ウクライナ戦況

ロシア軍がドニプロペトロウシク州の集落を初占領、地上戦が7州に拡大

ロシア軍兵士がマリイフカ集落内で軍旗を掲げる様子が登場、RYBARも「ロシア軍が行政境界線を越えてドニプロペトロウシク州マリイフカを占領した」と報告し、地上戦がスームィ、ハルキウ、ルハンシク、ドネツク、ザポリージャ、ヘルソン、ドニプロペトロウシクの7州に拡大した格好だ。

参考:Мапу оновлено
参考:«Восток» идет на запад успехи российской армии на Новоселовском направлении

ロシア軍のドニプロペトロウシク州侵入は軍事的というより政治的なダメージが大きい

DEEP STATEはドネツク南西・ドニプロペトロウシク南東方面(旧ポクロウシク左翼方面)について26日「ロシア軍がドネツク州の行政境界線沿いに向けて前進した」と報告したが、視覚的にロシア軍兵士がゼレニ・ハイ集落内=ⒶⒷⒸで国旗を掲げる様子、ロシア軍兵士がマリイフカ集落内=ⒹⒺⒻⒼで軍旗を掲げる様子が登場。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

これを受けてRYBARは「ドネツク州の行政境界線沿いにあるゼレニ・ハイを占領した」「ドネツク州の行政境界線沿いにあるヴォスクレセンカを占領した」「ロシア軍がドネツク州の行政境界線を越えてドニプロペトロウシク州のマリイフカを占領した」と報告し、この方向の状況を以下のように述べた。

“第29諸兵科連合軍の第36独立親衛自動車化狙撃旅団は約1週間半の戦闘を経てゼレニ・ハイを占領した。この部隊が前進するにはアンドリーイフカ・クレフツォヴェを囲むように配置された防衛ラインを突破する必要があり、比較的大きな集落には複数の塹壕と防衛陣地を連結したネットーワークがある上、ヴォヴチャ川が集落の側面に天然の防衛ラインを形成している。南方向では1週間前に占領したヴォスクレセンカからマリイフカ方向に攻撃を開始し、第336独立親衛海軍歩兵旅団がマリイフカの解放に成功した”

出典:Воин DV

“マリイフカの南には集落を保護する渓谷、複数の対戦車壕、防衛陣地があったにも関わらず、ここを守っていたウクライナ軍部隊の防衛ラインは比較的早く崩壊した。ロシア軍にとってドネツク南東地域は最も成功している地域で、ここはポクロウシクの戦いと共に夏季攻勢で最も激しい戦闘の1つだ。敵は状況を安定させ、戦場の主導権を掌握する能力が欠けており、近日中にドニプロペトロウシク州で緩衝地帯の形成が始まると予想されている”

ロシア軍は比較的大きな都市を占領した際「複数地点で国旗もしくは軍旗を掲げる」というのが定番だが、最近は小さな集落の占領時でも同様の手法を採用することが多く、ゼレニ・ハイやマリイフカでも念入りに国旗や軍旗を掲げており、ロシア軍が両拠点を占領した可能性は非常に高い。

出典:Воин DV

さらにマリイフカ占領は「ロシア軍が安定した足場をドニプロペトロウシク州内に確保した」「戦いがドネツク州からドニプロペトロウシク州に拡大した」「将来の停戦ラインがドニプロペトロウシク州に食い込む」と表現できるため、ゼレンスキー大統領にとっては軍事的というより政治的なダメージが大きく、ウクライナが公式にマリイフカ喪失=ロシア軍のドニプロペトロウシク州侵入を認めるには時間がかかるだろう。

