欧州関連

ポーランド農民がウクライナ国境封鎖、ポーランド農業相も農民の行動を支持

欧州議会がウクライナ産農産物や加工品に対する輸入関税の停止措置延長を支持、これに失望したポーランド農民は「9日から国境を封鎖する」と発表していたが、予告通りシェギーニ検問所、ラーヴァ・ルーシカ検問、ヤゴディン検問所で封鎖が始まった。

参考:Поляки заблокували вже три пункти пропуску на кордоні: біля “Медики” непереливки і легковим авто
参考:Польський міністр підтримав фермерів: хоче квот і не виключає блокади імпорту з України

ウクライナ側が農産物の輸出制限に応じない限り物流問題を解決するのは難しいだろう

欧州議会の国際貿易委員会は先月末「ウクライナ製品(農産物や加工品等)に対する輸入関税や割当上限の一時停止措置」の1年延長を27対7で可決、この案が5月の本会議で可決されると当該措置の期間が2025年6月まで延長されることになるのだが、この結果に失望したポーランドの農民組合は1日「我々の忍耐力は限界に達した」「ブリュッセルの決定は受け入れがたい」「ポーランド当局の消極的な姿勢によってゼネストを宣言する以外に選択肢がなくなった」「ウクライナ国境を再封鎖する」と表明。

個人経営の農民ら加盟する労働組合(Solidarność/連帯)は「31日の会合で全農民が参加するゼネストを全会一致で採択した」「このゼネストはウクライナとポーランドの国境を完全に封鎖し、各州の道路や高速道路も封鎖することから始まる」「ゼネストの期間は2月9日から3月10日まで」と発表していたが、ウクライナ国家国境庁は9日「ポーランド人農民による抗議活動によってシェギーニ検問所、ラーヴァ・ルーシカ検問、ヤゴディン検問所の通過が困難になっている」と明かした。

ポーランド人農民は3つの検問所でトラックの通過を1時間1台に制限しているが、抗議活動が行われていないクラコヴェッツ検問所ではトラックの通行は妨げられていない。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ポーランドのチェスワフ・シェキエルスキ農業相は「ウクライナを含む非欧州市場からの過剰な輸入を制限したいという農民らの要求は正当化される」「ウクライナと国境を接する国々はEUの決定によって最大の被害を被った」と述べて農民の行動を支持しているため、ウクライナ側が農産物の輸出制限に応じない限り物流問題を解決するのは難しいだろう。

因みにハンガリー農民も9日から「ザホニー地区で抗議活動(国境封鎖)を行う」と報じられていたが、今のところ抗議活動が始まったというニュースはない。

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※アイキャッチ画像の出典:Serhiy Derkach

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コメント

    • たむごん
    • 2024年 2月 09日

    ウクライナ政府が、内政として速やかに対応しないのであれば、もう仕方ないですね。
    ウクライナ政府がコントロールできるのは、基本的に内政ですが、早期対応しないのであれば期待できません。

    ウクライナは、水を減らされているだけでなく(アメリカの援助停止)、蛇口も締め上げられながら(ポーランドなどの国境封鎖)戦争を継続するようなものです。

    アウディーイウカなどの、前線部隊の平均充足率35%ということですが(管理人様の過去記事)、軍需物資も干上がって厳しくなります。
    とても残念です。
    (2024年2月8日 深刻な兵士不足、ウクライナ軍の大隊指揮官は戦線が何れ崩壊すると警告 航空万能論)

    13
    • T.T
    • 2024年 2月 09日

    ポーランド政府が農民のせいにしながらウクライナを締め上げ始めたと考えるのは・・・流石に邪推だろうな。

    9
      • 歴史と貧困
      • 2024年 2月 10日

      フランスやポーランドみたいな農業生産&輸出国だと、農民は政権の支持基盤の一つでもありますからねえ。
      農民のせいにしながら、と言うよりも、他の産業(EUの流通や金融)との建前上のバランスを保つために、裏で談合を重ねつつ、ウクライナとの外交摩擦解決の実行部隊を農民に委託し、別の名目で補助金出す。くらいはありそう。

      農民の大半は自分達の怒りや生活のために行動しているのでしょうが、「農民の代表者」は片方の手を極右政党に、もう片方を政府と結ぶくらいは平気でやらねば務まらないでしょうし。

      17
    • 名無し
    • 2024年 2月 09日

    ウクライナの継戦能力を少しでも維持もしくは強化したいなら可能な限り早く解決に向けて動くべきなんだけど、最近のキエフの動きはザルジニーの解任くらいしか聞こえてこないのは何故?
    それとも自分が夢中なだけでウクライナに出来る事は殆ど無いのか?もしくは水面下で秘密裏にずっと交渉は続いているのか?

