ウクライナ軍のタルナフスキー准将は「ロシアは1年以上も準備した防衛ラインが突破されないと信じていたが、我々は数週間に渡る地道な地雷処理作業の末、ザポリージャ方面で敵の第1防衛ラインを決定的に突破した」と述べた。
参考:‘Everything is ahead of us’: Ukraine breaks Russian stronghold’s first line of defence
この話が真実なら第2防衛ラインや第3防衛ラインの強固さは「第1防衛ライン」ほどではないという意味だ
ウクライナ軍のタルナフスキー准将はGuardian紙の取材に対して「ロシアは1年以上も準備した防衛ラインが突破されないと信じていたが、我々は数週間に渡る地道な地雷処理作業の末、ザポリージャ方面で敵の第1防衛ラインを決定的に突破した。現在は第1防衛ラインと第2防衛ラインの間で突破口の両翼を押し広げ、解放した地域の安定性を固めつつある。さらに第2防衛ラインの背後でロシア軍の後退を支援する部隊(恐らく砲兵部隊のこと)の破壊も完了しつつある」と明かした。
タルナフスキー准将は昨年秋のヘルソン反撃を指揮した人物で、現在はウクライナ南部で実施されている反攻作戦に参加するタブリア作戦軍(基盤戦力は第35海兵旅団と第55砲兵旅団)の司令官を務めており、Guardian紙の取材に答えた内容をまとめると以下のようになる。
“ロシアは1年以上も準備してきた防衛ラインを突破されることはないと信じていた。敵は広大な地雷原、対戦車溝、対戦車障害物の向こう側に用意したコンクリート製陣地に籠もり、接近してくるウクライナ軍に激しい砲撃を加えてきたため、我々の歩兵部隊は昼ではなく夜に出撃し暗闇の中で地雷除去作業を行った。文字通り数メートル単位で地雷原を突破するためのルートを切り開いた”
“ロシア軍は陣地に籠もったまま近づいてくるウクライナ軍を砲撃や無人機で攻撃するだけだったが、地雷原を突破されたことで多くの優位性を失った。第2防衛ラインは第1防衛ラインほど準備されたものではなく、地雷の数も少ないためウクライナ軍は車輌を使用した攻撃が出来るようになる。さらに同地域内(第1防衛ラインと第2防衛ラインの間)はロシア軍部隊も活動しているため、ここからの防衛ラインは単一のものではなくパッチ状に配置されている”
“最も準備された防衛ラインが破られたためロシア軍は機動防御への移行を余儀なくされており、ウクライナ軍の作戦は戦車や装甲車輌を使用したものに戻りつつある。我々の圧力を受け始めたロシア軍は占領地域のドニエプル川左岸地域やリマン方面、国内から戦力を抽出してザポリージャ方面に移動させ始めているが、遅かれ早かれ敵は手持ちの予備戦力を使い果たすだろう。そうなれば反攻の前進スピードはより早くなり、もっと広範囲での攻撃を行えるようになる”
以上が言及された内容の要約で、タルナフスキー准将は「広大な地雷原が我々の前進を複雑なものにし地雷処理作業にも予想以上の時間がかかった。残念ながら(地雷のせいで車輌が使えなかったため)負傷者の救出は我々にとって困難なものだった」とも述べており、地雷原を含む第1防衛ラインの突破は「少なくない犠牲の上に成り立っている」とも示唆したが、ロシア軍が3つの防衛ライン構築に投入した時間と資材の割合についても「60%対20%対20%」と言及しているのが興味深い。
この話が真実なら第2防衛ラインや第3防衛ラインの強固さは「第1防衛ライン」ほどではないという意味だ。
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※アイキャッチ画像の出典:35 окрема бригада морської піхоти ім.контр-адмірала Михайла Остроградського
うーんわかり易いプロパガンダ
本当に楽観してるなら去年のように、いつまでにどこ攻略と明るい見通し語るもんです
それが無い時点で、支援繋ぎ止めの為の楽観論垂れ流しでしょうね
第2防衛線以降が本当に薄いならメリトポリまで攻略できるのか?
あるいはトカマクまでか?
それともそれすら厳しいのか?