関連記事:ウクライナ軍がスームィ方面で拠点を奪還、ロシア軍は東部戦線で前進
関連記事:ポクロウシクを巡る戦い、ロシア軍がディミトロフ方向で成功を収める
関連記事:ロシア軍の夏季攻勢、トレツク方面とポクロウシク方面での前進が顕著
関連記事:ロシア軍部隊がポクロウシク市内に侵入、視覚的にも市内での交戦を確認
関連記事:ロシア軍がトレツクのテリコン群を制圧、ポクロウシク南郊外にも到達
関連記事:スームィ方面の状況は一進一退、ロシアでも寄付の集まりが悪くなる
関連記事:ポクロウシクの状況悪化は想像以上、残念ながら街からの撤退は時間の問題
関連記事:危機的なポクロウシク方面の状況、ロシア軍はドブロピリアへの攻撃も強化
関連記事:ロシア軍がスームィとハルキウで前進、ボルチャンスクでヴォヴチャ川を渡河
関連記事:ポクロウシクを巡る戦い、ウクライナ軍は補給の主要ルートを失った可能性
関連記事:ウクライナ軍がスームィで反撃を継続、クピャンスクではロシア軍の嘘報告が登場
関連記事:猛烈な勢いで前進するロシア軍の夏季攻勢、ポクロウシク右翼の防衛ラインを突破
関連記事:ロシア軍が東部戦線の複数方向で前進、ウクライナ軍は毎日拠点を失う状況
関連記事:ロシア軍がウクライナ東部戦線の複数方向、南部戦線のカミアンスケで前進
関連記事:ウクライナ軍がスームィで反撃、シヴェルシクではロシア軍の嘘報告が復活
関連記事:ポクロウシクを巡る戦い、右翼方面におけるウクライナ軍の状況は急速に悪化
関連記事:ロシア軍がポクロウシク方面で前進、シルスキー総司令官はハルキウ方面に対応中
関連記事:クピャンスク方面の戦い、ロシア軍が新たな方向で突破口を開いた可能性
関連記事:ザポリージャ方面の戦い、ロシア軍がカミアンスケ北岸地域への前進に成功
関連記事:ポクロウシク方面のロシア軍は勢いを維持、6月の領土損失は2025年最大を記録

 

※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ

ウクライナ軍がスームィ方面で拠点を奪還、ロシア軍は東部戦線で前進前のページ

トルコ防衛産業は絶好調、インドネシアへのフリゲート艦輸出にも成功次のページ

関連記事

  1. ウクライナ戦況

    主要な攻撃手段に浮上したFPVドローン、機能させるにはセットアップが重要

    FPVドローンはウクライナとロシアの戦争で主要な攻撃手段に浮上したもの…

  2. ウクライナ戦況

    ウクライナ軍兵士がロシア人捕虜を故意に銃撃か、事実なら戦争犯罪

    ウクライナ軍兵士が捕虜になったロシア軍兵士の足を撃っている動画が登場し…

  3. ウクライナ戦況

    ロシア軍がポクロウシク方面で前進、ロディンスケとビールィツィケに近づく

    DEEP STATEは10日「ロシア軍がポクロウシク北東方向で大きく前…

  4. ウクライナ戦況

    ウクライナ軍はミサイル75発内41発を撃墜、ゼレンスキー大統領は演説で国民を鼓舞

    ウクライナ軍のザルジュニー総司令官はロシア軍が発射したミサイル75発の…

  5. ウクライナ戦況

    ゼレンスキー大統領、世界中に派遣中のウクライナ軍を本国に呼び戻す

    ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、国連の平和維持軍に参加しているウ…

  6. ウクライナ戦況

    侵攻833日目、アウディーイウカ方面におけるロシア軍の前進が顕著

    ウクライナ軍参謀本部は連日「戦闘が最も激しいのはハルキウではなくドネツ…

コメント

  • コメント (57)

  • トラックバックは利用できません。

    • 黒酢
    • 2025年 7月 27日

    >ウクライナが公式にマリイフカ喪失=ロシア軍のドニプロペトロウシク州侵入を認めるには時間がかかるだろう。

    タイミングが悪すぎますよね。
    先日ゼレンスキー氏が汚職対策機関への規制と独立性を制限する法律に署名した事により、ウクライナ国内で抗議デモが発生したってのに、この流れでロシア軍のドニプロペトロウシク州侵入を認めてしまえば、度重なる防衛戦略の失敗によりゼレンスキー政権への風当たりが更に強くなるでしょうね。

