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エンブラエルとノースロップが提携、自律型空中給油ブームを備えたKC-390を共同開発

エンブラエルのC-390/KC-390はC-130Jを打ち破って中型軍用輸送機の更新需要で躍進を続けており、エンブラエルとノースロップ・グラマンは19日「米国および同盟国向けに高度な空中給油能力を備えたKC-390を共同開発する」「KC-390改良型は先進的な自律型空中給油ブームが搭載される」と発表した。

参考:Embraer and Northrop Grumman Jointly Developing Advanced Air Mobility Capabilities for U.S. and Allied Nations
参考:Northrop Grumman and Embraer Jointly Developing Advanced Air Mobility Capabilities for US and Allied Nations
参考:Northrop, Brazil’s Embraer partner on KC-390 to pitch US, others

同盟国にはフライングブーム方式の給油能力を必要とする戦闘機が多数配備されているのに選択肢が少ない

中型軍用輸送機のシェア(1,500機前後)はC-130が独占しているものの平均機齢は30年を超えており、アフガニスタン撤退やウクライナ侵攻を経験した欧州諸国は「旧式輸送機によるロジスティクスシステムが時代遅れになっている」と再認識、多くの国で始まった中型軍用輸送機の更新で主役に躍り出ているのはC-130Jではなくブラジル空軍(19機)、ポルトガル空軍(6機)、ハンガリー空軍(2機)が採用したC-390/KC-390で、2022年以降にオランダ空軍(5機)、スウェーデン空軍(4機)、オーストリア空軍(4機)、チェコ空軍(2機)、ウズベキスタン空軍(不明)、韓国空軍(3機)での採用が確定。

出典:Embraer

さらにリトアニア空軍(3機)とスロバキア空軍(3機)がC-390調達を表明して正式発注に向けた交渉を続けており、インドやサウジアラビアへの売り込みも進めている。C-130JではなくC-390が支持される理由は諸説あるものの、オランダ空軍の評価によればC-390は平均稼働率、運用性、メンテナンス性、技術要件の全てでC-130Jを上回り、基本設計が新しいにも関わらずC-390(5,000万ドル~6,000万ドル)はC-130J(約8,000万ドル)よりも調達コストが安価で、要求要件の2,400飛行時間をクリアするのにC-130Jなら5機必要だがC-390なら4機で済むらしい。

韓国メディアも「防衛事業庁が実施した5つの評価項目(性能、運用適性、価格、オフセット、国内企業との協力体制)でC-390は運用適性以外の項目でC-130Jを上回った」と報じ、防衛事業庁も「C-390とC-130Jでは契約条件、トレードオフ、国内企業の関与で大きな違いがあった」と証言、エンブラエルのゴメス・ネト最高経営責任者も「韓国との契約にはC-390の整備権限とMROに必要な技術移転が含まれていた」「欧米企業は武器を売っても整備権限を与えることに消極的で運用に支障をきたすことがある」と指摘したことがある。

出典:Embraer

整備権限とは武器システムのブラックボックスを指しており、導入国が手が出せないブラックボックスを整備するには開発元に送る必要があるが、C-390は整備権限を運用国に与えられるため「必要な整備作業を国内で完結できる=運用効率が高い」という意味で、韓国メディアは「C-390導入で韓国企業は同社のサプライチェーンに参加する機会が開かれた」「ブラジルとポルトガルに加えてオランダ、オーストリア、ハンガリー、チェコの導入が確定し、中東諸国やアジア諸国でもC-390が検討されているため、導入国が増えれば増えるほど韓国企業にもたらされる利益が大きくなる」とも報じた。

エンブラエルにとって最大の狙いは米国市場への進出=米空軍採用で、2022年「米空軍にとって作戦上の緊急課題である戦術的空中給油のオプション=アジャイルタンカー開発をL3ハリスと共同で行う」「フライングブーム方式の空中給油とJADC2対応の通信システムを追加したKC-390を米空軍に売り込む」と発表したが、2024年に「もうL3ハリスとのパートナーシップは消滅した」「彼らは他の優先事項のためアジャイルタンカー計画を進めないと決めた」「米空軍の次世代空中給油機(NGAS)計画に参加するため複数の米企業と協議を進めている」と明かし、米国市場における主要プレーヤーになる夢を諦めていない。

出典:Embraer

そしてエンブラエルとノースロップ・グラマンは19日「米国および同盟国向けに高度な空中給油能力を備えたKC-390を共同開発する」「KC-390改良型の主な特徴は先進的な自律型空中給油ブーム、強化された通信能力、状況認識および生存性へのオプション、適応性の高いミッションシステムなどが挙げられる」と発表し、特にNG航空部門のトム・ジョーンズ氏は「必要な能力を可能な限り迅速に戦闘員に届けることについてヘグセス国防長官は多くを語ってきた」「それを実現する素晴らしい方法の一つは、補完的な能力を持つ企業同士のパートナーシップを活用することだ」と指摘。