    6
      • 名無し
      • 2024年 2月 09日

      夢中ってなんだよ無知じゃないかよ…

      5
      • kame
      • 2024年 2月 09日

       交渉のしようが無いんじゃないですかね?他国に融通を利かせて貰ってる立場のウクライナが何か文句を言える訳でも、交渉材料を出せる訳でも無いので、粛々と各国の動きを眺めるしか出来ない。開戦当初なら、戦争を仕掛けられた悲劇の国として要求も出来たんでしょうけど、現状では逆効果にしかならないのでゼレンスキー政権式の外交も意味が無いでしょう。

      14
        • 古銭
        • 2024年 2月 10日

        農産物にせよ輸送業界にせよ、騒動が大きくなった当初から国を挙げての対決姿勢です。

        15
      • 匿名11号
      • 2024年 2月 10日

      黒海経由から穀物輸出ができるようになったから、解決の優先度が下がっているからじゃないですか。

      1
      • たむごん
      • 2024年 2月 10日

      ウクライナの統治能力・内政能力が、そもそも低いのでしょう。

      この問題1つ妥協できないのに、『税金で連帯保証・金貸して、与信管理は大丈夫?』『ビジネスパートナーとして約束は守れるの?』当然こういう見方になりますね。

      8
    • ぎが
    • 2024年 2月 10日

    鉄道網を忘れてるだろ
    ポーランドにはウクライナのキエフを経由して南部のスワフクフまで、1本広軌の鉄道が通っていて、鉄道で戦車や軍事物資を輸送している
    トラックで運んでるのは民間の物

    1
      • 歴史と貧困
      • 2024年 2月 10日

      忘れてるも何も、ポーランドの農民が止めたいのは、“ウクライナからEUへの農作物”であって、“NATOからウクライナへ送る軍事物資”とは違うのでは? 

      「ロシアと殺し合いがしたいなら、ドンバスで勝手にウクライナ人だけでやってればいいし止めもしない。だが、ウクライナの農作物が無関税で勝手に入ってくるのは許さん」というのがポーランド農民の声であって、別にゼレンスキー政権への軍需物資封鎖を行っているわけではないので。

      彼らには彼らの生活と都合があるだけで、宗教イデオロギーでウクライナを敵視しているわけでもありません(EUのロシア制裁は半ば以上に宗教めいてますが)。“無関税で不公平な農作物”に恨みや憤りはあれど、「昔ながらの関税を払ってのウクライナ農作物」に戻るというのなら、封鎖する理由もなくなります。

      そこら辺の事情は、パレスチナ自治区やガザの検問とは違いますので。

      35
        • ぎが
        • 2024年 2月 11日

        いやまったくこちらの発言を理解してないレスだわ
        忘れてるという対象は、このサイトでコメントしていた人の事で、「武器供給ができない」「農民が戦争を妨害してる」というような趣旨のコメントをしている人は、ポーランドとウクライナは鉄道で繋がっていて車両や弾薬などは鉄道で運ばれている事を忘れているって事(トラック輸送しか国境を越える方法が無いと思ってる)

        それを「ポーランド農民は鉄道の存在を忘れてる」って意味に間違えてレスしてるだろ

        1
    • うくらいだ
    • 2024年 2月 10日

    イタリア、フランス、オランダ、ドイツなども環境政策で一番割食ってるのは農家で今は大反乱中ですし、難民問題もあります。
    ウクライナ支援とか言ってる前にEUは足元見た方がいいですね。
    1hに1台も生ぬるい。絶対に通してはならぬ。

