欧州関連

仏Nexter、前線付近の榴弾砲にとって重要なのは射程距離ではなく機動性

米陸軍のジェームズ・レイニー大将は「牽引砲(M777)の有効性は終焉を迎えつつある」と発言して注目を集めたが、ウクライナにCaesarを供給している仏Nexterも「前線から40km圏内で活動する榴弾砲にとっての最大の防御は射程距離ではなく機動性だ」と述べた。

参考:In Ukraine, ‘shoot-and-scoot’ tactics helping Caesars survive
参考:France will soon deliver 78 howitzers to Ukraine to meet Kyiv’s urgent needs, defense minister says

参考:Ukraine’s Arms Industry Is Growing, but Is It Growing Fast Enough?

Caesarは機動性が優れているため他の自走砲や牽引砲よりも生存率が高い

米陸軍は砲兵戦力の見直しを進めている最中で、近代化を担当するジェームズ・レイニー大将も最近「牽引砲(M777)の有効性は終焉を迎えつつある」と発言して注目を集めたが、ウクライナにCaesarを供給している仏Nexterも「前線から40km圏内で活動する榴弾砲は無人機と徘徊型弾薬に晒されている」「従って機動性に直結する軽量さ、敵の攻撃を避けるため展開・発砲・撤収が1分以内で完了するシュート・アンド・スクート能力が榴弾砲の生存性を左右する」と述べた。

出典:Mil.gov.ua/CC BY 4.0

NexterはDefense Newsの取材に「ウクライナがフランス(36輌)とデンマーク(19輌)から受け取ったCaesarの損失は10%未満だ」「Caesarは機動性が優れているため他の自走砲や牽引砲よりも生存率が高い」「他のシステムの生存率は30%近くに達する」「進化する戦場での脅威に対して射程距離よりも機動性こそが最大の防御になる」と述べたが、具体的に他のシステム(M777、FH70、TRF1、DANA、Zuzana2、M109、PzH2000、KRAB、Archer等)が何なのかは明かしていない。

フランスのマクロン大統領は2022年6月「戦時経済への移行」を産業界に要請、これを受けてNexterはCaesarの納期短縮(30ヶ月間→15ヶ月間)と増産に取り組み、月2輌だった生産量を月8輌まで引き上げたが、同社はシステムを構成するサプライヤーへの投資を強化しており、今後1年以内にCaesarの生産量を月12輌=年間144輌まで引き上げる予定だ。

フランス軍もCaesar MarkII(NG)×109輌を約3.5億ユーロで発注済みで、新しいCaesarはアフガニスタンやアフリカ地域での運用経験に基づき保護力を強化した装甲キャビン、シュート・アンド・スクート能力を向上させる強力な油圧システム、GNSS信号が拒否された環境下でも位置情報と目標指示精度を向上させるGeonyx INS、重量増(25トン)による機動性の低下をカバーする新型エンジン(215馬力→460馬力)を採用しており、ベルギー(28)やリトアニア(18)もMarkIIを発注している。

因みにフランスとウクライナは1月「78輌のCaesarをウクライナ向けに購入する砲兵連合の発足」を発表、78輌の内6輌分の資金をウクライナが、内12輌分の資金をフランスが拠出し、この砲兵連合は残り60輌分の資金をパートナーから集めるためのイニシアチブで、ルコルニュ国防相は3月末「フランス、ウクライナ、デンマーク間でCaesar調達への資金提供が合意された」「これによってCaesarを迅速に納入できる」と明かしており、78輌(内6輌は引き渡し済み)のCaesarは年内に引き渡される可能性が高い。

ウクライナもBohdana(155mm榴弾砲を搭載する独自の装輪式自走砲)の生産を増やし続けており、カムイシン戦略産業相は昨年末「Bohdanaの生産量は月産6輌で今後も生産量を引き上げる予定だ」と述べていたが、New York Times紙も2日「Bohdanaを月8輌製造しているとウクライナ当局が明かした」と報じている。

つまりウクライナはBohdanaを年96輌も供給することができ、ここにフランスが供給するCaesarが加われば、155mm榴弾砲搭載の自走砲供給量は戦場での損耗を補うのに十分な量と言え、ウクライナ向け砲弾をEU域外調達するチェコの取り組みと結びつくと「火力投射量の格差」は大幅に是正されるだろう。

