変更出来るものではありませんし、EUも特に望んでいません。ショック療法で全てを破壊したいのであれば別でしょうけど。
またEU加盟による農産物の相場上昇とCAPをはじめとする補助金はポーランド農業界への追い風となりましたが、広義の農業や漁業の重視は東欧加入以前からのEUの方針です。ポーランド農業界は技術向上で生産量や生産高こそ上昇しましたが、農家の数や農業人口は減少が緩やかになった程度であり、その他でもEU内で問題視されるような拡大はしていません。
一時期問題とされたEUの過剰生産・備蓄も減らしてみれば食糧危機が起きた途端に不足する程度ですし、保護貿易も含めたEUの経済としては成立しています。無計画な増産とは言い難いでしょう。
インフラについても国家規模相応のもので良くも悪くもありません。主に独の投資で必要な一部が国力以上に発達したというだけです。莫大なウ国産品を各種支援物資や人間が通過する負担と同時に処理することなど不可能ですし、求められたこともありません。
穀物まわりの犯罪は当然ポーランドも取り締まっていますが、規則を緩めて譲歩した側のEU諸国が、それを続けて欲しいと望むウクライナに最低限の対応を求めるのは当然ではないでしょうか。
忘れられがちですが、軍需民需問わずに支援物資は勿論、省庁が購入した物資の行き先すら追跡が難しいのがウクライナの現状です。一般の商取引が規則まで緩んだ場合、どうなっているかは想像に難くないでしょう。
東欧諸国(と品目次第では西欧諸国)はEUとウクライナとのDCFTAに関税割当等の防衛措置を設けることで、EUへのウ国産品の影響を最低限に抑えていました。相手は部外者なのですから、自由貿易至上主義でもない限り、それは責められるようなことではありません。
他の東欧諸国が反対や懸念を表明する中、それを無思慮に壊してしまったことそのものが、今回の穀物騒動におけるポーランド、というよりPiSの失態でしょう。
なんでそこまで短絡的にキレてるのか理解できませんね。
そもそもEUは加盟国の農業を保護するために膨大な補助金を配っています。
それを少しでも有効に使って生産性を上げ、競争力を高めるしかないんじゃないですかね。
ポーランドは国内に蔓延する問題をウクライナに責任転嫁して、目の前の総選挙を乗り切ろうとしているように見えますね。
結局、ポーランド首相の発言が過剰に取り上げられただけでしたね。
モラヴィエツキ首相の発言は、あくまで「現在は装備提供を行っていない」と言っただけで、今後の武器提供を打ち切ったと言う意味ではありませんでした。
ポーランド語の翻訳の問題かもしれませんが、過激な発言に迂闊に飛びついて一喜一憂する必要はありませんし、憶測を継ぎ足して悲観的になる必要もないでしょう。
冷静に情報を精査できるようにありたいですね。
ポーランドにミサイル着弾した時も自分はゼレンスキーの主張を信じたし、
今でもアメリカやロシアの反応から迎撃弾ではなくロシアのミサイル着弾してると思ってるけど、
今回はゼレンスキーのやり方が間違ってるからもうやめとけって思うわ…
この問題はWTOに提訴して解決される問題じゃなくて、話し合って妥協点を見つけ出すしかない問題だわ
このやり方だと反感を買うだけだし、上手くいったとしても東欧諸国の政権支持率が下がって支援の先行きが不透明になるだけだわ
以前にポーランドにウクライナの対空ミサイルが落ちた時は、正直言ってアメリカの対応が不味かったと思う。日頃は判断が遅いアメリカが、こういう時だけ迅速に発言したら、ウクライナ側としては腹が立つだろう。
ただ今回は、ゼレンスキーの対応が不味いんじゃないのかな?支援によって戦うことが可能となっているのは事実だし、これを理解しているという態度を取った方が政治的には正しいような気がする。
ポーランドはとうとう武器譲渡停止を発表しました。
黒海貿易でどうこうとか言ってる人達はお花畑過ぎて現実を無視し過ぎです。
もうそういう次元の話ではありません。
まさかの展開にロシアは喜んでるよ…
さらに問題がデカくなる前にゼレンスキーは過去の発言やらを訂正して提訴も取り下げて、話し合って解決すべきだわ
難しい事なんだろうけどロシアの港が急に爆発しない限りそれしか出口は無い