ウクライナ戦況

侵攻887日目、ロシア軍がトレツク方面アルテーモヴェの大半を占領

DEEP STATEは29日夜「ドネツク州シヴェルシク方面、トレツク方面、ポクロウシク方面でロシア軍が前進した」と報告、特にトレツク方面のロシア軍はピヴ二チネ市内とアルテーモヴェ市内で大きく支配地域を広げ、もうアルテーモヴェ市内の大部分はロシア軍の支配下にある。

参考:Мапу оновлено!

視覚的にも運河の西岸に侵入したロシア軍は確認されていない

RYBARはドネツク州シヴェルシク方面について19日夜「ロシア軍がペレイズネ集落内に足場を築いた」「ロシア軍がスピルネを占領した」「ロシア軍がイヴァーノ・ダリウカを占領した」「情報が限られているためイヴァーノ・ダリウカ方向の前線位置は不正確」と報告していたが、DEEP STATEは29日夜「ロズドリフカの北で支配地域を広げた」「ロシア軍がスピルネの南で支配地域を広げた」「イヴァーノ・ダリウカ集落までグレーゾーンが広がった」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

問題のイヴァーノ・ダリウカ=ではウクライナ軍兵士がロシア軍の捕虜になる様子が登場しており、この一帯の支配を失いつつある可能性が示唆されているものの、DEEP STATEは「ロシア軍がスピルネとイヴァーノ・ダリウカを支配していない」という評価を変更しておらず、双方とも「シヴェルシク方面は他の戦線に比べて情報が少ない」と述べているため様子を見るしかない。

DEEP STATEはトレツク方面について「ロシア軍がピヴ二チネ市内のアパート地区を制圧して住宅地区に支配範囲を広げた」「ロシア軍がピヴ二チネ近郊の森林地帯を占領した」「ロシア軍がアルテーモヴェ市内のツェントラルナ通りに到達した」「ロシア軍がアルテーモヴェ市内で支配地域を広げた」と報告。

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ロシア軍はアパート地区を制圧してピヴ二チネ市内の民家が点在する住宅地区に侵入、RYBARは25日夜「ロシア軍がアルテーモヴェ市内のツェントラルナ通りに到達した」と報告していたが、DEEP STATEが更新した戦況マップではロシア軍が複数箇所でツェントラルナ通りに到達しており、もうアルテーモヴェ市内の大部分はロシア軍の支配下にある。

アルテーモヴェ市内から変電所方向に前進されると二ューヨーク方面を守るウクライナ軍を挟撃することができ、二ューヨークが落ちれば今度はトレツクを南から攻撃できるようになるため、ロシア軍をレーニナ通り~トレツク方面~ツェントラルナ通り~変電所のラインで食い止めないと二ューヨーク方面とトレツク方面は厳しい状況に直面するだろう。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

DEEP STATEはポクロウシク方面について「ロシア軍がティモフィウカ集落内に侵入した」「ロシア軍がプログレスの北で支配地域を広げた」「ロシア軍のゼランヌ方向における支配地域を修正(支配地域の範囲を訂正)した」と報告、ロシア軍兵士がヴォフチェ集落=で国旗を掲げ軍旗を振って歩く様子が登場した。

因みにRYBARはコンスタンチノフカ方面のチャシブ・ヤールについて28日「グレーゾーンがカリーニン西地区に伸びた」「ロシア軍が運河の西岸に侵入して最初の家屋占領(ノボエ地区)に成功した」と報告したが、まだ「ロシア軍が運河の何処を突破したのか」を明らかにしておらず、視覚的にも運河の西岸に侵入したロシア軍は確認されていない。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

さらにタブリア作戦軍のリホワ報道官は29日「比較的平穏だったザポリージャ州フリアイポレ方面の戦闘が活発化している」「まだ攻撃の規模は小さいため大きな攻撃グループによる大規模な攻勢ではない」と言及した。