    63
      • Amm
      • 2025年 7月 27日

      というか、ド直球にいつまであの無能をのさばらせるつもりなんだろう。彼を歴史の表舞台に永遠と立たせていること自体が西欧全体のダメっぷりを際立たせてしまう。
      民衆が選挙で強い指導者を求める土壌には必ず腐敗と汚職がある。腐敗と汚職を倒せなければ、民主主義など自壊するに決まっているのになぜ私たちは民主主義の敵を英雄視しないといけないのか全く意味がわからない。

      86
        • cosine
        • 2025年 7月 27日

        スラブ圏の国に「救済」をもたらす動機なんてありませんから奴さん達には。
        ウクライナやベラルーシ、そしてロシアに対しても傀儡なり弱腰な駒なり置いて資源と労働力を破格で簒奪することを「本来それが当然である」くらいにしか考えてないでしょう。

        「傀儡政権」の件の法案は叩かれているように、英雄視なんていう奴さん達すらとっくにやめたことをなさる必要など当然ありませんよ。

        弱った国は喰われる摂理には抗えぬのです。
        だからこそトランプの靴を嘗めてでもな国もあるのですから。

        43
        • とおりすがり
        • 2025年 7月 27日

        その無能とやらが誰を指してるかわからんが
        ゼレンスキー大統領なら彼以外では2022年の段階でウクライナが崩壊しててもおかしくなかったともうよ?直前にあったアフガンのガニ大統領みたいに
        正直2023の攻勢から成功!と華々しく言えるものないけど国力で大きな差がついてて国外からの援助も不安定だしでまだ頑張ってる方じゃないかね

        ついでに言うと彼を大統領に据えることについては紛れもなくウクライナ国民の選択の結果だし、元々の任期過ぎてる件にしても国会が是認してたしな。
        それこそが民主主義の結果じゃないかな

        21
          •  
          • 2025年 7月 27日

          ウクライナとアフガンを同一視するのはおかしい。
          アフガンみたいに国民に戦う意思がない訳でもなく、むしろ従軍しているウクライナ兵の士気の高さと粘り強さによって、ロシアに対する不利の中でもここまで戦えてると言える。
          贔屓目に見ても大統領がやってるのは、そうやって国のためにロシアに抵抗しているウクライナ兵に、必要な弾薬も増援も送らずに都市と共に玉砕を強いてるだけだろ。

          68
          • NIVEA万能論
          • 2025年 7月 27日

          大統領がゼレンスキーでなければそもそも戦争自体が起こっていなかったと思いますよ。

          100
            • Panzer
            • 2025年 7月 27日

            全く同感です

            49
            • とおりすがり
            • 2025年 7月 27日

            2014年のクリミアや東部動乱の時はゼレンスキー氏は大統領じゃなかったけど起きましたので時間の問題では?
            それかロシアに平身低頭して独立国でなく保護国化を受け入れるかですな

            18
              • hoge
              • 2025年 7月 27日

              事実関係は逆なんだよなぁ
              アメリカが工作してロシアが怒るってのが繰り返されてる
              2014年も2022年も仕掛けたのはバイデン
              その前がNATOの拡大を強硬に進めたブッシュ
              バイデンがボケ老人でブッシュがバカであったことを考えると
              大統領の周辺を固める戦争ケインズ主義の推進者が元凶だろ
              アメリカは猟官制で財界と政界がつーつーでつながってるからな

              そうやって戦費に社会資本を傾斜配分した結果、自滅しかかってるのが現在のアメリカw
              どうしようもない国だねw

              68
                • とおりすがり
                • 2025年 7月 27日

                バイデンとブッシュではそもそも民主党と共和党で支持基盤からことなるし
                戦争ケインズ主義者って言うけど軍需部門の売り上げそんな大したことないよ?
                軍需専業だとまず世界一だろうLMのこの数年の年間売上高が700億ドル前後
                ウォルマートだと年間売上高7千億ドル前後

                15
                  • 2025年 7月 28日

                  国としては少額でもCIAとリベラルホークの懐には莫大な金額ですね
                  その売り上げと票田を享受する勢力にとっては死活問題でしょう

                  10
          • 名無しさん
          • 2025年 7月 27日

          >ゼレンスキー大統領なら彼以外では2022年の段階でウクライナが崩壊しててもおかしくなかったともうよ?

