欧州関連

ウクライナ政府高官、TIME誌の記事内容を否定し情報提供者の排除を示唆

ウクライナ国家安全保障・国防会議のダニロフ書記は31日、TIME誌の記事について「書かれている内容は事実ではなく、記事に登場した匿名の人物が誰なのか知る必要がある」と述べ、情報提供者を特定して政権から排除する必要があると示した。

参考:Данилов о статье в Time: Набор чуши, “анонимами из ОП” должны заняться органы
参考:Счетная палата подтвердила хищения на продуктах в Минобороны времен Резникова – СМИ

ウクライナの会計検査院は食料調達で国防省の予算が盗まれたと認めた

米国のTIME誌は30日、ゼレンスキー大統領や政権関係者の証言に基づいて「もう大統領にジョークで作戦会議を和ませる余裕はなく、最新の報告を受け取って命令を下すと部屋を出ていくだけになった」「ゼレンスキー大統領は西側諸国から裏切られたと感じている。西側諸国は戦争に勝利するための手段を与えず、ただ生き延びるための手段だけしか提示しない」と報じ、一部の関係者は「大統領の頑固さがウクライナの柔軟性や選択肢の幅を狭めている」と報じた。

出典:PRESIDENT OF UKRAINE

記事は「訪米時のゼレンスキー大統領の演説が支持を繋ぎ止めるのに失敗した」「春まで攻勢を停止させることをゼレンスキー大統領が受け入れない」は「反攻作戦の行き詰まりを説明するため大臣と反攻作戦を担当した将官をクビにする必要がある」「前線の指揮官の中には大統領府の直接命令を拒否するものまで現れた」「大統領府はホルリウカ(ゴルロフカ)奪還作戦を要求してきた」「ウクライナでは武器不足よりも人員不足が深刻化している」「新兵の確保に苦しんでいる」「疑惑が浮上した政権内部の人間を擁護している」とも言及し、国内外で大きな反響を集めている。

この記事についてウクライナ国家安全保障・国防会議のダニロフ書記は31日「この情報を記者がどこから入手したのかは分からないが、TIME誌に書かれている内容は事実ではない。記事に登場した匿名の背信行為はウクライナに大きな損害を与えており、この戦争に勝利できないと考えるなら大統領に近づく資格はなく、我々は背信行為を働いた人間が誰なのか知る必要がある」と述べ、この問題に当局は対処=匿名の人物を特定して排除する必要があるとの認識を示した。

出典:Oleksii Reznikov 国防省のスキャンダルで国防相を解任されたレズニコフ氏

因みにTIME誌は記事の中で「国防省のスキャンダル(食料調達価格の大幅な値上げや冬用コートの調達価格など)」についても言及したが、ウクライナの会計検査院は31日「国防省は市場価格より30%以上も高い価格で食料を購入し、納入業者が提示する価格もチェックしていなかった。これが問題視されると一部の食料価格が半額になり、調達品に関する新たな法律が制定されると食料価格は更に引き下げられた」と発表し、国防省の食料調達価格は他の政府機関よりも「かなり高額だった=国家予算が盗まれた」と認めている。

関連記事:米タイム誌、大統領の頑固さがウクライナの柔軟性や選択肢を狭めている
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※アイキャッチ画像の出典:Рада національної безпеки і оборони України

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コメント

    •  
    • 2023年 11月 01日

    独裁国家は嫌だね
    窮状を嘆いたらロシアの手先に追い込まれて粛清されるんだから

    36
    • たら
    • 2023年 11月 01日

    意図的、意図的じゃないにかかわらず、マスコミの間違いは日常茶飯事ですから、あの報道が事実無根だったとしても驚かないですね。もちろん、事実を捉えた良い記事の可能性も十分ありますが。

    27
      •  
      • 2023年 11月 01日

      まあ真実がどうかはこのさい置いておくとしても、その反応が
      「記事に登場した匿名の背信行為はウクライナに大きな損害を与えており、この戦争に勝利できないと考えるなら大統領に近づく資格はなく、我々は背信行為を働いた人間が誰なのか知る必要がある」
      なんて全く余裕のない恫喝なんだから印象最悪だわな
      それこそここでジョークでも返せればああいつものでっち上げ記事かともなるけど、こんな激怒しているようじゃウクライナ当局内部の雰囲気というものも推して知れるというもの
      これじゃ記事の内容が事実だと自分で言ってるようなもんだ