この発表からは何も伝わって来ない
荒れそう(不安)
ウクライナ軍は反攻作戦の進捗について当初から殆ど語っていませんので、「いつまでにどこ攻略と明るい見通し」は語らないと思いますよ。
ちなみに西側情報機関はトクマク攻略に楽観的になっていますね。
軍でなく情報機関のブダノフ氏の発言ですが
去年はこう言っておりました
「来年春の終わりには戦争は終わるであろうし、夏までには全てが終わるであろう」
リンク
戦時中の情報局のブダノフに「ウソつくな!」と言うのは酷な話でしょ。
大事なのは過去のウクライナの公式発表を追っていくと分かる事で
●時間的な約束はかなり遅延するが内容は概ね守る
傾向が強いこと。
ロシアはウクライナの政権転覆やら全土制圧やら東部二洲やらとにかく目標の二転三転が目立つ。
対してウクライナは時間は掛かっても少しずつ時には劇的に領地を奪還してきた。どう贔屓目に見ても一貫性はウクライナにあるね。
Forbesはウクライナ軍のバフムート方面の攻勢鈍化により、戦略予備として配置されていたロシア第76親衛空挺師団がトクマクに投入されたことを、東部ではロシア軍優勢、南部ではウクライナ軍優勢と報じていますね。
一個師団で戦況がどこまで変化するか、双方正念場なのかも知れませんね。
> 本当に楽観してるなら去年のように、いつまでにどこ攻略と明るい見通し語るもんです
そんな事ありましたっけ?
ちょっと記憶にはないし軽く検索してもヘルソンでロシア軍が潰走してる時もウクライナから公式に楽観論が語られてる記事は見つけられませんでしたが。
>ちょっと記憶にはないし軽く検索してもヘルソンでロシア軍が潰走してる時もウクライナから公式に楽観論が語られてる記事は見つけられませんでしたが。
軽く検索したら、記事が見つかりました。
2022.11.19
ウクライナ軍、年内にクリミアを解放して春先までに全土を解放する
ウクライナ国防省のハヴリロフ次官(元少将)は19日、英SkyNewsに対して「年内にクリミアを解放して春先までにはウクライナ全土を解放するだろう」と明かし注目を集めている。
ヘルソン奪還で勢いづいていた時はかなり具体的でしたね。
それ国防副大臣のインタビューの回答で、公式の会見とかではないですし本文では
>ウクライナ軍は12月末までにクリミアに戻る可能性があり
となっており別の記事だと
>ハウリロウ氏は、プーチン露政権の突然の崩壊のような、予測不可能な出来事がロシアで起こる可能性も指摘し、
>また同氏は、複数の要素を合わせた軍事的オプションもあるとしつつ、「私たちが、例えば12月末までに、クリミアへ立ち入ることはあり得る。可能性はある、可能性はある。そうなる可能性は排除されない」と発言した。
という表現になっています。
いずれにせよ「見通し」ではないですね。
その記事内に書かれてる年内に「ヘルソン解放」も見通しじゃなくて作戦目標について説明したのが曲解されてるだけ。
すっぱ抜きとかならともかく要人がメディアの取材に応えている以上、公式の会見という定義はあまり意味がないのでは。
またインタビュー原文では
“Of course, in this case, the war will take some time. But my feeling is that by the end of the spring, this war will be over.”
時間掛かるかもだけど私は春に戦争は終わると思うよ。と思いきり見通しを語っているように見えます。
ただの「お気持ち表明」だって明言してるじゃないですか。
公式の会見がそうでないかははっきり分けないとダメですよ。
学者にとっての論文とインタビュー記事くらい違います。
公式の会見なら「my feeling」なんて語らないでしょ?
