ウクライナ人が運営するDEEP STATEは25日「ロシア軍がオチェレティネ集落内で支配地域を広げた」「ロシア軍がソロヴィオーヴェに侵入した」「ロシア軍が線路沿いに前進してクラスノホリフ市内に足場を築いた」と報告し、ロシア軍は東部戦線で前進し続けている。
両軍の火力差は今後改善されると思うが、これでロシア軍の前進を止めることができるかどうかは結果を見るまで分からない
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは25日「ロシア軍がオチェレティネ集落内で支配地域を広げた」「ロシア軍がソロヴィオーヴェに侵入した」「オチェレティネ方向のグレーゾーンが線路沿いに拡大した」と報告し、この方向で前進するロシア軍の勢いは未だに止まっていない。
線路沿いに突破したロシア軍の支配地域とグレーゾーンは左右に広がりを見せているため、現在のウクライナ軍は突出部を左右から切り取るだけの戦力がないか、これを押し返す火力が足りない可能性が高く、どこまでロシア軍が突破口を拡大させるのか予測もつかない。
さらに問題なのはロシア軍が市内に侵入したクラスノホリフの状況だ。
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは10日「ロシア軍が線路沿いに前進してクラスノホリフ市内に足場を築いた」と報告、これを裏付ける視覚的証拠も複数登場していたが、これまでDEEP STATEは「ロシア軍がクラスノホリフ方向に前進した」と認めても「ロシア軍が市内に足場を築いた」という主張は否定してきた。
しかし、DEEP STATEは25日に更新した戦況マップの中で「ロシア軍が市内に足場を築いた」と認め、ロシア軍はマリンカとクラスノホリフを結ぶO-0530沿いに市内の支配地域を拡大し、グレーゾーンについても「市内の大通りまで広がっている」と報告している。
ウクライナ軍は2014年から最前線の拠点として機能するクラスノホリフを10年以上の時間をかけて要塞化し、特にスタロミハイリフカ方向の守りは一度も破られておらず、2023年末に失ったマリンカから見てもクラスノホリフは高台に位置するため「ロシア軍が簡単に取り付ける場所ではない」と考えられてきたものの、火力が地形や建造物の優位性を消してしまい、ウクライナ軍はロシア軍の優位性=兵力に対抗できなくなっているのだろう。
米国のウクライナ支援が再開されたため両軍の火力差は今後改善されると思うが、これでロシア軍の前進を止めることができるかどうかは結果を見るまで分からない。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
ものはあってもオペレーターがどこまで用意できるか…もちろん絶対数もそうだけれど、一番大事なのは必要最低限以上のスペックのものを、必要な時に、必要な場所に、必要な数揃えることなので、兵站戦略に全てがかかっている。WW2から変わらず戦争は兵站が全て。兵器が貧弱だとか精神主義に基づいた戦術等が問題と思ってるのが多い旧日本軍の勝った戦い、負けた戦いをみると、意外と兵器のスペックも(少なくとも初期は)良い水準で巧みな指揮官も見られるのだが、それらが兵站で台無しになった戦いも多い。終盤はまぁ…
本当そう。
兵站に尽きる、自衛隊は貧弱過ぎるから心配だわ。
戦車や野戦砲少し減らして兵站部隊に投資したいな~
ただでさえ貧弱で見劣りする規模の自衛隊の戦闘部隊が更に貧弱になるじゃないですかやだー
清谷氏と文谷氏によれば日本列島の主要四島(北海道、本州、四国、九州)に敵軍が上陸するとは考えにくい(可能なのはアメリカぐらい)。主要四島を防衛するのであれば戦車と大砲なんかよりSSMとSAMの配備及び機雷でも蒔いておけば十分だそうです。陸自の現状は戦車があっても、戦車を載せるトレーラーが不足している有様で、戦力の有効利用の観点から戦闘部門を多少削っても輸送力を強化すべきです。
ロシアは上陸用船舶が不足、北朝鮮はミサイルぐらいしか攻撃手段がないとすれば、最大の仮想敵国は中国であり、地上戦が勃発するとすれば南西諸島の可能性が高い。沖縄と奄美大島を除けば小さな島ばかりで、戦車と大砲よりもATVや迫撃砲の方が持ち込みやすいし、移動と隠蔽の面でも優れている。そして大火力は戦闘機と護衛艦に任せれば良い。若しくは南西諸島に予めSSMとSAMを配備すれば抑止力になる。