      25
        • 古銭
        • 2023年 11月 01日

        そういった反応自体は珍しいものではないため、特別視し過ぎるのも良くないかもしれません。

        今戦争下の各省庁は疑惑やスキャンダルを提示された際、基本的には強い否定から入り、場合によっては内部調査を開始します。
        今回話題にもなっている国防省なども、後々別組織の捜査で黒となった各案件を当初は否定し、疑惑を提示した人々に”国家の防衛能力を毀損する行い”、”国を傾かせる行動”等の批判はしていました。

        8
          •  
          • 2023年 11月 01日

          普段からそうして政敵を売国奴と貶すやり方が当たり前になってるならやっぱり当局内の雰囲気なんて推して知るべしなんだよ

          16
      • ポンポコ
      • 2023年 11月 01日

      このTIMEの記者は、ゼレンスキーの9月の訪米前から、訪米中もずっと帯同して、訪米後もしばらく、ゼレンスキーや周囲や高官たちにインタビューして、それを元に書いていますね。

      この記事が何を示しているかというと、

      このような記事が出たというこては、「ウクライナ支援に対するアメリカ世論が少しずつ変わりつつある」このことを示していると私は注目します。

      この記事の内容についてはゼレンスキーやウクライナを悪く書いていると全面否定する人もいますし、逆に、私のように本当のウクライナはもっと酷いから現実を正直に書いていないと考える人もいます。

      しかし、私は記事の内容よりもこのような記事が出始めたことは、アメリカの世論が少しずつ変化しつつある兆候かもしれないと、その点に注目します。このTIMEの記事に重要性があるとしたら、その点が大きいと思うのです。

      その一方、日本のメディアはTIMEやアメリカの主流メディアの追認で同じ報道を続けています。しかし、今回のTIMEのこの報道に関しては、主流メディアはあまり触れていないような気がします。日本のためには、そういうこてが私の単なる思いすごしになることを祈っていすが。

      15
    • たろう
    • 2023年 11月 01日

    そりゃ海外の記者に真偽不明の情報をベラベラ喋っちゃうような人間はクビになるだろ
    まあウクライナならクビで済むけど本物の独裁国家だと命も無くしかねないのが大きな違いかな?

    47
      •  
      • 2023年 11月 01日

      去年の今頃に内務省と国防省で殺し合いしてたような…

      39
    • Easy
    • 2023年 11月 01日

    普通に考えると、リーク源は最近解任された国防相の周辺でしょう。
    解任されれば立場を気にせず言いたいことが自由に言えるようになりますので。
    これを防ぐには解任と同時に片っ端から逮捕して収容所に送るか、見せしめに何人か暗殺して口を塞ぐ必要がありますが,それをやってしまうとロシアと一緒になってしまうのが辛いところですね。

    27
    • VIVA
    • 2023年 11月 01日

    記事の内容が虚偽か否かに関わらず、反転攻勢の行き詰まりと軍事支援の枯渇はウクライナ政府にとって認めざるを得ない事実でしょ

    50
    • たむごん
    • 2023年 11月 01日

    国防省の汚職は事実な訳ですから、事実と担当者がどうだったのか、処分したのであれば言及すればいいだけですね。

    白紙小切手を与えているわけではないので、ウクライナが戦争中に汚職を行っていた事だけでなく、ある程度の内実が報道されるのも重要でしょう。
    それでも、各国は支援しますか?それだけの話だと思います。

    西側諸国では、戦争中(報道管制中)でもリークの話は出るわけですし、この程度で動揺していては日本の週刊誌の報道の自由(玉石混合すぎますが)を見たら憤死しそうな気がします…。

    >…ウクライナの会計検査院は31日「国防省は市場価格より30%以上も高い価格で食料を購入し、納入業者が提示する価格もチェックしていなかった。これが問題視されると一部の食料価格が半額になり、調達品に関する新たな法律が制定されると食料価格は更に引き下げられた」と発表し、国防省の食料調達価格は他の政府機関よりも「かなり高額だった=国家予算が盗まれた」と認めている。

    16
    • TKT
    • 2023年 11月 01日

    まあ書かれている記事の内容が事実でない、虚偽、捏造であるとすれば、情報提供者というのも実在しないかもしれず、特定して排除するという話はあまり意味のない話です。

    今のウクライナ政府やウクライナ軍は、宝塚音楽学校とか、宝塚歌劇団の宙組のような状態になっているのかもしれませんが、こういう記事を書かれて困るのは、実際にウクライナ軍が不利で窮地に陥ってる、記事の内容に一定の説得力があるからでしょう。アメリカのタイム誌が記事を掲載しているのも、話が本当だと思っているからです。