          アメリカからロシアが侵攻してくるという情報を無視して軍の水際配備を怠ってあっという間に今と変わらん面積を占領されてる。
          国家反逆罪レベルの失態してる。
          開戦前にも予備役総動員して軍を配備していれば、当時の18万の露軍は簡単に突破できてない。
          当時からウクライナ軍は強力だった。
          こういうことはタブーになってるがウクライナの軍人やジャーナリストでこういう意見もあるのよ。

          26
            • たむごん
            • 2025年 7月 27日

            まさに仰る通りです。

            ウクライナ経済に悪影響だから、西側諸国は余計なことを言うなと、ウクライナ戦争直前に記事になっていたのを思い出しました。

            (特に南部は)ペレコープ地峡(ウクライナ南部~クリミア)などの隘路に、地雷や防衛線をまともに設置しなかったのが、仰るようにロシア軍が南部を一気に突破した要因ですね。

            >ゼレンスキー大統領は首都キーウ(キエフ)で記者会見し、侵攻が迫っているとする警告が、ウクライナ経済を危険にさらしていると述べた。

            (2022年1月29日 ウクライナ大統領、西側諸国は「パニックを作り出すな」 ロシアとの緊張めぐり BBC)

            17
            • とおりすがり
            • 2025年 7月 28日

            水際配備って下手したら最初の1撃で包囲なりされて悲惨な事になる訳ですが
            そもそもウクライナにおいて総動員が2022/2/24になった事考えても無理じゃね?
            もっと早く総動員かけるべきだと言うかもしれんがそれを挑発だとして侵攻の引き金を引いたと言われるリスク考えたら無理だったのではと

            14
              •  
              • 2025年 7月 28日

              実戦モードの中国の艦隊が日本に迫ってきてる時に中国を刺激してはならないと言って自衛隊を出動させない総理がいたら国賊でしょ

              10
                • 名前はまだない
                • 2025年 7月 29日

                今からモンハン始めるならなにがおすすめ?

                3
          • kitty
          • 2025年 7月 27日

          自国の兵士の給与も外国に払ってくれなんておねだりできるメンタルの持ち主はそうそういないですよねえ。

          32
            • lかず
            • 2025年 7月 29日

            おっとトランプ大統領の悪口はそこまでだ
            彼の言い分まで駐日米軍駐留費を上げると米軍が傭兵化するんだがいいんだろうか

            3
        • paxai
        • 2025年 7月 27日

        ウクライナ人の気質に合致した大統領じゃないですかね?
        汚職とか民主主義とかを超えた理解し難い気質を持った国だと思う。

        35
    • NIVEA万能論
    • 2025年 7月 27日

    ロシア国防省がドニプロペトウシク州への侵攻を発表するも実際に侵攻した証拠がしばらく出て来ず、個人的には戦力誘引のための情報戦ではないかとすら思ってましたが。

    6
    • cosine
    • 2025年 7月 27日

    私生活の急な慌ただしさでしばらくあまり追えなかったうちに、東南亜など他所も含めてなかなかなことになっておりましたね…

    前記事もふまえ、ウクライナ側も何処かでの反撃は出来ているもののそれはロシア側にとっては相手に分散と消費を強いるための助攻の箇所であり、本腰入れられた主攻への対抗はさらに苦しくなっているという認識でよいのでしょうか。

    後は、ロシア側が「50日」をどう意識しているのかにもよるといったところですかね。

    23
    • M774A6
    • 2025年 7月 27日

    >近日中にドニプロペトロウシク州で緩衝地帯の形成が始まると予想されている”