SSMとSAMあれば戦車なくていいと言いながら有効利用の観点輸送力を強化すべきと矛盾するでしょ、そのロジックなら戦闘部門を削ってSSMとSAM増やすのが合理的帰結だし小さな島で地上戦するのに必要な程度のトレーラーは余裕であるし
そもそも戦車を載せるトレーラーは戦車定数大幅減と本土の戦車がほぼいなくなったのとでそれなりに足りている筈だが、でなくとも保有戦車の全部を一度に投入とかは考え難い訳で想定される有事に投入する戦車を運ぶ程度の数なら各方面からの抽出して送れば事足りるだろう
最悪で緊急調達するにしても戦車を載せれるトレーラーは今日明日直ぐにであっても徴用徴発するまでもなく100両200両は国内中古市場の流通在庫から調達出来るので直ぐに調達とかが無理な正面装備を削ってまでトレーラーとか輸送機材の調達を優先するというのは賛同できないわ
1文字めから読む気無くすのを、多分確信犯で書いてるの、好き。
<<主要四島(北海道、本州、四国、九州)に敵軍が上陸するとは考えにくい(可能なのはアメリカぐらい)
だからこそ少しずつ移民という正規ルートで上陸させていたらいやだねー
さんざん減らしたところやねん()
定量的ではない兵站議論なんてなんの意味もない
もうウクライナも止めたいと本心じゃ思ってるのかもね~
飴ちゃんが駄目ー!て言ってるのかも。
アメリカとか関係なしにウクライナ軍の能力不足です
10年以上かけた要塞+市街地であれば火力差を埋め合わせるだけのものであると考えますが、クラスノホリフが押されていると見ると火力が足りない+支援が足りないというのは一事象に過ぎず根本的な問題は兵力不足なんですかね。
人員が足りないなら25歳からと言わず18歳あたりから徴兵すればまだまだ人はいますし、訓練は西側に投げられます。
装備させる武器も西側が用意する。
国家存亡で人が足りないのになぜもっと大規模に徴兵しないのかわからない。
徴兵で納税者が減って財政がというのなら、その分の金を西側に出させればいい。
もう引くに引けないところまで西側は来てるんだから、金はすぐ幾らでも提供されるでしょう。
弾薬と違って在庫不足は金は関係ないのだから。
大規模徴兵に伴う支持率低下を気にするのであれば、代償に全国民無税にすればいい。
そうすれば支持率低下は微々たるものになるでしょう。
私は絶対出さないですが。
兵士の給料まで西側が出すと完全に西側の傭兵になってしまうので、代理戦争ではないという建前が崩壊してしまうんだよ。
代理戦争という最早誰も信じていない建前はもう捨てるべきところなのかもしれません。
勿論ロシアは核で脅すでしょうが、彼らにそれを使う度胸はありません。
ただの虚仮威しではないでしょうか。
それに民主主義が権威主義に敗れるなどあってはならないですし、そんな世界になるくらいなら滅ぶべきだとくらい西側上層部は考えているにではないかと思います。
権威主義に敗れた世界で彼ら上層部の席は無いんですから。
希望的観測止めい
そういう考え方が最悪の事態を招くんだ
本当に肝に命じてほしい
マイダン以降ちょっとずつなら相手の神経を逆撫でしても大丈夫とか舐めたことやり続けた結果軍事侵攻を招いてるのにまるで反省がない
台湾はその点優秀で、中国との経済交流を優先するため独立の明言は避けている。独立というプライドに拘り火の海になるぐらいなら、中国との貿易を通じて金儲けに勤しむ方が賢明な選択だ。中国も西側諸国相手の輸出が主力産業なので、経済的利益追求のため台湾の内政の自由を黙認している。
ロシアに核を使う度胸が無い、ではなく西側に兵を出す度胸が無いですよ。
ロシアが唯一恐れるのはNATO直接介入ですが、ロシアは核攻撃をも辞さないという姿勢によってこの賭けに勝ちました。
西側諸国の敗因はロシアのこの戦争における「覚悟」を見誤った事です。
年金だったりを既に自分で賄えてないからセーフ()
年金仰る通りですよね。
自分はさらに、公務員・教員の給与支払いを、題目のように訴えているのに違和感を感じました。
リストラ・減給の話も並行しないし、心に響かないんですよね(多分、支持基盤なんでしょう)。
公務員 50万人
教員 140万人
年金 1100万人
(2024/01/12 ウクライナ・ゼレンスキー大統領が窮状訴え「西側の支援なしでは年金支払えない」 テレ朝news)
皆、兵隊にしたら工場や輸送の現場で働く人間が居なくなる。消防隊も居なくなって攻撃された後の復旧の問題が出てくるでしょ。
前から思っていたのですが、5月と言わず攻勢始まっていません?