「公式の会見か、そうでないか」です。
誤変換すいません。
ふむさん、色々と思うところがあるみたいですが
「楽観論垂流し」なんて感情的な言葉で状況を拒絶してしまっては、もし事態が宇軍の優先に動いた時にご自分が叩かれて苦労してしまいますよ。
私たちの理想は管理人様のように冷静に戦局を受け止める事であって、宇露に別れて互いの陣営を罵り合う事ではないと思います。
期限を切る行為について慎重になったという見方もできますね。できない約束を公言することこそプロパガンダ的かもしれません。明るい見通しを語らないのは、むしろ冷静の表れだと受け止めました。
いずれにせよ、立場上プロパガンダは常に付きまとうもので、私たちが見るべきものは一つ、根拠に基づいた戦況報告だけでしょうね。
この地域では3ヶ月の大反攻で小さい集落1つ奪還しただけだからね
西側の偉い人達から反攻が遅い戦術が悪いと文句言われることが多くなってきたから何でもいいからアピールしたいんでしょ
「支援繋ぎ止め」の為なら苦戦してるって悲観論ぶったほうがいい様な・・
自分は上級将校がメディアにここまで言い切ったのは自信の表れだと思う。
いや、むしろ悲観的な戦況を報告するとNATO/EUからの支援が細ってしまうことを恐れてるような・・・
どっちも必要なんですよね
支援の必要性アピールと有効性アピールなので
悲観論のみでは有効性がアピールできない
楽観論だけでは必要性がアピールできない
人の心に訴えるにはストーリーが必要ですからね
写真のスコップは、英陸軍制式の物なのかな。
少なくも、ロシア式ではないと思いますが。
今のロシア軍では第二以下の防衛線は火力・兵力ともに第一ほどは無いと考えるのが妥当でしょうね。
だからこそ、ウクライナや西側諸国にこれがまだ続くのかと絶望感を与える目的もあったと思いますが、下がるのではなく増援をつぎ込んで第一防衛線を維持しようとしたのだと思います。
ロシアは時間があったとはいえ、第一防衛線と同じレベルのものを二線三線と構築する時間があったのかも怪しいですしね。
二、三線の存在自体は必要な一方で第一線と同等の強度にするよりは前方に比重をかけた方が効率/バランスがいいはずなので
配分としては6:2:2はむしろ適切なところでは
ロシアとしては精一杯やったんだろうし第三者からも必要十分と評価できるものだった……はずなんだけど
スロヴィキンの首が飛んだあおりで策定に当たった幕僚団も解体されてもう誰にもまともに運用できなくなった、とかそういう崩れ方な感じが
もうロシアの勝ち筋は無いな
時間の経過とともにウクライナは強化されロシアは劣勢を余儀なくされる
ただ来年3月の大統領選後は何振りかまわぬ行動を起こす可能性もある
年内にどこまで進めるかな
ロシアの勝ち筋は薄いけど
>>時間の経過とともにウクライナは強化されロシアは劣勢を余儀なくされる
それはない
多分だけどツリー主が強化されると言ってるのは砲弾関係じゃないですかね。米は今砲弾の製造能力を上げているのでこの点時間が経つにつれウクライナ有利になります。確かこんな事がここの過去記事でも書かれていたような気がします。
しかし製造しているのは榴弾。当面は塹壕制圧に有効なクラスター砲弾の方が欲しいでしょうね。
爆弾に関してはクラスター爆弾の供与を要請して断られていました。
榴弾の製造が軌道に乗るまで砲弾供給を先延ばしできないため暫定措置として米国在庫のクラスター砲弾の供与というかたちを取っているので、製造力強化しても現状有効に機能しているらしいクラスター砲弾による攻撃が維持できるわけではありません。
韓国もクラスター砲弾供給能力あるはずですが政治的に困難。
塹壕突破が進んでまた別の局面が訪れるかもしれませんが、そこまでは先読みできません。
2023.01.25
米陸軍は155mm砲弾の生産量を朝鮮戦争の水準に戻す、2年以内に月産9万発
製造設備の拡張は逐次的に進行するから現時点でも結構増産は進んでいるでしょう
最近はロシアは砲撃戦で打ち負けてるみたいだから
でもまぁそれは韓国の100万発のほうが効いてるか?
155mm砲弾の増産が効いてくるのはこれからだ アメリカ先生の次回作にご期待ください
ロシアの国会議員で、「この防衛ラインを突破しようとしてるウクライナ軍の上に核を落とせば一網打尽じゃね?」って言った人がいるらしいが、まあとんでもない発言ではあるが、これも多少は裏返せばだいぶ苦戦している証左の一つでもあるのかなあ・・?
