DEEP STATEもRYBARも「ロシア軍がオケレタイン集落の中心部を占領した」と報告し「集落の行政庁舎にロシア国旗が掲げられた映像」も登場。さらに「ノヴォミハイリフカ集落の西端でロシア国旗を掲げる映像」も登場したため「ウクライナ軍がノヴォミハイリフカと失った」と確認された。
参考:Кацапи продовжують просуватися в Очеретиному
参考:Хроника специальной военной операции за 22 апреля 2024 года
ロシア軍がオケレタイン中心部に約10日(前進距離は5km前後)で到達したこと自体が驚き
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは22日夜「ロシア軍がオケレタイン集落の中心部を占領した」「ロシア軍が行政庁舎に国旗を掲げた」と、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも「ロシア軍がオケレタイン集落の南部分を占領した」「ロシア軍は線路を渡ってオケレタイン集落の中心部を占領した」と報告。
さらにロシア軍が行政庁舎=Ⓐに国旗を掲げた映像、ウクライナ軍のブラッドレーがオケレタイン集落南の西端=Ⓑでロシア軍を攻撃している映像が登場しているため、RYBARとDEEP STATEの報告は視覚的に裏付けられており、DEEP STATEは「敵は中心部を含む集落の大部分を占領している」「戦闘は集落の郊外で続いておりオケレタインの状況は悪化し続けている」とも言及した。
ロシア軍が線路沿いに前進を開始したのは4月10日頃で、高台に位置し守りが固いと予想されたオケレタイン中心部に約10日(前進距離は5km前後)で到達したこと自体が驚きだ。
ロシア軍がオケレタイン一帯の高台を取れば、ベルディチ、セメニフカ、ウマンスキーの背後、ニューヨークの背後を突く動きが、高台沿いに前進すればポクロウシクやディミトロフに向かう動きが可能になるため、ウクライナ軍は絶対にオケレタイン一帯を失ってはならない。
因みにDEEP STATEは22日「ロシア軍がノヴォミハイリフカを占領した」と報告していたが、RYBARも22日夜に「ロシア軍がノヴォミハイリフカを占領した」と報告、ロシア軍がノヴォミハイリフカ集落の西端=Ⓐで国旗を掲げる映像も登場。
DEEP STATEの報告、RYBARの報告、視覚的証拠の3つが揃ったので、ウクライナ軍がノヴォミハイリフカを失ったと断定してもいいだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:ТРОЙКА
親露派アカウントからはロシア軍がオチェレティネ全体を占領したとの報告もありますね。もし事実なら、ロシア軍にとっては大チャンスです。次に占領を目指す都市が気になるところです。
また、その場合ウクライナ軍の戦闘放棄問題が相当深刻なのでは?原因は何なのでしょうか。
リンク
ウクライナ人でボランティア活動を行うボグダン氏によると、兵士が休暇を利用して逃げてしまう「自主退役」が問題となっているそうです。既に10万人が逃げてしまったとのこと。
動員解除を行わない法案が出来てしまったなど環境が悪化したのが逃亡に拍車をかけている印象です。
情報ありがとうございます。知りませんでした。
しかし、前線の兵士が逃亡するほどモチベーションがなくなってきたとすると、ウクライナが何のために戦っているのかが問われますね。
今の政情でウクライナが国防についての世論調査をやったとしても、あまり信用度の高い調査はできないと思いますが、本当のところはどうなんでしょうね。気になります。
情報ありがとうございます、勉強になります。
死ぬか、手足欠損など重症になるまで、無限に戦えと言われたら嫌ですよね…
現兵士→政府に騙された
男達→だから政府はしんようできない
『政府VS兵士・市民』
ボグダン氏、大手メディア・週刊誌などで正直に情報を話している印象がありましたが、動画内で新しい動員法案について上記をはっきりと説明している事に少し驚きました。
(2024/04/21 兵力倍増を目指すウクライナ。新たな動員法案が国民に与える重圧とは?ウクライナ議会が可決した新法案、その詳細と影響を徹底解説します。 Youtube 49:30~)
原因は、ウクライナ軍が弱っているからだと思います。兵士と砲弾の不足です。
67旅団や115旅団のトラブルなどはありますが、そういう個別の事件が原因というよりも、大局的には、ウクライナ軍が弱っているのでトラブルが起きるのだと思います。
アメリカの援助再開やF16がゲームチェンジヤーとかの話もありますが、まずは、とにかく冷静に戦況を見ていくことが大事だと思います。
空と海では大金星を挙げ続けるウクライナ軍だが、残念ながら地上戦では敗退し続けている。