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※アイキャッチ画像の出典:public domain

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コメント

    • 例のアレ
    • 2024年 4月 04日

    そーいや105ミリの牽引砲L119も射程が短かいから敵に猛接近してヒットアンドアウェイを繰り返してたら、長射程のM777より生存率が高くなった話もあったな

    14
      •  
      • 2024年 4月 04日

      長射程と言ってもアウトレンジ攻撃ができるようなほどロシアの超射程砲も狭い範囲にしかないわけではないし、今はドローンが最短距離で飛んでくることを考えると、破片防御もない、機動力もない、射程の圧倒的なアドバンテージもない777は淘汰されるしかないのでしょうね…

      14
      • 貴陽
      • 2024年 4月 04日

      一番、期待外れだったのは52口径以上の装軌式自走榴弾砲
      当初は長砲身、重装甲や装軌式の路外展開能力が期待されていた
      結果は上記記事の通り
      重車両は重い、大きい故にデメリットが大き過ぎた
      敵からすれば重車両が通行可能な道路や橋だけを監視すればよいことになり、露見しやすい
      路外展開能力も、長距離ではトランスポーターに頼らず得ない、近距離では対戦車地雷だらけの平原で展開できない
      戦車の様に敵弾を弾ける装甲でもない

      14
    • たむごん
    • 2024年 4月 04日

    ウクライナ戦争の戦訓が、装備の編成・調達に大きな影響を与えそうですね。

    高い機動力・軽量・整備の容易な火砲となれば、短砲身の火砲も見直されるかもしれません(個人的な意見です)。

    15
    • jimama
    • 2024年 4月 04日

    そのうち自走砲は文字通り”走りながら撃つ”砲になってくかも
    命中率は砲弾に補ってもらうドローンもどきにお任せな
    ↑を撃ち出すプラットホームみたいな感じで

    18
      •  
      • 2024年 4月 04日

      GPS誘導砲弾はすでにあるのであとはスタビライザーやソフトウェア周りの問題だろうし、そう遠くないうちにそれっぽいものは出そう。

      7
        •  
        • 2024年 4月 04日

        それやると砲弾のコストが高くなるから野砲の優位がなくなる

        11
      • kitty
      • 2024年 4月 04日

      そのうち自走砲にも行進間射撃が実装される様になったり

      10
      • 成層圏
      • 2024年 4月 04日

      それじゃあ、ガンタンクみたいな目立つものでも、移動しながら攻撃できれば生存できるってことか。
      あんな兵器ぜったいアカンやろ、って思っていたが、実際にあればウクライナ戦線では役に立つってことか。

      9
        •  さ
        • 2024年 4月 04日

        ガンタンクが活躍できないわけないでしょw
        何せ、120㎜砲の射程は240~260『km』くらいあるんだから

        8
    •  
    • 2024年 4月 04日

    総都合よく予定どうりに供給はされないだろうし、あからさまに戦時経済に突入し総力戦に片足突っ込みつつあるロシアの全線へのリソース供給にどこまで追いつけるかというところは心配だが、確実に効果は出るだろう。

    8
    • あああ
    • 2024年 4月 04日

    上の人も書いてるけどShoot&Scootはもう古いのかもね
    ただ装輪と装軌はどっちがいいのかな
    装輪は動き続けられるけど、道路に縛り付けられる。
    ただドローンの射程外に速く出られるならそっちの方がいい気がする。
    装軌は不整地走行できてもドローンに追い付かれるならあんまり意味ないんじゃないかな

    9
      •  
      • 2024年 4月 04日

      ドローンに捕捉されたら相輪でも無限軌道でもでも逃げきれてなさそうなので、射点を特定されてから実際にドローンで捕捉される前に雲隠れするしかないとなると、やっぱり走り続けられる方がいいような…なんにせよ射程が短いなら踏破性、長いなら道路に縛られるデメリットは軽減されるので装輪が良さそうに思える。