と言うか、あの5月に始まるって何が根拠でしたっけ?
プロパガンダ?
普通に兵力差が大きくなってて平押しでなんか進めちゃってる状態っぽくないか?攻勢は別にある可能性もありそう。
一時期はウクライナが兵力で大きく上回っていた時期もあったのになぁ…
一時期っていうかずっと兵員数だけは総動員してるウクライナが優位だったはずなんだけどな
兵員数で優位な上に自称キルレも優位だったはずなのに瓦解すると崩れだすのも早いな
アウディーイウカでは10倍倒して週平均1000人死亡だっけ?
実際のところ、ウクライナが万歳突撃と肉弾のゾンビアタックをやり過ぎた可能性もあり。
適当に流してるプロパガンダの数字なんて当てにならんし、自分がやってることを誤魔化す際、相手がやってると喧伝するのはよくあること。
ま、架空戦記は見飽きたけどね
おそらくですが、ロシアの北部軍(ハリコフ方面の占領が目的と言われているグループ)の編制の情報を基にウクライナが言い出したのではないかと思います。
3月のロシア自由軍の越境攻撃もこの方面の威力偵察だったという話がありますので。
一般論として、あの辺は春の雪解けで地面が泥濘と化すので、5月になって地面が乾くまで本格的な攻勢は難しいという話です。
バルバロッサ作戦も5月開始予定6月開始ですし、第二次ハリコフ攻防戦は5月、ブラウ作戦は6月、ツィタデレ作戦も5月開始予定7月実施、バグラチオン作戦も6月開始と、泥濘期だからと全く攻勢が無いわけでも無いですが基本的には泥濘期の終わりを待ってから攻勢作戦が始まります。
ですので、今起こっているのはロシア軍の本格攻勢では無いと思われるのです。
予備兵力いないなら戦線の大幅な引き下げをしないと戦線が崩壊するんじゃないですかこれ?
地面が乾燥してきたら装甲部隊に蹂躙されかねない
理論上は総動員かけてるウクライナが
兵員の頭数で負ける訳ないんですが
考えられる理由はいくつかありますね
①動員ノルマ達成のため、水増しされている
②もはや死傷者数を追えていない
③敵前逃亡やロシアへ投降、寝返りが頻発
棺桶か車椅子まで除隊できない法律が出来て
③が増えてる説もあるので
個人的には全ての複合要因だと思います
織田信長の美濃侵攻と同じで
いくら士気の高い地元の農民兵でも、
いずれ物量に押し潰されます
報道の自由があるらしき西側の情報も戦時では絶対信用しちゃいけないなと思った
自由があったとしても記者や企業が流したい情報なのかは別問題や
メディアは台本、報道したい方向性があって、ゲストを選び呼んでいますからね。
基本的に、仰る通りと思います。
NATO軍がウクライナに参戦してもロシアは核兵器を使えないと主張する評論家がいますが
東西冷戦当時から相手のテリトリーに侵攻され通常戦力で圧倒されれば戦術核兵器を必ず使う
核抑止力論理から当然で必ず使わなければ核抑止力など無意味です。
NATO軍が本格参戦すればウクライナのロシア軍に勝ち目がないので戦術核兵器でNATO軍を
地域ごと壊滅させるでしょう
INF条約は既に破棄されたがICBM条約は未だ有効なのでNATOとロシアの領土に核攻撃しない
消えて無くなるのはウクライナだけ
同じく中共にとって台湾は自国領土であり台湾有事で日米が下手に参戦すれば消えて無くなる
のは自国の核抑止力が無い日本だけです。
同意します
ロシアは通常兵器でさほど損失も出さず勝てる限り核は使わないでしょうが、
負けるとか領土を失うなどになった場合は間違いなく核を使用すると思います。
ロシアは世界から孤立しても生きていけますが、領土と国民を何百万も犠牲にする敗戦は受け入れないでしょう