この戦争では戦域があまりに広大なため航空戦力をその全てに投入することができない、そして双方が高度な対空火器を有しているため最良の攻撃手段である近接航空支援は封じられている。
アメリカのミアシャイマー博士(この人の考えはあまり好きではない)はこの戦争で航空戦力は決定打とならないと論じているが、近年の戦争で空軍と海軍の存在感が薄いというのは珍しい。
ウクライナにとってアウディーイウカとバフムートは2014年のマイダン革命から要塞化され
ロシア軍が三方包囲で陥落させるのに長期間を要したが周辺の村落はにわか要塞でしかない
多大な損害を出さなくても大量の爆弾,砲弾の火力でチャシブヤールなどを陥落させるでしょう
仰る通りです。
都市に、ある程度の規模がなければ、とにかく遮蔽物すらないですからね。
弾薬不足で、頭を下げっぱなしでは、彼我の距離が肉薄されていくだけですし。
ウクライナ軍前線歩兵は、よく耐えてきたと思います。
コメント欄で、別の方が紹介されていますが、逃げる事も心情的に理解できます。
前回私は、オケレタインのことをオレケタインと読み違いをしたままコメントしてしまい、皆様に不快な思いをさせてしまったことを深く謝罪致します。
しかしtwitterで見る際、英文でもOcheretinoやOcheretinyなど書かれ日本語でもオチュレチュノ、オチュレティニィと読む方々もおり、これはワンチャン俺のせいじゃないことにできるんじゃないかな?と思うに至った次第でありあますが
昨日Mr.Rさんが「オレケタイン南部」と報告しているのを読んだ際ちょっと恥ずかしいな、と感じてしまったので、ここに謝罪の意を表したいと思います。
追記、人間は文字を認識する際、最初と最後の文字が合っていれば認識できるという説もあり、やはり私の責任とは思えないので追及はしないで欲しいものと存じ上げます。
「オロナイン南部」さて違和感なく読んだ人いるかな?(笑)
キエフとキーフのような読み方違い、読み違え、書き間違えなんてのは普通によくあることだから、それで馬鹿にしたり嘲笑してなかったら問題ないのでは?
一度打ち間違って確定したら予測変換ででてくるようになるし
キエフとキーフは政治思想の問題だから、空目とは別次元の話でしょう
失礼。キーウではなくてキーフでしたか。
こんなところで空目するとはマヌケすぎ。
ごめん、書こうとしたのは「キーウ」でした
例に出したのは空目というよりどの言語(発音)を日本語にするかの問題だから書きました
管理人さんはオケレタインって書いてるけど、ぶっちゃけ現地読みとは似てもつかないでしょ…。
キリル文字での綴りはОчеретинеなんだから、カタカナにするとしたらオチェレーティネ、もしくはオチェレティネあたりが妥当じゃないですかね。
オケレタインの急速な陥落は率直に予想外だ。
高地に位置する集落への正面攻撃は大損害を覚悟せねばならないためロシア軍は周辺地域から抑える試みを通常行ってきた。
バフムトの戦いで、ソレダーの崩壊がターニングポイントとなって急速にウに不利になっていった展開を想起する。
数日前にMilitary landが伝えていた、敵前逃亡を行なった部隊の穴を塞ぐために47旅団がローテーション予定をキャンセルして急遽派遣されたという話と照らすと状況の深刻さは更に深刻なものだ。
最精鋭でブラッドレーやM1戦車など充実した装備のはずの47旅団が圧力に耐えきれず後退したということになる。
昨日アウディーイウカ方面で数両のブラッドレーがATGMを積んだミニバギーに次々と撃破されていく海外の動画があった。
もしかしたら47旅団だったのかも。
100キロ出せるとFPVドローンを速度で振り切れるので、意外に軽量バギーが重宝されているようですね。まあ、ハンドル操作ミスって事故ったら死ぬので、必ずしも完璧な対策ではありませんが。
オケレタインが陥落したのは守備していた115旅団が逃亡したためだと47旅団が言ってますぬ
チャシブヤールの67旅団の逃亡といい、士気の低下が目立ちますぬ
本当なら士気崩壊や統率の乱れだし嘘ならこの状況で足引っ張る救いようが無い状況になるのは流石に草が生える
あまりウクライナの事を悪く言いたくないが、第47旅団と第67旅団はフーリガン崩れの右翼団体構成員が多数を占める部隊だそうで、こんなのを戦わせて大丈夫なのかと心配になります。彼らを戦場に送る理由は、右翼だから士気が高いとか、元々面倒な連中だったのでこの際に前線で処分するとか、真面な人材が枯渇したとか。
ロシア軍も囚人やら派遣会社やら領主の私兵を戦争に駆り出しており、ウクライナ戦争は近代的な「志願若しくは徴兵により国家が直接雇用する正規軍」以外の魍魎の輩が入り乱れる奇妙な戦いになっている。
67旅団は2014年に右派グループを母体に設立された民兵組織。正規軍に編入されたのはロシアとの開戦後。右派組織に今も所属してるような人が幹部を占めてる曰く付き部隊。
47旅団はロシアとの開戦後に新たに創設された部隊。首都キーウに本部があるので兵士も首都周辺出身者が大半。
