ホワイトハウスのカービー報道官は昨年末「議会が追加資金を承認するまで次回のウクライナ支援が最後になるかもしれない」と述べ、米国は12月27日に2.5億ドル相当の支援パッケージを発表したが、カービー報道官は3日「緊急予算が可決されるまで武器提供を停止せざるを得ない」と認めた。
参考:Ukraine Situation Report: U.S. Aid Funds Have Run Out
参考:Major General Pat Ryder, Pentagon Press Secretary, Holds a Press Briefing
参考:How the US keeps funding Ukraine’s military — even as it says it’s out of money
カービー報道官が「緊急予算が可決されるまで武器提供を停止せざるを得ない」と認める
大統領権限によるウクライナ支援、つまり米軍備蓄からの引き出しは即応態勢維持の観点から「支援のため引き出される武器・弾薬」と「引き出した武器・弾薬の補充」はセットでなければならず、12月14日時点で大統領権限には約44億ドル、国防総省には武器・弾薬の補充資金として約10億ドルが残っているものの、ライダー報道官は12月14日「44億ドルをウクライナへの武器提供に全額使うことも選択肢として残されているが、これは厳しい選択肢だ。なぜなら我々自身の即応態勢とウクライナが必要とする支援の継続能力について決断を迫られているからだ」と言及。
ライダー報道官は「議会が(ウクライナ支援向けの600億ドルが含まれる)緊急予算を可決するまで44億ドルを小出しにして支援を続けるのか」という質問に「それは選択肢の1つだ」と述べ、AP通信は「兵器の補充資金は大統領権限の1/4しかないので44億ドルを全て武器支援に回すことは難しい」と報じている。
要するに大統領権限に残された44億ドルという数字は「実際の資金」ではなく「44億ドル分の武器・弾薬を米軍備蓄から引き出す権限」で、実際に引き出された武器・弾薬を補充する資金は10億ドルしか残っておらず、44億ドル分の権限を行使すれば「自国の即応態勢」に34億ドル分のギャップが生じるため「決断を迫られている」という意味なのかもしれない。
ホワイトハウスのカービー報道官は12月18日のブリーフィングで「年内に新たなウクライナ支援パッケージを予定しているが、議会が追加資金を承認するまでこれが最後の支援になるかもしれない。我々は物資を補充する権限がなくなる」と述べ、米国は12月27日に2.5億ドル相当のウクライナ支援パッケージ(HIMARSやNASAMSの追加弾薬や含まれている)を発表したが、カービー報道官は3日「もうウクライナに軍事支援を提供する資金は尽きた」と述べている。
カービー報道官は「昨年末に最後の支援パッケージをウクライナに提供した」「これを継続するには議会からの支援を受けなければならない」と3日のブリーフィングで語り、ウクライナへの武器提供は議会が何のアクションも起こさないと停止されるのかという質問に対して「そうせざるを得ない」「我々は残っていた資金で最後のウクライナ支援パッケージを提供した」「ウクライナに追加の支援を提供するには緊急予算案の成立が不可欠だ」と述べ、現状でウクライナ支援を継続できる「マジカルポット」は存在しないと付け加えた。
大統領権限に残された44億ドルと国防総省がもつ10億ドルの補充資金(11月頃から10億ドル残っていると主張しているもののウクライナ支援パッケージ発表後も10億ドルのまま)に関する詳細な說明は無いので、上記の話(44億ドル分の権限を行使すれば自国の即応態勢に34億ドル分のギャップが生じる)は管理人の予想に過ぎないが、カービー報道官が「緊急予算が可決されるまで武器提供を停止せざるを得ない」と認めたため米国のディフェンスメディアは「支援資金が枯渇した」と報じている。
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※アイキャッチ画像の出典:Petty Officer 1st Class Carlos M. Vazquez II/CC BY 2.0
こうなるとエイブラムスやF16関連などの明らかにコスパの悪い兵器の提供に莫大な予算を費やしたのが悔やまれる
これらよりも各種弾薬の安定供給の方が圧倒的に重要だと思うが
遅いかもしれないがウクライナは他人の金で貰えるモノはなんでも貰うという姿勢は改めるべき
ウクライナはエイブラムスやらを維持運用できる国じゃないですからねえ。
まあ、西側は数より質で、その質の兵器を整備して長く運用するって感じだけど、ウクライナでの戦争は数が無いなら戦況に影響はなく壊れてそこでお終いだし、所詮兵器は消耗品って前提の大量消費になってますしね。
ただ弾薬やらはもう欧米諸国の備蓄の底が見えるほど提供して、生産が間に合わないとかそんなんじゃないでしたっけ?