    週刊文春の記事の内容が全部ウソであれば、宝塚の宙組の公演が休演になるはずはなく、ジャニーズ事務所がスマイルアップになって、元・ジャニーズのタレントが紅白歌合戦からいなくなることもないのです。

    10
      • たむごん
      • 2023年 11月 02日

      まさに、仰る通りです。

      >週刊文春の記事の内容が全部ウソであれば、宝塚の宙組の公演が休演になるはずはなく、ジャニーズ事務所がスマイルアップになって、元・ジャニーズのタレントが紅白歌合戦からいなくなることもないのです。

      1
    • lang
    • 2023年 11月 01日

    自ら答え合わせをする政府 期待もしてないですが

    25
    •  さ
    • 2023年 11月 01日

    こういった対応をするところは、やはり旧東側の気質が抜けていないのだなと
    西側の価値観に近くなるのは戦争が終わった後でも、かなり時間かかりそう

    5
    • ブルーピーコック
    • 2023年 11月 01日

    相手を叩くために、情報源の秘匿を悪用するのがマスコミや自称ジャーナリストの常套手段だからなあ。そこに食品価格のちょろまかしという真実を一つまみして出来上がったのがコチラと。
    ウクライナ側が指摘通り誤魔化していたとしても驚かないが。

    16
    • はひふへ~ほ~
    • 2023年 11月 01日

    うん?
    記事内容を否定して、情報提供者の排除とはこは如何に?
    ”情報提供者”がいるという前提で話を進めているが、単なるガセネタならそもそも情報提供者が実際にいるのかどうかも分からないはずなのにな。

    14
    • 未来日記
    • 2023年 11月 01日

    タイム紙の記事は事実無根です。
    ウクライナ軍はロボチネ周辺で襲いながらも着々とトクマクに向けて支配地域を拡大中であり、加えて直近にはヘルソン渡河作戦を遂行中です。
    これから来る冬に確り足場を築いて、来春にはクリミア半島奪還作戦のD-DAYが発動される予定です。

    ・・・渡辺悦なんとか元陸相

    24
      • 名無し
      • 2023年 11月 01日

      あの方引っ込みつかなくなって来ていませんかね?
      偶にイズムィコ氏とTVで戦況分析してますけど余りに希望的観測を述べている所をしんどいフォローされているので観ていて居た堪れなくなってきます…

      23
        •  
        • 2023年 11月 01日

        番組的には分析の精度より視聴率だからあれでいいのでしょうね。
        勇ましい事を言う人がウケるんですよ。
        視聴者は軍事の小難しいことなんか知識も興味もないし。

        18
          • 鼻毛
          • 2023年 11月 01日

          戦況が悪化すると各軍事サイトのコメ欄も荒れますので、勝ってて楽しくないと機嫌が悪くなる(チャンネル変える、荒らす)人は多いみたいですね

          15
        • 分析
        • 2023年 11月 01日

        日本のウクライナ支援の機運を絶やさないように、意図的にウクライナが勝ってるよう情報操作してるなら良いですが、本心でああいう考え方をしてるなら、陸将クラスがアレだとちょっと本邦自衛隊への信頼が落ちますね…
        ヘルソン渡河作戦なんてかつてどこかで見た補給軽視の典型例じゃないですか。

        25
          • 蚊ブンブン
          • 2023年 11月 01日

          実働部隊のトップだった人がなんでも分かってるわけではないですよ
          大分前ですが空自の元トップがF-Xでユーロファイタータイフーンを押していたことがありましたが、これがもうとんでもないポンコツで演習で負けまくる、稼働時間が1500時間しか持たない、改造に使う技術は向こうに開示するしかないと散々な戦闘機でした。

          結局F-35に決まりましたが、今日の環境で中国空軍に勝てるか怪しいタイフーンなんて選定してたらどうなっていたか分かりませんでしたよホント

          7
        • 理想はこの翼では届かない
        • 2023年 11月 01日

        どっかからお金をを貰って、仕事としてウクライナ軍優勢情報を展開してるんじゃないかと疑ってしまいます
        元とはいえ日本の自衛隊関係者が本気であんな楽観論を信じてるのだとしたら目も当てられないですから

        17
        • たむごん
        • 2023年 11月 02日

        テレビ番組は、自分達の報道したい内容に沿うような、御用学者を集めてきますからね。
        まあ、優秀な方は後々を考えて、上手く言い逃れできるように話しをするものと思いますが…。