    いったん実力で形成した「緩衝地帯」を相手国内側へ押し込んで元の「緩衝地帯」を自領としていく。これは一般的には侵略というんですよ。
    ロシア側にはロシア側の譲り難い理屈や動機があることもある程度は理解しているつもりですが、政権からの発信ではないにせよこんな記述を見せ付けられるとどうにも。

    15
      • 名無し
      • 2025年 7月 27日

      アメリカ含むG7がイスラエルのそれを阻止してたらダブスタにはならなかったんですけどね

      67
    • 名無し
    • 2025年 7月 27日

    >マリイフカの南には集落を保護する渓谷、複数の対戦車壕、防衛陣地があったにも関わらず、
    >ここを守っていたウクライナ軍部隊の防衛ラインは比較的早く崩壊した。

    貴重な人命と装備を2年前のハバムート、ザポリージャ、クリンキに去年から今年に掛けてのクルスクで無駄遣いしたツケが来たな

    62
      • 朴秀
      • 2025年 7月 27日

      名将ゼレンスキー閣下の戦略眼が光りますね
      特にクルスクで精鋭を撃滅したのは影響が大きそうです

      • たむごん
      • 2025年 7月 27日

      クルスク侵攻の失敗が、本当に手痛いですよね。

      戦略予備・予備部隊があれば投入できるわけですから、仰る通り喪失してしまえば、なんとも厳しいなと…

      25
    • nk
    • 2025年 7月 27日

    ドニプロ州は防衛ラインどこに引いてあるんでしょうかね、この状況で前線に兵員を送り込んでも余り意味を成さないと思うので有利な場所で守りたい所ですが汚職やら準備不足やらで強固な防衛ラインが無いとかだと一方的にやられるだけになると思うけどどういった対処をする算段なんだろうか。

    29
      • a.k
      • 2025年 7月 27日

      そう言えば「ゼレンスキーライン」って、結局何所に存在していて、どの程度完成していたんでしょうかね?

      誰かのポケットの中に消えてる?

      49
        • 無名
        • 2025年 7月 27日

        もし仮に、何処かに存在していたとして
        1割も完成してなさそう

        21
          • 名前はまだない
          • 2025年 7月 28日

          有事には国民は自衛隊を助けるべきでしょう

      • hoge
      • 2025年 7月 27日

      > ドニプロ州は防衛ラインどこに引いてあるんでしょうかね

      これだよね
      一大拠点と言われていたバハティルがびっくりするほどのスピードで飲み込まれたし
      今のところ強固に見えるのはノヴォパヴリヴカの東側と南側だけ

      ヴェリカノヴォルシカが落ちた時に妄想していたドニプロペトロウシクから大きく迂回してドネツクを包囲してしまう動きがリアリティを増しつつある

      30
        • 匿名
        • 2025年 7月 27日

        ドネツク州の北半分を大きく迂回・包囲できるし、南からハリコフも危ない

        10
    • cosine
    • 2025年 7月 27日

    記事は一地の例でしかないとはいえど、それでもこれまでを含めるとロシア側の「旗を其処彼処に掲げられる余力」と「旗の量産に回せる余力」を想起させるなぁと。

    AI・ITなるそのものには形無き存在が社会に大変革をもたらしていくことが想定されている時代にあっても、「人間そのものを含めた実物」の存在による力が失われるわけではないのだと、それこそがロシア・プーチンから此度に思い知らされたこと…でしょうかね。
    だからこそ各国、遅ればせながらも実物戦力(人員含む)の復活へとてんやわんやになっていると。

    23
      • 伊怜
      • 2025年 7月 28日

      まぁ国旗なんてアリエクで200円くらいで買えるし…

      1
    •  
    • 2025年 7月 27日

    ドニプロ州に侵入するのも、結局はザポリージャやクラマトルスクに向かう迂回路として利用する為だろうし、結局ウクライナ側としては
    1. ドローンでロシア歩兵の活動を偵察する
    2. 散髪的な砲撃でロシア歩兵、砲兵の活動を拘束する
    3. ロシア兵を拘束している間に出来るだけ多くの塹壕を掘る
    4. 砲撃に塹壕を破壊されたら、後ろの安全な後退壕に避難する
    の繰り返しをする他ないだろう。これがもう少し効率化すればロシア
    を止められるかもしれないけど。

    4
      • a.k
      • 2025年 7月 27日

      それやるだけの頭数どころかロクにその為の資材も機材も無いのが今のウクライナでは?

