ウクライナ側もロシア側も「南ドネツクのマカリフカを支配している」と主張しているが、ウクライナ軍の第35独立海軍歩兵旅団は13日「マカリフカで国旗を掲げる映像」を公開した。
参考:35 окрема бригада морської піхоти ім.контр-адмірала Михайла Остроградського
証拠の新鮮さを考えるとウクライナ側の主張の方が正しいように思える
ウクライナのマリャル国防次官は11日「マカリフカの占領状態を解除した」と発表したが、ロシア軍がマカリフカを奪還したという報告もあり、ロシア側情報源は「マカリフカの所有者は昨日だけで3回も入れ替わり、現時点での所有者はロシア軍だ」と主張している。
これに対して第35独立海軍歩兵旅団は「マカリフカでウクライナ国旗を掲げる映像」を公開、これが13日に撮影されたものならマカリフカの所有者は「ウクライナ軍」ということになり、ロシア側情報源の主張は否定される格好だが、果たしてマカリフカを所有しているのはどちらだろうか?
13日に確認された視覚的証拠は以下の通りだ。
- Ⓐ=ドネツク人民共和国の作戦部隊「OBTF Kaskad」がウクライナ軍の攻撃を撃退する様子
- Ⓑ=ウクライナ軍がロシア軍の装備を破壊する様子
- Ⓒ=ウクライナ軍の徘徊型弾薬がロシア軍のT-80BVMを攻撃
- Ⓓ=ウクライナ軍の戦車がロシア軍陣地に発砲
- Ⓔ=ウクライナ軍がロシア軍の車輌を対戦車兵器で攻撃
- Ⓕ=第35独立海軍歩兵旅団がストロジェベで国旗を掲げる様子
- Ⓖ=ウクライナ軍がストロジェベの街中を掃討する様子
- Ⓗ=ウクライナ軍の戦車がロシア軍陣地を攻撃する様子
飽くまで個人的な考えだが、ロシア側が投稿する「南ドネツの視覚的証拠」は5日~6日の戦闘の別バージョンで、証拠の新鮮さを考えるとウクライナ側の主張の方が正しいように思える。
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※アイキャッチ画像の出典:35 окрема бригада морської піхоти ім.контр-адмірала Михайла Остроградського
いやー、ほならね、視覚的証拠を出して見ろって話でしょ?
支配権が三回も入れ替わったのなら、一時的にでも支配していた証拠が少しは出てきても良い気もするんですよね…
それなのに、ロシア側の複数の情報源が一斉にマカリフカの奪還を報じているのは何か確証があるのでしょうけど…
ネタですけど、ロシア側情報源がエコーチェンバーでも起こしているんじゃないですかね
マカリフカ周辺は反斜面陣地の構築に絶好の地形だから全体的にはウクライナが保持しつつもロシアの反撃で一時的な奪還もあるのは自然な経過かなと思う
管理人さんこの戦況図はおかしくないでしょうか。
これだとマルAのドネツク人民共和国の作戦部隊「OBTF Kaskad」
が、ウクライナ軍支配領域内で攻撃を撃退していることになります。
発砲とか砲撃なら分かるのですが。私の見方が間違ってるのかな。
> 飽くまで個人的な考えだが、ロシア側が投稿する「南ドネツの視覚的証拠」は5日~6日の戦闘の別バージョンで、証拠の新鮮さを考えるとウクライナ側の主張の方が正しいように思える。
最後まで記事を読めば書いてある…
>>飽くまで個人的な考えだが、ロシア側が投稿する「南ドネツの視覚的証拠」は5日~6日の戦闘の別バージョンで、証拠の新鮮さを考えるとウクライナ側の主張の方が正しいように思える。
おそらくこれが答えなのではないかと思います
多分この1週間の内にウクライナがその地点を突破したんでしょうね
今更ながら、空爆が使えたら、と思います。
空爆に代わる物として自爆ドローンを準備していたと思うのだけど。
砲弾や爆弾の代わりに使うほどは数がないのかな。
後方からは発進するだけにして、
最終誘導は前線のレーザーイルミネーターに任せる形にならない物でしょうか。
交通整理が大変でしょうが。
到達範囲を指定して、複数のイルミネーターを照射して、
その範囲近くまで慣性誘導する形で複数の自爆ドローンを発進させ、
目標が破壊された順に照射を止めれば、
ドローンは自然と残った照射先に誘導されるような形にならないでしょうか。