        渡辺悦なんとか元陸将さんは、大本営発表や牟田口廉也さんの感覚で見れば、昭和はこんな感じだったんだなあと味わえそうな気がします。
        自衛隊の元将校として出演している訳ですから、自衛隊への信頼は少なからず失われるでしょうね。

        1
      •  
      • 2023年 11月 01日

      >渡辺悦なんとか元陸相
      間違い過ぎ。
      渡部だし陸将で政治家でない。

      9
    • 例のアレ
    • 2023年 11月 01日

    ただ、この前のヘルソン渡河作戦ではイギリスで半年間訓練してた精鋭海兵部隊を投入したんだから
    一概に「ウクライナ軍の反攻が頓挫した」とは言い切れないと思う

    1
      • edf
      • 2023年 11月 01日

      全体的に見たら反抗作戦が失敗したのは明らかなのに、一部の戦果を切り抜いて「まだ頓挫してない」は苦し紛れの言い訳にしか見えないです

      33
      •  
      • 2023年 11月 01日

      頓挫したから腐らせてた水陸両用戦の訓練を受けた精鋭を行かせたんだろ?
      もう敗戦に向かって押されていくだけのこれからの戦局でその能力を活かせる場所がないから
      敗勢の軍ではよくあることよ、我が国の大和とかね

      29
        • あさひ
        • 2023年 11月 01日

        そうなんだよね
        だからロシアは最精鋭の空挺部隊や海兵を戦線の穴埋めとして塹壕戦に投入してるんだよな
        明日飢えるためには今日を生き残らなければならないので、将来不味い事になると判っていてもやるしかない

        4
          •  
          • 2023年 11月 01日

          ロシアの精鋭は空挺や海兵って兵科ではなく各科の親衛付き部隊だよ
          あと次がある作戦に投入するのは普通の話だね

          17
        • Easy
        • 2023年 11月 01日

        あの渡河作戦も意図がよくわからないですね。
        他の地域の反抗が上手くいっているならともかく、このタイミングでは単に遮蔽のない川岸で一方的に撃たれて終わりです。
        昨日一日で、あの狭い地域に45発もの滑空爆弾を叩き込まれたというレポートがあり。
        これじゃ現場の兵士は粉微塵ではないかと思います。

        15
    • Easy
    • 2023年 11月 01日

    面白い点として。
    これはアメリカメディアによるアメリカ有権者向けの記事なので、「有事のリーダーがジョークを言えるかどうか」がリーダー資質の試金石扱いになっているのがいかにもアメリカ的ですね。日本人の感覚では戦争中に報告受けて命令を出してりゃ責任を果たしていると言えますが、アメリカの有権者はそれでは納得しないんです。
    すなわち、この戦争のスポンサーたるアメリカ人有権者向けに、ゼレンスキー大統領はこの記事に対して速やかに当意即妙なジョークで切り返さねばならない、と言えますね。
    アメリカから資金を得るのは大変なんですね。

    27
      • 771
      • 2023年 11月 01日

      よく考えたらあの記事はジョークが言えんかったら大統領やめてコメディアンに戻れと遠まわしに言っているのかな?

      18
      • ふむ
      • 2023年 11月 01日

      怒りに任せ殴るだけなら獣でもできる、
      我々人間は理性によってウィットの効いたジョークで皮肉って獣では無い事を示さねばならない…

      ハンバーガーにも紅茶の血が流れている事を再認識させられますね

      9
      • 鼻毛
      • 2023年 11月 01日

      それだと有事の際の日米同盟終わってるじゃないですかヤダー

      12
    • ポチ
    • 2023年 11月 01日

    記事の内容はウクライナ叩きというよりはゼレンスキー個人叩きという感じだったので、ウクライナ内部の政争かアメリカも絡んでのゼレンスキー下ろしを画策してるのかもね。
    大統領選挙を拒むゼレンスキーに選挙はやるべきだとバイデンが苦言を呈してたこともあったし。
    最近のゼレンスキーは外交的な摩擦も多くなり、マンネリ化しつつあるので支援継続を勝ち取るのに相応しい人物とは言えなくなってきたしな。

    22
      • kitty
      • 2023年 11月 01日

      ゼレンスキーもそろそろ、ここぞと言うときに背広を着て演説すれば良いのにと思いました>マンネリ

      6
    • 古銭
    • 2023年 11月 01日

    会計検査院の発表を信じるのであればダナ・ヤロヴァ氏をはじめとする国防省傘下の公的汚職防止評議会(今回言及されている食糧価格について実際に対応・改善した組織)の一部が主張していたように、レズニコフ元国防相も市場と乖離した価格での物資購入を少なくとも黙認していたことになるのですが、そちらは何も起きなさそうですね。