      100人入るはずの塹壕作って、中に入っているのは10人で一人当たりの担当面積数百メートルとか、意味が無いので。

      40
        •  
        • 2025年 7月 27日

        資材も何も無いのは同意するが、塹壕さえ作れない訳でもないだろうに。
        それに100人入る塹壕を無理に作って10人で守るより、10人入りの塹壕を10箇所に設ける方が10人で戦う上では有意義な訳で、そこら辺の管理を後方の部隊司令部がやれば良い話だろうに。

        3
          • 納豆兵
          • 2025年 7月 27日

          そんで塹壕にドローンで侵入して吹っ飛ばされるだけな気がするな…。

          20
            •  
            • 2025年 7月 27日

            塹壕自体分散すれば、一つの塹壕が運悪く見つかっても、別の塹壕は全て残る訳で、ドローンと言えども人のいない塹壕を全て見つけるほど優秀ではないし、全ての塹壕を破壊し尽くす程暇でもないだろう。

            6
          • 無名
          • 2025年 7月 27日

          以前ウクライナの将校が、新兵(欧米で訓練を受けた兵士含む)は用意された塹壕がないと勝手に撤退する。作れと命令してたら激怒する。とインタビューで言ってました。

          28
      • 伊怜
      • 2025年 7月 28日

      >散髪的な砲撃でロシア歩兵、砲兵の活動を拘束する

      拘束どころか一発撃ったら数倍飛んでくるような状況なんですが…

      17
    • 通りすがれ
    • 2025年 7月 27日

    続ければ続けるほど条件が悪くなるだけだし大逆転などNATOが派兵しない限り0%だということもわかりきっているだろうにまだゼレンスキーは停戦交渉に本気にならないんですかね(まあ停戦して英国の警護が外れたら高確率で暗殺されることもわかっているでしょうが…国内にも敵が多すぎるので)
    こういう指導者を選んでしまったのも国民なので仕方ないのですが

    67
      • たむごん
      • 2025年 7月 27日

      仰る通りです。

      超超1流の政治家でなければ決断できないでしょうし、超超1流でなければ政治家集団を統率できないですから、停戦合意まで持っていけないのかもしれませんね。

      アルメニアのパシニャン首相が、政治的に苦しい中で不利な停戦を決断・停戦後も猛烈に批判されていたわけですから、優秀な決断力を持っているなと考えてしまいます。

      26
    •  
    • 2025年 7月 27日

    もう少し郊外にも塹壕線を敷かないと郊外の戦いで負けて都市を包囲される何時もの輪廻を何度も繰り返すだけだと思う。
    ここの記事で後方の拠点からポクロウシクにトラックで向かうとロシア軍のドローンに見つかって危険だみたいな話があったけど、そりゃ前線10km圏内に敵ドローンがいるのは当然だろう。
    だからロシア軍は毎日塹壕を掘って、その毎日掘った塹壕を数珠繋ぎに少しずつ部隊として前進してきている訳で、同じようにウクライナ軍も10km圏内ではもっと緻密に塹壕をこさえれば、少しずつでもトラックよりは安全に増援を前線に送れるし、数km単位での後退も必要ない。