欧米が提供した数と同じ数を韓国が供給出来た辺り、欧米の生産能力が落ちてるのもあるんでしょうけど、そこを設備投資して増やす判断は民間は無理だから国がするしかないけど……出来るんですかね。
侵略された形のウクライナには申し訳ないが、何かをきっかけに戦争を終わらせにいかなきゃいけない。
日々応酬や一進一退では止まらない。
一見すればウクライナが追い込まれた状態だが、追い込まれた状態なら条件を飲むと思って交渉のテーブルにロシアをつかせて中印その他、どこかしらの国に花を持たせ仲介してもらうのも考えてほしい。過去の歴史における停戦や終戦の交渉ごとでは実際あったわけで。
ロシアにしても、パイプライン、安全保障、東部や南部の輸送ルートの問題が解消されるなら全土掌握にそこまでこだわっていないはずで、アメリカとウクライナの太い支援パイプが切れた現状を「ロシアが求める形にできるチャンス」として暴力以外の手段をとってほしい。
大したイデオロギーや動機すらなく、人間と資源がただ摩耗していくだけの戦争はほんと不毛だ。
どこかで戦争を終わらせるべきなのは心底同意なのですが、去年の停戦に向けた話をウクライナ側が蹴ったという話(トルコ情報)があるので「アメリカの支援が切れそうだから停戦したいです」が通用するとは思えません
つい先日、ベルゴロドの民間区域にMLRSブチ込んだのも明らかにマズく、状況としては戦うのも停戦に向けて話し合うのもどちらも厳しいように見えます
どういう落とし所なら両者が合意できるのかが正直見えてきません
もうテロで対抗するしかないんだろうな
現実的には、アメリカはウクライナを非対称戦へと誘導したがってる気配がありますね。
まあ、戦力差がこれだけある時に正面戦争なんてやる価値は無いですし,歴史的にも「占領された後にゲリラで敵国を泥沼に引きずり込む」のが弱者の基本ですね。
ただ、それは文字通りの泥沼ですから、今までのようなカッコ良くてスマートな西側戦術ではなく。
自爆テロと暗殺主体の、まあ、「ウクライナの身の丈に合った戦争」になることでしょう。
完全に同意見です。敵の本拠地である首都モスクワを攻撃することで自分達に
まだ戦う力が残っていると見せつけるとかなら多少は意味はあるかもだけど、
軍事的に無意味な単なるパフォーマンスとして辺境を焼いただけだと単に
降りかかる火の粉が増すだけということすら想像できなかったのですかね。
とうとう資金が尽きてしまうのか..
ウクライナにとってはEUのBプランが最後の頼み、ハンガリーが妨害しませんように 🙏
ウクライナへの資金が尽きた!
と叫びながら、大統領権限でイスラエルに次々に支援パッケージが送られるというダブルスタンダードにはもはや突っ込む気力も失せる
イスラエル関係は議会が首を縦に振る見込みがあるからでは?皆大好き民主主義ですよ。
社会主義がお好みですか?