    個人的には組織や組織間の関係には多少の遊びや余裕があってもいいとは思いますが、買った武器が届かないのに追加の支払いが行われるような事例が度々ある現在のウクライナ国防省は流石に度が過ぎています。
    公的汚職防止評議会は最終的に国防省が無視する形で半無効化されましたが、新体制では改善出来るといいですね。米国の改革要求リストにもありますし。

    まあ現職のウメロフ国防相は大臣変更に伴う全副大臣解任を後任を決めないままに行い、格部門長の交代なども指示し、更に自身の実質的な着任も一月後であったため、重要かつ膨大な仕事だけでなく異文化コミュニケーションを求められる国防省という特殊な組織に大きな空白をもたらす好調なスタートを切ったのですが。

    7
    • ななし
    • 2023年 11月 01日

    自称政府関係者ソースなんて世界中同じことやってるんだなーって印象
    少なくとも日本ではいかにいい加減か知ってますがTIMEも同類だとしたら嘆かわしい限り

    8
      • n
      • 2023年 11月 01日

      この記者は少なくともワシントンからキーウまでゼレンスキー一行に同行して取材にあたっていたようなので
      日本の三流記者がやるような手口とはまた違うんじゃないですかね
      少なくとも政府関係者に実際に取材が行われたからこそ、誰が喋ったのか犯人探しが始まっているのでは?

      9
        • ななし
        • 2023年 11月 01日

        はっきりこの記事は嘘だと政府に断言されてる記事を匿名の証言で信じるのは経験上危ないと思いますが
        あれだけEU加盟に汚職追放を言われてて不正隠蔽なんかやったらEUから不審買うでしょ
        ウクライナを応援するとかそういうのじゃなく、マスゴミにこれまでの経験上不信感が大きいだけです

        2
          • ひまじん
          • 2023年 11月 02日

          あなたはウクライナの腐敗っぷりをしらないからそんなことが言えるのだ。>あれだけEU加盟に汚職追放を言われてて不正隠蔽なんかやったらEUから不審買うでしょ

          2
    • ak
    • 2023年 11月 01日

    こんな事を世界に向かって喋ったのはいったい誰だ(激怒)、「国家機密情報漏洩罪」で死刑にしてやる!!

    というのはロシアのアネクドートだと思っていたんだがなぁ(笑)

    14
      • 朴秀
      • 2023年 11月 01日

      芸人としてはプーチンの足元にも及ばなかったゼレンスキーだが
      ここに来て急に脂がのってきたよな

      自分から答え合わせをしていくのか・・・(呆れ)

      6
    • mi
    • 2023年 11月 01日

    こんなに直接的に反応すると、真偽はともかく、リークされた情報に信憑性があると思わせる。
    少なくとも見える部分では、簡単に報道を一蹴するくらいでよかったのではないか

    6
    • ウルフリック
    • 2023年 11月 01日

    リークした者が最近ウクライナ国防省から追放された人である可能性が高く
    そして最近国防省内で汚職容疑で多数の人間が追放されたという事を考えると

    汚職をした本人が自分の事を棚に上げてリークしたという実に香ばしい展開ということになりますな

    2
      •  
      • 2023年 11月 01日

      犯罪者の意趣返しの記事だったなら、それに釣られた人達みんな馬鹿みたいじゃ無いですか。
      でもTIME誌ってその手の雑誌じゃないと思うが。

      2
      • a
      • 2023年 11月 01日

      >和平交渉はダブー視されている問題の1つだ。特に占領された土地の喪失を伴う交渉をウクライナ人は認めないだろう
      なんか引っかかる表現です。
      ウクライナの政府関係者がウクライナ人を突き放したような表現をしている。
      自分もウクライナ人だろうに悪く言うのは不自然な感じがする。
      仮に関係者がロシア人ならしっくりくる表現だと思うし、関係者がアメリカ人でも納得感がある。
      何となく記事全体が悲観論を言うにしてもウクライナ人を悪者にしない言い方は難しくないと思うので違和感が。

      2
        • 航空万能論GF管理人
        • 2023年 11月 01日

        もう少し詳しく書くと、ある大統領顧問は「最近の世論調査でもウクライナ人の多くは戦争でロシアに勝利すると考えていると判明しているため、占領された土地の喪失を伴う和平交渉を認めないだろう」と述べた。

