ウクライナ人が運営するDEEP STATEは14日「敵装甲車がインダストリアル・プロスペクト通りに到達した」と報告、これが事実なら「ロシア軍がコークス工場とアウディーイウカの分断に成功した」という意味になる。
参考:Мапу оновлено!
参考:Битва за Авдеевку: продвижение ВС РФ к югу от карьера обстановка к исходу 13 февраля 2024 года
敵の装甲車がインダストリアル・プロスペクト通りに到達したという報告が事実なら「アウディーイウカの運命」を決定づける
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは12日「ロシア軍が線路を越えた北西部のダーチャに支配地域を広げた」「グレーゾーンがインダストリアル・プロスペクト通りに達した」「グレーゾーンがコークス工場方向にも伸びた」と報告、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARも同様の支配地域やグレーゾーンに言及し「ロシア軍が英雄通りに入った」と主張。
タブリア作戦軍司令官のタルナフスキー准将は11日「新たな戦力」について言及、第110機械化旅団のイワン・セカチ報道官も13日「我々に街を保持する十分な戦力はないものの増援が到着している。詳しく述べられないものの強力な部隊だ」と述べていたが、アウディーイウカの状況は更に悪化している。
DEEP STATEは14日に更新した戦況マップの中で「ロシア軍の支配地域がインダストリアル・プロスペクト通りまで拡大した」と報告、これが事実なら「ロシア軍がコークス工場とアウディーイウカの分断に成功した」という意味だ。
DEEP STATEは「ロシア軍が運送会社を支配している」「ロシア軍がガソリンスタンドを支配している」「ロシア軍の支配地域がインダストリアル・プロスペクト通りまで拡大した」「グレーゾーンが街の郊外まで拡大した」と戦況マップの中で示唆。
さらに「敵が戦場を覆っていた霧(10日~11日)を利用して複数箇所で攻勢を仕掛けた」「攻勢は昨日最高潮に達して敵装甲車がインダストリアル・プロスペクト通りに到達した」「こうして敵は道路を寸断するのに成功した」「市内への物流ルートは完全に敵の火力管制下にある」「市内への出入りは宝くじ状態だ」と説明しているが、RYBARは「矛盾した報告がある」と主張してDEEP STATEよりも控えめな評価を提示している。
RYBARは14日「ロシア軍がダーチャから運送会社までのアクセスを確保した」「今のところ運送会社の制圧は確認されていない」「今のところ運送会社から南への前進は確認されてない」「ロシア軍がドネツキービーチや砂利工場まで突破したという極めて肯定的な評価もあるが楽観的過ぎる」と指摘、同時に「コンクリート製建築物は滑空爆弾で攻撃されているため敵が市内から撤退するのは極めて理論的だ」「戦闘は激しいものの銃撃戦は少ない」「攻勢規模から考えると拍子抜けだ」とも述べた。
DEEP STATEやRYBARは協力者(前線で戦う兵士など軍関係者)から情報を得ており、もし「敵の装甲車がインダストリアル・プロスペクト通りに到達した」という報告が事実なら「アウディーイウカの運命」を決定づけるだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
ウクライナ軍はドンバス戦争のときからろくに学ばんなあ…
包囲されるのがそんなに好きか?
アカンもう落ちる
急激に事態が動いたから装甲戦力を積極的に運用しているかもしれない…?