    22
    • 古銭
    • 2024年 2月 10日

    近頃のウクライナは官民問わず黒海代替回廊の好調と戦前の数値に近い農産物輸出量をアピールしています。
    であれば陸路で譲歩する余地が生まれるはずですが、実際に起きているのは(海路が好調かつEU各機関もウ国寄りなため)ウ国農産物や輸送業者は中東欧諸国に実害が無いのに政治的攻撃をされているという対決の意思表示ばかり。

    黒海での戦果(やそれに伴う海上保険関連の公助の進展)もあり黒海の代替回廊が多少上向きであることは事実ですが、農産物輸出だけで年五千万トンを大きく超えることすらあった戦前の水準には遠く及びませんし、陸海合わせた上に国境を越えてない分まで計上した数字が全て黒海輸送だと誤認させるかのような見出しでアピールしているのが実態です。
    EU圏との各種摩擦は虚構や針小棒大とは言い難い深刻な問題も多いため、政治的な痛みを避けるために(つい数か月前までウ国農産物の六割近くの輸出路として機能していたルーマニアや各種物流・補給拠点の役割を担っているポーランドをはじめとする)中東欧諸国に後ろ足で砂をかけるような行いを続けるべきではありません。

    17
      • 歴史と貧困
      • 2024年 2月 10日

      >中東欧諸国に後ろ足で砂をかけるような行いを続けるべきではありません。
      すみません、かなり興味深い情報と内容だったので熟読させてもらったのですが、最後の一文がどこから繋がり、どこのどの行動に対してなのかが私の読解力不足にて分かりませんでした。

      ・EU圏との各種摩擦は虚構や針小棒大とは言い難い深刻な問題も多い
      これは、前提として分かります。「EU圏外」であるウクライナとEUとの貿易の立場上の難しさを指すと。

      ・政治的な痛みを避けるために
      これは、ポーランド政府? それとも、ウクライナ政府? あるいは、両国の外交摩擦のこと?

      ・中東欧諸国に後ろ足で砂をかけるような行い
      最初に書いてある、ウクライナからの過剰な農産品輸出という量の問題ですかね。それとも、「ウ国農産物や輸送業者は中東欧諸国に実害が無いのに政治的攻撃をされているという対決の意思表示」という、歩み寄ろうとしないウクライナ外務省の姿勢のことですか?

      1
        • 古銭
        • 2024年 2月 10日

        すみません、推敲サボりで後半がだいぶ雑になっていました。

        政治的な痛みを避けている云々は(持続可能性に欠けるEUとの各種協定を再考する素振りの無い)ウクライナ現政権を指しています。
        後ろ足云々は主にウクライナ各当局の姿勢についでですが、量(というより市場やウ国企業の実情)も含まれていました。
        実際のEU宛輸出量,協定違反やグレーゾーン利用による被害,価格やシェアの推移,中東欧諸国の貢献等に加え、ウ国各種当局・機関の誠実さに欠ける対応など色々あったのですが、長過ぎるのでカットしました。

        長々と書いていますが、ウクライナが如何に苦しくとも支援国は尊重すべきであり、提灯記事や士気高揚策が支援国へと向ける武器になりかけている現状は改善すべきだというだけですね。

        19
          • 歴史と貧困
          • 2024年 2月 10日

          なるほど、ご返答いただきありがとうございます。

          確かに、「支援国は尊重すべき」というのは間違いないですね。前線の兵士不足は、後方の人員不足も伴うでしょうし、外交調整にあたる人材が厳しいとしても、疎かにしていいわけでもない。

          3
      • gepard
      • 2024年 2月 10日

      スタンドオフ能力のギャップを埋めることが絶望的になりつつある現状、沿岸部の港湾を破壊されていないのは露のいわば匙加減でしかなく、黒海輸送の粉飾された復興をアピールしても国内向けのプロパガンダ以上の意味はないですよね。(そもそも穀物の積出港だったオデッサは機能回復したのか、ルーマニアの港湾能力を圧迫していないか等)

      ポーランドもルーマニアも敵に回していいことなんて一つもないのですが、ウの中東欧に対する外交政策は極端な極右主義の影響なのか被害者意識の産物か、誇大妄想的国民感情がノイズとなって合理主義が遠ざけられている印象です。

      お尋ねしたいのはEUの調整担当は何をしているのでしょうか?この問題を見聞きするたびにこじれている印象ですが、ウ支援がEUの総意として可決したというのならば、代償を支払う農民に補償をEUとして負担するというのが筋では?