      14
      • Whiskey Dick
      • 2024年 4月 04日

      「装軌式で全地形対応、自動装填装置とRWSを搭載、更にAPSとジャミング装置でATMもドローンも怖くない」みたいな機能てんこ盛りの自走砲を作ったら幾ら金があっても足りなくなる。アメリカ軍が開発中止にしたクルセイダーがこんな感じだった。
      ドローンから身を守るなら大砲の運用方法以外にも、ドローン操作班や近接対空車両を砲兵部隊に付随させ、ドローンの早期発見及び迎撃を支援するやり方もある。現代戦は兵器単体の性能だけでなく、他兵科との連携が勝利の鍵となる。

      8
    • あああ
    • 2024年 4月 04日

    装輪車載式は現状で駐鋤式(カエサル)と駐鋤式で砲塔式(アーチャー)とアウトリガ式で砲塔式(ズザナ)と色々あるの黎明期だからでしょうがドローン対応で既存基準より迅速化が必要なら駐鋤式はどうんなんすかね。
    更に射撃陣地の進入速度では横向いてでも撃てるM109とそれが無理なM110で違いが出るに同じく砲塔化は迅速化に直結する。その上で装填が半自動アシストか全自動かでも差が出る。
    しかし装填自動化で上下車時間を短縮できても定員を削ると車体トラブルに自車で対応できなくなる。編成上の砲兵人員プールという側面も最悪ある。自動装填だから起こるトラブルもまたありえる。
    省人化で人件費浮くから単価上昇しても元取れるとメーカーは言うが戦車だってあえての装填手です。色々考えると現状じゃ最適解は存在してないのが実情ですかね。

    4
    • おねすとじょん
    • 2024年 4月 04日

    益々砲弾の消費が激しくなりますね。

    3
    • 無名
    • 2024年 4月 04日

    砲弾を供与されても武器庫にミサイル撃ち込まれたら台無し。
    前線から遠く離れた民間の倉庫に隠してるのまでロシアは把握してミサイル撃ってくるって話もあったし。

    2
      • 匿名
      • 2024年 4月 04日

      そういや開戦から自走砲·牽引砲ともに結構な数撃破しただろうけど砲弾供給はともかくそっちの数には限りあるんだよな

      3
    • ななし
    • 2024年 4月 04日

    むしろそのために自走砲がいるんじゃないのかよ…
    ハイ・ローミックスとして前線用の自走砲と歩兵支援程度に使うような簡便な牽引砲があるんだと思ってたわ

    2
      • 頭髪が貧困
      • 2024年 4月 04日

      そういう歩兵砲的な役割は生残性でもコスパでもfpvドローンに対抗できないのでは

      逆にバッテリー電源モーター駆動のドローンの射程延長は限りがあるだろうから、前線からある程度以上離れたところにこそ自走砲の生き延びるべきニッチがありそう

      ロシア側の砲兵戦力の構成m気になりますね。牽引砲の在庫なら腐る程持ってるはずだけど、いまの砲兵戦力では自走砲牽引砲の比率はどうなってるのか。両砲兵種にはどういう評価を与えてるんだろうか

      戦車がしばしば軽自走砲としか使われないような報道があるけど 、戦車の低仰角でどこまで支援砲撃に使えるんだろうか、間接照準装置は使用されているのか

      色々気になってしまいます

      3
    • 58式素人
    • 2024年 4月 04日

    なかなか話が出てこないのだけれど。
    装輪自走砲の内、砲塔のあるDANA、Zuzana2、Archerの損耗はどの程度なのでしょう。
    M109などは破壊される動画が出て来るのだけれども。
    DANAは一回だけ破壊される画像を見たことがあるけれど。。

    6
      • gepard
      • 2024年 4月 04日

      Lostamourを確認したところ、DANAは3両、Zuzana2は今年2月に1両、Archerが今年3月に1両やられてますね。
      一時期はKrabがかなりやられている映像があったのですが(計30両損失)最近は部品も損耗しつくしたのかあまり見なくなった印象。Ceasarは確かに供与数の割に損耗率は低く6輪が5両、8輪型1両の損失のままでした。

      ボグダナは本当に生産が軌道に乗っているならもっと戦場に現れているはずなんですがまだまだ激レア兵器な印象。生産が軌道に乗っているというのがプロパガンダなのか後方で訓練しているだけなのか今のところ判断しかねます。