ロシア側の情報では市内の戦闘は拍子抜けするレベルと評されてるのでウクライナ軍の撤退(もはや敗走)が進んでいる可能性高いですね。
ロシアが攻撃に霧を利用したのと同時に、ウクライナ防衛部隊は撤退に利用したのかもしれませんね。
無事に撤退できているならこの先の防衛線に大きな影響があることでしょう。
これでまだ市内に篭城して戦っているなら、犬死だなと思います。
市内の部隊は撤退できたとしても、防空基地や浄水施設のある南部の部隊は…
流石にもう市街地からは撤退するだろうな
完全にバフムートの再現になってしまっている
セベロドネツクやバフムトと同じ二重包囲を閉じずに正面から圧していくロ軍の要塞攻略パターンですね。
これまでと違ったのは坑道戦術による陣地爆破や、記事にもある南北分断の一手が加わった事でしょうか。
アウディーイウカがこれまでの都市と比べても難攻不落だった事が伺えます。
まあ北側のコークス工場はロシア軍を寄せ付けていないので、ここが陥落しない限り、アウディーイウカは陥落していない。とウクライナは言い続けるでしょうし、でたらめって訳でもない。
>>「戦闘は激しいものの銃撃戦は少ない」
バフムトの時と違って歩兵による市街戦を諦めてるぽいな。
恐らく訓練された歩兵の欠乏が原因だろう。
抵抗はFPVドローンが主体かな。
北部が順調な一方で南部の方は幾分か膠着状態に陥っているという事は、市街地南部に防衛兵力の主力が未だに集中しているという可能性も十分あり得ると思いますし、送られてきたという増援もウクライナ側が「強力な部隊」だと言っていることから、もし仮に撤退支援などではなく引き続き市内で抵抗を続けることだったりしたらもう目も当てられない事態になってしまいますね
まだ農道が中部に一本あるため何とか大丈夫だとか重装備を捨てることになるが畑の中を徒歩で撤退できるといった意見もありますが、ここまで制圧されている現状だと対戦車ミサイルや迫撃砲の攻撃も余裕で届くでしょうから撤退にもどれだけの犠牲がでるのやらといった感じですし
ロシア軍が取り付いたノボミハイリフカも集落の4分の1が制圧されたとの情報が出てきていますが、ここまで来た以上は集落の外へ押し返すのはもう難しいでしょうな
銃撃砲撃爆撃を受け続けながら農道走破か
俺なら宝くじを買うよ
地獄の撤退戦やぁ…
少佐くらいしか楽しめねーよ
あーあ、完全に市内のウクライナ軍は終わった。市内分断されて足場築かれたら1旅団の増援程度じゃどうにもならんだろう。
対照的にバフムート市街戦を戦ってきたワグナーは敗残兵狩りでウッキウキだろう。逃走する敵を猛追する時が残虐性が発揮されるというからね。徹底的に狩られる前に降伏を勧めたい。
全てが後手後手。
いまさら増援を送ったと
ニュースになってましたが
鹵獲アジャースって感じですやん。
M1も使い始めたようですが
あんなものは裕福な国の乗り物でしょう
燃料切れ放置や自爆処理という
どっかのドイツ軍みたいになるのがオチでは。
このタイミングでのエイブラムズ投入となると、ちょっと戦艦大和風味がありますね。
切り札の最強兵器を使わずに負けるわけにはいかないですから。
たとえ制空権を奪われて敵の圧倒的な砲爆撃とドローン攻撃に晒されると分かっていても、アウディーウカの陣地に辿り着いて最後は固定砲として弾を撃ち尽くすまで撃って撃ってうちまくる。
ロマンですね。自分がやらされるのは嫌ですが。見てる分にはロマンです。
その場合ロシア側からすれば、懸賞金1000万ルーブルが得られる千歳一隅のチャンスで、手の届かないロマンから手に届く現実になるでしょうね。
アウディーイウカ後方の街に集結していたウクライナ軍の援軍が、クラスター弾によって一網打尽にされたらしいですね。
ロシア軍の圧倒的な砲兵火力に対して無策な「人海戦術」で対抗するウクライナ軍、という日本の報道とは真逆のことが現地では起きてるみたいですね。
やっぱり砲兵は戦場の女神なんよ…
その話ってやっぱり事実なんですかね?事実だとするとウクライナ側の動きが大分漏れてしまっているようですし、今後の進展が不安ですね。