どう弁護したところで鬼畜の発言ですね…。
前線の友軍が安全な所まで下がれる時間など計算してないでしょうし、
仮に退避の作戦行動が可能だとしても、それならウクライナ軍も察知して行動するでしょうし効果は薄く、
その一網打尽とやらは友軍も囮の捨て駒にする前提でしょう。
仮にも議員の発言なら、有権者が我が子や親族の子をそのように扱う者に投票するか考えそうですが、
それを無視しても議員の椅子が安泰と高を括って居られる社会って事ですよねぇ。
凡そ民意など顧みられない社会という証左でしょうか。
プーチンは、ロシアの政治家の中では、(これでも)穏健派なんですよね。
他の政治家、周辺国に核兵器の使用・威嚇をもっとやれのような趣旨を、平気で繰り返しています。
プーチンの後の方が過激でヤバいんじゃないのか?と言われている理由の1つなんですよね(ポジショントークかもですが、核大国ですからね)
本当の穏健派はプーに全員😇されたので、1番穏当なのはプーという説
やべーやつが多すぎて、おいそれと西側もプー排除を画策できないという防御戦術
少なくとも核保有国だから運用政策があって当然その中のシナリオとしてあるって感じでしょう。鬼畜だとは思いませんよ核保有国ならば当然出てくる考えでしかないですし、それで純粋にロシアにプラスの利益しかないなら取らない理由は無い筈です。当然ロシアの核使用によるNATOが取りうる対応を考えると選択肢としては無しでしかありませんが。
ロシアになってからの将官クラスの考えはどうか知りませんがソ連時代の将軍は核の怖さを知っていましたが威力が大きい爆弾ぐらいの認識であるならそんなもんかなとは思います。
そもそも議員がどのような核を想定して話をしたかで変わるでしょう。実戦レベルにあるかは分かりませんが低出力の1kt核砲弾を地上/空中炸裂させてすら近くのロボティンみたいな小さな村を消滅させるような威力はありません死亡率が高くなる範囲にしても1kmも無いし3kmも離れれば被害らしい被害を受けるかも分からないレベルだと思います。
友軍を犠牲にするとかはどこにどんな威力の核をどんな形で爆発させるかの結果でしかないのですから、貴方の言うような事態になるかどうかなんて確定の話じゃないでしょう。この地域のウクライナが解放した範囲をそれなりに掃討するつもりなら平地であっても効率最大に狙って広島に落とされたリトルボーイ位の威力は必要ですね。
ただ必ずしもウクライナ兵全部を巻き込めるギリギリを狙う必要は無くロシア支配地域から離れた場所を攻撃するだけでウクライナは侵攻所の話ではなくなるでしょうし、ロシア兵を巻き込んだ攻撃をする必要すら無いと思いますが。
第1防衛ラインを突破したのは事実のようですし、ロシア軍自体の行動阻害の可能性があるため、以後の防衛ラインが薄い物になるのは常識的に考えて間違いないでしょう。
>ここからの防衛ラインは単一のものではなくパッチ状に配置されている
という表現にそれが示されていますね。
例え黒海海岸までの半分で進軍が止まっても、以後ロシア軍はクリミアへの輸送をクリミア大橋だけに頼ることになります。
ダメージは大きいでしょうね。
ただその場合、ウクライナ側も突出部を残したままということになりますから、維持するためには損害を覚悟する必要が生じるでしょう。
ウクライナは そうならないように左右にも部隊をちゃんと展開してるね。
まあそうしないと後方の部隊が詰まっちゃうしね。
極短期的にはそれでいいんです。
でももう少し長いスパンで見ると、その左右に展開した部隊も逆にロシア軍に挟撃される可能性が出てくるんです。
前線突破の中央部隊だけで無く、左右の部隊もね。
打通作戦が途中で終了した場合、形勢を維持するのってものすごく大変なんです。
最悪の場合、取り返した領土を諦めるか、自軍兵士の血が大量に流れる覚悟を決めなければならなくなる。
中途半端な突出部というのは、それくらい危うい場所なんですよ。
・突破された陣地の両脇の兵
・覚悟を決めて突破に成功し、横展開中の兵
包囲される事を恐れてるのはどっちでしょうね。
去年の9月21日がロシアによる予備役動員の開始日だったから
1年後に改めて、追加動員するのかな?