炸薬量は105mm砲弾と同等で、同じ信管を使って、近接/着発/遅延と使い分ける形で。
ロシアは一部の地域では電子戦を駆使しており、そこではウクライナのドローンは無効化されています。
また自爆ドローンの搭載量は数キログラム程度なので、数百~トンスケールで搭載できる航空機の代わりを務めるのは簡単ではないですよ。
ドローンはこの戦争で大いに注目されることになった新兵器ではありますが、まだまだ戦場においては従来の兵器の方が有利な点が多数あります。
素人の勝手な想像なのですが。
おそらく、誘導電波とGPS信号の邪魔をしているのでしょうね。
慣性誘導と終末レーザー誘導は、邪魔されないだろうと思います。
前線と後方の連絡は確かに問題と思います。
マカリフカ周辺は高地なので川沿いに南下する部隊の支援がしやすくなりますね。
ウクライナ軍は一週間足らずで100km2以上の土地を解放しました。
リアルタイムに(言い方は悪いですが)見物できるものではないため、伝聞の伝聞みたいな情報を手繰るしか無いのが歯がゆいですね
まさに戦場の霧は深いというやつで、もっと時間が経たないと何が起きていてどうなったのかがわからない
落ちていく夕日に焦る気持ち溶かしていこう(古い)
この戦争の情報を見ている内に確信したんですけど、
流動的な情報は一つのポイントを見れば発信者がバイアスに塗れていようが事実に立脚している限り
真実に向かって収束されると思うんですよね
夕日が落ちてもまた登るまで、気長に、落ち着いて続報を待ちましょう!
おっしゃる通りですね。
同じ事実を見ていても伝え方で印象は大きく変わりますしね。
もっと言えば事実に基づかない捏造などの情報戦の一環だとしても発信者に何らかの目的がある訳で、誰が・いつ・何を・語っていたのか、をリアルタイムにまとめてくれるこのようなブログはとても参考になりますね。
現代のレコンキスタだな。
>>飽くまで個人的な考えだが、ロシア側が投稿する「南ドネツクの視覚的証拠」は5日~6日の戦闘の別バージョンで
ウクライナ側は少しずつしか映像をアップしてないからロシア側の情報源に頼るしかない状態になってるから、ウクライナ側の損害は凄まじいと思い込んでしまうが
映像や画像を分析してる世界中の人たち曰く、ロシア側の人たちは過去の戦いを違う角度から撮った映像や画像を拡散してると
最近は、記念写真を撮ってWebに勝利宣言をアップするまでが軍事行動になりつつありますね。
インスタ映えのために食べない料理を注文する人がいるのと同じように、写真だけ撮って陣地として保持しないこともあるっぽいですね
若干、変な感じがします。マカフリカはそんな重要地点なのかと。
とにかく、
マカリフカの近くで、ウクライナ軍の機械化旅団の装甲車両が撃破されたままであると思います。
ウクライナ軍が、再度の装甲車両で再侵攻を成功させたという風でもないようです。
それらを前提として推論すると、
ロシア軍のマカリフカ(少数の家がある程度)に入っていた少数の歩兵は機甲部隊との戦闘の前に大抵は撤退しているはず。
ウクライナ軍の機甲戦力が叩かれて、進撃は頓挫した。
戦果報道の必要のため領土防衛旅団の軽歩兵が隙間から、マカリフカに侵入した。
ロシア軍が気づいてマカフリカを砲撃し、時々いるかどうか見に行った。それが、撃退とか再奪還とかの報道になっているのではないか。(ロシア軍が強いて奪還する必要があるのか?)
失礼いたしました。
今回の動画は第35海兵旅団の歩兵大隊ですね。過去の私の思い込みで、領土防衛旅団ではありませんでした。
そうなると、最初の装甲車輌の影像から続いているのかな?そうなると、ロシア軍は主防御線に引いたということになりますね。
この動画からは、実相は確定できませんが、ロシア軍の防衛線で本格的な攻防が始まるかもしれませんね。
あれから探したのですが、このウクライナ軍の第35海兵隊旅団の動画の付近で、ロシア軍の戦車や装甲車輌の残骸の写真や動画等がみつかりません。
やはり、ロシア軍の方は、砲撃戦や機甲戦になるので、村の住人や少数のロシア軍歩兵はもっと後ろに下げて、そこにウクライナ軍の歩兵が戦車が通る道でない隙間から入った可能性もありますね。
この村にウクライナ軍の歩兵だけでなく、生きている戦車や車輌の動画等があれば、状況を判定しやすいのですが・・・。