ホントですよねー
ネオコン、アメリカに作られたウクライナ、戦えるポーズはするが、全部おんぶにだっこ。と、違い自律してるイスラエルですから。
社会主義はどちらかというと資本主義の対義語であって、社会民主主義もありますから。
まあ、世界で最も成功した社会主義国にして、万世一系の大君を頂く立憲君主主義国の臣民としては思い入れはありませんかね。
まさに仰る通りです。
空母機動部隊を2チームも送ったり、近隣に空爆していますからね…。
イスラエルロビーのアメリカ議会への影響力の強さはイスラエル建国以来の努力の賜物ですよ
たかがソ連旧構成国が喚いたところでアメリカの政治家が簡単に耳を貸すほど楽なものではない
軍事支援も、リードタイムがあるわけですから、しばらく物資は届くと思います。
(あくまで仮定です)海外から西ウクライナに1ヶ月・前線輸送に1ヶ月と仮定すれば、リードタイムの関係で2ヶ月は通常通りという考え方です(完全なる想像です)。
ただ、現場はそれを見越して弾薬消費を抑えたり備蓄を進めるはずですから、応戦はできるものの戦闘に影響がでてくるのでしょうね。
外国のカネ・モノといった喜捨に頼って、戦争を続ける事は本当に厳しい…。
トップリーダーは、余力のあるうちに停戦決断する必要があるのですが、なかなか難しいものですね。
プーチン大統領の停戦意向が、最近報道されていますが、ゼレンスキー大統領がどういった決断をするのか注目しています。
まさに仰る通りですね、クーデターは歴史でもよくありますし…
盗聴器も有耶無耶ですが、中枢・上層部に仕掛けられるとなると内部からなのかなあと…。
二大勢力に挟まれた小国は両陣営に配慮した繊細な政治手腕が求められます。
どちらかの陣営に極端に擦り寄った政治を行えば、忽ち戦火を招き国は消えてなくなります。
耳障りの良い言葉を語るだけのピエロを選んだポピュリズムの末路を、我々はしかと見届けなければなりません…。
>耳障りの良い言葉を語るだけのピエロを選んだポピュリズムの末路
アテネの扇動者クレオンや、フィレンツェ共和国のサヴォナローラと同じ道を辿るのですかね。
革命フランスのロベスピエールは別の方向で歴史に名を刻みましたが、ゼレンスキーがロベスピエール路線に転じたらキエフの民にとっては最悪でしょう。(ザルジニー総司令官にナポレオンを務める覚悟があるかどうか)
まさに仰る通りです。
モンゴルは丁寧に対処していますし、フィンランドもウクライナ戦争まで格別の配慮をしてきました。
ウクライナも以前は、ロシアからパイプライン収入を獲得・天然ガスの格安契約・盗むなど、ロシアを上手く巧妙に利用してきたんですけどね。
ポピュリストは、いつまでも停戦決断を先延ばししていますが、いつ決断できるのか・どこまでの惨禍が許容範囲なのでしょうか…。
議会制民主主義の否定ですか?
議会が虐殺をせよと命じたら、断固拒否するのが近代国家の国民に要求される資質なので
そんなルールは無いですよー
戦後の日本は独立回復のため、
「過去の侵略を反省し」
占領軍GHQの指示、方針に沿った
「平和憲法」
を作り、また70年間いろいろありつつもおおむねその理念を守り、戦争の当事者である今のウクライナにも武器弾薬を供与せずに通してきたわけです。
憲法改正を主張する政党、派閥もありますが、単に議会で過半数というだけでは、安易にそれはできないような法律の体系になっています。衆議院と参議院の二院制なのも
「衆愚政治」
に対する警戒からです。
一方でアメリカでは、朝鮮戦争やベトナム戦争での大きな失敗、敗北があってもあまり深刻な反省はされず、1980年代には逆に軍拡路線となり、湾岸戦争、イラク戦争、アフガニスタンやシリアへの米軍派遣と、延々と国外での軍事作戦、親米政権への軍事支援が続けられてきたわけです。
議会での議決を経ずに、大統領の独断だけで国外での軍事作戦や、外国への軍事援助もできましたが、結局失敗することも多く、今のウクライナもまたそのパターンになりつつあります。
国防権限法は成立している様ですから。
あと3億ドル(’24年度分対ウクライナ軍事支援)
までは追加されるのでしょうか?。
であれば、合計13億ドルでしょうか。
暫くの間、これを小分けして使うのかな。
それはウクライナ安全保障支援イニシアチブ(USAI)を補充するためのものなので、米軍備蓄から武器や弾薬を引き出してウクライナに提供する大統領権限(PDA)向けの資金ではありません。
ご教授ありがとうございます。
アメリカという国はいつも同じ
敵の敵は利用価値があるというロジックで
鉄砲玉に仕立て上げるが
都合が悪くなればポイ捨てか敵対です
南米の反共独裁政権に南ヴェト、
タリバン、フセインのイラク、