できるかどうかわからないけど。
偵察衛星・偵察ドローンの解析、特に戦車や装甲車両などは、赤外線の分析により密度は解析されているでしょう。
米軍、NATOなどと情報共有していれば、大枠は把握しているものと思います((軍機だから出ないのでしょうが)
ウクライナ軍、血と汗で地雷原を啓開していますが、恐ろしく勇敢ですね(妨害は当然あるため、工兵と歩兵の被害は大きいです)
ウクライナ軍、特に彼ら前線部隊の殊勲が、戦中戦後報われることを願っています。
ここはウクライナに有利な情報を選別しているサイトという認識でいいですか?
なんせチャンネル桜のウクライナ戦況討論の動画をリンクにした投稿が没にされるんで
極右が運営するチャンネルなんてそりゃ没喰らうだろうな
ちょっと笑った
このサイトはウクライナとロシア両方の情報筋から得た情報を客観的に纏めてるサイトだからね
そりゃあソースがロシアのプロパガンダと妄想しか無い動画なんて反映されないに決まってるでしょう…
むしろなかなか地雷原を突破されずに停滞してたころは
ロシアを応援する人たちが喜んでここの記事を引用していたと記憶してますよ
単に管理人氏はなるべくバイアスを排除して正確な情報を務めてるように努力されてるだけです
一時ロシアのミルブロガーの情報に惑わされたこともありましたが
つーか伊藤慣さんの情況説明見てますか?
歴史や哲学をある程度分かってないと、単なるミリオタでは難しすぎるのか?と勘ぐってしまいました。
その手のマウントをしようとするのは、むしろ雪菟さんの情緒や人とナリが察せられてしまうので悪手かと
伊藤貫氏の状況分析は拝見したことはありませんが
なぜ戦況を理解するのに伊藤貫氏の意見が必須だと考えておられるのか
おそらくここに来ている人たちには説得力が不足していると思います
あなたには相当重要な情報源なのでしょうが、それは必ずしも一般的な意見ではないでしょう
我々はミルブロガーの二次ソースでも癖が強くて辟易しているんですが
増してやどこかの政治学者の戦況解説はマジで勘弁です
>歴史や哲学をある程度分かってないと、単なるミリオタでは難しすぎるのか?
この言い方、オリエンタルラジオの中田と同じだよね。俺の好きなコレが分からないヤツは教養が足りない、みたいな。
この場の諸兄は海線山線だからそんな挑発には乗らないと思うよ。
伊藤さんなる方は国際政治、国際金融アナリスト、政治思想家と言う事ですが
このような人が戦況に関する解説が出来るんですかね
歴史や哲学より法を理解しましょうね
ロシアを応援してる人ってこういうのばかりなんですよ
ロシアの気持ちもわかる(感情優先)
侵攻したロシアが悪いのは理解できる(普通ならここで終わりなんですよ)
こういう人たちはこのあとに感情論を続けてロシアを擁護する
理屈として悪いのはこういう人ですら理解してるってのがロシアが悪だと断言できる理由ですね
侵攻直後ぐらいに右翼の街宣車がZマークつけて拡声器でロシア擁護してて、ドン引きしつつも右翼にとって敵やろロシアは、と思ってたんですが「感情論」で動いてるんですね…ああいう人達って…
そしてチャンネル桜はそういう手合いを生み出し続けてる訳か
その動画を見たことがないので確定的な事は言えないのですが
情報的価値がない割に荒れる原因になると見なされたんじゃないですかね
管理人様、ならびに読者の方々は、かなりフェアですよ。
軍事ブログの執筆者・閲覧者の方々ですから。
過去記事やコメント欄を見れば、喧々諤々に様々な情報やアプローチが、検証されている事が分かると思います。
何処のやつかもわからない動画を根拠にするのは流石に戦況を見るにあたってふざけすぎでしょう。ウクライナの公式が投稿してるとかならまだわかりますがね。
そんな理解されにくい脊髄反射する前に、PCだと右側、携帯だと右上のタブに『ロシア関連』という記事のカテゴリーがあるので、それを見てから意見してみたらどうですかね。
チャンネル桜にウクライナ語やロシア語ができる人材ははたしているんだろうか
英語も怪しそう(偏見)
勝手にロシア応援サイトだと思い込んで裏切られたって激高する現象は何なんでしょうね
右派でロシア応援してるのはトランプ支持者だと思いますがペンス副大統領のことも裏切者扱いしてましたよね
俺の知ってる真実(陰謀論)を記事にしろっていわれても困りますよ
贔屓のYouTubeチャンネル宣伝しようとして消されたことでお気持ち表明してて草
そんな歪んだ見方しかできないならここ見に来なくていいからチャンネル桜の君にとって都合の良い動画でも好きなだけ見てなよ
毎回思うんだけど、右の翼の人ってどうしてロシアを応援してるんだろう
韓国を叩くのはまだ彼らの心理として理解はできるけど、ロシアの肩を持つのがよくわからない
北方領土問題とか領空侵犯問題とか抱えてませんでしたっけ???