      10
        • 古銭
        • 2024年 2月 10日

        ウクライナが去年始めた黒海の代替回廊自体は12月頃から一定の成果をあげています。問題は成果を誇張し過ぎていることと、それを中東欧諸国に対する攻撃的な主張に使ったり、中東欧諸国の大きな助けを矮小化する傾向が生まれてきていることですね。
        オデッサは穀物協定満了後に被攻撃の頻度が増え、このペースだと設備の被害が今年中に一億ドルに達してもおかしくはなさそうですが、戦局が大きく動いて攻撃が激増でもしない限り機能不全になることは無いように思えます。
        ルーマニアは他の中東欧諸国と同じく余裕がある訳ではないでしょうが、ドナウ川を用いた輸送ラインの拡張には積極的(故に農産物規制とのバランス取りが難しくもある)ですし、EUも費用対効果の面からか資金援助に前向きな印象を受けます。

        EU(というより西欧主要国)は問題解決に向けた努力はするがウクライナ産品に問題は無いという立場を崩していません。輸送業界などもそうですが、自国の火が無視できない規模にならない限り一度合意を得た案件で積極的に動く気はないでしょう。
        そもそもPiS政権時のポーランドが考え無しに各種協定を受け入れただけで、EU・ウ国間のDCFTAのように最初から中東欧諸国が猛抗議すべき案件でしたし。

        13
          • gepard
          • 2024年 2月 10日

          ご教授ありがとうございます。

          なかなかこの問題はこじれたまま長引きそうですね。

          1
    • やかん
    • 2024年 2月 10日

    もーどうすんねんこれ

    8
      • 名無しの悪夢
      • 2024年 2月 10日

      何なんでしょうねこれ
      農民が国家政府の意向に逆らって国境を封鎖するなんて事態、歴史の本でもそうそうお目にかかる話でもないですし
      周辺国どころかスペインまで飛び火してるって、EUはどんな無茶をやらかしてるのかと

      16
    • ガーネット・シルク
    • 2024年 2月 10日

    ウクライナもまだ、輸出出来る作物があるのが驚きだわ。2年近く戦争してて、よく作物育てて収穫出来たな。
    土地奪われたり土壌汚染や農民が兵隊に転職して、農業なんてほぼ完全停止してるものだと思ってた。 

    8
      • 歴史と貧困
      • 2024年 2月 10日

      むしろ、投資の不足、金属資源の不足、軍事工場が爆撃される、電力の不足などで、「農業しか余剰労働力を受け入れる場所がない」という側面もあるのかも。都市部で無職のままウロウロしていたら、徴兵でしょっぴかれますので。

      確実に言えるのは、ウクライナの産業構造が崩壊しており、「兵士は人不足」、「農産物は余っており輸出を急ぐ」状態で、それが尚更ポーランド農民の怒りに火をつけている。【停戦はしない、動員は嫌だ、武器早く寄越せ、農産物はEUに買い上げさせる】という上から目線の傲慢姿勢ですから。

      16
    • J
    • 2024年 2月 10日

    EUて、域内の経済の自由化とか
    FTAが原則ですよね

    加盟前からこの調子で
    ホントにウクライナなんか
    仲間に入れる気あるんですか?
    内戦になるのでは

    14
      • 名無しの悪夢
      • 2024年 2月 10日

      >EUて、域内の経済の自由化とかFTAが原則ですよね
      なるほど
      それでウクライナのNATO入りを強固に抗議してたロシアさえ、EU加盟についてはできるもんならやってみろって態度だったんですね、得心しました。
      半分ほどしか理解できない話でも、もう半分が急に埋ることもあるもんなんですね。

      15
    • 名無し
    • 2024年 2月 10日

    農民一揆がまだ起きてないのはバルト三国や北欧くらい?

    • はひふへ~ほ~
    • 2024年 2月 10日

    弾薬、兵器の支給はさておいても国内生産に関わる物資に関税がかからないのは国内生産者は”失業”が目の前に迫ってくるからこうな絵うわな。
    今のところは農業従事者だけだが、ある程度戦況が落ち着いて工業生産とかの話になったら、各国で様々な理中で国境封鎖になるのでは?

    2
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