正直、我々に確認するすべは何もないので。両軍から出てくる発表は常に話半分に聴かなければなりませんが。
ただ、気になる点としては。「シルスキー司令官が前線視察ツアーをやっている」という情報がウクライナ側から出ています。就任直後なので、兵士を鼓舞して軍を掌握するためのセレモニーみたいなものですね。
それに合わせて、ご機嫌取りでパーティーやイベントを企画する連中がいるらしいんですよ。そのうちの1グループが集まっているところに爆撃されて将校に多数の死者が出たという情報もあります。
このあたりは旧ソ連的な文化であり、シルスキーさんが好きそうなんですよね。戦場の合理性より上官へのおべっかが最優先という。
今回も、シルスキー閣下が来訪するのに合わせて部隊を並べてかっこいい絵面を作って宣材写真を撮ろうとしてたんじゃないでしょうか。
以前にもお祭りか何かの集会に合わせて爆撃を受けて死傷者を出してましたし、何だかなぁ~という印象ですね。まあ、他所の私がどうこう言えることではありませんが。
現地のウクライナ軍兵士からすれば「シルスキー!ゼレンスキー!弾はどこだー!」という感じなのでしょうか
援軍が入った、一部が撤退した(ローテーションした)、援軍をミサイルで攻撃したなど色々と話しが飛び交っていますが、もう少し時間が経たないとはっきりした事は見えてこないでしょうね
それにしても、どうして毎回包囲されるまで粘りたがるのかが外野からは理解できません…防衛側の郷土愛なのかもしれませんけど
どうなるにせよ、結果を全裸で座って待ちたいと思います
同盟国からの派兵、強力な後詰(援軍)による打撃が期待できるならば、固守も理解できるんですけどね。
停戦交渉蹴ってから全面戦争・継戦の流れもそうですが、仰る通り、現状さっぱり理解できません。
もう泥濘になってるのなら畑も車両は難しそう
軍残して督戦隊だけ撤退成功してそうなのが腹立つ
記事の内容と少しずれますが。米国の軍事援助はどのような状況なのでしょう。
米国上院は通過したようなのですが、共和党議員曰く、
詐欺的な条項が含まれるとのことで、下院では絶望的とか。
バイデン大統領にしてみれば、(表面上は?)NATO大事でしょうから、”大技”に出たりするのかな。
報道で、損害を受けたHIMARSを修理の為にAn-124で米国に届けたとか。お金がないからかな。
先の”大技”ですが、米軍在庫品の譲渡価格を極端に低く査定して、渡したりするのでしょうか。
この場合問題なのは、整備/輸送費と思いますが、ウクライナ側でそれを行なったりして。
そしてその費用を米国以外で補填するような形が考えられないでしょうか。
運搬はそれこそAn-124で。そうすれば、ポーランド国境越えの問題もパスできそうな気もします。
共和党というかトランプ一般は
バイデン政権の得点になる法案は
ぜんぶ下院で潰す気です。
年末の大統領選まで
新たな支援予算は通らないですね。
ここの管理人様も紹介されてましたが
外国人が個人でも買える
ウクライナ戦時公債が売りだされたので
支援したい方は、自費を投じて
購入すると宜しいかと思います。
やはり、と言うべきか。
米国大統領選までは今のままなのでしょうね。
ポリティコなどは楽観論として何らかの形で自由投票になり下院可決するという、共和党主戦派側の内部の話も伝えてますので微妙なところですね。
民主党内部の反イスラエル支援も共和党内部の反ウクライナ支援もおり、まだここ数日でどちらにも傾きそうな流れですが、下院可決の可能性も十分ありえそうです。
ちょうど数分前の記事でジョンソンが支持しないと名言、ただし取り下げるとは言わずとのこと。
下院から法案を提示すると主導権を握ろうとしているようです。
まあ上院が国境強化でなにも進展してないので、しばらくは国境優先してその後援助というスタンスは崩さなさそうですね。
アウディーイウカ南部突出部、ウクライナ兵は後退できているのでしょうか?
最前線の部隊が下がれば、戦線が崩壊するリスクがありますが、彼らは殿として後置しているのであれば包囲殲滅されていく事になります…。