        10
          • a
          • 2023年 11月 01日

          ありがとうございます。
          それならしっくりきます。

          3
        • n
        • 2023年 11月 01日

        これは単に表現の問題では?
        例えば「これ以上の増税を国民世論は認めないだろう」という表現なら日本でもあり得るフレーズでしょう
        日本政府関係者が国民をある意味突き放したような表現をすることも全くないわけではない
        政府と国民では立場が違うのだから当然のことです
        そういうフレーズを第三国で記事にして伝える場合、国民という表現では伝わらないので○○人という表現になるだけの話で、そこから関係者の国籍を推し量るのは無意味かと

        5
    • REM
    • 2023年 11月 01日

    ウクライナの苦戦が報じられてるけれど相手のロシアも外交で相当苦戦している。
    中国の支援は一切無かった。そしてロシア国内からの報道が沈黙しているのは苦戦の証拠と思う。
    そもそもこの戦争は日本のノモンハン事件に近い地域限定の戦争で、ウクライナは支援を受ける代わりに戦場が国内限定にされている。
    そして結局ウクライナを支援できるのは地続きのドイツしかないのではないか?
    そしてロシアが弱体化しているにもかかわらず、新たにロシアに喧嘩をふっかける国(ジョージア)が現れないのは小国であっても世界大戦になるかも知れない不安感があるのだと思う。

      • 古銭
      • 2023年 11月 02日

      ジョージアが黒海・カスピ海交易の断絶を覚悟して対露開戦するとして、欧米がウクライナに送る兵器に難儀している現状でどういった支援が受けられるのでしょうか。

      カフカス周りの諸国も、パイプラインの不安定化を嫌うであろうトルコとアゼルバイジャン、情勢の変化を嫌うイラン、パイプラインだけでなく対露交易まで乱れるアルメニアなどと開戦を歓迎する国家があるようには思えないので四面楚歌に近い状況になりそうですが。

      3
        • REM
        • 2023年 11月 02日

        おっしゃるように戦争しない理由ならいくらでも着くでしょうけど、ウクライナ単独でどうにもならない状況が変わるには別の国がロシアと戦争になるしかないと考えてるだけで、
        トルコもイランも現状維持なんか望んでませんよ。
        アルメニアがナゴルノカラバフを起こしたのはそんなに熟慮して起こしたのでしょうか?

          • 古銭
          • 2023年 11月 02日

          これは世界中に言えますが、厳密にはそうでなくとも、自国の都合が悪くならないような現状維持を望む国は珍しくないのでは。

          トルコはアゼルバイジャンからのジョージア経由パイプラインが機能不全になると、自国のエネルギー政策だけでなく欧州への影響力も揺らぎます。
          また開戦する以上はジョージアが敗北することでロシアの影響力が伸びることは避けなければなりませんが、ウクライナ戦争ですら西側に完全な協力をしている訳でもないトルコが、欧米の支援が怪しい状況で対露に活路を見出せる程の全力での支援を歓迎する理由があるのでしょうか。

          欧州は支援する余力に乏しいだけでなく、ジョージアの開戦はロシアの代替として価値が急上昇するカフカスやアジアからのエネルギー輸入が途絶することを意味します。それを受け入れるだけのメリットはあまり思いつきません。

          イランにとってのジョージアは政治・経済両面での欧州との窓口です。
          二重課税の排除、アルメニアも含めた陸海空路,関税,貿易協力への投資促進、観光目的でのノービザなど協力を深めており、ジョージアの側も対イラン制裁緩和派として活動している重要な西側友好国と言えるでしょう。
          そのジョージアと、同じく重要な友好国であるロシアが存亡を賭けて争うことはイランにとって何のメリットがあるのでしょうか。

          アルメニアは熟慮していたとは言い難かったですし、それもあって第二次以降の紛争で孤立無援でしたね。
          ですがそのアルメニアと、柔軟かつ現実的な外交を続けるジョージアが無謀な対露開戦を選ぶことに何か関係があるのでしょうか。

          1
    • ひまじん
    • 2023年 11月 02日

    むしろ、ここまであの腐敗国家ウクライナが西側の支援を獲得してきたことが不思議でしょうがない。やっとみんな現実に気が付いた。そりゃロシアによる侵攻は同情するけど、まともな西側の政治家ならばこんな腐敗国家に税金が費やされるのは看過できないだろう。

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