アメリカが嫌いなんでしょ(適当)
イギリスだかがウクライナ軍の進軍が加速した事について言及してましたが
進軍速度は最初が一番早くて徐々に落ちていくのが一般的で
その後に進軍速度が上がるような事あれば、それは大きな障害が取り払われている可能性が高いとのことです。
強固な防衛線を突破して装甲車や戦車が入り始めたという事は、地雷原の密度なども濃淡があるんでしょうし
何かしらポジティブな状況になっていると考えるのが普通かな?楽観視する必要も早計だと思いますが悪い話では無さそう。
数ヶ月単位でロシアとウクライナの優位が逆転するような状況が繰り返されてるから、今のところはウクライナの愚直な努力が実ったと言えるが、3ヶ月〜半年後にこの優位が維持できてるかは不透明な気がするね。
恥ずかしながら大規模な最前線での夜間地雷撤去作業という作戦行動は初めて聞きましたね。
後日詳細が明らかになることに期待。
日中はドローンによる索敵(発見=砲撃の雨)がかなりあるためにあえて夜間に地雷撤去を行っているとどこかの記事で読みました
実際のところ、暗視ゴーグルを付けたりして作業しているんですかね?
日没とともに最前線に出動し地雷処理、夜が明ける前に撤退…
工兵の努力が偲ばれます…
ゆべしさんに補足しますと、日没後にサーモカメラで上空撮影すると地雷が強い日光で温まっているために白く点々と写るらしいです。それで設置場所を特定して夜半に工兵が撤去するとか。
ただ、暑い夏限定で専用塗料を地雷に塗られると無効化される、と言う欠点があるとか。
それだけで一本の映画になりそうですね。私もそれはぜひ知りたいです。
攻勢開始以来、通常は前哨陣地のはずの最前線の接触線の陣地を徹底的に固守、前進されればひたすら逆襲を繰り返すロシア軍の戦い方には、いろんな所から疑問が呈されていました。知られていたロシアの防御戦教義とも相違する、異質な戦闘が展開されていたわけですが、准将の応答は、その事に関する現場からの説明となっていますね。
なんにせよ、最前線の築城に非常に大きなリソースを割き、全力でウクライナの攻勢をそこで破砕する、というロシア軍の企図は失敗してしまったわけです。
最前線が主防御線であるなら、今ウクライナ軍が接触・突破しつつあるいわゆる第二線は、予備・収容陣地ということになります。主防御線で敗れて後退した部隊を収容し、要すれば増援も入れて抵抗を継続するなり逆襲なりが実施される事になるわけですが、「第二線の敵砲兵は排除された」「これからは機動的は攻撃が可能になる」という言明が事実ならば、この二ヶ月の間で獲得された砲兵火力の優位は変わらず、更に柔軟な攻撃が可能になった事になります。ここからの展開に期待したい所です。
>攻勢開始以来、通常は前哨陣地のはずの最前線の接触線の陣地を徹底的に固守、前進されればひたすら逆襲を繰り返すロシア軍の戦い方
そうなんですよね。
で、本格的に突破されたら「あれはマニューバ防御」。
池乃めだか師匠もびっくりですわ。
>「60%対20%対20%」
反転攻勢のための戦力-(第一防衛戦での消耗+その三分の一の消耗×2+解放地域を維持するための消耗)=トクマク、メリトポリ攻略の戦力ってことかな
ウクライナ的には防御線に穴を穿ってからが本番なんでしょうけど、ぼちぼち秋が来るんですよね…。防御設備の役割は突破されないことではなく突破に際して時間と犠牲を強要することで、そういう意味では地面が固まる夏を突破に費やす事をウクライナに強要してみせたロシアの目論見はある程度達成されていそうな。