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※アイキャッチ画像の出典:Чёрные гусары

また不満や不平が表面化、今度は第80空中強襲旅団が軍上層部を批判前のページ

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コメント

    • 戦略眼
    • 2024年 7月 30日

    もう、ウクライナの人的資源が限界に来ているな。
    良い奴ほど早く喪われる。
    こうなる前に兵器をガンガン供給して、決着を付けさせるべきだったのに。
    優柔不断こそ、最悪の結果を招く。

    8
      • nachteule
      • 2024年 7月 30日

       外国支援に依存しているならこんな物で近年まれに見る大盤振る舞いされているのに、ガンガン供給しろとかねぇ。

       それこそ携行ロケットや機関銃や小銃みたいな扱いが単純な物なら価格的にも支援しやすかったけど扱いが難しい防空兵器とか使って事のない航空機とかホイホイ供給出来たのかな?ぶっちゃけ兵器なんて訓練とかただ使うだけでも壊れる物だし、履帯だって扱いミスれば切れるし稼働時間で寿命管理していたりするから調子に乗って使えばあっと言う間に寿命。砲に関しても遠距離や初速上げて撃つなら寿命は大きく縮む。
       渡せば即戦力化なんて限られるし継続して使用するつもりなら環境構築も必要。渡して終わるわけでもなくサポート含めての話になるから単純に供給しただけで何処まで有効活用出来たかは疑問だけどね。

       たかだか手榴弾ですら使用する場所・安全や殺傷効率考えた投げ方なんて色々あるし、簡単に使える物ですらテクとかあるから頭空っぽにして兵器を渡せば良いだろうってのは感心出来ない。

      27
      • 通りがかりさん
      • 2024年 7月 30日

      そういえば、米の元のプランではウクライナのベトナム化を狙っていたそうですね。なのでジャベリンを山ほど渡したとか。
      元の案から修正を重ねての話なら、あの拡大に次ぐ拡大の支援も納得できると思ったものです。

      8
        • kitty
        • 2024年 7月 31日

        ベトナムやアフガン型の勝利を得るには、すさまじいまでの人的損失を許容して、人間の命の値段の格差で勝たないといけないわけで、まともに徴兵できていないウクライナには無理っぽい。

        12
    • NIVEA万能論
    • 2024年 7月 30日

    もうトレツクの目前にまでロシア軍が迫っているけど、この方面のウクライナ軍はなす術なしといった感じなんですかね。

    37
    • たむごん
    • 2024年 7月 30日

    トレツク方面の戦況により、ニューヨークは半包囲・退路遮断のリスクが高まりつつあります。
    ニューヨークが先に厳しくなれば、トレツクが南から半包囲されていく形になります。

    ニューヨークの防衛部隊ですが、小銃と迫撃砲が数門しかない部隊があると、管理人様の過去記事にあります。

    最前線の要ですが、予備部隊が払底しているようなので、この方面の動きを注目したいと思います。

    (2024.07.29 また不満や不平が表面化、今度は第80空中強襲旅団が軍上層部を批判 航空万能論)

    18
      •   
      • 2024年 7月 30日

      おっしゃる通りですね。とりあえず7月はもったけど、8月は絶望感がありますね。ニューヨークより北は川沿いに連続的に街があるため、隠れる場所が多いですが。これが、ウクライナ、ロシアどっちに優位に働くのか興味深いです。

      11
        • たむごん
        • 2024年 7月 30日

        8月の絶望感、前線は仰る通りです。

        計画停電も頻発する中で、親露ハンガリーに電気(ロシア依存の発電所)も握られている訳ですから、このまま消耗戦に展望があるのかなと…

        18
      • Easy
      • 2024年 7月 30日

      予備部隊が払底しているのも問題ですが。
      それに加えて、上記のように「最前線の部隊が勝手に退却してしまう/不利な配備場所への移動命令を拒絶」なんてことが堂々とまかり通ってしまうようになっています。
      こうなると、「自分がいくら頑張っても隣の部隊が勝手に退却するリスク」を考えて各部隊が行動するようになるので、連鎖反応的に退却が起きるようになってしまいます。愚直さというのは本質的には軍隊の強さですから、「自由にものが言える民主主義的なウクライナ軍」は瓦解の一歩手前まで追い詰められていると言えますね。