エンブラエル防衛部門のボスコ・ダ・コスタ・ジュニア氏も「このプラットフォームは米国だけでなく国際的な顧客にとっても勝利をもたらす提案になると信じている」と述べ、Breaking Defenseも「ノースロップ・グラマンはエアバスと組んで米空軍のKC-X契約を獲得したが、ボーイングの異議申し立てによって覆され契約を奪われた過去があり、同社にとって空中給油機分野への参入は悲願だ。ジョーンズ氏は数年以内にブームによる給油能力を実証したいと述べている。フライングブーム方式の空中給油能力を開発するには多額の投資が必要で米空軍のような大口顧客からの発注がビジネスケースを成立させる鍵となる」と報じている。

ジョーンズ氏もダ・コスタ氏も「オランダとチェコがフライングブーム方式の空中給油能力に関心を示している」「米国市場だけに焦点を当てればより大きな商機を見逃すことになる」「我々の同盟国にはフライングブーム方式の給油能力を必要とする戦闘機が多数配備されているのに選択肢が少ない」「我々が用意しているような選択肢を彼らは必要としているのだ」と述べ、米空軍の需要や採用だけを頼みにしたアプローチではないと強調しており、両社は「KC-390改良型の実現性」を証明していく投資リスクを分散させながら「ビジネスとして成立させるための顧客確保」を共同で行っていくのだろう。

KC-390改良型が実現するかどうかは置いたとしても、C-390/KC-390が売れるのは基本的な機体性能でC-130Jを上回るか同等であることは勿論、武器輸出における3大要素(整備権限、技術移転、サプライチェーンへの参加)を満たすパッケージ化が行われているからで、技術力やスペックを売りにするのではなく「入札で勝つための条件」を満たした上で挑戦しているためC-130Jに対抗できるのだ。

自民党の安全保障調査会は19日「防衛装備品の移転を制限してきた5類型撤廃」に向けた提言の骨子案を示し、一部メディアは「日本の防衛産業にとってビジネスチャンスが拡大する」と報じているが、これは現行ルールでも移転が可能だったC-2が輸出市場で競争力がなく「輸送機調達を検討している国で比較検討の土台にすら乗っていない最大の原因」を理解していない証拠で、性能云々の前に「輸出を前提としたパッケージ化」が行われていないため調達候補として魅力がなく、装備品調達に関連した産業面や投資回収に対するアプローチが欠落している。

もし「日本製は高性能だから需要がある」「5類型さえ撤廃すればビジネスチャンスが拡大する」「技術力が高く良いものさえ作れば売れる」と期待しているのなら大きな間違いで、防衛装備品の移転=防衛装備品の輸出をビジネスとしてやる気がなければ5類型を撤廃しても状況は変わらないだろう。

出典:Bundeswehr/Jane Schmidt

因みにポーランドのディフェンスメディア=Defence24はC-2について「エキゾチック(防衛装備品として市場での実績が未知数)な機体だ」と評価し、ポーランド空軍のノワク少将も「C-2は日本でしか運用されていないのが問題だ」「我々は『装備の維持管理が可能か』『他にどれだけの運用国があるのか』『そのプラットフォームの将来性にポテンシャルがあるか』といった点を重視している」「C-17の生産ラインは2016年に閉鎖されたため重量タイプの軍用輸送機として検討しているA400Mに競合相手はいない」と述べたことがある。

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※アイキャッチ画像の出典:Embraer

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コメント

  • コメント (25)

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    • もへもへ
    • 2026年 2月 20日

    そうだな
    売れもしないのに無駄な努力は辞めるべきだと思う。

    輸送機で独自性をだしてもしょうがないんだから、A400MとC−390で統一するのが、コストも下がって財務省もニッコリ、現場の運用側も使いやすくてニッコリ、国際派のミリオタもガラパゴスを脱してグローバルスタンダードでニッコリ。

    損する人が殆どいない。

    7
      • のー
      • 2026年 2月 20日

      ものすごく誤解があるようですが、
      今の日本は貿易赤字が円安と金利上昇に直結してしまって苦境に陥ってます。
      つまり額面安くても巨額の輸入に繋がるようなら、財務省は良い顔をしないですよ。
      財務省が安い輸入品を勧めてた古き良き時代は、既に過ぎ去りました。