昨年秋以降のバフムト市圏をめぐるワグネル部隊とウクライナ軍の攻防の裏側でロシア正規軍が作っていたのが今ある防御線ですが、ロシア軍は(戦闘活動が小康する)冬の間の投資で夏を凌いだという指摘を某研究者の方がされていて興味深いなと感じました。そう考えると完敗ではないにせよウクライナはロシアに一枚先を行かれている感が否めないですが、そうであればこそ今年の秋冬の過ごし方が重要になってくるんでしょう。最悪なのは今夏に空けた穴のすぐ後方をまた防御線で塞がれる事ですが、他方でロシア側が無限に兵力やリソースを供出できる訳ではなく(ワグネルは今や無く、追加動員で調達した30万の1/3は防御線に貼り付け続けなければいけない)、ウクライナの今後の出方に注目という感じですね。
スロヴィキンの言う通りに防御に徹していれば 突破するウクライナ軍の被害は大きかったと思うが 結果はそうなってないね。 わずかの占領地を惜しんで防衛ラインの前に出て戦ったロシア軍の被害はウクライナと変わらなくなった。
ウクライナは秋までに海に到達する必要もないしね。
補給を断てればロシア軍は枯れるしかない。
タルナフスキー准将の発言を字面通りに受け止めると「ロシア軍が防衛ラインの前に出て戦った」のではなく、「延々と陣地に籠もってて砲撃してた」と取れますが…
その砲撃の合間や夜間に、文字通りにウクライナ軍が血と汗を流して地雷除去を進めたので突破できるようになったという話では?
どこからロシア軍の被害がウクライナと変わらなくなったという話に?
>どこからロシア軍の被害がウクライナと変わらなくなったという話に?
正直私もなんでそうなるのか納得しきれていませんが、補足しておくと、
「夏に南部で視覚的に確認された装備の損失の数がほぼ同数」という話です
スロヴィキンの言う通り 防御に徹してぎりぎりまで引き付けて防衛ラインを超えてくるウクライナ軍だけと戦ってればいまも抜けてなかったのでは?
ウクライナ軍を削って弱体化したところを叩けば ウクライナ軍は手も足も出なかったと思う。
スロヴィキンとかポポフとかまともな将官は首にしちゃって誰もいなんだからそりゃ負けるよな。
結果 2次3次ラインはスカスカ。
東部から部隊を回して逐次投入をするとか負け戦の典型だろ。
主力の2A45や46系榴弾砲の性能が単純に155mm榴弾砲の性能に着いてこれず砲戦で負けてるんでは
中国軍が155mmに切り替えたのが正しかったと客観的に証明された格好
訂正→2A64/65系の16lクラスの榴弾砲
だった
FH70とならある程度張り合えるけど最近のNATOスタンダードのJBMoU準拠の52口径砲/23lクラスには張り合えないだろうと推測
射程距離のことを言っているのかな?
ロシア軍が砲撃戦で劣勢に陥った要因に、対砲兵レーダの不足を指摘する分析が多いけど。
3線目が薄いというのはジークフリード線とは逆の作りなのか
ジークフリード・ラインの二の舞いをロシアがやられてるとはね
マジノ線にはるかに劣る構造の見かけ倒しで、連合軍の阻止に何の役にも立たなかったジークフリートラインに比べるのは、流石にロシア軍に失礼かな。
今までロシアは西側筋の期待を裏切らない見事な采配をしてきたから、もう運命は決まったようなものかもしれません。
プーチンはナチス総統の上を行く人だから核を持っててさえもその運命をトレースしそう。
ロシア軍が陣地を三線構築したから教科書通りに弾性防御するのかと思ったらまさかの硬性防御
政治的な問題からプーチンが死守命令でも出したのかと勘ぐるレベルだな
>>プーチンが死守命令でも出したのかと勘ぐるレベル
これが答えだと思う、塹壕一本に対しても神経質に反撃命令と死守命令を出しまくった結果だろう
撃破されたレオをみて狂喜したあげく反撃を加えて前進の命令を出してる可能性すらある
既に戦勝気分で祝杯を挙げてる人が多いけどそう簡単にはいかないと思うぞ
そうですね
ロシア軍は残り少ない予備部隊を同地域に増派していますし大規模な逆襲を行ってくることが予想できます
これを撃破できるかどうかがまた今後の戦況を左右しそうです