      33
        • 犬の〆
        • 2024年 7月 30日

        >「自由にものが言える民主主義的なウクライナ軍」
        これがウクライナだけに留まればいいけど「そんなことはない」と私のゴーストがささやいている。

        18
        • たむごん
        • 2024年 7月 30日

        組織として見れば、仰る通り、とんでもない事ですよね。

        上層部が、統率が取れないわけですから、『民主主義の正義の告発』も厳しいなと。

        21
    • toto
    • 2024年 7月 30日

    アウディーイウカに2年、ソレダルやバフムートは半年かそれ以上、マリンカやクラスノホリフカも半年~1年近くかかったのに比べて、アルテーモヴェは1か月で大半が制圧されてしまった。

    マリウポリ、セベロドネツク、リシチャンスクの頃と違って欧米の兵器は2024年4月から供与が再開されていて、火力の差はある程度埋まっているのにこのペースということは、やはり予備選力の枯渇と防衛戦力の消耗に限界が来たということなんだろうな。

    49
    • 2024年 7月 30日

    キルレシオで優位に立ってるので、損害を与え続けていけば来年にロシア軍の継戦能力が尽きた頃に反転攻勢をかけるとか現実を直視してないウクライナ研究者がいるのには呆れてしまう。
    もうゼレンスキーでさえ反転攻勢など口にしなくなったというのに。

    57
      • たむごん
      • 2024年 7月 30日

      いまだに仰るような研究者がいるとすれば、ポジショントークでしょうね。

      研究者の所属組織・マスコミの意向など、背後関係の影響を受けているのだろうなと。

      43
        • 2024年 7月 30日

        それだと研究者でなく活動家ですな

        56
          • たむごん
          • 2024年 7月 30日

          適切な表現かもしれませんね。

          35
      • Easy
      • 2024年 7月 30日

      ウクライナはこれからクリミア半島を奇襲上陸占領し、プーチン政権の威信を失墜させ戦意を喪失させたタイミングで堂々と停戦協議に入るそうですよ。
      ヘルソン対岸から撤退したのはその準備に入ったからです。
      現在東部戦線で押されているように見えるのは、ロシアの戦力を東部に誘引してクリミアを無防備にする誘導作戦です。
      なので、ウクライナの勝利は目前だそうです。

      32
        • たむごん
        • 2024年 7月 30日

        壮大な計画ですね!

        クリミア半島、特殊な地形になっており、北端のペレコプ地峡だけでなく。
        さらに、クリミア南端も山・海に挟まれて、武力制圧は難しかった歴史があるんですよね。

        ウクライナが、勝利目前ならば、物凄い作戦を準備しているのかもしれません…
        戦艦の艦砲射撃みたいなのがあれば、ロマンがあるなと感じます。

        26
          • Easy
          • 2024年 7月 30日

          壮大すぎてシルスキー将軍が「詳しくは言えない」と口をつぐんだぐらいの壮大さです。
          なんでも、クリミア半島のロシアの防空網はすでに壊滅したので、F16が爆撃し放題になっており。
          愚かなロシア軍は東部戦線のわずかな戦果に浮かれて自軍の将兵を次々に肉弾突撃に消耗して兵力が枯渇しつつあり。現在は千載一遇のクリミア攻撃のチャンスだそうです。
          さて、ウクライナ軍はどうやってクリミアに渡るのか・・・多分、ボートで行くんでしょうか。イギリスがこの前渡河用のゴムボートを追加で送ってましたし。
          同じ光景を見ているようでも、ここまで世界が違って見える、という点で最高に勉強になりますね。