    18
    • たむごん
    • 2025年 7月 27日

    ドニプロペトロウシク州の東部は、平野・低地・草原・農地ですから、強化した防衛線を破られると防衛は苦しいでしょうね。

    ウクライナの資源が、外交面でもたびたび浮上してきましたが、ドニプロペトロウシク州はドンバスに劣らない資源埋蔵地域になります。

    国内政治面でも痛手になりますし、外交面でも戦後復興を描いていくうえで痛手になるかもしれませんね。

    23
      • 匿名
      • 2025年 7月 27日

      地図でも分かるけど、ドニエプル川を跨いでるとはいえ、東はドネツク州・北はハリコフ州・南はザポリージャ州・西はヘルソン州、そして州都のドニプロ市自体がハリコフ〜オデッサ・ニコラエフ間の幹線道路のちょうど中間と、ウクライナの東南部における交通の要衝なのよ。

      16
        • たむごん
        • 2025年 7月 27日

        仰る通りですね。

        ザポリージャ市・ドニプロ市が、補給に加えて、前線部隊・ボランティアの休息に使われているという話しを聞きました。

        今後、ザポリージャ州南部防衛線を迂回するような動きにも繋がっていくのか、注目したいと思います。

        9
    • 匿名
    • 2025年 7月 27日

    あれ?日本ではすっかりウクライナが戦争に勝利して、ロシアは滅亡寸前という『雰囲気』が支配的なのにこんなのおかしいよ(棒)

    42
      • 2025年 7月 27日

      全線の苦境を誤魔化すかのように「ロシア経済はもう限界」がトレンドになってるけど実際の懐事情はどうなってんだろう?

      20
        • 匿名
        • 2025年 7月 27日

        ロシアは失業率はむしろ兵隊の調達に困るぐらい低いし、よく聞く中国ほど外資依存でも無ければ、ほぼ無借金財政の国なんだよな。

        30
        • たむごん
        • 2025年 7月 27日

        金(Glod)の外貨準備に注目すれば分かりやすいなと。

        ロシアの金保有量が減っていないので、海外との貿易決済なんだかんだ回っていますね。
        貿易赤字が続いている+貿易決済の経済制裁が致命的であれば、金が流出してく可能性が高いからです。

        金価格も上がっていまして、ウクライナ戦争中に値上がりもしていて、40兆円くらいの価値になっていますね。

        38
          • 匿名
          • 2025年 7月 27日

          あと、よく言われるほど原油の輸出頼みの国でも無い

          22
            • リンゴ
            • 2025年 7月 27日

            オーストラリアの方が産業構造の複雑性低くてヤバいと聞くな
            基本資源頼みは機械によって最大限まで効率化されて大した雇用を確保出来ないから、どうしても給付型の経済になる
            けど、それもやらないからホームレスが溢れ始めているという……

            18
              • たむごん
              • 2025年 7月 28日

              雇用の吸収力は、製造業がやはり高いですからね。

              日本でも、キラキラ見えるものに目が行きがちの人を見かけますが、製造業が衰退すれば失業者増えるのになあと見ているときがあります。

              20
      • ポレ
      • 2025年 7月 27日

      ロシアの政府債務って
      GDP比で30%くらいだし
      主要国でロシアより財務の良い国なんか
      無いんじゃないの
      日本人は自分の国の心配した方が良いと思う

      43
        • マミー
        • 2025年 7月 27日

        ロシアってデジタル信じてるのかな?現物しか信じない様に思えるのだけど。

        1
          • ゴモラ
          • 2025年 7月 28日

          独自のステイブルコイン発行したりハッキング集団至りと意外とサイバーも頑張ってますよ。

          13

ポチって応援してくれると頑張れます!

にほんブログ村 その他趣味ブログ ミリタリーへ

最近の記事

関連コンテンツ

  1. 米国関連

    米陸軍の2023年調達コスト、AMPVは1,080万ドル、MPFは1,250万ド…
  2. 米国関連

    F-35の設計は根本的に冷却要件を見誤り、エンジン寿命に問題を抱えている
  3. 中国関連

    中国は3つの新型エンジン開発を完了、サプライチェーン問題を解決すれば量産開始
  4. 欧州関連

    トルコのBAYKAR、KızılelmaとAkinciによる編隊飛行を飛行を披露…
  5. 北米/南米関連

    カナダ海軍は最大12隻の新型潜水艦を調達したい、乗組員はどうするの?
PAGE TOP