115旅団は予備軍所属(予備役兵主体)だから、名前は機械化歩兵旅団だけど実質最前線で戦うような部隊ではないです。
士気の低下というより撃つ弾がない(援護してくれる砲撃も)がないなら撤収は仕方ないと思う
砲弾不足を理由にした無断撤退・着任拒否といえば、2023年前半のロシア軍を連想しますね
プリゴジンの「ゲラシモフ!砲弾はどこだ!砲弾をよこせ!」ならぬ「シルスキー!砲弾をよこせ!」って告発する宇軍司令官の動画が出てきたりして(ウクライナに砲弾がないのはみんな分かってるから、そんな司令官はいないだろうけど)
弾が無いから仕方なく後退したってことはないと思う。
オケレタインの自軍陣地をウクライナ軍が激しく砲撃してたことで、陣地を失陥してることが確認されたわけだし。
自分としては47旅団の砲撃じゃないのかなって思うところ
旅団などの単位で鹵獲した兵器を管理してるから融通が利かないと聞くし
やはり砲爆撃で一方的にボコボコにされているのでウクライナ兵としてはやってられないのでしょう。
オケレタイン一帯は失うとまずい場所ではありますから、奪還が必要でしょうね。
オケレタインを制圧しているロシア軍はかなり突出してるので、根本から予備軍を突っ込ませて突出部を切断するのが定石なんでしょうが、それが出来る機動力を持った予備軍は存在するのでしょうか。
何時ぞやの首都付近に4個機械化旅団が温存されてるという話がありましたが、まだ温存されてるのでしょうか。
数日前に報告されてたベルディチ方面での反撃がそれだと思う
しかしよくこんな突破点作ったなあロシア軍
ここの守備隊が着任拒否だか、無断移動したらしいですね。
予備に余裕あれば突出部の奪回や包囲出来ますが、戦線が長すぎてどこかから捻出すると他のところが空きそうなんですよね。
この戦線の長さは初期はロシアの遠征軍20万たらずの少なさと本土決戦で100万動員したウクライナでウクライナ優位に運びましたが、今は兵力逆転してるようなので不利にしかならない。
しかしここまで突出した動きはロシア軍はあまり好まないと思っていたから意外だな
そんなに前線がスカスカになっていたのか?
前線兵士の士気低下がひどく、火砲やHIMARSで攻撃しようにも敵位置の情報が上がってこない状況でしょうね。
まあ、敵を観測して位置を通報しても弾薬不足で支援砲撃が全然来ないのですから、危険を犯して敵を観測しようなんて気にならなくなるのは仕方ないですが。
着任拒否とか、無断移動とか、自主退役、旅団逃亡、士気崩壊、敵前逃亡、戦闘放棄問題・・・、言い方や表現はいろいろですが、とにかく末期的な状態です。
高台が有利と言っても、それは砲弾や弾薬がある場合の話であり、敵を瞰制できて、観測できても、砲弾がなくて砲撃できなくは有利でも何でもありません。
砲弾、弾薬の補給がない部隊に、ロシア軍を阻止しろ、と言ってもそれは物理的に不可能であり、もはや兵士の逃亡を阻止するための弾薬もないのではないでしょうか?たとえ督戦隊でも弾薬がなければ、敵前逃亡する兵士を撃てません。
アメリカの支援が決まったから、上層部は現場にもうすぐ支援が来るから死守しろって言うだろうし、現場は、支援が届くまでっていつだよ。と逆に戦意喪失しそう。
後方に控える部隊に今救援を命令しても、武器もないのに?せめて支援が来てからにさせてくれ。ってなりそう。
明らかに戦闘幅が足りない先遣隊に敗北して潰走したってこと?
ウクライナ軍の充足とんでもないことになってない?
多分ロシア軍砲兵もついて来れてないと思うんだけどなこの突出部に
それだけ突出して問題は無いと判断されたのかもしれない?
それが妥当なのだとしたら相当ウクライナの前線がガバガバになっていることになる
開戦初期を匂わせるほどの突出だよねぇ
こりゃまことしやかに噂されてるロシアの夏季攻勢が始まったらゴリっと後退しそう
突入部隊は編成されたばかりの433連隊の仕事だったみたいだしな
アメリカの支援案が通ったので今後の物量は改善されるだろうが人手はどれくらい余裕があるのだろうか?
EUだと金は工面できても肝心の物資が調達できない、アメリカは在庫はあるがウクライナに使う人がいないとなれば前線は何も好転することはない。
キエフからも動員しないと無理だと思うなぁ。
支援物資が届いてもカウンタージャブが通るだけで一方的にボコボコにされる構図は変わらない。
弾薬届いた位でガタガタの士気は上がる段階はとうに過ぎている。
既に制空権失ってるから、戦場まで届く前に空爆の餌食に…
ノヴォミハイリフカ陥落
キーウまで残り580キロ(東京〜青森間と同じ)
新幹線使えばすぐだな
ウクライナ軍は弾薬不足のため、ロシア軍の前進を阻止する砲撃ができないため(砲撃が弱いため)、オケレタイン防衛も非常に苦しいですね。
空爆を集中されたら、防衛も厳しいでしょうし。
オケレタインも高地ですから、電子戦の重要拠点になります。
ベルディチ・セメニフカのウクライナ軍は、退路遮断されないよう、後退するタイミングを間違えないようにする必要がありそうですね。