          39
            • たむごん
            • 2024年 7月 30日

            作戦計画、勉強になります。

            クリミア防空網は壊滅・ロシアは兵力枯渇したから、F16大編隊による圧倒的な爆撃により、渡河用ゴムボートで進むという発想の飛躍ですね。

            シルスキー将軍、制服組トップ・プロの軍人として上り詰めるだけの事はあり、大作戦の緘口令を徹底しているのですか。

            『ロシア軍兵士の士気低下による逃亡を期待』管理人様が、過去の作戦についてまとめられていましたが、本作戦はどうなるのか推移を見守りたいと思います。

            (2024.07.19 英シンクタンク、ウクライナが犯した最大の過ちは楽観的過ぎる期待と想定 航空万能論)

            16
              •   
              • 2024年 7月 31日

               凄いな。成功したら台湾上陸作戦の参考にされそうだ。

              5
            • 犬の〆
            • 2024年 7月 31日

            そうか!クリンキで戦っていたのはそのためだったのか!
            800人の海兵たちも無駄死にじゃなかったんだ!

            と、大変なことに気が付いて失神

            1
        • 通りがかりさん
        • 2024年 7月 30日

        詳細は明かされていませんが、ウクライナの特殊作戦が事前に察知されて米国にクレームが行き、静止されたと小さくニュースになっていましたね。

        26
          • ak
          • 2024年 7月 30日

          原発でも破壊するつもりだったんですかねぇ?

          今ウクライナに取れる攻撃オプションで、アメリカが必死になって止めそうなのはもはやその程度しか残って無い気がします。

          26
            • 暗殺
            • 2024年 7月 31日

            プーチン暗殺じゃね?

        • 匿名
        • 2024年 7月 30日

        ???『なるほど。不可能だという一点のみに目を瞑ればまさに完璧な計画ですね。』

        21
    • 2024年 7月 30日

    プログレスの北側の陣地(っぽいところ) 二ヶ所とも落ちたんですね……
    イワニフカに向かうのか、北へ向かうのか。どちらにせよ戦線が引き伸ばされて防衛密度の低下や旅団通しの連携困難が危ぶまれます

    12
    • さとし
    • 2024年 7月 30日

    このままロシアに快進撃を許しつつ交渉が進まないとまた今度はロシアの要求が大きくなる
    アメリカの大統領選挙を待っていては遅いのでは

    17
      • 774
      • 2024年 7月 30日

      米大統領選を待とうが待たなかろうがウクライナにとってはあまり関係ない気がしますね
      戦線が優位になり、攻勢限界も迎えていないロシアは交渉を受け入れる必要がないので

      24
    • ざる
    • 2024年 7月 30日

    半年ぐらい前に比べてここ最近の進軍スピードは凄いですね。
    普通に考えればウクライナ軍の防衛が上手くいっていないということなんでしょうね。
    このまま勢いが止まらなければ前線は酷いことになりそうな気がします。

    24
      • toto
      • 2024年 7月 30日

      >ウクライナ軍の防衛が上手くいっていない
      やはりそこが泣き所ですかね。
      ロシア軍とてローテーションや兵站がありますから、進軍そのものは8月のどこかで一息入れるとは思うのですが、ウクライナ側に立て直す機能が残っていなければ、秋頃の次の攻勢で突破されるだけでしょうし。

      17
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2024年 7月 30日

    チャシブ・ヤール北のカリーニン地区は集落が小規模ですが、ウクライナ軍はしっかりと防衛陣地を築いてる…はず。きっと。たぶん
    流石にそう簡単に運河ゾーンを超えられるとは思えない

    9
    • もへもへ
    • 2024年 7月 30日

    結果がどうなるであれ、ウクライナの善戦と犠牲は権威主義の対する自由と民主主義の崇高な抵抗として歴史に名を残すでしょう。
    たとえどれほどの犠牲が出ようとも、フランス革命みたく神聖なものとして記憶されるはずです。

    3
      • toto
      • 2024年 7月 30日

      ロベスピエール「我々は神聖なギロチンで密告された者共を殺し尽くした。我々は正義だ」
      ガンジー「非暴力、不服従を貫くべきだ」

      インドは今現在は民主政の選挙を実施する世界最大国家だけど、フランス革命のギロチン殺戮を神聖なものと見ているかは疑問。フランス革命が神聖なら、ロシア革命やスターリンの粛清も神聖なものと謳われるだろうし。