      49
      • 特盛
      • 2026年 2月 20日

      今あるC-2をどうしろとお考えで?
      A-400Mに置き換える?それこそ無駄の極み。
      あまり馬鹿げたこと言わない方がいい。

      32
      • 朴秀
      • 2026年 2月 20日

      C-2の評価には触れませんが
      せっかく揃えた機体をろくに使いもせずに新しい物を欲しがったら
      財務省は怒るんじゃないでしょうか

      10
    • SB
    • 2026年 2月 20日

    ぶっちゃけC-2の一番の問題はそもそも特殊機体過ぎて需要が無いことだと思うんだよね
    ライバルと言われてるA400Mは戦術輸送機の延長だけど、C-2って戦略輸送機を小型高速化したC-390とも違う新ジャンル機体だよね
    同じ積載量でA400Mの1000km以上航続力があって、100km/h超の巡航速度でかっ飛ばせる機体欲しがる国って日本以外に何処かにあるんだろうか

    ちなみにパッケージ云々はちょっと違うんじゃない?そういうの含めて調査・評価するわけだから、土台に上がった上で「機体以外の部分が低評価」で落とされるんじゃないか

    30
      • 58式素人
      • 2026年 2月 20日

      ”C-2って戦略輸送機を小型高速化したC-390とも違う新ジャンル機体だよね”
      そうですね。
      wikiを見ると”民間の旅客機と同じ高度や航路を活用して目的地への迅速な輸送が可能”
      とありますから、言ってみれば、大陸間移動をする軍隊に必要になるのかな。
      西側諸国で見てみると、米国/カナダ/英国/フランス/豪州くらいかな?。
      米国で採用してくれないかな(笑)、などと思います。
      運ぶものはM1戦車ばかりではないだろうし(笑)。
      無駄にC17で定期便を飛ばすようなことをもしもしていたら、可能性はあるかな(希望)。

      6
    • 戦車
    • 2026年 2月 20日

    MQ-25は海軍用になるのかそれとも喰い合うのかな?

    • YF
    • 2026年 2月 20日

    艦艇に関しては官民一体となって積極的に売りにいってるのが傍から見てても分かったのですが
    P-1、C-2、US-2や潜水艦は本気で売りたかったかは疑問があります。特にメーカー側の海外に売りたいって熱意が全然伝わってこないんですよね。
    海外のメディアや軍関係者がちょっと名前を上げただけで日本のメディアやミリオタ(私含む)が騒いだだけなんじゃないかと。

    5類型撤廃はこれで売れるという話より日本政府の大きな方針転換の現れで、ここからスタートだと思います。

    31
      • 名無し
      • 2026年 2月 20日

      軍事オタクはどの兵器も関係なく売りたがってるけど政府は日本の防衛に直接メリットがある案件にしか積極的に動く気がなく
      そこの温度差も傍から見ていて大きいですね

      11
      • 通りすがり
      • 2026年 2月 20日

      川崎重工のC-2とP-1のページは掲載されているスペックが全長・全幅・全高だけというやる気の無さだからなぁ。(ちなみに英語版に切り替えるとP-1のページでは「日本近海で長時間の哨戒任務にあたれる」と英語で書いてある…)
      最初から輸出するつもりはないと正直に言っていたら役人からも国民からもウケが悪いから、開発をスムーズに進めるためだけの方便だったと思う。

      9
        • 名無し
        • 2026年 2月 20日

        軍事オタクが思ってる程兵器市場なんて良いマーケットじゃないからね
        メーカーからしたら民生品売ってたほうがよっぽど楽で利益率良いし
        若者が就職に苦労する状態でも無いから新たな産業として育成する意義も薄い

        17
      • 中村
      • 2026年 2月 20日

       川崎が欲しいのは完成機メーカーって肩書だけでしょう。設計が分かるサプライヤーって立場でボーイングの仕事が取れるならソレで十分。

       BK117も自分で武装型の売り込みを掛けても作業分担が増える訳でも無し、H145やUH-72の受注眺めてた方が楽です。

       スバルもベルが売ってくれるならソレで良いって感じですしね。日本製鋼所もそうなるんじゃないかな。

      6
      • 病まんと
      • 2026年 2月 20日

      そもそも五類の変更なければ企業も売り込む努力する事出来ないし、他国からしてもカタログ載ってないのは買うも何もありませんから……
      変更が即兵器輸出に繋がる事はないにしろ、販売のためのルールが設けられるのは一歩前進ではあるかと

      15
      • ネコ歩き
      • 2026年 2月 21日

      防衛装備移転が解禁された最初の商材がC-2、P-1、及び豪潜水艦でした。わずか10年ほど前の話です。
      担当窓口は防衛技術本部改め防衛装備庁で、防衛装備の売り込みなんて経験がなく手探りから始まりました。防衛装備の売り込みなんて経産省や商社さえノウハウを持ってなかったでしょう。P-1とC-2に関しては売りたいが売り方がよく分からない状況だったと思います。
      管理人さんが度々指摘されてますが、当時は「良い物は売れる」が防衛装備では通用すると売り手自身が勘違いしていたのではないかと。結論を言えば、防衛装備輸出を甘く見ていて準備不十分なままで失敗した、てことなのでは。