傀儡アフガンと、みんなそのパターン
ロシアのミルブロガーはいずれ追加予算決まるし長期戦になる。みたいな見立てが大半だったけど最近のアメリカの反応を見てると本当に打ち切りしそうだな。
バイデン政権に何としてでも資金を工面しウクライナを勝たせる!みたいな覇気が感じられないのよ。私の感覚が正解かは分からないけどさ。
もし仮に追加予算が決まったとして今年戦い抜けたとしても11月の米大統領選挙次第でどうなるかわからないという問題もありますからねぇ…
ロシアはプーチン大統領が続投するのはほぼ決まりでしょうけど、アメリカにもしトランプ大統領が誕生したならば25年はもう絶望的でしょう。
まあその前にウクライナが大統領選挙をやるのかどうか、やったとしたらどうなるのか。
「自由と民主主義」を標榜するゼレンスキーは選挙を延期したい様子だけど、不満の噴出してる現状では国内外からの厳しい批判や失望があるのは間違いないでしょうね。
停戦するならもう今年しかないんですけどその勇気があるかどうか。
>ウクライナが大統領選挙をやるのかどうか
現在、戒厳令を出していてその規定上、選挙はできないそうだ。また、憲法に選挙の告示日などの規定があって去年の11月30日までに選挙をやると決めなければならなかった由。というわけで、任期満了を以て規定通り、予定通りの大統領選を行うということはないそうな。
手続きを満たして選挙となると少なくとも一時的に戒厳令を解くくらいのことは必要だが、戦争がなかった時のネタニヤフのようなもの(戦争を口実に自身への刑事手続き等を止めていた)で、恐ろしすぎてゼレンスキーは絶対嫌だろうね。
このまま、選挙をやらないだろう。もしまともな選挙が出来たならば開戦前の支持率が2割程度だった以上、再選の目はないわな。ゼレンスキーが公約を実行しなかったから戦争になり、ウクライナの「1+1」局の報道だと112万のKIAとMIAを出したそうだが、膨大な人命と国富の喪失はなかったのだから、国民が許すことはない。他にも無茶苦茶なネオリベ政策やら野党つぶしやらやったし分断と弾圧を進め白色テロを煽っていたんで落選したら、即ムソリーニだろう。
バイデン政権のやってることを外形的に見れば、
「共和党のせいにしてウクライナを敗北させる」という戦略ですね。ウクライナ戦争をこのまま継続して11月の大統領選挙に入ったら底なしに要求される戦費を理由に惨敗必至です。しかし、かといって、いまさら露骨に支援を一方的に打ち切るわけにもいかない。
このジレンマを解消するには,
「我々はウクライナを救いたかったのだーしかし共和党の妨害で救えなかったのだー我々は悪くないのだー」という構図を作って全部共和党のせいにして有耶無耶にしてしまうのが最も合理的な結末です。
ドイツやイギリスはまたちょっと違う結末を描いているようですが、アメリカはもう手を引く気満々ですね。
>バイデン政権のやってることを外形的に見れば、「共和党のせいにしてウクライナを敗北させる」という戦略
それよりも法律と対議会戦術で手の打ちようがなくなって開き直ってるように思う。バイデンは最も共和党に近い議員だったが今、バイデンが対立しているのは取引に興味のないトランプ派の原理主義的な共和党議員で、ウクライナ問題がバイデンにもっともダメージを与えると知ってやっているから手打ちのしようがない。
バイデンはネオコンな人(おまけにシオニスト)でウクライナに10年かそれ以上、手を突っ込んできたし、その中で息子が象徴だがウクライナ利権を築いてきたと。で、先の大統領選ではそこをトランプに突かれて結構怖い思いをしていた。ウクライナが負けるか、負けそうになれば隠させていた旧悪がウクライナに明白な証拠とともにバラされてしまう(「ウクライナリークス」じゃね)だろう。そうなれば親子で刑事裁判沙汰になって非常にきついことになる。だから、本心は何としてもウクライナを支援したいが、まともなやり方ではもう無理。押せば従う韓国や日本を使って迂回支援とかイラン・コントラ事件方式(議会の監視と監査と統制を避け、南米の反政府極右テロ組織コントラに違法&秘密援助するため、敵対国のイランに兵器や部品を違法に売って裏金を作った)とかでちょろちょろとやるのが現状では精いっぱいだろう。
もうね、反攻作戦が失敗した後も、クリミア半島含む全土奪還の目標を、1ミリも動かそうとしないゼレンスキーに、みんな内心では、付き合ってられないわ。と思ってるのではないでしょうか。
アメリカもEUもウクライナも緊迫感がそこまで感じられないんですよね
日付が未来になってる小切手とか後年度負担(後払い)とかで現物(特にパトリオットの弾や防空兵器)だけ普通に送ってるような気がしないでもない