      まあそうした意味で、ウクライナは旧ソ連ですから、似た思想でウクライナ戦争を神聖なものに祀り上げる反アカの人たちはいそう。日本は象徴天皇制の国だから、国王をギロチンで殺す思想はあまり広まってほしくないけど。

      13
      • 2024年 7月 30日

      結果が丸禿であれ、毛根の善戦と犠牲は五分刈り主義に対する毛染めとふさふさの崇高な抵抗として歴史に名を残すでしょう。

      剥げる前に止めるものでは?

      16
    • 無名
    • 2024年 7月 30日

    やっとポクロウシク方向への進撃が少し遅くなりましたか。
    ウクライナ万歳な人達が「ロシア軍が唯一前進していたアウディーイウカ西部でもついに前進できなくなった。ロシアの敗北決定的。」とか喜びそう。
    でもポクロウシク方向を後回しにしてでもトレック方向の防衛を固めてると思ってたけど、そちらでもロシア軍に食い込まれてるのは意外。

    12
    • ホンマカイナ
    • 2024年 7月 30日

    うーん
    この方面って、某経済誌が
    ロシアが損害ばかり出して失敗だと
    勇ましい記事を書いてたような

    経済誌がハズレる逆張りばっかで
    本業の方は大丈夫なんか?

    37
      • 名無し
      • 2024年 7月 30日

      専門外の事柄に知ったかぶってしゃしゃり出るとろくな事にならないという教訓

      21
    • 77士
    • 2024年 7月 30日

    バイク部隊なんて多少機動力のある軽歩兵でしかない部隊に防衛線をズタズタにされているのを見るに。
    もはや防衛部隊も虫食い状態で機能していないんでしょうね。
    素人に毛が生えた程度の動員兵士や老人兵士では、警報ベルの役割は果たせても実際にロシア兵との交戦なんて出来るはずも無いのです。
    プロパガンダでいくらウクライナ軍の損耗を覆い隠しても、人員の枯渇と言う現実は覆りません。

    22
    •  
    • 2024年 7月 30日

    プログレスに開いた突破口のマネージに成功したようですね
    このままウマンスキー前面に展開するウクライナ軍を一網打尽にしたかったところですが、残念
    やはりロシア軍は突破につなげる理論の構築には成功したものの追撃戦に対する解答をまだ得られていないんですかね
    まあ既存の戦車や歩兵戦闘車では敵の意思決定速度を上回れないという問題は変わっていませんし、かといってバイク兵では降車しなければ攻撃できない都合で追撃戦に不向きですからなかなか難しいのはわかります
    早くロシア軍がウクライナ軍を粉砕するところが見たいものです

    14
    • cosine
    • 2024年 7月 30日

    ロシア側の最大の枷はNATOをお強めに刺激するセンセーショナルな大勝利は最小限の不可欠に限らなければならないことなんで致し方なしかと
    シロアリの侵食のごとくいつの間にか取り返しのつかないことになっていたんだがを相手に突きつけるのを愚直に繰り返していくことになる それはNATOに対しても
    愚直が結実し家屋倒壊の達成の瞬間は確実に迫っている
    ア◯ンテが来ない限りはもはや不可避だろう

    9
    • 戦況
    • 2024年 7月 30日

    ポクロウシク方面には間に強固な要塞もないらしいのでロシア軍の進撃
    が続くでしょう
    ロシア軍のチャシブ・ヤール攻略は正面と南側がウクライナ軍の防御が
    固いので北から運河を突破して側面を突くのが合理的にみえる
    日本の評論家が英国情報でロシアの戦車生産が枯渇すると何度も言ってる
    が旧式戦車の在庫処分目的で、今では大量の新型戦車を生産して戦車戦な
    どロシア軍はとっくにやめてる