      3
        • 貴陽
        • 2024年 4月 05日

        krabに関しては撃破率の高さも特徴
        カエサルが撃破4損傷3と半々程度なのに、krab自走砲はほぼ8割が撃破された29両中23両が撃破

        4
      • 58式素人
      • 2024年 4月 05日

      今時の重砲兵は、逃げ足(?、笑)が必要なのでしょうね。
      車体を軽くするために軽装甲で、装輪で。
      地面の緩い場所や遮蔽物(樹木など)の無い場所には行かない。
      陣地は念入りに艤装を行う。特にサーマル対策。でしょうか。
      であれば、護衛歩兵(対空任務兼)や陣地/搬入路を作成する工兵も随行必至なのでは。
      逆に、歩兵支援のためには、歩兵の行く所はどこでも行く車体が必要なのかな。
      装軌車でしょうか。ある程度の防護力も必要でしょうから。
      歩兵の足の接地圧は0.5kg/㎠とされます。T-34は0.8kg/㎠です。
      チャーチル歩兵戦車みたいな、履帯接地長の長い車体かな、と想像します。
      あと、直射も間接射もできる口径大きめの後装砲、でしょうか。

      0
    • shkk
    • 2024年 4月 04日

    牽引砲代替ならカエサルで十分でしょうし、
    そもそも動けるはずのM109(自走砲にしては射撃準備・射撃後の移動が遅い)が狩られまくったことを考えると迅速に移動できるのは大事なんでしょうね(+M109は短射程ってのもありますが…)

    1
      • nimo
      • 2024年 4月 04日

      供給量が多いせいだったり、一応装甲があるから無理させたせいもあるかと思ったが、
      機動性の不利が原因でいいのかな

        • shkk
        • 2024年 4月 04日

        たしかにM109を運用してる状態を聞かないと正しい評価できないかも…
        前線に張り付いて、ほしいところに欲しいときに撃ちこむ役割だったのかもだし

        2
    • 2024年 4月 05日

    PzH2000よりもM109は損耗率が高く、その一番の原因は射撃開始~効力射発揮~撤収までの時間がかかりすぎるという話
    ま、射程も短いし装甲も薄いし、火力システムとしての機動性も低いしそりゃ餌食になるだろうと

    4
      • gepard
      • 2024年 4月 05日

      射程が長くて連射もできるのはとても良いんですが、PzH2000くんの整備性の問題は解決したんですかね…
      ポーランドに整備拠点を作れなくてスロバキアに作ろうとしたという話があったはずなんですが。

      4
    • れんちゃ
    • 2024年 4月 05日

    牽引砲がまったくダメな訳じゃないんだよね。手早く移動する為の補助駆動装置が付いてる必要があるって話らしい。
    自走砲は自走砲で重すぎて輸送し辛いという欠点があるので、牽引砲に機動力を持たせる事が重要になってるのだとか。

    2
    • あばばばば
    • 2024年 4月 05日

    すでに機動性が高く、ある程度装甲に守られたりゅう弾砲を射撃する能力を持つ車両がすでにあるじゃないか
    戦車というんですけどね
    (旋回する砲塔を備えた75mm以上の口径の砲を持つ車重16.5tの車両という意味で)

    ルクレールが重たすぎるというならば、AMX10RCを使えばいいし
    (120mm、105mmじゃ自走榴弾砲としての火力がないと言われればそうではあるが)

    1
      • jimama
      • 2024年 4月 05日

      AMX10RCはウクライナや鹵獲したロシア曰く
      ・通信、照準、火器管制はいい
      ・装甲が軽量すぎて攻勢に向いてない
      ・未舗装地帯を走るとギアボックスに問題が出やすい感じ
      ・数カ月の訓練じゃ使い物にするのには難しい
      ・アフリカとかで非正規軍相手にするにはいいかもだけどガチ軍隊相手にはちょっと
      ・正直ハスキーやM-ATVのほうがマシかも
      だそうです
      一番先にこれからの戦場から消える類はこの手の車両かも

      6
    • 無無
    • 2024年 4月 06日

    砲の射程よりも機動性というのは意外なようで、しかしこれも戦場における探知や無人化の進展により流動的と思います
    あくまでも今のウクライナでは、という話から先には出ないかも

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