      2
      • はらへり
      • 2026年 2月 21日

      島国で空港が整備できない島も多い上に遠く、
      お隣が敵なのに集団安全保障の枠組みにいない、海軍国なのに空母の一隻もない
      という日本独自の環境に最適化された超ニッチな機体なので汎用性を考えるとね
      ある意味オスプレイと同じカテゴリの機種ばっかりになるという

      2
    • たむごん
    • 2026年 2月 20日

    イラン周辺、空中給油機が大量に集められていますが、やはり最重要な航空機だなと。

    防衛装備品5類型撤廃したところで、すぐ何かが変わる物でもないでしょうが、輸出が視野に入る事によりよい変化が少しずつでも生まれていけばいいですね。

    『あぶくま型』中古品輸出の話しがでていましたが、(外交安全保障の面が強いですが)この話が進んでいくのか見守りたいと思います。

    (2025年12月21日 東南アジア諸国への武器輸出をもくろむ高市政権 その背景にはトランプ氏の戦略? あくなき拡大路線を危ぶむ声 東京新聞)

    6
      • たむごん
      • 2026年 2月 20日

      追記です。
      別件ですが、三菱重工神戸造船所で、潜水艦が面白い雰囲気で映ってますので共有します。

      海上自衛隊の潜水艦(艤装中?補修中?)が、GoogleMapに映っていますので、御興味のある方はご覧くださいね(34.655272, 135.184511)。
      3D状態にすれば、360°見れますので、なかなか面白いですよ。

      3
    • MK
    • 2026年 2月 20日

    最初から海外販売を目指して開発してる機体と比較しても。現行機種ではなく次期開発からはそれを見越して、今までは数売れない前提の開発しか出来なかったのが採算とれる可能性が出るならだいぶ変わってくるのではないでしょうか。そうあってほしいです。

    16
    • pow
    • 2026年 2月 20日

    KC46は買いたくはないけれどA330 MRTTはデカすぎるという国には朗報で、以前から条件が合えばエブラエル側は作れますよと表明していただけに中々の展開ですね。
    米政府の資金なしで先に開発しても米軍へまとまった機数を購入してもらえないと米国で製造ラインを建設しても利益は出ないと思いますので、フライングブーム方式の空中給油システムの開発はノースロップで、生産はエンブラエルで販売利益の何割かはノースロップへという形もあるのかなとも思います。
    先にC-390を購入している国に対してはセールス面でも有利ですし価格次第もあるかと思いますが案外売れそうな気がします。

    8
      • daishi
      • 2026年 2月 21日

      エンブラエルはC-130更新マーケットに絞り込んで設計した上に整備権やオフセットなど「商売上の武器」を全部揃えて提案しているのが強いですね。
      フライングブーム対応機はF-16やF-35Aを保有していても空中給油機を保有していなかった国にC-130の更新とセットで提案できる「次の一手」になると思います。
      一方でボーイングがトラブルを起こしているように空中給油システムをノースロップ・グラマンがちゃんと提供できるのかも注目ですね。

      4
        • pow
        • 2026年 2月 21日

        イラストで判断すると主翼両端のパイロンに、プローブアンドドローグ方式の給油用ポットも付いているだけに商業的にも抜かりない設計ですね。

        2
    • 足柄
    • 2026年 2月 20日

    そもそも日本の譲歩を引き出すレベルの規模で問合せあったの?
    真面目に入札に参加したのFFM改くらいからでしょ

    持ち出しOKな前のめりジャパンですら引くような舐めた要求はさすがに無理よ

    4
      • 負け惜しみは誰だ
      • 2026年 2月 20日

      他国の軍への販売実績が欲しければ、持ち出しOKでも取りに行きますよ。

      日本は兵器市場での既得権益への挑戦者なのだから、無理してでも実績を積み上げないと他国から関心を持ってもらえないでしょ。

      13
    • 寒い
    • 2026年 2月 20日

    日本には基軸通貨である円を低利で融資する円借款と言う強力な武器があります。インフラ輸出の能力もありますし、装備現地化のノウハウが得られれば、メジャープレーヤーになる資格は充分あると思います。後は各省庁、企業が連携してオールジャパンとして提案力を示せるかではないかと。まぁ、ここが一番難しいのですが

    8
    • リンゴ
    • 2026年 2月 21日

    エンブラエルとはまた面白い企業が攻勢を掛けて来たなぁ

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