    16
      • J.O.
      • 2024年 7月 30日

      開けた土地に出たら
      また自爆式T55爆弾が登場しそうな気がする

      2
      • .
      • 2024年 7月 30日

      戦車が枯渇する宣言は2年前からずーっと言ってますがなw
      しかも戦車や装甲車が無いからカートやバイクを引っ張り出してきたみたいな言いっぷりだし本当に軍事がわかってる評論家なのかなって思っちゃいます

      34
      • 暇な人
      • 2024年 7月 31日

      つい先日の記事に英国曰くロシアは戦争開始からなんと2600台の戦車を失ったとしている。
      ただ同時に英国の調査だとロシアは毎月百台の戦車を生産ないしかレストアや修理させて復帰させているとも書かれている。戦争開始から30か月は立っているから三千台補充されていることになる。

      つまりロシアの戦車は減ってないんだ。むしろ増えてるまである。

      16
        • コンスタントに100台だろうか?
        • 2024年 7月 31日

        >毎月百台の戦車を生産ないしかレストアや修理させて復帰させている
        っていっても、開戦最初の月から100台復帰させていたんだろうか。
        現時点で月100台なら、当初はもっと少なく、累計3000台の補充よりは少ないのではないだろうか。

        あと別の話だけど、侵攻当初に装備していた戦車は新しい戦車だけど、今の復帰戦車は旧式戦車も多いのではないだろうか。開戦当初の2600台越えといっても、戦力は低下してそう。
        まあ、ウクライナ側の迎撃力も低下しているから、当初の2600台より脅威ではないとは言えないだろうが。

        4
    • baka
    • 2024年 7月 30日

    さっき戦況図を見に行ったらウクライナの重要人物が
    ハリコフに視察に行こうとした時に滑空爆弾でどうも重傷を負ったのでは?と
    ゼレンスキー大統領の名前が挙がってたんですが、翻訳ですしロシアのプロパガンダですよね?

    2
      • 暇な人
      • 2024年 7月 31日

      彼の本物は前線にはいかないでしょうからロシアのプロパガンダでしょうね

      8
        • baka
        • 2024年 7月 31日

        すいませんプロパガンダらしいです、ハリコフに視察に行こうとしたら
        滑空爆弾を恐れて引き返したと言ってました

        3
    • ポレ
    • 2024年 7月 31日

    今度は東洋経済が、シルスキーの秘策は
    クリミア上陸作戦だと言い出した

    クリミアと共に海軍が消滅したウクライナが
    どうやって上陸出来ると思ってるのか
    非常に興味深い

    13
      • 幻想は続く
      • 2024年 7月 31日

      ホントにやるなら民間船を使うんじゃね?
      ウクライナがRO-RO船を持ってるのかしらないけど。
      プーチンのキーウ侵攻の前提だった、ロシア軍が侵攻したらウクライナ人民は歓迎してくれるという幻想を、ウクライナ軍もクリミアで持ってるんじゃね?

      5
        • Easy
        • 2024年 7月 31日

        ゴムボートでならクリミアに上陸出来ることは既に確認済みですよ。
        すなわち、10人が乗れるゴムボートが何百隻かあれば1個旅団を上陸させることができます。
        兵站については、ロシアは弱兵ですからダダダっと機関銃を撃てば武器弾薬食料を置いて逃げていきますから、それを鹵獲して使えばよろしい。
        クリミアの市民はウクライナ軍が近づけは歓迎の花束を持って迎えてくれるでしょう!

        9
          • 正論
          • 2024年 7月 31日

          インパール作戦を考えた人たちは
          こんなノリだったのだろうな

          自活自戦というPower Wordと
          必勝しゃもじをセットで
          クリミアに赴くウクライナ兵に贈りたい

          12
      • kitty
      • 2024年 7月 31日

      Forbesにしろ東洋経済にしろ、軍事の経済学的見地から記事にするならまだしも、戦略・戦術でアレ気な記事を書きたがるのはなんなんでしょうねえ。経済誌なのに。

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